JP2007313077A - 電気洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、循環経路を塞ぐ手段や粉末洗剤溶解装置を備えることなことなく、安価で構造を複雑化することなく洗剤の溶解が良く行なわれる電気洗濯機を提供をすることを目的とする。
【解決手段】
本発明は、洗濯水を溜める外槽と、前記外槽内に回転可能に設けた洗濯兼脱水槽である内槽と、前記外槽の底部に溜る洗濯水を吸い上げて前記内槽内に降り掛けるように循環させる洗濯水循環機構と、前記洗濯水循環機構に含まれる洗濯水循環経路、および洗濯水を吸い上げて循環させる電動循環ポンプを有する電気洗濯機において、前記電動循環ポンプの吸い上げにより、洗濯水が前記洗濯水循環経路を途中まで上ったら前記外槽の底部に戻す洗濯水の往き来を繰り返して洗濯水に含まれる洗剤を溶解する洗剤溶解機能を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、外槽に溜まる洗濯水を汲み上げて内槽内に存在する洗濯物に降り掛ける循環ポンプが含まれる洗濯水循環機構を備えた電気洗濯機に関する。
洗濯水循環機構が備わる電気洗濯機は、洗濯物に洗濯水を振り掛けながら洗濯が行なわれるので、洗浄が良く行なわれる。また、洗濯物に上から洗濯水を掛けるので、洗濯水の水面に洗濯物が浮き出ても洗われるので、少なめの洗濯水量で洗濯できる良さがある。
特開平7−68082号公報
この種の電気洗濯機は、未溶解の粉末洗剤を含む洗濯水を循環ポンプで揚水して内槽の上部から洗濯物に振り掛けると粉末が衣類の隙間に入り込み溶解が遅れるので、洗い、濯ぎ性能を著しく低下させる恐れがある。
粉末洗剤を溶解するには、十分に溶解が行われるまで振り掛けないように循環経路を塞ぐ手段が必要である。それには構造が複雑化し、制御や製造作業の複雑化が懸念される。
また、粉末洗剤を溶解する粉末洗剤溶解装置を備えた電気洗濯機はあるが、価格がアップし、構造が複雑になる不具合がある。
本発明は、上記の問題に鑑み、循環経路を塞ぐ手段や粉末洗剤溶解装置を備えることなことなく、安価で構造を複雑化することなく洗剤の溶解が良く行なわれる電気洗濯機を提供をすることを目的とする。
本発明は、洗濯水を溜める外槽と、前記外槽内に回転可能に設けた洗濯兼脱水槽である内槽と、前記外槽の底部に溜る洗濯水を吸い上げて前記内槽内に降り掛けるように循環させる洗濯水循環機構と、前記洗濯水循環機構に含まれる洗濯水循環経路、および洗濯水を吸い上げて循環させる電動循環ポンプを有する電気洗濯機において、前記電動循環ポンプの吸い上げにより、洗濯水が前記洗濯水循環経路を途中まで上ったら前記外槽の底部に戻す洗濯水の往き来を繰り返して洗濯水に含まれる洗剤を溶解する洗剤溶解機能を有することを特徴とする。
本発明によれば、循環ポンプの運転により粉末洗剤の溶解が良く行なわれるので、安価で構造が複雑化しない電気洗濯機を提供できる。
本発明の実施例について、図1〜図7を引用して説明する。
この実施例に挙げた電気洗濯機は乾燥機構が付いているが、本発明は乾燥機構がない電気洗濯機に適用できる。また、この電気洗濯機は縦型洗濯機であるが、本発明はドラム式洗濯機に適用できる。
図1は、電気洗濯機を縦断した状態で示す側面の模式図、図2は、この電気洗濯機の洗剤投入口を示す外観斜視図、図3は、このように構成した電気洗濯機の機能ブロック図、図6は、この電気洗濯機の制御系のブロック図、図7は、コントローラにおけるマイクロコンピュータが実行する基本的な制御処理プログラムのフローチャートである。
