JP2004305543A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の遊技球の投入及びその検出を迅速に行なうことができる遊技機を提供する。
【解決手段】待機部44に横列状に並べられた複数の遊技球を、この複数の遊技球に対応して待機部44の長辺側に設けられた投入口47から、列方向と交差する向きに投入する遊技球投入機構23を備え、待機部44に待機され又は待機部44から投入された複数の遊技球を検出する検出手段49を、その遊技球毎に複数設けたものである。また、複数の所定個数単位で遊技球を投入する遊技球投入機構23においては、所定個数の遊技球を投入する投入部を直列状に複数備え、この各投入部が、待機部44に横列状に並べられた所定個数の遊技球を、所定個数の遊技球に対応して待機部44の長辺側の投入口47から、列方向と交差する向きに投入するようにしても良い。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の遊技球を投入可能な遊技球投入機構を備えた遊技機、取り分け、所定個数の遊技球が投入されることを条件に所定の遊技が開始可能となるように構成された遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機には複数の遊技球を投入する遊技球投入機構を備えたものがある。このような遊技機の一例として、例えば、遊技媒体として遊技球を用いたスロットマシンを挙げることができる。このようなスロットマシンには、他の遊技媒体であるメダルの1枚分の価値に対応する5個を一単位として、その3倍までの遊技球を選択的に投入可能な遊技球投入機構を備えたものがある。(例えば特許文献1)
この遊技球投入機構は、待機部に横列状に並べられた遊技球を、その供給口と反対の短辺側に設けられた投入口から列方向に投入するもので、投入口、供給口及び遊技球5個毎の計4個の球止めが設けられ、その各球止めを駆動するソレノイドの制御により、遊技球を5個単位で投入できるようになっている。
【0003】
また、投入口から5番目、10番目及び15番目の遊技球に対応してその遊技球を検出する検出手段が設けられ、この検出手段により遊技球が検出されないときには、球詰まり若しくは球不足と判断して、所定個数未満の遊技球が投入されないようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特公平5−74390号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の遊技球投入機構は、待機部の短辺側に設けられた投入口から列方向に遊技球を投入するように構成されているので、全ての遊技球を投入するのに多くの時間が必要であり、その結果として例えば遊技間のインターバル時間が長くなってしまう。
【0006】
また、5個毎に遊技球を検出する検出手段を設けているが、その間で遊技球が詰まることなども想定され、検出手段により遊技球が検出されたからといって、必ずしも遊技球が正常に待機されている保証はないので、投入口側に検出手段を別途設けて投入された遊技球を計数しなければ、正確な投入球数を把握することができない。その際、列方向に投入される遊技球を1個ずつ検出すれば、その検出にも多くの時間を必要することとなる。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、複数の遊技球の投入及びその検出を迅速に行なうことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、待機部44に横列状に並べられた複数の遊技球を、該複数の遊技球に対応して前記待機部44の長辺側に設けられた投入口47,114から、列方向と交差する向きに投入する遊技球投入機構23を備えると共に、前記待機部44に待機され又は前記待機部44から投入された複数の遊技球を検出する検出手段49を、その遊技球毎に複数設けたものである。
【0009】
また本発明は、複数の所定個数単位で遊技球を投入する遊技球投入機構23を備えた遊技機において、前記遊技球投入機構23は、所定個数の遊技球を投入する投入部60a〜60cを直列状に複数備え、該各投入部60a〜60cが、待機部44に横列状に並べられた所定個数の遊技球を、該所定個数の遊技球に対応して前記待機部44の長辺側に設けられた投入口47,114から、列方向と交差する向きに投入するように構成されたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図12は、本発明を遊技媒体として遊技球を用いたスロットマシンに適用した第1の実施形態を例示している。
【0011】
図1〜図3において、1は遊技機本体で、矩形枠状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。外枠2の内側には、その上部側に対応して、役物パネル部4が着脱自在、開閉自在等に取り付けられると共に、この役物パネル部4の下部側の開口5にリールユニット6が着脱自在等に嵌合状に取り付けられている。
【0012】
役物パネル部4の上部側には、液晶式表示手段等の演出表示手段7を備えると共に、遊技主題等に関連する平面的又は立体的なデザインが施されている。なお、演出表示手段7として、例えばドット式、ドラム式、ベルト式等の表示手段を使用しても良い。
【0013】
リールユニット6は変動表示手段8を構成するもので、左右方向に複数、例えば3個の図柄表示リール9、各図柄表示リール9を回転駆動するステッピングモータ等の回転駆動手段10、図柄表示リール9の回転位置を検出するリール回転位置検出手段11(図10参照)、図柄表示リール9を内側から照明するランプ12等をユニットとして一体に備えている。
【0014】
各図柄表示リール9は、駆動プーリ13、従動プーリ14及び各プーリ13,14に巻き付けられた無端状の表示ベルト15を備え、この表示ベルト15の外周面には「7」、「BAR」、「チェリー」、「ベル」、「プラム」等の複数種類の遊技図柄が周方向に所定間隔で複数個付されている。なお、各図柄表示リール9は、上下方向に3個の遊技図柄を遊技者から視認可能に表示するようになっている。
【0015】
前枠3には、役物パネル部4及びリールユニット6に対応して上部側に窓孔16が形成されると共に、下部側に前側突出状の上皿カバー17及び下皿カバー18が形成され、それら各カバー17,18に上側開放状の上皿19及び下皿20が設けられている。上皿カバー17の上側及び前側には遊技用の操作部21が設けられている。また、前枠3の裏側には、上皿カバー17の後側の取り付け壁部22に、複数の所定個数、例えば5個単位で遊技球を投入するための遊技球投入機構23(図4等参照)が着脱自在に装着されている。なお、取り付け壁部22は前枠3に一体に形成しても良いし、別途取り付けた鉄板等により構成しても良い。
