JP2007300521A - 固体撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画素信号の出力チャンネル数の切り替え可能な固体撮像装置において、ノイズ抑圧部を有効に活用し得るように構成する。
【解決手段】 二次元状に配列された単位画素P1a〜P2bに共通に接続した各垂直信号線3−A,3−Bの両端に、スイッチ素子SW1,SW2を介してクランプ型のノイズ抑圧部10A,10Bをそれぞれ接続し、ノイズ抑圧部10A,10Bのクランプ容量C11A,C11Bの両端間にスイッチ素子SW3,SW4を配置して、前記クランプ容量を並列接続できるように構成し、各ノイズ抑圧部のホールド容量C12A,C12Bに保持された単位画素の信号成分を4つの出力チャンネルから出力させるようにすると共に、前記クランプ容量を並列接続して2つの出力チャンネルから出力させ、ノイズ抑圧部でのゲインを大きくするように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 二次元状に配列された単位画素P1a〜P2bに共通に接続した各垂直信号線3−A,3−Bの両端に、スイッチ素子SW1,SW2を介してクランプ型のノイズ抑圧部10A,10Bをそれぞれ接続し、ノイズ抑圧部10A,10Bのクランプ容量C11A,C11Bの両端間にスイッチ素子SW3,SW4を配置して、前記クランプ容量を並列接続できるように構成し、各ノイズ抑圧部のホールド容量C12A,C12Bに保持された単位画素の信号成分を4つの出力チャンネルから出力させるようにすると共に、前記クランプ容量を並列接続して2つの出力チャンネルから出力させ、ノイズ抑圧部でのゲインを大きくするように構成する。
【選択図】 図1
Description
この発明は,多チャンネル出力方式の固体撮像装置に関する。
従来、数百万個の画素を有する撮像素子から高フレームレートで映像信号を得るための一般的手法として、単一の撮像素子から、同時並列に複数の映像信号を得る多チャンネル出力方式が採用されている。しかし、デジタルカメラ等のように静止画を扱う撮像装置では、必ずしも高フレームレートが必要でない場合もあり、撮像状況などに応じて読み出すチャンネル数を変化させる読み出し方法もある。
図13は、MOS型撮像素子の多チャンネル出力方式において撮像状況などに応じて読み出すチャンネル数を変化させる構成の一例として、特開2004−328671号公報に記載されている撮像素子の構成の一部を示す回路構成図である。図13に示すように、この撮像素子は、光電変換部であるフォトダイオードPD1と前記フォトダイオードの検出信号を増幅する増幅トランジスタM1 と前記フォトダイオードPD1の検出信号をリセットするリセットトランジスタM2 と各行を選択するための行選択トランジスタM3 と画素電源VDDからなる単位画素P1a〜P2bと、単位画素P1a〜P2bを駆動する垂直走査部2と、単位画素P1a,P2aの出力となる垂直信号線3−Aと、単位画素P1b,P2b の出力となる垂直信号線3−Bと、垂直信号線3−A,3−Bに定電流を流すバイアス用トランジスタM5 AとM5 Bと、バイアス用トランジスタM5 AとM5 Bの電流値を決めるバイアス電流調整電圧線VBIASと、垂直信号線3−A,3−Bの両端にそれぞれ接続され、単位画素P1a〜P2bの信号のノイズ成分を抑圧するノイズ抑圧部10A,10Bと、ノイズ抑圧部10Aからの信号を水平信号線15−1,15−2に読み出す列選択トランジスタM13Aと、ノイズ抑圧部10Bからの信号を水平信号線15−3,15−4に読み出す列選択トランジスタM13Bと、列選択トランジスタM13A,M13Bを駆動する画素部を挟んで両側に配置された水平走査部20と、水平信号線15−1〜15−4の末端に接続される出力アンプ16−1〜16−4とから構成されており、出力アンプ16−1〜16−4からの信号が、出力チャンネルOUT1〜OUT4から多チャンネル出力として取り出されるようになっている。
ここで、水平信号線15−1,15−2に接続されるノイズ抑圧部10Aは、垂直信号線3−A又は3−Bに接続されたクランプ容量C11Aと、垂直信号線3−A又は3−Bの電圧変化分を保持するホールド容量C12Aと、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Aと、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aとを所定の電圧にクランプするためのクランプトランジスタM12Aとで構成され、サンプルホールドトランジスタM11Aのゲートには、サンプルホールド制御パルスφSH1が供給され、クランプトランジスタM12Aのゲートにはクランプ制御パルスφCL1が供給されるようになっている。
また、水平信号線15−3,15−4に接続されるノイズ抑圧部10Bは、垂直信号線3−A又は3−Bに接続されたクランプ容量C11Bと、垂直信号線3−A又は3−Bの電圧変化分を保持するホールド容量C12Bと、クランプ容量C11Bとホールド容量C12Bとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Bと、クランプ容量C11Bとホールド容量C12Bとを所定の電圧にクランプするためのクランプトランジスタM12Bとで構成され、サンプルホールドトランジスタM11Bのゲートには、制御パルスφSH2が供給され、クランプトランジスタM12Bのゲートには制御パルスφCL2が供給されるようになっている。
図14の(A)は、図13に示した上記従来例における、出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から全画素の信号を読み出す4チャンネルモードの駆動タイミングチャートの概略を示す図である。1行目の行選択パルスφROW1=Hにすると、1行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに1行目の単位画素P1a,P1bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL1=H、及びサンプルホールド制御パルスφSH1=Hとして、サンプルホールドトランジスタM11AとクランプトランジスタM12Aをオン状態とすることで、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aを基準電位VREFに固定する。
そして、クランプ制御パルスφCL1=Lとして、クランプトランジスタM12Aをオフ状態とすることで、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aとの接続ラインをフローティング状態とした後、1行目のリセット制御パルスφRES1=Hとして、リセットトランジスタM2 をオン状態とし、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES1=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig1が垂直信号線3−A及び3−Bに現れ、クランプ容量C11A及びサンプルホールドトランジスタM11Aを介してホールド容量C12Aに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH1=Lとして、サンプルホールドトランジスタM11Aをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF+{C11A/(C11A+C12A)}×ΔVsig1
が保持される。
VREF+{C11A/(C11A+C12A)}×ΔVsig1
が保持される。
次に、2行目の行選択パルスφROW2=Hにすると、2行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに2行目の単位画素P2a,P2bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL2=H,及びサンプルホールド制御パルスφSH2=Hとして、サンプルホールドトランジスタM11BとクランプトランジスタM12Bをオン状態とすることで、クランプ容量C11Bとサンプルホールド容量C12Bを基準電位VREFに固定する。
そして、クランプ制御パルスφCL2=Lとして、ノイズ抑圧部のクランプトランジスタM12Bをオフ状態とすることで、クランプ容量C11Bとホールド容量C12Bとの接続ラインをフローティング状態とした後、2行目のリセット制御パルスφRES2=Hとし、2行目の単位画素のリセットトランジスタM2 をオン状態として、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES2=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig2が垂直信号線3−A及び3−Bに現れ、クランプ容量C11B及びサンプルホールドトランジスタM11Bを介してホールド容量C12Bに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH2=Lとして、サンプルホールドトランジスタM11Bをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに2行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF+{C11B/(C11B+C12B)}×ΔVsig2
が保持される。
VREF+{C11B/(C11B+C12B)}×ΔVsig2
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同時に、列選択トランジスタM13Bがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに保持された信号成分が水平信号線15−3,15−4へ読み出され、出力アンプ16−3,16−4を通り、2行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT3,OUT4から読み出される。同様の動作を全画素の1/2行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から読み出す。
以上のような読み出しを行うことで、4チャンネルモードでは、4つの出力チャンネルを利用して、画素信号を2行ずつ同時に読み出すことで、全画素の信号を高速に読み出すことが可能となる。
図14の(B)は、図13に示した従来例において、出力チャンネルOUT1,OUT2のみから全画素の信号を読み出す2チャンネルモードの駆動タイミングチャートの概略を示す図である。1行目の行選択パルスφROW1=Hにすると、1行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに単位画素P1a,P1bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL1=H、及びサンプルホールド制御パルスφSH1=Hとして、サンプルホールドトランジスタM11AとクランプトランジスタM12Aをオン状態とすることで、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aを基準電位VREFに固定する。
