JP2005157941A - 印刷制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、誤まった印刷用紙のセットによる無駄な印刷を防止することが出来る、印刷制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 印刷用紙1に電子タグ2を貼付する。印刷時に、印刷装置に、電子タグリーダー12によって、電子タグ2から印刷用紙1の種類に対応したID番号を読み出させ、このID番号から特定される印刷フォームとユーザによる指定が異なっていた場合、ユーザに報知する。これにより、誤まった印刷フォームの印刷用紙による印刷を防止することが出来る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷装置に印刷指示を行なう印刷制御装置に関する。
近年、バーコード等によるタグの代わりに、電子タグが普及してきており、それに伴ない、電子タグを用いた様々な提案が為されている。
例えば特許文献1には、1つの物品に複数の電子タグを取り付けられるようにし、また各電子タグのIDにそれぞれサービスを対応付けることにより、読み出された複数のIDに基づいて印刷等の種々の処理を行なえるようにして、書類管理等を実現する技術が開示されている。
特開2000−287725号公報(段落[0031]、[0032]、図1)
現在提案されている電子タグの印刷への応用には、印刷フォームが決まっている用紙への判別に用いるものは無い。
予め伝票フォームが印刷されているなど印刷フォームが予め決まっている専用の用紙に印刷データを印刷を行なう場合、ユーザがその印刷用紙をプリンタにセットして印刷を行なうが、ユーザが汎用の印刷用紙から専用の用紙へ変更し忘れたり、印刷用紙を間違えてセットした場合でも、その用紙に印刷データが印刷されてしまう。
このような場合、誤って印刷された専用用紙が無駄になるだけでなく、再度印刷し直さなければならず、無駄な労力を要することとなる。
本発明は、上記問題点を解決した印刷制御装置を提供することを課題とする。
上記問題点を解決する為、本発明による印刷制御装置は、用紙検出手段、比較手段及び制御手段を備える。
用紙検出手段は、印刷装置にセットされた印刷用紙の種類を検出する。
比較手段は、印刷の開始に先立って、指定された印刷データの種類と前記用紙検出手段で検出された印刷用紙の種類を比較する。
制御手段は、この比較手段で、印刷装置にセットされた印刷用紙の種類が前記指定された印刷データの種類に対応することが判別された際に、前記印刷装置に前記印刷データの印刷を行なわせ、印刷装置にセットされた印刷用紙の種類が前記指定された印刷データの種類に対応しないことが判別された際に、これを報知する。
この構成により、誤った印刷用紙が印刷装置にセットされていても、印刷が行なわれる前に報知され、ユーザが知ることとなる。
また前記比較手段は、印刷用紙の種類として検出された印刷用紙のフォーム名と印刷データとして指定された印刷用紙のフォーム名を比較する構成とすることが出来る。この構成により、印刷時に指定された印刷用紙に印刷フォームを形成することが出来る。
更に、前記検出手段で検出された印刷用紙の種類と対応付けて印刷フォーム名を記憶した用紙テーブルを更に供え、前記比較手段は、前記検出された印刷用紙の種類に対応して前記用紙テーブルを参照し、得られた印刷フォーム名と印刷データとして指定された印刷用紙のフォーム名を比較する構成とすることも出来る。
そしてこの用紙テーブルは、前記検出手段で検出された印刷用紙の種類と対応付けてフォームデータを記憶し、このフォームデータを用いて印刷フォームを形成する構成とすることも出来る。
また、本発明は、印刷装置内や印刷制御装置内で実行されるプログラムもその範囲に含む。
本発明によれば、印刷用紙に貼付された電子タグなどから読み出した用紙の種類を示す情報に基づいて、印刷装置にセットされている印刷用紙の種類が特定でき、印刷データとして指定された印刷用紙の種類と異なっていた場合には、ユーザに報知することが出来る。これにより、誤まった印刷用紙に印刷が行なわれるのを防止出来、印刷用紙を無駄にしたり、再印刷等の無駄な手間が生じるのを防ぐことが出来る。
以下に本発明に係る一実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態によるプリンタの構成を示す図である。