【0016】
前枠3には、例えば窓孔16の上側の左右両側にスピーカ24が設けられると共に、両スピーカ24の間及び窓孔16の横側等にランプ25が設けらている。このスピーカ24及びランプ25は、遊技状態等に関連して夫々音及び光により演出を行なうようになっている。
【0017】
また前枠3には、窓孔16に対応して裏側から印刷パネル部26が取り付けられている。この印刷パネル部26は、無色又は有色の透明又は半透明の合成樹脂製等で、各図柄表示リール9の枠線、デザイン画等が印刷されている。
【0018】
また図柄表示リール9の周囲には、遊技球の投入球数の表示すると共に図柄表示リール9による図柄合わせゲームでの有効ラインを示す投入球数表示部27、遊技球のクレジット個数を表示するクレジット表示部28、後述するビッグビーナスゲームの小役ゲーム又はボーナスゲームの消化ゲーム数等を表示する役物当選回数表示部29、遊技球の払い出し数を表示する払い出し球数表示部30、遊技球投入機構23の遊技球の待機状況を表示する待機球数表示部31等が設けられている。
【0019】
因みに実施形態では、所定個数(例えば5個)の遊技球を1単位として、1単位の遊技球が投入されることにより中央の横ラインが有効ラインとなり、2単位(10個)の遊技球が投入されることにより上下の横ラインを合わせた3ラインが有効ラインとなり、3単位(15個)の遊技球が投入されることにより右上がり及び右下がりの斜めラインを合わせた5ラインが有効ラインとなるが、投入球数表示部27はその有効ラインにあわせて例えば裏側のランプ等が点灯するようになっている。即ち、投入球数表示部27は、投入球数を所定個数(5個)単位で表示するように構成されている。なお、投入球数表示部27を例えば7セグ等により構成すると共に、投入球数をその単位数又は実際の投入球数により表示するようにしても良い。
【0020】
また、遊技球のクレジット個数は例えば最大で250個となっているが、クレジット表示部28は、そのクレジット個数を所定個数(5個)単位の単位数で表示しても良いし、実際のクレジット個数により表示しても良い。払い出し球数表示部30も同様に、払い出し球数を単位数で表示しても良いし、実際の払い出し球数により表示しても良い。
【0021】
上皿19は、図柄表示リール9による図柄合わせ遊技において、有効ライン上に遊技図柄が有効な態様で停止した際に、その態様に対応した個数の遊技球が払い出されるもので、払い出し口32から払い出された遊技球を、その反対側に連通される遊技球投入機構23に供給するようになっている。なお、クレジット個数に余裕がある場合には、実際に遊技球を上皿19に払い出すことなく、クレジット個数が払い出し個数分だけ加算されるようになっている。
【0022】
因みに、通常遊技状態での遊技球の払い出し個数は、例えば有効ライン上に「7」又は「BAR」が3つ揃った態様が75個、「ベル」が3つ揃った態様が50個、左リールに「チェリー」が停止した態様が1有効ライン当たり10個となっている。また「プラム」が3つ揃った態様はリプレイ態様とされており、遊技球の払い出しはないものの、遊技球を投入することなしに再遊技できるようになっている。
【0023】
また「7」の3つ揃いはビッグボーナス態様とされており、通常遊技状態のときにこのビッグボーナス態様となった場合には、上記所定数の遊技球が払い出される他、ビッグボーナスゲームが開始される。ビッグボーナスゲームでは、例えば最大30ゲームの小役ゲームを行なう権利と、その小役ゲーム状態でボーナスイン態様(例えば有効ライン上の「プラム」の3つ揃い)となることに基づいて最大3セットのボーナスゲームを行なう権利とが発生する。なお、小役ゲーム状態では、「ベル」が3つ揃った態様及び左リールに「チェリー」が停止した態様の場合に、通常遊技状態と同じ又は異なる個数の遊技球が夫々払い出されるようになっているが、それらの小役の揃う確率が通常時に比較して高く設定されるのが一般的である。
【0024】
ボーナスゲーム状態では、JAC当たり態様(例えば有効ライン上の「プラム」の3つ揃い)となれば、75個の遊技球が払い出される。またボーナスゲームは、例えば12ゲームの消化又は8回のJAC当たりが1セットとされている。なお、ビッグボーナスゲームは、小役ゲームを30ゲーム行なうか、3セットのボーナスゲームを行なうことにより終了する。
【0025】
因みに、通常遊技状態及び小役ゲーム状態では、15個の遊技球(メダル3枚分に相当)を投入し、またボーナスゲーム状態では、5個の遊技球(メダル1枚分に相当)を投入して遊技を行なうのが一般的であるが、これに限られるものではない。
【0026】
また、「BAR」の3つ揃いはレギュラーボーナス態様とされており、通常遊技状態のときにこのレギュラーボーナス態様となった場合には、上記所定数の遊技球が払い出される他、レギュラーボーナスゲームが開始される。レギュラーボーナスゲームでは1セットのボーナスゲームを行なう権利が発生する。因みに、1回のレギュラーボーナスゲームにより600個程度、1回のビッグボーナスゲームにより2000個程度の遊技球の獲得を期待することができる。
【0027】
下皿20は、上皿19からオーバーフローした遊技球等が払い出されるようになっている。
【0028】
操作部21は、上皿カバー17の上側に、遊技球返却レバー33、最大投入ボタン34、単位投入ボタン35及びクレジット精算ボタン36を、上皿カバー17の前側に、スタートレバー37及び左・中・右の3個の停止ボタン38を夫々備えている。
【0029】
遊技球返却レバー33は、遊技球投入機構23内の遊技球及び上皿19の遊技球を、下皿20に排出するためのものである。
【0030】
最大投入ボタン34は、遊技状態及び遊技球投入機構23内に待機された待機球数に応じて、所定個数(例えば5個)単位で投入可能な最大個数の遊技球を投入するためのもので、その操作により、例えば通常遊技状態及び小役ゲーム状態中には最大15個、ボーナスゲーム状態中には5個の遊技球が、遊技球投入機構23により投入されるようになっている。
【0031】
単位投入ボタン35は、1回の操作毎に所定個数(例えば5個)の遊技球が、遊技球投入機構23により投入されるようになっている。なお、繰り返し操作した場合にも、その時点の遊技状態における投入可能な最大個数(最大投入可能球数)を超えては投入されないようになっている。即ち、最大投入ボタン34及び単位投入ボタン35は、遊技状態に応じた最大投入可能球数(例えば通常遊技状態及び小役ゲーム状態では15個、ボーナスゲーム状態では5個)の遊技球が既に投入されている場合には、その操作は無効とされ、投入球に基づく所定の遊技及びその処理が終了した後に、再び有効とされるようになっている。
【0032】
