JP2007299197A - 顧客向けlsiデータ提供システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】顧客は、端末32を介してマクロデータやツールデータの提供をLSIベンダに要求する。品種担当者は端末16で上記要求の承認を行い、新規に作成する必要にある品種専用マクロについては社内向けサーバ12を介してマクロ開発部門に通知する。マクロ開発部門は、品種専用マクロの納期を設定し、品種専用マクロの作成が完了すると、それをシステムに登録する。顧客は、端末32の画面で品種専用マクロの開発状況を確認する。また、要求したマクロデータやツールデータが提供可能であれば、それらを端末32にダウンロードする。
【選択図】図3
Description
IPマクロは、その機能の種類に応じて様々な品種に分類される。また、各品種は、テクノロジ(LSIの製造プロセスに関する設計ルールなど)より分類され、テクノロジ毎に複数のマクロデータの種別(ネットリスト、セルライブラリ、シミュレーションデータなど)が用意されている。このため、LSIベンダは多数のIPマクロを保有しており、これらのIPマクロをデータベースで管理している。
本発明の第2態様は、前記第1態様のLSIデータ提供システムにおいて、前記コンピュータシステムの端末は、前記依頼情報選択手段によって選択された依頼情報を基に、該依頼情報によって指定されているLSIデータに対応したLSIデータ開発部門に前記依頼情報を通知する通知手段を、さらに備えることを特徴とする。
本発明の第3態様は、前記第1態様の請求項1記載の顧客向けLSIデータ提供システムにおいて、前記コンピュータシステムの端末は、前記依頼情報選択手段によって選択された依頼情報を基に、新規に作成する必要があるLSIデータの作成要求をLSIデータ開発部門に要求する手段を、さらに備えることを特徴とする。
(1)顧客が、システムによって予め設定されたLSIデータの情報のみ選択可能となる。
(2)顧客に依頼されたLSIデータに対応するLSIデータ開発部門へ、顧客の依頼要求を通知することが可能となる。
(3)新規にLSIデータを作成する場合に、LSIデータ提供業者の品種担当者が、顧客の代わりに、該LSIデータの作成を要求することが可能となる。
(4)LSIデータ提供業者のコンピュータシステムに設置されたサーバを用いて、チューニングが必要なLSIデータを自チューニングできる。
(5)顧客、LSIデータ提供業者の品種担当者及びLSIデータ開発者が、顧客が依頼したLSIデータの作業状況を各自の端末から把握可能になる。
[本発明の概要]
図1は、本発明の顧客向けLSIデータ提供システムの概要を示す模式図である。
図1を参照しながら、本発明の概要を説明する。
(1)顧客1は、端末から専用IDとパスワードで、LSIベンダのコンピュータシステムの社外向けサーバにログインする。そして、ユーザ認証が承認されると、端末の画面を介して、自身が要求するIPマクロを選択する。この選択において、マクロ種類、マクロデータ種別、ツールの種類などを選択する。また、PTV条件、RAMのスペックなどを入力する。
(2)顧客が端末で選択した上記要求は、品種担当者2と上記要求に対応するマクロ開発部門3(マクロ開発部門A、B、C、D)の端末に送られる。
(3)品種担当者2は、新規に品種専用のIPマクロを作成する必要があるなどのように、マクロ開発部門との調整が必要な場合には、顧客に代わってIPマクロの新規作成をマクロ開発部門に伝える(要求支援)。
(4)マクロ開発部門3は、顧客から要求のあったIPマクロ4(マクロA、B、C、D)を提供する。このIPマクロは、ハードディスクなどの記憶装置に保管される。
(5)(1)で顧客が入力した条件6(PTV条件、RAMスペックなど)はサーバ(不図示)に送られる。サーバは、条件6を入力パラメータとして、マクロ開発部門3が提供したIPマクロのチューニングやRAMの作成などを行う。チューニングされたIPマクロや作成されたRAMは、IPマクロ7(マクロA’、B’、C’、D’)として記憶装置に格納される。
(6)顧客は、端末から、上記記憶装置に格納されているIPマクロ7をネットワーク(不図示)を介して取得する。
「マクロ種類」は、IPマクロを機能による分類したもので、I/O、RAM、ROM、アナログなどである。1つのマクロ種類について、品種に応じて複数の「マクロコード」(マクロコード1、2、・・・i)が存在する。IPマクロの品種は設計テクノロジに応じて顧客に提供される。このため、1つのマクロコードは、複数のテクノロジコード(テクノロジ1、2、・・・j)に分類されて管理される。IPマクロは、提供形態に応じて、ネットリスト、セルライブラリ、シミュレーションデータ等のソフトIPやハードIP、ファームIPに分類される。このため、1つのテクノロジコードは、複数のマクロデータ種別(マクロデータ種別1、2、・・・k)に分類されて管理される。