本実施形態におけるプリンタでは、電子タグに印刷用紙に印刷されている印刷フォーム等その印刷用紙の種類を判別する為の用紙情報を記憶しておき、その電子タグを印刷用紙に貼付する。そしてプリンタが電子タグ内に記憶された用紙情報を読み取り、この用紙情報が印刷を行なおうとしている印刷データの用紙の種類とを比較し、異なった場合にユーザに報知を行なう。
図1に示すプリンタは、ロール用紙に対して印刷を行なう場合の構成を示しており、図1(a)は、本実施形態によるプリンタで印刷用紙として用いられるロール用紙、また同図(b)は、印刷用紙に対して印刷処理を行なう印刷部10部分を示している。
図1(a)のロール用紙1には、その製造段階において用紙部分3の巻き芯4近傍に電子タグ2を貼り付けてある。この電子タグ2は、電子タグリーダー11からの電波を受信し、内部に記憶してあるID番号を電波によって返信する。このID番号は、ロール用紙1に印刷されている印刷フォームの種類によって異なる番号が付してあり、プリンタはこの番号を用紙情報として電子タグリーダー11で読み取ることにより印刷フォームなど印刷用紙の種類を判別することが出来る。
尚図1の例では、電子タグ2は、巻き芯4の近傍の用紙部分3に貼付されているが、他の部分、例えば巻き芯4部分に設けても良い。また電子タグリーダー11も図1(b)のように用紙フォルダー近傍に設けるのではなく、用紙フォルダーの底面内部や左側面内部、右側面内部に設けても良い。或いはプリンタヘッド12やその近傍に設けても良い。電子タグ2と電子タグリーダー11とのデータのやり取りは無線通信によって行なわれるので、読み出しの際に電子タグ2と電子タグリーダー11が接触する必要はなく、また両者の間にある程度の距離があっても、電子タグ2内のID番号は読み出すことが出来るので、電子タグ2と電子タグリーダー11の設置位置は、他の条件を考慮して比較的自由に決めることが出来る。
尚本実施形態においてIC番号によって判別する印刷フォームは、印刷用紙に印刷されている印刷フォームのフォーマットのみを指定するものではなく、印刷データの内容によって使い分けられる印刷用紙の種類、例えば色が付いたものや、透かし入りのもの、封筒やはがきラベル等非定型のもの、印刷専用紙/普通紙等、印刷用紙の種類の指定をも行なう。そしてこのような用紙に印刷を行なう場合には、後述するフォームデータを用いて印刷フォームを印刷データと共に印刷することも出来る。
図2は、本実施形態におけるプリンタとそのプリンタの印刷制御を行なう印刷制御装置となるコンピュータの内部構成例を示す図である。
同図において、コンピュータ21とプリンタ22はケーブル23を介して接続されている構成となっている。
コンピュータ21は、内部にCPU211、ハードディスクドライブ(HDD)212、印刷制御部213、ROM214、RAM215、通信インタフェース部216、プリンタインタフェース部217及びディスプレイやキーボード等の不図示の入力部を備え、これらがバス218を介して互いにデータのやり取りを行なう構成となっている。
CPU211は、ROM214やハードディスクドライブ212内のプログラムを実行して、プリンタ22に対する印刷制御等の印刷処理を行なうものである。ハードディスクドライブ212は、大容量の不揮発性メモリユニットとして、CPU211が実行するプログラム等を記憶する。尚後述する用紙テーブルはこのハードディスクドライブ212内に記憶される。印刷制御部213は、ユーザからの印刷指示に基づいて印刷データを生成してプリンタ22に送信することによって印刷制御を行なう。尚この印刷制御部213をソフトウエアによって実現する場合は、印刷制御部213は、ハードディスクドライブ212若しくはRAM215内に構成されることとなる。ROM214は、BIOS等を記憶する不揮発性のメモリユニットである。RAM215は、主にCPU211によるワークエリアとして用いられる揮発性メモリユニットである。通信インタフェース部216は、LANやインターネット等の通信回線と接続を行なうユニットである。プリンタインタフェース部217は、プリンタ22との接続を司るインタフェースユニットである。
また同図のプリンタ22は、CPU221、RAM222、タグリーダー223、ヘッド制御部224、用紙制御部225、用紙検出部226及び外部入出力インタフェース部227を備え、これらがバス228を介して互いにデータのやり取りを行なう構成となっている。
CPU221は、内部に制御プログラムを記憶するコントローラで、外部入出力インタフェース部227から入力される印刷データに基づいて印刷イメージをRAM222上に展開し、この印刷イメージを用いてヘッド制御部224に印刷指示を行なう。またコンピュータ21からの指示により、タグリーダー223に電子タグの読み取りを行なわせ、結果をコンピュータ21に通知する。RAM222は、CPU221によるワークエリアとして用いられたり、印刷イメージが展開される揮発性メモリユニットである。タグリーダー223は、用紙に貼付されている電子タグからID番号を読み出すもので、CPU221からの指示があると、電子タグに対して電波を送信して要求を行ない、応答として得られたID番号をCPU221に通知する。ヘッド制御部224は、CPU221の指示に基づいて印刷ヘッドを制御し印刷を行なう。給紙制御部225は、CPU221からの指示の基づいて用紙フォルダー内の印刷用紙の印刷部への給紙の制御を行なう。用紙検出部226は、用紙フォルダーに用紙がセットされているかどうかを検出しCPU221に通知する。この用紙検出部の構成としては、例えば、プリンタヘッド12の近傍に用紙フォルダーの下部に発光部と受光部を設け、印刷用紙が有ればその反射光を受光部で受け、用紙がセットされていることを検出する。外部入出力インタフェース部227は、ケーブル23を介してプリンタ22をコンピュータ21に接続するインタフェースユニットである。
尚コンピュータ21とプリンタ22は専用ケーブルで接続するのではなく、通信インタフェース23を用いてネットワーク接続する構成としても良い。
図3は、ハードディスクドライブ211内に記憶されている用紙テーブルの構成例を示す図である。
本実施形態では、コンピュータ21は、プリンタ22から通知されたID番号を元にこの用紙テーブルを参照し、プリンタ22にセットされている印刷用紙の印刷フォーム等を特定する。
図3に示す用紙テーブルには、印刷用紙に貼付された電子タグのID番号31に対応付けて、用紙サイズ32及び、フォーム名33、フォームデータ34が記憶されている。このうちフォーム名33は、印刷用紙の印刷フォーム等を特定するものである。またフォームデータ34は、印刷データと共に印刷フォームを印刷する場合に印刷データに印刷フォームを形成する為に用いるデータで、事前に印刷用紙にフォームが印刷されていない印刷用紙を用いる場合に使用される。
同図の例では、ID番号36XXには、縦置きA4(199.6mm × 289.1mm)サイズ、フォーム名がフォーム1の印刷フォーム、ID番号36XXには、サイズとしてロール紙(199.6mm 幅)、フォーム名がフォーム2の印刷フォーム、ID番号37XXには、縦置きA4サイズ、フォーム名がフォーム3の印刷フォームが設定されており、またフォーム2、フォーム3に対応してフォームデータ34にはフォームデータが設定され、フォーム3に対応してフォームデータ34にはフォームデータが未設定となっている。
CPU211は、プリンタ22にICタグから読み出させたID番号を元にこの用紙テーブルを参照して、対応するフォーム名及びフォームデータを読み出す。そしてこのフォーム名がユーザによって指定され、印刷データ内のフォーム名と比較して一致しない場合に、ユーザに報知を行なう。
このような構成において、印刷を行なう際のコンピュータ21及びプリンタ22の動作を説明する。
ユーザがコンピュータ21上で、入力部からの操作により印刷データの作成もしくは編集を行なう。この際に、印刷データの中にフォーム名を設定しておく。フォーム名は、例えば、××ラベル、○○伝票、などの名称である。また、印刷データには印刷用紙のサイズを指定する用紙サイズを含む。この印刷データの作成もしくは編集が完了すると、入力部のポインティングデバイスやキーボード等によって印刷指示を行なう。これに応答して、CPU211は、プリンタ21に対して電子タグからID番号を読み出すように指示し、これを受けてプリンタ22側のCPU221は、タグリーダー211に用紙に貼付されている電子タグ2からID番号を読み取らせ、これをコンピュータ21側に通知する。
次にコンピュータ21側のCPU211は、プリンタ22から通知されたID番号によって、ハードディスクドライブ212上の図3に示したような用紙テーブルを参照して、用紙テーブル上の対応するフォーム名と印刷データのフォーム名とを比較し、両者が対応しなかった場合、画面上に表示する等の方法でユーザに報知を行ない、印刷用紙の交換等を指示する。
またフォーム名が対応していればそのまま印刷するが、用紙テーブルに対応フォームデータが設定されていた場合には、そのフォームデータを用いてフォームも含んだ印刷データをプリンタ22に送信する。
プリンタ22側では、コンピュータ21からの指示に基づいて、印刷用のパラメータ値の設定を行ったり、CPU221がRAM222上に印刷イメージを展開し、この印刷イメージに基づいて印刷処理を行なう。
図4は、コンピュータ21によって行なわれる印刷時の動作処理を示すフローチャートである。同図の処理は、CPU211がハードディスクドライブ212内のプログラムを実行することにより実現される。
ユーザが、コンピュータ21上で印刷指示を行なうと本処理は開始され、まずステップS1として、コンピュータ21は、プリンタ22に対して印刷用紙に貼付されているICタグ2に記憶されているID番号を読み出すように指示する。この指示を受けるとプリンタ22側ではタグリーダー223によって用紙に貼付されている電子タグからID番号の読み出しを試み、その結果をコンピュータ21側に通知する。
ステップS1の結果、電子タグからID番号が読み取れたとき(ステップS2、Y)、ステップS3として、ハードディスクドライブ212内に記憶されている用紙テーブルを電子タグから読み取ったID番号によって参照し、その結果、用紙テーブル内に対応するID番号があれば(ステップS4、Y)、ID番号に対応するフォーム名及びフォームデータを用紙テーブルから読み出す。
またステップS2で、ID番号が読み取れなかった場合(ステップS2、N)や、ステップS4で用紙テーブルに対応するID番号が無かった場合(ステップS4、N)は、現在セットされている印刷用紙は未対応なので、ステップS14としてユーザに未対応である旨を報知後、そのまま印刷を行なうかどうかをユーザに選択させ、印刷を行なう場合には(ステップS15、Y)、ステップS11の印刷処理を行ない、印刷を行なわない場合には(ステップS15、N)、本処理を終了する。
用紙テーブルに対応するID番号が有り、このID番号に対応するフォーム名及びフォームデータを用紙テーブルから読み出すと、次に用紙テーブルから読み出した印刷フォーム名と、印刷時にユーザによって指定された印刷フォーム名を比較する。そして両者が一致しなければ(ステップS5、N)、ステップS7として「現在セットされている印刷用紙の印刷フォームは○○△△です。」等のメッセージを表示して、ユーザにプリンタ22にセットされている印刷用紙が指定されたものと異なることをユーザに報知後、ステップS8としてユーザに印刷用紙の交換等を指示するか否かを指定する報知フラグをセットする。またステップS5において、両者の印刷フォーム名が一致すれば(ステップS5、Y)、報知フラグをリセットする。なお、このステップS5ではフォーム名が一致するか否かの例で説明したが、フォーム名に限らず用紙の種類を示す用紙情報を比較してもよく、また、一致するか否かの比較に限らず、印刷データの用紙の種類がプリンタにセットされている用紙の種類に対応するかを比較するものであってもよい。
次に用紙テーブルから読み出した用紙サイズと、印刷時にユーザによって指定され、印刷データに含まれる用紙サイズを比較し、一致しなければ(ステップS9、N)、ステップS12として「現在セットされている印刷用紙の用紙サイズは△△××です。」等のメッセージを表示してユーザにセットされている印刷用紙のサイズが指定されたものと異なることをユーザに報知後、ステップS13としてプリンタ22にセットされている印刷用紙の交換や指定した印刷フォームの変更等をユーザに指示した後、処理をステップS1に戻す。
ステップS9でまた両者の用紙サイズが同じであったとき(ステップS9、Y)、報知フラグがセットされていれば(ステップS10、Y)、ステップS13としてプリンタ22にセットされている印刷用紙の交換や指定された用紙サイズの変更等をユーザに指示した後、処理をステップS1に戻し、報知フラグがセットされて無ければ(ステップS10、N)、ステップS11として印刷処理としてプリンタ22に印刷データを送信して印刷指示を行なった後、本処理を終了する。
尚、上記処理ではステップS9において用紙サイズが一致しなかった場合、印刷処理を行なわないが、印刷イメージの拡大/縮小処理を行なって用紙サイズに合わせた印刷データを生成して印刷する構成としても良い。
