JPH11203111A - プログラム実行環境修復方式 - Google Patents

プログラム実行環境修復方式

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JPH11203111A
JPH11203111A JP580998A JP580998A JPH11203111A JP H11203111 A JPH11203111 A JP H11203111A JP 580998 A JP580998 A JP 580998A JP 580998 A JP580998 A JP 580998A JP H11203111 A JPH11203111 A JP H11203111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションの実行環境の変更に合わせ
てOS(オペレーティングシステム)が利用する実行環
境DB(データベース)の登録情報を修復する。 【解決手段】 アプリケーション10のスタートアップ
部12に、OS30の実行環境DB32を修復する機能
を設ける。アプリケーション10を起動すると、まずス
タートアップ部12が実行される。スタートアップ部1
2の実行環境DB検索部122は、実行環境DB32か
らアプリケーション10の実行環境(例えば格納ディレ
クトリのパス)の登録情報を取得する。実行環境調査部
124は、OS30からその時点での実際の実行環境の
情報を取得する。環境比較部126は実行環境の登録情
報と実際の情報とを比較する。両者が異なっていれば、
環境修復部128が、実行環境DB32の登録情報を実
際の情報に整合するよう更新する。そして、このスター
トアップ部12の実行後に、アプリケーション10の本
体部を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムの実行
環境についての登録情報を記憶する実行環境データベー
スに基づきプログラムの実行を制御するオペレーティン
グシステムにおいて、プログラムの実際の実行環境が実
行環境データベースに登録された登録情報と相違するこ
とになったときの実行環境データベースの修復方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等のコンピュー
タシステムのOS(オペレーティングシステム)は、ア
プリケーション等のプログラムの動作に必要な実行環境
についての情報が登録された実行環境データベースを有
している。この実行環境データベースには、例えば、ア
プリケーションのファイル名、アプリケーションがイン
ストールされたディレクトリ名、アプリケーションが使
用するデータファイルの拡張子、アプリケーションと拡
張子の割当てなど、様々な情報が設定される。例えば、
この種の実行環境データベースとしては、米国マイクロ
ソフト社のWINDOWS95(商標)というOSで用
いられるレジストリがよく知られている。
【0003】実行環境データベースの登録情報は、アプ
リケーションの実行に関する様々な局面で用いられる。
例えば、ウインドウベースのOSにおいて、ユーザが、
データファイルを表すアイコンをマウス等で選択した場
合、そのデータファイルに関連づけられたアプリケーシ
ョンを自動的に実行し、そのアプリケーション上でその
データファイルをオープンする機能がよく知られてい
る。この機能を実現するに当たり、OSは、選択された
データファイルの拡張子から、実行環境データベースを
参照してそのデータファイルに関連づけられたアプリケ
ーションのファイル名やパスを取得し、取得した情報に
基づきそのアプリケーションを実行する。
【0004】また、アプリケーションを実行するには、
そのアプリケーション自体の実行ファイルの他に、ライ
ブラリプログラムのファイルをロードする必要がある場
合がある。例えば、前掲のWINDOWS95(商標)
におけるDLL(ダイナミック・リンク・ライブラリ)
がその一例である。アプリケーションの実行が指示され
た場合、OSは、実行環境データベースを参照してその
アプリケーションの実行に必要なライブラリプログラム
のファイル(DLL等)の名称やディレクトリを調べ、
ファイルシステムからそれら各ライブラリプログラムの
ファイルをロードする。
【0005】実行環境データベースへの実行環境情報の
登録は、アプリケーションのインストール時に行われる
のが一般的である。近年、アプリケーションの大規模化
・複雑化に伴い、アプリケーションのインストールを人
手で行うことは困難となっているため、アプリケーショ
ンのパッケージには、インストーラと呼ばれるインスト
ール作業用のプログラムが添付されるのが一般的であ
る。これに伴い、アプリケーションの実行環境情報の実
