JP2007302178A - 自動車用ホイール - Google Patents

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【課題】リム24の曲げモードの一次固有振動数が容易に制御されうる自動車用ホイール20の提供。
【解決手段】ホイール20は、ディスク22とリム24とを備えている。ディスク22は、本体30とディスクフランジ32とを備えている。リム24は、ウェル34、外側ビードシート36、内側ビードシート38、外側リムフランジ40及び内側リムフランジ42を備えている。ディスクフランジ32のエッジ46の軸方向位置は、周方向に沿って周期的に変動している。ディスクフランジ32は、複数の凸出部48と複数の凹陥部50とを備えている。凸出部48は、基準面44の内側まで延在している。凹陥部50は、基準面44よりも外側に位置している。ディスクフランジ32は、ウェル34の内周面と積層されており、かつ内側ビードシート38の内周面と積層されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車に装着されるホイールに関する。
自動車のタイヤホイールは、タイヤとホイールとからなる。図8に、従来のホイール2が示されている。このホイール2は、ディスク4とリム6とからなる。ディスク4は、本体8とディスクフランジ10とからなる。リム6は、ウェル12、一対のビードシート14及び一対のリムフランジ16からなる。ディスクフランジ10は、ウェル12の内周面に接合されている。
自動車が走行すると、路面の微小な凹凸に起因して、タイヤが振動する。この振動は、ホイール2、ハブ、サスペンション等を介して伝播し、室内に至る。この振動は、ロードノイズと称されている。ロードノイズは、搭乗者に不快感を与える。ロードノイズの低減が、望まれている。
ホイール2には、リム6の曲げモードの振動と、ディスク4の倒れモードの振動とが生じる。曲げモードの振動は、ビードシート14及びリムフランジ16の半径方向への微小変形と復元との繰り返しによって生じる。曲げモードにおける一次固有振動数は、200Hzから400Hzまでの間に存在する。倒れモードの振動は、ディスク4の軸方向への微小変形と復元との繰り返しによって生じる。倒れモードの一次固有振動数も、200Hzから400Hzまでの間に存在する。これら一次固有振動数は、タイヤの振動周波数に近い。ホイール2は、タイヤと共振しやすい。共振により、タイヤの振動が室内に伝播しやすい。
倒れモードの一次固有振動数は、ディスク4の形状に依存して大幅に変動する。形状の工夫により、倒れモードの一次固有振動数が制御されうる。タイヤの振動周波数とは大きく異なる倒れモードの一次固有振動数を備えたホイール2は、比較的容易に得られうる。曲げモードの一次固有振動数の制御が、急務である。
特開2004−322898公報には、リムフランジにリング状の強化部材が接合されたホイールが開示されている。この強化部材は、リムの曲げを抑制する。この強化部材により、曲げモードの一次固有振動数が制御されうる。特開2000−255204公報には、金属製リングが填め込まれたホイールが開示されている。この金属製リングは、振動を抑制しうる。
特開2004−322898公報 特開2000−255204公報
特開2004−322898公報に開示された強化部材は、ディスクと一体ではないので、リムの曲げは十分には抑制されない。さらに、強化部材の取付には手間がかかる。特開2000−255204公報に開示された金属製リングは、ディスクと一体ではないので、リムの曲げは十分には抑制されない。さらに、金属製リングの取付には手間がかかる。
本発明の目的は、リムの曲げモードの一次固有振動数が容易に制御されうる自動車用ホイールの提供にある。
本発明に係る自動車用ホイールは、ディスクとリムとを備える。このディスクは、ディスクフランジを備える。このリムは、ウェル、外側ビードシート、内側ビードシート、外側リムフランジ及び内側リムフランジを備える。ディスクフランジは、ウェルの内周面及び内側ビードシートの内周面に積層されている。
