JP2007291663A - 建物の内装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】内装仕上材を着脱可能な内装仕上材の取付構造を備えた建物において、内装仕上材の着脱によって生じる内装仕上材内への給電のための作業を容易にすることができる内装構造を有する建物を提供すること。
【解決手段】建物における内装面の下地を構成する内装下地材11と、内装下地材11に固定された内装受部材15,16と、パネル状に形成され、内装受部材15,16に着脱可能に取り付けられて内装面を構成する複数の内装仕上材10とを備える。そして、内装受部材15,16に、電源に接続された導電部24を設け、内装仕上材10の少なくとも1つに、内装仕上部材10を内装受部材15,16へ取り付けることにより導電部24と電気的接続がされる導電接続部37を設けるとともに、導電接続部37と電気的に接続されたコンセント33等の電気機器を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の内装構造に関するものである。
住宅等のリフォームをする際には、壁などに施工された内装仕上材を容易に取り替えることが望まれている。従来、内装仕上材を容易に取り替えることができる内装仕上材の取付構造としては、特許文献1に記載のものが提案されている。
特許文献1では、内装仕上材はパネル状に形成され、その裏面には嵌挿孔が設けられている。また、内装下地材には、突起部を有する受部材が固定されている。そして、受部材の突起に内装仕上材の嵌挿孔を押しこむことにより、内装仕上材が内装下地材に取り付けられている。
特許文献1に記載の内装仕上材の取り付け構造では、内装仕上材の取り替えを容易に行うことができる。しかしながら、内装仕上材の取替えに伴って、コンセントの取り付け等の電気工事を行う必要が生じた場合には、ユーザー自身が行うことは容易ではない。
特開2005−36573号公報
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、内装仕上材を着脱可能な内装仕上材の取付構造を備えた建物において、内装仕上材の着脱によって生じる内装仕上材内への給電のための作業を容易にすることができる内装構造を有する建物を提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施の形態において対応する構成例を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
本発明においては、建物における内装面の下地を構成する内装下地材(内装下地材11、41)と、前記内装下地材に固定された内装受部材(第1内装受部材15、第2内装受部材16、スライドガイド42)と、パネル状に形成され、前記内装受部材に着脱可能に取り付けられて前記内装面を構成する複数の内装仕上材(内装仕上材10,40)とを備えている。そして、前記内装受部材に、電源に接続された導電部(導電接続部24,47)を設け、前記内装仕上材の少なくとも1つに、当該内装仕上部材を前記内装受部材へ取り付けることにより前記導電部と電気的接続がされる導電接続部(導電接続部37、54)を設けるとともに、前記導電接続部と電気的に接続された電気機器(照明機器32,53、コンセント33)を設けることを特徴としている。
これによると、内装仕上部材に設けられた電気機器は、内装仕上材を内装受部材へ取り付けることにより電源に接続されることとなる。これにより、特別な電気工事等をすることなく、内装仕上材に設けられた電気機器に給電することが可能となる。
前記内装仕上材および前記内装受部材の一方に設けられた突部(突出部14)と他方に設けられた凹部(挿嵌穴13)とを嵌合させることにより、前記内装仕上材を前記内装受部材に取り付けることが望ましい。これにより、突部と凹部という簡易な構成で内装仕上材を内装受部材に取り付けることができる。
前記凹部に、その周縁部から内方に突出した係止部(凸部25)を形成するとともに、前記突部に、その周縁部から内方に窪んだ被係止部(凹部28)を形成し、前記係止部を前記被係止部に係止させて、前記突部を前記凹部に嵌合し、前記係止部と前記被係止部との係止部位において、前記導電部と前記導電接続部とを電気的に接続することが望ましい。導電部と導電接続部との接続が係止部と被係止部との係合部位で行われるので、導電部と導電接続部との接続の確実性を高めることができる。
前記内装受部材を長尺状に形成し、当該内装受部材に長手方向に延びる溝状のガイド部(ガイド部45)を設け、当該溝状のガイド部の溝底部(底面部44)同士を対向させて前記内装下地材上に平行に複数本固定し、前記対向するガイド部間で前記内装仕上材をスライドさせることにより、前記内装仕上材を前記内装受部材の所定位置に取り付けることが望ましい。これにより、内装仕上材の内装受部材への取り付けを簡易に行うことができる。
