JP2007289436A - 遊技球取込装置及びこれを備える遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の遊技球数を賭率の単位として取り込む遊技球取込技術に関し、その取込動作を迅速に完了するとともに、取り込んだ遊技球に不足があった場合にも柔軟に補正取込を可能とする技術を提供する。
【解決手段】待機路に複数の遊技球が列状に並べ、待機路の長辺に沿って所定遊技球数分に亘る開口部を有する取込樋を配する。さらに開口部の一部範囲に臨む単一遊技球を取込樋へ投入作動する第一の投入手段と、開口部の他部範囲に臨む複数の遊技球を同時に前記取込樋へ投入作動する第二の投入手段を配する。第一の投入手段と第二の投入手段は、一回の投入作動により投入される遊技球数の和が前記賭率の一単位を充足するよう一部範囲及び他部範囲が設定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、所定の遊技球数を賭率の単位として取り込む技術に関する。
近年、いわゆるパロットと呼ばれるスロットマシンタイプの遊技機が提案されている。通常のスロットマシンが遊技媒体としてメダルの使用をしているのに対し、パロットでは、パチンコ遊技機と共通の遊技球が遊技媒体として使用される。賭率に応じた単位数の遊技球が投入されると、各種図柄を表面に連続的に付したドラムが回転し、ドラムの停止により表れた図柄の組み合わせに応じて所定数の遊技球が払い出される。
パロットは、遊技球を使用するため、パチンコ遊技機と同一の遊技島に設置することでパチンコ遊技機と共通の球供給排出機構を利用することができる。遊技店にとっては、このパロットにより設備の簡略化や遊技媒体の管理費抑制といったメリットが生じる。
スロットマシンでは、遊技者によりメダル投入口に賭率に応じたメダルが投入されることにより、賭率が選択されるようになっている。選択された賭率に応じて、一回の遊技において導出される図柄組み合わせのうち有効とされる組み合わせラインが定められる。例えば、メダル1枚に対応して1本の組み合わせラインが有効判定の対象と定められ、メダル2枚に対応して3本の組み合わせラインが有効判定の対象と定められ、メダル3枚に対応して5本の組み合わせラインが有効判定の対象と定められる。
パロットにおいてもスロットマシンと同様の賭率選択が採用されている。しかし、一般的に、遊技球1球の遊技価値は、メダル1枚の遊技価値よりも低く設定されているため、パロットでは、メダル1枚と同一遊技価値となる複数個の遊技球を賭率の一単位として取り込む必要が生じる。例えば、遊技球1球の遊技価値は、メダル1枚の遊技価値の1/5に設定されている。この遊技価値設定によると、1本の組み合わせラインを有効判定の対象とするために5球の遊技球を取り込む必要がある。そのため、パロットには、選択された賭率に相当する単位の遊技球を一度にパロット内部に取り込むために、遊技球取込装置が備えられている。
遊技球取込装置としては、任意のN個(N≧1)の遊技球を賭率の一単位とし、待機部に待機する遊技球を1球ずつ取込樋に落として投入するものがある(例えば、「特許文献1」参照。)。
この遊技球取込装置は、球皿と連通する待機部を有する。待機部には、球皿から流入した遊技球が列状に待機する。待機部の終端には、終端と連通する取込樋が配置される。待機部の終端と取込樋との間には、扇型カムが配置されている。扇形カムは、遊技球の流下方向と直交する軸に回動可能に支承され、その両端に枢軸により先端を枢支したレバーを介して上方に位置するソレノイドのプランジャの下端と連結されている。
扇型カムは、ソレノイドの非作動状態にあってはプランジャの自重により押し下げられて待機部の終端と取込樋との間に介在する。待機部の終端と取込樋との間に介在する扇型カムは、待機部の終端に待機する遊技球と当接し、遊技球が取込樋に流下するのを阻止している。ソレノイドが付勢されてプランジャにより扇型カムが引き上げられると、待機部の終端に待機する遊技球が釈放されて順次取込樋に流下する。
ソレノイドをタイミング良く除勢することで賭率の単位ずつ遊技球を取込樋に投入していく。複数単位の賭率が選択された場合には、その単位数に応じてソレノイドの付勢と除勢を繰り返し、1球ずつ、かつ単位毎に遊技球を取込樋に流下させる。
取込樋内部には、遊技球の通過を1球ずつ検出するセンサが配設されている。このセンサにより、投入された遊技球の取込確認がなされる。
係る構成により、この遊技球取込装置では、扇型カムを引き上げることによって、一球ずつ連続的に遊技球を取り込むことができる。
また遊技球取込装置としては、待機部に沿ってその直下に取込樋が並設され、待機部の底面を解放可能にするものがある(例えば、「特許文献2」参照。)。待機部に待機する所定数の遊技球が載置される底面を解放し、直下の取込樋に投入する。
この遊技球取込装置は、球皿と連通する待機部を有する。待機部には、球皿から流入した遊技球が列状に待機する。待機部底面の一部は、賭率の単位数に相当する遊技球数分の範囲に亘って拡がるスライダで形成されている。スライダは、待機部に沿って複数配置されている。賭率に応じて一又は複数のスライダをスライドさせて待機部底面を解放し、スライダ上に待機していた遊技球を直下の取込樋に落として投入する。
待機部には、待機している遊技球に一対一で対応してセンサが配設されている。また、取込樋内部には、各遊技球の流下予測位置に一対一で対応してセンサが配設されている。待機部に配設されているセンサは、遊技球の待機球数を検出し、取込樋に配設されているセンサは、遊技球の取込球数を検出している。
待機部に配設されているセンサが検出した待機球数と取込樋に配設されているセンサが検出した取込球数を比較することで遊技球取込装置の異常、故障、又は不正行為を早期に発見することができる。また、待機部に待機する遊技球数をセンサで検出することにより、待機部に待機する遊技球数が選択された賭率の単位数に満たない場合には扇型カムの引き上げ作動をさせずに遊技球が補充されるのを待つことにより取込不足を生じさせない工夫もなされている。
係る構成により、この遊技球取込装置は、賭率に応じてスライドさせるスライダを決定し、実際にスライドさせることで、一回の投入作動で同時に賭率の単位数分の遊技球を取り込むことができる。
特公7−55246号公報(図34参照) 特開2004−305543号公報
パロット等の遊技機においては、その遊技形態が同一遊技を連続して繰り返す特質を有するため、一回一回の遊技開始まで迅速である必要がある。従来の一球一球を連続的に取り込む遊技球取込装置の場合には、選択された賭率の単位数に応じた遊技球を取込完了するまでに時間を必要とし、遊技開始までが迅速であるとはいえなかった。