好ましくは、ディスクフランジのエッジの全部又は一部は、基準面よりも内側に位置する。この基準面は、ウェルよりも内側に位置し、軸方向に対して垂直である。基準面と外側ビードシートの外側端との距離は、リム幅の80%である。
好ましくは、ディスクフランジは、基準面の内側まで延在する複数の凸出部と、2つの凸出部に挟まれた複数の凹陥部とを備える。好ましくは、凸出部の数は4以上10以下である。
好ましくは、基準面において、内側ビードシートの20%以上がディスクフランジと積層される。
曲げモードの振動は、主として内側ビードシート及び内側リムフランジの変形に起因する。本発明に係るタイヤでは、内側ビードシートの内周面にディスクフランジが積層されているので、内側ビードシート及び内側リムフランジの変形が抑制される。このホイールでは、ディスクフランジによって曲げモードの一次固有振動数が制御されうる。このホイールでは、曲げモードの振動が倒れモードの振動に与える影響が小さい。このホイールは、タイヤと共振しにくい。このホイールにより、振動の室内への伝播が抑制される。このホイールでは、ディスク及びリム以外の部品は必要ない。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動車用ホイール20が示された斜視図である。このホイール20は、ディスク22とリム24とを備えている。ディスク22は、ハブ用孔26及びボルト用孔28を備えている。ボルト用孔28にボルトが通されることにより、ホイール20がハブに固定される。リム24には、タイヤが装着される。
図2は、図1のホイール20が示された拡大断面図である。この図2には、軸を含む平面に沿った断面が示されている。図2において、左右方向は軸方向である。図2において、右側が外側であり、左側が内側である。この図2には、ディスク22とリム24とが示されている。ディスク22とリム24とは、溶接によって接合されている。
ディスク22は、本体30とディスクフランジ32とを備えている。本体30とディスクフランジ32とは、一体的に形成されている。ディスク22は、鋼からなる。ディスク22が他の金属から成ってもよい。
リム24は、ウェル34、外側ビードシート36、内側ビードシート38、外側リムフランジ40及び内側リムフランジ42を備えている。リム24は、鋼からなる。リム24が他の金属から成ってもよい。
図2において両矢印Wで示されているのは、リム幅である。リム幅Wは、JATMA規格のR章に規定された「A寸法」に相当する。図2において二点鎖線44で示されているのは、基準面である。基準面44は、ウェル34よりも内側に位置する。基準面44は、軸方向に対して垂直である。基準面44と外側ビードシート36の外側端46との距離は、リム幅Wの80%である。
図2に示される通り、ディスクフランジ32のエッジ46の軸方向位置は、周方向に沿って周期的に変動している。このエッジ46は、基準面44よりも内側に位置する部分と、基準面44よりも外側に位置する部分とを備えている。
ディスクフランジ32は、複数の凸出部48と複数の凹陥部50とを備えている。凸出部48は、基準面44の内側まで延在している。凹陥部50は、2つの凸出部48に挟まれている。凹陥部50は、基準面44よりも外側に位置している。凸出部48と凹陥部50とは、周方向に沿って交互に配置されている。凸出部48の数は、凹陥部50の数と等しい。図2には、4つの凸出部48と4つの凹陥部50とが示されている。
ディスクフランジ32のうち、図2において最も下方に示された部分では、エッジ46が最も外寄りに位置している。ディスクフランジ32は、ウェル34の内周面のみと積層されている。この構造は、図8に示された従来のホイール2と同等である。一方、ディスクフランジ32のうち図2において最も上方に示された部分では、エッジ46が最も内寄りに位置している。エッジ46は、内側ビードシート38にまで至っている。換言すれば、ディスクフランジ32は、ウェル34の内周面と積層されており、かつ内側ビードシート38の内周面と積層されている。
このホイール20では、内側ビードシート38及び内側リムフランジ42の半径方向への変形が、凸出部48によって抑制される。このホイール20では、ディスクフランジ32によって曲げモードの一次固有振動数が制御されうる。倒れモードの一次固有振動数とは大幅に異なる曲げモードの一次固有振動数が設定されることにより、室内へ伝播する振動が抑制される。このホイール20では、ディスクフランジ32が剛性に寄与するので、リム24の肉厚が小さく設定されうる。小さな肉厚は、ホイール20の軽量に寄与する。
