JP2007310055A - 画像形成システム、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの両面に画像を形成する両面画像形成とシートの片面のみに画像を形成する片面画像形成とが混在するジョブの実行が可能な画像形成装置において、片面画像形成用シートが両面搬送に適さない場合にも対応できるとともに、画像形成のための出力ページ順に関して複雑な制御を行うことなく生産性を向上させる。
【解決手段】給紙部により両面画像形成用シートに後続して給紙される片面画像形成用シートを、シート待機部にて待機させ、再給紙経路及び画像形成部を経由して排紙される両面画像形成用シートに後続して排紙させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置及びプログラムに関する。
シートの両面に画像を形成する両面画像形成とシートの片面のみに画像を形成する片面画像形成とが混在するジョブを実行可能な画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載の装置では、片面画像形成用のシートについても、両面画像形成用のシートと同様に、片面に画像形成を行った後に両面搬送経路に導き、画像形成部に再給紙している。再給紙された片面画像形成用のシートには、画像形成部において画像形成を行わない。このようにすれば、画像形成を中断させることなく、片面画像形成と両面画像形成とが混在するジョブを実行することができる。
特許文献2に記載の装置では、片面画像形成用のページよりも後にある両面画像形成用のページのための両面画像形成を先に開始し、当該両面画像形成用のシートが両面搬送経路を経由して画像形成部に再給紙されるよりも前に、前記片面画像形成用のページのための片面画像形成用シートを画像形成部に給紙している。このようにすれば、トータルステップ数を少なくすることができる。
特開2001−282050号公報 特開2004−145218号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、片面画像形成用シートが、タブ紙や厚紙のようにシート形状や厚さから両面搬送に適さない場合には、対応することができない。
また、特許文献2の装置では、入力ページ順に対して画像形成のための出力ページ順を変更しなければならず、制御が複雑になる。
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたものであり、両面画像形成と片面画像形成とが混在したジョブを実行する場合において、片面画像形成用シートが両面搬送に適さない場合にも対応できるとともに、画像形成のための出力ページ順に関して複雑な制御を行うことなく生産性を向上させることを目的としている。
本発明の画像形成システムは、シートの両面に画像を形成する両面画像形成とシートの片面のみに画像を形成する片面画像形成とが混在するジョブの出力が可能な画像形成システムにおいて、シートを給紙する給紙部と、給紙部により給紙されたシートに画像形成を行う画像形成部と、画像形成部により片面に画像が形成されたシートを、両面画像形成のために再び前記画像形成部に案内する再給紙経路と、前記画像形成部により片面画像形成されたシートの排紙を待機させるシート待機部と、前記両面画像形成と前記片面画像形成とが混在するジョブを実行する場合に、前記給紙部により両面画像形成用シートに後続して給紙される片面画像形成用シートを、前記シート待機部にて待機させ、前記再給紙経路及び前記画像形成部を経由して排紙される前記両面画像形成用シートに後続して排紙させるように制御するシート搬送制御部と、を有することを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートの両面に画像を形成する両面画像形成とシートの片面のみに画像を形成する片面画像形成とが混在するジョブの出力が可能な画像形成装置において、シートを給紙する給紙部と、給紙部により給紙されたシートに画像形成を行う画像形成部と、画像形成部により片面に画像が形成されたシートを、両面画像形成のために再び前記画像形成部に案内する再給紙経路と、前記画像形成部により片面画像形成されたシートの排紙を待機させるシート待機部と、前記両面画像形成と前記片面画像形成とが混在するジョブを実行する場合に、前記給紙部により両面画像形成用シートに後続して給紙される片面画像形成用シートを、前記シート待機部にて待機させ、前記再給紙経路及び前記画像形成部を経由して排紙される前記両面画像形成用シートに後続して排紙させるように制御するシート搬送制御部と、を有することを特徴としている。
