JP2007298865A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不慣れなユーザでも手差しトレイで使用されるシートのパラメータを容易に設定できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】手差しトレイへシートがセットされた場合に、セットされたシートのパラメータ(サイズ、種類)を設定するための操作手順の音声ガイダンスを音声ガイダンス部30から出力する。ユーザは、この音声ガイダンスとLCDパネル10cに表示される操作情報とに応じて、カーソルキー10aとタッチスクリーンに表示されるソフトキーとを操作しながら、シートのパラメータを設定する。
【選択図】図1
【解決手段】手差しトレイへシートがセットされた場合に、セットされたシートのパラメータ(サイズ、種類)を設定するための操作手順の音声ガイダンスを音声ガイダンス部30から出力する。ユーザは、この音声ガイダンスとLCDパネル10cに表示される操作情報とに応じて、カーソルキー10aとタッチスクリーンに表示されるソフトキーとを操作しながら、シートのパラメータを設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関し、特に、各種の操作の手順を音声出力する音声案内手段を備えた画像形成装置に関する。
ファクシミリ装置、コピー機、プリンタ、またはこれらの機能を併せ持つ複合機などの画像形成装置にあって、ユーザの利便性を向上するために、画像が形成されるシートの設定操作の手順を音声出力する案内機能(ガイダンス機能)を有するものが知られている(特許文献1など)。このような画像形成装置には、画像が形成されるシートを自動供給する給紙カセット(自動供給部)に加えて、画像が形成されるシートを手差しで供給する手差しトレイ(手差し供給部)が一般的に設けられているが、この手差しトレイにセットされたシートのサイズを自動的に検知して、その検知結果を音声にてユーザに報知する技術も提案されている(特許文献2など)。
特開2003−316564号公報
特開2004−10315号公報
特許文献2のように、手差しトレイにセットされたシートのサイズを自動的に検知するタイプでなく、手差しトレイにセットされるシートのサイズをユーザの操作入力にて設定して記憶するタイプの画像形成装置も存在する。このようなタイプの画像形成装置にあっては、手差しトレイを用いてシートに記録処理を行う場合には、そのシートのサイズ、種類を設定しておかなければならないが、不慣れなユーザはその設定の操作に手間取るという問題がある。また、手差しトレイのシートがなくなった場合には、サイズまたは種類が異なったシートが手差しトレイにセットされるときもあり、そのときにはシートのサイズ、種類を設定し直さなければならず、このときにも不慣れなユーザは操作に手間取ってしまう。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、手差しトレイで使用されるシートのサイズ、種類などのパラメータの設定の操作手順を音声でガイダンスすることにより、不慣れなユーザでもシートのパラメータを容易に設定できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、画像が形成されるシートを自動供給する自動供給部と、画像が形成されるシートを手差しで供給する手差し供給部と、操作の手順を音声出力する音声案内手段とを備え、前記自動供給部または手差し供給部の選択が可能な画像形成装置において、前記手差し供給部の選択及び前記手差し供給部にセットするシートのパラメータの設定を受け付ける受付手段と、前記パラメータの設定における操作の手順を前記音声案内手段が音声出力するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置にあっては、手差し供給部(手差しトレイ)にセットされたシートのパラメータ(サイズ、種類など)を設定するための操作の手順を音声案内手段が音声出力する。よって、ユーザは、この音声出力(音声ガイダンス)に応じてシートのパラメータを設定するため、その設定処理を間違いなく容易に行える。
本発明に係る画像形成装置は、前記受付手段が、入力操作を受け付ける操作キーと、該操作キーへの入力に連動して操作情報を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置にあっては、入力操作を受け付ける操作キーの入力に連動した操作情報を表示手段が表示する。よって、表示手段での表示情報を参照しながら操作キーの操作により、手差し供給部(手差しトレイ)にセットされたシートのパラメータ(サイズ、種類など)が設定されるため、より容易にその設定処理を行える。