行環境データベースへの登録も、インストーラにより行
われることが一般的である。
【0006】いったんインストールしたアプリケーショ
ンについてインストール先のディレクトリ名を変更した
い、アプリケーションを別のディレクトリに移動した
い、などの要望は常に存在する。このような場合、単純
にインストール先のディレクトリ名を変更したり、アプ
リケーションを構成するファイル(群)を別ディレクト
リに移動したりしたのでは、アプリケーションは正常に
は動作しない。これは、実行環境データベースにおい
て、アプリケーションのディレクトリの変更に応じた登
録情報の変更がなされていないためである。例えば、ユ
ーザがデータファイルのアイコンを選択したとしても、
データファイルに関連づけられたアプリケーションが実
行環境データベースに登録されたディレクトリに存在し
ないため、そのアプリケーションは起動されない。
【0007】従来は、このような問題を防ぐためには、
アプリケーションに添付されたアンインストーラという
プログラムを実行してそのアプリケーションに関するフ
ァイルの削除及び実行環境情報の登録の抹消を行い、こ
の後、インストーラを用いてアプリケーションを所望の
ディレクトリに再インストールするという手順を踏むの
が一般的であった。この手順により、アプリケーション
の実行環境情報が実行環境データベースに正しく設定し
直されることになるので、アプリケーションは正常に動
作することができる。
【0008】また、アプリケーションのライブラリプロ
グラムのファイルが実行環境データベースに登録された
ディレクトリにない場合、そのアプリケーションは一般
に実行できなかった。
【0009】従来は、このような場合もアンインストー
ル及び再インストールを行うことにより、ライブラリプ
ログラムを含むアプリケーションに必要なファイル全部
をインストールし直すことにより対応するのが一般的で
あった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アンイ
ンストール・再インストールという作業は非常に時間が
掛かる作業である。このため、アンインストール・再イ
ンストールによらずアプリケーションの実行環境を整
え、アプリケーションを移動や所属ディレクトリ名の変
更などの処理を簡便かつ正しく実現するための機構が要
望されていた。
【0011】アプリケーションの実行環境の設定に関し
ては、特開平6−67855号公報に開示の技術が知ら
れている。この技術では、アプリケーションプログラム
とそのアプリケーションの実行環境を自動設定するため
の環境設定プログラムを内蔵した増設装置をデータ処理
システムの増設アダプタに接続すると、そのシステムが
増設装置内の環境設定プログラムを実行してそのアプリ
ケーションに適した実行環境を設定する。しかしなが
ら、この文献には、いったんインストールしたアプリケ
ーションを移動させたりした場合などの対応処理につい
ては言及がない。
【0012】また、この他に特開平8−95756号公
報には、コンピュータにインストールされたソフトウエ
アの登録及び追跡のための技術が開示されている。この
従来技術では、通常のソフトウエアに追跡用の階層化さ
れたデータを添付し、OSの割込ハンドラを使用して各
ソフトウエアを常時追跡する。しかしながら、この手法
は、OSにかかる負担が極めて大きいという問題があ
る。
【0013】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、いったんインストールしたプログラム
の移動や所属ディレクトリ名の変更など、プログラムの
実行環境の変更を行ったときに、実行環境データベース
上の登録情報をその変更に合わせて簡便に修復するため
の方式を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、プログラムの実行環境についての登録情
報を記憶する実行環境データベースに基づきプログラム
の実行を制御するオペレーティングシステムにおけるプ
ログラム実行環境修復方式であって、プログラムの起動
が指示されたときに最初に実行される当該プログラムの
スタートアップ部に、前記実行環境データベースから当
該プログラムの実行環境についての登録情報を取得する
登録情報取得処理と、前記オペレーティングシステムか
ら、当該プログラム起動時の実際の実行環境の情報を取
得する起動時情報取得処理と、前記登録情報取得処理で
取得された前記登録情報と前記起動時情報取得処理で取
得された前記実際の実行環境の情報とが整合しない場合
に、前記実行環境データベースに記憶された当該プログ
ラムの実行環境についての登録情報を前記実際の実行環
境の情報に整合するよう更新する更新処理と、をコンピ