本発明のプログラムは、両面に画像が形成される両面画像形成用シートに後続して片面のみに画像が形成される片面画像形成用シートを給紙するステップと、給紙された前記両面画像形成用シート及び前記片面画像形成用シートに画像形成するステップと、片面に画像形成された両面画像形成用シートを再給紙経路を経由して当該両面画像形成用シートの反対面に画像形成するステップと、片面に画像形成された片面画像形成用シートの排紙を待機するステップと、両面に画像形成された両面画像形成用シートの排紙に後続して、待機していた片面に画像形成された片面画像形成用シートを排紙するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明によれば、片面画像形成用シートに先行する両面画像形成用シートが再給紙経路を経由して戻ってくるまで、片面画像形成用シートを待機させておくことができるので、片面画像形成用シートが厚紙など両面搬送に適さない場合にも対応できるとともに、画像形成のための出力ページ順に関して複雑な制御を行うことなく生産性を向上させることができる。
(装置構成)
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図である。画像形成装置1は、操作部10からの入力によりセットされた原稿を順次搬送し原稿画像を読み取る原稿読取部11、画像形成されるシートを給紙する給紙部12、給紙されたシートをシートの定位置にトナー画像が形成されるように所定のタイミングで送出するレジストローラ13、原稿読取部11から出力される画像データに基づいて感光体141上にトナー画像を形成した後当該トナー画像をレジストローラ13から送出されたシートに形成する画像形成部14、シートに形成されたトナー画像をシートに定着させる定着部15、定着部15から装置外部に排紙されるシートを収容する排紙トレイ16、シートの裏面への画像形成のために定着部15から送出されたシートをADU反転部171を経由させて再び画像形成部14に向けて案内する再給紙経路17、再給紙経路17の途中から分岐し片面画像形成されたシートをフェイスダウンで排紙トレイ16に排紙するための反転排紙経路18、等から構成されている。
(基本的なシートの動き)
<片面画像形成>
給紙部12から給紙されたシートは、レジストローラ13で搬送タイミングが調整された後、画像形成部14に搬送され、画像形成が行われる。画像形成されたシートは、定着部15で画像の定着が行われた後、再給紙経路17に案内される。案内されたシートは、先端がADU反転部171に向けて案内されるとともに、後端が反転排紙経路18との分岐点を少し通過した位置(図1のAの位置)まで搬送され、その後スイッチバックする。スイッチバックしたシートは、表裏反転して反転排紙経路18に案内された後、画像形成面を下にして排紙トレイ16に排紙される。
<両面画像形成>
再給紙経路17に案内されるまでは、片面画像形成の場合と同様である。再給紙経路17に案内されたシートは、先端がADU反転部171に向けて案内されるとともに、後端がADU反転部171の入口を少し通過した位置(図1のBの位置)まで搬送され、その後スイッチバックする。スイッチバックしたシートは、表裏反転してレジストローラ13に向けて再給紙経路17を搬送され、その後画像形成部14に搬送され、シートの裏面に画像形成が行われる。画像形成されたシートは、定着部15を経由した後、そのまま排紙トレイ16に排紙される。
複数枚連続して両面画像形成を行う場合の方式には、循環一括方式と交互搬送方式とがある。循環一括方式の場合には、まず、レジストローラ13から再給紙経路17を経由して再びレジストローラ13に戻ってくる循環経路内に搬送可能な枚数のシートを、給紙部12から連続して画像形成部14に搬送し、表面の画像形成を連続して行う。続いて、当該表面の画像形成されたシートを、再給紙経路17を経由させて、連続して画像形成部14に案内し、裏面の画像形成を行う。以降は、同じ動作が繰り返される。
交互搬送方式の場合には、まず、レジストローラ13から再給紙経路17を経由して再びレジストローラ13に戻ってくる循環経路内に搬送可能な枚数のシートを、給紙部12から連続して画像形成部14に搬送し、表面の画像形成を連続して行う。この場合における搬送可能なシートの枚数は、例えば、シート間に少なくとも1枚の別のシートが挿入可能なシート間隔を考慮して決定される。その後は、再給紙経路17を経由して戻ってきた表面の画像形成された前後するシートの間に、給紙部12から給紙されるシートを挿入しながら画像形成部14に向けて搬送を行い、表面の画像形成と裏面の画像形成とを交互に行う。