図1において、1は、外郭を構成する四角筒状の外枠である。2は、内槽を構成する洗濯兼脱水槽であり、その周壁に通水および通風のための小穴2aを有し、その上縁部に流体バランサー3を備え、底部の内側には回転自在に回転盤4を設置する。
5は、前記洗濯兼脱水槽2を内包する外槽であり、その底部の外側には鋼板製の取り付けベース6を介して洗濯脱水駆動装置7が取り付けられる。この外槽5は、図示説明は省略するが、外枠1の上端部の四隅部に設けた隅板に係止して垂下させた4本の支持棒に緩衝装置を介して支持される。
外槽5は、四方位を4本の支持棒に係合させて均等に支持することにより外枠1の中心部に懸垂される。
前記洗濯脱水駆動装置7は、可逆回転型のコンデンサ分相単相誘導電動機またはインバータ駆動電動機を使用した洗濯脱水駆動電動機と電磁操作クラッチ機構と遊星歯車減速機構を内蔵する。
この電気洗濯は、洗濯脱水駆動電動機と電磁操作クラッチ機構を制御することによって、洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で回転盤4を繰り返し正逆(往復)回転させる撹拌駆動モードと、洗濯兼脱水槽2と回転盤4を一体的に同一方向に回転させる脱水駆動モードを選択に実行する駆動機能を有する。
8はトップカバー、8aは外側衣類投入口、8bは当接面、8cはスイッチ実装面、8dは粉末洗剤投入箱、10は外蓋、10aは後半部、10cは前半部、10dは取っ手部である。
28は洗濯水循環路、32は水冷除湿機構、48は仕上げ剤給水管、49…洗剤給水管、16は散水口、17は噴気口、18は洗剤投入口、19は給水口、27は外部排水ホース、28は洗濯水循環路、32は水冷除湿機構である。
2は洗濯兼脱水槽(内槽)、4は回転盤、4aは傾斜凸面、5は外槽、5bは排水兼排気口である。
図1および図3において、外槽5は、その下部の側壁に水位検出のためのエアトラップ5aを有する。このエアトラップ5aにエアチューブ21を介して水位検出手段である感圧式の水位検出センサ22に接続され、底部には排水兼排気口5bが設けられる。
図2において、8dは、粉末洗剤を投入する粉末洗剤投入箱である。前記粉末洗剤投入箱8dは、洗剤給水管49と接続している。前記洗剤給水管49には給水機構50の洗剤給水電磁弁50aを接続している。
排水兼排気口5bは、図1に示すように、蛇腹管23と内部配管24を介して排水電磁弁25と電動循環ポンプ26の各入水口に接続する。
この排水電磁弁25と電動循環ポンプ26は、外枠1に関連した固定部材に設置する。排水電磁弁25の出水口は、外部排水ホース27に接続する。
電動循環ポンプ26の出水口は、内部配管28と蛇腹管29と内部配管30を介して散水口16に接続する。前記内部配管30の途中には、糸屑フィルタ31を着脱可能に設置する。
ここで、前記排水兼排気口5bと蛇腹管23と内部配管24と電動循環ポンプ26と内部配管28,30と蛇腹管29と散水口16は、洗濯水循環機構を構成する。
洗濯水循環機構に含まれる洗濯水循環経路は、内部配管28、蛇腹管23、内部配管24などを有する。
外枠1の後側面の内側には、水冷除湿機構32を設置する。
この水冷除湿機構32の基本的な構成は、既に知られているように、外槽5内の湿潤した空気を排水兼排気口5bから吸い出し、水冷除湿した後に加熱することによって相対湿度を低下させて洗濯兼脱水槽2の上方から該洗濯兼脱水槽2内に吹き込むように構成する乾燥空気循環系の一部を構成する。
水冷除湿機構32は、図1に示すように、蛇腹管33を介して前記排水兼排気口5bに接続された水冷除湿風路34を備え、この水冷除湿風路34内に水冷除湿板35を設置し、途中に糸屑フィルタ36と電動送風機37を設ける。
