JP2007297306A - 光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンの製造法 - Google Patents
光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンの製造法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007297306A JP2007297306A JP2006125087A JP2006125087A JP2007297306A JP 2007297306 A JP2007297306 A JP 2007297306A JP 2006125087 A JP2006125087 A JP 2006125087A JP 2006125087 A JP2006125087 A JP 2006125087A JP 2007297306 A JP2007297306 A JP 2007297306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- pyrrolidine
- acid
- optically active
- pyrrolidinyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 0 *N(CC1)CC1N1CCCC1 Chemical compound *N(CC1)CC1N1CCCC1 0.000 description 2
- HFZLSTDPRQSZCQ-UHFFFAOYSA-N C(CC1)CN1C1CNCC1 Chemical compound C(CC1)CN1C1CNCC1 HFZLSTDPRQSZCQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】 窒素上がアシル型、又はカルバメート型の保護基で保護された光学活性3−(スルホニルオキシ)ピロリジン誘導体をピロリジンと反応させ、続いて酸との塩を形成させて有機溶媒を用いて晶析することにより、高純度の光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジン誘導体を製造する。更に脱保護することにより、高純度の光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンを製造する。また、光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンと酸から塩を形成させて有機溶媒を用いて晶析することにより、更に高純度の光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンの塩を製造する。
【選択図】 なし
Description
また本発明は、下記式(2);
また本発明は、下記式(1);
更に本発明は、下記式(3);
(a)前記化合物(2)と酸の水溶液または酸と水を有機溶媒中、混合した後、濃縮して水分を留去することにより結晶化させる方法。この場合、水と共沸しうる有機溶媒(例えば、エタノール、イソプロパノール、酢酸エチル、トルエン等)を使用し、共沸効果により水分を留去することもできる。
(b)前記化合物(2)を有機溶媒中で、酸と混合することにより結晶化させる方法。
(c)前記化合物(2)と酸を有機溶媒中で混合後、冷却して結晶化させる方法。
(d)前記化合物(2)の塩(つまり前記化合物(4))を有機溶媒に溶解させた後、冷却して結晶化させる方法。
(e)前記化合物(2)の塩(つまり前記化合物(4))を有機溶媒に溶解させた後、貧溶媒を添加または貧溶媒に濃縮置換することにより結晶化させる方法。
(a)前記化合物(3)と酸の水溶液または酸と水を有機溶媒中、混合した後、濃縮して水分を留去することにより結晶化させる方法。この場合、水と共沸しうる有機溶媒(例えば、エタノール、イソプロパノール、酢酸エチル、トルエン等)を使用し、共沸効果により水分を留去することもできる。
(b)前記化合物(3)を有機溶媒中で、酸と混合することにより結晶化させる方法。
(c)前記化合物(3)と酸を有機溶媒中で混合後、冷却して結晶化させる方法。
(d)前記化合物(3)の塩を有機溶媒に溶解させた後、冷却して結晶化させる方法。
(e)前記化合物(3)の塩を有機溶媒に溶解させた後、貧溶媒を添加または貧溶媒に濃縮置換することにより結晶化させる方法。
(R)−3−ピロリジノール塩酸塩(100%e.e.)6.037g(48.9mmol)、アセトニトリル6.037g、トルエン18.111g、トリエチルアミン11.876g(2.4当量)からなる溶液を5℃に冷却し、ここにニ炭酸ジtert−ブチル10.660g(1当量)のトルエン溶液(6.037g)を2時間で滴下した。更に5℃、2時間攪拌後、塩化メタンスルホニル6.719g(1.2当量)を2時間で滴下し、20℃まで昇温して1時間攪拌した。水12.1gを加えて水解し、水層を分離後、有機層を水6gで2回洗浄、減圧濃縮することにより、標題化合物を橙色油状物として得た(15.302g、含量:79.5重量%、収率:94%)。
N,N−ジメチルアセトアミド40mL、ピロリジン16.322g(5当量)からなる溶液を80℃に加温し、ここに参考例1で得られた(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−(メタンスルホニルオキシ)ピロリジン15.302g(45.9mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド溶液(5.9mL)を2時間で滴下した。更に同温度で6時間攪拌後、室温まで冷却し、トルエン91.8mL、水45.9mLを加えて抽出した。水層を分離後、有機層を水45.9mLで2回洗浄し、減圧濃縮することにより、橙色油状物13.730gを得た(含量:71.3重量%、不純物として1−(tert−ブトキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロールを3.6重量%含む)。ここにイソプロパノール45.9mL、濃塩酸4.0687g(0.85当量)を加えて減圧濃縮し、残渣にイソプロパノール45.9mLを加えて再度濃縮すると白色スラリー溶液となった。ここに酢酸エチル114.8mLを加えて5℃、1時間攪拌後、結晶を減圧濾別した。結晶を酢酸エチル23mLで洗浄後、真空乾燥することにより、標題化合物を白色結晶として得た(10.469g、含量:100重量%、収率:82%)。