(両面・片面混在ジョブの画像形成制御の概要)
<従来制御>
図2は、従来の循環一括方式に係る制御概要の模式図である。一例として、7ページの画像を画像形成する際に、1,2ページ:1枚目表裏、3,4ページ:2枚目表裏、5ページ:3枚目表、6,7ページ:4枚目表裏、のように画像形成する場合を示している。循環経路内に搬送可能なシートの枚数は5枚であり、いわゆる5枚循環となっている。
図において、丸囲い数字は、ページ番号を示している。また、例えば、「両面1(表)」は、両面画像が形成される1枚目の表、「片面3」は、片面画像が形成される3枚目、を示している。ADU循環時間Tcは、表面の画像形成が開始されてから、シートが再給紙経路17を経由して裏面の画像形成が開始されるまで、の時間を表している。Teは、画像形成が開始されてから排紙されるまでの時間を表している。プリント時間Tpは、1ページの画像形成に要する時間を表している。
1,2枚目のシートに対しては両面画像形成を、3枚目のシートに対しては片面画像形成を、4枚目のシートに対しては両面画像形成を行う必要がある。本制御においては、「両面1(表)」、「両面2(表)」の画像形成を行った後、「両面1」、「両面2」のシートが再給紙経路17を循環して戻ってくるのを待って、「両面1(裏)」、「両面2(裏)」の画像形成を行い、その後「片面3」の画像形成を行っている。つまり、1,2枚目のシートに対して両面画像形成を完了させた後、3枚目のシートに対して片面画像形成を行っている。その後、「両面4(表)」、「両面4(裏)」の画像形成を行っている。この場合、図に示すように、最初のシートに画像形成が開始されてから最後のシートが排紙されるまで16Tp時間を要する。
<本実施形態の制御1>
図3は、本実施形態に係る制御概要の模式図の一例である。図2のジョブと同一のジョブを処理する場合を示している。
本制御においては、従来制御と異なり、「両面2(表)」に続けて「片面3」の画像形成を行っている。画像形成された「片面3」のシートは、反転排紙経路18に案内された際に、そのまま排紙されずに、反転排紙経路18で待機する。反転排紙経路18は、シート待機部として機能する。そのまま排紙すると、「両面1」、「両面2」のシートよりも先に排紙トレイ16に排紙されてしまうので、ページ順が狂ってしまうからである。「片面3」の画像形成に続けて、「両面4(表)」の画像形成を行う。
「片面3」のシートは、「両面1」、「両面2」のシートが再給紙経路17を経由して「両面1(裏)」、「両面2(裏)」の画像形成が行われ排紙トレイ16に排紙される際に、後続して反転排紙経路18から排紙される。「両面4」のシートは、「片面3」のシートが排紙された後に排紙される。
これにより、「片面3」のシートに先行する「両面2」のシートが再給紙経路17を経由して戻ってくるまで、「片面3」のシートを待機させておくことができるので、「片面3」のシートが厚紙など両面搬送に適さない場合にも対応できるとともに、ページ順に対してそのままシートを給紙部12から給紙(「両面1」、「両面2」、「片面3」、「両面4」の順にシートを給紙)してもページ順が狂うことはない。また、図に示すように、最初のシートに画像形成が開始されてから最後のシートが排紙されるまで11Tp時間と、従来制御の16Tp時間よりも生産性が向上する。
図3の例においては、片面シートに対して反転排紙経路18において待機制御を行っているが、片面シートが循環における先頭のシートである場合には、当該待機制御は必ずしも必要ではない。そのまま排紙してもページ順が狂うことがないからである。また、片面シートが一の循環における最後のシート(5枚循環ならば5枚目)になる場合には、当該シートを当該循環における最後のシートとして給紙せずに、次の循環における最初のシートとして給紙することにより、待機制御は必ずしも必要ではない。
また、2枚以上の片面シートがある循環内に含まれることが想定される場合、例えば、「両面、片面、片面、片面、両面」、「両面、片面、両面、片面、両面」等の場合には、最初の片面シートが反転排紙経路18で待機している状態で、後続の片面シートが反転排紙経路18に進入してくることになるので、実質的に当該循環を行うことは不可能となる。このとき、実際には、前者の場合は、最初の両面シートは当該両面シートのみの1枚の循環とし、連続する片面シートはそのまま排紙し、最後の両面シートは次の循環の先頭シートとすることになる。後者の場合は、最初の「両面、片面、両面」の3枚のシートで1つの循環を形成して片面シートの待機制御を行い、後続の片面シートはそのまま排紙し、最後の両面シートは次の循環の先頭シートとすることになる。