ュータに実行させるための命令を記述し、プログラムを
起動することにより前記実行環境データベースにおける
当該プログラムの実行環境についての登録情報を修復す
ることを特徴とする。
【0015】この方式では、プログラムを起動すると、
そのプログラムのスタートアップ部が実行され、これに
よりそのプログラムのその時点での実際の実行環境の情
報と実行環境データベースに登録された実行環境の登録
情報とが比較される。そして、両者が整合している場合
にはそのままそのプログラム本体部が実行され、両者が
整合していない場合には実行環境データベースを実際の
実行環境に合わせて更新した後でプログラム本体部が実
行される。したがって、この方式によれば、プログラム
の実行ファイルの移動などによりプログラムの実行環境
が実行環境データベースに登録された登録情報と相違す
ることになった場合には、そのプログラムを起動するこ
とにより、実行環境データベースにおけるそのプログラ
ムの実行環境についての登録情報を正しく修復すること
ができ、次にプログラムの移動等が行われるそのプログ
ラムを正しく実行することができる。
【0016】また、本発明は、少なくともプログラムの
実行ファイルの格納位置情報とそのプログラムに関連づ
けられたデータファイルを特定するための情報とについ
ての登録情報を記憶する実行環境データベースに基づ
き、ユーザがデータファイルの処理を指示したときにそ
のデータファイルに関連づけられたプログラムを起動す
るオペレーティングシステムにおけるプログラムの実行
環境修復方式であって、プログラムの起動が指示された
ときに最初に実行される当該プログラムのスタートアッ
プ部に、前記実行環境データベースから、当該プログラ
ムの実行ファイルの格納位置情報についての登録情報を
取得する登録情報取得処理と、 前記オペレーティング
システムから、当該プログラム起動時における当該プロ
グラムの実行ファイルの実際の格納位置の情報を取得す
る起動時情報取得処理と、前記登録情報取得処理で取得
された前記登録情報と前記起動情報取得処理で取得され
た前記実際の格納位置の情報とが整合しない場合に、前
記実行環境データベースに記憶された当該プログラムの
格納位置の登録情報を前記実際の格納位置の情報に整合
するよう更新する更新処理と、をコンピュータに実行さ
せるための命令を記述し、前記プログラムを起動するこ
とにより前記実行環境データベースに記憶された当該プ
ログラムの格納位置の登録情報を修復することを特徴と
する。
【0017】この方式では、プログラムを起動すると、
そのプログラムのスタートアップ部が実行され、これに
よりそのプログラムの実行ファイルのその時点での格納
位置の情報と実行環境データベースに登録された格納位
置の登録情報とが比較される。ここで、実行ファイルの
格納位置とは、ファイルシステムにおいて当該実行ファ
イルが格納されたディレクトリのパスやその実行ファイ
ルのファイル名など、オペレーティングシステムから実
行ファイルを起動する際に必要となる実行ファイルの位
置情報のことを言う。そして、両者が整合している場合
にはそのままそのプログラム本体部が実行され、両者が
整合していない場合には実行環境データベースを実際の
格納位置に合わせて更新した後でプログラム本体部が実
行される。したがって、この方式によれば、プログラム
の実行ファイルの格納位置が実行環境データベースに登
録された格納位置と相違することになった場合には、そ
のプログラムを起動することにより、実行環境データベ
ースにおけるそのプログラムの格納の登録情報を正しく
修復することができる。したがって、次にプログラムの
格納位置が変更されるまでの間は、実行環境データベー
スにはそのプログラムの正しい格納位置が登録されてい
るので、そのプログラムに関連づけられたデータファイ
ルの処理が指示されたときに、そのプログラムを見つけ
て起動することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0019】図1は、本発明に係るアプリケーションプ
ログラム(以下では単に「アプリケーション」と呼ぶ)
10の構成を説明するための図である。アプリケーショ
ン10は、スタートアップ部12と本体部14とから構
成される。スタートアップ部12は、アプリケーション
10が起動されたときにまず最初に実行される部分であ
り、本発明に係る実行環境修復機能を記述した部分であ
る。本体部14は、アプリケーション10の実質的な機
能を記述した部分である。例えば、アプリケーション1
0が表計算プログラムならば、本体部14には、アプリ
ケーション10が表計算プログラムとして提供すべきす
べての機能が記述されている。従来のアプリケーション
は、この本体部14のみからなる。本体部14は、スタ
