JP2007265358A - 情報処理装置、プログラム及び業務アプリケーション導入方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム及び業務アプリケーション導入方法 Download PDF

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Abstract

【課題】業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させる。
【解決手段】情報処理装置1は、業務スケルトンテンプレート122に項目部品123、印刷部品124、DB処理部品125及び業務処理部品126を組み合わせて作成する実行定義を元に業務処理を行う情報機器であって、各部品の業務スケルトンテンプレート122への組み合わせを登録する際に、当該各部品に係る処理で参照するデータを業務アプリケーションプログラム参照領域130へ格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム及び業務アプリケーション導入方法に関する。
一般的にアプリケーションプログラムを作成する場合、汎用的なプログラム言語を用いて処理を記述していくことで作成する。このアプリケーションプログラムの作成に際して、プログラムの高い生産性と高い信頼性を確保するために、プログラムを部品化して再利用する開発手法が知られている。例えば、プログラムの全体構成を3層の「フレームワーク」でモデル化して組み立てる方法がある。
この「フレームワーク」は、ある特定の業務分野のデータ処理をモデル化し、アプリケーションプログラムを支配して調整する上位層、実際に顧客管理、伝票管理又は請求書処理等のビジネスロジックを展開する中間層及びその分野に共通な詳細仕様を実現する下位層の3つの層から構成される。このうち、上位層と階層とを共通部品としてライブラリ化しておき、新たなアプリケーションを作成する場合は、中間層のモジュールを作成するという手法である。
例えば、3層のシステム構成を採用した技術としては特許文献1がある。ここでは、予め業務処理要素と制御対象要素のインターフェイスを規定しておき、規定にあった業務処理部品プログラムと制御対象部品プログラムとを作成し、これら部品が差し込まれる空き部分を有するインターフェースフレームワークを用意しておいて、そのフレームワーク内に各部品の制御処理を一括して行う制御プログラムを自動生成するとしている。
さらに、業務処理を行うための業務アプリケーションプログラムの開発では、上述したビジネスロジックに関するプログラム部品として、業務スキームの雛形である業務スケルトンテンプレート、各種詳細な業務処理に関するプログラム部品、DB処理に関するプログラム部品、データ入力に関するプログラム部品及びデータ出力に関するプログラム部品などの5つの要素に大別したプログラム部品を利用して行っている。すなわち、業務処理を行うアプリケーションプログラムは、ユーザ固有の業務仕様を上記プログラム部品を用いて定義するだけで、業務アプリケーションプログラムを初めから設計することなく容易に開発できる。
特開2002−342081号公報
しかしながら、上述した従来技術では、業務アプリケーションプログラムの設計後に、実際に業務アプリケーションプログラムを実行して業務処理を行う情報処理装置において、その設計した業務アプリケーションプログラムが利用するプログラム部品に係るデータを、当該業務アプリケーションプログラムが参照するフォルダなどの実行環境下にユーザが設定する必要があった。
つまり、業務アプリケーションプログラムの開発に際して、ユーザは、その業務アプリケーションプログラムで利用するプログラム部品に関する実行モジュールやイメージファイル、DBファイルなどを認識する十分な知識が必要であり、それらデータを業務アプリケーションプログラムの実行環境下に設定する作業を行う必要があった。このため、従来技術では、業務アプリケーションプログラムの開発作業効率の向上が図れていなかった。
本発明の課題は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることである。
請求項1に記載の発明は、業務処理に関するプログラム部品の雛形であり、業務処理の内容を定義する業務スケルトン及び当該業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品とで構築する業務アプリケーションプログラムを実行する情報処理装置において、前記業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品を登録する際に、当該各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域に格納する部品登録手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記各種プログラム部品に係る処理で参照するデータの種別に関する部品設定情報を格納する記憶手段と前記記憶された部品設定情報に基づいて、前記業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品を登録する際に、当該各種プログラム部品に係る処理で参照するデータの種別を判定する判定手段と、を更に備え、前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果に応じて、前記各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを、前記参照領域に格納することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記各種プログラム部品に係る処理で参照されるデータは、業務処理時の演算処理に関する実行モジュールであり、前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果が実行モジュールである場合に、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記実行モジュールを格納することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記各種プログラム部品に係る処理で参照されるデータは、業務処理時の表示画面に関するイメージデータであり、前