前記溝状のガイド部に、その溝底部から突出して長手方向に延びる係合部(導電接続部47)を形成するとともに、前記パネル状の内装仕上材の側辺部に、前記係合部と係合可能な係合溝(係合溝50)を形成し、前記係合部と前記係合溝と係合させて、前記内装仕上材を前記内装受材に取り付け、前記係合部と前記係合溝との係合部位において、前記導電部と前記導電接続部とを電気的に接続することが望ましい。導電部と導電接続部との接続が係合部と係合溝との係合部位で行われるので、導電部と導電接続部との接続の確実性を高めることができる。
前記内装受部材の室側に、長手方向に延びて開口する開口部(開口部65)を有する溝部(受電ガイド60)を設け、当該溝部内に、電気機器(受電ジョイント62)の接続端子(導電接続部71)が挿入されることにより当該電気機器に通電可能な溝内通電部(導電部67)を長手方向に沿って設けることが望ましい。これにより、長手方向の任意位置に電気機器を接続することが可能となり、利便性が向上する。
前記電気機器は、当該内装仕上材における室側の表面から電気を取り出すためのコンセント(コンセント33)であることが望ましい。これにより、コンセントが設けられた内装仕上材の取り付け位置を変更することにより、内装面におけるコンセントの位置を変更することが可能となる。
前記内装仕上材に光透過性材(樹脂板35,49)を設けるとともに、前記電気機器を、光透過性材の前記内装下地材側に配置した照明機器(照明機器32,53)とすることが望ましい。これにより、照明機器が設けられた内装仕上材の内装面における取り付け位置を変更することにより、照明位置を変更することが可能となる。
前記建物は複数の建物ユニット(建物ユニット21)から構成されており、前記内装下地材及び内装受部材は予め前記建物ユニットに固定されていることが好ましい。これにより、内装受部材を建物の施工現場にて内装下地材に固定する工程を低減でき、施工期間を短縮することができる。また、内装受部材を建物ユニットに工業的生産過程により取り付けることが可能となるので、取り付け位置の精度を高めることも可能となる。
[第1実施形態]
以下に、本発明を具体化した第1の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態における建物の内装仕上材の取付構造を示す一部分解斜視図である。図2は、内装仕上材及び内装受部材の取付構造を示す断面図である。図3は、建物ユニットの結合部における内装受部材の取付構造を示す断面図である。図4は、内装受部材と内装仕上材の結合部分における要部拡大断面図である。
本実施形態における内装仕上材10の取付構造は、ユニット建物を構成する建物ユニットの室内空間における内壁において適用されるものである。図1及び図2に示すように、内装仕上材10は、石膏ボード製の内装下地材11上に固定された内装受壁12に取り付けられている。内装受壁12には、所定間隔で複数個の挿嵌穴13が形成されている。内装仕上材10は、正方形のパネル状に形成されており、この内装仕上材10の裏面には、挿嵌穴13と同様の間隔で突出部14が複数個設けられている。そして、内装仕上材10の突出部14を内装受壁12の挿嵌穴13に挿嵌するようにして、複数の内装仕上材10が内装受壁12に取り付けられている。
次に、内装受壁12及び内装仕上材10の詳細について説明する。内装受壁12は、図2に示されるように、第1内装受部材15と第2内装受部材16とで構成されている。第1内装受部材15および第2内装受部材16は、樹脂により長方形のパネル状に形成されている。そして、両内装受部材15,16はそれぞれ等しい大きさ、厚さで形成されている。両内装受部材15,16には、その横方向両端部において厚さ方向に段差部17,18が設けられている。第1内装受部材15においては、段差部17は内装仕上材10が固定される側(室側)を横方向の端辺に沿って切り欠くようにして形成されている。一方、第2内装受部材16においては、段差部18は内装下地材11に固定される側(下地側)を横方向の端辺に沿って切り欠くようにして形成されている。各段差部17,18の切欠きの厚さ方向の深さは、各内装受部材の厚さの半分とされている。また、これら両内装受部材15,16の段差部17,18における切欠きの横幅は等しく形成されている。
第1内装受部材15の段差部17には、室側から下地側に向けて窪んだ結合穴19が第1内装受部材15の高さ方向に等間隔で3個形成されている。また、第2内装受部材16の段差部18には、室側から下地側に向けて突出した結合突起20が第2内装受部材16の高さ方向に等間隔で3個形成されている。これら結合穴19及び結合突起20は、両者が嵌合可能な形状に形成されている。そして、これらは両内装受部材15,16の高さ方向の対応する位置に形成されている。そして、第2内装受部材16の結合突起20が第1内装受部材15の結合穴19に挿嵌されることにより、第1内装受部材15と第2内装受部材16とが接続されている。