一方、賭率の単位に相当する遊技球を一度に同時に取込樋に投入する方式では、取込を迅速に完了することができる。しかし、取込不足を生じさせないようにするためには、待機部に待機球数を検出するセンサを設ける必要があるためにコストが増大するといった問題が発生する。当該センサを設けないと、待機部に待機している遊技球の球数が賭率の単位に満たないにも関わらず取込作動を行ってしまうおそれがあり、一度取込作動をしてしまうと遊技球取込装置の構成上不足球を解消することができないといった問題が内在する。即ち、この場合は一度取り込んだ遊技球を払い戻すことになる。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、所定の遊技球数を賭率の単位として取り込む技術に関し、その取込動作を迅速に完了するとともに、取り込んだ遊技球に不足があった場合にも柔軟に補正取込を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決するための、請求項1記載の発明は、所定数の遊技球を賭率の一単位として遊技にかけ、遊技結果に応じた球数の遊技球を支払う遊技機に配設される遊技球取込装置であって、複数の遊技球が列状に並べられる待機路と、前記待機路の長辺に沿って所定遊技球数分に亘る開口部を有する取込樋と、前記開口部の一部範囲に臨む単一遊技球に対応して配置され、前記単一遊技球を前記取込樋へ投入作動する第一の投入手段と、前記開口部の他部範囲に臨む複数の遊技球に対応して配置され、当該複数の遊技球を同時に前記取込樋へ投入作動する第二の投入手段と、を備え、前記第一の投入手段と前記第二の投入手段の一回の投入作動により投入される遊技球数の和が前記賭率の一単位又は複数単位を充足するよう前記一部範囲及び前記他部範囲が設定されること、を特徴とする。
前記取込樋へ投入された遊技球数を検出する投入球検出手段をさらに備え、検出された遊技球数に基づき遊技球が投入不足の場合には、前記第一の投入手段は、不足球数分の投入作動を独立してするようにしてもよい(請求項2記載の発明に相当)。
前記待機路は、遊技球の流入側が高い傾斜面を有し、前記第一の投入手段は、前記傾斜面の下端に配置され、前記第二の投入手段は、前記第一の投入手段に隣接配置されるようにしてもよい(請求項3記載の発明に相当)。
前記開口部のさらに他部範囲に臨む複数の遊技球に対応して配置され、当該複数の遊技球を同時に前記取込樋へ投入する第三の投入手段をさらに備え、前記第一の投入手段と前記第二の投入手段と前記第三の投入手段の一回の投入作動により投入される遊技球数の和が前記賭率の複数単位を充足するよう各範囲が設定されるようにしてもよい(請求項4記載の発明に相当)。
上記課題を解決するための、請求項5記載の発明は、所定数の遊技球を賭率の一単位として遊技にかけ、遊技結果に応じた球数の遊技球を支払う遊技機であって、所定数の遊技球を貯留する皿部と、ゲーム結果に応じて支払われた遊技球を前記皿部へ排出させる排出口と、前記皿部に形成された取込口と、前記取込口に連通し、前記皿部から流下した複数の遊技球が列状に並べられる待機路と、前記待機路の長辺に沿って所定遊技球数分に亘る開口部を有する取込樋と、前記開口部の一部範囲に臨む単一遊技球に対応して配置され、前記単一遊技球を前記取込樋へ投入作動する第一の投入手段と、前記開口部の他部範囲に臨む複数の遊技球に対応して配置され、当該複数の遊技球を同時に前記取込樋へ投入作動する第二の投入手段と、前記取込樋に投入された遊技球を検出する投入球検出手段と、前記投入球検出手段の検出により前記賭率の単位分の遊技球取込みが確認されると遊技始を許可する遊技開始許可手段と、を備え、前記第一の投入手段と前記第二の投入手段の一作動動作により投入される遊技球数の和が前記賭率の一単位又は複数単位を充足するよう前記一部範囲及び前記他部範囲が設定され、投入された遊技球に不足が生じると、前記第一の投入手段を不足球数分の投入作動を独立してさせること、を特徴とする。
本発明によれば、待機路の長辺に沿って取込樋を配設し、単一遊技球を取込樋へ投入作動する第一の投入手段と、複数の遊技球を同時に前記取込樋へ投入作動する第二の投入手段とを備えるようにした。第一の投入手段と第二の投入手段がカバーする投入遊技球の範囲は、一回の投入作動により投入される遊技球数の和が賭率の一単位を充足するように設定される。
この第一の投入手段及び第二の投入手段の投入作動により投入された遊技球が不足していると、第一の投入手段を不足球数分独立して投入作動させる。これにより、第一の投入手段と第二の投入手段が同時に投入作動することによって賭率の一単位を充足する数の遊技球が取込樋に投入されるとともに、不足球の補充を柔軟に行うことができる。
以下、本発明に係る遊技球取込装置とこの装置が配設された遊技機の好適な実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
(遊技機概要)
図1は、本実施形態に係る遊技機の前面パネルを示す図である。遊技機1は、スロットマシンタイプであって遊技媒体として遊技球を使用する所謂パロットと呼ばれる装置である。所定の賭率が選択されると、選択された賭率の単位に応じた球数の遊技球を取り込み遊技を開始させ、遊技結果に応じた球数の遊技球を払い出す。遊技においては、各種図柄を表面に連続的に付した複数のドラムが回転し、ドラムの停止により表れた図柄の組み合わせに応じて所定数の遊技球が払い出される。
遊技機1は、遊技ホールの島設備に取り付け固定される外枠2、中枠3、及び前枠4で筐体が構成されている。外枠2には、一方の側縁部にヒンジ部12が設けられている。中枠3は、外枠2の前面側に位置し、ヒンジ部12に枢支されて開閉可能となっている。前枠4は、中枠3の前面側に位置し、ヒンジ部12に枢支されて開閉可能となっている。中枠3と前枠4には、枢支端と反対側の側縁部に施錠装置17が設けられている。中枠3と前枠4は、施錠装置17による施錠固定により外枠2に対して一体開閉し得る構成となっている。
前枠4には、その前面中央に、窓部13が設けられている。窓部13は、中枠3に設置されて前枠4の裏面に臨む図示しない可変表示装置を覆い、可変表示装置を視認可能としている。可変表示装置は、表面に各種図柄を連続的に付して並べられた複数のドラムを含む。
窓部13の下方位置には、球受け皿15が配設されている。球受け皿15は、前枠4から遊技機1の外部に膨出したカバー部材150によってその外形が構成されている。この球受け皿15は、入賞により払い出された遊技球を貯留すると共に、この貯留した遊技球を前枠部4の裏面に設けた遊技球取込装置50(図3参照)へ供給する。