以上のことから、本制御において、待機制御が有効となるのは、前後を両面シートに挟まれた片面シートであり、且つこれら3枚のシートが1つの循環を形成する場合である。
<本実施形態の制御2>
図4は、本実施形態に係る制御概要の模式図の他の例である。図4のジョブは、両面画像形成されるシートの間に片面画像形成されたシートが1枚存在する図2又は図3のジョブに対し、両面画像形成されるシートの間に片面画像形成されたシートが2枚存在する点で異なっている。具体的には、「両面2」のシートと「両面5」のシートとの間に、「片面3」及び「片面4」のシートが存在する。
本制御においては、基本的には図3の制御と同様であるが、反転排紙経路18で片面シートを待機させる際に、複数枚重ねて待機させることが可能である。具体的には、「片面3」のシートがシート反転排紙経路18で待機している状態で、後続の「片面4」のシートを反転排紙経路18に案内し、反転排紙経路18内で「片面3」と「片面4」のシートを互いに重ね合わせる。
重ね合わされた「片面3」及び「片面4」のシートは、「両面1」、「両面2」のシートが再給紙経路17を経由して「両面1(裏)」、「両面2(裏)」の画像形成が行われ排紙トレイ16に排紙される際に、後続して反転排紙経路18から排紙される。「両面5」のシートは、重ね合わされた「片面3」及び「片面4」のシートが排紙された後に排紙される。これにより、ページ順が狂うことはなくなる。
<本実施形態の制御3>
図5は、本実施形態を交互搬送方式に適用した場合に係る制御概要の模式図である。図5のジョブは、6枚のシートのジョブであり、4枚目のシートが片面画像形成されるシートで、それ以外のシートは両面画像形成されるシートである。具体的には、「両面3」のシートと「両面5」のシートとの間に、「片面4」のシートが存在する。
本制御においては、まず、「両面1(表)」、「両面2(表)」、「両面3(表)」の画像形成を行う。その後、再給紙経路17を経由して戻ってくる「両面1」のシートに「両面1(裏)」の画像形成を行った後、再給紙経路17を経由して戻ってくる「両面2」のシートに「両面2(裏)」の画像形成を行う前に、給紙部12から給紙される「片面4」及び「両面5」のシートにそれぞれ「片面4」の画像形成及び「両面5(表)」の画像形成を順次行う。その後は、再給紙経路17を経由して戻ってくる「両面2」のシートに「両面2(裏)」の画像形成を行った後、給紙部12から給紙される「両面6」のシートに「両面6(表)」の画像形成を行うというように、再給紙経路17を循環して戻ってくるシートと給紙部12から給紙されるシートに交互に画像形成を行う。
画像形成された「片面4」のシートは、図3の制御の場合と同様に、反転排紙経路18に案内された際に、そのまま排紙されずに、反転排紙経路18で待機する。「片面4」のシートは、「両面3」のシートが再給紙経路17を循環して「両面3(裏)」の画像形成が行われ排紙トレイ16に排紙される際に、後続して反転排紙経路18から排紙される。その後、「両面5」及び「両面6」のシートが順次排紙される。これにより、ページ順が狂うことはなくなる。
(制御構成)
図6は、本実施形態に係る画像形成装置1の制御構成図である。画像形成装置1は、プログラムに従って画像形成装置1の各種制御を実行するCPU20を中心に、バス21により、ROM22、RAM23、シート搬送制御部24、操作表示部10、画像読取部11、給紙部12、レジストローラ13、画像形成部14、通信部25、等が相互に接続されている。バス21には、これらの制御対象以外の制御対象も接続されているが、本発明と直接関係しないものは、ここでは省略している。
ROM22は、各種プログラムやデータを記憶しており、CPU20がこれらプログラムやデータを利用して画像形成装置1の制御を実行する。後述のシート搬送制御部24が利用するシート搬送制御プログラムも格納されている。
RAM23は、CPU20によってワークエリアとして利用され、CPU20が制御を実行する際に必要なプログラムやデータを一時的に記憶している。
シート搬送制御部24は、ROM22に格納されているシート搬送制御プログラムに従って、画像形成装置1内のシート搬送を制御する。
操作表示部10は、タッチパネル等で構成され、各種操作画面の表示や指示入力等が行われる。本実施形態における両面・片面混在ジョブの設定が行われる。
画像読取部11は、原稿を読み取って画像データを生成する。生成された画像データは、CPU20により処理が施され、画像形成部14に出力される。