{システム構成}
図3は、本発明の顧客向けLSIデータ提供システムの実施形態を示す図である。
本実施形態は、LSIベンダのコンピュータシステム10、ネットワーク20及び顧客のコンピュータシステム30で構成される。
LSIベンダのコンピュータシステム10は、顧客にIPマクロ(マクロデータ種別)を提供するLSIベンダ内に設けられたコンピュータシステムであり、社外向けサーバ11、社内向けサーバ12、ファイアウォール13を備えている。ファイアウォール13は、社外向けサーバ11と社内向けサーバ12との間に設けられ、社内のネットワークを外部の不正アクセスから防止する。社内向けサーバ12は、外部記憶装置12a備えている。
ところで、本実施形態では、マクロ開発部門はマクロを開発する部門とツールを開発する部門を含む部署であるものとする。
社内向けサーバ12は、マザーボード121、表示装置122、入力装置123、ハードディスク駆動装置124及び外部記憶媒体駆動装置125を備えている。
マザーボード121、ハードディスク駆動装置124及び外部記憶媒体記憶装置125は、同じ筐体126に実装されている。マザーボード121は、CPU、メモリモジュール、各種入出力インターフェースなどから構成されている。表示装置122は、CRTディスオプレイである。入力装置123は、キーボードやマウスなどを備えている。ハードディスク駆動装置は、内蔵ハードディスクのリード/ライトが可能な記憶装置である。外部媒体駆動装置125はCD−ROM127またはフレキシブルディスク128等の可搬型の記憶媒体が装着可能であり、それらの記憶媒体に格納されたデータの読み出し等が可能な装置である。図3の外部記憶装置12aは、上記ハードディスク駆動装置124と上記外部媒体駆動装置125の双方を兼ね備えたものである。
図5A、5Bは、本実施形態のシステム全体の動作を示すフローチャートである。図6は、上記フローチャートの各ステップの処理における入出力データを示す図である。
図5A、5B及び図6を参照しながら、本実施形態のシステム全体の動作を説明する。
システム管理者は、社内向けサーバ12を介してユーザ情報とグループ情報を登録し(S1)、続いて、マクロ関連基本情報を登録する(S2)。
続いて、品種担当者が、品種コード情報の登録と(S7)、品種コードの依頼可能情報
の登録を行う(S8)。
次に、顧客が、品種コードを選択し(S9)、品種コードの要求(依頼)情報の登録を行う(S10)。
品種担当者は、顧客が登録した品種コードの要求(依頼)情報の承認を行う(S11)。
次に、マクロ開発部門は、マクロデータとツールデータのダウンロード(DL)を許可する(S12)。
マクロ開発部門は、品種専用マクロの作成が必要か否か判断し(S13)、作成が必要と判断した場合にはステップS14に移行し、作成の必要がないと判断した場合にはステップS16に移行する。
図6に示すように、ステップS14においては、品種専用マクロの納期設定は品種コードの依頼情報101に対して登録される。また、ステップS15における品種専用マクロデータの登録は、マクロ/ツールデータ実体72に対して行われる。
図6に示すように、ステップS16におけるマクロデータのチューニングは、マクロ/ツールデータ実体72を参照して行われ、チューニングされたマクロデータはマクロ/ツールデータ実体72に登録される。
図6に示すように、ステップS17においては、マクロデータはマクロ/ツールデータ実体72から読み出されてダウンロードされる。
(1)ユーザ情報/グループ情報
図7は、図6のユーザ情報41とグループ情報42が登録されるファイルのレコード構成を示す図である。
図8は、図6に示すマクロデータのカテゴリ基本情報51が登録されるファイルのレコード構成を示す図である。
上記ファイルのレコードは、「マクロデータのカテゴリ」と「マクロデータ種別」の2つの項目から構成される。マクロデータのカテゴリには、「Verilog」、「VHDL」などのHDL(ハードウェア記述言語)の名称や「Celtic」などの設計ツールの名称が設定される。図8では示していないが、上記ソフトIP以外のIP、すなわち、ハードIPやファームIPなどの名称も設定される。マクロデータ種別は、本実施形態で顧客に提供されるマクロデータそのものであり、顧客の設計ツールが利用可能なデータ形式に応じて「Verilog」や「VHDL」などの各「マクロデータのカテゴリ」について複数登録される。
図9(a)、(b)は、それぞれ、図6のマクロ種別基本情報52と入力スペック情報53が登録されるファイルのレコード構成を示す図である。