クレジット精算ボタン36は、クレジットされた遊技球を精算するためのもので、その操作により、クレジット個数分の遊技球が払い出し手段39(図10参照)により上皿19又は下皿20に払い出されるようになっている。なお、クレジット精算ボタン36は、投入球返却ボタンに兼用されており、遊技球投入機構23から遊技球が投入されたものの未だ遊技が開始されていないときにクレジット精算ボタン36が操作されれば、クレジットの精算に加えて、投入済みの遊技球が返却されるようになっている。なお、クレジット精算ボタン36は、その操作時間等に応じて、クレジット精算機能と投入球返却機能とを使い分けることができるようにしても良い。
【0033】
スタートレバー37は、遊技可能な所定個数の遊技球が投入されたことを条件に、その操作により図柄表示リール9を回転させるものである。因みに、このスタートレバー37の操作タイミングに基づいて、内部的な成立役、演出等の抽選が行なわれるようになっている。
【0034】
各停止ボタン38は、対応する図柄表示リール9の回転を個別に停止させるものである。なお、各図柄表示リール9は、成立役等に基づく内部的な制御により、停止ボタン38の操作時の位置から遊技図柄4個分進んだ位置までの何れかの位置で停止するようになっている。
【0035】
遊技球投入機構23は、図4〜図9に示すように、横方向、例えば左右方向に長い形状で、前後に分割可能な前ケース42及び後ケース43を備え、それら両ケース42,43の内部に、待機部44及び回収通路45が、開閉部材46により開閉される投入口47を介して形成されている。実施形態では、前ケース42の上部側に待機部44を設けると共に、後ケース43の下部側に回収通路45を設け、前ケース42の下部側に、待機部44の下側の投入口47から投入された遊技球を回収通路45側に導く傾斜壁部48を設けている。また、両ケース42,43の外側には、待機部44に待機された遊技球を検出する検出手段49が設けられている。
【0036】
後ケース43は、図7、図9等に示すように、例えば上下に各複数の係合爪50を備え、この係合爪50が前ケース42の係合孔50aに係合されることにより、前ケース42に圧入状に着脱自在に取り付けられている。また前ケース42の下側の例えば複数の係合爪51が前枠3の取り付け壁部22の取り付け孔52の下縁部に前側から係合されると共に、両ケース42,43の上側に例えば複数設けられた取り付け部53,54を介して前ケース42と後ケース43とが共締め状に前枠3の取り付け壁部22にねじ止めされている。なお、前ケース42には、上側に突出し且つ前枠3の取り付け壁部22に当接される当接部130が設けられている。
【0037】
待機部44は、例えば15個の遊技球を一列の列状に待機させるもので、図6にも示すように、前ケース42側に横方向、例えば左右方向に形成されている。前ケース42は、待機部44が遊技球の供給側が高い傾斜状となるように傾けて前枠3の取り付け壁部22に装着されている。
【0038】
待機部44は、図7及び図8に示すように、前ケース42の前壁部55、この前壁部55の上部側から後側に突設された上部壁56、後ケース43側に形成された突出壁57、閉状態の開閉部材46、先頭の遊技球を止める止め部材59等の間に形成されており、その長辺側の略全長にわたって下側に開口された投入口47が開閉部材46により開閉されるようになっている。
【0039】
開閉部材46は、閉状態のときに待機部44の底壁を構成するもので、図5及び図6にも示すように、所定個数(例えば5個)の遊技球毎にその列方向に複数(例えば3個)あり、夫々が独立して各駆動手段65により待機部44の幅方向(例えば前後方向)に開閉駆動されるようになっている。
【0040】
即ち、遊技球投入機構23は、所定個数(例えば5個)の遊技球を投入可能な投入部60a〜60cを横方向の直列状に複数(例えば3個)有し、その各投入部60a〜60cの待機部44が遊技球の供給口61と排出口62との間で連通されると共に、各投入部60a〜60cがその開閉部材46の開閉により独立して遊技球を投入可能に構成されており、所定個数単位の各個数(例えば5個、10個又は15個)の遊技球を選択的に投入できるようになっている。なお、待機部44は、例えば通常遊技状態での最大投入可能球数の遊技球を待機できるように構成されている。
【0041】
開閉部材46は、図5〜図9に示すように、例えば平板状の本体部63と、本体部63の下側に待機部44の幅方向に形成された長手方向に2個の突起状の案内部64と、本体部63の幅方向の一端(例えば前側)に設けられ且つ駆動手段65に連結される連結部66と、開状態のときに後続の遊技球を止める規制部67とを備えている。なお、各投入部60a〜60cの開閉部材46は、下手側ほど低くなるように所定の段差をもって配置されている。また、本体部63の開方向と反対側の端部は、先細り状に上面側が低くなる傾斜状(楔状)に構成されている。
【0042】
案内部64は、傾斜壁部48の上側に開閉部材46の開閉方向に形成された案内溝68に嵌合されており、開閉部材46を開閉方向に案内するようになっている。なお、各投入部60a〜60cの傾斜壁部48も、開閉部材46と同様に段差をもって形成されている。
【0043】
駆動手段65は例えばソレノイドにより構成され、各投入部60a〜60cに対応して3個あり、各開閉部材46の長手方向の中央に対応して、前ケース42から一体に前側に伸長された取り付け部65aにねじ等により着脱自在に装着されている。駆動手段65は、開閉部材46の開閉方向に進退される駆動軸69を備え、この駆動軸69の先端が開閉部材46の連結部66に連結されている。なお、駆動手段65は前枠3の取り付け壁部22よりも前側、即ち上皿19の下側で上皿カバー17の内側に収容されている。
【0044】
規制部67は、各開閉部材46の上手側の先端にその開方向と反対側(後側)及び上側に突出するように設けられ、その開閉部材46が前側に駆動されて開状態となったときに、待機部44の幅方向の略中央に位置して後続の遊技球が転がり落ちないように規制するものである。つまり、下手側及び中間の投入部60a,60bでは、その上手側の投入部60b,60cに待機された遊技球を規制し、上手側の投入部60cでは、供給口61を介して上皿19から供給される遊技球を規制するようになっている。また、規制部67は、開閉部材46が閉状態のときには待機部44の外側(回収通路45側)に位置されるようになっている。なお、規制部67は、後続の遊技球の下部側を押さえて規制するため、その遊技球を上手側に移動させないか、又は僅かしか移動させないようになっている。
【0045】
上部壁56は、図6及び図7に示すように、開閉部材46の上側に遊技球1個分よりも僅かに大きい間隔をもって設けられ、前ケース42の前壁部55から待機された遊技球を上側から覆う程度に後側に突出されている。なお、各投入部60a〜60cの上部壁56は、各開閉部材46の段差に沿うように段差をもって連続状に形成されている。