ートアップ部12の実行後に実行される。
【0020】アプリケーション10、スタートアップ部
12、本体部14は、コンピュータ上で実行されること
により、それぞれ所定の機能を果たす仮想装置となる。
以下では、誤解のない限り、このような仮想装置も、ア
プリケーション10、スタートアップ部12、本体部1
4と呼ぶ。
【0021】図2はアプリケーション10のスタートア
ップ部12の機能を説明するための図である。スタート
アップ部12は、コンピュータのOS(オペレーティン
グシステム)30とのやり取りにより、当該アプリケー
ション10の実行環境を整える。
【0022】OS30は、実行環境DB(データベー
ス)32を有している。実行環境DB32には、各アプ
リケーションについての実行環境の情報が登録されてい
る。登録されている実行環境の情報には、例えば、アプ
リケーションの実行ファイルのファイル名、アプリケー
ションの実行ファイルがインストールされたディレクト
リのパス、アプリケーションの実行に必要なライブラリ
プログラム(例えばDLL)のファイル名やその格納デ
ィレクトリのパス、、アプリケーションに対応づけられ
たファイル拡張子など、が含まれる。OS30は、例え
ば、ユーザからデータファイルの実行が指示された場
合、実行環境データベース32を参照することにより、
そのデータファイルの拡張子からそのデータファイルを
扱うアプリケーションを特定し、更にそのアプリケーシ
ョンの実行ファイルの格納ディレクトリのパスを取得す
る。それら情報を用いてそのアプリケーションを起動し
て、そのデータファイルを処理する。
【0023】スタートアップ部12は、実行環境DB検
索部122、実行環境調査部124、環境比較部126
及び環境修復部128を含む。実行環境DB検索部12
2は、OS30の実行環境DB32から、実行環境DB
32に登録されている当該アプリケーション10の実行
環境の情報(以下「登録情報」と呼ぶ)を検索する。実
行環境調査部32は、OS30から、当該アプリケーシ
ョン10の現在(すなわちスタートアップ部12の実行
時点)の実際の実行環境の情報(例えばアプリケーショ
ン10が起動されたときのアプリケーション10の実行
ファイルのディレクトリなど)を取得する。環境比較部
12は、実行環境DB検索部122で取得された登録情
報と、実行環境調査部124で取得された実際の実行環
境の情報とを比較する。環境修復部128は、環境比較
部126での比較の結果、登録情報と実際の実行環境と
が異なる場合に作動し、実行環境DB32における当該
アプリケーション10についての登録情報を、実行環境
調査部124から取得した実際の実行環境に合わせて更
新する。
【0024】次に、図3を参照して、アプリケーション
10を実行した場合の処理手順を説明する。例えばユー
ザがアプリケーション10のパスを入力したり、アプリ
ケーション10のアイコンをダブルクリックするなどし
てアプリケーション10の起動を指示すると、OS30
は、ファイルシステムからアプリケーション10の実行
ファイルを取り出し、アプリケーション10を起動する
(S10)。すると、まずアプリケーション10のスタ
ートアップ部12が動作を開始する(S12)。スター
トアップ部12では、実行環境DB検索部122が、実
行環境DB32から、当該アプリケーション10の実行
環境の登録情報を取得する(S14)。また、実行環境
調査部124が、OS30から、当該アプリケーション
10が実行されている実際の実行環境の情報を取得する
(S16)。S14とS16の処理は論理的には並列的
な処理であり、いずれを先に行ってもよい。次に、環境
比較部126が、実行環境DB32に登録された実行環
境(すなわち登録情報)と、実際の実行環境とを比較す
る(S18)。この比較において実際の実行環境と登録
された実行環境とが異なっていれば、環境修復部128
が、実行環境DB32内の当該アプリケーション10に
ついての登録情報を、S16で取得した実際の実行環境
の情報に整合するように更新する(S20)。この更新
処理が完了すると、スタートアップ部12の処理が完了
し、本体部14が動作を開始する(S22)。なお、S
18の比較処理において、実際の実行環境と登録された
実行環境とが整合していれば、そこでスタートアップ部
12の処理が完了し、本体部14が動作を開始する(S
22)。
【0025】次に、具体的な状況を想定して、本実施形
態におけるアプリケーション10の処理動作を説明す
る。
【0026】例えば、図4に示すように、インストーラ
によりいったんあるディレクトリ(例えば“C:Progra
m Files\app”、すなわち、ディスク装置のCドライブ
のProgram Filesというディレクトリの下にあるappとい
