JPS59148832A - 光フアイバ式水中音響探知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は光フアイバ式水中音響探知装置に係シ、特に音
圧により変化する光ファイバの後光散乱強度を連続して
測定し、水中下の音源を探知する光フアイバ式水中音響
探知装置に関する。

〔発明の背景〕

近年、音響にガイドされる音響航法や海底資源、水産資
源の探査、土木工事に伴う海底地形の調査等、水中音響
機器の必要性が非常に高まっており、微弱音波を広範囲
に渉って探知する１ことが重要になってきている。

従来は音響エネルギーを電気エネルギーに変換する圧電
素子や磁歪素子を受波器とし”で用い、感度を上げ指向
性を持たせるために、・受波器素子を多数空間的に配列
した、いわゆる／・イドＵホンアレイを使用したり、受
波器素子を多数直線的に配列した伝送ケーブル等を使用
している。

この場合は、各受波器の寸法２重量が大びく、電気信号
に変換された音響をそれぞれ分離して伝送するためには
、ケーブル本数が多く、相互間の電磁誘導による混信を
避けるため同心ケーブルが必要となり、重量的にも問題
となる。

このため、光ファイバの音圧による屈折率の変化を利用
した水中音響探知装置が検討されているが、光ファイバ
のみでは検出感度が不足気味である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記の如き検出感度不足の問題を解決
し、高性能の光フアイバ式水中音響探知装置を提供する
ことにある。

〔発明の概要〕

本発明はニッケルなどの薄板で容器を作り、その壁面に
光ファイバを巻付けて接着固定して検出素イを形成し５
、これに音波が伝わると容器が共鳴し、光フアイバ単独
の揚台に比べ大きな歪を受けることにより、大巾に音波
の検出器１ｆｆｆｌが向上することを利用したものであ
る。。

〔発明の実施例〕　　　− 以下、本発明の一実施例を第１〜２図により説明゛する
。

第ｉ４ン１のν［１く、レーザ光源１からの光は、ビー
ノ・拡大器２を経て半透明膜３により測定用光ファ・［
バ５と参照用光ファイバ５′に分割さｈ−て入射される
。

′ｄ（＋１定用光フアイバ５には、第２図に示す音波検
出器６が挿入されている。音波が加わると光ファイバに
歪が加わり、参照用光ファイバ５′と測定用光ファイバ
５の伝送光の間に位相差が生じる１、この２つの出力光
が干渉計に投射されると位相差により、干渉縞７が発生
する。こめ゛干渉縞７の変位により、−水中音響を検出
することができる。

第２図（ａ）、　（ｂ）に上記実施例に採用される検出
素子の詳細を示す。１１はニッケルなどの薄板で作られ
た共鳴箱円筒容器で、その内壁面に多数回巻かれた光フ
ァイバ１２が接着されている。

音波が加わると、例えば、第２図（ｂ）の破線の如く容
器の壁面が振動するっこれにより内壁面の光ファイバ１
２が変形し、屈折率が変化して、伝送光の位相が大きく
変調され、検出感度が著しく改善される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光フアイバ式水中音響探知装置の−・
実施例を示すブロック図、第２図は本発明に採用される
検出素子の詳細を示しくａ）は縦断面図、（ｂ）はその
ｎ−ｎ線断面図である５、１・・・レーザ光源、２・・
・ビーム拡大器、３・・・半透明膜、、４．４’・・・
レンズ、５・・・測定用光ファイバ、５′・・・参照用
光ファイバ、６・・・水中音響検出素子、７・・・干渉
縞、１１・・・ニッケル製薄板容器、１２・・・光フア
イバコイル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、光ファイバを薄板容器の壁面に巻付けて固着して形
   成する水中音響検出素子を組込んだ信号用光ファイバと
   、水中音響検出素子を組込まない参照用光ファイバとの
   伝送光間の位相差による干渉縞を利用し、この干渉縞の
   変位を測定することを特徴とする光フアイバ式水中音響
   探知装置。