1HNMR(400MHz,D2O):δ1.47(s、9H)、2.10(brs、4H)、2.15(m、1H)、2.43(m、1H)、3.3−3.7(m、8H)、3.92(m、1H)
実施例2(S)−3−(1−ピロリジニル)ピロリジンニ塩酸塩の製造
実施例1で得られた(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−(1−ピロリジニル)ピロリジン塩酸塩10.032g(36.2mmol)のメタノール溶液(100mL)に、20重量%塩化水素/イソプロパノール溶液11.0g(1.67当量)を加えて20℃、16時間攪拌した。減圧下に溶媒を留去して得られる白色スラリー溶液(約23g)に、酢酸エチル100mLを加えて5℃、1時間攪拌した。結晶を減圧濾別し、酢酸エチル30mLで洗浄後、真空乾燥することにより、標題化合物を白色結晶として得た(7.550g、含量:100重量%、収率:98%)。
1HNMR(400MHz,D2O):δ2.12(m、4H)、2.28(m、1H)、2.65(m、1H)、3.46(m、4H)、3.54(m、2H)、3.63(m、1H)、3.89(m、1H)、4.14(m、1H)
参考例2(S)−3−(1−ピロリジニル)ピロリジンの光学純度分析
実施例2で得られた(S)−3−(1−ピロリジニル)ピロリジンニ塩酸塩149.3mg(0.7mmol)、アセトニトリル3mL、トリエチルアミン303mg(3mmol)、酢酸エチル10mLからなる溶液に塩化p−ニトロベンゾイル92.7mg(0.5mmol)を加えて、20℃、1.5時間攪拌した。水5mLを加えて水解し、水層を分離後、有機層を水5mLで2回洗浄した。減圧下に溶媒を留去し、残渣に酢酸エチル10mLを加えて再度濃縮した。残渣をイソプロパノール20mLに溶解し、試料溶液とした。注入量3μlにてHPLC分析した結果、100%e.e.であった。
<HPLC分析条件>
カラム:ダイセルキラルパックAS 4.6×250mm、溶離液:イソプロパノール/ヘキサン=4/6(v/v)、流速:0.7mL/min.、カラム温度:30℃、検出器:UV210nm、R体保持時間=22.8分、S体保持時間=24.6分
参考例3(R)−1−(ベンジロキシカルボニル)−3−(メタンスルホニルオキシ)ピロリジンの製造
(R)−3−ピロリジノール塩酸塩6.840g(55.35mmol)、アセトニトリル20mL、トルエン60mL、トリエチルアミン19.04g(3.4当量)からなる溶液を5℃に冷却し、ここに塩化ベンジルオキシカルボニル9.437g(1当量)のトルエン溶液(20mL)を30分で滴下した。更に5℃、1時間攪拌後、塩化メタンスルホニル7.605g(1.2当量)を15分で滴下し、20℃まで昇温して2時間攪拌した。水20mLを加えて水解し、水層を分離後、有機層を水20mLで2回洗浄、減圧濃縮することにより、標題化合物を橙色油状物として得た(16.2148g、含量:91.2重量%、収率:89%)。
参考例3で得られた(R)−1−(ベンジロキシカルボニル)−3−(メタンスルホニルオキシ)ピロリジン9.74g(29.7mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド30mL、ピロリジン10.561g(5当量)からなる溶液を80℃、16時間攪拌した。ここにトルエン60mL、水30mLを加えて抽出し、水層を分離後、有機層を水30mLで2回洗浄、減圧濃縮することにより、橙色油状物8.0137gを得た(含量:86.2重量%、不純物として1−(ベンジロキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロールを7.1重量%含む)。ここにイソプロパノール30mL、濃塩酸2.789g(0.9当量)を加えて減圧濃縮し、残渣にイソプロパノール30mLを加えて再度濃縮した。ここにメタノール5mL、酢酸エチル75mLを加えて5℃、30分攪拌後、結晶を減圧濾別した。結晶を酢酸エチル25mLで洗浄後、真空乾燥することにより、標題化合物を白色結晶として得た(6.81g、含量:100重量%、収率:74%)。
1HNMR(400MHz,D2O):δ1.94(brs、4H)、2.02(m、1H)、2.31(m、1H)、3.0−3.8(m、7H)、3.8−3.9(m、2H)、4.65(s、2H)、7.30(s、5H)
実施例4(S)−3−(1−ピロリジニル)ピロリジン一塩酸塩の製造
実施例3で得られた(S)−1−(ベンジロキシカルボニル)−3−(1−ピロリジニル)ピロリジン塩酸塩1.553g(5mmol)のメタノール溶液(15mL)に、10%パラジウム炭素78mgを加え、常圧水素雰囲気下、20℃、2時間攪拌した。パラジウムを減圧濾別後、メタノール10mLで洗いこみ、濾液を減圧濃縮することにより、赤色油状物964mgを得た。ここに酢酸エチル30mLを加えると結晶が析出し、20℃、30分攪拌後、結晶を減圧濾別した。結晶を酢酸エチル10mLで洗浄後、真空乾燥することにより、標題化合物を白色結晶として得た(761.9mg、含量:100重量%、収率:86%)。
1HNMR(400MHz,D2O):δ1.69(m、4H)、1.7−1.8(m、1H)、2.15(m、1H)、2.61(m、4H)、2.91(m、1H)、3.10(m、2H)、3.24(m、1H)、3.35(m、1H)