うディレクトリ)にインストールされたアプリケーショ
ン10について、そのインストール先のディレクトリの
名称をユーザが別の名称(例えば“C:app”)に変更
した場合を考える。図4には、インストールされたファ
イルとして、アプリケーション10の実行ファイルであ
る“appli.exe”の他に、解説を記したテキストファイ
ル“readme.txt”やその実行ファイルを実行するときに
用いられるライブラリ“appli.dll”が示されている。
本実施形態の特徴であるスタートアップ部12は、アプ
リケーション10の実行ファイルである“appli.exe”
に含まれる。
【0027】このディレクトリ名の変更の直後にアプリ
ケーション10に関連づけられた拡張子を有するデータ
ファイルを選択して実行させようとしても、実行環境D
B32に登録された格納ディレクトリがそもそも存在し
ないため、OS30はアプリケーション10の実行ファ
イルを見つけることができず、アプリケーション10を
実行することができない。そこで、本実施形態では、ア
プリケーション10の格納ディレクトリの名称変更後
に、ユーザがアプリケーション10を起動することによ
り、実行環境DB32の登録情報を実状に整合するよう
に更新する。すなわち、格納ディレクトリの名称変更後
に、ユーザが、アプリケーション10の実行ファイルの
アイコンをダブルクリックしたり、あるいはその実行フ
ァイルの絶対パスや相対パスを入力したりすることによ
りアプリケーション10を起動すると、アプリケーショ
ン10のスタートアップ部12が、OS30から実行フ
ァイルのファイル名や起動時のディレクトリのパス情報
を実際の実行環境として取得し、実行環境DB32にお
けるアプリケーション10の登録情報をその実際の実行
環境の情報に合わせて変更する。この結果、実行環境D
B32は、アプリケーション10の実行ファイルの格納
ディレクトリについて正しい情報を有するよう修復され
たことになるので、それ以降次に格納ディレクトリにつ
いて変更が有るまでは、このアプリケーション10に対
応づけられたデータファイルを選択して実行させると、
このアプリケーション10が正しく起動されることにな
る。
【0028】以上は、アプリケーション10の実行ファ
イルの格納ディレクトリの名称を変更した場合の例であ
ったが、アプリケーション10の実行ファイルを別のデ
ィレクトリに移動した場合も同様であることは容易に理
解されよう。すなわち、実行ファイル移動後に移動先の
ディレクトリにあるアプリケーション10を起動すると
により、アプリケーション10のスタートアップ部12
が実行環境DB32の登録情報を実状に整合するように
更新する。この結果、アプリケーション10に関連づけ
られたデータファイルを実行すれば、そのアプリケーシ
ョン10が正しく起動されるようになる。
【0029】また、アプリケーション10の実行ファイ
ル名を変更した場合でも、そのアプリケーション10を
実行すれば、スタートアップ部12の機能により実行環
境DB32に登録された実行ファイル名が正しく更新さ
れる。
【0030】また、図4の例において、アプリケーショ
ン“appli.exe”は、実行時にライブラリ“appli.dll”
を利用するとする。このライブラリのファイル名や格納
ディレクトリのパスの情報は、インストール時に例えば
インストーラプログラムにより実行環境DB32に登録
される。もちろん、それらライブラリの情報がアプリケ
ーション“appli.exe”に対応づけられていることは言
うまでもない。ところが、図4の事例のようにインスト
ール先のディレクトリ名を変更すると、ライブラリファ
イルの格納ディレクトリのパスが実状と整合しないもの
になる。本実施形態におけるスタートアップ部12は、
このような場合にも対応できる。すなわち、ディレクト
リ名変更後にアプリケーション10を起動すると、スタ
ートアップ部12は、まず前述の如くアプリケーション
10の格納ディレクトリのパスの登録情報を更新すると
ともに、必要なライブラリプログラムの実行ファイルを
OS30に要求する。OS30は、実行環境DB32を
参照してライブラリプログラムを探すが、ライブラリプ
ログラムの格納ディレクトリの名称が実行環境DB32
に登録されたものと代わっているので、そのライブラリ
プログラムを発見することができない。すると、OS3
0は、ライブラリプログラムが発見できなかった旨をス
タートアップ部12に通知する。この通知を受けたスタ
ートアップ部12は、必要なライブラリプログラムの検
索を行う。必要なライブラリプログラムの名称は、実行
環境DB32から取得できるので、スタートアップ部1
2は、この名称を持つファイルをファイルシステムの各
ディレクトリから検索する。一般にライブラリプログラ