水冷除湿風路34は、蛇腹管33から上方に向けて伸びるように設けた上昇風路34a内に前記水冷除湿板35を設置する。
そして、上昇風路34aの上端部から折り返して下方に向けて伸びる下降風路34bを設け、この折り返し部に前記糸屑フィルタ36を着脱可能に設置する。
下降風路34b内には該下降風路34b内を流れる空気の湿度に感応する湿度センサ38を設置する。
この下降風路34bの下端部に前記電動送風機37の吸気口を接続し、この電動送風機37の排気口から上方に向けて伸びる上昇風路34cを設ける。
上昇風路34cの先は、空気加熱管39と蛇腹管40を介して前記噴気口17に接続し、前記空気加熱管39内には循環空気を加熱する電熱ヒータであるPTCヒータ41を内装する。
この電気洗濯機の制御系は、図6に示すように構成されている。
45はコントローラである。操作表示パネル部11に設けた指示入力ボタンスイッチ11aは、各種の洗濯コースを設定するスイッチ群を備える。表示パネル11bは、設定された洗濯コースの表示と各工程(処理)の進行状態や検出した洗剤量を表示する。
12は、電源スイッチ12である。電源スイッチ12が押されると自己保持リレー45dが入る。13は外蓋開閉指示スイッチ、13aは外蓋開閉スイッチ、45cはDC電源回路、14は洗剤量検出指示スイッチである。22は水位検出センサ、38は湿度センサ、46は外蓋全開検出センサである。
45bは負荷駆動回路である。7は洗濯脱水駆動装置、7aは洗濯脱水駆動電動機、7bは電磁操作クラッチ機構7bである。10fは外蓋ロック機構、25は排水電磁弁、26は電動循環ポンプ、37は電動送風機である。41はPTCヒータ、50は給水機構、
50aは洗剤給水電磁弁、50bは仕上げ剤給水電磁弁、50cは洗濯水給水電磁弁、50eは冷却水給水電磁弁である。
前記マイクロコンピュータ45aは、洗濯・乾燥に際して、電源スイッチ12が押されて電源が投入されると起動し、図7に示すような洗濯・乾燥の基本的な制御処理プログラムを実行するように構成する。
洗濯・乾燥の基本的な制御処理プログラムについて、図7を引用して説明する。
〔ステップS01〕
操作表示パネル部11の表示パネル11bを点灯表示し、指示入力ボタンスイッチ11aからの指示入力に従って洗濯コースを設定し、洗濯をスタートする。指示入力がない状態では、標準の洗濯コースまたは前回実施の洗濯コースを自動的に設定する。
〔ステップS02〕
洗剤量検出指示スイッチ14から指示入力があると、洗剤量検出処理を実行する。
この洗剤量検出は、洗い水を給水する前の乾布状態において、洗濯兼脱水槽2を静止させた状態で回転盤4を一方向に回転させたときに該回転盤4に作用する負荷量に基づいて洗濯物の布量を検出するように洗濯脱水駆動装置7における洗濯脱水駆動電動機7aと電磁操作クラッチ機構7bを制御し、検出した布量に基づいて洗剤の適量(洗剤量)を求めることによって行う。
具体的には、布量の検出は、洗濯脱水駆動電動機7aとしてコンデンサ分相単相誘導電動機を使用した構成では洗濯脱水駆動電動機7aを飽和回転速度まで上昇させるように給電した状態で断電した後の惰性回転減速特性を検出することによって行う。
洗濯脱水駆動電動機7aとしてインバータ駆動電動機を使用した構成では洗濯脱水駆動電動機7aを回転させるように所定時間給電したときの到達回転速度を検出することによって行う。
そして、好ましい洗剤量は、予め設定した布量と洗剤量の対照テーブルを参照することによって求める。
〔ステップS03〕
求めた洗剤量を操作表示パネル部11における表示パネル11bに表示する。使用者は、表示された量の粉末洗剤を投入する。
〔ステップS04〕