参考例4(R)−1−ベンゾイル−3−(メタンスルホニルオキシ)ピロリジンの製造
(R)−3−ピロリジノール塩酸塩6.04g(48.88mmol)、アセトニトリル20mL、トルエン80mL、トリエチルアミン16.817g(3.4当量)からなる溶液を5℃に冷却し、ここに塩化ベンゾイル6.868g(1当量)を15分で滴下した。更に5℃、16時間攪拌後、塩化メタンスルホニル6.716g(1.2当量)を15分で滴下し、20℃まで昇温して1時間攪拌した。水20mLを加えて水解し、水層を分離後、有機層を水20mLで2回洗浄、減圧濃縮することにより、標題化合物を黒褐色油状物として得た(10.4469g、含量:81.7重量%、収率:65%)。
参考例4で得られた(R)−1−ベンゾイル−3−(メタンスルホニルオキシ)ピロリジン10.4469g(31.77mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド32mL、ピロリジン11.297g(5当量)からなる溶液を80℃、6時間攪拌した。ここにトルエン64mL、水32mLを加えて抽出し、水層を分離後、有機層を水32mLで2回洗浄、減圧濃縮することにより、黒褐色油状物5.61gを得た(含量:94.0重量%、不純物として1−ベンソイル−2,5−ジヒドロ−1H−ピロールを3.9重量%含む)。ここにイソプロパノール30mL、濃塩酸2.484g(0.75当量)を加えて減圧濃縮し、残渣にイソプロパノール30mLを加えて再度濃縮した。ここに酢酸エチル50mLを加えて5℃、30分攪拌後、結晶を減圧濾別した。結晶を酢酸エチル20mLで洗浄後、真空乾燥することにより、標題化合物を淡褐色結晶として得た(4.0184g、含量:100重量%、収率:44%)。
1HNMR(400MHz,D2O):δ1.7−2.3(m、5H)、2.3−2.4(m、1H)、2.7−3.3(m、2H)、3.6−4.0(m、7H)、7.38(m、5H)
実施例6(S)−3−(1−ピロリジニル)ピロリジンニ塩酸塩の製造
実施例5で得られた(S)−1−ベンゾイル−3−(1−ピロリジニル)ピロリジン塩酸塩2.642g(9.42mmol)、濃塩酸9.823g(10当量)、水10mLからなる溶液を100℃、16時間攪拌した。反応液をトルエン30mLで2回洗浄した後、水を減圧留去することにより黒褐色固体を得た。ここにイソプロパノール30mLを加えて減圧濃縮し、残渣にメタノール30mLを加えて再度濃縮した。得られたスラリー溶液(約5mL)に酢酸エチル20mLを加えて、20℃、30分攪拌後、結晶を減圧濾別した。結晶を酢酸エチル20mLで洗浄後、真空乾燥することにより、標題化合物を淡褐色結晶として得た(1.7214g、含量:100重量%、収率:86%)。
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−(メタンスルホニルオキシ)ピロリジン10.77g(81.0重量%、32.88mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド33mL、ピロリジン5.846g(2.5当量)、トリエチルアミン8.318g(2.5当量)からなる溶液を80℃、16時間攪拌した。室温まで冷却し、トルエン66mL、水33mLを加えて抽出した。水層を分離後、有機層を水33mLで2回洗浄し、減圧濃縮することにより、(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−(1−ピロリジニル)ピロリジンを橙色油状物として得た(9.03g、含量:70.7重量%、不純物として1−(tert−ブトキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロールを3.8重量%含む)。
Claims (25)
- 下記式(1);
- R1がホルミル基、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、イソブチリル基、ベンゾイル基、p−ニトロベンゾイル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ベンジロキシカルボニル基、又はtert−ブトキシカルボニル基である、請求項1に記載の製造法。
- R1がベンゾイル基、ベンジロキシカルボニル基、又はtert−ブトキシカルボニル基である、請求項1に記載の製造法。
- R2がメチル基、トリフルオロメチル基、ベンジル基、フェニル基、p−メチルフェニル基、p−クロロフェニル基、o−ニトロフェニル基、m−ニトロフェニル基、又はp−ニトロフェニル基である、請求項1〜3のいずれかに記載の製造法。
- 前記酸が塩化水素であり、また前記有機溶媒がメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、トルエン、ヘキサン、塩化メチレン、アセトニトリル、アセトンからなる群より選択される少なくとも1つである、請求項1〜4のいずれかに記載の製造法。
- 前記酸が塩化水素、臭化水素、硫酸、酢酸、ピバル酸、シュウ酸、L−酒石酸、D−酒石酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、又はカンファースルホン酸である、請求項6に記載の単離精製法。
- 前記酸が塩化水素である、請求項6に記載の単離精製法。
- 前記有機溶媒がメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、トルエン、ヘキサン、塩化メチレン、アセトニトリル、アセトンからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項6〜8のいずれかに記載の単離精製法。
- R2がメチル基、トリフルオロメチル基、ベンジル基、フェニル基、p−メチルフェニル基、p−クロロフェニル基、o−ニトロフェニル基、m−ニトロフェニル基、又はp−ニトロフェニル基である、請求項10に記載の単離精製法。