給紙部12は、給紙カセットに収容されているシートを画像形成部14に向けて搬送する。
レジストローラ13は、給紙部12から給紙されたシート又は再給紙経路17から給紙されたシートを、所定のタイミングで画像形成部14に送出する。
画像形成部14は、画像読取部11又は不図示のパーソナルコンピュータから入力される画像データに基づいてシート上に画像形成を行う。
通信部25は、不図示のパーソナルコンピュータに接続され、パーソナルコンピュータから送信されてくるジョブデータを受信する。
(シート搬送制御フロー)
図7は、本実施形態に係るシート搬送制御のフロー図である。本シート搬送制御は、ROM22に記憶されているシート搬送制御プログラムに従って、シート搬送制御部24が処理を行うことにより実現される。
一例として、循環一括方式で反転排紙経路18に1枚のシートを待機させることのできる図3の場合について説明する。尚、既に、両面・片面混在ジョブが操作表示部10により設定されているものとする。例えば、当該ジョブの設定は、画像読取部11に原稿をセットし、操作表示部10により、両面・片面混在画像形成モードを選択し、両面画像形成用シートに対する片面画像形成用シートの挿入位置を設定することにより行う。パーソナルコンピュータから出力する場合には、例えば、アプリケーションにより画像を作成し、プリンタドライバにより両面・片面混在ジョブの設定を行う。
シート搬送制御部24は、給紙部12を駆動し、対象カセットからシートをレジストローラ13の手前まで給紙する(ステップS1)。
次に、シート搬送制御部24は、給紙されたシートが、両面画像形成用シートか否かを判断する(ステップS2)。両面画像形成用シートであると判断すると(ステップS2;Yes)、シート搬送制御部24は、循環経路内にシートを搬送可能か否かを判断する(ステップS3)。両面画像形成用シートでないと判断すると(ステップS2;No)、ステップS10に進む。
ステップS3において、循環経路内にシートを搬送可能と判断すると(ステップS3;Yes)、シート搬送制御部24は、レジストローラ13にシートを搬送可能か否かを判断する(ステップS4)。循環経路内にシートを搬送可能でないと判断すると(ステップS3;No)、シート搬送制御部24は、循環経路内にシートを搬送可能となるまで待機する。
ステップS4において、レジストローラ13にシートを搬送可能と判断すると(ステップS4;Yes)、シート搬送制御部24は、レジストローラ手前からレジストローラ13までシートを搬送する(ステップS5)。レジストローラ13にシートを搬送可能でないと判断すると(ステップS4;No)、シート搬送制御部24は、レジストローラ13にシートを搬送可能となるまで待機する。
次に、シート搬送制御部24は、前のシートとの給紙間隔がOKであるか否かを判断する(ステップS6)。前のシートとの給紙間隔がOKであると判断すると、(ステップS6;Yes)、シート搬送制御部24は、レジストローラ13を起動する(ステップS7)。前のシートとの給紙間隔がOKでないと判断すると(ステップS6;No)、シート搬送制御部24は、前のシートとの給紙間隔がOKになるまで待機する。
次に、シート搬送制御部24は、前記「基本的なシートの動き」の項目で説明した両面搬送制御を実行する(ステップS8)。
次に、シート搬送制御部24は、排紙が完了したか否かを判断する(ステップS9)。排紙が完了したと判断すると(ステップS9;Yes)、フローは終了する。排紙が完了していないと判断すると(ステップS9;No)、シート搬送制御部24は、排紙が完了するまで待機する。
ステップS2において、両面画像形成用シートでない、つまり、片面画像形成用シートと判断すると(ステップS2;No)、シート搬送制御部24は、当該シートが循環経路内の先頭シートであるか否かを判断する(ステップS10)。当該シートが循環経路内の先頭シートであると判断すると(ステップS10;Yes)、ステップS15に進む。当該シートが循環経路内の先頭シートでないと判断すると(ステップS10;No)、シート搬送制御部24は、当該シートの前後が両面シートで且つこれら3枚のシートが循環経路内に給紙可能であるか否かを判断する(ステップS11)。
当該シートの前後が両面シートで且つこれら3枚のシートが循環経路内に給紙可能であると判断すると(ステップS11;Yes)、シート搬送制御部24は、反転排紙経路18が空いているかを判断する(ステップS12)。当該シートの前後が両面シートで且つこれら3枚のシートが循環経路内に給紙可能でないと判断すると(ステップS11;No)、ステップS14に進む。