球受け皿15の下方位置には、下皿16が配設されている。下皿16は、球受け皿15からオーバーフローした遊技球を貯留する。
カバー部材150の上面及び前面には操作部14が設置されている。操作部14には、その前面にレバー141、ストップボタン142及び精算ボタン145が配されている。上面には、BETボタン143a、MAX BETボタン143b、及び切替ボタン144が配されている。
レバー141は、操作部14の左側に配されている。ストップボタン142,142,142は、レバー141の右側に各ドラムと対応して並べられている。精算ボタン145は、ストップボタン142の右側に配されている。BETボタン143a及びMAX BETボタン143bは、レバー141の上方に配されている。切替ボタン144は、精算ボタン145の上方に配されている。
レバー141は、図柄組み合わせゲームにおける可変表示を開始させるために操作される始動操作手段を構成し、押下操作によって各ドラムを一斉に回転開始させる。ストップボタン142,142,142は、押下操作によって回転中の各ドラムを個別に停止させるため停止操作手段を構成する。
BETボタン143aは、遊技球を投入するための入力手段を構成し、押下操作の回数に応じた賭率の単位に相当する球数の遊技球を投入させる。また、MAX BETボタン143bは、一度の押下操作で賭率の全単位に相当する球数の遊技球を投入させる。
切替ボタン144は、既に取り込まれて貯留記憶された状態となっている遊技球や、所定条件成立の結果、遊技者に払い出される遊技球の取扱形式を変更するために取扱形式変更操作手段を構成する。この取扱形式の変更とは、例えば、払い出される遊技球の取扱を現実の遊技球として後述する下皿16から排出させるのか、又は仮想遊技球として遊技機の制御装置に貯留記憶させるのかを変更することを意味する。
精算ボタン145は、球受け皿15に貯留されている遊技球を下皿16に排出させる排出操作手段を構成する。すなわち、遊技者が遊技を終了して球受け皿15に貯留されている遊技球を取り出そうとした場合に、当該精算ボタン145が押下操作されることで、球受け皿15内の遊技球が下皿16に排出される。これに加え、精算ボタン145は、BETボタン143aの押下操作により一旦取り込まれた遊技球や、前述した貯留記憶された遊技球を払い出す機能をも具備する。
図2は、前枠4の裏面を示す図である。球受け皿15は、前枠4の裏面から前面へ突出するように嵌め込まれる。球受け皿15の後面は、ステー20によって前面に押し出されるように付勢されている。ステー20は、前枠4の両側縁に沿って設置された金属製の第1の補強部材21及び第2の補強部材22に架設されている。
尚、第1の補強部材21は、ヒンジ部12と一体成型されている。第2の補強部材22には、施錠装置17が取り付けられている。
この前枠4の裏面には、球受け皿15を含み、遊技球が流通する経路が収容されている。前枠4には、球受け皿15の片側上方に、前枠4の裏面から前面へ連通する排出口23が貫穿されている。遊技結果に応じて払い出された遊技球は、前枠4の裏面を通り、排出口23を通って前面に突出した球受け皿15に貯留される。
球受け皿15は、皿底面が排出口23側を上端として反対方向へ傾斜している。傾斜の下端に待ちかまえる壁面には、前枠4の裏面側に残る壁部分に、球受け皿15の皿面から外面へ連通する図示しない取込口が貫穿されている。前枠4の裏面側に球受け皿15に貯留される遊技球は、傾斜を流転して取込口を通り、前枠4の裏面へ流入する。
前枠4には、遊技球取込装置50が取り付けられている。ステー20の下方に球受け皿15の後面に臨み、かつ取込口に装置側面を対向させて取り付けられる。装置内部と球受け皿15は、取込口を介して連通している。この遊技球取込装置50は、球受け皿15の取込口を通り流入した遊技球を一時待機させ、BETボタン143a又はMAX BETボタン143bの押下に対応して賭率の単位に相当する遊技球を取り込む装置である。
遊技球取込装置50の下方には、取り込んだ遊技球が球供給排出機構に流出するのを媒介する一時貯留槽24が配置される。遊技球取込装置50に取り込まれた遊技球は、遊技球取込装置50に形成される出口25から流出して一時貯留槽24に流入し、一時貯留槽24下方の出口26から遊技機1の外部へ流出する。
(遊技球取込装置)
図3は、遊技球取込装置50の外観を示す図である。図3に示すように、遊技球取込装置50は、遊技機1の幅方向に長いケース51で覆われている。ケース51は、球受け皿15の裏面に臨む取付面51aに沿って前後方向に割れる前後ケースを合わせて構成される。
ケース51の取付面51aには、前枠4に設置された精算ボタン145の裏面に対向する長形孔51dが内部へ貫通して設けられている。長形孔51dからは、内部に収容されている球抜きレバー52が突出する。長形孔51dは、球抜きレバー52の突出位置下方に余分の空隙を有し、球抜きレバー52の押し下げが可能に開口している。精算ボタン145の裏面と球抜きレバー52は、直接又は伝達部材を介して間接的に対向接触している。遊技者による精算ボタン145の押下によって球抜きレバー52が押し下げられて、球受け皿15に貯留されている遊技球が遊技球取込装置50を介して球抜きされる。
ケース51の上面51bには、上面51bの長辺方向に長い矩形のコネクタ差込口53が貫設されている。コネクタ差込口53は、上面51bの長辺方向一端側に偏って貫穿されている。遊技球取込装置50の図示しない制御部や電源装置から延びるケーブルは、このコネクタ差込口53に差し込まれて、内部のコネクタ61と接続する。このコネクタ61を介して、遊技球取込装置50へ駆動電力及び駆動信号が供給され、また遊技球取込装置50からの信号が取り出される。
尚、コネクタ差込口53が偏って貫穿されているのは、遊技球取込装置50の内部構造に起因してコネクタ61を他の内部構成と遊技球取込装置50の長辺方向に並列させることが可能となったためである。
ケース51の取付面51aと上面51bとに直交する一方の側面51cには、球受け皿15の取込口と連通し、遊技球を遊技球取込装置50の内部へ流入させる流入口54が貫穿されている。流入口54は、幅及び高さが遊技球の直径より若干大きく開けられており、この流入口54を通じて遊技球が遊技球取込装置50に流入し、1球ずつ又は所定単位数ずつ取り込まれて遊技開始が許可される。
(遊技球取込装置の内部構成)