ムはアプリケーション本体の実行ファイルと同じディレ
クトリに格納されている場合が多いので、ライブラリプ
ログラムの検索は、アプリケーション10の格納ディレ
クトリから始めるのが効率的である。検索の結果ライブ
ラリプログラムが見つかると、スタートアップ部12
は、そのときのライブラリプログラムの格納ディレクト
リのパスの情報により、実行環境DB32の登録情報を
更新する。この結果、実行環境DB32にライブラリプ
ログラムの正しい格納ディレクトリの情報が登録される
ことになり、以降アプリケーション10が起動される
と、その実行環境DB32に基づき、必要なライブラリ
ファイルが正しくロードされる。
【0031】以上はインストール先のディレクトリ名変
更時の例であったが、ライブラリプログラムの実行ファ
イルを移動した場合も同様である。すなわち、スタート
アップ部12がライブラリプログラムの実行ファイルを
検索し、発見した場合は、その時のライブラリプログラ
ムの格納ディレクトリの情報を実行環境DB32に登録
する。なお、ライブラリプログラムの実行ファイルを発
見できなかった場合は、ユーザにその旨を通知する。
【0032】以上、本実施形態に係るアプリケーション
について、その実行環境が変更された場合の実行環境D
Bの修復手順について説明した。本実施形態に係るアプ
リケーションには、人手で簡単にインストールできると
いう利点もある。すなわち、図5に示すように、ファイ
ルサーバから、ユーザが作成又は選択した任意のディレ
クトリ(図5では“C:Program Files\app”)に、ア
プリケーションの動作に必要なファイル群(アプリケー
ションやライブラリの実行ファイルなど)をコピーし、
その後ユーザがアプリケーションの実行ファイル(“ap
pli.exe”)を起動すればよい。これにより、アプリケ
ーションのスタートアップ部12が、実行環境DB32
に当該アプリケーションの実行環境が設定されていない
ことを検出し、実行環境DB32に当該アプリケーショ
ンのためのエントリを作成し、実行環境の諸情報を登録
する。このとき、スタートアップ部12は、アプリケー
ションの実行ファイルのファイル名や格納ディレクトリ
の情報をOS30から取得し、実行環境DB32に登録
する。
【0033】したがって、本実施形態に示したスタート
アップ部12を有するアプリケーションを用いれば、イ
ンストーラと呼ばれるインストール専用のプログラムを
用意する必要がない。また、インストーラプログラムが
不要となるため、ソフトウエアの配布を考慮した場合、
ソフトウエアのパッケージ全体のプログラムサイズを抑
えることができる。
【0034】以上では、本実施形態に係るアプリケーシ
ョンによりインストーラが不要であることを説明した
が、インストーラがない場合、インストール先のディレ
クトリツリーの構成はユーザが自ら行わなければならな
いなど、ある程度のユーザの作業負担が要求される。こ
のようなユーザの作業負担を軽減するためには、インス
トーラを別途用意することも効果的である。ただし、こ
の場合のインストーラは、従来一般にアプリケーション
ソフトウエアのパッケージに付属していたインストーラ
よりも機能が限定されたものでよい。すなわち、インス
トーラは、アプリケーションのスタートアップ部12が
行う実行環境の登録機能を持つ必要がない。図6は、こ
のように機能が限定されたインストーラを用いたアプリ
ケーションのインストール手順を説明するための図であ
る。ユーザは、あるアプリケーションを自分のマシンに
インストールしたい場合、ファイルサーバ内のそのアプ
リケーションについてのインストーラ(図6では“Setu
p.exe”)を実行する。すると、ユーザのマシンの所定
のディレクトリ(図6では“C:Program Files\ap
p”)に必要なファイル群がコピーされる。そしてコピ
ー終了後、インストーラはアプリケーション(図6では
“appli.exe”)を起動する。この結果、アプリケーシ
ョンのスタートアップ部12の機能により、OS30の
実行環境DB32に、そのアプリケーションの実行環境
の情報が登録される。
【0035】本実施形態に係るアプリケーションには、
さらにアンインストール時の実行環境情報の削除機能を
組み込むことも可能である。そして、この削除機能を実
現するためのコマンドオプションを設定しておく。ユー
ザは、アンインストールを行いたい場合、アプリケーシ
ョンの実行ファイル名にそのコマンドオプションを付加
して入力する。これによりその削除機能が実行され、実
行環境DB32に登録されたそのアプリケーションの実
行環境の登録情報が削除される。このあと、ユーザがア
プリケーションパッケージのファイル群をファイルシス