ステップS12において、反転排紙経路18が空いていると判断すると(ステップS12;Yes)、シート搬送制御部24は、両面間挿入制御フラグをセットする(ステップS13)。反転排紙経路18が空いていないと判断すると(ステップS12;No)、ステップS14に進む。
ステップS14において、シート搬送制御部24は、循環経路内の最終シートの裏面に対するレジストローラ13の駆動が終了しているか否かを判断する。循環経路内の最終シートの裏面に対するレジストローラ13の駆動が終了していると判断すると(ステップS14;Yes)、ステップS15に進む。循環経路内の最終シートの裏面に対するレジストローラ13の駆動が終了していないと判断すると(ステップS14;No)、シート搬送制御部24は、循環経路内の最終シートの裏面に対するレジストローラ13の駆動が終了するまで待機する。
ステップS15において、シート搬送制御部24は、レジストローラ13にシートを搬送可能か否かを判断する(ステップS15)。レジストローラ13にシートを搬送可能と判断すると(ステップS15;Yes)、シート搬送制御部24は、レジストローラ手前からレジストローラ13までシートを搬送する(ステップS16)。レジストローラ13にシートを搬送可能でないと判断すると(ステップS15;No)、シート搬送制御部24は、レジストローラ13にシートを搬送可能となるまで待機する。
次に、シート搬送制御部24は、前のシートとの給紙間隔がOKであるか否かを判断する(ステップS17)。前のシートとの給紙間隔がOKであると判断すると、(ステップS17;Yes)、シート搬送制御部24は、レジストローラ13を起動する(ステップS18)。前のシートとの給紙間隔がOKでないと判断すると(ステップS17;No)、シート搬送制御部24は、前のシートとの給紙間隔がOKになるまで待機する。
次に、シート搬送制御部24は、前記「基本的なシートの動き」の項目で説明した片面搬送制御を実行する(ステップS19)。
次に、シート搬送制御部24は、反転排紙経路18にシートが到達したか否かを判断する(ステップS20)。反転排紙経路18にシートが到達したと判断すると(ステップS20;Yes)、シート搬送制御部24は、両面間挿入制御フラグがセットされているか否かを判断する(ステップS21)。反転排紙経路18にシートが到達していないと判断すると(ステップS20;No)、シート搬送制御部24は、反転排紙経路18にシートが到達するまで待機する。
ステップS21において、両面間挿入制御フラグがセットされていると判断すると(ステップS21;Yes)、シート搬送制御部24は、反転排紙経路18でシートを停止させ待機させる(ステップS22)。両面間挿入制御フラグがセットされていないと判断すると(ステップS21;No)、ステップS9に進む。
次に、シート搬送制御部24は、挿入位置の前の両面シートが所定位置を通過したか否かを判断する(ステップS23)。挿入位置の前の両面シートが所定位置を通過したと判断すると(ステップS23;Yes)、シート搬送制御部24は、反転排紙経路18に待機させていたシートを排出する(ステップS24)。その後、ステップS9に進む。挿入位置の前の両面シートが所定位置を通過していないと判断すると(ステップS23;No)、シート搬送制御部24は、挿入位置の前の両面シートが所定位置を通過するまで待機する。
以上のように、本実施形態によれば、片面シートに先行する両面シートが再給紙経路を経由して戻ってくるまで、片面シートを待機させておくことができるので、片面シートが厚紙など両面搬送に適さない場合にも対応できるとともに、画像形成のための出力ページ順に関して複雑な制御を行うことなく生産性を向上させることができる。
本実施形態では、片面シートを反転排紙経路18内で待機させる際、後続の両面シートと干渉しないように、片面シートの長さは、反転排紙経路18の経路長よりも短い必要があるが、図8に示すように、反転排紙のためのスイッチバック経路181を独立に設けるようにすれば、長尺シートにも対応することができる。
本実施形態では、画像形成装置1内に反転排紙経路18を設けたが、図9に示すように、反転排紙経路182を画像形成装置1に外付けされる装置として別に設けてもよい。
本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図である。 従来の循環一括方式に係る制御概要の模式図である。 本実施形態に係る制御概要の模式図の一例である。 本実施形態に係る制御概要の模式図の他の例である。 本実施形態を交互搬送方式に適用した場合に係る制御概要の模式図である。 本実施形態に係る画像形成装置1の制御構成図である。 本実施形態に係るシート搬送制御のフロー図である。 反転排紙経路の他の構成図である。 反転排紙経路を外付け装置とした場合の構成図である。
