JP2007296746A - Rfidラベル印刷装置及びその印刷方法並びにrfidラベル用紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め定められた用紙以外のRFIDラベル用紙が使用されるのを未然に防ぐ。
【解決手段】RFIDインレットとの非接触通信により当該RFIDインレットに記憶された情報を読取る。読取られた情報の中に当該RFIDラベル印刷装置で使用可能なRFIDラベル用紙の種別コードが含まれるか否かを判断する。この判断処理により含まれていないと判断された場合には、印刷手段による印刷動作を行わないようにする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)ラベルに情報を印刷するRFIDラベル印刷装置及びその印刷方法並びにこの装置に用いられるRFIDラベル用紙に関する。
近年、ICチップとアンテナとを薄いフィルムに内蔵してなるRFIDインレットをラベルシールに取り付けたRFIDラベルが注目されている。このRFIDラベルは、ICチップに多量のデータを保存できること、ICチップへのデータの書込みや読出しを電波または電磁波を利用して非接触で行うため汚れ,埃などの影響を受け難いこと、複数のRFIDラベルからICチップの情報を同時に読込むことができること等の利点がある。
そこで、流通分野においても各商品にそれぞれ付される商品管理用のラベルに上記RFIDラベルを適用し、商品に関する様々な情報をRFIDラベルのICチップで記憶保持することが考えられていた。この商品管理用ラベルの場合、ラベルの表面には、対応する商品の品名,価格,バーコード等を印刷する必要がある。
従来、帯状の台紙に多数枚のRFIDラベルを一列に整列させて剥離自在に貼り付けてなるRFIDラベル用紙を取り扱うことが可能で、順次搬送されるRFIDラベルのRFIDインレットに非接触通信を利用してデータを書き込むとともに、そのRFIDラベルの表面に必要な情報を印刷するようにしたRFID記録機能付の印刷装置は既に知られていた。このような印刷装置を用いることにより、前述したような商品管理用ラベルを生成することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−140548号公報
ところで、このようなRFIDラベル印刷装置に用いられるRFIDラベル用紙は、製造業者の違いや用途の違い等により、ラベルのサイズが同一でもRFIDインレットの取付位置が異なる場合がある。また、ラベルや台紙の素材が異なる場合もある。このため、RFIDラベル印刷装置においては、予め定められた用紙以外のRFIDラベル用紙が使用された場合に、印字ヘッド等の印刷に関連する部品が故障したり、寿命劣化を招いたりするおそれが多分にあった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、予め定められた用紙以外のRFIDラベル用紙が使用されるのを未然に防ぐことができ、予期しない故障や寿命劣化の回避を図ることができるRFIDラベル印刷装置及び印刷方法並びにこの装置に用いられるRFIDラベル用紙を提供しようとするものである。
本発明のRFIDラベル印刷装置は、RFIDインレットが取り付けられたRFIDラベル用紙に情報を印刷するための印刷手段を備えたものにおいて、RFIDインレットとの非接触通信により当該RFIDインレットに記憶されたデータを読取るRFID読取手段と、このRFID読取手段により読取られたデータに基づいて印刷手段による印刷動作を行うか否かを制御する制御手段とを備えたものである。
本発明のRFIDラベル印刷装置の印刷方法は、RFIDインレットとの非接触通信により当該RFIDインレットに記憶されたデータをRFIDラベル印刷装置が読取り、このRFIDインレットから読取られたデータの中に当該RFIDラベル印刷装置で使用可能なRFIDラベル用紙の種別コードが含まれるか否かをRFIDラベル印刷装置が判断し、RFIDラベル印刷装置は、該当する種別コードが含まれているときにはRFIDラベル用紙への印刷動作を開始し、含まれていない場合にはRFIDラベル用紙への印刷動作を開始しないものである。