上述の通り、第1及び第2の内装受部材15,16の両段差部17,18の切欠きの厚さ方向の深さは、各内装受部材の厚さの半分とされている。また、これら両内装受部材15,16の段差部17,18における切欠きの横幅は等しく形成されている。これにより、第2内装受部材16の結合突起20を第1内装受部材15の結合穴19に挿嵌して第1内装受部材15と第2内装受部材16とを接続すると、隙間及び段差なく両内装受部材15,16を接続することが可能となっている。そして、第1内装受部材15及び第2内装受部材16の段差部17,18同士を重ね合わせるようにして、横方向に交互に複数個配列するとともに、それらを複数行配列することで、内装受壁12が構成されるようになっている。これら両内装受部材15,16は、ビスもしくは接着剤等で下地受壁に固定されている。また、両内装受部材15,16の内装下地材11への固定は、建物ユニット21を工場で生産する際に行われる。
なお、図3に示すように、ユニット建物を構成する建物ユニット21の結合部には、所定の大きさの隙間22が生じる。この部分における内装受部材は、建物の施工現場で固定される。
第1及び第2の内装受部材15,16には、その室側の面に複数個の挿嵌穴13が形成されている。図1に示すように、挿嵌穴13は縦横等間隔に設けられ、本実施形態では、1枚の内装受部材につき縦横3個ずつ設けられている。そして、複数の内装受部材15,16が組み合わされて構成された内装受壁12においても、挿嵌穴13は縦横等間隔形成されるようになっている。
図4に示すように、第1及び第2の内装受部材15,16は、その内部に導電体23を有している。この導電体23は、第1及び第2の内装受部材15,16の横方向の端部面において、相互に接続されるようになっている。この導電体23は挿嵌穴13に形成されている導電接続部24に接続されており、建物内における電源から導電接続部24に接続された電気機器等に給電可能となっている。導電接続部24は導電性金属で形成されており、その一部が挿嵌穴13の内径方向に突出した凸部25を形成して樹脂製の内装受部材に一体的に形成されている。導電接続部24は、各挿嵌穴13に2つ設けられており、その一方が電源の正極に、他方が電源の負極にそれぞれ接続されている。
パネル状の複数の内装仕上材10の裏面(下地材側の面)には、内装受壁12に形成された挿嵌穴13と同じ間隔で複数個の突出部14が等間隔に形成されている。図4に示すように、突出部14の先端部には、その突出方向に対して直交方向に貫通する空隙26が設けられて、一対の脚部27が形成されている。一対の脚部27は、その間に空隙26が形成されることにより、空隙26方向に縮径可能となっている。両脚部27の外径縁部には、内径方向に窪んだ凹部28が形成されている。凹部28は、突出部14が挿嵌穴13に挿入された状態において、挿嵌穴13の凸部25に対応する位置に形成されており、突出部14が挿嵌穴13に挿入された際に凸部25が凹部28に嵌るようになっている。両脚部27の先端部は、その外側面を面取りしてテーパー状に形成されている。また、両脚部27の凹部28における先端部側もテーパー状に形成されている。これにより、突出部14を挿嵌穴13に挿入し易くするとともに、突出部14を抜き出す際にも抜き出し易いようにされている。
両脚部27の凹部28における自然状態の径方向外寸は、挿嵌穴13における2つの凸部25間の内寸よりも若干大きく形成されている。これにより、内装仕上材10の突出部14を内装受部材の挿嵌穴13に挿嵌した状態において、突出部14の両脚部27が内径側に縮径して変形した状態となっている。そして、両脚部27の変形による復元力により、凹部28が凸部25に圧接するようになっている。
本実施形態においては、内装仕上材10として第1から第3の内装仕上材29〜31が用いられている。第1内装仕上材29は、内部に電気機器を有しない一般的な内壁パネルである。第2内装仕上材30は、その内部にLED等の照明機器32を有している照明ユニット壁である。また、第3内装仕上材31は、室側の面にコンセント33が設けられた電源ユニット壁である。各内装仕上材29〜31は、それぞれ同一の大きさの正方形に形成された樹脂製の枠体34の両面に、樹脂板35,36を取り付けて形成されている。そして、下地側の樹脂板36には、上述した突出部14が形成されている。
第1内装仕上材29の突出部14は全体が樹脂で形成されており、導電接続部24からの通電を絶縁している。また、室側の樹脂板35は様々なデザイン、色彩が施され、意匠性が高められている。
図4に示すように、第2内装仕上材30の突出部14には、その両脚部27の凹部28に一部を露出させるようにして導電性金属で形成された導電接続部37が突出部14と一体的に形成されている。そして、突出部14が挿嵌穴13に嵌合された状態で、突出部14及び挿嵌穴13の両導電接続部24,37が接続されるようになっている。第2内装仕上材30の内部には、導電接続部37に接続された照明機器32が配設されている。そして、この照明機器32は、内装受部材15,16から給電されるようになっている。第2内装仕上材30の室側の樹脂板35は、透明もしくは乳白色等のものが用いられており、照明機器32の光が室側に透過するようになっている。なお、第2内装仕上材30の突出部14には、その全てに照明機器32を接続することが可能であるが、その一部のみに照明機器32を接続するようにしてもよい。その場合には、照明機器32が接続されていない突出部14は、第1内装仕上材29の突出部14と同様、導電接続部37を一体形成せずに樹脂のみで形成される。
第3の内装仕上材31の複数の突出部14のうちの一つには、第2内装仕上材30の突出部14と同様の構成で、導電接続部37が一体形成されている。そして、第3内装仕上材31の室側の樹脂板35には、電気を取り出すためのプラグの差込口であるコンセント33が設けられている。コンセント33は、第3内装仕上材31内において、導電接続部37に接続され、内装受部材15,16から給電されるようになっている。第3内装仕上材31の他の突出部14は、導電接続部37を一体形成せずに樹脂で形成されている。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
本実施形態の内装仕上材10は、その裏面側に設けられた突出部14を内装受壁12の挿嵌穴13に嵌合させることにより取付けられている。これにより、突出部14と挿嵌穴13という簡易な構成で内装仕上材10を内装受壁12に取り付けることができる。
本実施形態では、導電接続部37が設けられた第2及び第3の内装仕上材30,31の突出部14を導電接続部24が設けられた内装受部材の挿嵌穴13に挿入することにより、第2及び第3の内装仕上材31,32内の導電接続部37が内装受部材の導電部を介して電源に接続される。これにより、特別な電気工事等をすることなく、第2及び第3の内装仕上材31,32内の照明機器32やコンセント33等の電気機器に給電することが可能となる。
本実施形態では、突出部14が挿嵌穴13に挿入された状態において、第2及び第3の内装仕上材31,32の突出部14に形成された凹部28に内装受部材15,16の挿嵌穴13に形成された凸部25が嵌るようになっている。また、この凸部25と凹部28にはそれぞれ導電接続部24,37が形成されている。これにより、両導電接続部24,37は凸部25と凹部28との嵌合位置において接続されることとなる。この結果、両導電接続部24,37の接続の確実性を高めることが可能となる。また、本実施形態では、突出部14の先端には、その突出方向に対して直交方向に貫通する空隙26が設けられて、一対の脚部27が形成されている。そして、上記凸部25と凹部28とが嵌合した状態においては、突出部14の両脚部27が内径側に縮径して変形した状態となっている。そして、両脚部27の変形による復元力により、凹部28が凸部25に圧接するようになっている。これにより、両導電接続部24,37が圧接した状態となるので、両導電接続部24,37の接続の確実性をより高めることが可能となる。
本実施形態では、内部に照明機器32を有している照明壁である第2内装仕上材30が設けられている。これにより、第2内装仕上材30の内装受壁12に対する取り付け位置を変更することで、壁面照明の位置を変更することができる。
本実施形態では、室側の面にコンセント33が設けられた電源ユニット壁である第3内装仕上材31が設けられている。これにより、第3内装仕上材31の内装受壁12に対する取り付け位置を変更することで、コンセント33位置を変更することができる。
本実施形態における内装仕上材10及び内装受部材15,16は、建物ユニット21を結合して構成されたユニット建物に適用されている。そして、内装受部材15,16は予め工場において建物ユニット21に固定されている。これにより、内装受部材15,16を建物の施工現場にて内装下地材11に固定する工程を低減でき、施工期間を短縮することができる。また、内装受部材15,16を建物ユニット21に工業的生産過程により取り付けることが可能となるので、取り付け位置の精度を高めることも可能となる。
本実施形態では、内部に電気機器を有しない第1内装仕上材29が設けられている。そして、この第1内装仕上材29においては、裏面の突出部14全体が樹脂で形成されており、導電接続部24からの通電を絶縁している。また、第2及び第3の内装仕上材31,32において、電気機器が接続されていない突出部14は導電接続部37をモールドせずに樹脂のみで形成されている。これにより、内装受部材の挿嵌穴13の導電接続部24が絶縁体で塞がれることとなり、安全を確保することができる。
[第2実施形態]
次に本発明を具体化した第2の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図5は、第2実施形態における建物の内装仕上材の取付構造を示す一部分解斜視図である。図6は、下地受部材及び内装下地材の取付構造を示す断面図である。図7は、内装仕上材を裏面から見た斜視図である。
本実施形態における内装仕上材40の取付構造は、ユニット建物を構成する建物ユニットの室内空間における内壁において適用されるものである。図5及び図6に示すように、石膏ボード製の内装下地材41に複数の長尺状のスライドガイド42が平行に固定されている。そして、隣接するスライドガイド42間に内装仕上材40が取付けられている。
次に、スライドガイド42及び内装仕上材40の詳細について説明する。スライドガイド42は、樹脂製の長尺材により形成されている。スライドガイド42は、内壁面上端から下端まで縦に延びるように内装下地材41にビス等で固定されている。なお、スライドガイド42の内装下地材41への固定は、建物ユニットを工場で生産する際に行われる。
このスライドガイド42は、所定の間隔で平行に複数設けられている。スライドガイド42の下地側及び室側には、隣接するスライドガイド42に向けて突出したガイド壁部43が縦方向に延びるように形成されている。下地側及び室側の両ガイド壁部43とそれらを接続する底面部44とで形成された溝により、ガイド部45が形成されている。ガイド部45は1本のスライドガイド42について、横方向に隣接する左右の両スライドガイド42に向けて形成されている。すなわち、1本のスライドガイド42の左右両側面にガイド部45が形成されている。このガイド部45は、内装仕上材40の厚さ方向の動きを規制するとともに、内装仕上材40を隣接するスライドガイド42間でスライドさせて取り付ける際のガイドの役割をなしている。
ガイド部45には、ガイド部45の底面部44から隣接するスライドガイド42に向けて突出して延びる導電性金属で形成された導電接続部47が設けられている。この導電接続部47は、両ガイド壁部43間の中央に両ガイド壁部43と平行に縦方向に延びるように形成されている。
スライドガイド42における左右両ガイド部45の底面部44間は中空となっている。そして、この中空の部位には導電体46が配設されている。この導電体46は、導電接続部47に接続されており、建物内における電源から導電接続部47に接続された電気機器等に給電可能となっている。スライドガイド42に設けられた両導電接続部47は、その一方が電源の正極に、他方が電源の負極に接続されている。
室側のガイド壁部43及び導電接続部47の一部は、所定の長さに亘って欠落している。具体的には、スライドガイド42上端より35cmの位置から約30cmに亘って欠落している。
所定間隔で配設されたスライドガイド42間には、内装仕上材40が配設されている。内装仕上材40は正方形のパネル状で、隣接するスライドガイド42のガイド部45の間隔に対応した大きさ(本実施形態では50cm)に形成されている。内装仕上材40は、正方形に形成された樹脂製の枠体48の両面に、樹脂板49を取り付けて形成されている。そして、図6及び図7に示すように、内装仕上材40の側辺のうちの対向する2辺には、その厚み方向の中央において導電接続部47と係合可能な係合溝50が形成されている。
図7に示すように、内装仕上材40裏面側の側辺は、その一部が切り欠かれている。切り欠き長さは、内装仕上材40の上下両端部から約10cmとされ、切り欠きの幅はスライドガイド42のガイド壁部43の幅とされている。これにより、スライドガイド42の室側のガイド壁部43及び導電接続部47の欠落部から内装仕上材40をガイド部45内に配置することが可能となる。そして、隣接するスライドガイド42のガイド部45間に配置された内装仕上材40をガイド部45に沿って順次スライドさせることで隣接するスライドガイド42間に複数の内装仕上材40を取り付けることが可能となっている。なお、隣接するスライドガイド42間に最後の1枚の内装仕上材40を配置する場合は、その時点で一番上に配置されている内装仕上材40を、その一部が天井よりも上方に位置するまでスライドさせて持ち上げ、その状態で最後の1枚をスライドガイド42間に配置する。その後、一番上方に位置する内装仕上材40を下方に下ろしてくれば隣接するスライドガイド42間において、床上から天井に至るまで内装仕上材40を取り付けることができる。
本実施形態において内装仕上材40としては第1および第2の内装仕上材51,52が用いられている。第1内装仕上材51は、内部に電気機器を有しない一般的な内壁パネルである。第2内装仕上材52は、その内部に照明機器53を有している照明ユニット壁である。
第1内装仕上材51においては、係合溝50全体が樹脂で形成されており、係合溝50において導電接続部47からの通電を絶縁している。また、室側の樹脂板49は様々なデザイン、色彩が施され、意匠性が高められている。
第2内装仕上材52においては、係合溝50に一部を露出させた状態で導電性金属で形成された導電接続部54が樹脂製の枠体48に一体形成されている。そして、第2内装仕上材52が隣接するスライドガイド42間に配置された状態において、スライドガイド42のガイド部45及び第2内装仕上材52の係合溝50における両導電接続部47,54が接続されるようになっている。第2内装仕上材52の内部には、導電接続部54に接続された照明機器53が配設されている。そして、この照明機器53は、スライドガイド42の導電接続部47から給電されるようになっている。第2内装仕上材52の室側の樹脂板49は、透明もしくは乳白色等の樹脂板49が用いられており、照明機器53の光が室側に透過するようになっている。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
本実施形態では、隣接するスライドガイド42における対向したガイド部45間に内装仕上材40を配置し、この内装仕上材40をガイド部45間でスライドさせることにより、内装仕上材40が取り付けられている。これにより、内装仕上材40の取り付けを簡易に行うことが可能となる。
本実施形態では、第2内装仕上材52の側辺に設けられた係合溝50内の導電接続部54と、スライドガイド42におけるガイド部45の底面部44に突出して形成された導電接続部47とは、第2内装仕上材52が隣接するスライドガイド42間に配置された状態において接続されるようになっている。このように、突起状の導電接続部47と係合溝50内の導電接続部54との係合部位において両導電接続部47,54を接続させることにより、接続の確実性を高めることができる。
本実施形態では、内部に照明機器53を有している照明壁である第2内装仕上材52が設けられている。これにより、第2内装仕上材52のスライドガイド42に対する取り付け位置を変更することで、壁面照明の位置を変更することができる。
本実施形態における内装仕上材40及びスライドガイド42は、建物ユニットを結合して構成されたユニット建物に適用されている。そして、スライドガイド42は予め工場において建物ユニットに固定されている。これにより、スライドガイド42を建物の施工現場にて内装下地材41に固定する工程を低減でき、施工期間を短縮することができる。また、スライドガイド42を建物ユニットに工業的生産過程により取り付けることが可能となるので、取り付け位置の精度を高めることも可能となる。
[第3実施形態]
次に本発明を具体化した第3の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図8は、第3実施形態における受電ジョイントの受電ガイドへの接続を示す一部分解斜視図である。図9は、受電ガイド及び受電ジョイントの断面図である。図10は、受電ジョイントの背面図である。図11は、受電ジョイントに照明器具を取り付けた例を示す一部分解斜視図である。図12は、受電ジョイントにテレビを取り付けた例を示す斜視図である。なお、第2実施形態と同一の構成については、第2実施形態と同一の符号を付し、説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態では、スライドガイド42の室側の面には、受電ガイド60が設けられている。そして、この受電ガイド60には、電気を取り出すためのプラグ差込口であるのコンセント61が設けられた受電ジョイント62を、機械的及び電気的に接続可能となっている。また、受電ガイド60には、受電ガイド60を塞ぐための絶縁ジョイント63も接続可能となっている。
図9に示すように、受電ガイド60は、断面略リップ溝状の溝をスライドガイド42の室側の面に縦方向に延びるようにして形成されている。また、リップ溝形の両リップ部64間には、開口部65が縦方向に延びるように形成されている。受電ガイド60の内側の両側位置には、一対の導体保持部66が縦方向に沿って形成され、これら各導体保持部66には一対の導電部67が縦方向に沿って取り付けられている。また、リップ部64と導体保持部66との間には、係合溝68が形成されている。
図9及び図10に示すように、受電ジョイント62における受電ガイド60と接続される側には、この受電ガイド60に機械的及び電気的に接続される接続部69が形成されている。接続部69には、図10に示すように、受電ガイド60の係合溝68に係合することで受電ガイド60の開口部65から接続部69が外れないように係合する係合部70が形成されている。係合溝68の導体保持部66とリップ部64との内寸法は、係合部70が係合していない状態において、係合部70の厚さよりも若干小さく設定されている。これにより、係合部70が係合溝68に係合した状態においては、係合部70が導体保持部66とリップ部64との間で挟持されるようになっている。また、接続部69には、受電ガイド60内の導電部67と電気的に接続される一対の導電接続部71が設けられている。導電接続部71は、受電ジョイント62内において、コンセント61と電気的に接続されている。そして、コンセント61から、照明器具72、テレビ73等の電気機器に給電可能となっている。
受電ジョイント62を受電ガイド60に取り付ける際には、受電ガイド60の縦方向に沿った開口部65の任意位置から受電ジョイント62の接続部69が挿入される。この際、接続部69の係合部70および導電接続部71が受電ガイド60のリップ部64と接触しない位置となるように挿入される。次に、受電ガイド60内に接続部69が配置された状態で受電ジョイント62を回動させる。すると、接続部69の係合部70が受電ガイド60の係合溝68に係合するとともに、接続部69の導電接続部71と受電ガイド60内に設けられている導電部67とが接触する。このような状態となると、受電ジョイント62は受電ガイド60に電気的に接続されるとともに、受電ガイド60の開口から抜けることがなく、受電ガイド60に取り付けられたこととなる。
受電ガイド60には、絶縁ジョイント63も取り付けられている。絶縁ジョイント63は、受電ジョイント62における導電接続部71の部位が樹脂等の絶縁体で形成され、コンセント61が設けられていない点を除いて、基本的構成は受電ジョイント62と同様である。絶縁ジョイント63は、受電ガイド60において受電ジョイント62が設けられていない部分に取り付けられており、これにより開口部65が塞がれている。
受電ガイド60に取り付けられた受電ジョイント62のコンセント61には、様々な電気機器が接続可能である。図11及び図12は、受電ジョイント62のコンセント61に電気機器が接続された例を示すものである。
図11は受電ジョイント62のコンセント61に照明器具72が接続される例を示す分解斜視図である。照明器具72は、受電ガイド60が設けられているスライドガイド42とほぼ同じ幅で縦長に形成されている。照明器具72の内部には照明機器が設けられており、また、照明器具72の背面にはコンセント61に差し込んで受電可能なプラグが設けられている。照明器具72を接続する際には、予め受電ジョイント62が照明器具72のプラグに対応する位置に取り付けられる。そして、受電ジョイント62のコンセント61に照明器具72のプラグが差し込まれることにより、照明器具72が受電ジョイント62に取り付けられる。
図12は受電ジョイント62のコンセント61にテレビ73が接続される例を示す斜視図である。本例で接続するテレビ73は、液晶テレビ等の薄型テレビである。テレビ73を接続するに先立ち、受電ジョイント62をテレビ73の接続高さに合わせて予め受電ガイド60に取り付ける。そして、テレビ73のプラグを受電ジョイント62のコンセント61に接続する。なお、テレビ73はスライドガイド42又は内装仕上材40に固定されたフックに掛けることにより壁面に固定されている。
本実施形態では、スライドガイド42の室側の面に縦方向に延びる溝状の受電ガイド60が形成されている。そして、この受電ガイド60には、コンセント61が設けられた受電ジョイント62が接続可能となっている。しかも、この受電ジョイント62は受電ガイド60の任意の高さ位置に接続可能となっている。これにより、接続する電気機器の種類や用途によって、コンセント61の位置を自由に変更でき、利便性が向上する。
本実施形態では、受電ガイド60における受電ジョイント62が接続されていない部分には、絶縁ジョイント63が接続されている。これにより、受電ガイド60の開口部65を塞ぎ、安全性を確保することができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施しても良い。
上記各実施形態では、本発明をユニット建物に適用した場合を説明した。しかし、本発明は、ユニット建物以外の建物についても適用可能である。また、上記各実施形態では、建物の壁面に適用した場合を説明した。しかし、本発明は、壁の他に、床、天井等の内装についても適用可能である
第1実施形態では、一つの挿嵌穴13に正極及び負極に接続される導電接続部24をそれぞれ設けた。しかし、挿嵌穴13のそれぞれを正極穴もしくは負極穴とし、二つの挿嵌穴13から一つの電気機器に給電する構成としてもよい。また、第1実施形態では、内装仕上材10の裏面に設けられた突出部14は、内装受部材15,16の挿嵌穴13と同じ間隔で設けられ、全ての挿嵌穴13を埋めるように構成された。しかし、内装仕上材10の裏面に設ける突出部14は内装受部材15,16への取り付け及び電気機器への給電に必要な範囲でこれよりも少なくすることも可能である。この場合、使用しない挿嵌穴13には、絶縁体のキャップ等で塞ぐことにより、安全も確保することもできる。
第1実施形態では、同一の大きさの内装仕上材10を内装受壁12に取り付けた。しかし、内装仕上材10は、様々な大きさのものを用いることができる。また、内装仕上材の裏面に設けられた突起部の長さを内装仕上材ごとに変えることも可能である。これにより、各内装仕上材10の大きさ及び内装受壁12からの出寸法に様々なバリエーションをもたせることができ、内装面の意匠性を高めることが可能となる。
第2実施形態における内装仕上材40の表面及び裏面の樹脂板49のデザイン、色彩等を異なるものとし、表裏両面で使用できるようにしてもよい。これにより、内装仕上材40を裏返して取り付けることにより、部屋のイメージを容易に変更することが可能となる。また、一側面の樹脂板49の表面が汚れた際には、裏返して使用することにより、内装面の美観を保持することができる。