符号の説明
12 給紙部
14 画像形成部
17 再給紙経路
18 反転排紙経路
24 シート搬送制御部

Claims (8)

  1. シートの両面に画像を形成する両面画像形成とシートの片面のみに画像を形成する片面画像形成とが混在するジョブの出力が可能な画像形成システムにおいて、
    シートを給紙する給紙部と、
    給紙部により給紙されたシートに画像形成を行う画像形成部と、
    画像形成部により片面に画像が形成されたシートを、両面画像形成のために再び前記画像形成部に案内する再給紙経路と、
    前記画像形成部により片面画像形成されたシートの排紙を待機させるシート待機部と、
    前記両面画像形成と前記片面画像形成とが混在するジョブを実行する場合に、前記給紙部により両面画像形成用シートに後続して給紙される片面画像形成用シートを、前記シート待機部にて待機させ、前記再給紙経路及び前記画像形成部を経由して排紙される前記両面画像形成用シートに後続して排紙させるように制御するシート搬送制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成部は、前記再給紙経路を経由した前記両面画像形成用シートへの画像形成を行う前に、前記片面画像形成用シートへの画像形成を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. シート搬送制御部は、循環一括方式に係るシート搬送制御を行い、
    前記片面画像形成用シートは、前後を両面画像形成用シートに挟まれ、且つこれら3枚のシートが一の循環を形成する場合の片面画像形成用シートであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記シート搬送制御部は、前記シート待機部のシートの存否を判断し、前記片面画像形成用シートを前記給紙部から前記画像形成部に給紙する際に、前記シート待機部にシートが存在すると判断した場合には、前記片面画像形成用シートの前記画像形成部への搬送を禁止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 前記シート待機部は、複数のシートを重ねて待機させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  6. 前記シート待機部は、フェースダウン排紙させるための反転排紙経路であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像形成システム。
  7. シートの両面に画像を形成する両面画像形成とシートの片面のみに画像を形成する片面画像形成とが混在するジョブの出力が可能な画像形成装置において、
    シートを給紙する給紙部と、
    給紙部により給紙されたシートに画像形成を行う画像形成部と、
    画像形成部により片面に画像が形成されたシートを、両面画像形成のために再び前記画像形成部に案内する再給紙経路と、
    前記画像形成部により片面画像形成されたシートの排紙を待機させるシート待機部と、
    前記両面画像形成と前記片面画像形成とが混在するジョブを実行する場合に、前記給紙部により両面画像形成用シートに後続して給紙される片面画像形成用シートを、前記シート待機部にて待機させ、前記再給紙経路及び前記画像形成部を経由して排紙される前記両面画像形成用シートに後続して排紙させるように制御するシート搬送制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 両面に画像が形成される両面画像形成用シートに後続して片面のみに画像が形成される片面画像形成用シートを給紙するステップと、
    給紙された前記両面画像形成用シート及び前記片面画像形成用シートに画像形成するステップと、
    片面に画像形成された両面画像形成用シートを再給紙経路を経由して当該両面画像形成用シートの反対面に画像形成するステップと、
    片面に画像形成された片面画像形成用シートの排紙を待機するステップと、
    両面に画像形成された両面画像形成用シートの排紙に後続して、待機していた片面に画像形成された片面画像形成用シートを排紙するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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