【0046】
突出壁57は、図7〜図9に示すように、後ケース43の上壁部70と下壁部71との間で後壁部72から、前ケース42の前壁部55との間隔が遊技球の直径よりも僅かに大きくなる程度まで前側に突出され、その先端で遊技球の上下方向の略中央を押さえるようになっている。なお、各投入部60a〜60cの突出壁57は、各開閉部材46に対応して段差をもって設けられている。また、後ケース43には、突出壁57の段部に対応して、突出壁57と上壁部70との間に縦方向の補強リブ73が形成されている。
【0047】
回収通路45は、図5及び図7〜図9に示すように、後ケース43の突出壁57と下壁部71との間に形成され、待機部44から投入口47を経て投入された遊技球を、下手側の回収口74から例えば裏側に回収するようになっている。なお、回収通路45は、全ての投入部60a〜60cの待機部44の略全長に沿って連続状に設けられている。
【0048】
止め部材59は、図6及び図9に示すように、待機部44の排出口62に対応して形成された昇降案内部75に昇降自在に保持された胴部76と、胴部76から下側に突出する爪部77とを一体に備え、例えばコイルバネ78により下向きに付勢されており、通常は爪部77により排出口62を塞いで、下皿20に連通する戻し球口79への遊技球の進入を止めるようになっている。
【0049】
この止め部材59は、遊技球返却レバー33の操作により上側へ駆動されたときに排出口62を開放するように構成されており、その場合には、待機部44の遊技球(供給部を介して上皿19から供給されてくるものも含む)が、爪部77の下側を通過し、戻し球口79を経て下皿20へと返却されるようになっている。
【0050】
昇降案内部75は、前ケース42側の本体部80と、後ケース43側の蓋部81とを備えており、本体部80に止め部材59を裏側から収容した状態で、蓋部81により塞がれるようになっている。なお、止め部材59の駆動は、遊技球返却レバー33の動きを止め部材59に機械的に伝達するものでも良いし、ソレノイド等により電気的に駆動するものでも良い。
【0051】
検出手段49は待機部44に待機された遊技球を検出するもので、図4〜図9に示すように、待機部44に待機可能な遊技球数に対応して複数(例えば15個)設けられている。各検出手段49は例えばフォトセンサにより構成されており、待機部44の幅方向の一方に設けられた発光部82と、他方に設けられた受光部83とを備えている。実施形態では、例えば後ケース43の裏側の後側基板84に発光部82を、前ケース42の前側の前側基板85に受光部83を夫々設けている。
【0052】
なお、発光部82及び受光部83は、遊技球の上部側、即ち投入口47(投入方向)と反対側を検出するように設けられている。発光部82及び受光部83は、夫々各基板84,85に遊技球の列方向に並んで設けられているが、各投入部60a〜60cの開閉部材46に対応して、所定個数(例えば5個)毎に段差が設けられている。
【0053】
前ケース42の前壁部55及び後ケース43の後壁部72には、各検出手段49の受光部83及び発光部82に対応して、発光部82からの発光が受光部83に到達するように透孔86が形成されると共に、その透孔86の周囲部分に、受光部83又は発光部82が嵌合される嵌合部87が外側に突出する筒状に設けられている。
【0054】
前側基板85は、例えば上部側が、前ケース42にそのボス部88を介してねじ等により着脱自在に取り付けられると共に、その取り付け部53の中間の位置決め穴部89に、前ケース42の位置決め突起90が嵌合されている。なお、前側基板85は、開閉部材46の駆動手段65を駆動するための基板にも兼用されている。
【0055】
後側基板84は、例えば下部側が、後ケース43にそのボス部91を介してねじ等により着脱自在に取り付けられると共に、その取り付け部54の中間の位置決め穴部92に、後ケース43の位置決め突起93が嵌合されている。
【0056】
図10は上記スロットマシンの制御系のブロック図である。この制御系は、図10に示すように、主として遊技状態に関する制御を行なう主制御基板94と、演出に関する制御を行なう演出制御基板95とを別個の基板として備えており、主制御基板94側から演出制御基板95側に対して制御コマンドを一方向通信により送信可能な構成となっている。
【0057】
主制御基板94は、待機球数判定手段96、投入制御手段97、投入球計数手段98、遊技開始許可手段99、抽選手段100、図柄変動制御手段101、停止図柄判定手段102、払い出し制御手段103、遊技状態移行手段104、制御コマンド送信手段105等を備え、CPU、ROM、RAM等により構成されている。これら各手段は、予めROM上に記憶された制御プログラムをCPU上で実行させることにより実現される。
【0058】
待機球数判定手段96は、検出手段49からの遊技球の検出信号に基づいて、遊技球投入機構23内に所定個数の遊技球が待機されているか否かを判定するもので、その判定信号を投入制御手段97に送信するようになっている。実施形態では、遊技球投入機構23の投入部60a〜60c毎に所定個数(5個)の遊技球が待機されているか否かを判定し、所定個数の遊技球が待機されていれば、その投入部60a〜60c毎に待機完了信号を送信するようになっている。
【0059】
また、待機球数判定手段96は、検出手段49からの遊技球の検出信号に基づいて、待機部44への遊技球の待機状況を、待機球数表示部31に表示するようになっている。待機球数表示部31には、例えば、待機球数が所定個数未満の投入部60a〜60cがある場合に、その投入部60a〜60c(複数の場合には例えばより下手側の投入部60a〜60c)の待機球数を表示するようにしても良いし、所定の投入部60a〜60c、例えば最も下手側の投入部60a又は上手側の投入部60cの待機球数を固定的に表示するようにしても良い。また、全ての投入部60a〜60cの待機部44に所定個数の遊技球が待機されている場合には、その旨を所定の態様により表示するようにしても良い。
【0060】
なお、実施形態では待機球数表示部31を所定個数(5個)のランプにより構成し、その点灯により待機球数を表示するようにしているが、例えば7セグ等により待機球数を表示するようにしても良い。更に、全ての投入部60a〜60cについての全待機球数を表示するようにしても良い。
【0061】
投入制御手段97は、投入ボタン34,35が操作された場合に、操作された投入ボタン34,35の種類、待機球数判定手段96からの待機完了信号、遊技状態等に応じて遊技球投入機構23の制御を行なうもので、所定個数(例えば5個)の遊技球が待機部44に待機されていること(待機完了信号があること)を条件に、その投入部60a〜60cの開閉部材46が開状態となるように駆動手段65を駆動させて、複数の遊技球を所定個数単位で投入するようになっている。