本発明に係る画像形成装置は、前記手差し供給部におけるシートの有無を検出する検出手段を備えており、前記手差し供給部にシートがなくなった場合に、前記制御手段は、前記音声案内手段が音声出力するように制御すべくなしたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置にあっては、手差し供給部(手差しトレイ)にシートがなくなった場合に、セットされるシートのパラメータ(サイズ、種類など)が変更されることを考慮して、シートのパラメータ(サイズ、種類など)を設定するための操作の手順を音声案内手段が音声出力する。よって、必要なときには必ず、パラメータ設定用の操作手順が音声出力されて、容易にパラメータの設定を行える。
本発明の画像形成装置では、手差し供給部(手差しトレイ)にセットされるシートのパラメータの設定における操作の手順を音声ガイダンスするようにしたので、不慣れなユーザにあっても、手間取ることなく迅速にシートのパラメータを設定することができる。
本発明の画像形成装置では、入力操作を受け付ける操作キーの入力に連動した操作情報を表示するようにしたので、ユーザは、表示情報を参照しながら操作キーの操作により、手差し供給部(手差しトレイ)にセットされたシートのパラメータ(サイズ、種類など)を設定していくことが可能となり、より容易にその設定処理を行うことができる。
本発明の画像形成装置では、手差し供給部(手差しトレイ)にシートがなくなった場合に、シートのパラメータ設定の操作手順を音声ガイダンスするようにしたので、シートのパラメータが変更となる場合に確実に音声ガイダンスが出力されることになり、不慣れなユーザでも、迅速にシートのパラメータを設定することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の画像形成装置としての複合機(ファクシミリ複合装置)の構成を示すブロック図であり、図2は、後述する音声ガイダンス部30の構成を示すブロック図である。複合機は、本来のファクシミリ機能、コピー機能に加えて、外部端末装置からネットワークを介して電子メールを受信する機能、及び、入力した画像データをプリントアウトするプリンタ機能を備えた機能複合型のファクシミリ装置である。
複合機は、MPU(Microprocessor Unit)1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Access Memory)3、メモリ制御部4、画像メモリ5、プリント画像処理回路6、LED(Light Emitting Diode)プリントヘッド7、プリンタ機構制御回路8、LAN(Local Area Network)インタフェイス9、操作/表示制御部10、スキャナ11、コーデック12、モデム13、NCU(Network Control Unit)14、音声ガイダンス部30などを備えている。
MPU1は、バス31を介して複合機の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ROM2に格納された制御プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。ROM2は、複合機の動作に必要な種々のソフトウェアの制御プログラムを格納する。RAM3は、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。また、RAM3は、手差しトレイに設定されているシートのパラメータ(サイズ、種類)を記憶する手差しシートパラメータ記憶領域3aを有する。具体的に、シートのサイズはA3、B4、A4、B5などであり、シートの種類は普通紙、OHPシート、封筒、はがき、厚紙などである。
画像メモリ5は、DRAMなどで構成され、メモリ制御部4の制御により、原稿を読み取って得られる画像データ、他のファクシミリ装置などの外部装置から受信した画像データなどを記憶する。LEDプリントヘッド7は、プリント画像処理回路6で処理された画像データに応じた画像を、給紙カセット(自動供給部)または手差しトレイ(手差し供給部)から供給されたシートに印刷する。プリンタ機構制御回路8は、LEDプリントヘッド7を含めたプリンタの動作を制御する。また、プリンタ機構制御回路8には、手差しトレイにおけるシートの有無(手差しトレイへのシートのセット状態)を検知する手差しトレイシートセンサ8aの検知結果(出力)が入力される。
LANインタフェイス9は、LANを介して他の複合機、パーソナルコンピュータなどの外部装置に接続されており、外部装置との間でデータのやりとりを行う。操作/表示制御部10は、少なくともカーソルキー10aを有するキー操作部10b、及びLCD(LIquid Crystal Display)パネル10cのタッチスクリーン10dにおけるユーザの操作入力を受け付けると共に、複合機の動作状態を示す画面、ユーザへ操作入力を促す画面、ユーザへ警告を発する画面などをLCDパネル10cに表示させる。