テムから削除すれば、システム全体に対する副作用な
く、アプリケーションをアンインストールすることがで
きる。このように本実施形態に係るアプリケーションに
アンインストール機能を組み込むことにより、アプリケ
ーション単体でインストール時の実行環境の登録及びア
ンインストール時の実行環境の削除を行うことができ
る。
【0036】以上、本発明の好適な実施形態について説
明した。以上の説明から分かるように、本実施形態によ
れば、いったんインストールしたアプリケーションやラ
イブラリの実行ファイルを移動したり、あるいはそれら
の格納ディレクトリの名称などを変更した場合に、実行
環境DB32の登録情報を修復することができる。した
がって、アンインストール・再インストールといった時
間のかかる作業なしに、簡単にアプリケーションの移動
等を行うことができる。
【0037】なお、本実施形態に係るスタートアップ部
12を有するアプリケーションは、例えばフロッピーデ
ィスクやCD−ROM、ハードディスク、ROMなどの
コンピュータ読取り可能な記録媒体の形態でユーザに提
供することができる。また、このようなアプリケーショ
ンは、通信回線を介してユーザに供給することもでき
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プログラムを実行することにより、実行環境データベー
スにおけるそのプログラムの実行環境の登録情報を更新
・修復することができるので、プログラムの格納ディレ
クトリの変更(移動や名称変更など)のような実行環境
の変更を行っても、そのプログラムを正しく動作させる
ことができる。本発明によれば、アンインストール・再
インストールという時間のかかる作業無しに、プログラ
ムの実行環境を簡便に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係るアプリケーションの構成を示
す説明図である。
【図2】 実施形態に係るアプリケーションのスタート
アップ部の機能を説明するための説明図である。
【図3】 実施形態に係るアプリケーションを実行した
場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 実施形態におけるディレクトリ名称変更時の
処理手順を説明するための説明図である。
【図5】 実施形態に係るアプリケーションの人手によ
るインストール手順を説明するための説明図である。
【図6】 実施形態に係るアプリケーションのインスト
ーラプログラムによるインストール手順を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
10 アプリケーション、12 スタートアップ部、1
4 本体部、30 OS(オペレーティングシステ
ム)、32 実行環境DB(データベース)、122
実行環境DB検索部、124 実行環境調査部、126
環境比較部、128 環境修復部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムの実行環境についての登録情
    報を記憶する実行環境データベースに基づきプログラム
    の実行を制御するオペレーティングシステムにおけるプ
    ログラム実行環境修復方式であって、 プログラムの起動が指示されたときに最初に実行される
    当該プログラムのスタートアップ部に、 前記実行環境データベースから当該プログラムの実行環
    境についての登録情報を取得する登録情報取得処理と、 前記オペレーティングシステムから、当該プログラム起
    動時の実際の実行環境の情報を取得する起動時情報取得
    処理と、 前記登録情報取得処理で取得された前記登録情報と前記
    起動時情報取得処理で取得された前記実際の実行環境の
    情報とが整合しない場合に、前記実行環境データベース
    に記憶された当該プログラムの実行環境についての登録
    情報を前記実際の実行環境の情報に整合するよう更新す
    る更新処理と、 をコンピュータに実行させるための命令を記述し、 前記プログラムを起動することにより前記実行環境デー
    タベースにおける当該プログラムの実行環境についての
    登録情報を修復するプログラム実行環境修復方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラム実行環境修復
    方式であって、 プログラムについての前記実行環境の情報は、当該プロ
    グラムの格納位置についての情報であることを特徴とす
    る方式。
  3. 【請求項3】 少なくともプログラムの実行ファイルの
    格納位置情報とそのプログラムに関連づけられたデータ
    ファイルを特定するための情報とについての登録情報を
