JP2007304377A - レーザーマーキングホログラム及びホログラムレーザーマーキング方法 - Google Patents
レーザーマーキングホログラム及びホログラムレーザーマーキング方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007304377A JP2007304377A JP2006133498A JP2006133498A JP2007304377A JP 2007304377 A JP2007304377 A JP 2007304377A JP 2006133498 A JP2006133498 A JP 2006133498A JP 2006133498 A JP2006133498 A JP 2006133498A JP 2007304377 A JP2007304377 A JP 2007304377A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hologram
- layer
- laser
- recording layer
- hologram recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
【解決手段】積層構造からなるホログラム中のホログラム記録層1以外の層3にレーザー光17を選択的に照射することにより照射部が改質され、照射部と非照射部においてコントラストを持つ文字、数字、絵柄、バイオメトリックス情報等が記録されているレーザーマーキングホログラム。
【選択図】図10
Description
(ここで、MはSi、Ti、Zr、Zn、In、Sn、Al、Se等の金属、Rは炭素数1〜10のビニル基又は(メタ)アクリロイル基、R’は炭素数1〜10のアルキル基を表し、m+nは金属Mの価数である)。
例えばAIBN等の熱重合開始剤。空隙ができることで大きな屈折率変調が得られ、マーキングされる。光重合開始剤も可能性としては考えられる。
レーザーマーキング層に特にドーパントを添加する必要なく、対象素材へのレーザーマーキングが可能。
○ 近赤外線レーザー:コヒーレント社製VECTOR
波長:1064nm
平均出力:0.75〜3W以上
パルス幅:10〜100ns以上
○ 紫外線レーザー:コヒーレント社製AVIA Ultra
波長:355nm
平均出力:1〜2W以上
パルス幅:25ns以上
○ 紫外線レーザー:コヒーレント社製Paladin
波長:355nm
平均出力:4〜8W以上
パルス幅:15ps以上
○ 超短パルスレーザー:コヒーレント社製Mira
波長:700nm〜980nm
平均出力:0.65〜1.3W以上
パルス幅:200fs以下
があげられる。
照射パルスパワー:平均1kW以上
照射レーザーパワー:3〜20W
パルス幅:10ピコ秒〜10フェムト秒の短パルスレーザーを使用することで良好に情報を記録。特に、3ピコ秒〜30フェムト秒が好ましい。
2…保護層
3…粘着層
4…剥離シート
5…粘着層
6…塗布層
7…支持層
8…粘着層
10…ヒートシール層
11…保護層
12…基材シート
15…レーザー
16…集光レンズ
17…レーザー光
18…改質領域
Claims (18)
- 積層構造からなるホログラム中のホログラム記録層以外の層にレーザー光を選択的に照射することにより照射部が改質され、照射部と非照射部においてコントラストを持つ文字、数字、絵柄、バイオメトリックス情報等が記録されていることを特徴とするレーザーマーキングホログラム。
- 少なくとも、保護層、ホログラム記録層、ヒートシール層又は粘着層が積層され、前記ホログラム記録層に干渉縞が記録されているホログラムフィルム媒体において、前記ホログラム記録層以外の層を改質させるレーザー光を前記ホログラム記録層以外の層に照射することにより、前記ホログラム記録層以外の層の照射部と非照射部においてコントラストを持つ文字、数字、絵柄、バイオメトリックス情報等が記録されていることを特徴とするレーザーマーキングホログラム。
- 前記ホログラム記録層以外の層が前記ホログラム記録層に隣接する前記ヒートシール層又は前記粘着層又は前記保護層であることを特徴とする請求項2記載のレーザーマーキングホログラム。
- 前記レーザー光を照射するレーザーが、10ピコ秒から10フェムト秒の範囲にある超短パルスを発振するレーザーであることを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のレーザーマーキングホログラム。
- 前記レーザー光を照射するレーザーが、紫外線領域のレーザーであることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載のレーザーマーキングホログラム。
- 前記レーザー光が前記ホログラム記録層以外の層に集光することによって照射部が改質されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載のレーザーマーキングホログラム。
- 前記ホログラム記録層が体積ホログラム記録層からなることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載のレーザーマーキングホログラム。
- 前記ホログラム記録層以外の層が、レーザー光照射により改質あるいは改質を促進する無機材料及び/又は有機材料を含有するプラスチック材料からなることを特徴とする請求項1から7の何れか1項記載のレーザーマーキングホログラム。
- 積層構造からなりその中のホログラム記録層に干渉縞が記録されているホログラムのホログラム記録層以外の層にレーザー光を照射して改質することにより情報が記録された請求項1から8の何れか1項記載のレーザーマーキングホログラムを備えたカードにおいて、個別の情報がレーザー光を照射して前記ホログラム記録層以外の層に記録されていることを特徴とするレーザーマーキングホログラム付きカード。
- 少なくとも、保護層、ホログラム記録層、ヒートシール層又は粘着層が積層され、前記ホログラム記録層に干渉縞が記録されているホログラムにレーザー光を照射して前記ホログラム記録層以外の層を改質することにより情報が記録されいることを特徴とするホログラム転写箔。
- 媒体に請求項10記載のホログラム転写箔が転写されていることを特徴とするレーザーマーキングホログラム転写体。
- 媒体がカード形態であり、前記ホログラム記録層に特定の光を回折、透過させる機能を有するホログラムとして干渉縞が記録されており、個別の情報がレーザー光を照射して前記ホログラム記録層以外の層に記録されていることを特徴とする請求項11記載のレーザーマーキングホログラム転写体。
- 積層構造からなりその中のホログラム記録層に干渉縞が記録されているホログラムのホログラム記録層以外の層にレーザー光を照射して改質することにより情報が記録された請求項1から8の何れか1項記載のレーザーマーキングホログラムを備えたレーザーマーキングホログラム転写体において、個別の情報がレーザー光を照射して前記ホログラム記録層以外の層に記録されていることを特徴とするレーザーマーキングホログラム転写体。
- コントラストを持つ文字、数字、絵柄、バイオメトリックス情報等が記録されたホログラムを得るレーザーマーキング方法において、積層構造からなりその中のホログラム記録層に干渉縞が記録されているホログラムのホログラム記録層以外の層の選択領域にレーザー光を照射することにより、前記ホログラム記録層以外の層の選択領域を炭化、溶融又はアブレーションさせることを特徴とするホログラムレーザーマーキング方法。