次に、クランプ制御パルスφCL1=Lとして、ノイズ抑圧部10AのクランプトランジスタM12Aをオフ状態とすることで、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aとの接続ラインをフローティング状態とした後、1行目のリセット制御パルスφRES1 =Hとし、1行目の単位画素のリセットトランジスタM2 をオン状態として、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES1=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig1 が垂直信号線3−A及び3−Bに現れ、クランプ容量C11A及びサンプルホールドトランジスタM11Aを介してホールド容量C12Aに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH1=Lとして、サンプルホールドトランジスタM11Aをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF+{C11A/(C11A+C12A)}×ΔVsig1
が保持される。
VREF+{C11A/(C11A+C12A)}×ΔVsig1
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同様の動作を全画素の行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出す。
以上のような読み出しを行うことで2チャンネルモードでは、出力するチャンネル数を減らすことで、特性ばらつきの発生する要因を減らし、高画質化を図ることができる。また不要な回路の動作を停止させることで、消費電力を減らすことを可能としている。以上示したように従来技術によれば、出力チャンネル数を切り替えることで、高フレームレートの撮像と、高画質並びに低消費電力の撮像とを、切り替えることを可能としている。
特開2004−328671号公報
しかしながら、従来例においては、ノイズ抑圧部10A,10Bが全て有効に用いられているわけではなく、特に、2チャンネルモードにおいては、4チャンネルモードにおいては用いられているノイズ抑圧部10Bが無駄となっている。
本発明は、従来の多チャンネル出力方式の固体撮像素子における上記問題点を解消するためになされたものであり、画素信号の出力チャンネル数の切り替え可能な固体撮像装置において、ノイズ抑圧部を有効に活用し得る固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の固体撮像装置は、光電変換部と前記光電変換部の出力を増幅して画素信号を出力する増幅部とを含んだ画素を行方向及び列方向に二次元的に配置した画素部と、前記画素部の読み出し行を選択する第1の走査部と、前記画素信号のノイズ抑圧を行うノイズ抑圧部と、前記ノイズ抑圧部を経た画素信号を複数の水平信号線から出力させる第2の走査部と、前記画素信号を出力させる前記水平信号線の数が異なる、設定可能な複数の駆動モードを有し、前記駆動モード設定時、設定された前記駆動モードに応じ、その駆動モードに係る前記水平信号線に連なる前記ノイズ抑圧部内の機能素子の接続態様を変更する制御部とを有することを特徴とするものである。
この請求項1に係る発明の実施例には、第1〜第5の実施例が対応する。そして、このように構成された固体撮像装置においては、設定された駆動モードに応じ、その駆動モードに係る水平信号線に連なるノイズ抑圧部内の機能素子の接続態様を変更するようになっているので、例えば、従来、水平信号線数の多い駆動モードにおいてのみ用いられていたノイズ抑圧部の機能素子を、水平信号線数の少ない駆動モードを設定した場合におけるノイズ抑圧部の機能素子としても用いることが可能となり、より幅広い機能をノイズ抑圧部に実現することが可能となる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る固体撮像装置において、前記ノイズ抑圧部は、前記水平信号線毎に配置された、前記画素信号のノイズ抑圧を行う複数のノイズ抑圧サブユニットからなり、各ノイズ抑圧サブユニットは容量を含み、前記制御部は、前記駆動モード設定時、設定された駆動モードに係る第1の水平信号線に連なる第1のノイズ抑圧サブユニットの前記容量に、前記設定された駆動モードに係わらない第2の水平信号線に連なる第2のノイズ抑圧サブユニットの前記容量を連結することを特徴とするものである。
この請求項2に係る発明の実施例には、第1〜第5の実施例が対応する。そして、このように構成された固体撮像装置においては、駆動モード設定時、設定された駆動モードに係る第1の水平信号線に連なる第1のノイズ抑圧サブユニットの容量に、設定された駆動モードに係わらない第2の水平信号線に連なる第2のノイズ抑圧サブユニットの容量を連結するようになっているので、請求項1に係る発明と同様、より幅広い機能をノイズ抑圧部に実現することが可能となる。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る固体撮像装置において、前記ノイズ抑圧サブユニットは、第1の画素信号レベルを基準にし、第2の画素信号レベルとの差信号に応じた出力を生成するクランプ容量を有するクランプ型ノイズ抑圧回路からなり、前記制御部は、前記駆動モード設定時、前記第1のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量に、前記第2のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量を並列接続することを特徴とするものである。
この請求項3に係る発明の実施例には、第1の実施例が対応する。そして、このように構成された固体撮像装置においては、駆動モード設定時、第1のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量に、第2のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量が並列接続されるようになっているので、ノイズ抑圧部のゲインを増加させることが可能となり、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくでき、更なる高画質化を図ることができる。
請求項4に係る発明は、請求項2に係る固体撮像装置において、前記ノイズ抑圧サブユニットは、第1の画素信号レベルを基準にし、第2の画素信号レベルとの差信号に応じた出力を生成するクランプ容量と、前記差信号の反転増幅信号を出力する反転増幅器と、前記反転増幅器の入力と出力間に接続された帰還容量とを有するクランプ型ノイズ抑圧回路からなり、前記制御部は、前記駆動モード設定時、前記第1のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量に対する前記第2のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量の並列接続、又は、前記第1のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量に対する前記第2のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量の直列接続、の少なくとも一方を行うことを特徴とするものである。
この請求項4に係る発明の実施例には、第2,第3の実施例が対応する。そして、このように構成された撮像装置においては、駆動モード設定時、第1のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量に対する第2のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量の並列接続、又は、第1のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量に対する第2のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量の直列接続、の少なくとも一方が行われるようになっているので、ノイズ抑圧部のゲインを増加させることが可能となり、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくでき、更なる高画質化を図ることができる。
請求項5に係る発明は、請求項2に係る固体撮像装置において、前記ノイズ抑圧サブユニットは、第1の画素信号レベルを基準にし、第2の画素信号レベルとの差信号に応じた出力を生成するクランプ容量と、前記差信号を非反転入力に印加し正転増幅信号を出力する差動増幅器と、前記差動増幅器の反転入力と出力間に接続された帰還容量と、前記差動増幅器の反転入力と基準電位間に接続された増幅用容量とを有するクランプ型ノイズ抑圧回路からなり、前記制御部は、前記駆動モード設定時、前記第1のノイズ抑圧サブユニットの増幅用容量に対する前記第2のノイズ抑圧サブユニットの増幅用容量の並列接続、又は、前記第1のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量に対する前記第2のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量の直列接続、の少なくとも一方を行うことを特徴とするものである。
この請求項5に係る発明の実施例には、第4の実施例が対応する。そして、このように構成された撮像装置においては、駆動モード設定時、第1のノイズ抑圧サブユニットの増幅用容量に対する第2のノイズ抑圧サブユニットの増幅用容量の並列接続、又は、第1のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量に対する第2のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量の直列接続、の少なくとも一方が行われるようになっているので、ノイズ抑圧部のゲインを増加させることが可能となり、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくでき、更なる高画質化を図ることができる。
請求項6に係る発明は、請求項2〜5のいずれか1項に係る固体撮像装置において、前記ノイズ抑圧サブユニットは、ノイズ抑圧後の前記画素信号を保持するホールド容量を有し、前記制御部は、前記駆動モード設定時、前記第1のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量に対して前記第2のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量を並列接続することを特徴とするものである。