図2において両矢印L1で示されているのは、外側ビードシート36の外側端46から、最も内側に位置するエッジ46までの距離である。振動抑制の観点から、リム幅Wに対する距離L1の比率は80%以上が好ましく、85%以上がより好ましく、90%以上が特に好ましい。理想的には、この比率は100%である。
図2において、両矢印L2で示されているのは、1つの凸出部48におけるディスクフランジ32と内側ビードシート38との積層距離である。距離L2は、内側ビードシート38の内周面と基準面44との交差によって想定される円弧に沿って測定される。全ての凸出部48の距離L2の合計は、「総積層距離TL」と称される。図2において両矢印Dで示されているのは、内側ビードシート38の内径である。内側ビードシート38の内周面の周長は、「D・π」である。下記数式(I)によって算出されるPは、積層率である。
P = (TL / (D ・ π)) ・ 100 (I)
振動抑制の観点から、積層率Pは20%以上が好ましく、30%以上がより好ましく、40%以上が特に好ましい。ホイール20の軽量の観点から、積層率Pは80%以下が好ましく、70%以下がより好ましく、60%以下が特に好ましい。
ホイール20のユニフォミティの観点から、凸出部48の数は4以上が好ましく、5以上がより好ましい。製造容易の観点から、凸出部48の数は10以下が好ましく、8以下がより好ましい。ユニフォミティの観点から、多数の凸出部48が周方向において等間隔で配置されることが好ましい。ユニフォミティの観点から、全ての凸出部48が同一の形状を有することが好ましい。
図3は、本発明の他の実施形態に係る自動車用ホイール52が示された断面図である。このホイール52は、ディスク54とリム24とを備えている。ディスク54は、本体56とディスクフランジ58とを備えている。ディスクフランジ58は、ウェル34の内周面と積層されている。このホイール52が図2に示されたホイール20と異なる点は、ディスクフランジ58の形状である。ディスクフランジ58のエッジ60は、ジグザグ状である。このディスクフランジ58は、凸出部62と凹陥部64とを備えている。凸出部62は、基準面44の内側まで延在している。凸出部62は、内側ビードシート38の内周面と積層されている。凹陥部64は、2つの凸出部62に挟まれている。凹陥部64は、基準面44よりも外側に位置している。
このホイール52では、内側ビードシート38及び内側リムフランジ42の半径方向への変形が、凸出部62によって抑制される。このホイール52では、ディスクフランジ58によって曲げモードの一次固有振動数が制御されうる。振動抑制の観点から、リム幅Wに対する距離L1の比率は80%以上が好ましく、85%以上がより好ましく、90%以上が特に好ましい。理想的には、この比率は100%である。振動抑制の観点から、上記数式(I)によって算出される積層率Pは20%以上が好ましく、30%以上がより好ましく、40%以上が特に好ましい。ホイール52の軽量の観点から、積層率Pは80%以下が好ましく、70%以下がより好ましく、60%以下が特に好ましい。
ホイール52のユニフォミティの観点から、凸出部62の数は4以上が好ましく、5以上がより好ましい。製造容易の観点から、凸出部62の数は10以下が好ましく、8以下がより好ましい。ユニフォミティの観点から、多数の凸出部62が周方向において等間隔で配置されることが好ましい。ユニフォミティの観点から、全ての凸出部62が同一の形状を有することが好ましい。
図4は、本発明のさらに他の実施形態に係る自動車用ホイール66が示された断面図である。このホイール66は、ディスク68とリム24とを備えている。ディスク68は、本体70とディスクフランジ72とを備えている。ディスクフランジ72は、ウェル34の内周面と積層されている。このホイール66が図2に示されたホイール20と異なる点は、ディスクフランジ72の形状である。ディスクフランジ72のエッジ74は、波状である。このディスクフランジ72は、凸出部76と凹陥部78とを備えている。凸出部76は、基準面44の内側まで延在している。凸出部76は、内側ビードシート38の内周面と積層されている。凹陥部78は、2つの凸出部76に挟まれている。凹陥部78は、基準面44よりも外側に位置している。