第3実施形態では、コンセント61が設けられた受電ジョイント62を介して、照明器具72やテレビ73等の電気機器を接続した。しかし、コンセント61が設けられた受電ジョイント62を介さずに直接電気機器を受電ガイド60に差し込む構成とすることも可能である。
第1実施形態における建物の内装仕上材の取付構造を示す一部分解斜視図。 内装仕上材及び内装受部材の取付構造を示す断面図。 建物ユニットの結合部における内装受部材の取付構造を示す断面図。 内装受部材と内装仕上材の結合部分における要部拡大断面図。 第2実施形態における建物の内装仕上材の取付構造を示す一部分解斜視図。 下地受部材及び内装下地材の取付構造を示す断面図。 内装仕上材を裏面から見た斜視図。 第3実施形態における受電ジョイントの受電ガイドへの接続を示す一部分解斜視図。 受電ガイド及び受電ジョイントの断面図。 受電ジョイントの背面図。 受電ジョイントに照明器具を取り付けた例を示す一部分解斜視図。 受電ジョイントにテレビを取り付けた例を示す斜視図。
符号の説明
10…内装仕上材、11…内装下地材、12…内装受壁、13…挿嵌穴、14…突出部、15…第1内装受部材、16…第2内装受部材、24,37…導電接続部、32…照明機器、33…コンセント。

Claims (9)

  1. 建物における内装面の下地を構成する内装下地材と、
    前記内装下地材に固定された内装受部材と、
    パネル状に形成され、前記内装受部材に着脱可能に取り付けられて前記内装面を構成する複数の内装仕上材とを備える内装構造を有する建物において、
    前記内装受部材に、電源に接続された導電部を設け、
    前記内装仕上材の少なくとも1つに、当該内装仕上部材を前記内装受部材へ取り付けることにより前記導電部と電気的接続がされる導電接続部を設けるとともに、前記導電接続部と電気的に接続された電気機器を設けたことを特徴とする内装構造を有する建物。
  2. 前記内装仕上材および前記内装受部材の一方に設けられた突部と他方に設けられた凹部とを嵌合させることにより、前記内装仕上材を前記内装受部材に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の内装構造を有する建物。
  3. 前記凹部に、その周縁部から内方に突出した係止部を形成するとともに、
    前記突部に、その周縁部から内方に窪んだ被係止部を形成し、
    前記係止部を前記被係止部に係止させて、前記突部を前記凹部に嵌合し、
    前記係止部と前記被係止部との係止部位において、前記導電部と前記導電接続部とを電気的に接続したことを特徴とする請求項2に記載の内装構造を有する建物。
  4. 前記内装受部材を長尺状に形成し、当該内装受部材に長手方向に延びる溝状のガイド部を設け、当該溝状のガイド部の溝底部同士を対向させて前記内装下地材上に平行に複数本固定し、
    前記対向するガイド部間で前記内装仕上材をスライドさせることにより、前記内装仕上材を前記内装受部材の所定位置に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の内装構造を有する建物。
  5. 前記溝状のガイド部に、その溝底部から突出して長手方向に延びる係合部を形成するとともに、
    前記パネル状の内装仕上材の側辺部に、前記係合部と係合可能な係合溝を形成し、
    前記係合部と前記係合溝と係合させて、前記内装仕上材を前記内装受材に取り付け、前記係合部と前記係合溝との係合部位において、前記導電部と前記導電接続部とを電気的に接続したことを特徴とする請求項4に記載の内装構造を有する建物。
  6. 前記内装受部材の室側に、長手方向に延びて開口する開口部を有する溝部を設け、
    当該溝部内に、電気機器の接続端子が挿入されることにより当該電気機器に通電可能な溝内通電部を長手方向に沿って設けたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の内装構造を有する建物。
  7. 前記電気機器は、当該内装仕上材における室側の表面から電気を取り出すためのコンセントであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の内装構造を有する建物。
  8. 前記内装仕上材に光透過性材を設けるとともに、
    前記電気機器を、光透過性材の前記内装下地材側に配置した照明機器としたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の内装構造を有する建物。
  9. 前記建物は複数の建物ユニットから構成されており、
    前記内装下地材及び内装受部材は予め前記建物ユニットに固定されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の内装構造を有する建物。
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