この請求項6に係る発明の実施例には、第5の実施例が対応する。そして、このように構成された撮像装置においては、駆動モード設定時、第1のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量に対して第2のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量が並列接続されるようになっているので、水平信号線への読み出しゲインを増加させることが可能となり、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくでき、更なる高画質化を図ることができる。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る固体撮像装置において、前記第1のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量と前記第2のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量とは、前記駆動モード設定時、異なる行の画素信号が保持されることを特徴とするものである。
この請求項7に係る発明の実施例には、第5の実施例が対応する。そして、このように構成された撮像装置においては、第1のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量と第2のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量とは、駆動モード設定時、異なる行の画素信号が保持されるようになっているので、異なる行の画素信号を加算平均することが可能となり、フレームレート向上と高画質化の両立を図ることができる。
請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれか1項に係る固体撮像装置において、前記制御部は、撮影条件に応じ、前記駆動モードの設定を行うことを特徴とするものである。
この請求項8に係る発明の実施例には、第1〜第5の実施例が対応する。そして、このように構成された撮像装置においては、撮影条件に応じ、駆動モードの設定が行われることで、最適なノイズ抑圧部の構成及び駆動方法を選択できるため、高画質化を図ることができる。
本発明によれば、出力チャンネル数を切り替えて使用する固体撮像装置において、出力チャンネルが少ない読み出しモードのときには、使用していない出力チャンネルに対応するノイズ抑圧部の容量を有効利用して、出力チャンネルが多いときにはない、ノイズ抑圧部のゲイン増加及び垂直方向の画素加算の機能を実現することが可能となり、これにより出力チャンネルが少ない読み出しモードでの高画質化が図れる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施例1)
まず、本発明に係る固体撮像装置の実施例1について説明する。図1は、実施例1に係る固体撮像装置の構成の一部を示す回路構成図である。この実施例に係る固体撮像装置は、光電変換部であるフォトダイオードPD1と該フォトダイオードPD1の検出信号を増幅する増幅トランジスタM1 と前記フォトダイオードPD1の検出信号をリセットするリセットトランジスタM2 と各行を選択するための行選択トランジスタM3 と画素電源VDDとからなる単位画素P1a〜P2bと、単位画素P1a〜P2bを駆動する垂直走査部2と、単位画素P1a,P2aの出力となる垂直信号線3−Aと、単位画素P1b,P2bの出力となる垂直信号線3−Bと、垂直信号線3−A,3−Bに定電流を流すバイアス用トランジスタM5 A及びM5 Bと、バイアス用トランジスタM5 AとM5 Bの電流値を決めるバイアス電流調整電圧線VBIASと、垂直信号線3−A,3−Bの両端にそれぞれ接続され単位画素P1a〜P2bの信号のノイズ成分を抑圧するクランプ型のノイズ抑圧部10A,10Bと、ノイズ抑圧部10Aからの信号を水平信号線15−1,15−2に読み出す列選択トランジスタM13Aと、ノイズ抑圧部10Bからの信号を水平信号線15−3,15−4に読み出す列選択トランジスタM13Bと、列選択トランジスタM13A,M13Bを駆動する画素部を挟んで両側に配置された水平走査部20と、水平信号線15−1〜15−4の末端に接続される出力アンプ16−1〜16−4とから構成されており、出力アンプ16−1〜16−4からの信号が、出力チャンネルOUT1〜OUT4から多チャンネル出力として取り出されるようになっている。
まず、本発明に係る固体撮像装置の実施例1について説明する。図1は、実施例1に係る固体撮像装置の構成の一部を示す回路構成図である。この実施例に係る固体撮像装置は、光電変換部であるフォトダイオードPD1と該フォトダイオードPD1の検出信号を増幅する増幅トランジスタM1 と前記フォトダイオードPD1の検出信号をリセットするリセットトランジスタM2 と各行を選択するための行選択トランジスタM3 と画素電源VDDとからなる単位画素P1a〜P2bと、単位画素P1a〜P2bを駆動する垂直走査部2と、単位画素P1a,P2aの出力となる垂直信号線3−Aと、単位画素P1b,P2bの出力となる垂直信号線3−Bと、垂直信号線3−A,3−Bに定電流を流すバイアス用トランジスタM5 A及びM5 Bと、バイアス用トランジスタM5 AとM5 Bの電流値を決めるバイアス電流調整電圧線VBIASと、垂直信号線3−A,3−Bの両端にそれぞれ接続され単位画素P1a〜P2bの信号のノイズ成分を抑圧するクランプ型のノイズ抑圧部10A,10Bと、ノイズ抑圧部10Aからの信号を水平信号線15−1,15−2に読み出す列選択トランジスタM13Aと、ノイズ抑圧部10Bからの信号を水平信号線15−3,15−4に読み出す列選択トランジスタM13Bと、列選択トランジスタM13A,M13Bを駆動する画素部を挟んで両側に配置された水平走査部20と、水平信号線15−1〜15−4の末端に接続される出力アンプ16−1〜16−4とから構成されており、出力アンプ16−1〜16−4からの信号が、出力チャンネルOUT1〜OUT4から多チャンネル出力として取り出されるようになっている。
そして、水平信号線15−1,15−2に接続されるノイズ抑圧部10Aは、垂直信号線3−A又は3−Bに接続されたクランプ容量C11Aと、垂直信号線3−A又は3−Bの電圧変化分を保持するホールド容量C12Aと、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Aと、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aとを所定の電圧にクランプするためのクランプトランジスタM12Aとで構成され、サンプルホールドトランジスタM11Aのゲートにはサンプルホールド制御パルスφSH1が供給され、クランプトランジスタM12Aのゲートにはクランプ制御パルスφCL1が供給されるようになっている。
また、水平信号線15−3,15−4に接続されるノイズ抑圧部10Bは、垂直信号線3−A又は3−Bに接続されたクランプ容量C11Bと、垂直信号線3−A又は3−Bの電圧変化分を保持するホールド容量C12Bと、クランプ容量C11Bとホールド容量C12Bとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Bと、クランプ容量C11Bとホールド容量C12Bとを所定の電圧にクランプするためのクランプトランジスタM12Bとで構成され、サンプルホールドトランジスタM11Bのゲートには、サンプルホールド制御パルスφSH2が供給され、クランプトランジスタM12Bのゲ−トにはクランプ制御パルスφCL2が供給されるようになっている。
更に、垂直信号線3−A又は3−Bとノイズ抑圧部10Aとを接続するスイッチ素子SW1,垂直信号線3−A又は3−Bとノイズ抑圧部10Bとを接続するスイッチ素子SW2,ノイズ抑圧部10Aのクランプ容量C11Aの両端とノイズ抑圧部10Bのクランプ容量C11Bの両端間をそれぞれ接続するスイッチ素子SW3,SW4を備えている。なお、図1においては、画素部を2×2の4単位画素で構成している場合について示しているが、実際は画素部は行方向及び列方向に二次元的に配置した多数の単位画素で構成されており、各単位画素に対して、同様に垂直信号線、ノイズ抑圧部、列選択トランジスタ等が配置されている。
次に、このように構成されている実施例1に係る固体撮像装置の動作について説明する。図2の(A)は、本実施例1における、出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から全画素の信号を読み出す4チャンネルモードの駆動タイミングチャートの概略を示す図である。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオン、スイッチ素子SW3をオフ、スイッチ素子SW4をオフとする。その後の動作は従来例の動作と全く同じであり、4チャンネルモードの読み出し動作は従来例と同様の読み出しとなる。
すなわち、1行目の行選択パルスφROW1=Hにすると、1行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに1行目の単位画素P1a,P1bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL1=H、及びサンプルホールド制御パルスφSH1=Hとして、ノイズ抑圧部10AのサンプルホールドトランジスタM11AとクランプトランジスタM12Aをオン状態とすることで、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aを基準電位VREFに固定する。
そして、クランプ制御パルスφCL1=Lとして、ノイズ抑圧部10AのクランプトランジスタM12Aをオフ状態とすることで、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aとの接続ラインをフローティング状態とした後、1行目のリセット制御パルスφRES1=Hとして1行目の単位画素のリセットトランジスタM2 をオン状態とし、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES1=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig1が垂直信号線3−A,3−Bに現れ、クランプ容量C11A及びサンプルホールドトランジスタM11Aを介してホールド容量C12Aに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH1=LとしてサンプルホールドトランジスタM11Aをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF+{C11A/(C11A+C12A)}×ΔVsig1
が保持される。
VREF+{C11A/(C11A+C12A)}×ΔVsig1
が保持される。
次に、2行目の行選択パルスφROW2=Hにすると、2行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに2行目の単位画素P2a,P2bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL2=H、及びサンプルホールド制御パルスφSH2=Hとして、ノイズ抑圧部10BのサンプルホールドトランジスタM11BとクランプトランジスタM12Bをオン状態とすることで、クランプ容量C11Bとホールド容量C12Bを基準電位VREFに固定する。