このホイール66では、内側ビードシート38及び内側リムフランジ42の半径方向への変形が、凸出部76によって抑制される。このホイール66では、ディスクフランジ72によって曲げモードの一次固有振動数が制御されうる。振動抑制の観点から、リム幅Wに対する距離L1の比率は80%以上が好ましく、85%以上がより好ましく、90%以上が特に好ましい。理想的には、この比率は100%である。振動抑制の観点から、上記数式(I)によって算出される積層率Pは20%以上が好ましく、30%以上がより好ましく、40%以上が特に好ましい。ホイール66の軽量の観点から、積層率Pは80%以下が好ましく、70%以下がより好ましく、60%以下が特に好ましい。
ホイール66のユニフォミティの観点から、凸出部76の数は4以上が好ましく、5以上がより好ましい。製造容易の観点から、凸出部76の数は10以下が好ましく、8以下がより好ましい。ユニフォミティの観点から、多数の凸出部76が周方向において等間隔で配置されることが好ましい。ユニフォミティの観点から、全ての凸出部76が同一の形状を有することが好ましい。
図5は、本発明のさらに他の実施形態に係る自動車用ホイール80が示された断面図である。このホイール80は、ディスク82とリム24とを備えている。ディスク82は、本体84とディスクフランジ86とを備えている。ディスクフランジ86は、ウェル34の内周面と積層されている。このホイール80が図2に示されたホイール20と異なる点は、ディスクフランジ86の形状である。ディスクフランジ86のエッジ88のうち最も外側の部分は、内側ビードシート38の外側端90の近傍に位置している。このディスクフランジ86は、凸出部92と凹陥部94とを備えている。凸出部92は、基準面44の内側まで延在している。凸出部92は、内側ビードシート38の内周面と積層されている。凹陥部94は、2つの凸出部92に挟まれている。凹陥部94は、基準面44よりも外側に位置している。凸出部92と凹陥部94との軸方向段差は、小さい。
このホイール80では、内側ビードシート38及び内側リムフランジ42の半径方向への変形が、凸出部92によって抑制される。このホイール80では、ディスクフランジ86によって曲げモードの一次固有振動数が制御されうる。振動抑制の観点から、リム幅Wに対する距離L1の比率は80%以上が好ましく、85%以上がより好ましく、90%以上が特に好ましい。理想的には、この比率は100%である。振動抑制の観点から、上記数式(I)によって算出される積層率Pは20%以上が好ましく、30%以上がより好ましく、40%以上が特に好ましい。ホイール80の軽量の観点から、積層率Pは80%以下が好ましく、70%以下がより好ましく、60%以下が特に好ましい。
ホイール80のユニフォミティの観点から、凸出部92の数は4以上が好ましく、5以上がより好ましい。製造容易の観点から、凸出部92の数は10以下が好ましく、8以下がより好ましい。ユニフォミティの観点から、多数の凸出部92が周方向において等間隔で配置されることが好ましい。ユニフォミティの観点から、全ての凸出部92が同一の形状を有することが好ましい。
図6は、本発明のさらに他の実施形態に係る自動車用ホイール94が示された断面図である。このホイール94は、ディスク96とリム24とを備えている。ディスク96は、本体98とディスクフランジ100とを備えている。このホイール94が図2に示されたホイール20と異なる点は、ディスクフランジ100の形状である。ディスクフランジ100のエッジ102は、軸方向の段差を有さない。換言すれば、エッジ102は円形である。このディスクフランジ100は、全周にわたって、ウェル34の内周面及び内側ビードシート38の内周面と積層されている。
このホイール94では、内側ビードシート38及び内側リムフランジ42の半径方向への変形が、ディスクフランジ100によって抑制される。このホイール94では、ディスクフランジ100によって曲げモードの一次固有振動数が制御されうる。振動抑制の観点から、リム幅Wに対する距離L1の比率は80%以上が好ましく、85%以上がより好ましく、90%以上が特に好ましい。理想的には、この比率は100%である。