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果がイメージデータである場合に、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記イメージデータを格納することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記各種プログラム部品に係る処理で参照されるデータは、業務処理時の設定に関するテキストデータであり、前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果がテキストデータである場合に、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記テキストデータを格納することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記各種プログラム部品に係る処理で参照されるデータは、業務処理時にアクセスするデータベースファイルであり、前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果がデータベースファイルである場合に、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記データベースファイルを格納することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果がデータベースファイルである場合に、当該データベースファイルへのアクセス処理で参照すべき実行オブジェクトを生成し、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記実行オブジェクトを格納することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、業務処理に関するプログラム部品の雛形であり、業務処理の内容を定義する業務スケルトン及び当該業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品とで構築した業務アプリケーションプログラムを実行する情報処理装置のコンピュータに、前記業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品を登録する際に、当該各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域に格納する部品登録手段として機能させるためのプログラムである。
請求項9に記載の発明は、業務処理に関するプログラム部品の雛形であり、業務処理の内容を定義する業務スケルトン及び当該業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品とで構築した業務アプリケーションを情報処理装置に導入する際に、前記各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域に格納することを特徴とする情報処理装置における業務アプリケーション導入方法である。
請求項1、8、9に記載の発明によれば、業務スケルトン及び各種プログラム部品で業務アプリケーションプログラムを構築する際の業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品の登録時に、当該各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域に格納する構成であるため、新たなプログラム部品を組み入れる際に参照領域に格納すべきデータをユーザがわざわざ格納する必要が無く、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、各種プログラム部品に係る処理で参照するデータの種別に関する部品設定情報に基づいて、業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品を登録する際に、当該各種プログラム部品で参照するデータの種別を判別し、その判別結果に応じて各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを参照領域に格納するため、様々なデータ種別に応じた参照領域へのデータ格納を実施することができ、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、各種プログラム部品で参照するデータの種別が業務処理時の演算処理に関する実行モジュールの場合であっても、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域へ格納することができ、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、各種プログラム部品で参照するデータの種別が業務処理時の表示画面に関するイメージデータの場合であっても、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域へ格納することができ、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、各種プログラム部品で参照するデータの種別が業務処理時の設定に関するテキストデータの場合であっても、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域へ格納することができ、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることができる。
また、請求項6に記載の発明よれば、各種プログラム部品で参照するデータの種別が業務処理時にアクセスするデータベースファイルの場合であっても、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域へ格納することができ、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、各種プログラム部品に係る処理で参照するデータの種別がデータベースファイルである場合に、当該データベースファイルへのアクセス処理で参照すべき実行オブジェクトを生成し、この実行オブジェクトを業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に格納するため、各種プログラム部品が参照するデータベースファイルへのアクセス処理に必要な実行オブジェクトを作成する必要が無く、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図18を参照して説明する。なお、この実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、特にこの形態に限定するものではない。