そして、クランプ制御パルスφCL2=Lとして、ノイズ抑圧部10BのクランプトランジスタM12Bをオフ状態とすることで、クランプ容量C11Bとホールド容量C12Bとの接続ラインをフローティング状態とした後、2行目のリセット制御パルスφRES2=Hとして2行目の単位画素のリセットトランジスタM2 をオン状態とし、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES2=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig2が垂直信号線3−A,3−Bに現れ、クランプ容量C11B 及びサンプルホールドトランジスタM11Bを介してホールド容量C12Bに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH2=LとしてサンプルホールドトランジスタM11Bをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに2行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF+{C11B/(C11B+C12B)}×ΔVsig2
が保持される。
VREF+{C11B/(C11B+C12B)}×ΔVsig2
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1によって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同時に、列選択トランジスタM13Bがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに保持された信号成分が水平信号線15−3,15−4へ読み出され、出力アンプ16−3,16−4を通り、2行目の単位画素の画素信号が、出力チャンネルOUT3,OUT4から読み出される。同様の動作を全画素の1/2行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から読み出す。以上示したように、4チャンネルモードに関しては、従来例と変わらない読み出しとなる。
図2の(B)は、本実施例1において、出力チャンネルOUT1,OUT2のみから全画素の信号を読み出す2チャンネルモードの駆動タイミングチャートの概略を示す図である。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオフ、スイッチ素子SW3をオン、スイッチ素子SW4をオンとする。これにより、ノイズ抑圧部10Aとノイズ抑圧部10Bのクランプ容量C11A,C11Bが並列接続される。
その後、1 行目の行選択パルスφROW1=Hにすると、1行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに1行目の単位画素P1a,P1bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL1=H、及びサンプルホールド制御パルスφSH1=Hとして、ノイズ抑圧部10AのサンプルホールドトランジスタM11AとクランプトランジスタM12Aをオン状態とすることで、クランプ容量C11A,C11Bとホールド容量C12Aを基準電位VREFに固定する。
次に、クランプ制御パルスφCL1=Lとして、ノイズ抑圧部10AのクランプトランジスタM12Aをオフ状態とすることで、クランプ容量C11Aとホールド容量C12Aとの接続ラインをフローティング状態とした後、1 行目のリセット制御パルスφRES1=Hとして1行目の単位画素のリセットトランジスタM2 をオン状態とし、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES1=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig1が垂直信号線3−A,3−Bに現れ、クランプ容量C11A,C11B及びサンプルホールドトランジスタM11Aを介してホールド容量C12Aに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH1=LとしてサンプルホールドトランジスタM11Aをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF+{(C11A+C11B)/(C11A+C11B+C12A)}×ΔVsig1
が保持され、C11A=C11Bとしておけば、
VREF+{2C11A/(2C11A+C12A)}×ΔVsig1
が保持される。
VREF+{(C11A+C11B)/(C11A+C11B+C12A)}×ΔVsig1
が保持され、C11A=C11Bとしておけば、
VREF+{2C11A/(2C11A+C12A)}×ΔVsig1
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1によって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が、出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同様の動作を全画素の行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出す。したがって、2チャンネルモードでは従来例よりも、ノイズ抑圧部で信号にかかるゲインが大きくなる。
このように、実施例1によれば、出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から全画素の信号を読み出す4チャンネルモードに対し、出力チャンネルOUT1,OUT2のみから全画素の信号を読み出す2チャンネルモードでは、出力チャンネルOUT3,OUT4に対応するノイズ抑圧部10Bのクランプ容量C11Bを、出力チャンネルOUT1,OUT2に対応するノイズ抑圧部10Aのクランプ容量C11Aに並列接続することで、ノイズ抑圧部でのゲインを大きくする機能を有することが可能となる。これにより、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくできるので、従来例よりも2チャンネルモードでのS/Nを向上させることが可能となる。なお、上記各駆動モードの切り替え制御は、図示しない制御部からの各部への制御信号により行われ、またこれらの駆動モードの切り替え設定は各種撮影条件により設定されるようになっている。
(実施例2)
次に、本発明に係る固体撮像装置の実施例2について説明する。図3は、実施例2に係る固体撮像装置における画素部の両側に配置されているノイズ抑圧部のうち、一側に配置されている一方のノイズ抑圧部10A,10Bの構成を示す回路構成図である。この実施例2におけるノイズ抑圧部以外の構成は、図1に示した実施例1と同じであるので図示を省略し、図1に示した実施例1のノイズ抑圧部の構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付して示している。この実施例においては、出力チャンネルOUT1,OUT2に接続されるノイズ抑圧部10Aは、一端がノイズ抑圧部10Aの入力部となるクランプ容量C11Aと、クランプ容量C11Aの他端に接続された反転アンプ13Aと、反転アンプ13Aの入力と出力の間に接続されたフィードバックトランジスタM15Aと、反転アンプ13Aの入力と出力の間にサンプルホールドスイッチM14Aを介して接続されたフィードバック容量CF Aと、フィードバック容量CF Aと基準電位VREFとを接続するクランプトランジスタM12Aと、反転アンプ13Aの出力とホールド容量C12Aとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Aとで構成され、クランプトランジスタM12AとフィードバックトランジスタM15Aのゲートにはクランプ制御パルスφCL1が供給され、サンプルホールドトランジスタM11AとサンプルホールドスイッチM14Aのゲートにはサンプルホールド制御パルスφSH1が供給されるようになっている。
次に、本発明に係る固体撮像装置の実施例2について説明する。図3は、実施例2に係る固体撮像装置における画素部の両側に配置されているノイズ抑圧部のうち、一側に配置されている一方のノイズ抑圧部10A,10Bの構成を示す回路構成図である。この実施例2におけるノイズ抑圧部以外の構成は、図1に示した実施例1と同じであるので図示を省略し、図1に示した実施例1のノイズ抑圧部の構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付して示している。この実施例においては、出力チャンネルOUT1,OUT2に接続されるノイズ抑圧部10Aは、一端がノイズ抑圧部10Aの入力部となるクランプ容量C11Aと、クランプ容量C11Aの他端に接続された反転アンプ13Aと、反転アンプ13Aの入力と出力の間に接続されたフィードバックトランジスタM15Aと、反転アンプ13Aの入力と出力の間にサンプルホールドスイッチM14Aを介して接続されたフィードバック容量CF Aと、フィードバック容量CF Aと基準電位VREFとを接続するクランプトランジスタM12Aと、反転アンプ13Aの出力とホールド容量C12Aとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Aとで構成され、クランプトランジスタM12AとフィードバックトランジスタM15Aのゲートにはクランプ制御パルスφCL1が供給され、サンプルホールドトランジスタM11AとサンプルホールドスイッチM14Aのゲートにはサンプルホールド制御パルスφSH1が供給されるようになっている。
一方、出力チャンネルOUT3,OUT4に接続されるノイズ抑圧部10Bは、一端がノイズ抑圧部10Bの入力部となるクランプ容量C11Bと、クランプ容量C11Bの他端に接続された反転アンプ13Bと、反転アンプ13Bの入力と出力の間に接続されたフィードバックトランジスタM15Bと、反転アンプ13Bの入力と出力の間にサンプルホールドスイッチM14Bを介して接続されたフィードバック容量CF Bと、フィードバック容量CF Bと基準電位VREFとを接続するクランプトランジスタM12Bと、反転アンプ13Bの出力とホールド容量C12Bとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Bとで構成され、クランプトランジスタM12BとフィードバックトランジスタM15Bのゲートにはクランプ制御パルスφCL2が供給され、サンプルホールドトランジスタM11BとサンプルホールドスイッチM14Bのゲートにはサンプルホールド制御パルスφSH2が供給されるようになっている。