図4乃至7は、遊技球取込装置50の内部構成を示す図である。図4は、取付面51a側から観た遊技球取込装置50の内部構成斜視図である。図5は、取付面51aの反対側の面から観た遊技球取込装置50の内部構成斜視図である。図6は、遊技球取込装置50の側面51cとは反対の面から観た断面図である。図7は、遊技球取込装置50の分解斜視図である。尚、各図においては説明の都合上部分的に構成を省いている所がある。
(遊技球取込装置の基本構成)
図4乃至7に示すように、遊技球取込装置50は、遊技球を待機させる待機路55と、待機路55に待機する遊技球の投入作動をする複数の投入機構56(56−1,56−2,56−3)と、投入された遊技球を取り込む取込樋57とを基本的な内部構成とする。
(待機路構成)
待機路55は、帯状の通路であり、流入口54から延設される。取込樋57は、遊技球の滑り台であり、待機路55の一長辺からその直交する方向へ延び、待機路55の全長に亘る幅を有する。投入機構56は、待機路55と取込樋57の上方に位置し、鞘部材56a、ヒンジ部56b、シャフト56c、ラッチングソレノイド56d、プランジャ56f、及び伝達アーム56gで構成される。
待機路55は、遊技球取込装置50に流入してきた遊技球が列状に待機する路面である。待機路55は、流入口54を上端とする傾斜を有し、遊技球が反対側の下端に向けて流転可能となっている。待機路55の全長は、少なくとも賭率の全単位に相当する遊技球が並ぶ長さを有する。待機路55の幅は、遊技球の半径よりも若干長い程度であり、待機路55には遊技球が一列に並ぶ。例えば、賭率の最低単位が5球、賭率の全単位が15球であれば、待機路55の全長は、少なくとも15球の遊技球が一列に並ぶ。
待機路55の幅方向設置位置は、遊技球の直径よりも若干大きく開く流入口54の開口底辺一端から底辺中心よりも若干底辺他端寄りの範囲に設定され、その他の範囲は、全長に亘って切り落とされている。即ち、待機路55の面幅は、遊技球が待機面に載置し得る最低幅となり、遊技球は、待機面の切り落とし側の縁付近を接点として切り落とし側にはみ出して載置される。この待機路55の幅設定により、遊技球取込装置50の奥行き方向における省スペース性が達成されている。
(取込樋構成)
取込樋57は、待機路55から遊技球を取り込み流下させる流下面57aである。待機路55の切り落とし側に設置され、待機路55の長辺と直交する方向へ延設されている。この取込樋57は、待機路55の長辺に沿って拡がる開口部57bを有し、待機路55と切り落とし側で連接している。開口部57bの拡がり範囲は、待機路55に待機する賭率の全単位に相当する遊技球が並ぶ範囲に亘る。
流下面57aは、その開口部57bの幅が維持されたまま延びている。賭率の全単位が15球であれば、流下面57aは15球の遊技球が並ぶ幅を有する。即ち、待機路55に待機している賭率の全単位に相当する遊技球が同時に取込樋57に投入されても、それら遊技球が互いに流下方向を可変させるような干渉をすることなく同時に流下面57aを流下可能としている。
また流下面57aは、待機路55の下方へ直立し、なだらかな円弧状のカーブを描き湾曲している。流下面57aの側縁には遊技球の脱落を防止する障壁57cが立設されている。
この流下面57aには、複数の区画壁57dが等間隔で立設している。各区画壁57dは、待機路55に待機する各遊技球間に合わせて立設し、流下面57aの延び方向に沿って延設される。開口部57bを始端とし、終端は少なくとも後述する投入球検出手段の配設位置まで延びる。
この区画壁57dの幅方向断面は、三角形あるいは半円等の山型形状を有し、接し合う遊技球とこれら遊技球の載置面とで画成される空隙に収まる幅及び高さを有する。区画壁57dの開口部57b側端面には、切欠57eが設けられている。切欠57eは、流下面57aの流下方向に向けて迎角をなすように切り欠かれている。
流下面57aは、各区画壁57dの立設により帯状に複数に区画され、区画壁57d間に取込流路57fが形成される。各取込流路57fは、区画壁57dの立設によって遊技球毎に形成され、対応する遊技球の待機位置から取込樋57の延び方向へ延びる。
(投入機構構成)
投入機構56は、複数配置され、本実施形態において第1の投入機構56−1、第2の投入機構56−2、第3の投入機構56−3が設置される。各投入機構56は、待機路55及び取込樋57の上方に待機路55の長辺方向に並んで設置される。遊技球取込装置50を側面から観た場合、待機路55の切り落とし側とは反対の端から取込樋57の延び終端までの領域に各投入機構56が収まって設置され、遊技球取込装置50の奥行き方向の省スペース性を達成している。
これら投入機構56は、それぞれ鞘部材56aを有する。各投鞘部材56aは、待機路55の長辺方向に並ぶ。鞘部材56aは、待機路55上に中空支持され、待機路55を上方から覆っている。この鞘部材56aは、遊技球を覆う半円のアーチ形状を有し、待機路55の長辺に沿って所定範囲に拡がり延設される。
鞘部材56aの上方には、鞘部材56aの長辺方向と平行にシャフト56cが固定されている。鞘部材56aの外周面には、ヒンジ部56bが一体形成されて上方に突出している。シャフト56cは、ヒンジ部56bに貫通して延びている。鞘部材56aは、このシャフト56cによってヒンジ部56bを介して中空に支持される。
シャフト56cに支持された鞘部材56aは、シャフト56cを回動軸として回動可能となっている。鞘部材56aが待機路55を上方から覆う位置に静止している状態では、鞘部材56aと待機路55の待機面とで囲まれる包絡線空間に遊技球が流入可能となっている。鞘部材56aが規制上限まで回動して待機路55から最も離れた状態では、鞘部材56aの一部分が待機路55上に残存し、遊技球流入が阻止される。
尚、シャフト56cは、遊技球取込装置50の固定部分に支持されており、各投入機構56−1,56−2,56−3に共通となっている。
投入機構56は、鞘部材56aの回動動力源として、ラッチングソレノイド56dを有する。ラッチングソレノイド56dは、取込樋57の上方に設置されている。取込樋57の上方には、待機路55の待機面と平行に板金56eが設置されている。板金56eは、待機路55の最下端側に偏って設置されている。ラッチングソレノイド56dは、この板金56e上に載置され、プランジャ56fを待機路55の幅方向と平行に向けている。各投入機構56−1,56−2,56−3のラッチングソレノイド56dは、共通の板金56e上に載置される。
ヒンジ部56bには、伝達アーム56gが立設される。伝達アーム56gは、ヒンジ部56bと一体形成されている。伝達アーム56gの先端とプランジャ56fの先端はリンクして関節となっており、プランジャ56fの突出又は吸引に連動して伝達アーム56gが押し又は引きされるようになっている。