スキャナ11は、例えばCCDを利用した光学系で原稿を読み取り、読み取った画像データを出力する。コーデック12は、画像データに対して所定の圧縮方式に従って圧縮/伸長を行う。モデム13は、バス31に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム13は、同様にバス31に接続されたNCU14と直接的に接続されている。NCU14は、公衆電話回線網(PSTN:Public Switched Telephone Network)との回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム13をPSTNと接続する。
音声ガイダンス部30は、サブMPU21、ROM22、SRAM23、音声デコーダ24、AFE(Analog Front End)25、アナログ増幅器26、スピーカ27などを備えている。サブMPU21は、シリアルバス32を介してMPU1に接続されており、また、バス33を介して音声ガイダンス部30の上述したようなハードウェア各部と接続されている。ROM22は、音声ガイダンス用の制御プログラム及び音声ガイダンスメッセージを格納している。SRAM23は、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
音声デコーダ24は、ROM22から読み出された符号化されている音声ガイダンスメッセージを音声波形のデータに復号する。AFE25は、音声波形のデータをアナログ信号に変換してアナログ増幅器26へ出力する。アナログ増幅器26は、このアナログ信号を増幅してスピーカ27へ出力する。
音声ガイダンスがなされる場合には、音声デコーダ24で復号された必要な音声波形のデータが、AFE25を介してアナログ増幅器26へ送られ、スピーカ27から音声として出力されるようになっている。音声ガイダンスは、複合機に対する種々の処理操作を案内するものであり、本発明では、特に手差しトレイにセットされるシートのパラメータ(サイズ、種類)を設定するための操作についての音声ガイダンス機能を少なくとも有している。
以下、本発明の複合機の動作について説明する。まず、手差しトレイにおけるシートのパラメータが設定されていない状態(RAM3(手差しシートパラメータ記憶領域3a)にパラメータが記憶されていない状態)で、手差しトレイにシートがセットされたときの動作について説明する。この状態は、例えば初めて手差しトレイを使用するときである。なお、以下の例では、シートのサイズが設定されておらず、シートの種類は初期パラメータとして普通紙が設定されていることとする。図3〜図6は、本発明の複合機における動作手順の一例を示すフローチャート、図7及び図8は、本発明の複合機における画面表示の一例を示す図である。
MPU1は、図7(a)に示すようなコピーの条件を設定する待機画面がLCDパネル10cに表示されている際に、手差しトレイシートセンサ8aの検知結果(出力)に基づき、手差しトレイにおいて「シートなし」から「シートあり」に変化したか否かを判断する(ステップS1)。変化していない場合には(S1:NO)、そのまま動作が終了する。
「シートなし」から「シートあり」に変化した場合(S1:YES)、MPU1は、図7(b)に示すような手差しシート設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS2)、音声ガイダンス機能を実行して、「シートサイズを選択できます。選択する場合は「編集」を押して下さい。中止する場合は「閉じる」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS3)。
MPU1は、カーソルキー10aがユーザにより操作されたか否か判断する(ステップS4)。操作されない場合(S4:NO)、MPU1は、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS5)。ソフトキー「編集」が押された場合(S5:[編集])、MPU1は、図7(c)に示すようなシートサイズ設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS6)、音声ガイダンス機能を実行して、「シートサイズを選択し、「確定」を押して下さい。中止する場合は「取消し」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS7)。
MPU1は、カーソルキー10aによりユーザからシートサイズの選択を受け付け(ステップS8)、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS9)。ソフトキー「取消し」が押された場合には(S9:[取消し])、動作がS2に戻る。ソフトキー「確定」が押された場合(S9:[確定])、MPU1は、設定されたシートサイズをRAM3(手差しシートパラメータ記憶領域3a)に記憶する(ステップS10)。
また、MPU1は、サイズがA4に設定されたことを示す図7(d)に示すような手差しシート設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS11)、音声ガイダンス機能を実行して、「A4のシートが設定されました。終了する場合は「閉じる」を押して下さい。変更する場合は「編集」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS12)。