更に、垂直信号線3−A又は3−Bとノイズ抑圧部10Aとを接続するスイッチ素子SW1,垂直信号線3−A又は3−Bとノイズ抑圧部10Bとを接続するスイッチ素子SW2,ノイズ抑圧部10Aのクランプ容量C11Aの両端とノイズ抑圧部10Bのクランプ容量C11Bの両端間をそれぞれ接続するスイッチ素子SW3,SW4を備えている。なお、垂直信号線3−Bに接続する他方のノイズ抑圧部10A、及び垂直信号線3−Aに接続する他方のノイズ抑圧部10Bは、図示を省略している。
次に、このように構成されている実施例2の動作について説明する。図4の(A)は、実施例2における、4チャンネルモードの動作を説明するためのタイミングチャートである。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオン、スイッチ素子SW3をオフ、スイッチ素子SW4をオフとする。その後、1行目の行選択パルスφROW1=Hにすると、1行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに1行目の単位画素P1a,P1bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL1=Hとして、ノイズ抑圧部10AのクランプトランジスタM12A及びフィードバックトランジスタM15Aをオン状態とすることで、フィードバック容量CF AをVREFに固定する。
次いで、クランプ制御パルスφCL1=Lとした後、サンプルホールド制御パルスφSH1=Hとして、ノイズ抑圧部10AのサンプルホールドトランジスタM11A及びサンプルホールドスイッチM14Aをオン状態とすることで、反転アンプ13Aの入出力をフィードバック容量CF Aを通じて接続し、フィードバック回路を形成する。次に、1行目のリセット制御パルスφRES1=Hとして、1行目の単位画素のリセットトランジスタM2 をオン状態とし、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES1=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig1が垂直信号線3−A,3−Bに現れ、クランプ容量C11A,フィードバック容量CF A,反転アンプ13Aを介してホールド容量C12Aに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH1=Lとして、サンプルホールドトランジスタM11Aをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−(C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
VREF−(C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
次に、2行目の行選択パルスφROW2=Hにすると、2行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに2行目の単位画素P2a,P2bの信号電圧が出力される。クランプ制御パルスφCL2,サンンプルホールド制御パルスφSH2を、1行目と同様に制御すると、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに2行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−(C11B/CF B)×ΔVsig2
が保持される。
VREF−(C11B/CF B)×ΔVsig2
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が、出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同時に、列選択トランジスタM13Bがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに保持された信号成分が水平信号線15−3,15−4へ読み出され、出力アンプ16−3,16−4を通り、2行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT3,OUT4から読み出される。同様の動作を全画素の1/2行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から読み出す。
図4の(B)は、実施例2における、2チャンネルモードの動作を説明するためのタイミングチャートである。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオフ、スイッチ素子SW3をオン、スイッチ素子SW4をオンとする。これにより、ノイズ抑圧部10Aとノイズ抑圧部10Bのクランプ容量C11A,C11Bが並列接続される。その後、1行目の行選択パルスφROW1=Hにすると、1行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに1行目の単位画素P1a,P1bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL1=Hとして、ノイズ抑圧部10AのクランプトランジスタM12A及びフィードバックトランジスタM15Aをオン状態とすることで、フィードバック容量CF AをVREFに固定する。
次に、クランプ制御パルスφCL1=Lとした後、サンプルホールド制御パルスφSH1=Hとして、サンプルホールドトランジスタM11A及びサンプルホールドスイッチM14Aをオン状態とすることで、反転アンプ13Aの入出力をフィードバック容量CF Aを通じて接続して、フィードバック回路を形成する。次に、1行目のリセット制御パルスφRES1=Hとして、1行目の単位画素のリセットトランジスタM2 をオン状態とし、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES1=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig1が垂直信号線3−A,3−Bに現れ、クランプ容量C11A,C11B,フィードバック容量CF A,反転アンプ13Aを介してホールド容量C12Aに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH1=LとしてサンプルホールドトランジスタM11Aをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−{(C11A+C11B)/CF A}×ΔVsig1
が保持され、C11A =C11B としておけば、
VREF−(2C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
VREF−{(C11A+C11B)/CF A}×ΔVsig1
が保持され、C11A =C11B としておけば、
VREF−(2C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が、出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同様の動作を全画素の行数回行い。全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出す。したがって、2チャンネルモードでは4チャンネルモードよりも、ノイズ抑圧部で信号にかかるゲインが2倍になる。
このように、実施例2によれば、出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から全画素の信号を読み出す4チャンネルモードに対し、出力チャンネルOUT1,OUT2のみから全画素の信号を読み出す2チャンネルモードでは、出力チャンネルOUT3,OUT4に対応するノイズ抑圧部10Bのクランプ容量C11Bを、出力チャンネルOUT1,OUT2に対応するノイズ抑圧部10Aのクランプ容量C11Aに並列接続することで、ノイズ抑圧部でのゲインを大きくする機能を有することが可能となる。これにより、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくできるので、従来例よりも2チャンネルモードでのS/Nを向上させることが可能となる。
(実施例3)
次に、本発明に係る固体撮像装置の実施例3について説明する。図5は、実施例3に係る固体撮像装置における画素部の両側に配置されているノイズ抑圧部のうち、一側に配置されている一方のノイズ抑圧部10A,10Bの構成を示す回路構成図である。この実施例3は、図3に示した実施例2のノイズ抑圧部の構成に対して、スイッチ素子SW5〜SW9を加えたもので、それ以外の構成は図3に示したノイズ抑圧部の構成と同じであり、対応する構成要素には同一の符号を付して示している。すなわち、ノイズ抑圧部10Aのフィードバック容量CF AとクランプトランジスタM12Aとの間にスイッチSW素子7を接続し、ノイズ抑圧部10Bの反転アンプ13Bの入力とフィードバック容量CF Bの一端との間にスイッチ素子SW8を接続し、同じくフィードバック容量CF Bの他端とクランプトランジスタM12Bとの間にスイッチ素子SW9を接続し、ノイズ抑圧部10Aに設けた前記スイッチ素子SW7の両端とノイズ抑圧部10Bのフィードバック容量CF Bの両端間に、それぞれスイッチ素子SW5,SW6を接続して構成されている。
次に、本発明に係る固体撮像装置の実施例3について説明する。図5は、実施例3に係る固体撮像装置における画素部の両側に配置されているノイズ抑圧部のうち、一側に配置されている一方のノイズ抑圧部10A,10Bの構成を示す回路構成図である。この実施例3は、図3に示した実施例2のノイズ抑圧部の構成に対して、スイッチ素子SW5〜SW9を加えたもので、それ以外の構成は図3に示したノイズ抑圧部の構成と同じであり、対応する構成要素には同一の符号を付して示している。すなわち、ノイズ抑圧部10Aのフィードバック容量CF AとクランプトランジスタM12Aとの間にスイッチSW素子7を接続し、ノイズ抑圧部10Bの反転アンプ13Bの入力とフィードバック容量CF Bの一端との間にスイッチ素子SW8を接続し、同じくフィードバック容量CF Bの他端とクランプトランジスタM12Bとの間にスイッチ素子SW9を接続し、ノイズ抑圧部10Aに設けた前記スイッチ素子SW7の両端とノイズ抑圧部10Bのフィードバック容量CF Bの両端間に、それぞれスイッチ素子SW5,SW6を接続して構成されている。
次に、このように構成されている実施例3の動作について説明する。図6の(A)は、実施例3に係る固体撮像装置における4チャンネルモードの動作を説明するためのタイミングチャートである。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオン、スイッチ素子SW3をオフ、スイッチ素子SW4をオフ、スイッチ素子SW5をオフ、スイッチ素子SW6をオフ、スイッチ素子SW7〜SW9をオンとする。その後の各部の動作のタイミングは実施例2と同様で、これにより、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−(C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持され、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに2行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−(C11B/CF B)×ΔVsig2