- 前記ホログラム以外の層が、レーザー光照射により改質あるいは改質を促進する無機材料及び/又は有機材料を含有するプラスチック材料からなることを特徴とする請求項14記載のホログラムレーザーマーキング方法。
- 前記レーザー光が、10ピコ秒から10フェムト秒の範囲にある超短パルスのレーザー光であることを特徴とする請求項14又は15記載のホログラムレーザーマーキング方法。
- 前記レーザー光が、紫外線領域のレーザー光であることを特徴とする請求項14から16の何れか1項記載のホログラムレーザーマーキング方法。
- 前記レーザー光を前記ホログラム以外の層に集光することによって照射部を改質することを特徴とする請求項14から17の何れか1項記載のホログラムレーザーマーキング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006133498A JP4807504B2 (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | レーザーマーキングホログラム及びホログラムレーザーマーキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006133498A JP4807504B2 (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | レーザーマーキングホログラム及びホログラムレーザーマーキング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007304377A true JP2007304377A (ja) | 2007-11-22 |
JP4807504B2 JP4807504B2 (ja) | 2011-11-02 |
Family
ID=38838346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006133498A Active JP4807504B2 (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | レーザーマーキングホログラム及びホログラムレーザーマーキング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4807504B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009248571A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Jds Uniphase Corp | 改善されたovd内蔵デバイス |
CN101872577A (zh) * | 2009-04-27 | 2010-10-27 | 大日本印刷株式会社 | 防伪介质 |
CN101872152A (zh) * | 2009-04-27 | 2010-10-27 | 大日本印刷株式会社 | 防伪介质 |
JP2011232408A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-17 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 構造色発色用樹脂被膜の形成に用いるコーティング組成物 |
JP2012508121A (ja) * | 2008-11-05 | 2012-04-05 | エグザテック・リミテッド・ライアビリティー・カンパニー | コートされたプラスチック基材の部分マーキング |
JP2014511294A (ja) * | 2011-03-10 | 2014-05-15 | ピエール ラザリ、ジャン | 背後から照らされるカラーレーザ画像を製造する方法、この方法を用いた身分証明書及びバックライトシステム |
WO2017179893A1 (ko) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | (주)아이시드 | 투명 홀로그램 라벨의 제조방법 |
WO2017179890A1 (ko) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 나길호 | 투명 홀로그램 라벨 및 그의 제조방법 |
WO2017179891A1 (ko) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 나길호 | 투명 홀로그램 라벨의 제조방법 |
WO2017179892A1 (ko) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 나길호 | 투명 홀로그램 라벨의 제조방법 |
JP2019086658A (ja) * | 2017-11-07 | 2019-06-06 | コニカミノルタ株式会社 | 無端ベルト、定着装置、画像形成装置、および無端ベルトの製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0880680A (ja) * | 1994-04-06 | 1996-03-26 | Dainippon Printing Co Ltd | カード |
JP2002029185A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-29 | Dainippon Printing Co Ltd | カード発行処理方法及び装置、転写箔添付カード |
-
2006
- 2006-05-12 JP JP2006133498A patent/JP4807504B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0880680A (ja) * | 1994-04-06 | 1996-03-26 | Dainippon Printing Co Ltd | カード |
JP2002029185A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-29 | Dainippon Printing Co Ltd | カード発行処理方法及び装置、転写箔添付カード |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009248571A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Jds Uniphase Corp | 改善されたovd内蔵デバイス |
US9254796B2 (en) | 2008-11-05 | 2016-02-09 | Exatec, Llc | Part marking of coated plastic substrates |
US8647721B2 (en) | 2008-11-05 | 2014-02-11 | Exatec, Llc | Part marking of coated plastic substrates |