図9(a)に示すマクロ種別基本情報52の登録ファイルのレコードは、「マクロ種別」という項目のみから構成される。マクロ種別には、USB、IrDA、IEEE1394等の機能ブロックをIPマクロ化した「機能マクロ」のソフトIPや、「Analog PLL(アナログPLL)」、「RAM/ROM」、「高速I/O」、「Analog(アナログ)」、「I/O」などのハードIPの各種マクロ(IPマクロ)の種別を示す名称が登録される。マクロ種別基本情報52の「マクロ種別」は、入力スペック情報53のレコードの索引キーとなっている。
図10は、テクノロジコード基本情報54が登録されるファイルのレコード構成を示す図である。
上記ファイルのレコードは、「テクノロジコード」という項目のみで構成される。テクノロジコードは、テクノロジに付与されたコードである。テクノロジコードは、図10に示すように、「TECK1」、「TECK2」、・・・などがあり、「TECK1」や「TECK2」などのテクノロジに複数のバージョンがあれば、それらに、「TECK1−1」、「TECK1−2」などのコードが付与される。
図11は、図6のマクロデータ種別基本情報55が登録されるファイルのレコード構成を示す図である。
上記ファイルのレコードは、「マクロデータ種別」、「マクロデータパス構成」及び「チューニングフラグ」の各項目から構成される。マクロデータ種別は、顧客に提供されるマクロデータの種別(ネットリスト、セルライブラリ、シミュレーションデータ等)である。マクロデータパス構成は、マクロデータ種別が格納されているレコードの存在位置を示すディレクトリ・パスである。チューニングフラグは、「マクロデータ種別」項目に登録されているマクロデータのチューニングが必要であるか否かを示すフラグであり、必要な場合には“1”が登録される。必要でない場合には“0”が設定される。このフラグは、システム管理者によって設定される。
図12は、図6のツール基本情報56を登録するファイルのレコード構成を示す図である。
上記ファイルのレコードは、「ツールコード」、「ツールデータ情報」及び「ツールデータパス構成」の各項目から構成される。ツールコードは、EDA(Electronic Design Automation)などの設計ツールに付与されるコードである。ツールデータ種別は、設計ツールの種別を示す情報である。複数の版数が存在するツールコードについては、各版数毎に登録される。ツールデータパス構成は、ツールデータ種別が格納されたレコードを示すディレクトリ・パスである。
図13は、図6のマクロコード情報61を登録するファイルのレコード構成を示す図である。
上記ファイルのレコードは、「マクロコード」と「マクログループ」という2つの項目から構成される。マクロコードは、各種マクロデータに付与されたコードであり、「JPEG」、「USB2.0」、「IrDA」、「1394」、「APLL1」などがある。例えば、JPEGは、カラー静止画像の高能率符号化方式の機能を有するマクロ(IPマクロ)に付与される。また、IrDAは、IrDAという赤外線データ通信規格に準拠した赤外線データ通信機能を有するマクロデータに付与される。マクログループは、マクロデータをグループ分けするために付与される識別子である。「Function」は機能マクロに付与される。「APLL」はアナログPLL(アナログのPhase-Locked Loop)の機能を有するマクロに付与される。
図14は、図6のマクロデータ情報62を登録するファイルのレコード構成を示す図である。
上記ファイルのレコードは、「マクロ種別」、「マクロコード」、「品種コード」、「テクノロジコード」、「マクロデータ種別」、「マクロデータのチューニング後パス構成」、「登録日時」及び「登録者」の各項目から構成される。
図15は、品種コード情報を登録するファイルのレコード構成を示す図である。
上記ファイルは、「品種コード」、「テクノロジコード」、「品担グループ」及び「顧客グループ」の各項目から構成される。品種コードは、図14のマクロデータ情報62の「品種コード」項目と同じ項目である。テクノロジコードは、図10のテクノロジコード基本情報54の「テクノロジコード」項目と同じ項目である。品担グループは、図7のグループ情報42の「品担グループ」項目と同じ項目である。顧客グループは、図7のグループ情報42の「顧客グループ」項目と同じ項目である。
図16は、図6の品種コードの依頼可能情報91が登録されるファイルのレコード構成を示す図である。
上記ファイルのレコードは、「品種コード」、「マクロ種別」、「マクロコード」、「テクノロジコード」、「マクロデータ種別」、「要求日(顧客)」、「承認日(品担)」、「納期予定(マクロ)」、「提供日(マクロ)」、「チューニング日(自動)」、「ダウンロード日(顧客)」の各項目から構成される。