粉末洗剤投入箱8dに投入された粉末洗剤は、洗剤給水電磁弁50aへの給電により、洗剤給水管49から投入された洗剤溶かし水により、蛇腹管20を通して洗剤投入口18から外槽5の底部から内部配管24内に流れ込む。
前記洗剤溶かし水の給水を約3〜5リットル給水する。
図4に示すように、電動循環ポンプ26を約1000〜2000rpmの回転数で約8秒駆動し、内部配管28の中程まで揚水するよう制御する。
その後に、図5に示すように、約5秒、電動循環ポンプ26を無通電状態にすることで、内部配管28の中程まで揚水した洗剤溶かし水を一気に下降させる。
上記のように、電動循環ポンプ26により、洗濯水循路の縦に延在する内部配管28の中程まで洗剤溶かし水を上昇、下降する洗剤溶解を約5回実施し、粉末洗剤を十分に溶解する。
この洗剤溶解によって生成される洗い水の洗剤濃度は、標準濃度の約10倍となる。ここで、標準濃度は、粉末洗剤量20グラム/洗い水量30リットルと定義する。
洗剤溶かし水量は、粉石鹸を溶かして高濃度洗剤液を生成するためにも好適である。
このように
洗濯水循環機構を構成する電動循環ポンプ26を運転と停止を繰り返しにより洗剤を溶解する溶解機能を齎すことができるので、洗剤溶解のための装置や機器を必要とせず、構成が簡単で、安価な電気洗濯機を提供できる。
〔ステップS05〕
洗濯兼脱水槽3を静止させた状態で回転盤4を正逆回転させながら、電動循環ポンプ26を約3000rpm以上の回転数で起動し、前記散水口16から回転盤4上の洗濯物に降り掛けるように吐出させて循環させる。
〔ステップS06〕
洗い工程を開始する。
この洗いにおける回転盤4の正逆回転時間(正転時間,休止時間,逆転時間)や洗い時間は洗濯コースに応じて設定される。
そして、必要に応じて、この洗い中で布量に応じた補給水を適宜回数実行する。補給水後の洗い水の洗剤濃度は、標準濃度の約2〜3倍になる。
洗い水排水・脱水を実行する。この洗い水排水は、排水電磁弁25を開放して外槽5内の洗い水を排水兼排気口5bから蛇腹管23,内部配管24,排水電磁弁25を通して外部排水ホース27に流し出すように行う。
そして、洗い水脱水は、洗濯兼脱水槽2と回転盤4を一体的に一方向に高速回転させるように洗濯脱水駆動装置7を制御することによって行う。
この洗い水脱水時の洗濯兼脱水槽2と回転盤4の回転速度は、後述する最終脱水における回転速度(約1000rpm)と同様に設定することによって高い脱水率(約60%)を実現する。
上記ステップS04の洗剤溶解において、十分に洗剤を溶解していることで、洗濯物に高濃度洗剤液を素早く浸透させ、溶け残りのない、洗浄効率が極めて高い洗い工程を実施することができる。
〔ステップS07〕
濯ぎ工程を開始する。
この濯ぎ給水は、排水電磁弁25を閉じ、濯ぎ給水電磁弁44bを開放して水道水または風呂水吸水ポンプ44cを運転して風呂の残り湯を散水口16から回転盤4上の洗濯物に降り掛けるように吐出させることによって行う。
このときの濯ぎ水量は、略25リットル(相当水位)とする。濯ぎ水循環濯ぎを実行する。
この循環濯ぎは、洗いと同様に、洗濯兼脱水槽3を静止させた状態で回転盤4を正逆回転させながら電動循環ポンプ26を運転して外槽5の底部の濯ぎ水を吸い込んで散水口16から回転盤4上の洗濯物に降り掛けるように吐出させて循環させることによって実行する。
この循環濯ぎにおける回転盤4の正逆回転時間(正転時間,休止時間,逆転時間)や濯ぎ時間は、洗濯物の布量,布質や設定された洗濯コースに応じて設定する。
この濯ぎ工程は、使用者の設定や、設定したコースに応じて複数回実施される。
上記ステップS03の洗剤溶解において、十分に洗剤を溶解していることで、洗濯物に未溶解の粉末洗剤が付着していることがない為、極めて高い濯ぎ工程を実施することができる。