図1は、本実施の形態における情報処理装置1の機能的構成を模式的に示すブロック図である。図2は、情報処理装置1における業務アプリケーション処理の概要を示す概略図である。図3は、設定ファイル127の内容を例示する概念図である。図4は、部品作成処理を示すフローチャートである。図5(a)は、DBファイルのデータ構造を例示する概念図であり、図5(b)は、DBファイルの具体的な格納データを例示する概念図である。図6は、部品登録処理を示すフローチャートである。図7は、使用参照ファイル情報M1の内容を例示する概念図である。図8は、実行モジュール設定処理を示すフローチャートである。図9は、イメージファイル設定処理を示すフローチャートである。図10は、テキストファイル設定処理を示すフローチャートである。図11は、DB設定処理を示すフローチャートである。図12は、DBファイル定義処理を示すフローチャートである。図13は、DBファイルフィールド定義処理を示すフローチャートである。図14は、DBファイルレコード定義処理を示すフローチャートである。図15(a)は、業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納された各種参照ファイル128を読み出して業務処理を行うことを示す概念図であり、図15(b)は、データベースDBに格納されたDBファイルを読み出して業務処理を行うことを示す概念図である。図16(a)は、DB処理部品のレイアウト情報を例示する概念図であり、図16(b)は、取引先DBファイルへの検索/更新処理部品のレイアウト情報を具体的に示す概念図である。図17は、DB設定処理(レイアウト)を示すフローチャートである。図18は、データベースDBに格納されたDBファイルを読み出して業務処理を行う際の表示画面を例示する概念図である。
先ず、情報処理装置1の構成について説明する。図1に示すように、情報処理装置1は、制御装置11、記憶装置12、表示装置13、入力装置14、通信装置15及び印刷装置16を備え、各部はバス17により互いに電気的に接続されてなる。情報処理装置1は具体的には上記構成を含むPC(Personal Computer)やWS(Work Station)などの情報機器である。
制御装置11は、特に図示しないCPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備え、CPUにおいてRAMの所定領域を作業領域とし、ROMや記憶装置12に格納されたプログラムや各種データ情報を読み込んで順次実行することで、情報処理装置1の動作を統括制御する。
記憶装置12は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性メモリ又は光学/磁気的な記憶媒体としてそれに対して読み書きが可能な装置であり、制御装置11からの指示によりデータの格納や読み出したデータの制御装置11への出力を行う。具体的には、記憶装置12は、業務プログラムファイル121、業務スケルトンテンプレート122、項目部品123、印刷部品124、DB処理部品125、業務処理部品126、設定ファイル127、各種参照ファイル128、実行定義生成プログラム129及び業務アプリケーションプログラム参照領域130を格納する。
業務プログラムファイル121は、制御装置11で実行することで、実行定義生成プログラム129により作成された実行定義を実行するインタプリタである実行エンジン111としての機能を提供し、業務処理を行うアプリケーションプログラムである。
業務スケルトンテンプレート122は、売上伝票入力処理、請求書処理、顧客情報管理処理などの事務処理業務における処理の雛形を実行エンジン111で実行可能な文法で定義して記載したファイルである。実行定義を作成する際には、この業務スケルトンテンプレート122に後述する部品データを挿入して作成する。つまり、この業務スケルトンテンプレート122と後述する部品データとを組み合わせたデータを実行エンジン111で順次実行することで、情報処理装置1における業務処理を実現する。
項目部品123は、業務スケルトンテンプレート122における各処理の雛形において、各項目における入力や表示を行うための制御や処理に関する部分の定義情報を記載したデータファイルである。ここにおける項目とは、例えば販売管理に関する業務上の売上伝票や受注伝票をユニークに扱う伝票番号、取引先や得意先を示す得意先コード、商品を示す商品コード、当該商品コードに対応する商品名・単価などである。
印刷部品124は、業務スケルトンテンプレート122における各処理の雛形において、業務処理における伝票や帳票などの印刷を行うための書式情報や印字制御を行う部分の情報を印刷する項目単位に定義し、基本的な印刷制御機能を含めて定義したデータファイルである。
DB処理部品125は、業務処理における顧客情報、商品情報、売買記録などの業務情報を格納するデータベースDBに対してデータの更新、登録又は抽出など、当該データベースDBへの整合性の取れたデータアクセスを行う処理を定義したデータファイルである。
業務処理部品126は、入力可能な項目をリスト表示し、選択することでデータ入力の補助を行う処理、伝票入力などのトランザクション処理の途中で新たにデータベースに対してレコードを追加する処理、各部品で共通な処理又は問い合わせ・確認のダイアログを表示する処理など、上述した部品で呼び出されて使用されるサブルーチン的な処理を定義したデータファイルである。
設定ファイル127は、アプリケーションプログラムを作成する際に必要な補助的な情報を管理するためのファイルである。具体的には、図3に示すように、設定ファイル127には、業務アプリケーションプログラムを作成する際に、その業務アプリケーションプログラムの実行時に参照する後述の各種参照ファイル128を、その実体が格納されたフォルダから実行時に参照可能なフォルダへコピーするための情報などが格納されている。