投入機構56では、ラッチングソレノイド56dによるプランジャ56fの突出作動によってプランジャ56fが外部に突出移動すると、伝達アーム56gの先端が取込樋57とは反対の方向へ押し出される。伴って、鞘部材56aは、シャフト56cを回動軸としてラッチングソレノイド56dの方向へ開口を向けるように回動する。ラッチングソレノイド56dは取込樋57の直上に載置されるため、換言すると、鞘部材56aは、取込樋57の方向へ開口を向けるように回動する。投入機構56全体からみれば、鞘部材56aは、内部へ引き込まれるように回動する。
投入機構56のうち、第1の投入機構56−1は、待機路55の最下端に設置される。第1の投入機構56−1の鞘部材56aは、最下端に待機する単一の遊技球をカバーする範囲に拡がるようにその長辺の長さが設定されている。
第2の投入機構56−2は、第1の投入機構56−1に隣接して上流側に設置されている。第2の投入機構56−2の鞘部材56aは、最下端に待機する単一の遊技球の一つ上流に待機する遊技球からさらに上流にカバーする範囲に中空支持される。その長辺の長さは、賭率の一単位に相当する球数より1球少ない球数の遊技球をカバーする範囲に拡がるように設定されている。賭率の一単位が5球であれば、最下端に待機する単一の遊技球の一つ上流に待機する遊技球から4球分をカバーする。
第3の投入機構56−3は、第2の投入機構56−2に隣接して上流側に設置されている。第3の投入機構56−3の鞘部材56aは、第2の投入機構がカバーする遊技球の一つ上流に待機する遊技球からさらに上流にカバーする範囲に中空支持される。その長辺の長さは、賭率の全単位に相当する球数から賭率の一単位に相当する球数を減じた球数の遊技球をカバーする範囲に拡がるように設定されている。賭率の全単位が15球、賭率の一単位が5球であれば、第2の投入機構56−2のカバーする遊技球の一つ上流に待機する遊技球から10球分をカバーする。
この第1の投入機構56−1及び第2の投入機構56−2は、同時に1回作動することにより賭率の一単位を取込樋57に投入する。また、全投入機構56−1,56−2,56−3が同時に1回作動することにより賭率の全単位を取込樋57に投入する。さらに第1の投入機構56−1のみが1回又は複数回作動することにより、最初の取込作動により取り込むことのできなかった不足球を取込樋57に投入する。
尚、第3の投入機構56−3が有するヒンジ部56bは、第3の投入機構56−3が有する鞘部材56aの長辺に対して、第1の投入機構56−1及び第2の投入機構56−2側に偏って設置されている。伴って、第3の投入機構56−3のラッチングソレノイド56dは、第3の投入機構56−3のヒンジ部56bに対応して、第3の投入機構56−3が有する鞘部材56aの長辺に対して、第1の投入機構56−1及び第2の投入機構56−2側に偏って設置されている。後述するコネクタ61を待機路55と取込樋57の占有領域内に配設し、遊技球取込装置50の奥行き方向の省スペース化を実現するためである。
第3の投入機構56−3には、ヒンジ部56bと対称位置にヒンジ部56jが突出している。ヒンジ部56jにも共通のシャフト56cが貫設される。ヒンジ部56bが偏ることによって生じる鞘部材56aの回動のがたつきやぐらつきを防止するためである。回動機構によりシャフト56cによってヒンジ部56j側に均等の回動力を伝達することができる。
(遊技球取込装置の内部周辺構成)
このような基本構成を有する遊技球取込装置50には、遊技球の取込み作動に係る各種センサや、これらセンサの検出信号の導出及び投入機構56を投入作動させるためのパルス電圧供給の信号線を配置する各構成を有する。
遊技球取込装置50は、取込樋57を側面から挟む1対の基板58a及び58bを収容する。基板58aは、取込樋57の裏面に臨み配置され、基板58bは、取込樋57の流下面57aに対向して配置される。基板58aと基板58bは、コネクタ60a及び60bで電気的に接続されている。基板58bには、制御部や電源装置から延びる信号線をまとめた図示しないケーブルを接続するコネクタ61が配設されている。
コネクタ61は、第3の投入機構56−3のラッチングソレノイド56dの隣に確保されたスペースに配置される。第3の投入機構56−3のラッチングソレノイド56dを他のラッチングソレノイド56dに寄せて配置することを可能としたため、コネクタ61は当該位置に配設可能となる。これにより、コネクタ61は、待機路55及び取込樋57と直列に並ぶことがなく、遊技球取込装置50の省スペース化が達成されている。
尚、基板58bには、ラッチングソレノイド56dにパルス電圧を供給するコネクタ64が配設されている。コネクタ64の配置位置は、ラッチングソレノイド56dの配置位置に対応する。
流下面57aと基板58bとの間には、中間フレーム62が介挿される。中間フレーム62は、基板58bと、投入機構56が載置されている板金56eと、シャフト56cとを支持する。流下面57aと同一の湾曲形状を有し、流下面57a上に遊技球の直径以上の空間を確保して覆っている。
この中間フレーム62は、コネクタ61と対向する位置にコネクタ収容部62aを有する。コネクタ収容部62aは、中間フレーム62の一部を基板58bの反対側へ膨出しており、窪みにコネクタ61を収容する。
中間フレーム62の上縁には、各ラッチングソレノイド56d間に突出するフランジ部62bが立設する。板金56eには、各ラッチングソレノイド56dの間に板金56eの縁から折り曲げられたフランジ部56hが立設しており、中間フレーム62のフランジ部62bと板金56eのフランジ部56hとを面で当接させてボルト等で固定することにより、板金56eが中間フレーム62上に支持される。
また、コネクタ収容部62a及びフランジ部62bの待機路55側の面には、待機路55直上まで突出するアーム62cが立設する。アーム62cの先端には、シャフト56cが挟持されて支持される。
(投入球検出手段)
この遊技球取込装置50には、投入された遊技球を遊技球毎に検出する投入球検出手段が取り付けられている。投入球検出手段は、例えば光センサであり、発光部63a及び受光部63bを含み構成される。
発光部63aは、基板58a上に各取込流路57fに一対一対応で配置されている。また、受光部63bは、基板58b上に各取込流路57fに一対一対応で配置されている。各取込流路57fには、取込樋57を貫通する通孔57gが貫穿されており、各発光部63aは、対応する通孔57gに挿入されている。また、中間フレーム62には、各通孔57gと対向する位置に中間フレーム62を貫通する通孔62dが貫穿されており、各受光部63bは、対応する通孔62dに挿入されている。発光部63a及び受光部63bは、通孔57g及び通孔62dを介して対向して配置される。