【0062】
従って、投入制御手段97は、待機球数判定手段96からの待機完了信号がない投入部60a〜60cについては、投入ボタン34,35の操作の如何に関わらず、開閉部材46を開状態に駆動させないようになっている。
【0063】
即ち、投入制御手段97は、最大投入ボタン34の操作信号があったときに、投入球数がその時点の遊技状態における最大投入可能球数を超えないことを条件に、待機完了信号のある最大数の投入部60a〜60cについて、その開閉部材46が開状態に駆動されるように制御すると共に、単位投入ボタン35の操作信号があったきに、投入球数がその時点の遊技状態における最大投入可能球数を超えないことを条件に、待機完了信号のある1の投入部60a〜60cについて、その開閉部材46が開状態に駆動されるように制御するようになっている。
【0064】
例えば図11(a)に示すように、待機部44に15個の遊技球が待機されているときには、待機球数判定手段96から全ての投入部60a〜60cについて待機完了信号が送信されるので、この状態で最大投入ボタン34が操作された旨の信号があった場合には、全ての投入部60a〜60cの開閉部材46を開状態に駆動させて、15個の遊技球を投入する。
【0065】
また図11(b)に示すように、上記と同じ状態で単位投入ボタン35が操作された旨の信号があった場合には、何れか1の投入部60a〜60c(例えば下手側の投入部60a)の開閉部材46を開状態に駆動させて、5個の遊技球を投入する。
【0066】
また図12に示すように、待機部44に12個しか遊技球が待機されていないときには、待機球数判定手段96から上手側の投入部60cについての待機完了信号が送信されないので、この状態で最大投入ボタン34が操作された旨の信号があった場合には、待機完了信号の送信がある下手側及び中間の投入部60a,60bの開閉部材46を開状態に駆動させて、10個の遊技球を投入する。
【0067】
なお、ボーナスゲーム状態では、最大投入可能球数が所定個数(例えば5個)に設定されるので、10個以上の遊技球が待機された状態で最大投入ボタン34が操作された旨の信号があっても、1の投入部60a〜60cの開閉部材46だけを駆動して、所定個数(5個)の遊技球を投入するようになっている。
【0068】
更に投入制御手段97は、最大投入可能球数未満(例えば5個又は10個)の遊技球が既に投入された状態で新たに投入ボタン34,35の操作があったときには、既投入球数との和が最大投入可能球数(例えば15個)を超えないことを条件に、新たに遊技球を投入すべく遊技球投入機構23を制御するようになっている。従って、その状態で最大投入ボタン34が操作された場合には、全ての投入部60a〜60cの待機完了信号があったとしても、1又は2の投入部60a〜60cについてその開閉部材46を開状態に駆動させ、最大投入可能球数と既投入球数との差(5個又は10個)だけ遊技球を投入するようになっている。
【0069】
なお、クレジット手段106に遊技球のクレジットがある場合には、投入制御手段97はクレジットされた遊技球から優先的に投入するようになっており、遊技球投入機構23から遊技球を投入しないようになっている。また、クレジット個数が不足する場合には、クレジット分を全て投入すると共に、その不足分を遊技球投入機構23から投入するようになっている。
【0070】
投入球計数手段98は、投入制御手段97が開閉部材46の駆動手段65を駆動させたときに、検出手段49からの信号に基づいて投入された遊技球を計数するもので、その投入球数信号を遊技開始許可手段99側に送信するようになっている。投入球計数手段98は、例えば、開閉部材46の駆動手段65が駆動される前には検出手段49からの検出信号があり、駆動された後に検出信号が途絶えた場合に、その遊技球が投入されたものとして、投入球数を計数するようになっている。因みに、クレジットされた遊技球により遊技球の投入処理が行なわれた場合にも、投入球計数手段98はその分だけ投入球を計数するようになっている。
【0071】
なお、投入球計数手段98は、所定個数(5個)の遊技球が待機された状態で1の投入部60a〜60cの開閉部材46が開状態に駆動される毎に、所定個数(5個)の投入球を計数するように構成しても良い。
【0072】
また、投入球計数手段98は、投入球を計数したときに、その投入球数に応じて投入球数表示部27を点灯表示するようになっている。例えば所定個数(5個)の投入球を計数したときには1単位を示す1の部分を、所定個数の2倍(10個)の投入球を計数したときには1及び2の部分を、所定個数の3倍(15個)の投入球を計数した場合には、1,2及び3の部分を点灯させるようになっている。
【0073】
遊技開始許可手段99は、投入球計数手段98からの投入球数信号に基づいて、所定個数(5個)の遊技球が投入されたときに所定の遊技の開始を許可するもので、その開始許可信号、投入球数信号等を抽選手段100側に送信するようになっている。
【0074】
なお、通常ゲーム状態及び小役ゲーム状態では、所定個数の3倍(15個)の遊技球が投入されることを条件に、遊技の開始を許可するように遊技開始許可手段99を構成しても良い。
【0075】
因みに、この実施形態では、遊技の開始が許可されることに基づいて、スタートレーバーの操作が有効とされ、その操作により図柄表示リール9が回転可能な状態となる。
【0076】
抽選手段100は、遊技開始許可手段99からの開始許可信号及び投入球数信号があることを条件として、スタートレバー37が操作された旨の信号があったときに、その操作タイミングに基づいて、投入球数、遊技状態等に応じて乱数抽選等により成立役の抽選を行なうもので、その成立役信号、投入球数信号等を図柄変動制御手段101側に送信するようになっている。
【0077】
例えば、通常ゲーム状態であれば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、ベル、チェリー、リプレイ(プラム)、ハズレ等の抽選を行なう。またビッグボーナスゲーム中の小役ゲーム状態では、ベル、チェリー、ボーナスイン(プラム)、ハズレ等の抽選を行なう。またボーナスゲーム状態では、JAC当たり(プラム)、ハズレ等の抽選を行なう。
【0078】
なお、通常ゲーム状態及び小役ゲーム状態では、投入球数が5個又は10個でも遊技の開始が許可されるようになっているが、5個よりも10個、10個よりも15個の方が払い出し率が高くなるように、抽選手段100の抽選確率が設定されている。
【0079】
図柄変動制御手段101は、抽選手段100等から成立役信号、投入球数信号等を受信したときに、各図柄表示リール9の回転を開始させると共に、停止ボタン38の操作があったときに、その対応する図柄表示リール9を、成立役、投入球数、停止ボタン38の操作順序等に応じた所定の停止態様で停止させるように、回転駆動手段65を制御するものである。
【0080】
図柄変動表示手段8は、リール回転位置検出手段49からのリール回転位置信号に基づいて各図柄表示リール9の回転位置を常に監視すると共に、停止ボタン38が操作された旨の信号があったときに、その停止ボタン38に対応する図柄表示リール9を、予め設定されたリール制御テーブルに基づいて、停止ボタン38の操作時の位置から図柄4個分進んだ位置までの何れかの位置で停止させるようになっている。
【0081】
リール制御テーブルは、各図柄表示リール9について、成立役、投入球数、停止ボタン38の操作順序毎に、停止ボタン38の操作時の回転位置の各々に対して最終停止位置を定めたもので、成立役を引き込み可能な範囲内(図柄4個分手前まで)で停止ボタン38が操作された場合には、原則として成立役が揃った態様で各図柄表示リール9が停止するようになっている。
【0082】
なお、成立役を引き込めない位置で停止ボタン38が操作された場合には、当然その成立役を取りこぼすことになるが、その場合、ビッグボーナス及びレギュラーボーナスのボーナスフラグはその成立役が揃うまで持ち越されるのに対し、ベル、チェリー、リプレイ等の小役フラグはそのゲームで消滅する。
【0083】
停止図柄判定手段102は、全ての図柄表示リール9が停止したときに、リール回転位置検出手段49からのリール回転位置信号に基づいて、遊技状態に応じて、有効ライン上に停止表示された遊技図柄の態様が有効な態様であるか否かを判定するもので、その判定信号を払い出し制御手段103、遊技状態移行手段104等に送信する。
【0084】
例えば、通常遊技状態であれば、有効ライン上に停止した遊技図柄の態様が、ビッグボーナス態様、レギュラーボーナス態様、ベル、チェリー等の小役態様、リプレイ態様の何れかであるか否か、小役ゲーム状態であれば、小役態様、ボーナスイン態様の何れかであるか否か、ボーナスゲーム状態であれば、JAC当たり態様であるか否かを判定する。
【0085】
なお、停止図柄判定手段102は、通常遊技状態のときに有効ライン上にリプレイ態様が停止表示された場合には、その旨の信号を遊技開始許可手段99側に送信する。遊技開始許可手段99は、その信号に基づいて、遊技球が投入されることなしに、次回の遊技の開始許可信号を抽選手段100側に送信する。因みにこの場合には、投入制御手段97が、上記次回の遊技及びその処理が終了するまで投入ボタン34,35が有効とならないように制御する。
【0086】
払い出し制御手段103は、停止図柄判定手段102の判定結果に基づいて、有効ライン上に停止表示された遊技図柄の態様が有効な組み合わせであった場合に、その態様に応じて所定数の遊技球を払い出すものである。
【0087】
払い出し制御手段103はクレジット手段106を備え、クレジット個数(例えば最大250個)に余裕がある場合には、原則として払い出し個数分だけクレジット個数を加算し、クレジット個数がオーバーフローした場合に、その分の遊技球を上皿19又は下皿20に払い出すように払い出し手段39を制御するようになっている。また、払い出し制御手段103は、払い出した遊技球数(クレジット個数に加算するものも含む)を払い出し球数表示部30に表示するようになっている。また、クレジット手段106は、投入制御手段97によりクレジットによる遊技球の投入処理があったときには、その分だけクレジット個数を減算するようになっている。
【0088】
遊技状態移行手段104は、停止図柄判定手段102の判定結果等に基づいて、通常遊技状態、小役ゲーム状態及びボーナスゲーム状態の間で遊技状態を移行させるものである。
【0089】
例えば、通常遊技状態のときに、有効ライン上にビッグボーナス態様が停止表示された場合には、遊技状態を小役ゲーム状態に移行させ、通常遊技状態のときに、有効ライン上にレギュラーボーナス態様が停止表示された場合には、遊技状態をボーナスゲーム状態に移行させ、小役ゲーム状態のときに、有効ライン上にボーナスイン態様が停止表示された場合には、遊技状態をボーナスゲーム状態に移行させ、小役ゲーム状態の30ゲーム目で有効ライン上にボーナスイン態様が停止表示されなかった場合には、遊技状態を通常遊技状態に移行させ、ボーナスゲーム状態のときに、12ゲームのボーナスゲームを消化し又は有効ライン上にJAC当たり態様が8回停止表示された場合には、残りのボーナスゲームのセット数及び小役ゲームのゲーム数に応じて、遊技状態を通常遊技状態又は小役ゲーム状態に移行させるようになっている。
【0090】
なお、遊技状態移行手段104は、小役ゲーム状態中の小役ゲームの消化ゲーム数(又は残りゲーム数)、ボーナスゲーム状態中のJAC当たりの当選回数(又は残りボーナスゲーム数)等を役物当選回数表示部29を表示するようになっている。
【0091】
制御コマンド送信手段105は、演出制御基板95に対して制御コマンドを一方向通信により送信するためのもので、投入ボタン34,35の操作による遊技球の投入に基づいて遊技球投入コマンドを送信する機能、スタートレバー37の操作に基づく成立役に対応する所定の回転開始コマンドを送信する機能、停止ボタン38の操作に基づいてそれら各停止ボタン38に対応する停止ボタン操作コマンドを送信する機能、停止図柄判定手段102の判定結果に基づいて停止図柄コマンドを送信する機能、遊技状態に基づいて遊技状態コマンドを送信する機能等を備えている。
【0092】
演出制御基板95は、制御コマンド解析手段107、演出表示制御手段108、ランプ制御手段109、音声制御手段110等を備え、CPU、ROM、RAM等により構成されている。
【0093】
制御コマンド解析手段107は、主制御基板94側からの制御コマンドを受信すると共に、その内容を解析するためのものである。
【0094】
演出表示制御手段108は、演出表示手段7の表示制御を行なうもので、例えば回転開始コマンドに基づいて、図柄表示リール9による遊技図柄の変動表示に関連する画像を表示する等、遊技状態に応じた演出画像を演出表示手段7に表示させるようになっている。
【0095】
ランプ制御手段109は、ランプ12,25等の発光制御を行なうもので、遊技球投入コマンド、回転開始コマンド、停止ボタン操作コマンド、停止図柄コマンド、遊技状態コマンド等に基づいて、ランプ12,25を所定のパターンで点灯、点滅等させるようになっている。
【0096】
音声制御手段110は、スピーカ24から出力される音声の制御を行なうためのもので、遊技球投入コマンド、回転開始コマンド、停止ボタン操作コマンド、停止図柄コマンド、遊技状態コマンド等に基づいて、スピーカ24から所定の効果音、音楽音声等を出力させるようになっている。
【0097】