図17(a)、(b)は、図6の品種コードの依頼情報101が登録されるファイルのレコード構成を示す図である。
同図(a)のレコードにはマクロ毎の項目が登録され、同図(b)のレコードにはセル毎の項目が登録される。品種コードとマクロ種別は、品種コードの依頼可能情報91の当該レコードから抽出された「品種コード」項目と「マクロ種別」項目である。入力スペック種別情報は、入力スペック情報53の「入力スペック種別情報」項目と同じ項目である。依頼スペックは、顧客から依頼されたスペック情報である。このスペック情報には、図17に示すように電圧値(電源電圧の場合)や温度、入力周波数などの値や、トップモジュール名やセル名(Cell Name)などの名称などが含まれる。また、RAMやROMなどの場合には、ビット幅やワード数、カラム数などがスペック情報となる。
図5BのステップS16の「マクロデータのチューニング処理」の詳細を、図18のフローチャートを参照しながら説明する。このチューニング処理は、社内向けサーバ12が品種コードの依頼可能情報91とマクロデータ種別基本情報55を参照しながら実行する。
このように、品種コードの依頼可能情報91に登録されている全てのマクロデータについて、そのチューニングフラグを調べ、チューニングフラグが“1”に設定されているマクロデータについてのみチューニングを施す。
図19(a)に示すように、社内向けサーバ12で実行されるRAM/ROMコンパイラ201は、顧客が入力したスペック202に基づいて、RAMまたはROMのマクロを作成し、それをマクロ/ツールデータ実体72に登録する。
スペック202は、同図(a)に示す共通情報301と、同図(b)に示すコンパイルドセル情報302から構成されている。共通情報301は、RAM/ROMをコンパイルする際に各セル共通の情報で「メタルレイヤ数」、「トップモジュール名」、「ユーザ名」、「設計者名」及び「マクロ版数」などの情報から構成されている。この共通情報301は品種コードの依頼情報101(a)を読み込み作成する。コンパイルドセル情報302は、RAM/ROMをコンパイルする際にセル毎に指示が必要な情報で「セルタイプ」、「セル名」、「Bit(ビット数)」、「Word(ワード数)」及び「Column(カラム数)」などの情報から構成されている。このコンパイルセル情報302は品種コードの依頼情報101(b)を読み込んで作成する。
図19(b)に示すように、社内向けサーバ12で実行されるマクロチューニング処理プログラム201は、マクロ/ツールデータ実体72からチューニングフラグが“1”となっているマクロデータを読み出し、そのマクロデータを顧客が入力したスペック212に基づいてチューニングし、チューニングが施されたマクロデータをマクロ/ツールデータ実体72に登録する。このスペック212は品種コードの依頼情報101(a)を読み込み作成する。
スペック212は、同図(a)に示すPTV条件311と同図(b)に示すOCV係数検出用情報312などから構成されている。PTV条件311は、「電源電圧」、「温度」、などの情報(チューニング値)から構成されている。OCV係数検出用情報312は、「周波数/回路段数」及び「動作モード」などから構成されている。
本実施形態のシステムでは、顧客、品種担当者及びマクロ開発部門の開発者の各ユーザがそれぞれの端末の画面上で、顧客に提供するマクロデータの作業状況を把握可能となっている。
ステップS43では、品種コードの依頼可能情報91を参照して、ステイタス画面を表示し(S44)、本フローチャートの処理を終了する。
図23に示すステイタス画面400では、「品種コード」、「マクロ種別」、「マクロコード」、「テクノロジコード」、「要求日(顧客)」、「承認日(品担)」、「納期予定日(マクロ)」、「チューニング日(自動)」及び「ダウンロード日(顧客)」の各項目から構成される行が一覧表示される。
提供状況一覧表画面401では、顧客に提供するマクロについて、そのマクロデータの一覧が表示される。図24に示す例では、顧客に提供する個々のマクロについて、「マクロデータ種別」、「版数」、「リリース版数」、「提供日」及び「コメント」の各項目の内容が表示される。顧客は、この提供状況一覧表画面401を閲覧することによって、依頼したマクロの内容や提供された日付などを知ることができる。
図25は、本実施形態のシステムを利用する品種担当者と顧客の作業(処理)の流れを示す図である。
図25の処理は、図5A、5Bのフローチャートと重複する部分もあるので簡潔に説明する。