各種参照ファイル128は、上述した業務スケルトンテンプレート122や部品データで組み合わされた業務処理において、画面表示や演算処理等の処理で参照されるデータファイルであり、具体的には、CPUが直接読み出して処理が可能なオブジェクトファイルであり、業務処理時の演算処理に関する実行モジュール、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)等の業務処理時の表示画面に関するイメージデータ、CSV(Comma Separated Values)等の業務処理時の設定に関するテキストデータやその他の設定データ等のデータファイルである。
実行定義生成プログラム129は、制御装置11で実行することで、実行エンジン111が実行するソースコード(実行定義)を作成する機能を有するアプリケーションプログラムである。このアプリケーションプログラムにより作成された実行定義は、当該アプリケーションプログラムにて何度でも修正が可能である。また、アプリケーションプログラムでは、各テンプレート間のインターフェイス情報などが不足している部分を部品内に格納されている情報を元に自動生成することができる。
業務アプリケーションプログラム参照領域130は、パス(PATH)設定などにより実行エンジン111から参照可能な記憶領域であり、実行エンジン111が実行定義に基づいて業務処理を行う際に必要なデータファイルを格納する記憶領域である。
表示装置13は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイであり、制御装置11から入力される画像信号に応じた画像を画面上に表示する。入力装置14は、キーボードやマウスなどであり、利用者からの操作指示を受け付けて制御装置11へ出力する。
通信装置15は、無線通信回路及びアンテナや、有線で通信を行うための通信インターフェイスを備えた回路部であり、特に図示しない無線/有線LAN、インターネットなどの通信ネットワークと接続し、当該通信ネットワークと接続する他の情報機器との間で制御装置11の指示に応じたデータの送受信を行う。情報処理装置1は、この通信装置15を介したデータ通信により、他の情報機器が提供するデータベースDBへのアクセスを行う。
印刷装置16は、電子写真方式やインクジェット方式などにより紙などの記録媒体に制御装置11からの指示に応じた画像を形成するプリンタなどである。
ここで、情報処理装置1の制御装置11が業務スケルトンテンプレート122及び各部品データを元に実行する業務アプリケーションの概要について説明する。図2に示すように、制御装置11は、業務処理における全体制御・画面制御・データ制御などの基本処理が定義された業務スケルトンテンプレート122に項目部品123、印刷部品124、DB処理部品125及び業務処理部品126を組み合わせて実行エンジン111で実行することで各種業務処理を行う機能を提供する。
具体的には、表示装置13や入力装置14で表示又は入力されるデータ項目については、業務スケルトンテンプレート122と項目部品123とで定義される。また、データベースDBをSQL(Structured Query Language)などで検索、更新制御する場合の動作は、業務スケルトンテンプレート122とDB処理部品125とで定義される。さらに、データベースDBで検索した結果などのデータ出力を印刷装置16から印刷する場合の動作は印刷部品124で定義される。また、上述した各処理のサブルーチン的な処理、例えば、日付情報を業務スケルトンテンプレート122と項目部品123との定義に従って和暦で受け付けて、その日付情報を元にDB処理部品125の定義に従って西暦で日付情報が管理されたデータベースDBの検索をする場合の日付変換処理などについては業務処理部品126で定義される。
次に、上述した項目部品123、印刷部品124、DB処理部品125又は業務処理部品126などを業務の形態に合わせて新規作成する場合や更新する場合に制御装置11が行う部品作成処理について説明する。
図4に示すように、部品作成処理が開始されると、制御装置11は、上述した部品の新規作成・更新などを入力装置14からの操作指示により受け付け(ステップS11)、その新規作成・更新後の部品に係る処理を行う際に参照する各種参照ファイル128に関する情報を設定ファイル127から読み出して、部品設定情報127a〜127cとして記憶装置12に格納する(ステップS12)。この部品設定情報127a〜127cは、部品毎に設定情報を格納するファイル構成以外に、実行モジュール、イメージデータ、テキストファイルなどの種類毎に設定情報を格納するファイル構成であってもよい。
なお、ステップS11において、DB処理部品125の新規作成・更新を行う場合は、図5(a)に示すように、その新規作成・更新後のDB処理部品125がアクセスするDBファイルのテーブル情報、レコード情報などのDBファイル情報を部品設定情報127a〜127cとして記憶装置12に格納する。
具体的には、図5(b)に示すように、新たに作成したDB処理部品125が取引先DBファイルにアクセスする場合は、「取引先コード」、「取引先名」、「状態区分」、「社員数」などのフィールド名や、「文字型」、「数値型」などのデータ型、フィールドの文字数、キー値などのテーブル情報や、そのテーブル情報に基づいたレコード情報などの取引先DBファイル情報が部品設定情報127a〜127cとして格納される。
情報処理装置1は、図4に示した部品作成処理を実行することで、業務処理に係る部品の新規作成や更新時をする際に、当該部品に係る処理を行う際に参照される各種参照ファイル128の設定や、データベースDBにアクセスする際の設定の登録を行う構成である。
次に、制御装置11が実行定義生成プログラム129などを実行して業務スケルトンテンプレート122及び各部品から実行定義を作成するなど、前述した部品作成処理で作成した業務処理に係る各部品を利用する前に行う、部品登録処理について説明する。
図6に示すように、部品登録処理が開始されると、制御装置11は、登録する各部品のチェック、つまり、その部品の作成処理時(図4を参照)に格納された部品設定情報127a〜127bをチェックする(ステップS21)。次いで、制御装置11は、その部品で参照(使用)する各種参照ファイル128に関する情報やDBアクセスに関する情報をRAMなどに使用参照ファイル情報M1として順次格納する(ステップS22)。
この使用参照ファイル情報M1は、参照する各種参照ファイル128やDBファイル毎の情報であり、参照する各種参照ファイル128の種類やデータベースDBへのアクセスに応じたデータが処理区分に格納される。具体的には、「実行モジュール情報」には「1」が処理区分に格納され、「イメージファイル情報」には「2」が処理区分に格納され、「テキストファイル情報」には「3」が処理区分に格納され、「DB使用情報」には「4」が処理区分に格納される。