- R1がホルミル基、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、イソブチリル基、ベンゾイル基、p−ニトロベンゾイル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ベンジロキシカルボニル基、又はtert−ブトキシカルボニル基である、請求項6〜12のいずれかに記載の単離精製法。
- R1がベンゾイル基、ベンジロキシカルボニル基、又はtert−ブトキシカルボニル基である、請求項6〜12のいずれかに記載の単離精製法。
- R1がベンゾイル基、ベンジロキシカルボニル基、又はtert−ブトキシカルボニル基であり、An-が塩素陰イオンである前記化合物(4)を脱保護することにより、前記式(3)で表される光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンを一塩酸塩、又はニ塩酸塩として取得することを特徴とする、請求項15に記載の製造法。
- 下記式(1);
- R1がホルミル基、アセチル基、トリフルオロアセチル基、プロピオニル基、イソブチリル基、ベンゾイル基、p−ニトロベンゾイル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ベンジロキシカルボニル基、又はtert−ブトキシカルボニル基である、請求項17に記載の製造法。
- R1がベンゾイル基、ベンジロキシカルボニル基、又はtert−ブトキシカルボニル基である、請求項17に記載の製造法。
- R2がメチル基、トリフルオロメチル基、ベンジル基、フェニル基、p−メチルフェニル基、p−クロロフェニル基、o−ニトロフェニル基、m−ニトロフェニル基、又はp−ニトロフェニル基である、請求項17〜19のいずれかに記載の製造法。
- 前記酸が塩化水素、臭化水素、硫酸、リン酸、酢酸、クエン酸、又はメタンスルホン酸であり、前記有機溶媒が酢酸エチル、又はトルエンである請求項17〜21のいずれかに記載の製造法。
- 前記光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンの塩が、光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジン一塩酸塩、又は光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンニ塩酸塩である、請求項23に記載の単離精製法。
- 前記有機溶媒がメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、トルエン、ヘキサン、塩化メチレン、アセトニトリル、アセトンからなる群より選択される少なくとも1つである、請求項23又は24に記載の単離精製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006125087A JP2007297306A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006125087A JP2007297306A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007297306A true JP2007297306A (ja) | 2007-11-15 |
JP2007297306A5 JP2007297306A5 (ja) | 2009-05-07 |
Family
ID=38767115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006125087A Pending JP2007297306A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007297306A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010079605A1 (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-15 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | 高純度1-ベンジル-3-アミノピロリジンの製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003045942A2 (en) * | 1998-09-04 | 2003-06-05 | Millennium Pharmaceuticals, Inc. | Chemokine receptor antagonists and methods of use thereof |
WO2005063709A1 (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Nippon Shinyaku Co., Ltd. | アミド誘導体及び医薬 |
JP2006022045A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Kaneka Corp | 光学活性1−t−ブトキシカルボニル−3−アミノピロリジン塩の単離精製方法 |
JP2006511492A (ja) * | 2002-10-31 | 2006-04-06 | ベーリンガー インゲルハイム ファルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | Mch拮抗活性を有する新規アルキン化合物及びこれらの化合物を含む薬物 |
-
2006