が保持される。
VREF−(C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持され、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに2行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−(C11B/CF B)×ΔVsig2
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同時に、列選択トランジスタM13Bがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに保持された信号成分が水平信号線15−3,15−4へ読み出され、出力アンプ16−3,16−4を通り、2行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT3,OUT4から読み出される。同様の動作を全画素の1/2行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から読み出す。
図6の(B)は、実施例3における2チャンネルモードの動作を説明するためのタイミングチャートである。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオフ、スイッチ素子SW3をオン、スイッチ素子SW4をオン、スイッチ素子SW5をオン、スイッチ素子SW6をオン、スイッチ素子SW7〜SW9をオフとする。これにより、ノイズ抑圧部10Aとノイズ抑圧部10Bのクランプ容量C11A,C11Bが並列接続され、更にノイズ抑圧部10Aとノイズ抑圧部10Bのフィードバック容量CF A,CF Bが直列接続される。
その後の各部の動作のタイミングは実施例2と同様で、これにより、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、 VREF−〔{C11A+C11B}/{1/(1/CF A+1/CF B)}〕×ΔVsig1が保持され、C11A=C11B,CF A=CF Bとしておけば、
VREF−{2C11A/(CF A/2)}×ΔVsig1
=VREF−4(C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
VREF−{2C11A/(CF A/2)}×ΔVsig1
=VREF−4(C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同様の動作を全画素の行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出す。したがって、2チャンネルモードでは4チャンネルモードよりも、ノイズ抑圧部で信号にかかるゲインが4倍になる。また、スイッチ素子SW3,SW4を用いないで、ノイズ抑圧部10Aとノイズ抑圧部10Bのフィードバック容量CF A,CF Bのみを直列接続して読み出した場合でも、2チャンネルモードでは4チャンネルモードよりも、ノイズ抑圧部で信号にかかるゲインが2倍となる。
このように、実施例3によれば、出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から全画素の信号を読み出す4チャンネルモードに対し、出力チャンネルOUT1,OUT2のみから全画素の信号を読み出す2チャンネルモードでは、出力チャンネルOUT3,OUT4に対応するノイズ抑圧部10Bのフィードバック容量CF Bを、出力チャンネルOUT1,OUT2に対応するノイズ抑圧部10Aのフィードバック容量CF Aに直列接続することで、ノイズ抑圧部でのゲインを大きくする機能を有することが可能となる。これにより、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくできるので、従来例よりも2チャンネル読み出しでのS/Nを向上させることが可能となる。
(実施例4)
次に、本発明に係る固体撮像装置の実施例4について説明する。図7は、実施例4に係る固体撮像装置における画素部の両側に配置されているノイズ抑圧部のうち、一側に配置されている一方のノイズ抑圧部10A,10Bの構成を示す回路構成図である。この実施例4は、ノイズ抑圧部以外の構成は、図1に示した実施例1と同じで図示は省略しており、図1に示した実施例1のノイズ抑圧部の構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付して示している。この実施例4においては、出力チャンネルOUT1,OUT2に接続されるノイズ抑圧部10Aは、一端がノイズ抑圧部10Aの入力部となるクランプ容量C11Aと、クランプ容量C11Aの他端に非反転入力端子を接続した差動入力アンプ14Aと、クランプ容量C11A及び差動入力アンプ14Aの非反転入力と基準電位VREFとを接続するクランプトランジスタM12Aと、差動入力アンプ14Aの反転入力と差動入力アンプ14Aの出力との間に接続されたフィードバック容量CF A及びフィードバックトランジスタM15Aと、差動入力アンプ14Aの反転入力と基準電位GNDとの間に接続された増幅用容量CG Aと、差動入力アンプ14Aの出力とホールド容量C12Aとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Aとから構成され、クランプトランジスタM12AとフィードバックトランジスタM15Aのゲートにはクランプ制御パルスφCL1が供給され、サンプルホールドトランジスタM11Aのゲートにはサンプルホールド制御パルスφSH1が供給されるようになっている。
次に、本発明に係る固体撮像装置の実施例4について説明する。図7は、実施例4に係る固体撮像装置における画素部の両側に配置されているノイズ抑圧部のうち、一側に配置されている一方のノイズ抑圧部10A,10Bの構成を示す回路構成図である。この実施例4は、ノイズ抑圧部以外の構成は、図1に示した実施例1と同じで図示は省略しており、図1に示した実施例1のノイズ抑圧部の構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付して示している。この実施例4においては、出力チャンネルOUT1,OUT2に接続されるノイズ抑圧部10Aは、一端がノイズ抑圧部10Aの入力部となるクランプ容量C11Aと、クランプ容量C11Aの他端に非反転入力端子を接続した差動入力アンプ14Aと、クランプ容量C11A及び差動入力アンプ14Aの非反転入力と基準電位VREFとを接続するクランプトランジスタM12Aと、差動入力アンプ14Aの反転入力と差動入力アンプ14Aの出力との間に接続されたフィードバック容量CF A及びフィードバックトランジスタM15Aと、差動入力アンプ14Aの反転入力と基準電位GNDとの間に接続された増幅用容量CG Aと、差動入力アンプ14Aの出力とホールド容量C12Aとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Aとから構成され、クランプトランジスタM12AとフィードバックトランジスタM15Aのゲートにはクランプ制御パルスφCL1が供給され、サンプルホールドトランジスタM11Aのゲートにはサンプルホールド制御パルスφSH1が供給されるようになっている。
一方、出力チャンネルOUT3,OUT4に接続されるノイズ抑圧部10Bは、一端がノイズ抑圧部10Bの入力部となるクランプ容量C11Bと、クランプ容量C11Bの他端に非反転入力端子を接続した差動入力アンプ14Bと、クランプ容量C11B及び差動入力アンプ14Bの非反転入力と基準電位VREFとを接続するクランプトランジスタM12Bと、差動入力アンプ14Bの反転入力と差動入力アンプ14Bの出力との間に接続されたフィードバック容量CF B及びフィードバックトランジスタM15Bと、差動入力アンプ14Bの反転入力と基準電位GNDとの間に接続された増幅用容量CG Bと、差動入力アンプ14Bの出力とホールド容量C12Bとを接続するサンプルホールドトランジスタM11Bとから構成され、クランプトランジスタM12Bと、フィードバックトランジスタM15Bのゲートにはクランプ制御パルスφCL2が供給され、サンプルホールドトランジスタM11Bのゲートにはサンプルホールド制御パルスφSH2が供給されるようになっている。
更に、垂直信号線3−A又は3−Bとノイズ抑圧部10Aとを接続するスイッチ素子SW1,垂直信号線3−A又は3−Bとノイズ抑圧部10Bとを接続するスイッチ素子SW2,ノイズ抑圧部10Aの増幅用容量CG Aの両端とノイズ抑圧部10Bの増幅用容量CG Bの両端間をそれぞれ接続するスイッチ素子SW3,SW4を備えている。
次に、このように構成されている実施例4の動作について説明する。図8の(A)は、実施例4における4チャンネルモードの動作を説明するためのタイミングチャートである。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオン、スイッチ素子SW3をオフ、スイッチ素子SWをオフとする。次に、1 行目の行選択パルスφROW1=Hにすると、1行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに1行目の単位画素P1a,P1bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL1=Hとして、ノイズ抑圧部10AのクランプトランジスタM12A及びフィードバックトランジスタM15Aをオン状態とすることで、差動入力アンプ14Aの非反転入力及び出力をVREFに固定する。
次いで、クランプ制御パルスφCL1=Lとした後、サンプルホールド制御パルスφSH1=Hとして、サンプルホールドトランジスタM11Aをオン状態とすることで、差動入力アンプ14Aの反転入力と出力を、フィードバック容量CF Aを通じて接続し、増幅率が(1+CG A/CF A)となるフィードバック回路を形成する。
次に、1行目のリセット制御パルスφRES1=Hとして、1行目の単位画素のリセットトランジスタM2 をオン状態とし、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES1=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig1が差動入力アンプ15Aの非反転入力端子に現れ、差動入力アンプ14Aを介してホールド容量C12Aに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH1=LとしてサンプルホールドトランジスタM11Aをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF+(1+CG A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