    記憶する実行環境データベースに基づき、ユーザがデー
    タファイルの処理を指示したときにそのデータファイル
    に関連づけられたプログラムを起動するオペレーティン
    グシステムにおけるプログラムの実行環境修復方式であ
    って、 プログラムの起動が指示されたときに最初に実行される
    当該プログラムのスタートアップ部に、 前記実行環境データベースから、当該プログラムの実行
    ファイルの格納位置情報についての登録情報を取得する
    登録情報取得処理と、 前記オペレーティングシステムから、当該プログラム起
    動時における当該プログラムの実行ファイルの実際の格
    納位置の情報を取得する起動時情報取得処理と、 前記登録情報取得処理で取得された前記登録情報と前記
    起動情報取得処理で取得された前記実際の格納位置の情
    報とが整合しない場合に、前記実行環境データベースに
    記憶された当該プログラムの格納位置の登録情報を前記
    実際の格納位置の情報に整合するよう更新する更新処理
    と、 をコンピュータに実行させるための命令を記述し、 前記プログラムを起動することにより前記実行環境デー
    タベースに記憶された当該プログラムの格納位置の登録
    情報を修復するプログラム実行環境修復方式。
  4. 【請求項4】 各プログラムの実行環境情報を登録した
    実行環境データベースに基づき各プログラムの実行を制
    御するオペレーティングシステムの管理下で実行するこ
    とができるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体であって、 前記プログラムの起動が指示されたときに最初に実行さ
    れる当該プログラムのスタートアップ部が、 前記実行環境データベースから当該プログラムの実行環
    境についての登録情報を取得する登録情報取得処理と、 前記オペレーティングシステムから、当該プログラム起
    動時の実際の実行環境の情報を取得する起動時情報取得
    処理と、 前記登録情報取得処理で取得された前記登録情報と前記
    起動時情報取得処理で取得された前記実際の実行環境の
    情報とが整合しない場合に、前記実行環境データベース
    に記憶された当該プログラムの実行環境についての登録
    情報を前記実際の実行環境の情報に整合するよう更新す
    る更新処理と、 をコンピュータに実行させるための命令を含むことを特
    徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 少なくともプログラムの実行ファイルの
    格納位置情報とそのプログラムに関連づけられたデータ
    ファイルを特定するための情報とについての登録情報を
    記憶する実行環境データベースに基づき、ユーザがデー
    タファイルの処理を指示したときにそのデータファイル
    に関連づけられたプログラムを起動するオペレーティン
    グシステムの管理下で実行することができるプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記プログラムの起動が指示されたときに最初に実行さ
    れる当該プログラムのスタートアップ部が、 前記実行環境データベースから、当該プログラムの実行
    ファイルの格納位置情報についての登録情報を取得する
    登録情報取得処理と、 前記オペレーティングシステムから、当該プログラム起
    動時における当該プログラムの実行ファイルの実際の格
    納位置の情報を取得する起動時情報取得処理と、 前記登録情報取得処理で取得された前記登録情報と前記
    起動情報取得処理で取得された前記実際の格納位置の情
    報とが整合しない場合に、前記実行環境データベースに
    記憶された当該プログラムの格納位置の登録情報を前記
    実際の格納位置の情報に整合するよう更新する更新処理
    と、 をコンピュータに実行させるための命令を含むことを特
    徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007265358A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置、プログラム及び業務アプリケーション導入方法
JP2010231333A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Fujitsu Ltd ジョブ処理装置

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