本発明のRFIDラベル用紙は、それぞれRFIDインレットが取り付けられるとともに表面を印刷面とする複数枚のRFIDラベルの裏面を帯状の台紙に剥離自在に貼り付けてなるものにおいて、各RFIDラベルにおけるRFIDインレットに、それぞれ当該RFIDラベル用紙の種類を識別する種別コードを書換不能に記憶したものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、予め認定された用紙以外のラベル用紙が使用されるのを未然に防ぐことができ、予期しない故障や寿命劣化を回避することができるRFIDラベル印刷装置及びその印刷方法並びにこの装置に用いられるRFIDラベル用紙を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
はじめに、本実施の形態で使用されるRFIDラベル用紙1について、図1乃至図3を用いて説明する。
図1に示すように、RFIDラベル用紙1は、帯状の台紙2と、この台紙2の表面に、用紙搬送方向Cに一列に整列させて剥離自在に貼り付けられた多数枚のRFIDラベル3とから構成されている。各RFIDラベル3は、図1のA−A矢視断面を拡大する図2に示すように、それぞれラベルシート4の裏面側(台紙2との接着面側)に、ICチップ5とアンテナ6とを薄いフィルムに内蔵してなるRFIDインレット7を取り付けた構造となっている。そして、ラベルシート4の表面を情報の印刷面としている。なお、図2において、符号8,9はいずれも接着剤を示している。
RFIDインレット7のICチップ5には、電源生成部,復調部,変調部,メモリ部10(図3を参照)及びこれらを制御する制御部等が設けられている。電源生成部は、アンテナ6で受信した変調電波の整流と安定化を行なうことによりICチップ5の各部に電源を供給する。復調部は、アンテナ6で受信した変調電波を復調して制御部へ送出する。変調部は、制御部から送出されたデータを変調してアンテナ6から発信させる。制御部は、復調部で復調されたデータのメモリ部10への書込みや、メモリ部10からデータを読み出して変調部へ送出する。
メモリ部10は、図3に示すように、データを書換え不能に記憶保持する設定エリア11と、任意のデータを書き込み可能なユーザエリア12とから構成されている。そして、設定エリア11には、予めIDコードと種別コードとが書き込まれている。IDコードは、各RFIDインレット7を個々に識別するために予め設定されたRFIDインレット固有のコードである。種別コードは、そのRFIDインレット7を有するRFIDラベル3が設けられたRFIDラベル用紙1の種類を識別するために設定されたRFIDラベル用紙固有のコードである。因みに、RFIDラベル用紙1の種類は、サイズや形状の違いだけでなく、RFIDインレット7の取付位置の違いや、ラベルシート4,台紙2の素材の違い等に基づいても区別される。
次に、前記RFIDラベル用紙1を使用し、順次搬送されるRFIDラベル3のRFIDインレット7に無線通信を利用して非接触でデータを書き込むとともに、そのRFIDラベル3におけるラベルシート4の表面に必要な情報を非接触で印刷するようにしたRFIDラベル印刷装置20について、図4のブロック図及び図5の流れ図を用いて説明する。
図4に示すように、RFIDラベル用紙1は、ロール状に巻回された状態でRFIDラベル印刷装置20のラベルホルダ(不図示)にセットされる。そして、ラベルホルダから繰り出されたRFIDラベル用紙1の先端は、所定の搬送路に沿って剥離ローラ21に導かれ、この剥離ローラ21で台紙2のみが巻回されてRFIDラベル3が剥離される。剥離ローラ21で剥離されたRFIDラベル3は、ラベル発行口(不図示)から排出される。剥離ローラ21を巻回した台紙2は、巻取ローラ(不図示)によって巻き取られる。
ラベルホルダから剥離ローラ21までの搬送路上には、RFIDラベル用紙1の搬送方向上流側であるラベルホルダ側から下流側である剥離ローラ21側に向けて順に、ラベルセンサ22、RFIDリーダ・ライタ23のアンテナ24、及び印字ヘッド25が設けられている。ラベルセンサ22は、ラベルホルダから繰り出されたRFIDラベル用紙1に設けられているRFIDラベル3の検出を行うものである。例えば、RFIDラベル3の後端エッジを光学的に検知することによって、RFIDラベル3を検出する。