JP2012508121A (ja) * | 2008-11-05 | 2012-04-05 | エグザテック・リミテッド・ライアビリティー・カンパニー | コートされたプラスチック基材の部分マーキング |
JP2010253829A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 偽造防止媒体 |
JP2010256678A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 偽造防止媒体 |
US8456722B2 (en) | 2009-04-27 | 2013-06-04 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Forgery prevention medium with a volume hologram layer and information layer in different colors |
CN101872152A (zh) * | 2009-04-27 | 2010-10-27 | 大日本印刷株式会社 | 防伪介质 |
CN101872577A (zh) * | 2009-04-27 | 2010-10-27 | 大日本印刷株式会社 | 防伪介质 |
JP2011232408A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-17 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 構造色発色用樹脂被膜の形成に用いるコーティング組成物 |
JP2014511294A (ja) * | 2011-03-10 | 2014-05-15 | ピエール ラザリ、ジャン | 背後から照らされるカラーレーザ画像を製造する方法、この方法を用いた身分証明書及びバックライトシステム |
WO2017179893A1 (ko) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | (주)아이시드 | 투명 홀로그램 라벨의 제조방법 |
WO2017179890A1 (ko) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 나길호 | 투명 홀로그램 라벨 및 그의 제조방법 |
WO2017179891A1 (ko) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 나길호 | 투명 홀로그램 라벨의 제조방법 |
WO2017179892A1 (ko) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | 나길호 | 투명 홀로그램 라벨의 제조방법 |
KR20170117741A (ko) * | 2016-04-14 | 2017-10-24 | 나길호 | 투명 홀로그램 라벨의 제조방법 |
KR101863716B1 (ko) * | 2016-04-14 | 2018-06-01 | 나길호 | 투명 홀로그램 라벨의 제조방법 |
JP2019086658A (ja) * | 2017-11-07 | 2019-06-06 | コニカミノルタ株式会社 | 無端ベルト、定着装置、画像形成装置、および無端ベルトの製造方法 |
JP7024333B2 (ja) | 2017-11-07 | 2022-02-24 | コニカミノルタ株式会社 | 無端ベルト、定着装置、画像形成装置、および無端ベルトの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4807504B2 (ja) | 2011-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4807504B2 (ja) | レーザーマーキングホログラム及びホログラムレーザーマーキング方法 | |
JP4821969B2 (ja) | レーザーマーキングホログラム及びホログラムレーザーマーキング方法 | |
WO2017057722A1 (ja) | 偽造防止構造体 | |
JP4187196B2 (ja) | 偽造防止体積ホログラム積層体および偽造防止体積ホログラムシール | |
JP4371400B2 (ja) | 認証記録媒体作成方法 | |
JP5224060B2 (ja) | 偽造防止媒体 | |
JP4924805B2 (ja) | 体積ホログラム転写箔および体積ホログラム積層体 | |
JPWO2017057723A1 (ja) | 偽造防止構造体 | |
JP4565484B2 (ja) | 体積ホログラム積層体、および体積ホログラム積層体作製用ラベル | |
JP4381050B2 (ja) | 体積ホログラム転写箔 | |
JP2007011319A (ja) | 体積ホログラム転写箔および体積ホログラム積層体 | |
JP2010149388A (ja) | 転写箔とそれを用いた被転写体の製造方法 | |
JP4580517B2 (ja) | 光回折構造を有する情報記録体、光回折構造貼付用シート、光回折構造転写シート、および情報記録体の製造方法。 | |
JP2011000760A (ja) | ホログラム転写箔及びそれを用いたホログラム転写体 | |
WO2018216810A1 (ja) | 情報記録媒体、ラベル、カード、および真贋判定方法 | |
JP4873113B2 (ja) | 偽造防止体積ホログラム積層体 | |
WO2005068218A1 (ja) | 熱転写シート、その製造法およびこの熱転写シートが転写された画像形成体 | |
JP2005035237A (ja) | 中間転写記録媒体 | |
JP7006016B2 (ja) | 個人認証媒体 | |
JP2011213065A (ja) | 光回折構造部を有するカード | |
JP2012173430A (ja) | ホログラムラベル | |
JP4680023B2 (ja) | スレッド用体積ホログラム、および、これを用いたスレッド付き偽造防止用紙 | |
JP2012208365A (ja) | ホログラムラベル | |
JP2013076802A (ja) | ホログラムラベル | |
JP2008062415A (ja) | 情報記録体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090331 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110518 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110701 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110720 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110802 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4807504 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |