JP2007292876A - 現像装置、像担持体装置および画像形成装置 - Google Patents

現像装置、像担持体装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 層厚規制部材と漏れ防止部材との間の現像剤の漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することのできる現像装置、および、その現像装置が装備される像担持体装置および画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 層厚規制ブレード34の板ばね部材48の下端部において、幅方向両端部に切欠部67を形成するとともに、現像ローラ33におけるサイドシール66と摺擦するシール領域84を圧接する第1圧接部68と、現像ローラ33における切欠部67と対向する側端部領域85を圧接する第2圧接部69と、現像ローラ33における各側端部領域85に挟まれる中央領域86を圧接する第3圧接部70とを、幅方向に沿って連続して設ける。これにより、第2圧接部69にかかる圧力を切欠部67で緩和して、第2圧接部69の摺擦による削れを低減して、各側端部領域85からのトナーの漏れを防止する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、その画像形成装置に装備される、現像カートリッジなどの現像装置およびドラムカートリッジなどの像担持体装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置では、感光ドラムの表面に静電潜像が形成され、その静電潜像に、現像カートリッジからトナーが供給されることにより、感光ドラムの表面にトナー像が担持される。そして、そのトナー像が用紙に転写されることによって、用紙に画像が形成される。
現像カートリッジは、トナーを収容し、感光ドラムに向けて開口部が形成されている筐体を備えており、その筐体には、開口部から露出するように回転可能に設けられる現像ローラと、現像ローラに担持されるトナーの層厚を規制する層厚規制ブレードと、現像ローラの軸方向両端部からのトナーの漏れを防止するシール部材とが設けられている。
たとえば、薄板バネの先端に、シリコンゴム弾性体からなる突起部が長手方向幅一杯に設けられているトナー薄層形成ブレードを備え、現像ローラの長手方向両端部、かつ、現像ローラに対する突起部の当接位置よりも現像ローラの回転方向上流側に位置した状態に、第1のシール部材が配設されている現像装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
また、現像ローラと対向配置され、その下端部に絶縁性のシリコーンゴムから形成される層厚規制ブレードを備える板ばね部材の幅方向両端部に、サイドシールが貼着されている現像カートリッジが提案されている(たとえば、特許文献2参照。)。
特開平8−36306号公報 特開2005−189346号公報
しかるに、特許文献1に記載される現像装置では、トナー薄層形成ブレードにおいて、突起部が長手方向幅一杯に設けられている。そして、長手方向両端部には、それらの間の中央部分に対して高い圧力がかかるため、長手方向両端部における突起部の摺擦による削れが、中央部分のそれより大きく、結果として、長手方向両端部からトナーの漏れが生じるという不具合がある。
さらに、特許文献1に記載される現像装置では、現像ローラに対する突起部の当接位置よりも現像ローラの回転方向上流側に位置した状態に、第1のシール部材が配設されている。そのため、トナー薄層形成ブレードと第1のシール部材との間からトナーの漏れを生じるという不具合がある。
また、特許文献2に記載される現像カートリッジでは、その代表図面に示されるように、板ばね部材は、その幅方向両端部が、それらの間の中央部分に対して、現像ローラの回転方向に沿う方向において幅狭に形成されている。そのため、長手方向両端部にかかる圧力を、幅狭となる分、低減することができる。また、幅方向両端部の板ばね部材に重なるように、サイドシールが貼着されている。そのため、板ばね部材とサイドシールとの間からのトナーの漏れを、生じにくくすることができる。
しかし、特許文献2に記載される現像カートリッジでも、板ばね部材とサイドシールとの間から、わずかながらトナーの漏れを生じる場合がある。
本発明の目的は、層厚規制部材と漏れ防止部材との間の現像剤の漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することのできる現像装置、および、その現像装置が装備される像担持体装置および画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、現像装置であって、現像剤を収容し、長手方向に延びる開口部が形成される筐体と、前記開口部から露出するように前記筐体に回転可能に設けられ、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記筐体の長手方向両端部に配置され、前記筐体外への現像剤の漏れを防止するための漏れ防止部材と、前記現像剤担持体の表面を圧接して、前記現像剤担持体の表面に現像剤の薄層を形成するための層厚規制部材とを備え、前記現像剤担持体は、その長手方向において、各前記漏れ防止部材と摺擦されるシール領域と、各前記シール領域と前記現像剤担持体の長手方向内側において隣接する側端部領域と、各前記側端部領域に挟まれる中央領域とを備え、前記層厚規制部材は、前記開口部の長手方向に沿って延びる薄板形状に形成され、その長手方向と直交する前記現像剤担持体の回転方向の下流側端部が前記筐体に固定され、前記現像剤担持体の回転方向の上流側端部が自由端となる薄板部材と、前記薄板部材の自由端に設けられ、前記現像剤担持体に対して近接する方向に向かって突出する突出部材とを備え、前記突出部材は、各前記シール領域をそれぞれ圧接する第1圧接部と、各前記側端部領域をそれぞれ圧接する第2圧接部と、前記中央領域を圧接する第3圧接部とを備え、前記薄板部材の自由端における各前記第2圧接部の形成位置には、前記自由端の端縁から前記現像剤担持体の回転方向下流側に向かって切り欠かれる切欠部が形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、層厚規制部材の各第2圧接部の形成位置には、切欠部が形成されているので、各第2圧接部にかかる圧力を、切欠部によって緩和することができる。そのため、現像剤担持体の各側端部領域と中央領域とに対する層厚規制部材の押圧力の差を小さくすることができる。その結果、各第2圧接部の摺擦による削れを低減して、現像剤担持体の各側端部領域からの現像剤の漏れを有効に防止することができる。
しかも、この構成によると、層厚規制部材には、現像剤担持体の各シール領域を圧接する各第1圧接部が設けられているので、各切欠部において現像剤が滞留しても、各第1圧接部によって、その滞留する現像剤の長手方向外側への移動を阻止することができる。そのため、現像剤担持体の各側端部領域からの現像剤の漏れを、より一層有効に防止することができる。
その結果、層厚規制部材と漏れ防止部材との間の現像剤の漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、各前記第2圧接部は、少なくとも、各前記切欠部の最深部端縁に設けられ、各前記第1圧接部は、少なくとも、各前記第2圧接部から連続して各前記切欠部を囲むように、各前記切欠部の長手方向外側端縁に設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、第2圧接部および第1圧接部は、切欠部を囲うように、その最深部端縁から長手方向外側端縁へ連続するように設けられている。そのため、切欠部における最深部端縁と長手方向外側端縁との間から、第1圧接部と漏れ防止部材との間へ移動する現像剤を、第2圧接部および第1圧接部によって阻止することができる。そのため、第1圧接部と漏れ防止部材との間からの現像剤の漏れを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、各前記第1圧接部は、前記自由端の端縁が露出するように形成されており、各前記第2圧接部は、前記現像剤担持体の回転方向に沿う長さが、各前記第1圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う長さよりも短く形成されており、前記第3圧接部は、前記現像剤担持体の回転方向に沿う長さが、各前記第1圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う長さよりも長く形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、各第1圧接部が、薄板部材の自由端の端縁が露出するように形成されているので、薄板部材に対する漏れ防止部材の接触領域を確保して、現像剤の漏れをより一層防止することができる。
また、各第1圧接部の現像剤担持体の回転方向に沿う長さが、各第2圧接部のそれより長く、第3圧接部のそれより短く形成されている。そのため、第3圧接部の中央領域に対する有効な押圧力を確保して、現像剤の確実な層厚規制を達成しつつ、現像剤担持体の各シール領域、各側端部領域および中央領域に対する、層厚規制部材の各第1圧接部、各第2圧接部および第3圧接部の各押圧力の差を小さくすることができる。その結果、各第2圧接部の摺擦による削れを低減して、現像剤担持体の各側端部領域からの現像剤の漏れを有効に防止することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、各前記第1圧接部、各前記第2圧接部および前記第3圧接部は、長手方向に沿って連続して形成されており、各前記第2圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う断面形状が、各前記第1圧接部および前記第3圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う断面形状と、異なっていることを特徴としている。
このような構成によると、各第2圧接部の断面形状が、各第1圧接部および第3圧接部の断面形状に対して、長手方向において、各第1圧接部および第3圧接部との境界において不連続で異なるように設けられる。そのため、第3圧接部に押圧される中央領域と、各第2圧接部に押圧される各側端部領域との境界が明確になるとともに、各第2圧接部に押圧される各側端部領域と、各第1圧接部に押圧される各シール領域との境界が明確となり、第2圧接部に押圧される現像剤の量を、画一的に低減することができる。そのため、第1圧接部と漏れ防止部材との間からの現像剤の漏れを、より一層防止することができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、各前記第1圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う断面形状が、前記第3圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う断面形状と、異なっていることを特徴としている。
このような構成によると、各第1圧接部の断面形状が、第3圧接部の断面形状とも、異なっているので、第3圧接部の押圧力を大きくすることができる一方で、各第1圧接部の押圧力を小さくすることができる。そのため、現像剤の確実な層厚規制を達成しつつ、各第2圧接部の摺擦による削れを低減して、現像剤担持体の各側端部領域からの現像剤の漏れを有効に防止することができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記切欠部が、前記現像剤担持体の回転方向上流側が開放される凹状に形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、切欠部を簡易に形成しつつ、各第2圧接部にかかる圧力を、確実に緩和することができる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記薄板部材は、各前記第1圧接部に対して長手方向外側において、各前記第1圧接部から露出する側端露出領域と、各前記第1圧接部に対して前記現像剤担持体の回転方向上流側において、各前記第1圧接部から露出する上流端露出領域とを備えており、前記漏れ防止部材は、前記第1圧接部と当接するように、前記側端露出領域および前記上流端露出領域に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、漏れ防止部材が、第1圧接部と当接するように、薄板部材の側端露出領域および上流端露出領域に配置されるので、現像剤の第1圧接部から長手方向外側への移動を、確実に阻止することができる。そのため、現像剤担持体の各側端部領域からの現像剤の漏れを、より一層有効に防止することができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記漏れ防止部材は、前記層厚規制部材における各前記シール領域との対向部分に対して、前記現像剤担持体の回転方向上流側にそれぞれ隣接配置される第1シール部材と、前記層厚規制部材における各前記シール領域との対向部分において、前記第1圧接部と当接するように、前記側端露出領域および前記上流端露出領域に配置され、各前記第1シール部材とそれぞれ隣接配置される第2シール部材とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、層厚規制部材における各シール領域との対向部分に対して、現像剤担持体の回転方向上流側においては、第1シール部材によって現像剤の漏れが防止され、層厚規制部材における各シール領域との対向部分において、側端露出領域および上流端露出領域では、第2シール部材によって現像剤の漏れが防止される。そのため、これら第1シール部材および第2シール部材によって、現像剤担持体の長手方向外側への現像剤の漏れを、確実に防止することができる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記第2シール部材は、前記第1圧接部に対して、長手方向全幅で当接していることを特徴としている。
このような構成によると、第1圧接部と第2シール部材との間に沿って長手方向外側へ向かう現像剤の移動を、阻止することができる。そのため、より確実に現像剤担持体の長手方向外側への現像剤の漏れを防止することができる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載の発明において、前記第1シール部材における前記現像剤担持体の回転方向下流側端部と、前記第2シール部材における前記現像剤担持体の回転方向上流側端部とが、それらの厚み方向において重なっていることを特徴としている。
このような構成によると、第1シール部材における現像剤担持体の回転方向下流側端部と、第2シール部材における現像剤担持体の回転方向上流側端部とが、それらの厚み方向において重なっているので、第1シール部材と第2シール部材との間からの現像剤の漏れを有効に防止することができる。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記漏れ防止部材は、前記層厚規制部材における各前記シール領域との対向部分に対して、前記現像剤担持体の回転方向上流側にそれぞれ隣接配置される第1シール部材と、前記層厚規制部材における各前記シール領域との対向部分において、各前記第1シール部材とそれぞれ隣接配置される第2シール部材とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、層厚規制部材における各シール領域との対向部分に対して、現像剤担持体の回転方向上流側においては、第1シール部材によって現像剤の漏れが防止され、層厚規制部材における各シール領域との対向部分においては、第2シール部材によって現像剤の漏れが防止される。そのため、これら第1シール部材および第2シール部材によって、現像剤担持体の長手方向外側への現像剤の漏れを、確実に防止することができる。
また、この構成では、第1押圧部と第2シール部材との間にトナーが侵入しても、現像剤担持体の回転方向に沿ってそれらの間を現像剤が移動する経路と、第1シール部材と第2シール部材との間を現像剤が移動する経路とに、現像剤が漏れる経路を分離することができる。そのため、筐体外へ現像剤が漏れることを、有効に抑制することができる。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、前記第1シール部材における前記現像剤担持体の回転方向下流側端部と、前記第2シール部材における前記現像剤担持体の回転方向上流側端部とが、それらの厚み方向において重なっていることを特徴としている。
このような構成によると、第1シール部材における現像剤担持体の回転方向下流側端部と、第2シール部材における現像剤担持体の回転方向上流側端部とが、それらの厚み方向において重なっているので、第1シール部材と第2シール部材との間からの現像剤の漏れを有効に防止することができる。
また、請求項13に記載の発明は、像担持体装置であって、請求項1ないし12のいずれかに記載の現像装置と、前記現像装置の前記現像剤担持体に担持されている現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像が担持される像担持体とを備えていることを特徴としている。
この像担持体装置では、請求項1ないし12のいずれかに記載の現像装置を備えているので、現像剤の漏れを効果的に防止することができる。
また、請求項14に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項13に記載の像担持体装置と、前記像担持体装置の前記像担持体に担持されている現像剤像を、記録媒体に定着させるための定着手段とを備えていることを特徴としている。
この画像形成装置では、請求項13に記載の像担持体装置を備えているので、現像剤の漏れを効果的に防止することができる。
また、請求項15に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項1ないし12のいずれかに記載の現像装置と、前記現像装置の前記現像剤担持体に担持されている現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像が担持される像担持体と、前記像担持体に担持されている現像剤像を、記録媒体に定着させるための定着手段とを備えていることを特徴としている。
この画像形成装置では、請求項1ないし12のいずれかに記載の現像装置を備えているので、現像剤の漏れを効果的に防止することができる。
請求項1に記載の発明によれば、層厚規制部材と漏れ防止部材との間の現像剤の漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1圧接部と漏れ防止部材との間からの現像剤の漏れを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、現像剤の確実な層厚規制を達成しつつ、各第2圧接部の摺擦による削れを低減して、現像剤担持体の各側端部領域からの現像剤の漏れを有効に防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第1圧接部と漏れ防止部材との間からの現像剤の漏れを、より一層防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、現像剤の確実な層厚規制を達成しつつ、各第2圧接部の摺擦による削れを低減して、現像剤担持体の各側端部領域からの現像剤の漏れを有効に防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、切欠部を簡易に形成しつつ、各第2圧接部にかかる圧力を、確実に緩和することができる。
請求項7に記載の発明によれば、現像剤担持体の各側端部領域からの現像剤の漏れを、より一層有効に防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、第1シール部材および第2シール部材によって、現像剤担持体の長手方向外側への現像剤の漏れを、確実に防止することができる。
請求項9に記載の発明によれば、より確実に現像剤担持体の長手方向外側への現像剤の漏れを防止することができる。
請求項10に記載の発明によれば、第1シール部材と第2シール部材との間からの現像剤の漏れを有効に防止することができる。
請求項11に記載の発明によれば、第1シール部材および第2シール部材によって、現像剤担持体の長手方向外側への現像剤の漏れを、確実に防止することができる。また、筐体外へ現像剤が漏れることを、有効に抑制することができる。
請求項12に記載の発明によれば、第1シール部材と第2シール部材との間からの現像剤の漏れを有効に防止することができる。
請求項13に記載の発明によれば、像担持体装置において、現像剤の漏れを効果的に防止することができる。
請求項14に記載の発明によれば、画像形成装置において、現像剤の漏れを効果的に防止することができる。
請求項15に記載の発明によれば、画像形成装置において、現像剤の漏れを効果的に防止することができる。
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図、図2は、図1に示すレーザプリンタのドラムカートリッジを示す要部側断面図である。まず、図1および図2を参照して、レーザプリンタの全体構成について説明する。
なお、以下の説明において、レーザプリンタ1において、マルチパーパストレイ14が設けられている側を「前側」とし、排紙ローラ55が設けられている側を「後側」とする。また、ドラムカートリッジ27および現像カートリッジ28の説明においても、上記方向を基準に「前側」および「後側」とする。
1.レーザプリンタの全体構成
図1において、このレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するための給紙部4、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5、および、画像形成部5において画像形成された用紙3を、本体ケーシング2から排紙するための排紙部53を備えている。
1−1.給紙部
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に、前後方向に沿って着脱自在に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられる用紙押圧板7と、給紙トレイ6の前側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パッド9と、給紙ローラ8の前方および上方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられる紙粉取りローラ10および11と、紙粉取りローラ11の後方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。
用紙押圧板7は、用紙3を積層可能に設けられ、後側端部が揺動自在に支持されることによって、前側端部が上下方向に移動自在とされている。また、用紙押圧板7は、その裏側から図示しないばねによって上方に付勢されている。そのため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増加するに従って、後側端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下方に揺動される。
給紙ローラ8および給紙パッド9は、上下方向において互いに対向配置され、給紙パッド9の裏側に設けられるばね13によって、給紙パッド9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。
用紙押圧板7に積層され、その最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ8に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって給紙ローラ8と給紙パッド9とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。
給紙された用紙3は、紙粉取りローラ10および11によって、紙粉が除去された後、レジストローラ12に搬送される。レジストローラ12は、1対のローラを備え、用紙3をレジスト後に、画像形成部5の転写位置(後述する感光ドラム29と転写ローラ31との間)に搬送する。
なお、この給紙部4は、さらに、マルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パッド16とを備えている。
マルチパーパス側給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パッド16は、互いに対向配置され、マルチパーパス側給紙パッド16の裏側に設けられるばね17によって、マルチパーパス側給紙パッド16がマルチパーパス側給紙ローラ15に向かって押圧されている。
マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3は、マルチパーパス側給紙ローラ15の回転によってマルチパーパス側給紙ローラ15とマルチパーパス側給紙パッド16とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。
1−2.画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット18、像担持体装置としてのプロセスユニット19、定着手段としての定着部20などを備えている。
1−2−1.スキャナユニット
スキャナユニット18は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー21、レンズ22および23、反射鏡24、25および26を備えている。
レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー21、レンズ22、反射鏡24および25、レンズ23、反射鏡26の順に通過または反射して、プロセスユニット19の後述する感光ドラム29の表面上に高速走査にて照射される。
1−2−2.プロセスユニット
プロセスユニット19は、本体ケーシング2内のスキャナユニット18の下方において、本体ケーシング2に対して着脱自在に設けられている。
プロセスユニット19は、図2に示すように、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ27と、そのドラムカートリッジ27に設けられる、現像装置としての現像カートリッジ28、像担持体としての感光ドラム29、スコロトロン型帯電器30および転写ローラ31とを備えている。
1−2−2−1.現像カートリッジ
現像カートリッジ28は、ドラムカートリッジ27に対して着脱自在に装着されており、筐体32と、その筐体32内に設けられる、現像剤担持体としての現像ローラ33、層厚規制部材としての層厚規制ブレード34および供給ローラ35とを備えている。
筐体32は、後側に、幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向)に延びる開口部36が形成されるボックス形状をなし、その前後方向途中に、筐体32内を仕切る仕切板37が形成されている。筐体32内は、この仕切板37によって、後側の現像室38と前側のトナー収容室39とに区画されている。なお、この仕切板37は、現像室38とトナー収容室39とが連通するように、その下方が開放されるように形成されている。
また、筐体32において、幅方向に間隔を隔てて対向配置される両側壁40の前側には、トナー収容室39を挟んで互いに対向配置されるトナー残量検知用の窓87が設けられている。
トナー収容室39には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。
また、トナー収容室39には、その側面視中央において、幅方向に沿って両側壁40に架設される回転軸41が設けられている。この回転軸41には、トナー収容室39内のトナーを攪拌するためのアジテータ42と、窓87を清掃するためのクリーナ43とが径方向に延びるように設けられている。
そして、トナー収容室39内のトナーは、回転軸41が矢印方向(時計方向)へ回転すると、その回転軸41に支持されるアジテータ42により攪拌されて、仕切板37の下方の開放口から現像室38に放出される。なお、この回転軸41の回転により、クリーナ43によって窓87が清掃される。
供給ローラ35は、現像室38内において、仕切板37の下方の開放口の斜め後側下方に配置されている。この供給ローラ35は、金属製のローラ軸44と、そのローラ軸44を被覆する導電性のスポンジ材料からなるスポンジローラ45とを備えている。
また、供給ローラ35は、筐体32の両側壁40に、ローラ軸44の両端部が回転自在に支持されることにより、矢印方向(反時計方向)に回転自在に設けられている。
現像ローラ33は、現像室38内において、供給ローラ35と斜め後側上方において対向し、かつ、筐体32の開口部36から露出するように配置されている。現像ローラ33は、金属製のローラ軸46と、そのローラ軸46を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラ47とを備えている。
また、現像ローラ33は、筐体32の両側壁40に、ローラ軸46の両端部が回転自在に支持されることにより、矢印方向(反時計方向)に回転自在に設けられている。この現像ローラ33には、現像時において、現像バイアスが印加される。
なお、供給ローラ35と現像ローラ33とは、それぞれがある程度圧縮するように、互いに当接されている。
層厚規制ブレード34は、現像室38において、現像ローラ33の前側上方に配置されている。層厚規制ブレード34は、後で詳述するが、薄板形状に形成される可撓性の薄板部材としての板ばね部材48と、その板ばね部材48の下端部に設けられる突出部材としての圧接部49とを備えている。
板ばね部材48は、金属薄板からなり、幅方向に沿って延びる背面視略細長矩形状に形成されており(図7参照)、後で詳述するが、その下端部(現像ローラ33の上流側端部)が自由端となるように、その上端部(現像ローラ33の下流側端部)が、取付部材76によって筐体32の開口部36の上側に固定されている。
圧接部49は、シリコーンゴムなどの弾性ゴムからなり、板ばね部材48の下端部において、幅方向に連続して形成されており、現像ローラ33に対して近接するように、板ばね部材48から後方に向かって突出するように設けられている。
この層厚規制ブレード34では、上端部が固定される板ばね部材59の弾性力によって、下端部に設けられる圧接部49が、現像ローラ33の表面を斜め前側上方から押圧している。
そして、仕切板37の下方の開放口から放出されるトナーは、供給ローラ35の回転により、現像ローラ33に供給され、このとき、供給ローラ35と現像ローラ33との間で正極性に摩擦帯電される。続いて、現像ローラ33上に供給されたトナーは、現像ローラ33の回転に伴なって、層厚規制ブレード34の圧接部49と現像ローラ33との間に進入され、それらの間で層厚が規制されながら、現像ローラ33の表面に薄層として担持される。
1−2−2−2.ドラムカートリッジ
ドラムカートリッジ27には、現像カートリッジ28が着脱自在に装着されるとともに、感光ドラム29、スコロトロン型帯電器30および転写ローラ31が設けられている。
感光ドラム29は、現像ローラ33の後側において、その現像ローラ33と対向配置され、矢印方向(時計方向)に回転可能に設けられている。この感光ドラム29は、接地されており、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器30は、感光ドラム29の上方に、感光ドラム29と間隔を隔てて設けられている。このスコロトロン型帯電器30は、タングステンなどからなるワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型帯電器であって、感光ドラム29の表面を一様に正極性に帯電する。
そして、感光ドラム29の表面は、その感光ドラム29の回転に伴なって、まず、スコロトロン型帯電器30により一様に正帯電された後、スキャナユニット18からのレーザビームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ33の回転により、現像ローラ33の表面に担持されているトナーが、感光ドラム29に対向して接触するときに、感光ドラム29の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム29の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が達成され、感光ドラム29の表面に、現像剤像としてのトナー像が担持される。
転写ローラ31は、感光ドラム29の下方において、感光ドラム29と対向配置され、矢印方向(反時計方向)に回転可能に設けられている。この転写ローラ31は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラとを備えている。なお、転写ローラ31には、転写時において、転写バイアスが印加される。
そして、感光ドラム29の表面に担持されたトナー像は、レジストローラ12から搬送されてくる用紙3が、感光ドラム29と転写ローラ31との間(転写位置)を通過する間に、その用紙3に転写される。
なお、このレーザプリンタ1では、転写ローラ31によって用紙3に転写された後に感光ドラム29の表面に残存する残存トナーを、現像ローラ33によって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残存トナーを回収している。
1−2−3.定着部
定着部20は、図1に示すように、プロセスユニット19の後方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられている。定着部20は、加熱ローラ50、加圧ローラ51および1対の搬送ローラ52を備えている。
加熱ローラ50は、金属製のローラと、そのローラ内に設けられるハロゲンランプとを備えている。加熱ローラ50では、ハロゲンランプによってローラが定着温度に加熱される。
加圧ローラ51は、加熱ローラ50の下方において、加熱ローラ50を押圧するように対向配置されている。
また、1対の搬送ローラ52は、加熱ローラ50および加圧ローラ51に対して、後方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられている。
この定着部20では、転写位置において用紙3に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ50と加圧ローラ51との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を1対の搬送ローラ52によって、排紙部53に搬送する。
1−3.排紙部
排紙部53は、排紙パス54と、その排紙パス54の下流側端部に設けられる排紙ローラ55と、排紙ローラ55から排紙される用紙3を受ける排紙トレイ56とを備えている。
排紙パス54は、定着部20から後側上方に延び、その後反転して、前側上方に延びるように、設けられている。
排紙ローラ55は、正逆回転自在に設けられており、排紙トレイ56に用紙3を排紙する場合には、正方向に回転し、後述するように、用紙3を反転させる場合には、逆方向に回転する。
排紙トレイ56は、用紙3を積層可能に受けることができるように、本体ケーシング2の上面が、前側上方から後側下方に向かって窪むようにして設けられている。
そして、定着部20から排紙パス54に搬送された用紙3は、その排紙パス54から排紙ローラ55に搬送され、その排紙ローラ55によって排紙トレイ56上に排紙される。
1−4.反転搬送部
また、このレーザプリンタ1には、用紙3の両面に画像を形成するための反転搬送部57が設けられている。この反転搬送部57は、反転搬送パス58と、フラッパ59と、複数の反転搬送ローラ60とを備えている。
反転搬送パス58は、排紙ローラ55から反転搬送ローラ60まで用紙3を搬送することができるように、その上流側端部が、排紙ローラ55の近傍に配置され、その下流側端部が、最上流側の反転搬送ローラ60の近傍に配置されている。
フラッパ59は、排紙パス54と反転搬送パス58との分岐部分に臨むように、揺動自在に設けられている。このフラッパ59は、図示しないソレノイドの励磁または非励磁により、排紙ローラ55によって反転された用紙3の搬送方向を、排紙パス54に向かう方向から、反転搬送パス58に向かう方向に切り換えるように、揺動される。
反転搬送ローラ60は、画像形成部5の下方であって、給紙トレイ6の上方において、略水平方向に間隔を隔てて複数設けられている。最上流側の反転搬送ローラ60が、反転搬送パス58の後端部の近傍に配置され、最下流側の反転搬送ローラ60が、レジストローラ12の下方に配置されている。
そして、用紙3の両面に画像を形成する場合には、この反転搬送部57が、次のように動作される。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙3が搬送ローラ52によって排紙パス54から排紙ローラ55に搬送されてくると、排紙ローラ55は、用紙3を挟んで正回転し、その用紙3を一旦外側(排紙トレイ56側)に向けて搬送し、用紙3の大部分が外側に搬送され用紙3の後端が排紙ローラ55に挟まれたときに、正回転を停止する。次いで、排紙ローラ55が逆回転し、フラッパ59が、用紙3が反転搬送パス58に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、用紙3を前後逆向きで反転搬送パス58に搬送する。なお、フラッパ59は、用紙3の搬送終了後に、元の方向、すなわち、搬送ローラ52から搬送される用紙3を排紙ローラ55に搬送する方向に切り換えられる。
次いで、反転搬送パス58に逆向きに搬送された用紙3は、反転搬送ローラ60に搬送され、この反転搬送ローラ60から、上方向に反転されて、レジストローラ12に搬送される。レジストローラ12に搬送された用紙3は、裏返しの状態で、再び、レジスト後に、画像形成部5の転写位置に向けて搬送され、これによって、用紙3の両面に画像が形成される。
2.現像カートリッジの要部構成
図3は、現像カートリッジの筐体の後方から見た斜視図、図4は、図3に示す筐体の背面図、図5は、図4のA−A線断面図、図6は、図4のB−B線断面図、図7は、図4に示す層厚規制ブレードの背面図を示す。以下、図3ないし図7を参照して、現像カートリッジ28の要部構成について説明する。
2−1.筐体
現像カートリッジ28の筐体32は、上記したように、その後側に、幅方向(長手方向)に延びる開口部36が形成されるボックス形状に形成されている。
この筐体32には、図3および図6に示すように、その開口部36を幅方向に挟む両側壁40に、後方端縁から前方に向かって切り欠かれる軸支持溝61が形成されている。
また、両側壁40における軸支持溝61の周りの前方および下方には、各側壁40から幅方向内側に向かって所定幅(後述するサイドシール66より幅広であって、たとえば、8〜10mm)で突出されるシール台座部62が設けられている。
各シール台座部62は、図6に示すように、各側壁40において、側面視において現像ローラ33の外周に沿うように配置され、周方向に互いに間隔を隔てて、軸支持溝61に対して前方と下方とに分割して形成されている。
また、この筐体32には、図5および図6に示すように、その開口部36の上端縁部に沿って、層厚規制ブレード34が取付部材76とともに固定される取付壁63が設けられている。この取付壁63は、開口部36の上端縁部において、幅方向に沿って設けられており、その後面64が、図5に示すように、後側上方から前側下方に傾斜するように形成されている。なお、この取付壁63の幅方向両端部には、図6に示すように、後述する固定ねじ80が螺着されるねじ螺着孔81が、それぞれ設けられている。
2−2.サイドシール
また、この筐体32には、図4および図6に示すように、現像ローラ33に担持されるトナーが、現像時に回転する現像ローラ33の軸方向(長手方向)両端部から、筐体32外へ漏れることを防止するための漏れ防止部材の第1シール部材としてのサイドシール66が、現像ローラ33の軸方向両端部にそれぞれ設けられている。
各サイドシール66は、現像ローラ33の回転方向(上下方向)に延びる背面視略細長矩形状をなし、所定厚さ(たとえば、2〜3mm)を有するシート形状に形成されている。各サイドシール66は、ウレタンスポンジなどの弾性発泡材料からなり、より具体的には、ウレタンスポンジの中でも、比較的剛性が高く永久変形が起こりにくい、高密度マイクロセルウレタンフォーム(商品名:ポロン、ロジャースイノアック社製)から形成されている。なお、この高密度マイクロセルウレタンフォームは、その硬度が、25%圧縮荷重において、0.001〜0.05MPaであり、より好ましくは、0.005〜0.025MPaである。なお、各サイドシール66において、弾性発泡材料の表面(現像ローラ33との対向面)には、摺動性を向上させるために、テフロン(登録商標)フェルトなどからなるフェルト材が貼着されている。
各サイドシール66は、層厚規制ブレード34の板ばね部材48における後述する各切欠部67の外側端縁から幅方向外側部分(層厚規制ブレード34における現像ローラ33の後述する各シール領域84との対向部分)に対して、現像ローラ33の回転方向上流側(下側)にそれぞれ隣接配置されている。各サイドシール66は、筐体32において幅方向に間隔を隔てて対向配置される各シール台座部62の上面に、両面粘着テープなどを介して、それぞれ貼着されている。より具体的には、各サイドシール66は、各シール台座部62において、周方向に互いに間隔を隔てて分割して形成されている前方部分の上面と下方部分の上面とに跨って貼着されている。
2−3.層厚規制ブレード
層厚規制ブレード34は、図7に示し、上記したように、金属薄板からなり、幅方向に沿って延びる背面視略細長矩形状に形成される板ばね部材48と、シリコーンゴムからなり、板ばね部材48の下端部に設けられる圧接部49とを備えている。
2−3−1.板ばね部材
板ばね部材48の上端部には、複数のねじ孔65が穿孔されている。各ねじ孔65は、板ばね部材48の上端部において、互いに間隔を隔てて幅方向に沿って設けられている。
また、板ばね部材48の下端部には、幅方向両端部近傍に、切欠部67が形成されている。各切欠部67は、図4に示すように、各サイドシール66に対して幅方向内側に隣接配置されている。
各切欠部67は、板ばね部材48の下端部の端縁から、現像ローラ33の回転方向下流側(上側)に向かって切り欠かれ、現像ローラ33の回転方向上流側(下側)が開放される略凹状に形成されている。
より具体的には、各切欠部67は、各サイドシール66に隣接して外側端縁が形成され、その外側端縁から幅方向内側に所定間隔(たとえば、2〜4mm)を隔てて内側端縁が形成されており、それら外側端縁および内側端縁が、板ばね部材48の下端部の端縁から現像ローラ33の回転方向下流側(上側)に向かって所定長さ(たとえば、1〜2mm)にわたって並行するように、対向配置される背面視略矩形状に形成されている。
2−3−2.圧接部
圧接部49は、上記したように、シリコーンゴムなどの弾性ゴムからなり、板ばね部材48の下端部において、幅方向に沿って延び、後方に向かって突出する突条に形成されている。
この圧接部49は、図7に示すように、幅方向において、各切欠部67の外側端縁より幅方向外側にそれぞれ設けられる第1圧接部68と、その第1圧接部68と幅方向において連続するように隣接され、各切欠部67と現像ローラ33の回転方向下流側(上側)にそれぞれ重なる第2圧接部69と、各第2圧接部69と幅方向において連続するように隣接され、各第2圧接部69に挟まれる第3圧接部70とを備えている。
各第1圧接部68は、板ばね部材48の下端部における、各切欠部67の外側端縁から連続する各切欠部67の幅方向外側部分において、板ばね部材48の幅方向外側端縁部および下端縁部が露出するように配置され、背面視略矩形状に形成されている。また、各第1圧接部68は、図7のC−C線断面図に示すように、上下方向(現像ローラ33の回転方向)に沿う断面形状が、角が湾曲する略細長矩形状に形成されている。
なお、各第1圧接部68に対して幅方向外側(長手方向外側)において、各第1圧接部68から露出する板ばね部材48の幅方向外側端縁部は、後述するブレードシール73の縦帯部分75が貼着される側端露出領域としての側方貼着部71として区画されている。また、各第1圧接部68に対して下側(現像ローラ33の回転方向上流側)において、各第1圧接部68から露出する板ばね部材48の下端縁部は、後述するブレードシール73の横帯部分74が貼着される上流端露出領域としての下方貼着部72として区画されている。
各第2圧接部69は、各切欠部67の形成位置に対応して、板ばね部材48の下端部における各切欠部67の上側端縁(各切欠部67の最深部端縁)から連続する各切欠部67の上方部分に配置され、背面視略矩形状に形成されている。また、各第2圧接部69は、上下方向に沿う断面形状が、図7のD−D線断面図に示すように、角が湾曲する略細長矩形状に形成され、各第1圧接部68の断面形状よりも上下方向長さ(現像ローラ33の回転方向に沿う長さ)が短く形成されている。
第3圧接部70は、板ばね部材48の下端部における、各切欠部67の内側端縁から連続する各第2圧接部69に挟まれる部分に配置され、幅方向に沿って延びる背面視略細長矩形状に形成されている。また、第3圧接部70は、上下方向に沿う断面形状が、図7のE−E線断面図に示すように、角が湾曲し、下端部が前側にやや膨出する略細長矩形状に形成され、各第1圧接部68の断面形状よりも上下方向長さ(現像ローラ33の回転方向に沿う長さ)が長く形成されている。
この圧接部49において、各第1圧接部68、各第2圧接部69および第3圧接部70は、幅方向(長手方向)に沿って連続して形成されている。
各第1圧接部68、各第2圧接部69および第3圧接部70の上端縁は、板ばね部材48における各切欠部67の上側端縁から上方(現像ローラ33の回転方向下流側)へ所定間隔(たとえば、0.1〜0.3mm)を隔てた位置に、幅方向(長手方向)に沿って一直線上に形成されている。つまり、各第1圧接部68、各第2圧接部69および第3圧接部70の上端縁は、面一に形成されている。
一方、各第1圧接部68の下端縁は、板ばね部材48の下端縁から上方へ下方貼着部72を隔てた位置に形成されている。また、各第2圧接部69の下端縁は、板ばね部材48の切欠部67の上側端縁から連続して形成されており、第3圧接部70の下端縁は、板ばね部材48の下端縁から連続して形成されている。
つまり、各第1圧接部68の下端縁に対して、各第2圧接部69の下端縁が上方(現像ローラ33の回転方向下流側)、第3圧接部70の下端縁が下方(現像ローラ33の回転方向上流側)に配置されている。そのため、上下方向に沿う断面形状において、各第1圧接部68、各第2圧接部69および第3圧接部70は、それぞれ互いに異なっている。
また、この圧接部49は、各切欠部67を囲むように設けられており、より具体的には、各切欠部67において、その上側端縁には、第2圧接部69が連続して形成されており、その幅方向外側端縁には、第1圧接部68が、第2圧接部69から連続して切欠部67を囲むように形成されており、その幅方向内側端縁には、第3圧接部70が、第2圧接部69から連続して切欠部67を囲むように形成されている。
2−3−3.ブレードシール
また、この層厚規制ブレード34は、図4および図6に示すように、板ばね部材48の幅方向両端部に設けられる漏れ防止部材の第2シール部材としてのブレードシール73を備えている。
各ブレードシール73は、上記したサイドシール66と同様の、ウレタンスポンジなどの弾性発泡材料から、背面視略L字形状に形成されている。また、その弾性発泡材料の表面(現像ローラ33との対向面)には、上記したサイドシール66と同様の、フェルト材が貼着されている。各ブレードシール73は、より具体的には、幅方向に沿って延びる横帯部分74と、横帯部分74の幅方向外側端部から、上方(現像ローラ33の回転方向下流側)に延びる縦帯部分75とを一体的に備えている。なお、各ブレードシール73は、サイドシール66の厚みよりも薄い所定厚み(たとえば、1.5〜2.0mm)で形成されている。
各ブレードシール73は、板ばね部材48の幅方向両端部に貼着されており、より具体的には、板ばね部材48における各切欠部67の外側端縁から幅方向外側部分(層厚規制ブレード34における現像ローラ33の後述する各シール領域84との対向部分)において、横帯部分74が、第1圧接部68の下側端縁と隙間なく幅方向(長手方向)全幅にわたって当接するように、下方貼着部72に両面テープなどを介して貼着されるとともに、縦帯部分75が、第1圧接部68の幅方向外側端縁と隙間なく当接するように、側方貼着部71に両面テープなどを介して貼着されている。
2−3−4.層厚規制ブレードの取付
層厚規制ブレード34は、図4および図6に示すように、取付部材76によって筐体32に取り付けられている。
取付部材76は、図4および図5に示すように、幅方向に沿って延びる断面略L字形状の鋼板からなるフロントサポート部材77と、幅方向に沿って延びる平板形状の鋼板からなるバックサポート部材78とを備えている。
バックサポート部材78は、その幅方向長さが、フロントサポート部材77のそれよりも短く形成されている。
層厚規制ブレード34は、板ばね部材48の上部が、フロントサポート部材77とバックサポート部材78との間で挟持されることにより、取付部材76に取り付けられている。より具体的には、板ばね部材48は、フロントサポート部材77とバックサポート部材78との間で挟持され、図2に示すように、バックサポート部材78から、板ばね部材48の各ねじ孔65(幅方向両端部の各ねじ孔65を除く。)に挿通され、フロントサポート部材77に固定される複数のビス79によって、フロントサポート部材77とバックサポート部材78との間で固定されている。
一方、筐体32の取付壁63には、図5に示すように、ブレードバックアッパシール82が設けられている。このブレードバックアッパシール82は、ウレタンスポンジなどの弾性発泡材料から、上下方向長さが取付壁63よりも長く、幅方向に延びる背面視細長略矩形状に形成されている。
このブレードバックアッパシール82は、取付壁63における幅方向両端部の各ねじ螺着孔81の間に、その下側略半分部分が取付壁63からはみ出すように、両面テープなどを介して取付壁63の後面64に貼着されている。
さらに、取付壁63の幅方向両端部の下方であって、各シール台座部62の上方の筐体32の後端面には、図6に示すように、ウレタンスポンジなどの弾性発泡材料からなるブレードバックサイドシール83が、両面テープなどを介して貼着されている。
層厚規制ブレード34を挟持する取付部材76は、図5に示すように、取付壁63の幅方向両端部の間においては、バックサポート部材78がブレードバックアッパシール82と対向し、図6に示すように、取付壁63の幅方向両端部においては、フロントサポート部材77の幅方向両端部が取付壁63の各ねじ螺着孔81と対向し、板ばね部材48の幅方向両端部がブレードバックサイドシール83と対向するように配置されている。そして、取付部材76は、層厚規制ブレード34とともに、図6に示すように、フロントサポート部材77の幅方向両端部から、板ばね部材48の幅方向両端部のねじ孔65に挿通され、各ねじ螺着孔81に螺着される固定ねじ80によって、取付壁63に取り付けられている。
このようにして取り付けられた層厚規制ブレード34では、後面64に沿って後側上方から前側下方に傾斜し、その幅方向両端部において、板ばね部材48の下端部が各サイドシール66の上端部に載置され、各ブレードシール73の下端部(現像ローラ33の上流側端部)が各サイドシール66の上端部(現像ローラ33の下流側端部)とそれらの厚み方向において重なるように、板ばね部材48に設けられている各ブレードシール73が、各サイドシール66に対して、現像ローラ33の回転方向下流側(上側)に隣接配置される。
2−4.現像ローラ
現像ローラ33は、図5の仮想線で示すように、そのローラ軸46の軸方向両端部が、筐体32の両側壁40に形成される各軸支持溝61に受け入れられ、それによって、筐体32の両側壁40に回転自在に支持されている。
このようにして支持された現像ローラ33では、図7に示すように、そのゴムローラ47が、幅方向において、各サイドシール66および各ブレードシール73と摺擦されるシール領域84と、各シール領域84と幅方向内側においてそれぞれ隣接され、板ばね部材48の各切欠部67と対向配置される側端部領域85と、各側端部領域85に挟まれる中央領域86とに区画される。
そして、層厚規制ブレード34の圧接部49では、各第1圧接部68が各シール領域84をそれぞれ圧接し、各第2圧接部69が各側端部領域85をそれぞれ圧接し、第3圧接部70が中央領域86を圧接している。
3.実施形態の作用効果
(1) 上記したように、この現像カートリッジ28において、層厚規制ブレード34の板ばね部材48の下端部には、幅方向に沿って圧接部49が設けられており、その各第2圧接部69の形成位置には、各切欠部67が形成されている。そのため、各第2圧接部69にかかる圧力、つまり、各第2圧接部69が各側端部領域85を押圧することにより生じる反力を、各切欠部67によって緩和することができる。その結果、現像ローラ33の各側端部領域85と中央領域86とに対する層厚規制ブレード34の押圧力の差を小さくすることができ、各第2圧接部69の摺擦による削れを低減して、現像ローラ33の各側端部領域85からのトナーの漏れを有効に防止することができる。
しかも、この層厚規制ブレード34には、現像ローラ33の各シール領域84を圧接する各第1圧接部68が設けられているので、各切欠部69においてトナーが滞留しても、各第1圧接部68によって、その滞留するトナーの幅方向外側への移動を阻止することができる。そのため、現像ローラ33の各側端部領域85からのトナーの漏れを、より一層有効に防止することができる。
その結果、層厚規制ブレード34と各ブレードシール73との間のトナーの漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することができる。
(2) さらに、この層厚規制ブレード34では、第2圧接部69および第1圧接部68が、切欠部67を囲うように、切欠部67の上側端縁から幅方向外側端縁へ連続するように設けられている。そのため、切欠部67における上側端縁と幅方向外側端縁との間から、第1圧接部68とブレードシール73との間へ移動するトナーを、第2圧接部69および第1圧接部68によって阻止することができる。そのため、第1圧接部68とブレードシール73との間からのトナーの漏れを防止することができる。
(3) また、この層厚規制ブレード34では、各第1圧接部68が、板ばね部材48の幅方向外側端縁部および下端縁部が露出するように形成されているので、板ばね部材48に対するブレードシール73の接触領域、つまり、側方貼着部71および下方貼着部72を確保することができ、トナーの漏れをより一層防止することができる。
また、この層厚規制ブレード34では、各第1圧接部68の上下方向長さが、各第2圧接部69のそれより長く、第3圧接部70のそれより短く形成されている。そのため、第3圧接部70の中央領域86に対する有効な押圧力を確保して、トナーの確実な層厚規制を達成しつつ、現像ローラ33の各シール領域84、各側端部領域85および中央領域86に対する、層厚規制ブレード34の各第1圧接部68、各第2圧接部69および第3圧接部70の各押圧力の差を小さくすることができる。その結果、各第2圧接部69の摺擦による削れを低減して、現像ローラ33の各側端部領域85からのトナーの漏れを有効に防止することができる。
(4) また、この層厚規制ブレード34では、各第1圧接部68、各第2圧接部69および第3圧接部70が幅方向に沿って連続して形成され、各第2圧接部69の上下方向に沿う断面形状が、各第1圧接部68および第3圧接部70の上下方向に沿う断面形状と異なっている。つまり、各第2圧接部69の断面形状が、各第1圧接部68および第3圧接部70の断面形状に対して、幅方向において、各第1圧接部68および第3圧接部70との境界において不連続で異なるように設けられている。
そのため、第3圧接部70に押圧される中央領域86と、各第2圧接部69に押圧される各側端部領域85との境界が明確になるとともに、各第2圧接部69に押圧される各側端部領域85と、各第1圧接部68に押圧される各シール領域84との境界が明確となり、第2圧接部69に押圧されるトナーの量を、画一的に低減することができる。そのため、各第1圧接部68とブレードシール73との間からのトナーの漏れを、より一層防止することができる。
(5) さらに、各第1圧接部68の断面形状が、第3圧接部70の断面形状とも、異なっているので、第3圧接部70の押圧力を大きくすることができる一方で、各第1圧接部68の押圧力を小さくすることができる。そのため、トナーの確実な層厚規制を達成しつつ、各第2圧接部69の摺擦による削れを低減して、現像ローラ33の各側端部領域85からのトナーの漏れを有効に防止することができる。
(6) また、この層厚規制ブレード34では、各切欠部67が、下側が開放される略凹状に形成されているので、各切欠部67を簡易に形成しつつ、各第2圧接部69にかかる圧力を、確実に緩和することができる。
(7) また、ブレードシール73が、第1圧接部68と当接するように、板ばね部材48の側方貼着部71および下方貼着部72に配置されているので、トナーの第1圧接部68から幅方向外側への移動を、確実に阻止することができる。そのため、現像ローラ33の各側端部領域85からのトナーの漏れを、より一層有効に防止することができる。
(8) また、この現像カートリッジ28では、開口部36の幅方向両端部において、サイドシール66およびブレードシール73が、それぞれ設けられているので、層厚規制ブレード34における各切欠部67の外側端縁から幅方向外側部分に対して、下側においては、各サイドシール66によってトナーの漏れが防止され、層厚規制ブレード34における各切欠部67の外側端縁から幅方向外側部分において、側方貼着部71および下方貼着部72では、ブレードシール73によってトナーの漏れが防止される。そのため、これらサイドシール66およびブレードシール73によって、現像ローラ33の軸方向外側へのトナーの漏れを、確実に防止することができる。
(9) また、ブレードシール73の横帯部分74は、第1圧接部68の下側端縁と隙間なく幅方向全幅にわたって当接しているので、第1圧接部68とブレードシール73との間に沿って幅方向外側へ向かうトナーの移動を、阻止することができる。そのため、より確実に現像ローラ33の軸方向外側へのトナーの漏れを、確実に防止することができる。
(10) また、各ブレードシール73の下端部と各サイドシール66の上端部とが、それらの厚み方向において重なっているので、各ブレードシール73と各サイドシール66との間からのトナーの漏れを有効に防止することができる。
(11) そして、このような現像カートリッジ28を備えるプロセスユニット19、さらにはそのプロセスユニット19を備えるレーザプリンタ1では、トナーの漏れを効果的に防止することができる。
4.変形例
図8は、現像カートリッジの他の実施形態の筐体の後方から見た斜視図、図9は、図8に示す筐体の背面図、図10は、図9のF−F線断面図、図11は、図9に示す層厚規制ブレードの背面図を示す。以下、図8ないし図11を参照して、現像カートリッジ28の変形例について説明する。なお、以下の説明において、上記した部材と同様の部材には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
図3ないし図7に示す現像カートリッジ28では、層厚規制ブレード34において、圧接部49の第1圧接部68を、板ばね部材48の下端部における、各切欠部67の外側端縁から連続する各切欠部67の幅方向外側部分において、板ばね部材48の幅方向外側端縁部(側方貼着部71)および下端縁部(下方貼着部72)が露出するように設けるとともに、背面視略L字形状のブレードシール73を、その縦帯部分75が側方貼着部71に貼着され、その横帯部分74が下方貼着部72に貼着されるように、設けたが、第1圧接部68およびブレードシール73を、次のように設けることもできる。
4−1.第1圧接部
すなわち、図11に示すように、各第1圧接部68は、板ばね部材48の下端部における、各切欠部67の外側端縁から連続する各切欠部67の幅方向外側部分において、板ばね部材48の幅方向外側端縁部の大部分が露出するように、各切欠部67の外側端縁に沿って細幅に形成されている。また、各第1圧接部68は、上下方向に沿う断面形状が、図11のG−G線断面図に示すように、角が湾曲する略細長矩形状に形成されている。
なお、各第1圧接部68に対して幅方向外側において、各第1圧接部68から露出する板ばね部材48の幅方向外側端縁部は、ブレードシール73が貼着される側方貼着部71として区画されている。
この圧接部49では、上記と同様に、各第1圧接部68、各第2圧接部69および第3圧接部70の上端縁は、面一に形成されている。
一方、各第1圧接部68および第3圧接部70の下端縁は、板ばね部材48の下端縁から連続して形成されている。また、各第2圧接部69の下端縁は、板ばね部材48の切欠部67の上側端縁から連続して形成されている。つまり、各第1圧接部68および第3圧接部70の下端縁に対して、各第2圧接部69の下端縁が上方に配置されている。そのため、上下方向に沿う断面形状において、図11のG−G線断面図、H−H線断面図およびI−I線断面図に示すように、各第1圧接部68および第3圧接部70は、同一形状に形成され、それら各第1圧接部68および第3圧接部70と、各第2圧接部69とは、異なる形状に形成されている。
また、この圧接部49では、上記と同様に、各切欠部67を囲むように設けられており、より具体的には、各切欠部67において、その上側端縁には、第2圧接部69が連続して形成されており、その幅方向外側端縁には、第1圧接部68が、第2圧接部69から連続して切欠部67を囲むように形成されており、その幅方向内側端縁には、第3圧接部70が、第2圧接部69から連続して切欠部67を囲むように形成されている。
4−2.ブレードシール
各ブレードシール73は、図8および図9に示すように、背面視略矩形状に形成され、板ばね部材48の幅方向両端部に貼着されている。
より具体的には、板ばね部材48における各切欠部67の外側端縁から幅方向外側部分(層厚規制ブレード34における現像ローラ33の各シール領域84との対向部分)において、第1圧接部68の幅方向外側端縁と隙間なく当接するように、側方貼着部71に両面テープなどを介して貼着されている。
そして、このような層厚規制ブレード34が取り付けられると、図10に示すように、その幅方向両端部において、板ばね部材48の下端部が各サイドシール66の上端部に載置され、各ブレードシール73の下端部が各サイドシール66の上端部とそれらの厚み方向において重なるように、板ばね部材48に設けられている各ブレードシール73が、各サイドシール66に対して、上側に隣接配置される。
4−3.変形例の作用効果
図8ないし図11に示す現像カートリッジ28においても、「3.実施形態の作用効果」に記載される(1)、(2)、(4)、(6)、(10)および(11)の作用効果を奏することができる。
(12) さらに、図8ないし図11に示す現像カートリッジ28では、ブレードシール73が、第1圧接部68の幅方向外側端縁と隙間なく当接するように、板ばね部材48の幅方向外側部分の側方貼着部71に、両面テープなどを介して貼着されている。そのため、トナーの第1圧接部68から幅方向外側への移動を、確実に阻止することができる。そのため、現像ローラ33の各側端部領域85からのトナーの漏れを、より一層有効に防止することができる。
つまり、図8ないし図11に示す現像カートリッジ28でも、開口部36の幅方向両端部において、サイドシール66およびブレードシール73が、それぞれ設けられているので、層厚規制ブレード34における各切欠部67の外側端縁から幅方向外側部分に対して、下側においては、各サイドシール66によってトナーの漏れが防止され、層厚規制ブレード34における各切欠部67の外側端縁から幅方向外側部分においては、ブレードシール73によってトナーの漏れが防止される。そのため、これらサイドシール66およびブレードシール73によって、現像ローラ33の軸方向外側へのトナーの漏れを、確実に防止することができる。
また、この図8ないし図11に示す現像カートリッジ28では、第1押圧部68の幅方向外側端縁とブレードシール73との間にトナーが侵入しても、現像ローラ33の回転方向に沿ってそれらの間をトナーが移動する経路と、サイドシール66とブレードシール73との間をトナーが移動する経路とに、トナーが漏れる経路を分離することができる。そのため、筐体32外へトナーが漏れることを、有効に抑制することができる。
4−4.他の変形例
以上の説明では、本発明の画像形成装置として、ドラムカートリッジ27に現像カートリッジ28が着脱自在に装着されるプロセスユニット19を備えるレーザプリンタ1を例示したが、本発明の画像形成装置は、これに限らず、たとえば、本体ケーシング2に感光ドラム29が設けられており、その本体ケーシング2に直接着脱される現像カートリッジ28を備えるレーザプリンタでもよく、さらには、上記したモノクロレーザプリンタに限らず、各種タイプ(4サイクルタイプ、中間転写型タンデムタイプ、直接転写型タンデムタイプなど)のカラーレーザプリンタでもよい。
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。 図2は、図1に示すレーザプリンタのドラムカートリッジを示す要部側断面図である。 現像カートリッジの筐体の後方から見た斜視図である。 図3に示す筐体の背面図である。 図4のA−A線断面図である。 図4のB−B線断面図である。 図4に示す層厚規制ブレードの背面図を示す。 現像カートリッジの他の実施形態の筐体の後方から見た斜視図である。 図8に示す筐体の背面図である。 図9のF−F線断面図である。 図9に示す層厚規制ブレードの背面図を示す。
符号の説明
1 レーザプリンタ
3 用紙
19 プロセスユニット
20 定着部
28 現像カートリッジ
32 筐体
33 現像ローラ
34 層厚規制ブレード
36 開口部
48 板ばね部材
49 圧接部
66 サイドシール
67 切欠部
68 第1圧接部
69 第2圧接部
70 第3圧接部
71 側方貼着部
72 下方貼着部
73 ブレードシール
84 シール領域
85 側端部領域
86 中央領域

Claims (15)

  1. 現像剤を収容し、長手方向に延びる開口部が形成される筐体と、
    前記開口部から露出するように前記筐体に回転可能に設けられ、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記筐体の長手方向両端部に配置され、前記筐体外への現像剤の漏れを防止するための漏れ防止部材と、
    前記現像剤担持体の表面を圧接して、前記現像剤担持体の表面に現像剤の薄層を形成するための層厚規制部材とを備え、
    前記現像剤担持体は、その長手方向において、
    各前記漏れ防止部材とそれぞれ摺擦されるシール領域と、
    各前記シール領域と前記現像剤担持体の長手方向内側においてそれぞれ隣接する側端部領域と、
    各前記側端部領域に挟まれる中央領域とを備え、
    前記層厚規制部材は、
    前記開口部の長手方向に沿って延びる薄板形状に形成され、その長手方向と直交する前記現像剤担持体の回転方向の下流側端部が前記筐体に固定され、前記現像剤担持体の回転方向の上流側端部が自由端となる薄板部材と、
    前記薄板部材の自由端に設けられ、前記現像剤担持体に対して近接する方向に向かって突出する突出部材とを備え、
    前記突出部材は、
    各前記シール領域をそれぞれ圧接する第1圧接部と、各前記側端部領域をそれぞれ圧接する第2圧接部と、前記中央領域を圧接する第3圧接部とを備え、
    前記薄板部材の自由端における各前記第2圧接部の形成位置には、前記自由端の端縁から前記現像剤担持体の回転方向下流側に向かって切り欠かれる切欠部が形成されていることを特徴とする、現像装置。
  2. 各前記第2圧接部は、少なくとも、各前記切欠部の最深部端縁に設けられ、
    各前記第1圧接部は、少なくとも、各前記第2圧接部から連続して各前記切欠部を囲むように、各前記切欠部の長手方向外側端縁に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 各前記第1圧接部は、前記自由端の端縁が露出するように形成されており、
    各前記第2圧接部は、前記現像剤担持体の回転方向に沿う長さが、各前記第1圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う長さよりも短く形成されており、
    前記第3圧接部は、前記現像剤担持体の回転方向に沿う長さが、各前記第1圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う長さよりも長く形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 各前記第1圧接部、各前記第2圧接部および前記第3圧接部は、長手方向に沿って連続して形成されており、
    各前記第2圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う断面形状が、各前記第1圧接部および前記第3圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う断面形状と、異なっていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 各前記第1圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う断面形状が、前記第3圧接部における前記現像剤担持体の回転方向に沿う断面形状と、異なっていることを特徴とする、請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記切欠部が、前記現像剤担持体の回転方向上流側が開放される凹状に形成されていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記薄板部材は、
    各前記第1圧接部に対して長手方向外側において、各前記第1圧接部から露出する側端露出領域と、
    各前記第1圧接部に対して前記現像剤担持体の回転方向上流側において、各前記第1圧接部から露出する上流端露出領域とを備えており、
    前記漏れ防止部材は、前記第1圧接部と当接するように、前記側端露出領域および前記上流端露出領域に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 前記漏れ防止部材は、
    前記層厚規制部材における各前記シール領域との対向部分に対して、前記現像剤担持体の回転方向上流側にそれぞれ隣接配置される第1シール部材と、
    前記層厚規制部材における各前記シール領域との対向部分において、前記第1圧接部と当接するように、前記側端露出領域および前記上流端露出領域に配置され、各前記第1シール部材とそれぞれ隣接配置される第2シール部材とを備えていることを特徴とする、請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記第2シール部材は、前記第1圧接部に対して、長手方向全幅で当接していることを特徴とする、請求項8に記載の現像装置。
  10. 前記第1シール部材における前記現像剤担持体の回転方向下流側端部と、前記第2シール部材における前記現像剤担持体の回転方向上流側端部とが、それらの厚み方向において重なっていることを特徴とする、請求項8または9に記載の現像装置。
  11. 前記漏れ防止部材は、
    前記層厚規制部材における各前記シール領域との対向部分に対して、前記現像剤担持体の回転方向上流側にそれぞれ隣接配置される第1シール部材と、
    前記層厚規制部材における各前記シール領域との対向部分において、各前記第1シール部材とそれぞれ隣接するように配置される第2シール部材とを備えていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置。
  12. 前記第1シール部材における前記現像剤担持体の回転方向下流側端部と、前記第2シール部材における前記現像剤担持体の回転方向上流側端部とが、それらの厚み方向において重なっていることを特徴とする、請求項11に記載の現像装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の現像装置と、
    前記現像装置の前記現像剤担持体に担持されている現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像が担持される像担持体と
    を備えていることを特徴とする、像担持体装置。
  14. 請求項13に記載の像担持体装置と、
    前記像担持体装置の前記像担持体に担持されている現像剤像を、記録媒体に定着させるための定着手段と
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  15. 請求項1ないし12のいずれかに記載の現像装置と、
    前記現像装置の前記現像剤担持体に担持されている現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像が担持される像担持体と、
    前記像担持体に担持されている現像剤像を、記録媒体に定着させるための定着手段と
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
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