アンテナ24は、RFIDリーダ・ライタ23の制御により変調波を発信し、この変調波を受信したRFIDインレット7から発信される変調波を受信するものである。RFIDリーダ・ライタ23は、アンテナ24から発信される変調波の交信領域内に存在するRFIDインレット7のメモリ部10からデータを非接触で読取ったり、当該メモリ部10にデータを非接触で書き込んだりする。ここに、RFIDリーダ・ライタ23及びアンテナ24は、RFID読取手段を構成する。
印字ヘッド25は、ヘッド駆動部26により駆動され、RFIDラベル3の表面であるラベルシート4の印刷面に種々の情報を印刷するものである。ここに、印字ヘッド25及びヘッド駆動部26は、印刷手段を構成する。
RFIDラベル印刷装置20は、前記ラベルセンサ22、RFIDリーダ・ライタ23、アンテナ24、印字ヘッド25及びヘッド駆動部26の他、操作パネル27,搬送系駆動部28,記憶部29及び制御部30等を備えている。操作パネル27には、各種キーや表示部等が設けられている。搬送系駆動部28は、ラベルホルダにセットされたRFIDラベル用紙1の搬送と、台紙2を巻き取る巻取ローラの駆動を制御する。
各種データを記憶するためのメモリエリアが形成される記憶部29には、特に、認定コードテーブル31が形成されている。認定コードテーブル31には、当該RFIDラベル印刷装置20で使用可能な1乃至複数種類のRFIDラベル用紙1の種別コードが保存される。当該RFIDラベル印刷装置20は、操作パネル27の操作入力により、任意の種別コードを認定コードテーブル31に追加保存できるようになっている。ここに、認定コードテーブル31は、記憶手段を構成する。
制御部30は、操作パネル27の操作入力によりRFIDラベル3の発行が指令されると、図5に流れ図に示す手順で各部を制御する。先ず、制御部30は、用紙搬送系駆動部28の起動を指令する(ST1)。
これにより、RFIDラベル用紙1の搬送が開始されるので、制御部30は、ラベルセンサ22によってRFIDラベル3が検出されるのを待機する(ST2)。そして、所定時間内にRFIDラベル3が検出されたならば、制御部30は、RFIDリーダ・ライタ23にRFIDラベル3の読取コマンドを送出する(ST3)。
これにより、RFIDリーダ・ライタ23では、読取コマンドのデータが変調され、その変調波がアンテナ24から発信される。このとき、この変調波の到達距離内にRFIDインレット7が存在すると、このRFIDインレット7のICチップ5が起電する。そして、そのメモリ部10に記憶されているIDコード及び種別コードを含むRFIDラベル3のデータが変調され、その変調波がRFIDインレット7のアンテナ6から発信される。この変調波は、アンテナ24で受信され、RFIDリーダ・ライタ23でRFIDラベル3のデータに復調された後、制御部30に供給される。
そこで制御部30は、RFIDリーダ・ライタ23を介してRFIDラベル3のデータが読取られるのを待機する(ST4)。そして、所定時間内にRFIDラベル3のデータが読取られたならば、制御部30は、そのデータからRFIDラベル用紙1の種別コードを取得する(ST5)。そして、認定コードテーブル31を検索して、当該認定コードテーブル31に設定されている1乃至複数の種別コードの中に、RFIDラベル3のデータから取得した種別コードが含まれているか否かを判断する(ST6:判断手段)。
ここで、認定コードテーブル31に設定されている種別コードの中にRFIDラベル3のデータから取得した種別コードが含まれていた場合には(ST7のYES)、ラベルホルダにセットされたRFIDラベル用紙1は、当該RFIDラベル印刷装置20で使用が認定されている用紙なので、制御部30は、ラベル発行を制御する(ST8)。すなわち、RFIDリーダ・ライタ23を介してRFIDラベル3のRFIDインレット7にデータを非接触で書き込む。また、ヘッド駆動部26を介して印字ヘッド25を動作させて、同RFIDラベル3のラベルシート4に必要な情報を印刷する。
制御部30は、上述したラベル発行の制御を、指定された発行枚数分繰返し実行する。そして、指定された発行枚数分のラベル発行を終えたならば(ST9のYES)、搬送系駆動部28の停止を指令する(ST11)。これにより、RFIDラベル用紙1の搬送が停止する。
一方、認定コードテーブル31に設定されている種別コードの中にRFIDラベル3のデータから取得した種別コードが含まれていない場合には(ST7のNO)、ラベルホルダにセットされたRFIDラベル用紙1は、当該RFIDラベル印刷装置20では使用が認定されていない用紙なので、制御部30は、前述したラベル発行制御を行わない(制御手段)。
この場合、制御部30は、操作パネル27からラベルエラーを報知して、警告を発する(ST10:警告手段)。また、搬送系駆動部28の停止を指令する(ST11)。
このように本実施の形態においては、RFIDラベル用紙1に剥離自在に貼り付けられた各RFIDラベル3のRFIDインレット7には、そのメモリ部10に、それぞれ当該RFIDラベル用紙1の種類を識別するための種別コードが予め設定されている。また、RFIDラベル用紙1に情報を印刷するRFIDラベル印刷装置20には、その記憶部29に認定コードテーブル31を記憶している。そして、この認定コードテーブル31にて、当該RFIDラベル印刷装置20で使用可能な1乃至複数種類のRFIDラベル用紙1の種別コードを保存するようになっている。
しかして、RFIDラベル印刷装置20のユーザは、所望するRFIDラベル用紙1をRFIDラベル印刷装置20にセットしたならば、操作パネル27を操作して、RFIDラベル3の発行開始を指令する。そうすると、RFIDラベル印刷装置20においては、RFIDリーダ・ライタ23が動作して、印字ヘッド25による印刷位置よりも上流側に位置するRFIDラベル3のRFIDインレット7に記憶されている種別コードが読取られる。そして、この種別コードが認定コードテーブル31に設定されているか否かが判断される。
ここで、当該種別コードが認定コードテーブル31に設定されていた場合には、ラベル発行動作が制御される。すなわち、RFIDリーダ・ライタ23を介してRFIDラベル3のRFIDインレット7に必要な情報が非接触で書き込まれる。また、印字ヘッド25が動作して、同RFIDラベル3のラベルシート4に必要な情報が印刷される。情報の書込み及び印刷が行われたRFIDラベル3は、剥離ローラ21で台紙2から剥離されて発行される。このようなラベル発行動作は、指定された発行枚数分のRFIDラベル3が発行されるまで繰返し行われる。そして、発行が完了したならば、ラベル発行動作が停止する。
一方、RFIDラベル3のRFIDインレット7から読取った種別コードが認定コードテーブル31に設定されていない場合には、ラベル発行動作は行なわれない。そして、操作パネル27からラベルエラーが報知されて警告が発せられる。例えば、警告用LEDが点灯する。または、エラーメッセージが表示部に表示される。あるいは、警告ブザー音が鳴動する。したがって、ユーザは、警告を確認することによって、ラベルエラーであることを認識できる。
このように本実施の形態によれば、RFIDラベル3のRFIDインレット7から読取った種別コードが認定コードテーブル31に設定されていない場合、すなわち、RFIDラベル印刷装置20にセットされているRFIDラベル用紙1が、当該RFIDラベル印刷装置20での使用が認定されていない種類の用紙であった場合には、ラベル印刷動作が行われないようになっている。したがって、予め定められた用紙以外のRFIDラベル用紙1が使用されたために、印字ヘッド25等の印刷に関連する部品が故障したり、寿命劣化を招いたりする不具合を未然に回避できる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば前記実施の形態では、RFIDラベル3のRFIDインレット7から読取ったデータに含まれる種別コードが、認定コードテーブル31に設定されているか否かの判断処理をラベル発行開始時のみに行うようにしたが、1枚以上の所定枚数のRFIDラベル3を発行する毎に上記判断処理を行うようにしてもよい。
図6は、所定枚数のRFIDラベル3を発行する毎に上記判断処理を行うようにした第2の実施の形態における制御部30の処理手順を示す流れ図である。なお、図5に示す第1の実施の形態の同制御手順と共通する部分には同一符号を付し、詳しい説明を省略する。
すなわち、この第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、ST8のラベル発行制御が実施されてからである。制御部30は、ラベル発行制御が開始されると、所定枚数のRFIDラベル3が発行されたか否かを判断する(ST21)。そして、発行枚数が所定枚数に達するまでは、ラベル発行動作を繰返し行う。指定された枚数のRFIDラベル3が発行されたならば(ST9のYES)、制御部30は、搬送系駆動部28の停止を指令する(ST11)。
一方、発行枚数が所定枚数に達した場合には、ST2の処理に戻る。すなわち、ラベルセンサ22によってRFIDラベル3が検出されるのを待機する(ST2)。そして、所定時間内にRFIDラベル3が検出されたならば、制御部30は、RFIDリーダ・ライタ23にRFIDラベル3の読取コマンドを送出する(ST3)。そして、所定時間内にRFIDラベル3のデータが正常に読取られたならば(ST4のYES)、制御部30は、そのデータからRFIDラベル用紙1の種別コードを取得する(ST5)。そして、認定コードテーブル31を検索して、当該認定コードテーブル31に設定されている1乃至複数の種別コードの中に、RFIDラベル3のデータから取得した種別コードが含まれているか否かを判断する(ST6:判断手段)。
ここで、認定コードテーブル31に設定されている種別コードの中にRFIDラベル3のデータから取得した種別コードが含まれていた場合には(ST7のYES)、制御部30は、ラベル発行制御を再開する(ST8)。
制御部30を上記の如く構成することによって、RFIDラベル3のRFIDインレット7から読取ったデータに含まれる種別コードが、認定コードテーブル31に設定されているか否かの判断処理を、所定枚数のRFIDラベル3を発行する毎に行うことができる。したがって、装置の安全性をより一層向上させることができる。
また前記実施の形態では、認定コードテーブル31に、当該RFIDラベル印刷装置20で使用可能な1乃至複数種類のRFIDラベル用紙1の種別コードを保存したが、当該RFIDラベル印刷装置20で使用不可能な1乃至複数種類のRFIDラベル用紙1の種別コードを保存してもよい。
この場合、図5または図6の処理手順のST7において、RFIDラベル3のRFIDインレット7から読取った種別コードが上記認定コードテーブル31に設定されていた場合(ST7のYES)には、ST10のラベルエラー報知処理に進み、設定されていない場合(ST7のNO)には、ST8のラベル発行制御処理に進む。このような構成を採用しても、前記実施の形態と同様な効果を奏することができる。
また、前記実施の形態では、操作パネル27を操作して認定コードテーブル31に対する種別コードの追加設定を行う場合を示したが、例えばインターネットとの通信手段を有し、RFIDラベル印刷装置20の製造メーカからインターネットを経由してダウンロードされる設定ファイルによって、認定コードテーブル31に対する種別コードの追加設定を行うようにしてもよい。こうすることにより、使用可能な新規種類のRFIDラベル用紙1が増えた場合に、RFIDラベル印刷装置20の製造メーカが主体となって、各ユーザのRFIDラベル印刷装置20に必要な種別コードを追加設定することができる。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態におけるRFIDラベル用紙を示す模式図。 図1におけるA−A矢視断面図。 同実施の形態において、RFIDラベル用紙のRFIDインレットに設けられるICチップのメモリ部のデータ構造を示す模式図。 同実施の形態におけるRFIDラベル印刷装置の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるRFIDラベル印刷装置の制御部が実行する主要な制御処理手順を示す流れ図。 同制御部が実行する制御手順の他の例を示す流れ図。
符号の説明
1…RFIDラベル用紙、2…台紙、3…RFIDラベル、4…ラベルシート、5…ICチップ、6…アンテナ、7…RFIDインレット、10…メモリ部、21…剥離ローラ、22…ラベルセンサ、23…RFIDリーダ・ライタ、24…アンテナ、25…印字ヘッド、26…ヘッド駆動部、27…操作パネル、28…搬送系駆動部、29…記憶部、30…制御部、31…認定コードテーブル。