品種担当者は、端末から社内向けサーバ12にログインする(S51)。そして、端末16に表示される商談内容の設定画面を介して、品種別の商談内容を設定する(S52)。この商談内容は、「テクノロジコード」、「マクロ種別」、「マクロデータのカテゴリ」などから成る。
品種担当者は、まず、図26Aに示す「第1の商談内容設定」画面500の入力フィールド501〜503を介して、「品種名」、「ユーザID」、「テクノロジコード」を入力する。品種名は入力フィールド501に直接入力する。ユーザIDも、入力フィールド502に直接入力する。テクノロジコードは、入力フィールド503にプルダウンでメニュー表示されるテクノロジコード(TECH1、TECH2、・・・)から選択入力する。
品種担当者は、この第2の商談内容設定画面520を介して、「マクロ種別」、「マクロデータのカテゴリ」、「ツール種別」、「PTV条件」、「CCV係数検出用情報」、「RAMコンパイラ実行条件(共通)」、「RAMコンパイラ実行条件(コンパイルドセル情報)」を入力できる。
顧客は、同図(a)に示す「品種選択」画面610で、「自分のユーザID」と「品種」を入力する。品種は、プルダウンメニューから選択できる。そして、その画面610の「適用」ボタン617を押すと、同図(b)に示す「品種選択の確認」画面620が表示される。この画面620で「OK」ボタン627を押すと、「次画面選択」画面630が表示される。この画面630では、「ドキュメントダウンロード」、「要求マテリアル条件入力」または「要求マテリアルダウンロード」の選択が可能である。但し、要求マテリアルダウンロードの場合、ダウンロードできるものがない場合には選択できない。選択が終了したら「GO」ボタン637を押す。この操作により、選択された名称の画面が表示される。
ステップS56では、図32に示す「要求マテリアルの条件入力」画面710を介して要求マテリアルの条件を入力する。画面710で要求できるマテリアルとしては、「マクロ種別」、「マクロデータのカテゴリ」及び「ツール種別」がある。また、画面710では、「PTV条件」、「OCV係数検出用」、「RAMコンパイラ実行条件(共通)」及び「RAMコンパイラ実行条件(コンパイルドセル情報)」が設定できる。
品種担当者は、次に、端末16の画面を介して、顧客が要求したマテリアルの確認、承認を行う(S59)。
されたデータであるか否かによっても分類される。
このため、マクロデータの提供履歴は、上述した図24の提供状況一覧表画面401で、品種担当者と顧客、マクロ開発部門の開発者が各自の端末から閲覧できる。
LSIデータの顧客の端末とLSIデータ提供業者のコンピュータシステムがネットワークで接続された顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末は、
システムを利用するユーザに関するユーザ情報を登録するユーザ情報登録手段と、
システムが提供するLSIデータに関する基本情報を登録する基本情報登録手段と、
前記基本情報を基に、LSIデータの管理情報とLSIデータの実体を登録する実体登録手段と、
前記基本情報登録手段によって登録された基本情報を基に、顧客が依頼可能なLSIデータに関する依頼可能情報を登録する依頼可能情報登録手段とを備え、
前記顧客の端末は、
該依頼可能情報登録手段によって登録された依頼可能情報を参照して、依頼するLSIデータに関する情報を選択する依頼情報選択手段を備える、
ことを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。
(付記2)
付記1記載の顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末は、
前記依頼情報選択手段によって選択された依頼情報を基に、該依頼情報によって指定されているLSIデータに対応したLSIデータ開発部門に前記依頼情報を通知する通知手段を、
さらに備えることを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。
(付記3)
付記1記載の顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末は、
前記依頼情報選択手段によって選択された依頼情報を基に、新規に作成する必要があるLSIデータの作成要求をLSIデータ開発部門に要求する手段を、
さらに備えることを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。
(付記4)
付記1記載の顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末は、
前記依頼情報を基に、チューニングが必要なLSIデータを判別し、該LSIデータにフラグを付与する手段を、さらに備え、
前記コンピュータシステムは、