MPU1は、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS13)。ソフトキー「編集」が押された場合には(S13:[編集])、動作がS6に戻る。ソフトキー「閉じる」が押された場合(S13:[閉じる])、MPU1は、図7(e)に示すようなシート選択画面をLCDパネル10cに表示して(ステップS14)、動作が終了する。図7(e)では、カーソルが「手差し:A4」を指している。
カーソルキー10aが操作された場合(S4:YES)、MPU1は、手差しシート設定画面におけるカーソルを、図8(a)に示すように、「シート種類」に移動させ(ステップS15)、音声ガイダンス機能を実行して、「シート種類を変更できます。変更する場合は「編集」を押して下さい。中止する場合は「閉じる」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS16)。
MPU1は、カーソルキー10aがユーザにより操作されたか否かを判断する(ステップS17)。操作された場合(S17:YES)、MPU1は、手差しシート設定画面におけるカーソルを、図7(b)に示すように、「シートサイズ」に移動させて(ステップS28)、動作がS3に戻る。
カーソルキー10aが操作されない場合(S17:NO)、MPU1は、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS18)。ソフトキー「編集」が押された場合(S18:[編集])、MPU1は、図8(b)に示すようなシート種類設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS19)、音声ガイダンス機能を実行して、「シート種類を選択し、「確定」を押して下さい。中止する場合は「取消し」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS20)。
MPU1は、カーソルキー10aによりユーザからシート種類の選択を受け付け(ステップS21)、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS22)。ソフトキー「取消し」が押された場合には(S22:[取消し])、動作がS2に戻る。ソフトキー「確定」が押された場合(S22:[確定])、MPU1は、設定されたシート種類をRAM3(手差しシートパラメータ記憶領域3a)に記憶する(ステップS23)。
また、MPU1は、種類が普通紙に設定されたことを示す図8(c)に示すような手差しシート設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS24)、音声ガイダンス機能を実行して、「普通紙のシートが設定されました。終了する場合は「閉じる」を押して下さい。変更する場合は「編集」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS25)。
MPU1は、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS26)。ソフトキー「編集」が押された場合には(S26:[編集])、動作がS19に戻る。ソフトキー「閉じる」が押された場合(S26:[閉じる])、MPU1は、図8(d)に示すようなシートサイズの設定を促すポップアップ画面をLCDパネル10cに表示して(ステップS27)、動作がS2に戻る。
また、ソフトキー「閉じる」が押された場合(S5:[閉じる]、S18:[閉じる])、MPU1は、図8(d)に示すようなポップアップ画面をLCDパネル10cに表示して(S27)、動作がS2に戻る。
本実施の形態では、手差しトレイが選択された場合、シートのサイズが設定されていないときにはシートエラーとなってプリント処理を行えないようになっている。そこで、図3〜図6に示したフローチャートでは、シートサイズの設定を促すポップアップ画面(図8(d))を表示して、シートサイズの設定を必ず行うようなルーチンとなっており、シートサイズの設定し忘れを防止することができる。
次に、手差しトレイにおけるシートのパラメータが事前の履歴として既に設定されている状態(RAM3(手差しシートパラメータ記憶領域3a)に前回のパラメータが記憶されている状態)で、シートのサイズ、種類を設定する場合の動作について説明する。この動作は、図7(a)に示したような待機画面に対して「シート」が選択された場合に行われる。図9〜図12は、本発明の複合機における動作手順の一例を示すフローチャート、図13及び図14は、本発明の複合機における画面表示の一例を示す図である。