例えば、業務スケルトンテンプレート122への組み入れを登録する項目部品123、印刷部品124、DB処理部品125又は業務処理部品126に応じてステップS21、S22の処理でRAMに格納される使用参照ファイル情報M1は、図7に示すように、上述した各部品で参照する「acl.dll」、「version.csv」、「ロゴ.jpg」などの実行モジュール、テキストファイル、イメージファイル毎の設定内容と処理区分を格納するテーブル情報である。また、使用参照ファイル情報M1は、参照するファイルがデータベースDBにおける「取引先DBファイル」などである場合は、当該取引先DBファイルへのDBアクセスに関する情報であるテーブル情報やレコード情報と上述したDBファイルへのアクセスを示す処理区分とを格納する。
次いで、使用参照ファイル情報M1の情報を最初のデータから順次読み出すようにカウンタが初期化され(ステップS23)、使用参照ファイル情報M1に情報が無くなると判定される(ステップS24)、つまり、使用参照ファイル情報M1のデータ読み出しが終了するまで、カウントアップしてステップS25〜S32の処理が行われ、各部品の登録、つまり、実行エンジン111で業務スケルトンテンプレート122と各部品とを利用する登録情報への書き込みや業務スケルトンテンプレート122と各部品との組み合わせによる実行定義の作成(ソースコードの作成)などが行われて(ステップS33)、終了する。
このステップS25〜S32では、i番目(読み出し順)の使用参照ファイル情報M1に格納された処理区分が取得され(ステップS25)、その処理区分の判定処理が行われ(ステップS26、S27)、それに応じた設定処理が行われ(ステップS28〜S31)、次の使用参照ファイル情報M1を読み込むようにカウントアップされる(ステップS32)。
この判定処理において、処理区分が「1」、つまり、i番目の使用参照ファイル情報M1に格納された情報が実行モジュール参照に関する情報である場合は実行モジュール設定処理が行われる(ステップS28)。また、処理区分が「2」、つまり、i番目の使用参照ファイル情報M1に格納された情報がイメージデータ参照に関する情報である場合はイメージファイル設定処理が行われる(ステップS29)。また、処理区分が「3」、つまり、i番目の使用参照ファイル情報M1に格納された情報がテキストファイル参照に関する情報である場合はテキストファイル設定処理が行われる(ステップS30)。また、処理区分が「4」、つまり、i番目の使用参照ファイル情報M1に格納された情報がDBファイルへのアクセスに関する情報である場合はDB設定処理が行われる(ステップS31)。
ここで、ステップS28で行われる実行モジュール設定処理、ステップS29で行われるイメージファイル設定処理、ステップS30で行われるテキストファイル設定処理、ステップS31で行われるDB設定処理について詳細に説明する。
ステップS28における実行モジュール設定処理では、図8に示すように、i番目の使用参照ファイル情報M1の情報が取得され(ステップS281)、その取得された情報から実行モジュールの設定先(コピー先)が取得され(ステップS282)、その取得された実行モジュールの設定先に同一のファイル、つまり、設定すべき実行モジュールが存在するかがチェックされて(ステップS283)、その存在の有無が判定され(ステップS284)、ファイルが存在する場合はそのまま終了し、ファイルが存在しない場合は、記憶装置12における実行モジュールの実体が格納された場所から実行モジュールのコピーが設定先、つまり、業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納されて(ステップS285)、終了する。
情報処理装置1は、部品登録処理において図8に示した実行モジュール設定処理を行うことにより、業務処理に係る部品を登録する際に、その部品が参照する実行モジュールが設定先に存在しない場合、つまり、その部品に係る業務処理時に参照する実行モジュールが業務アプリケーションプログラム参照領域130に存在しない場合に、その実行モジュールを業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納することができる。
ステップS29におけるイメージファイル設定処理では、図9に示すように、i番目の使用参照ファイル情報M1の情報が取得され(ステップS291)、その取得された情報からイメージファイルの設定先(コピー先)が取得され(ステップS292)、その取得されたイメージファイルの設定先に同一のイメージファイルが存在するかがチェックされて(ステップS293)、その存在の有無が判定され(ステップS294)、ファイルが存在する場合はそのまま終了し、ファイルが存在しない場合は、記憶装置12におけるイメージファイルの実体が格納された場所からイメージファイルのコピーが設定先、つまり、業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納されて(ステップS295)、終了する。
情報処理装置1は、部品登録処理において図9に示したイメージファイル設定処理を行うことにより、業務処理に係る部品を登録する際に、その部品が参照するイメージファイルが設定先に存在しない場合、つまり、その部品に係る業務処理時に参照するイメージファイルが業務アプリケーションプログラム参照領域130に存在しない場合に、そのイメージファイルを業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納することができる。
ステップS30におけるテキストファイル設定処理では、図10に示すように、i番目の使用参照ファイル情報M1の情報が取得され(ステップS301)、その取得された情報からテキストファイルの設定先(コピー先)が取得され(ステップS302)、その取得されたテキストファイルの設定先に同一のテキストファイルが存在するかがチェックされて(ステップS303)、その存在の有無が判定され(ステップS304)、ファイルが存在する場合はそのまま終了し、ファイルが存在しない場合は、記憶装置12におけるテキストファイルの実体が格納された場所からテキストファイルのコピーが設定先、つまり、業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納されて(ステップS305)、終了する。