次に、上記構成のスロットマシンの動作について説明する。ゲーム開始に当たって、遊技者は、遊技球投入機構23の待機部44に遊技球が正常に待機された状態で、最大投入ボタン34又は単位投入ボタン35を操作することにより、遊技球を投入することができる。因みに、上皿19に遊技球を供給するだけで、供給口61を経て待機部44に遊技球を待機させることができる。
【0098】
なお、投入制御手段97は、遊技球の投入に際してクレジット手段106による遊技球のクレジット個数を確認し、遊技球のクレジットがある場合には、クレジットされた遊技球から優先的に内部的な処理によって投入するが、以下では、クレジットされた遊技球がない場合について説明する。
【0099】
投入ボタン34,35が操作されれば、投入制御手段97は、待機球数判定手段96からの待機完了信号の有無、操作された投入ボタン34,35の種類等に応じて、遊技球を所定個数単位で投入させるべく遊技球投入機構23を制御する。即ち、投入制御手段97は、投入部60a〜60cに所定個数の遊技球が待機されていることを条件に、その投入部60a〜60cの開閉部材46が駆動されるように遊技球投入機構23を制御して、所定個数単位で遊技球を投入する。
【0100】
例えば、図11(a)に示すように、待機部44に15個の遊技球が待機されていれば、全ての検出手段49が遊技球を検出することに基づいて、待機球数判定手段96が全ての投入口47について待機完了信号を送信するので、その状態で最大投入ボタン34を操作すれば、投入制御手段97が、全ての投入部60a〜60cの開閉部材46を開状態にして、15個の遊技球を投入口47から投入する。
【0101】
開閉部材46が開状態に駆動されて、開閉部材46の上手側の規制部67が後続の遊技球を規制した状態で遊技球が投入されれば、遊技球毎に設けられた検出手段49からの検出信号が途絶えたことに基づいて、投入球計数手段98が投入球を計数する。例えば、全ての開閉部材46を開状態に駆動した場合には、15個全ての遊技球の検出信号が一旦途絶えるので、投入球を15個と計数する。
【0102】
投入球計数手段98による計数が完了すれば、投入制御手段97は、遊技球投入機構23の開状態としていた開閉部材46を閉状態に駆動して、上皿19から供給される遊技球により再度待機部44に15個の遊技球を待機させる。
【0103】
なお、投入球計数手段98が、遊技状態毎の最大投入可能球数の投入球を計数した場合には、その投入球に基づく遊技及びその処理が完了するまで、各投入ボタン34,35の操作は無効となる。
【0104】
また、図11(b)に示すように、待機部44に15個の遊技球が待機された状態で単位投入ボタン35が操作されたときには、投入制御手段97は、何れか1の投入部60a〜60c(例えば下手側の投入部60a)の開閉部材46を開状態にして、5個の遊技球を下側の投入口47から投入する。すると、その開閉部材46の規制部67が後続の遊技球を規制するので、遊技球5個分の遊技球の検出信号が途絶え、投入球計数手段98が投入数を5個と計数する。
【0105】
投入球計数手段98による計数が完了すれば、遊技球投入機構23は、開状態としていた1の開閉部材46を閉状態に駆動して、上皿19から供給される遊技球を足して再度待機部44に15個の遊技球を待機させる。
【0106】
また、図12に示すように待機部44に12個しか遊技球が待機されていないときには、検出手段49からの検出信号に基づいて、待機球数判定手段96は上手側の投入部60cについての待機完了信号を送信しないので、その状態で最大投入ボタン34が操作されれば、投入制御手段97は、待機完了信号のある下手側及び中間の投入部60a及び60bの開閉部材46だけを開状態に駆動するように遊技球投入機構23を制御し、10個の遊技球を投入する。因みに、全ての待機球数が所定個数(5個)未満のときには、何れの操作ボタンが34,35が操作されても、投入制御手段97は遊技球投入機構23を作動させない。
【0107】
なお、上記のように12個しか遊技球が待機されていない場合には、待機球数判定手段96の制御により、待機球数表示部31が例えば所定個数の遊技球が待機されていない上手側の投入部60cの待機球数(2個)を表示すべく、2個のランプを点灯表示する。これにより、遊技者が不足する遊技球数を確認することができる。
【0108】
また、既に投入された遊技球数(既投入球数)が例えば最大投入可能球数未満(例えば5個又は10個)であったときに投入ボタン34,35の操作があれば、投入制御手段97は、既投入球数との和が最大投入可能球数を超えないことを条件に、新たに遊技球を投入する。例えば、その状態で最大投入ボタン34が操作された場合には、全ての投入部60a〜60cの待機完了信号があったとしても、1又は2の投入部60a〜60cについてその開閉部材46を開状態に駆動させ、最大投入可能球数と既投入球数との差(5個又は10個)の分だけ遊技球を投入する。
【0109】
投入球計数手段98が検出手段49からの信号に基づいて投入球を計数し、その投入球数信号を遊技開始許可手段99に送信すると、遊技開始許可手段99は、所定個数又はその整数倍(5個、10個又は15個)の遊技球が投入されたことに基づいて、遊技開始許可信号、投入球数信号等を抽選手段100に送信する。なお、投入球計数手段98は、計数した投入球数に基づいて、投入球数を所定個数単位で投入球数表示部27に発光表示する。
【0110】
抽選手段100は、開始許可信号を受信することを条件にスタートレバー37の操作を有効とし、その操作があったときに、その操作タイミング、遊技状態、投入球数等に応じて成立役の抽選を乱数抽選等により行ない、その成立役信号、投入球数信号等を図柄変動制御手段101に送信する。例えば通常遊技中であれば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、ベル、チェリー、リプレイ、ハズレ等を抽選する。
【0111】
図柄変動制御手段101は、成立役信号、投入球数信号等を受信することを条件に、図柄表示リール9を回転させるべく回転駆動手段10を制御する。図柄変動制御手段101は、リール回転位置検出手段11からのリール回転位置信号により各図柄表示リール9の回転位置を監視し、図柄表示リール9の回転中に停止ボタン38の操作があれば、その操作があった時点の図柄表示リール9の回転位置、成立役、投入球数、停止ボタン38の操作順序等に応じて予め定められたリール制御テーブルに基づいて、操作された停止ボタン38に対応する図柄表示リール9を停止させる。
【0112】
なお、成立役を引き込める範囲(図柄4個分以内)で停止ボタン38を操作すれば、全ての図柄表示リール9が停止したときに、成立役に応じた遊技図柄の有効な態様が、何れかの有効ライン上に表示される。また、成立役を取りこぼした場合には、ビッグボーナス及びレギュラーボーナスのボーナスフラグであれば、その態様が表示されるまで以降のゲームに持ち越すが、ベル、チェリー、リプレイ等の小役フラグはそのゲームで消去する。