MPU1は、図13(a)に示すようなシート選択画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS31)、カーソルキー10aの操作入力により、手差しの選択を受け付ける(ステップS32)。MPU1は、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS33)。ソフトキー「閉じる」が押された場合には(S33:[閉じる])、動作がS31に戻る。ソフトキー「確定」が押された場合(S33:[確定])、前回のパラメータと同じであるので、MPU1は、図13(e)に示すようなシートのパラメータが設定された待機画面をLCDパネル10cに表示して(ステップS59)、動作が終了する。
ソフトキー「手差し設定」が押された場合(S33:[手差し設定])、MPU1は、図13(b)に示すような手差しシート設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS34)、音声ガイダンス機能を実行して、「シートサイズを変更できます。変更する場合は「編集」を押して下さい。終了する場合は「閉じる」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS35)。
MPU1は、カーソルキー10aがユーザにより操作されたか否か判断する(ステップS36)。操作されない場合(S36:NO)、MPU1は、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS37)。ソフトキー「閉じる」が押された場合(S37:[閉じる])、MPU1は、図13(e)に示すような待機画面をLCDパネル10cに表示して(S59)、動作が終了する。
ソフトキー「編集」が押された場合(S37:[編集])、MPU1は、図13(c)に示すようなシートサイズ設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS38)、音声ガイダンス機能を実行して、「シートサイズを選択し、「確定」を押して下さい。中止する場合は「取消し」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS39)。
MPU1は、カーソルキー10aによりユーザからシートサイズの選択を受け付け(ステップS40)、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS41)。ソフトキー「取消し」が押された場合には(S41:[取消し])、動作がS34に戻る。ソフトキー「確定」が押された場合(S41:[確定])、MPU1は、設定されたシートサイズをRAM3(手差しシートパラメータ記憶領域3a)に記憶する(ステップS42)。
また、MPU1は、サイズがA4に設定されたことを示す図13(d)に示すような手差しシート設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS43)、音声ガイダンス機能を実行して、「A4のシートが設定されました。終了する場合は「閉じる」を押して下さい。変更する場合は「編集」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS44)。
MPU1は、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS45)。ソフトキー「編集」が押された場合には(S45:[編集])、動作がS38に戻る。ソフトキー「閉じる」が押された場合(S45:[閉じる])、MPU1は、図13(e)に示すようなシートのパラメータが設定された待機画面をLCDパネル10cに表示して(S59)、動作が終了する。
カーソルキー10aが操作された場合(S36:YES)、MPU1は、手差しシート設定画面におけるカーソルを、図14(a)に示すように、「シート種類」に移動させ(ステップS46)、音声ガイダンス機能を実行して、「シート種類を変更できます。変更する場合は「編集」を押して下さい。終了する場合は「閉じる」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS47)。
MPU1は、カーソルキー10aがユーザにより操作されたか否かを判断する(ステップS48)。操作された場合(S48:YES)、MPU1は、手差しシート設定画面におけるカーソルを、図13(b)に示すように、「シートサイズ」に移動させて(ステップS58)、動作がS35に戻る。
カーソルキー10aが操作されない場合(S48:NO)、MPU1は、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS49)。ソフトキー「閉じる」が押された場合(S49:[閉じる])、MPU1は、図13(e)に示すような待機画面をLCDパネル10cに表示して(S59)、動作が終了する。
ソフトキー「編集」が押された場合(S49:[編集])、MPU1は、図14(b)に示すようなシート種類設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS50)、音声ガイダンス機能を実行して、「シート種類を選択し、「確定」を押して下さい。中止する場合は「取消し」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS51)。