該フラグが付与されたLSIデータをチューニングするチューニング手段を備えるサーバを、
さらに備えることを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。
(付記5)
付記1記載の顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末と前記顧客の端末は、
前記依頼情報によって依頼されたLSIデータに関する作業状況を設定する作業状況設定手段と、
該作業状況を端末の画面に表示させる画面表示制御手段を、
さらに備えることを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。
11 社外向けサーバ
12 社内向けサーバ
121 マザーボード
122 表示装置
123 入力装置
124 ハードディスク駆動装置
125 可搬型記憶媒体駆動装置
126 筐体
127 CD−ROM
128 フレキシブルディスク
13 ファイアウォール
14 LAN
15 マクロ開発者の端末
16 品種担当者の端末
20 ネットワーク
30 顧客のコンピュータシステム
31 LAN
32 顧客の端末
41 ユーザ情報
42 グループ情報
51 マクロデータのカテゴリ基本情報
52 マクロ種別基本情報
53 入力スペック情報
54 テクノロジコード基本情報
55 マクロデータ種別基本情報
56 ツール基本情報
61 マクロコード情報
62 マクロデータ情報
81 品種コード情報
91 品種コードの依頼可能情報
101 品種コードの依頼情報
Claims (5)
- LSIデータの顧客の端末とLSIデータ提供業者のコンピュータシステムがネットワークで接続された顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末は、
システムを利用するユーザに関するユーザ情報を登録するユーザ情報登録手段と、
システムが提供するLSIデータに関する基本情報を登録する基本情報登録手段と、
前記基本情報を基に、LSIデータの管理情報とLSIデータの実体を登録する実体登録手段と、
前記基本情報登録手段によって登録された基本情報を基に、顧客が依頼可能なLSIデータに関する依頼可能情報を登録する依頼可能情報登録手段とを備え、
前記顧客の端末は、
該依頼可能情報登録手段によって登録された依頼可能情報を参照して、依頼するLSIデータに関する情報を選択する依頼情報選択手段を備える、
ことを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。 - 請求項1記載の顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末は、
前記依頼情報選択手段によって選択された依頼情報を基に、該依頼情報によって指定されているLSIデータに対応したLSIデータ開発部門に前記依頼情報を通知する通知手段を、
さらに備えることを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。 - 請求項1記載の顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末は、
前記依頼情報選択手段によって選択された依頼情報を基に、新規に作成する必要があるLSIデータの作成要求をLSIデータ開発部門に要求する手段を、
さらに備えることを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。 - 請求項1記載の顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末は、
前記依頼情報を基に、チューニングが必要なLSIデータを判別し、該LSIデータにフラグを付与する手段を、さらに備え、
前記コンピュータシステムは、
該フラグが付与されたLSIデータをチューニングするチューニング手段を備えるサーバを、
さらに備えることを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。 - 請求項1記載の顧客向けLSIデータ提供システムであって、
前記コンピュータシステムの端末と前記顧客の端末は、
前記依頼情報によって依頼されたLSIデータに関する作業状況を設定する作業状況設定手段と、
該作業状況を端末の画面に表示させる画面表示制御手段を、
さらに備えることを特徴とする顧客向けLSIデータ提供システム。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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