発光部63aは、光を発光する。受光部63bは、光を受光すると光検出信号を出力する。投入球検出手段は、受光部63bからの光検出信号が未出力であると、制御部へ投入球検出信号を出力する。この光検出信号の未出力によって投入球検出信号を出力する回路は、基板58b上に設置される。取込樋57に遊技球が投入され、取込流路57fを遊技球が流下すると、発光部63aが発光する光が一時的に遮断され、受光部63bへ光が未到達となる。受光部63bは、光が未到達である期間は光検出信号を出力せず、投入球検出手段は光検出信号の未出力を受けて投入球検出信号を制御部へ出力する。
(作動確認手段)
また、遊技球取込装置50には、投入機構56の作動確認手段が設けられている。投入機構56の各鞘部材56aには、外周面に係止片56iが突出している。基板58bには、係止片56iと一対一対応で対向してフォトセンサ65が配設されている。フォトセンサ65は、物の近接を検出するセンサである。中間フレーム62のフォトセンサ65に対向する位置には、長形孔62eが貫穿されている。
作動確認手段は、この係止片56iとフォトセンサ65とを含み構成される。鞘部材56aが回動し、係止片56iの先端が長形孔62eに挿入されてフォトセンサ65に近接すると、フォトセンサ65は、対応する投入機構56が作動したことを示す作動確認信号を出力する。この作動確認信号の適切なタイミングでの出力により投入機構56の適切なタイミングでの適切な作動が確認される。
(回動規制手段及び遊技球流入阻止手段)
長形孔62eは、鞘部材56aの回動範囲を規制する規制手段ともなる。長形孔62eは、係止片56iの挿入位置よりも上方に余分な空隙を有する。係止片56iが挿入されて鞘部材56aがさらに回動すると、長形孔62eの上端に係止片56iが当接し、それ以上の回動を阻止する。長形孔62eの全長は、係止片56iが上端に当接した際に、鞘部材56aの一部分が待機路55上に残存するように設定される。
待機路55上に鞘部材56aが残存することにより、投入作動中の鞘部材56aのアーチ内に存する待機路55に遊技球が流入するのを阻止し、また鞘部材56aの裏側に遊技球が流入するのを阻止する。アーチ内への遊技球流入阻止により、投入すべき遊技球数よりも過剰に遊技球が投入されてしまうことを防止できる。また鞘部材56aのアーチ外、即ち鞘部材56aの裏側への遊技球流入阻止により鞘部材56aが待機路55上に戻らずに故障又は次回の取込作動不能になるのを防止できる。
(遊技球投入及び遊技球検出動作)
図8乃至10は、この遊技球取込装置50の取込動作の一過程を示す図である。図8は、遊技球取込装置50に遊技球が流入している状態を示す図であり、取込樋57の反対側から観た斜視図である。図9は、遊技球取込装置50の遊技球の投入を示す図であり、待機路55の途中位置を長辺方向から観た断面図である。図10は、遊技球取込装置50の遊技球の投入後を示す図であり、取込樋57側から観た斜視図である。
図8に示すように、球受け皿15から流入口54を通って遊技球取込装置50に流入した遊技球は、待機路55の傾斜を流転し、最下端から順に前の遊技球に接触して待機路55上に一列に待機する。ここでは、遊技機1の賭率として一単位又は全単位を選択でき、一単位を5球、全単位を15球とする。遊技球取込装置50には、15球の遊技球が一列に並んで待機する。
投入機構56は、前回にパルス電圧が供給されてラッチングソレノイド56dがプランジャ56fの吸引を維持している。各鞘部材56aは、弦の部分を待機路55の待機面に対向させて待機路55上に静止している。待機路55の傾斜を流転した遊技球は、各投入機構56の包絡線空間内に収容される。第1の投入機構56−1の鞘部材56aには、最下端の単一遊技球が収容される。第2の投入機構56−2には、4球の遊技球が収容される。第3の投入機構56−3には、10球の遊技球が収容される。
遊技者がBETボタン143aを押下して例えば賭率の一単位が選択されたものとする。制御部は、そのBETボタン143aの押下を受けて、電源装置の電力供給を制御し、ケーブル、コネクタ61、及びコネクタ64を介して第1の投入機構56−1と第2の投入機構56−2のラッチングソレノイド56dにパルス電圧を供給させる。
尚、電源装置は、制御部の1回の制御信号に対して、間欠的に2度のパルス電圧を供給する。1度目のパルス電圧供給では、鞘部材56aの取込樋57へ向けた回動作動がなされ、2度目のパルス電圧供給では、鞘部材56aの待機路55上への戻り作動がなされる。
図9に示すように、1度目のパルス電圧が供給された第1の投入機構56−1と第2の投入機構56−2のラッチングソレノイド56dは、プランジャ56fを外部へ突出させる。プランジャ56fは、取込樋57とは反対の側へ向けて待機路55の幅方向に突出する。プランジャ56fの突出より、プランジャ56fの先端にリンクしている伝達アーム56gの先端は、取込樋57の反対の側に向けて待機路55の幅方向に押し出される。伴って、鞘部材56aがシャフト56cを回動軸として、取込樋57の方向へ向けて待機路55の幅方向に回動する。取込樋57の方向へ回動する鞘部材56aは、内部に収容されている遊技球を待機路55から掻き込み、取込樋57の開口部57bへ放り出す。
鞘部材56aの回動中、第1の投入機構56−1と第2の投入機構56−2の鞘部材56aに立設する係止片56iは、中間フレーム62に貫穿された長形孔62eに突入し、長形孔62eの上端に当接して鞘部材56aのそれ以上の回動を規制する。同時にこれら係止片56iは、対応するフォトセンサ65に近接し、各フォトセンサ65から作動確認信号が出力される。作動確認信号の出力により、制御部は、第1の投入機構56−1と第2の投入機構56−2の作動を確認する。
鞘部材56aの回動が規制された状態では、鞘部材56aのアーチ形状の一部分が待機路55上に残存する。投入されなかった遊技球は、投入作動している第2の投入機構56−2の鞘部材56aに阻まれて、第1の投入機構56−1及び第2の投入機構56−2の裏側及び鞘部材56aの内部への流入が阻止される。
投入作動後一定期間が経過すると、電源装置からは、ケーブル、コネクタ61、及びコネクタ64を介して2度目のパルス電圧供給が第1の投入機構56−1及び第2の投入機構56−2のラッチングソレノイド56dに対してなされる。第1の投入機構56−1と第2の投入機構56−2のラッチングソレノイド56dは、パルス電圧を受けてプランジャ56fを吸引する。伴って鞘部材56aが待機路55上へ戻り、鞘部材56aの弦部分を待機面に対向させて静止する。