〔ステップS08〕
最終脱水処理を実行する。
最終脱水は、排水電磁弁25を開放としたままの状態で洗濯兼脱水槽2と回転盤4を一体的にして一方向に約1000rpmの高速回転させるように洗濯脱水駆動装置7を運転して洗濯兼脱水槽2内の洗濯物を遠心脱水するように行う。
この最終脱水の所要時間は、所望の脱水率が得られる時間とする。
〔ステップS09〕
乾燥を実行する。
この乾燥は、排水電磁弁25を開放したままの状態として、水冷除湿風路34の途中に設けた電動送風機37を運転することによって外槽5内の空気を排水兼排気口5bから蛇腹管33を通して水冷除湿風路34内に吸い出す。
この水冷除湿風路34における上昇風路34a内を通過するときに該上昇風路34a内に設置した水冷除湿板35および該水冷除湿板35の表面を流れ落ちる冷却水に触れさせて冷却除湿した後に糸屑フィルタ36を通して糸屑を捕集し、空気加熱管39内に設けたPTCヒータ41によって加熱した後に蛇腹管40を介して噴気口17に送り込んで該噴気口17から洗濯兼脱水槽2内に吹き込むことにより行う。
水冷除湿板35の表面を流れ落す冷却水には、冷却給水電磁弁44dを開放することによって水道水を供給し、水冷除湿板35を流れ落ちた冷却水は、蛇腹管33,排水兼排気口5b,蛇腹管23,内部配管24,排水電磁弁25を介して外部排水ホース27に流し出して排水する。
この乾燥制御は、水冷除湿した後の空気の湿度に感応する湿度センサ38から出力する検出信号を監視しながら実行し、所定の湿度まで低下したときに終了する。
〔ステップS10〕
終了して電力無消費待機状態となる。
上述したように、本実施例によれば、洗濯水循環機構の電動循環ポンプ26の運転と停止を繰り返しによる洗剤溶解機能により、容易にほぼ完全に粉末洗剤を溶解した洗剤水を生成できる。
この洗剤溶解水を散水口16より振り掛けることによって、高い洗剤浸透度による洗浄度の高い洗いが実施でき、未溶解の粉末洗剤を洗濯物に付着させることもないため、濯ぎの効率も向上することができる。
図7に示すステップS04の洗剤溶解において、電動循環ポンプ26を動作する前に図示せぬ外気温センサ(気温検知手段)により温度を検出する。
例えば、検出した温度が8℃以上なら電動循環ポンプ26による揚水と下降による洗剤溶解動作を5回にし、8℃以下なら10回というように低温度の場合は回数を多く制御することや、所定の回数でも8℃以上なら揚水を6秒間行い、8℃以下なら12秒間行うように低温度の場合は時間を長く制御することで温度状況に応じた最適な溶解を実施できる。
また、電動循環ポンプ26に電動機は、ブラシレス電動機を使用し、インバータ制御による速度制御や正転逆転の可逆転制御を行なう。ポンプは遠心ポンプタイプや軸流ポンプタイプを用いる。遠心ポンプタイプは、正転と逆転とでポンプの揚水高さが違うようなポンプ羽根の形状を選んだりする。
この電動機の速度制御とポンプの形態を種々組み合わせることにより、電動循環ポンプ26は、洗濯水の降り掛ける本来の循環ポンプとして使われたり、洗剤溶解機能を齎すポンプとして使われる。
洗剤溶解に際して、電動循環ポンプ26の回転速度を通常より低速で運転すると、ポンプの揚水高さが低下する。このため、洗濯水の揚水は洗濯水循環経路の途中で止まり、それ以上洗濯水は上昇しない。電動循環ポンプ26の運転を長くしても洗濯水を内槽に降り掛けることにならないので、洗剤溶解運転では電動循環ポンプ26を長い間隔でオン・オフさせることができ、電動循環ポンプ26の起動音が少なくなる。
また、電動循環ポンプ26に軸流タイプポンプを用い、正逆転制御をすることにより、洗剤溶解運転における洗濯水の往き来時間を短縮することができる。