- 2006-04-28 JP JP2006125087A patent/JP2007297306A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003045942A2 (en) * | 1998-09-04 | 2003-06-05 | Millennium Pharmaceuticals, Inc. | Chemokine receptor antagonists and methods of use thereof |
JP2006511492A (ja) * | 2002-10-31 | 2006-04-06 | ベーリンガー インゲルハイム ファルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | Mch拮抗活性を有する新規アルキン化合物及びこれらの化合物を含む薬物 |
WO2005063709A1 (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Nippon Shinyaku Co., Ltd. | アミド誘導体及び医薬 |
JP2006022045A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Kaneka Corp | 光学活性1−t−ブトキシカルボニル−3−アミノピロリジン塩の単離精製方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010079605A1 (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-15 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | 高純度1-ベンジル-3-アミノピロリジンの製造方法 |
JP5397706B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2014-01-22 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | 高純度1−ベンジル−3−アミノピロリジンの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7398436B2 (ja) | メチル6-(2,4-ジクロロフェニル)-5-[4-[(3s)-1-(3-フルオロプロピル)ピロリジン-3-イル]オキシフェニル]-8,9-ジヒドロ-7h-ベンゾ[7]アンヌレン-2-カルボキシレートの塩およびその製造方法 | |
JP5164842B2 (ja) | 光学活性3−アミノ含窒素化合物の製造法 | |
JP5585822B2 (ja) | 光学活性ニペコチン酸誘導体の製造方法 | |
JP5641802B2 (ja) | (s)−4−〔(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ〕ピペリジンのジアステレオマー塩の製造方法 | |
CN115322157B (zh) | 来特莫韦中间体化合物及其制备方法和应用 | |
JP2007297306A (ja) | 光学活性3−(1−ピロリジニル)ピロリジンの製造法 | |
EA019031B1 (ru) | Способ получения 6-{4-[3-((r)-2-метилпирролидин-1-ил)пропокси]фенил}-2н-пиридазин-3-она и его фармацевтически приемлемой соли | |
JP4874122B2 (ja) | トルテロジンを得るための方法 | |
JP2011012032A (ja) | 光学活性な3−アミノピペリジンの製造方法および製造の中間体 | |
JP5031778B2 (ja) | 光学活性な2−(アロイルオキシ)プロピオン酸を用いたアミン化合物の製造方法 | |
CN109020977B (zh) | 一种Acalabrutinib的制备方法 | |
JP2006022045A (ja) | 光学活性1−t−ブトキシカルボニル−3−アミノピロリジン塩の単離精製方法 | |
JP4057088B2 (ja) | ピロリジン誘導体の製造方法 | |
WO2013011999A1 (ja) | 光学活性2-メチルプロリン誘導体の製造法 | |
JP2019513805A (ja) | Dl−4,4’−ビフェニルアラニンアルキルエステルからd−4,4’−ビフェニルアラニンアルキルエステルまたはl−4,4’−ビフェニルアラニンアルキルエステルを製造する方法 | |
JP2002371060A (ja) | 光学活性アミノピペリジン誘導体の製造方法 | |
JP2010095453A (ja) | 光学活性1−アリール−3−ピロリジノールの製造法 | |
JP5438976B2 (ja) | 光学活性2−アリールピペラジン誘導体の製造法 | |
JP2003342259A (ja) | 光学活性シスピペリジン誘導体の製造法 | |
JP2005112761A (ja) | (シス)−4−ヒドロキシプロリン誘導体の製造方法 | |
JP5704182B2 (ja) | 光学活性テトラヒドロフラン−2−カルボン酸の製造方法 | |
JP5503930B2 (ja) | 3−アミノ−1−tert−ブトキシカルボニルピペリジンの精製方法およびそのクエン酸塩 | |
JP2001288153A (ja) | 光学活性アミノ酸アミドのラセミ化法 | |
JP2001199972A (ja) | 光学活性ピペラジン誘導体の製造法 | |
JP2019001736A (ja) | ピペリジン誘導体のラセミ化方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090319 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111019 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120313 |