このように図4に示した処理により、本実施形態では、印刷指示時にユーザによって指定されている印刷フォームと印刷用紙に貼付された電子タグに対応して用紙テーブルに記憶された印刷フォームとを比較して、両者が不一致の場合には報知や、用紙交換の指示を行なうことが出来、誤ってセットされた印刷フォームの印刷用紙に印刷されることを防止できる。
尚上記例では、ユーザによる印刷フォーム名や用紙サイズの指定は、印刷指示と共にユーザによって行なわれる構成としてが、これらの指定は、ユーザが事前に印刷制御部213に設定しておき、印刷指示時にはユーザはこれらの指定を行なわず、印刷制御部213が自己に指定されている印刷フォーム名や用紙サイズと電子タグから読み出した印刷フォーム名や用紙サイズとを比較する構成としても良い。
図5は、用紙テーブルに新規のデータを登録する際の処理を示すフローチャートである。同図の処理も、CPU211がハードディスクドライブ212内のプログラムを実行することにより実現される。
ユーザが、コンピュータ21上で新規登録処理の実行指示を行なうと本処理は開始され、まずステップS21として、コンピュータ21はプリンタ22に対して印刷用紙に貼付されているICタグ2に記憶されているID番号を読み出すように指示する。この指示を受けるとプリンタ22側ではタグリーダー223によって用紙に貼付されている電子タグからID番号等の読み出し、その結果をコンピュータ21側に通知する。
次に、ステップS22として、コンピュータ21は、ハードディスクドライブ212内に記憶されている用紙テーブルを電子タグから読み取ったID番号によって参照し、その結果、用紙テーブル内に対応するID番号が記録されて無ければ(ステップS23、N)、ステップS24としてステップS21でICタグから読み出したID番号を、更にその用紙サイズを入力部より入力して用紙テーブルに新規登録した後、処理をステップS26に移す。
またステップS23において、用紙テーブル内に対応するID番号が既にあれば(ステップS23、Y)、用紙テーブルに登録されている内容を表示してユーザに報知し、ステップS25としてユーザに既に登録されている印刷フォームの変更を行なうかどうかを問い合わせ、印刷フォームを変更しないのならば(ステップS25、N)、本処理を終了する。
ステップS25において、印刷フォームを変更するのであれば(ステップS25、Y)、ステップS26としてフォームデータを登録するかどうかをユーザに問い合わせ、フォームデータを登録する場合には(ステップS26、Y)、ステップS27としてフォームデータ生成用の画面を表示してユーザに入力部よりフォームデータ生成用の入力指示を行なわせ、フォームデータの生成及び用紙テーブルへの登録を行ない、最後にステップS28としてユーザにフォーム名を指定させてこれを用紙テーブルに登録後、本処理を終了する。
また予め印刷用紙に印刷フォームが印刷されている場合等フォームデータを登録しない場合には(ステップS26、N)ステップS27の処理を行なわずに処理をステップS28に移し、ステップS28では、ユーザにフォーム名を指定させてこれを用紙テーブルに登録後、本処理を終了する。
この処理により、新規の印刷フォームや印刷用紙に対して柔軟に対応することが出来る。
尚上記説明では、印刷用紙としてロール紙形状のものを用いることを前提として説明したが、本発明は、印刷用紙としてロール紙のみでなくカット紙も同様に扱うことが出来る。カット紙を印刷用紙とする場合には、例えば各用紙それぞれに電子タグを貼付しても良いが、電子タグからは非接触でデータを読み出せるので、電子タグを最後の印刷用紙のみに貼付しても、10枚おきなど所定枚数おきに電子タグを貼付しても良い。或いは、電子タグを用紙トレーに貼付する構成としても良い。
また、上記説明では、コンピュータ21に用紙テーブルを備えた構成で説明したが、コンピュータ21には用紙テーブルを備えず、LANなどで接続されたサーバもしくはインターネットなどの通信回線を介して接続されたサーバに用紙テーブルを備え構成にしても良い。この場合は、印刷の開始に先立って、電子タグを読み取り、サーバに問い合せを行ない、用紙テーブルから対応するパラメータ値を読出し、これに基づいて印刷制御するものである。
更に、上記例では電子タグに用紙情報としてID番号を記憶し、このID番号によって用紙テーブルを参照していたが、電子タグ内に用紙情報として用紙サイズ、フォーム名、フォームデータなどを記憶してもよい。この場合は、印刷指定に応じて、電子タグを検出し、ID番号や用紙サイズ、フォーム名、フォームデータなどの用紙情報をコンピュータ21へ通知するものとする。