本発明の実施例に係わるもので、電気洗濯機の縦断図である。 本発明の実施例に係わるもので、洗剤投入口や関連する給水系を示す斜視図である。 本発明の実施例に係わるもので、電気洗濯機の機能部を概略的に示した図である。 本発明の実施例に係わるもので、電動循環ポンプで内部配管(洗濯水循環経路)の中程まで揚水した様子を示した図である。 本発明の実施例に係わるもので、電動循環ポンプを止めて揚水した洗濯水が電動循環ポンプの吸込側に戻された様子を示す図である。 本発明の実施例に係わるもので、電気洗濯機のコントローラのブロック図である。 本発明の実施例に係わるもので、電気洗濯機のコントローラにおけるマイクロコンピュータが実行する基本的な制御処理プログラムのフローチャートである。
符号の説明
5…外槽、2…洗濯兼脱水槽(内槽)、28…洗濯水循環路、26…電動循環ポンプ。

Claims (7)

  1. 洗濯水を溜める外槽と、前記外槽内に回転可能に設けた洗濯兼脱水槽である内槽と、前記外槽の底部に溜る洗濯水を吸い上げて前記内槽内に降り掛けるように循環させる洗濯水循環機構と、前記洗濯水循環機構に含まれる洗濯水循環経路、および洗濯水を吸い上げて循環させる電動循環ポンプを有する電気洗濯機において、
    前記電動循環ポンプの吸い上げにより、洗濯水が前記洗濯水循環経路を途中まで上ったら前記外槽の底部に戻す洗濯水の往き来を繰り返して洗濯水に含まれる洗剤を溶解する洗剤溶解機能を有することを特徴とする電気洗濯機。
  2. 請求項1記載の電気洗濯機において、
    前記電動循環ポンプの運転・停止を繰り返して前記洗剤溶解機能を齎すことを特徴とする電気洗濯機。
  3. 請求項1記載の電気洗濯機において、
    前記洗剤溶解機能を齎す際には、前記電動循環ポンプを通常より低速で運転することを特徴とする電気洗濯機。
  4. 請求項1記載の電気洗濯機において、
    前記電動循環ポンプの正逆転を繰り返して前記洗剤溶解機能を齎すことを特徴とする電気洗濯機。
  5. 請求項1記載の電気洗濯機において、
    前記洗剤溶解機能後に移行する洗濯運転では、吸い上げた洗濯水が前記内槽内に降り掛けられるように前記電動循環ポンプの連続運転を行なうことを特徴とする電気洗濯機。
  6. 請求項1記載の電気洗濯機において、
    前記電動循環ポンプが前記洗剤溶解機能の齎しに費やされる時間や前記電動循環ポンプの運転速度は、気温に応じて変えることを特徴とする電気洗濯機。
  7. 洗濯水を溜める外槽と、前記外槽内に回転可能に設けた洗濯兼脱水槽である内槽と、粉末洗剤を受け入れる洗剤投入口と、前記洗剤投入口に溜まった前記粉末洗剤を前記外槽と前記内槽の間に洗い流す給水機構と、前記外槽の底部に溜まる洗濯水を吸い上げて前記内槽の内に降り掛けるように洗濯水循環機構と、前記洗濯水循環機構に含まれる洗濯水循環経路、および洗濯水を吸い上げて循環させる電動循環ポンプと、前記内槽の回転、前記給水機構の作動、前記電動循環ポンプの運転を制御する制御装置を備えた電気洗濯機において、
    前記制御装置は、洗濯水が洗濯水循環経路の途中まで汲みあげたら前記外槽の底部に戻す洗濯水の往き来を繰り返して洗濯水に含まれる洗剤を溶かす溶解運転が行なわれるように前記電動循環ポンプを制御し、さらに前記溶解運転後に洗濯水の汲み上げを前記洗濯水循環経路の途中で止めないで前記内槽内に洗濯水が降り掛けられるように前記電動循環ポンプを制御することを特徴とする電気洗濯機。
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