鞘部材56aが待機路55上に戻ると、流入阻止をされていた遊技球の流入が解除され、第1の投入機構56−1及び第2の投入機構56−2の鞘部材56aの包絡線空間内に遊技球が流入して補充される。
図10に示すように、開口部57bへ放り出された遊技球は、区画壁57dにより流下方向がガイドされて対応する取込流路57fを流下する。区画壁57dの開口部57b側端面に切欠57eが形成されているため、遊技球投入時に区画壁57dの端面に遊技球が引掛かり球詰まりを起こすことは防止される。また、また区画壁57dの幅方向断面形状が接し合う遊技球とこれら遊技球の載置面とで画成される空隙に収まる幅及び高さを有する山型形状となっているため、待機路55に互いに接し合って並ぶ遊技球の間隔と取込流路57fの間隔を一致させることができ、区画壁57dによる投入阻害も起こらない。この切欠57eと区画壁57dの断面形状により取込樋への投入を確実なものとしている。
取込流路57fを流下する遊技球は、途中に設置されている投入球検出手段を通過する。投入球検出手段では、遊技球により発光部63aが発光する光の受光部63bへの到達を遮られ、投入球検出信号が出力される。最下端から5列分の取込流路57fに設置されている投入球検出手段からのみ、投入球検出信号が出力されて制御部に入力される。これにより、賭率の一単位に相当する遊技球が過不足なく取り込まれたことが確認され、遊技開始の許可がなされる。即ち、レバー141の操作待機の状態となる。
(不足球取込動作)
図11及び12は、この本実施形態に係る遊技球取込装置50の動作の一過程を示す図であり、遊技球取込装置50に流入する遊技球が選択された単位の遊技球の球数を不足している場合を示す。図11は、単位数に満たない遊技球を取込樋57へ流下させた状態を示す図であり、取込樋57の流下面57a側から観た斜視図である。図12は、遊技球取込装置50が不足球補充作動をしている状態を示す斜視図である。
待機路55には、単位数に満たない遊技球数、例えば賭率の一単位である5球に満たない3球が待機しているものとする。この3球は、待機路55の最下端から順に待機している。
図11に示すように、BETボタン143aの押下により一単位の賭率が選択されると、第1の投入機構56−1及び第2の投入機構56−2の鞘部材56aが回動する。
第1の投入機構56−1は、鞘部材56aを回動させて最下端の単一球を取込樋57に投入する。第2の投入機構56−2は、鞘部材56aを回動させて包絡線空間に収容された2球の遊技球を取込樋57に投入する。
遊技球が取込樋57に投入されると、最下端から3列分の取込流路57fに配置された投入球検出手段が取り込みを検出するが、その上流2列の取込流路57fに配置された投入球検出手段は取込を検出せず、制御部へ投入検出信号が出力されない。
制御部は、上流2列に配置される投入検出手段から投入検出信号が出力されなかったことを受けて、第1の投入機構56−1がカバーする単一球の取込流路57fに配置された投入検出手段から計2回の投入検出信号が出力されるまで、第一の投入機構56−1に投入作動及び戻し作動を1セットにした一対のパルス電圧を間欠的に供給させる。
まず、不足球補充作動の前に、投入不足が発生した投入作動における戻し作動として、第一の投入機構56−1及び第二の投入機構56−2にパルス電圧が供給される。このパルス電圧の供給を受けて、第一の投入機構56−1及び第二の投入機構56−2の鞘部材56aは待機路55上に戻り、鞘部材56aの一部分で阻止されていた遊技球が第一の投入機構56−1及び第二の投入機構56−2の包絡線空間に流入する。
遊技球が球受け皿15又は遊技球取込装置50にない場合は、遊技者の球受け皿15への遊技球補充を待つ。遊技者により補充された遊技球は、球受け皿15を介して遊技球取込装置50に流入し、待機路55を流転して第1の投入機構56−1の鞘部材56a内に単一球が収容される。尚、一定期間待機しても遊技球が補充されず、取込みができなかった場合は、取り込んでいた遊技球を払い戻す。
不足が発生した投入作動における戻し作動から一定間隔経過の後、制御部は、電源装置に一回目の電力供給制御を行う。この電力供給制御を受けて、電源装置から第一の投入機構56―1へ一回目の投入作動のためのパルス電圧が供給される。パルス電圧が供給されると、図12に示すように、第一の投入機構56−1の鞘部材56aは回動し、鞘部材56a内部の単一遊技球を取込樋57へ向けて放り出す。
放り出された単一の遊技球は、最下端直下の取込流路57f内を流下して、当該取込流路57fに配置されている投入球検出手段を通過する。取込流路57fに配置されている投入球検出手段は、遊技球の通過を検出して投入検出信号を出力する。制御部は、この投入検出信号を受けて不足残数を1カウントダウンする。
一定の間隔後、電源装置から第一の投入機構56−1へ戻し作動のためのパルス電圧が供給される。このパルス電圧の供給を受けて、第一の投入機構56−1の鞘部材56aが待機路55上に戻り、流入阻止されていた遊技球が第一の投入機構56−1の鞘部材56a内に流入する。
制御部は、カウントダウンした不足残数が0でなければ、電源装置に2回目の電力供給制御を行う。この電力供給制御を受けて、電源装置から第一の投入機構56―1へ一回目の投入作動のためのパルス電圧が供給される。パルス電圧が供給されると、第一の投入機構56−1の鞘部材56aは回動し、鞘部材56a内部の単一遊技球を取込樋57へ向けて放り出す。
放り出された単一の遊技球は、最下端直下の取込流路57f内を流下して、当該取込流路57fに配置されている投入球検出手段を通過する。取込流路57fに配置されている投入球検出手段は、遊技球の通過を検出して投入検出信号を出力する。制御部は、この投入検出信号を受けて不足残数を1カウントダウンする。
この計二回の第一の投入機構56−1の投入作動が遊技球の不足補正となり、遊技球の不足は解消される。制御部では、最下端直下の取込流路57f内に配置されている投入球検出手段から計2度の投入検出信号の出力を受けて、不足残存数が0となる。不足残存数が0になると、制御部は、遊技開始の許可をする。すなわち、レバー141の操作待機の状態となる。
(本実施形態の投入機構による作用効果)
このように、この遊技機1では、遊技球取込装置50において、単一遊技球を取込樋57へ投入作動する第一の投入機構56−1と、複数の遊技球を同時に取込樋へ投入作動する第二の投入機構56−2とを並べるようにし、第一の投入機構56−1と第二の投入機構56−2がカバーする投入遊技球の範囲を、一回の投入作動により投入される遊技球数の和が賭率の一単位を充足するように設定されるようにした。これによると、投入作動により投入された遊技球が不足しても第一の投入機構56−1を不足球数分独立して投入作動させることで不足球の補充を柔軟に行うことができる。