このディスクフランジは、凹陥部を備えていないので、重い。軽量の観点から、凹陥部50(図2参照)を備えたホイールが好ましい。
[実施例]
図1及び図2に示されたホイールを4つ準備した。このホイールのサイズは、「15×6.5−JJ」である。このホイールは、7つの凸出部と7つの凹陥部とを備えている。このホイールでは、距離L1のリム幅Wに対する比率は95%であり、積層率Pは40%である。排気量が2000cmであり、フロントエンジン前輪駆動タイプの乗用車を準備し、そのフロント左のハブにホイールを固定した。このホイールには、タイヤが装着されていない。フロント右、リア左及びリア右のハブには、タイヤが装着されたホイールを固定した。タイヤのサイズは、「195/65R15 91H」である。タイヤの内圧は、230kPaである。フロント左のホイールを加振機に載置し、このホイールを振動させた。運転席の背シートに取り付けた騒音計により、室内に伝播する振動を測地した。この結果が、図7に示されている。
[比較例]
図8に示された市販のホイールを準備した。このホイールのディスクフランジは、ウェルとのみ積層されている。このホイールを乗用車に装着し、実施例と同様にして振動を測定した。この結果が、図7に示されている。
図7から明らかなように、実施例のホイールの音圧レベルは、比較例のホイールのそれに比べて低い。特に、315Hz近傍の周波数において、この傾向が顕著である。
この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るホイールは、種々の車両に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動車用ホイールが示された斜視図である。 図2は、図1のホイールが示された拡大断面図である。 図3は、本発明の他の実施形態に係る自動車用ホイールが示された断面図である。 図4は、本発明のさらに他の実施形態に係る自動車用ホイールが示された断面図である。 図5は、本発明のさらに他の実施形態に係る自動車用ホイールが示された断面図である。 図6は、本発明のさらに他の実施形態に係る自動車用ホイールが示された断面図である。 図7は、振動測定の結果が示されたグラフである。 図8は、従来のホイールが示された断面図である。
符号の説明
20、52、66、80、94・・・自動車用ホイール
22、54、68、82、96・・・ディスク
24・・・リム
30、56、70、84、98・・・本体
32、58、72、86、100・・・ディスクフランジ
34・・・ウェル
36・・・外側ビードシート
38・・・内側ビードシート
40・・・外側リムフランジ
42・・・内側リムフランジ
44・・・基準面
46、60、74、88、102・・・エッジ
48、62、76、92・・・凸出部
50、64、78、94・・・凹陥部

Claims (5)

  1. ディスクとリムとを備えており、
    このディスクがディスクフランジを備えており、
    このリムがウェル、外側ビードシート、内側ビードシート、外側リムフランジ及び内側リムフランジを備えており、
    このディスクフランジが、ウェルの内周面及び内側ビードシートの内周面に積層されている自動車用ホイール。
  2. 上記ウェルよりも内側に位置し、軸方向に対して垂直であり、外側ビードシートの外側端との距離がリム幅の80%である基準面が想定されたとき、
    ディスクフランジのエッジの全部又は一部がこの基準面よりも内側に位置する請求項1に記載のホイール。
  3. 上記ディスクフランジが、基準面の内側まで延在する複数の凸出部と、2つの凸出部に挟まれた複数の凹陥部とを備えている請求項2に記載のホイール。
  4. 上記凸出部の数が4以上10以下である請求項3に記載のホイール。
  5. 上記基準面において、内側ビードシートの20%以上がディスクフランジと積層されている請求項2から4の何れかに記載のホイール。
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