VREF+(1+CG A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
次に、2行目の行選択パルスφROW2=Hにすると、2行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに2行目の単位画素P2a,P2bの信号電圧が出力される。クランプ制御パルスφCL2,サンンプルホールド制御パルスφSH2を1行目と同様に制御すると、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに2行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF+(1+CG B/CF B)×ΔVsig2
が保持される。
VREF+(1+CG B/CF B)×ΔVsig2
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同時に、列選択トランジスタM13Bがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに保持された信号成分が水平信号線15−3,15−4へ読み出され、出力アンプ16−3,16−4を通り、2行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT3,OUT4から読み出される。同様の動作を全画素の1/2行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から読み出す。
図8の(B)は、実施例4における2チャンネルモードの動作を説明するためのタイミングチャートである。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオフ、スイッチ素子SW3をオン、スイッチ素子SW4をオンとする。これにより、ノイズ抑圧部10Aとノイズ抑圧部10Bの増幅用容量CG A,CG Bが並列接続される。その後、1行目の行選択パルスφROW=Hにすると、1行目の単位画素の行選択トランジスタM3 がオン状態となり、垂直信号線3−A,3−Bに1行目の単位画素P1a,P1bの信号電圧が出力される。このとき、クランプ制御パルスφCL1=Hとして、クランプトランジスタM12A及びフィードバックトランジスタM15Aをオン状態とすることで、差動入力アンプ14Aの非反転入力及び出力をVREFに固定する。
次に、クランプ制御パルスφCL1=Lとした後、サンプルホールド制御パルスφSH1=Hとして、サンプルホールドトランジスタM11Aをオン状態とすることで、差動入力アンプ14Aの反転入力と出力を、フィードバック容量CF Aを通じて接続し、増幅率が{1+(CG A+CG B)/CF A}となるフィードバック回路を形成する。次に、1行目のリセット制御パルスφRES1=Hとして、1行目の単位画素のリセットトランジスタM2 をオン状態とし、フォトダイオードPD1の検出信号をリセットし、再びリセット制御パルスφRES1=Lに戻し、リセットトランジスタM2 をオフ状態とする。このとき、フォトダイオードPD1をリセットする前後の電圧変化ΔVsig1が差動入力アンプ14Aの非反転入力端子に現れ、差動入力アンプ14Aを介してホールド容量C12Aに蓄積される。
その後、サンプルホールド制御パルスφSH1=LとしてサンプルホールドトランジスタM11Aをオフ状態にすることで、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF+{1+(CG A+CG B)/CF A}×ΔVsig1
が保持され、CG A=CG Bとしておけば、
VREF+(1+2CG A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
VREF+{1+(CG A+CG B)/CF A}×ΔVsig1
が保持され、CG A=CG Bとしておけば、
VREF+(1+2CG A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
最後に、水平走査部20から出力される水平選択パルスφH1=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、出力アンプ16−1,16−2を通り、1行目の単位画素の画素信号が出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同様の動作を全画素の行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出す。したがって、2チャンネルモードでは4チャンネルモードよりも、ノイズ抑圧部で信号にかかるゲインが大きくなる。
このように、実施例4によれば、出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から全画素の信号を読み出す4チャンネルモードに対し、出力チャンネルOUT1,OUT2のみから全画素の信号を読み出す2チャンネルモードでは、出力チャンネルOUT3,OUT4に対応するノイズ抑圧部10Bの増幅用容量CG Bを、出力チャンネルOUT1,OUT2に対応するノイズ抑圧部10Aの増幅用容量CG Aに並列接続することで、ノイズ抑圧部でのゲインを大きくする機能を有することが可能となる。これにより、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくできるので、従来例よりも2チャンネルモードでのS/Nを向上させることが可能となる。
また、図7に示した実施例4の変形例として、図9に示すようにスイッチ素子SW5〜SW9を加えて構成することもできる。すなわち、この変形例では、ノイズ抑圧部10Aのフィードバック容量CF Aの一端と差動入力アンプ14Aの出力との間にスイッチ素子SW7を接続し、ノイズ抑圧部10Bの差動入力アンプ14Bの反転入力とフィードバック容量CF Bの一端との間にスイッチ素子SW8を接続し、同じくフィードバック容量CF Bの他端と差動入力アンプ14Bの出力との間にスイッチ素子SW9を接続し、ノイズ抑圧部10Aに設けた前記スイッチ素子SW7の両端とノイズ抑圧部10Bの前記フィードバック容量CF Bの両端との間に、それぞれスイッチ素子SW5,SW6を接続する。
このように構成された変形例においては、2チャンネルモードでは、ノイズ抑圧部10Aのフィードバック容量CF Aとノイズ抑圧部10Bのフィードバック容量CF Bとを直列接続することができ、4チャンネルモードよりも、ノイズ抑圧部で信号にかかるゲインを更に大きくすることが可能となる。なお、図9に示した変形例においては、スイッチ素子SW3,SW4を用いないで、ノイズ抑圧部10Aとノイズ抑圧部10Bのフィードバック容量CF A,CF Bを直列接続して読み出した場合でも、2チャンネルモードでは4チャンネルモードよりも、ノイズ抑圧部で信号にかかるゲインを大きくすることが可能となる。これにより、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくできるので、従来例よりも2チャンネルモードでのS/Nを向上させることが可能となる。
(実施例5)
次に、本発明に係る固体撮像装置の実施例5について説明する。図10は、実施例5に係る固体撮像装置の構成の一部を示す回路構成図である。この実施例は、図3に示した実施例2の構成に、スイッチ素子SW10を加え、水平走査部をノイズ抑圧部10A,10Bに対応させてそれぞれ、別個の水平走査部20A,20Bを設けて構成したもので、それ以外の構成は図3に示した実施例2と同じであり、対応する構成要素には同一の符号を付して示している。
次に、本発明に係る固体撮像装置の実施例5について説明する。図10は、実施例5に係る固体撮像装置の構成の一部を示す回路構成図である。この実施例は、図3に示した実施例2の構成に、スイッチ素子SW10を加え、水平走査部をノイズ抑圧部10A,10Bに対応させてそれぞれ、別個の水平走査部20A,20Bを設けて構成したもので、それ以外の構成は図3に示した実施例2と同じであり、対応する構成要素には同一の符号を付して示している。
次に、このように構成された実施例5の動作について説明する。図11の(A)は、本実施例5における4チャンネルモードの動作を説明するためのタイミングチャートである。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオン、スイッチ素子SW3をオフ、スイッチ素子SW4をオフ、SW10をオフとする。それ以外の構成要素のタイミングは実施例2と同じで、まず、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−(C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持され、次に、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに2行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−(C11B/CF B)×ΔVsig2
が保持される。
VREF−(C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持され、次に、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに2行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−(C11B/CF B)×ΔVsig2
が保持される。
次に、水平走査部20Aから出力される水平選択パルスφH1A=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出され、同時に水平走査部20Bから出力される水平選択パルスφH1B=Hによって、列選択トランジスタM13Bがオン状態となり、ノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bに保持された信号成分が水平信号線15−3,15−4へ読み出される。
このとき、実施例1〜4では考慮していなかったが、水平信号線15−1〜15−4に付随する寄生容量Cp A,Cp Bの影響で、水平信号線15−1〜15−4への読み出しゲインとして、
C12A/(C12A+Cp A)、あるいはC12B/(C12B+Cp B)
がかかるため、信号成分が減衰される。そして、水平信号線15−1〜15−4に読み出された信号が、出力アンプ16−1〜16−4を通り、出力チャンネルOUT1〜OUT4から取り出される。同様の動作を全画素の1/2行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から読み出す。
C12A/(C12A+Cp A)、あるいはC12B/(C12B+Cp B)
がかかるため、信号成分が減衰される。そして、水平信号線15−1〜15−4に読み出された信号が、出力アンプ16−1〜16−4を通り、出力チャンネルOUT1〜OUT4から取り出される。同様の動作を全画素の1/2行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から読み出す。