情報処理装置1は、部品登録処理において図10に示したテキストファイル設定処理を行うことにより、業務処理に係る部品を登録する際に、その部品が参照するテキストファイルが設定先に存在しない場合、つまり、その部品に係る業務処理時に参照するテキストファイルが業務アプリケーションプログラム参照領域130に存在しない場合に、そのテキストファイルを業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納することができる。
ステップS31におけるDB設定処理では、図11に示すように、i番目の使用参照ファイル情報M1の情報がメモリに取得され(ステップS311)、その取得された情報であるDBファイル情報を元に、そのDBファイル情報に係るDBファイルがデータベースDB内に存在するか否かの判定が行われ(ステップS312)、存在する場合はDBファイル情報におけるフィールド情報に基づくフィールドとデータベースDB内に存在するDBファイルにおけるフィールドとに違いがあるか否かが判定される(ステップS313)。
ステップS312において、データベースDB内にDBファイルが存在しないと判定された場合は、DBファイル定義処理が行われる(ステップS314)。ステップS313において、DBファイル情報におけるフィールド情報に基づくフィールドと実際にデータベースDB内にあるDBファイルのフィールドとが異なる場合は、DBファイルフィールド定義処理が行われる(ステップS315)。
ステップS314、S315及びDBファイル情報におけるフィールド情報に基づくフィールドと実際にデータベースDB内にあるDBファイルのフィールドとが同じである場合は(ステップS313:なし)、メモリに取得されたDBファイル情報におけるレコード情報に基づくレコードがデータベースDB内におけるステップS314で新規に作成されたDBファイル又はステップS312で存在すると判定されたDBファイルに存在するか否かが判定され(ステップS316)、存在しない場合はDBファイルレコード定義処理が行われて(ステップS317)終了し、存在する場合はそのまま終了する。
ここで、DB設定処理において、ステップS314で行われるDBファイル定義処理、ステップS315で行われるDBファイルフィールド定義処理、ステップS317で行われるDBファイルレコード定義処理について詳細に説明する。
ステップS314におけるDBファイル定義処理では、図12に示すように、DBファイル情報に基づくDBファイルを定義するためのSQL文が生成され(ステップS3141)、そのSQL文をデータベースDBに通知して実行させて(ステップS3142)、終了する。このDBファイルを定義するためのSQL文は、具体的には、DBファイルテーブルを生成するコマンドや、DBファイルにおけるキーインデックスの設定コマンドなど、データベースDBにおいてDBファイル情報に基づいたDBファイルを新規に作成するものである。
情報処理装置1は、DB設定処理において図12に示したDBファイル定義処理を行うことにより、登録する業務処理に係るDB処理部品125がアクセスするDBファイルがデータベースDB内に存在しない場合に、そのDBファイルを新規に作成することができる。
ステップS315におけるDBファイルフィールド定義処理では、図13に示すように、ステップS312で存在すると判定されたDBファイルに対し、DBファイル情報に基づいてフィールドを追加するためのSQL文が生成され(ステップS3151)、そのSQL文をデータベースDBに通知して実行させる(ステップS3152)。
次いで、メモリに取得されたDBファイル情報におけるテーブル情報のフィールドの文字数とステップS312で存在すると判定されたDBファイルのフィールド文字数とに違いがあるか否かが判定され(ステップS3153)、ない場合はそのまま終了し、ある場合はDBファイル情報における文字数に合わせてDBファイルの文字数を変更するSQL文が生成され(ステップS3154)、そのSQL文をデータベースDBに通知して実行させて(ステップS3155)、終了する。
なお、ステップS3153〜S3155の処理は、DBファイル情報に基づくフィールド文字数とデータベースDB内のDBファイルにおけるフィールド文字数を合わせる処理を示したが、フィールド文字数以外にデータ型など他の要素を合わせる処理であってよい。
情報処理装置1は、DB設定処理において図13に示したDBファイルフィールド定義処理を行うことにより、従来からデータベースDB内にあるDBファイルの構成と、登録する業務処理に係るDB処理部品125がアクセスするDBファイルのフィールド構成とが異なる場合に、従来からあるDBファイルのフィールド構成を登録するDB処理部品125に合わせた構成に変更することができる。
ステップS317におけるDBファイルレコード定義処理では、図14に示すように、ステップS314で新規に作成されたDBファイル又はステップS312で存在すると判定されたDBファイルに対し、DBファイル情報のレコード情報に基づくレコードを定義するためのSQL文が生成され(ステップS3171)、そのSQL文をデータベースDBに通知して実行させて(ステップS3172)、終了する。
情報処理装置1は、DB設定処理において図14に示したDBファイルレコード定義処理を行うことにより、登録する業務処理に係るDB処理部品125がアクセスするDBファイルのレコード構成をそのDB処理部品125に合わせた構成にすることができる。
以上のように、情報処理装置1は、業務スケルトンテンプレート122に項目部品123、印刷部品124、DB処理部品125及び業務処理部品126を組み合わせて作成する実行定義を元に業務処理を行う情報機器であり、各部品の業務スケルトンテンプレート122への組み合わせを登録する際に、当該各部品に係る処理で参照するデータである各種参照ファイル128における実行モジュール、イメージデータ、テキストファイル等を業務アプリケーションプログラム参照領域130へ格納する構成である。
このため、情報処理装置1は、図15(a)に示すように、新たに開発した項目部品123、印刷部品124、DB処理部品125、業務処理部品126を導入し、その項目部品123、印刷部品124、DB処理部品125、業務処理部品126と業務スケルトンテンプレート122を組み合わせた実行定義に基づいた業務処理を実行エンジン111で行う際に、その業務処理時に必要な各種参照ファイル128をユーザの手を煩わすことなく業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納することができ、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることができる。