尚、本実施形態では、第三の投入機構56−3を配置して複数単位の取込みを行うようにしたが、その他にも、第一の投入機構56−1と第二の投入機構56−2が一度に投入する遊技球の和を賭率の複数単位を充足するようにし、賭率の一単位においては第一の投入機構56−1がその単位に相当する遊技球の数分だけ独立作動するようにしてもよい。
また、待機部55に流入側を上流とした傾斜を設けている。これにより、最下端に位置して不足球を投入する第一の投入機構56−1の鞘部材56aに単一遊技球を確実に収容させることができる。
本実施形態に係る遊技機の前面パネルを示す図である。 前枠の裏面を示す図である。 遊技球取込装置の外観を示す図である。 遊技球取込装置の取付面側から観た内部構成の斜視図である。 遊技球取込装置の取付面の反対側の面から観た内部構成の斜視図である。 遊技球取込装置の側面とは反対の面から観た断面図である。 遊技球取込装置の分解斜視図である。 遊技球取込装置に遊技球が流入している状態を示す図であり、取込樋の反対側から観た斜視図である。 遊技球取込装置の遊技球の投入時を示す図であり、待機部の途中位置を長辺方向から観た断面図である。 遊技球取込装置の遊技球の投入後を示す図であり、取込樋側から観た斜視図である。 単位数に満たない遊技球を取込樋へ流下させた状態を示す図であり、遊技球取込装置を取込樋の流下面側から観た斜視図である。 遊技球取込装置が不足球補充作動をしている状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 遊技機
2 外枠
3 中枠
4 前枠
12 ヒンジ部
13 窓部
14 操作部
141 レバー
142 ストップボタン
143a BETボタン
144 切替ボタン
145 精算ボタン
15 球受け皿
16 下皿
17 施錠装置
20 ステー
21 第1の補強部材
22 第2の補強部材
23 排出口
50 遊技球取込装置
51 ケース
51a 取付面
51b 上面
51c 側面
52 球抜きレバー
53 コネクタ差込口
54 流入口
55 待機部
56 投入機構
56−1 第1の投入機構
56−2 第2の投入機構
56−3 第3の投入機構
56a 鞘部材
56b ヒンジ部
56c シャフト
56d ラッチングソレノイド
56e 板金
56f プランジャ
56g 伝達アーム
56h フランジ部
56i 係止片
56j ヒンジ部
57 取込樋
57a 流下面
57b 開口部
57c 障壁
57d 区画壁
57e 切欠
57f 取込流路
57g 通孔
58a,58b 基板
60a,60b コネクタ
61 コネクタ
62 中間フレーム
62a コネクタ収容部
62b フランジ部
62c アーム
62d 通孔
62e 長形孔
63a 発光部
63b 受光部
64 コネクタ
65 フォトセンサ

Claims (5)

  1. 所定数の遊技球を賭率の一単位として遊技にかけ、遊技結果に応じた球数の遊技球を支払う遊技機に配設される遊技球取込装置であって、
    複数の遊技球が列状に並べられる待機路と、
    前記待機路の長辺に沿って所定遊技球数分に亘る開口部を有する取込樋と、
    前記開口部の一部範囲に臨む単一遊技球に対応して配置され、前記単一遊技球を前記取込樋へ投入作動する第一の投入手段と、
    前記開口部の他部範囲に臨む複数の遊技球に対応して配置され、当該複数の遊技球を同時に前記取込樋へ投入作動する第二の投入手段と、
    を備え、
    前記第一の投入手段と前記第二の投入手段の一回の投入作動により投入される遊技球数の和が前記賭率の一単位又は複数単位を充足するよう前記一部範囲及び前記他部範囲が設定されること、
    を特徴とする遊技球取込装置。
  2. 前記取込樋へ投入された遊技球数を検出する投入球検出手段をさらに備え、
    検出された遊技球数に基づき遊技球が投入不足の場合には、前記第一の投入手段は、不足球数分の投入作動を独立してすること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技球取込装置。
  3. 前記待機路は、遊技球の流入側が高い傾斜面を有し、
    前記第一の投入手段は、前記傾斜面の下端に配置され、
    前記第二の投入手段は、前記第一の投入手段に隣接配置されること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の遊技球取込装置。
  4. 前記開口部のさらに他部範囲に臨む複数の遊技球に対応して配置され、当該複数の遊技球を同時に前記取込樋へ投入する第三の投入手段をさらに備え、
    前記第一の投入手段と前記第二の投入手段と前記第三の投入手段の一回の投入作動により投入される遊技球数の和が前記賭率の所定単位を充足するよう各範囲が設定されること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の遊技球取込装置。
  5. 所定数の遊技球を賭率の一単位として遊技にかけ、遊技結果に応じた球数の遊技球を支払う遊技機であって、
    装置外部へ膨出し、所定数の遊技球を貯留する皿部と、
    遊技結果に応じて支払われた遊技球を装置内部から前記皿部へ排出させる排出口と、
    前記皿部に形成され、前記皿部から装置内部へ遊技球を取り込む取込口と、
    前記取込口に連通し、前記皿部から前記取込口を経由して装置内部へ流入した複数の遊技球が列状に並べられる待機路と、
    前記待機路の長辺に沿って所定遊技球数分に亘る開口部を有する取込樋と、
    前記開口部の一部範囲に臨む単一遊技球に対応して配置され、前記単一遊技球を前記取込樋へ投入作動する第一の投入手段と、
    前記開口部の他部範囲に臨む複数の遊技球に対応して配置され、当該複数の遊技球を同時に前記取込樋へ投入作動する第二の投入手段と、
    前記取込樋に投入された遊技球を検出する投入球検出手段と、
    前記投入球検出手段の検出により前記賭率の単位分の遊技球取込みが確認されると遊技始を許可する制御手段と、
    を備え、
    前記第一の投入手段と前記第二の投入手段の一作動動作により投入される遊技球数の和が前記賭率の一単位又は複数単位を充足するよう前記一部範囲及び前記他部範囲が設定され、投入された遊技球に不足が生じると、前記第一の投入手段を不足球数分の投入作動を独立してさせること、
    を特徴とする遊技機。
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