また、上記例では電子タグから読み出したID番号によって用紙テーブルを参照し、得られた印刷フォーム名とユーザによって指定された印刷フォーム名とを比較していたが、ユーザによって指定された印刷フォーム名によって用紙テーブルを参照し、得られたID番号と電子タグから読み出したID番号を比較する構成としても良い。
更に、印刷用紙には電子タグを添付する場合を説明したが、電子タグに限らず、バーコード等の情報担持体で有っても良い。この場合、バーコードリーダなど情報担持体に応じた読み取り手段を有するものとする。情報担持体には予め印刷用紙の種類を示す情報が記録されており、この情報に基づいて印刷装置に対して印刷制御を設定する。
本実施形態によるプリンタの構成を示す図である。 本実施形態におけるプリンタと印刷制御装置となるコンピュータの内部構成例を示す図である。 用紙テーブルの構成例を示す図である。 印刷時の動作処理を示すフローチャートである。 用紙テーブルに新規のデータを登録する際の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ロール用紙
2 電子タグ
3 用紙
4 巻き芯
10 印刷部
11 電子タグリーダー
12 プリンタヘッド
21 コンピュータ
22 プリンタ
23 ケーブル
211,221 CPU
212 ハードディスクドライブ
213 印刷制御部
214 ROM
215,222 RAM
216 通信インタフェース
217 プリンタインタフェース
218,228 バス
223 タグリーダー
224 ヘッド制御部
225 給紙制御部
226 用紙検出部
227 外部入出力インタフェース


Claims (6)

  1. 印刷装置にセットされた印刷用紙の種類を検出する用紙検出手段と、
    印刷の開始に先立って、指定された印刷データの種類と前記用紙検出手段で検出された印刷用紙の種類を比較する比較手段と、
    この比較手段で、印刷装置にセットされた印刷用紙の種類が前記指定された印刷データの種類に対応することが判別された際に、前記印刷装置に前記印刷データの印刷を行なわせ、印刷装置にセットされた印刷用紙の種類が前記指定された印刷データの種類に対応しないことが判別された際に、これを報知する制御手段と
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記比較手段は、印刷用紙の種類として検出された印刷用紙のフォーム名と印刷データとして指定された印刷用紙のフォーム名を比較することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記検出手段で検出された印刷用紙の種類と対応付けて印刷フォーム名を記憶した用紙テーブルを更に供え、前記比較手段は、前記検出された印刷用紙の種類に対応して前記用紙テーブルを参照し、得られた印刷フォーム名と印刷データとして指定された印刷用紙のフォーム名を比較することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記用紙テーブルは、前記検出手段で検出された印刷用紙の種類と対応付けてフォームデータを記憶し、このフォームデータを用いて印刷フォームを形成することを特徴とする請求項3記載の印刷制御装置。
  5. 前記印刷用紙の種類は、前記印刷装置にセットされた印刷用紙に貼付された電子タグから読み出した情報であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の印刷制御装置。
  6. 印刷装置に対して印刷指示を行なう印刷制御装置内で実行されるプログラムであって、
    印刷装置にセットされた印刷用紙の種類を検出する機能と、
    印刷の開始に先立つて、指定された印刷データの種類と前記用紙検出手段で検出された 印刷用紙の種類を比較する機能と、
    この比較の結果、印刷装置にセットされた印刷用紙の種類が前記指定された印刷データの種類に対応することが判別された際に、前記印刷装置に前記印刷データの印刷を行なわせ、印刷装置にセットされた印刷用紙の種類が前記指定された印刷データの種類に対応しないことが判別された際に、これを報知する機能と
    を実現するプログラム。

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