MPU1は、カーソルキー10aによりユーザからシート種類の選択を受け付け(ステップS52)、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS53)。ソフトキー「取消し」が押された場合には(S53:[取消し])、動作がS34に戻る。ソフトキー「確定」が押された場合(S53:[確定])、MPU1は、設定されたシート種類をRAM3(手差しシートパラメータ記憶領域3a)に記憶する(ステップS54)。
また、MPU1は、種類が普通紙に設定されたことを示す図14(c)に示すような手差しシート設定画面をLCDパネル10cに表示し(ステップS55)、音声ガイダンス機能を実行して、「普通紙のシートが設定されました。終了する場合は「閉じる」を押して下さい。変更する場合は「編集」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS56)。
MPU1は、タッチスクリーン10dのソフトキーの何れかが押されたか否かを判断する(ステップS57)。ソフトキー「編集」が押された場合には(S57:[編集])、動作がS50に戻る。ソフトキー「閉じる」が押された場合(S57:[閉じる])、MPU1は、図13(e)に示すようなシートのパラメータが設定された待機画面をLCDパネル10cに表示して(S59)、動作が終了する。
以上のように、本発明の複合機では、手差しトレイにセットされたシートのパラメータ(サイズ、種類)を設定するための操作手順を音声出力手段(音声ガイダンス部30)が音声ガイダンスするので、ユーザはこの音声ガイダンスにしたがってシートのパラメータを設定することができるため、不慣れなユーザにあっても、手間取ることなく迅速にシートのパラメータ設定を行える。また、入力操作を受け付ける操作キー(カーソルキー10a、タッチスクリーン10dに表示される各種のソフトキー)の入力に連動した操作情報を表示手段(LCDパネル10c)に表示するので、ユーザはその表示情報を参照しながら操作キーの操作により、シートのパラメータ(サイズ、種類など)を設定できるため、より容易にその設定処理を行える。また、手差しトレイにシートがセットされた場合に、確実に音声ガイダンスを出力するので、不慣れなユーザでも、迅速にシートのパラメータを設定することができる。
なお、シートパラメータ設定の操作手順を、上述したように音声出力するだけでなく、音声出力に併せてLCDパネル10cに表示するようにしても良い。
また、複合機を例として説明したが、これに限らず、コピー機、ファクシミリ装置、プリンタなどの他の画像形成装置についても本発明を同様に適用できることは勿論である。
1 MPU
2 ROM
3 RAM
3a 手差しシートパラメータ記憶領域
6 プリント画像処理回路
7 LEDプリントヘッド
8 プリンタ機構制御回路
8a 手差しトレイシートセンサ
10 操作/表示制御部
10a カーソルキー
10b キー操作部
10c LCDパネル
10d タッチスクリーン
21 サブMPU
22 ROM
23 SRAM
24 音声デコーダ
25 AFE
26 アナログ増幅器
27 スピーカ
30 音声ガイダンス部
2 ROM
3 RAM
3a 手差しシートパラメータ記憶領域
6 プリント画像処理回路
7 LEDプリントヘッド
8 プリンタ機構制御回路
8a 手差しトレイシートセンサ
10 操作/表示制御部
10a カーソルキー
10b キー操作部
10c LCDパネル
10d タッチスクリーン
21 サブMPU
22 ROM
23 SRAM
24 音声デコーダ
25 AFE
26 アナログ増幅器
27 スピーカ
30 音声ガイダンス部
Claims (3)
- 画像が形成されるシートを自動供給する自動供給部と、画像が形成されるシートを手差しで供給する手差し供給部と、操作の手順を音声出力する音声案内手段とを備え、前記自動供給部または手差し供給部の選択が可能な画像形成装置において、
前記手差し供給部の選択及び前記手差し供給部にセットするシートのパラメータの設定を受け付ける受付手段と、前記パラメータの設定における操作の手順を前記音声案内手段が音声出力するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記受付手段は、入力操作を受け付ける操作キーと、該操作キーへの入力に連動して操作情報を表示する表示手段とを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記手差し供給部におけるシートの有無を検出する検出手段を備えており、前記手差し供給部にシートがなくなった場合に、前記制御手段は、前記音声案内手段が音声出力するように制御すべくなしたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
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