Claims (7)

  1. RFID(Radio Frequency Identification)インレットが取り付けられたRFIDラベル用紙に情報を印刷するための印刷手段を備えたRFIDラベル印刷装置において、
    前記RFIDインレットとの非接触通信により当該RFIDインレットに記憶されたデータを読取るRFID読取手段と、
    このRFID読取手段により読取られたデータに基づいて前記印刷手段による印刷動作を行うか否かを制御する制御手段と、
    を具備したことを特徴とするRFIDラベル印刷装置。
  2. RFID(Radio Frequency Identification)インレットが取り付けられたRFIDラベル用紙に情報を印刷するための印刷手段を備えたRFIDラベル印刷装置において、
    前記RFIDインレットとの非接触通信により当該RFIDインレットに記憶されたデータを読取るRFID読取手段と、
    このRFID読取手段により読取られたデータの中に当該RFIDラベル印刷装置で使用可能な前記RFIDラベル用紙の種別コードが含まれるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記種別コードが含まれていないと判断されると、前記印刷手段による印刷動作を行わないようにする制御手段と、
    を具備したことを特徴とするRFIDラベル印刷装置。
  3. RFID(Radio Frequency Identification)インレットが取り付けられたRFIDラベル用紙に情報を印刷するための印刷手段を備えたRFIDラベル印刷装置において、
    前記RFIDインレットとの非接触通信により当該RFIDインレットに記憶されたデータを読取るRFID読取手段と、
    このRFID読取手段により読取られたデータの中に当該RFIDラベル印刷装置で使用可能な前記RFIDラベル用紙の種別コードが含まれるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記種別コードが含まれていないと判断されると、警告を発する警告手段と、
    を具備したことを特徴とするRFIDラベル印刷装置。
  4. 当該RFIDラベル印刷装置で使用可能な1乃至複数種類のRFIDラベル用紙の種別コードを記憶する記憶手段を具備し、
    前記判断手段は、前記RFID読取手段により読取られたデータの中に前記記憶手段により記憶されている種別コードが含まれているか否かを判断することを特徴とする請求項2または3記載のRFIDラベル印刷装置。
  5. 前記判断手段は、前記RFIDラベル用紙への印刷動作開始が指令されたことに応じて前記判断をすることを特徴とする請求項2または3記載のRFIDラベル印刷装置。
  6. RFID(Radio Frequency Identification)インレットが取り付けられたRFIDラベル用紙に情報を印刷するRFIDラベル印刷装置の印刷方法であって、
    前記RFIDインレットとの非接触通信により当該RFIDインレットに記憶されたデータを読取り、
    前記RFIDインレットから読取られたデータの中に当該RFIDラベル印刷装置で使用可能な前記RFIDラベル用紙の種別コードが含まれるか否かを判断し、
    該当する種別コードが含まれているときには前記RFIDラベル用紙への印刷動作を開始し、含まれていない場合には前記RFIDラベル用紙への印刷動作を開始しないことを特徴とするRFIDラベル印刷装置の印刷方法。
  7. それぞれRFID(Radio Frequency Identification)インレットが取り付けられるとともに表面を印刷面とする複数枚のRFIDラベルの裏面を帯状の台紙に剥離自在に貼り付けてなるRFIDラベル用紙において、
    前記各RFIDラベルにおけるRFIDインレットに、それぞれ当該RFIDラベル用紙の種類を識別する種別コードを書換不能に記憶したことを特徴とするRFIDラベル用紙。
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