図11の(B)は、本実施例5における2チャンネルモードの動作を説明するためのタイミングチャートである。このモード時には、まず、スイッチ素子SW1をオン、スイッチ素子SW2をオフ、スイッチ素子SW3をオン、スイッチ素子SW4をオン、SW10をオンとする。これにより、ノイズ抑圧部10Aとノイズ抑圧部10Bのクランプ容量C11A,C11Bが並列接続される。更に、ノイズ抑圧部10Aとノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12A,C12Bが並列接続される。それ以外の構成要素のタイミングは、実施例2と同じで、これによりホールド容量C12A,C12Bに1行目の単位画素のフォトダイオードPD1の信号成分として、
VREF−{(C11A+C11B)/CF A}×ΔVsig1
が保持され、C11A=C11Bとしておけば、
VREF−(2C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
VREF−{(C11A+C11B)/CF A}×ΔVsig1
が保持され、C11A=C11Bとしておけば、
VREF−(2C11A/CF A)×ΔVsig1
が保持される。
次に、水平走査部20Aから出力される水平選択パルスφH1A=Hによって、列選択トランジスタM13Aがオン状態となり、ホールド容量C12A,C12Bに保持された信号成分が水平信号線15−1,15−2へ読み出される。このとき、水平信号線15−1,15−2に付随する寄生容量Cp Aの影響で、水平信号線15−1,15−2への読み出しゲインとして、 (C12A+C12B)/(C12A+C12B+Cp A)
が信号成分にかかり、C12A=C12Bとしておけば、
(2C12A)/(2C12A+Cp A)
が信号成分にかかる。
が信号成分にかかり、C12A=C12Bとしておけば、
(2C12A)/(2C12A+Cp A)
が信号成分にかかる。
そして、水平信号線15−1,15−2に読み出された信号が、出力アンプ16−1,16−2を通り、出力チャンネルOUT1,OUT2から取り出される。このように、1 行目の画素信号が、出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出される。同様の動作を全画素の行数回行い、全画素の信号を出力チャンネルOUT1,OUT2から読み出す。したがって、2チャンネルモードでは4チャンネルモードよりも、水平信号線への読み出しゲインを大きくすることが可能となる。
このように、実施例5によれば、出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から全画素の信号を読み出す4チャンネルモードに対し、出力チャンネルOUT1,OUT2のみから全画素の信号を読み出す2チャンネルモードでは、出力チャンネルOUT3,OUT4に接続されたノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bを、出力チャンネルOUT1,OUT2に接続されたノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aに並列接続し、水平信号線15−1,15−2へ読み出すことで、水平信号線への読出しゲインを大きくする機能を有することが可能となる。これにより、従来例よりも2チャンネルモードでのS/Nを向上させることが可能となる。
本実施例のノイズ抑圧部の構成は、図10に示した構成以外でも可能であり、実施例1〜4に示したノイズ抑圧部と組み合わせることで、ノイズ抑圧部のゲイン及び水平信号線への読出しゲインの向上が可能となり、ノイズ抑圧部以降で混入するノイズの影響を小さくできるので、従来例よりも2チャンネルモードでのS/Nを向上させることが可能となる。
また、2チャンネルモードの動作タイミングを図12のように変更すれば、各ノイズ抑圧部10A,10Bのホールド容量C12A,C12Bに異なる行の信号を保持することができ、その後スイッチ素子SW10をオンにしてホールド容量C12A,C12Bを並列接続し、水平走査部20Aから出力される水平選択パルスφH1A=Hによって、列選択トランジスタM13Aをオン状態とし、各ノイズ抑圧部10A,10Bのホールド容量C12A,C12Bに保持された信号成分を水平信号線15−1,15−2へ読み出すことで、垂直方向の画素加算平均を得ることが可能となる。
このように、実施例5において図12に示す別の動作タイミングによれば、出力チャンネルOUT1,OUT2,OUT3,OUT4から全画素の信号を読み出す4チャンネルモードに対し、出力チャンネルOUT1,OUT2のみから全画素の信号を読み出す2チャンネルモードでは、出力チャンネルOUT3,OUT4に接続されたノイズ抑圧部10Bのホールド容量C12Bと、出力チャンネルOUT1,OUT2に接続されたノイズ抑圧部10Aのホールド容量C12Aにそれぞれ異なる行の信号を保持し、その後ホールド容量C12A,C12Bを並列接続し水平信号線15−1,15−2へ読み出すことで、垂直方向の画素加算平均を行うことが可能となり、4チャンネルモードにはない機能を更に有することが可能となる。つまり、行方向の信号数を減らしてフレームレートを向上させる場合、垂直方向の画素信号の加算平均を行うことで、モアレの発生を抑圧した出力を得ることが可能となる。
以上、実施例1〜5によれば、4チャンネルモードにはない機能を2チャンネルモードでは実現でき、高画質化を図ることが可能であることを示したが、これらの機能は、例えばISO感度などの撮影条件により、切り替えが可能となることが望ましい。
P1a〜P2b 単位画素
2 垂直走査部
3−A,3−B 垂直信号線
10−A,10−B ノイズ抑圧部
13A,13B 反転アンプ
14A,14B 差動アンプ
15−1〜15−4 水平信号線
16−1〜16−4 出力アンプ
20,20A,20B 水平走査部
2 垂直走査部
3−A,3−B 垂直信号線
10−A,10−B ノイズ抑圧部
13A,13B 反転アンプ
14A,14B 差動アンプ
15−1〜15−4 水平信号線
16−1〜16−4 出力アンプ
20,20A,20B 水平走査部
Claims (8)
- 光電変換部と前記光電変換部の出力を増幅して画素信号を出力する増幅部とを含んだ画素を行方向及び列方向に二次元的に配置した画素部と、前記画素部の読み出し行を選択する第1の走査部と、前記画素信号のノイズ抑圧を行うノイズ抑圧部と、前記ノイズ抑圧部を経た画素信号を複数の水平信号線から出力させる第2の走査部と、前記画素信号を出力させる前記水平信号線の数が異なる、設定可能な複数の駆動モードを有し、前記駆動モード設定時、設定された前記駆動モードに応じ、その駆動モードに係る前記水平信号線に連なる前記ノイズ抑圧部内の機能素子の接続態様を変更する制御部とを有する固体撮像装置。
- 前記ノイズ抑圧部は、前記水平信号線毎に配置された、前記画素信号のノイズ抑圧を行う複数のノイズ抑圧サブユニットからなり、各ノイズ抑圧サブユニットは容量を含み、前記制御部は、前記駆動モード設定時、設定された駆動モードに係る第1の水平信号線に連なる第1のノイズ抑圧サブユニットの前記容量に、前記設定された駆動モードに係わらない第2の水平信号線に連なる第2のノイズ抑圧サブユニットの前記容量を連結することを特徴とする請求項1に係る固体撮像装置。
- 前記ノイズ抑圧サブユニットは、第1の画素信号レベルを基準にし、第2の画素信号レベルとの差信号に応じた出力を生成するクランプ容量を有するクランプ型ノイズ抑圧回路からなり、前記制御部は、前記駆動モード設定時、前記第1のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量に、前記第2のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量を並列接続することを特徴とする請求項2に係る固体撮像装置。
- 前記ノイズ抑圧サブユニットは、第1の画素信号レベルを基準にし、第2の画素信号レベルとの差信号に応じた出力を生成するクランプ容量と、前記差信号の反転増幅信号を出力する反転増幅器と、前記反転増幅器の入力と出力間に接続された帰還容量とを有するクランプ型ノイズ抑圧回路からなり、前記制御部は、前記駆動モード設定時、前記第1のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量に対する前記第2のノイズ抑圧サブユニットのクランプ容量の並列接続、又は、前記第1のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量に対する前記第2のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量の直列接続、の少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項2に係る固体撮像装置。
- 前記ノイズ抑圧サブユニットは、第1の画素信号レベルを基準にし、第2の画素信号レベルとの差信号に応じた出力を生成するクランプ容量と、前記差信号を非反転入力に印加し正転増幅信号を出力する差動増幅器と、前記差動増幅器の反転入力と出力間に接続された帰還容量と、前記差動増幅器の反転入力と基準電位間に接続された増幅用容量とを有するクランプ型ノイズ抑圧回路からなり、前記制御部は、前記駆動モード設定時、前記第1のノイズ抑圧サブユニットの増幅用容量に対する前記第2のノイズ抑圧サブユニットの増幅用容量の並列接続、又は、前記第1のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量に対する前記第2のノイズ抑圧サブユニットの帰還容量の直列接続、の少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項2に係る固体撮像装置。
- 前記ノイズ抑圧サブユニットは、ノイズ抑圧後の前記画素信号を保持するホールド容量を有し、前記制御部は、前記駆動モード設定時、前記第1のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量に対して前記第2のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量を並列接続することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に係る固体撮像装置。
- 前記第1のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量と前記第2のノイズ抑圧サブユニットのホールド容量とは、前記駆動モード設定時、異なる行の画素信号が保持されることを特徴とする請求項6に係る固体撮像装置。
- 前記制御部は、撮影条件に応じ、前記駆動モードの設定を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に係る固体撮像装置。
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