また、情報処理装置1は、部品登録処理を実行するとことで、導入するDB処理部品125に係るDBファイルをデータベースDB内に設定する構成である。このため、情報処理装置1は、図15(b)に示すように、従来からあるDB処理部品125a以外に新たにDB処理部品125bを開発した際に、そのDB処理部品125aに係るファイルDB1とは別のファイルDB2をユーザの手を煩わすことなく設定することができ、業務アプリケーションプログラムの開発効率を向上させることができる。
[変形例]
ここで、制御装置11が行うDB設定処理(図6を参照)の変形例であり、部品作成処理でDB処理部品125が作成された際のレイアウト情報に基づいて、業務処理におけるDBアクセス時の表示に係る実行オブジェクトを生成するDB設定処理について説明する。
部品作成処理でDB処理部品125が作成されて部品設定情報127a〜127cとして格納されるレイアウト情報については、図16(a)に示すように、表示するフォームの画面レイアウト情報であるフォーム情報、項目の表示制御に関するコントロール情報及び変数情報などである。
具体的には、図16(b)に示すように、新たに作成したDB処理部品125が取引先DBファイルにアクセスする際に表示する画面のレイアウト情報については、取引先登録を行うフォームについての表示位置や背景色、そのフォームにおける各データ項目の種類・表示位置・背景色/文字色…などの制御情報及びそのフォームで扱うデータの変数に関する情報などである。
図17に示すように、DB設定処理が開始されると、制御装置11は、前述した図11に示したステップS311〜S317のDB定義処理を行う(ステップS318)。
次いで、i番目の使用参照ファイル情報M1の情報(DBレイアウト情報)がメモリに取得され(ステップS319)、その取得されたDBレイアウト情報からフォーム情報が参照されて、その情報に基づいたフォームの作成、つまり、フォーム表示を行うための実行定義が作成される(ステップS320)。
次いで、取得されたDBレイアウト情報からコントロール情報が参照されて、その情報に基づいてデータ項目に関する各種コントロールの作成、つまり、データ項目におけるボタン表示やそのボタン選択時の処理内容など、データ項目の制御処理に関する実行定義が作成される(ステップS321)。
次いで、取得されたDBレイアウト情報から変数情報が参照されて、その情報に基づいてフォームで扱うデータの変数などの作成、つまり、フォームの実行定義における変数の定義が行われ(ステップS322)、作成されたレイアウトに関する内容(実行定義)の文法チェックが行われ(ステップS323)、その結果が判定される(ステップS324)。
文法チェックの結果、エラーであると判定された場合は、そのエラー表示が表示装置13に出力され(ステップS326)、終了する。逆に、正常であると判定された場合は、作成されたレイアウトに関する内容で実行オブジェクトが生成され(ステップS325)、DB処理部品125がDBファイルへアクセスして画面表示する際に参照できるように業務アプリケーションプログラム参照領域130へ格納されて終了する。
情報処理装置1は、部品登録処理において図17に示したDB設定処理を行うことにより、DB処理部品125がDBファイルへアクセスして画面表示する際など、DB処理部品125によるデータベースDBへ格納されたDBファイルへのアクセス時の処理で参照する実行オブジェクトを作成し、業務アプリケーションプログラム参照領域130へ格納する構成である。このため、図18に示すように、DB処理部品125cがファイルDB3にアクセスする際に参照可能なレイアウトに関する実行オブジェクト作成することで、単にDB処理部品125cに係るファイルDB3を作成するだけでは画面G1のようにDBファイルに係るデータ表示を行うことができなかったものが、入力項目や各種制御ボタンなどを備えるフォームとして画面G2のように表示することができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明の一例を示すものであり、これに限定するものではない。本実施の形態における情報処理装置1の構成及び動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、部品登録処理において、設定すべき実行ファイル、イメージファイル又はテキストファイルのコピーを業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納する構成を例示したが、実体ファイルへのリンク情報(ショートカットなど)を業務アプリケーションプログラム参照領域130へ格納する構成であってもよい。
情報処理装置1の機能的構成を模式的に示すブロック図である。 情報処理装置1における業務アプリケーション処理の概要を示す概略図である。 設定ファイル127の内容を例示する概念図である。 部品作成処理を示すフローチャートである。 (a)は、DBファイルのデータ構造を例示する概念図であり、(b)は、DBファイルの具体的な格納データを例示する概念図である。 部品登録処理を示すフローチャートである。 使用参照ファイル情報M1の内容を例示する概念図である。 実行モジュール設定処理を示すフローチャートである。 イメージファイル設定処理を示すフローチャートである。 テキストファイル設定処理を示すフローチャートである。 DB設定処理を示すフローチャートである。 DBファイル定義処理を示すフローチャートである。 DBファイルフィールド定義処理を示すフローチャートである。 DBファイルレコード定義処理を示すフローチャートである。 (a)は、業務アプリケーションプログラム参照領域130に格納された各種参照ファイル128を読み出して業務処理を行うことを示す概念図であり、(b)は、データベースDBに格納されたDBファイルを読み出して業務処理を行うことを示す概念図である。 (a)は、DB処理部品のレイアウト情報を例示する概念図であり、(b)は、取引先DBファイルへの検索/更新処理部品のレイアウト情報を具体的に示す概念図である。 DB設定処理(レイアウト)を示すフローチャートである。 データベースDBに格納されたDBファイルを読み出して業務処理を行う際の表示画面を例示する概念図である。
符号の説明
1 情報処理装置
11 制御装置(部品登録手段、判定手段)
12 記憶装置(記憶手段)
13 表示装置
14 入力装置
15 通信装置
16 印刷装置
17 バス
111 実行エンジン
121 業務プログラムファイル
122 業務スケルトンテンプレート
123 項目部品
124 印刷部品
125、125a、125b、125c DB処理部品
126 業務処理部品
127 設定ファイル
127a、127b、127c 部品設定情報
128 各種参照ファイル
129 実行定義生成プログラム
130 業務アプリケーションプログラム参照領域
DB データベース
DB1、DB2、DB3 ファイル
G1、G2 画面
M1 使用参照ファイル情報

Claims (9)

  1. 業務処理に関するプログラム部品の雛形であり、業務処理の内容を定義する業務スケルトン及び当該業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品とで構築する業務アプリケーションプログラムを実行する情報処理装置において、
    前記業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品を登録する際に、当該各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域に格納する部品登録手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記各種プログラム部品に係る処理で参照するデータの種別に関する部品設定情報を格納する記憶手段と
    前記記憶された部品設定情報に基づいて、前記業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品を登録する際に、当該各種プログラム部品に係る処理で参照するデータの種別を判定する判定手段と、
    を更に備え、
    前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果に応じて、前記各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを、前記参照領域に格納することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記各種プログラム部品に係る処理で参照されるデータは、業務処理時の演算処理に関する実行モジュールであり、
    前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果が実行モジュールである場合に、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記実行モジュールを格納することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記各種プログラム部品に係る処理で参照されるデータは、業務処理時の表示画面に関するイメージデータであり、
    前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果がイメージデータである場合に、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記イメージデータを格納することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記各種プログラム部品に係る処理で参照されるデータは、業務処理時の設定に関するテキストデータであり、
    前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果がテキストデータである場合に、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記テキストデータを格納することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記各種プログラム部品に係る処理で参照されるデータは、業務処理時にアクセスするデータベースファイルであり、
    前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果がデータベースファイルである場合に、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記データベースファイルを格納することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記部品登録手段は、前記判定手段での判定結果がデータベースファイルである場合に、当該データベースファイルへのアクセス処理で参照すべき実行オブジェクトを生成し、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な領域に前記実行オブジェクトを格納することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 業務処理に関するプログラム部品の雛形であり、業務処理の内容を定義する業務スケルトン及び当該業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品とで構築した業務アプリケーションプログラムを実行する情報処理装置のコンピュータに、
    前記業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品を登録する際に、当該各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域に格納する部品登録手段として機能させるためのプログラム。
  9. 業務処理に関するプログラム部品の雛形であり、業務処理の内容を定義する業務スケルトン及び当該業務スケルトンに組み入れる各種プログラム部品とで構築した業務アプリケーションを情報処理装置に導入する際に、
    前記各種プログラム部品に係る処理で参照するデータを、業務アプリケーションプログラムの実行時に参照可能な参照領域に格納することを特徴とする情報処理装置における業務アプリケーション導入方法。
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