【0113】
全ての図柄表示リール9が停止すれば、停止図柄判定手段102がリール回転位置検出手段49からのリール回転位置信号に基づいて、遊技状態に応じて、有効ライン上に停止表示された遊技図柄の態様が有効な態様であるか否かを判定し、その判定信号を払い出し手段39、遊技状態移行手段104等に送信する。
【0114】
停止図柄判定手段102は、例えば、通常遊技状態であれば、有効ライン上に停止した遊技図柄の態様が、ビッグボーナス態様、レギュラーボーナス態様、ベル、チェリー等の小役態様、リプレイ態様の何れかであるか否かを判定する。
【0115】
なお、通常遊技状態のときに有効ライン上にリプレイ態様が停止表示された場合には、停止図柄判定手段102がその旨の信号を遊技開始許可手段99側に送信し、遊技開始許可手段99が、その信号に基づいて、遊技球が投入されることなしに、次回の遊技の開始許可信号を抽選手段100側に送信する。
【0116】
払い出し制御手段103は、停止図柄判定手段102から判定信号に基づいて、有効ライン上に停止表示された遊技図柄の態様が有効な組み合わせであった場合に、その態様に応じた所定数の遊技球を払い出す。その際、クレジット手段106のクレジット個数に余裕がある場合には払い出し個数分だけクレジット個数を加算し、そのオーバーフロー分を上皿19又は下皿20に払い出すように払い出し手段39を制御する。また払い出し制御手段103は、遊技球の払い出しがあった場合に、その払い出し個数(クレジット個数に加算した分を含む)を払い出し球数表示部30に表示する。
【0117】
遊技状態移行手段104は、停止図柄判定手段102の判定信号を受信したときに、その判定に基づいて、通常遊技状態、小役ゲーム状態及びボーナスゲーム状態の間で遊技状態を移行させるものである。
【0118】
例えば、通常遊技状態のときに、有効ライン上にビッグボーナス態様が停止表示された場合には、遊技状態を小役ゲーム状態に移行させる。小役ゲーム状態では、遊技状態移行手段104が消化ゲーム数をカウントし、消化ゲーム数(又は残りゲーム数)を役物当選回数表示部29に表示する。
【0119】
小役ゲーム状態では、抽選手段100による成立役の抽選状態が通常遊技状態とは異なり、例えば、ベル、チェリー、ボーナスイン、ハズレ等を抽選する。なお、その抽選の結果、ベル、チェリー及びハズレに当選した場合には、通常遊技状態と略同様の制御が行なわれる。
【0120】
小役ゲーム状態のときに抽選手段100の抽選によりボーナスインが当選した場合には、回転変動制御手段が、リール制御テーブルに基づいて、有効ライン上にボーナスイン態様が停止表示されるように回転駆動手段10を制御する。そして、有効ライン上にボーナスイン態様が停止表示されれば、停止図柄判定手段102がその旨の信号を遊技状態移行手段104に送信し、その信号に基づいて遊技状態移行手段104が遊技状態をボーナスゲーム状態に移行させる。なお、小役ゲームを30ゲーム消化し、そのゲームでボーナスイン態様が停止表示されなかった場合には、3回のボーナスゲームを消化していなくても、通常遊技状態に移行する。
【0121】
ボーナスゲーム状態では、最大投入可能球数が所定個数(5個)に設定されているので、投入制御手段97は、遊技球投入機構23に10個以上の遊技球が待機されている状態で最大投入ボタン34が操作された場合にも、1の投入部60a〜60c(例えば下手側の投入部60a)の開閉部材46だけを開状態に駆動して、所定個数(5個)の遊技球を投入する。
【0122】
またボーナスゲーム状態では、抽選手段100がJAC当たり、ハズレの抽選を行なう。その抽選結果がJAC当たりであった場合には、回転変動制御手段が、リール制御テーブルに基づいて、有効ライン上にJAC当たり態様が停止表示されるように回転駆動手段10を制御する。
【0123】
そして、有効ライン上にJAC当たり態様が停止表示されれば、停止図柄判定手段102がその旨の信号を払い出し制御手段103に送信し、その信号に基づいて払い出し制御手段103が75個の遊技球を払い出すように払い出し手段39を制御する。
【0124】
また、ボーナスゲーム状態では、遊技状態移行手段104がボーナスゲームの消化ゲーム数及びJAC当たりの当選回数等を計数し、12ゲームのボーナスゲームの消化又は8回のJAC当たりの当選によりボーナスゲームを終了させる。その際、それが1回目又は2回目のボーナスゲーム状態で小役ゲーム数に残りがあれば再度小役ゲーム状態に移行させ、3回目のボーナスゲーム状態又は小役ゲームを30ゲーム消化していたときには通常遊技状態に移行させる。
【0125】
上記のように、通常遊技状態で有効ライン上にビッグボーナス態様が表示されてビッグボーナスゲームが開始されれば、例えば2000個程度の多くの遊技球の獲得を期待することができる。
【0126】
また、通常遊技状態で有効ライン上にレギュラーボーナス態様が停止表示された場合には、遊技状態移行手段104が遊技状態をボーナスゲーム状態に移行させる。このボーナスゲーム状態は1回限りとされ、12ゲームのボーナスゲームの消化又は8回JAC当たりにより通常遊技状態に移行する。
【0127】
このように、通常遊技状態で有効ライン上にレギュラーボーナス態様が停止表示され、レギュラーボーナスが開始されれば、例えば600個程度の遊技球の獲得を期待することができる。
【0128】
また、投入ボタン34,35の操作により遊技球が投入されたとき(又は投入球計数手段98が投入球を計数したとき)、スタートレバー37が操作されたとき、停止ボタン38が操作されたとき、全ての図柄表示リール9が停止したとき、遊技状態移行手段104により遊技状態が移行したとき等には、制御コマンド送信手段105が、遊技球投入コマンド、回転開始コマンド、停止ボタン操作コマンド、停止図柄コマンド、遊技状態コマンド等の制御コマンドを随時演出制御基板95側に送信する。
【0129】
演出制御基板95側では、制御コマンド解析手段107が受信した制御コマンドを解析し、そのコマンドに応じて、演出表示制御手段108、ランプ制御手段109、音声制御手段110が夫々演出表示手段7、ランプ12,25、スピーカ24等による演出を制御する。
【0130】
例えば、演出表示制御手段108は、抽選手段100の抽選による成立役に基づいて、演出内容を乱数抽選等により抽選して、その抽選結果に基づいて演出表示手段7に画像等を表示したり、遊技状態に応じて予め定められた画像等を演出表示手段7に表示するようになっている。
【0131】
またランプ制御手段109は、例えば、停止図柄コマンドに基づいて、遊技球の払い出しがある場合にランプ12,25を点滅等させたり、遊技状態に応じて予め定められたパターンでランプ12,25を点滅等させるようになっている。
【0132】
音声制御手段110は、例えば、演出表示手段7による演出に合わせてスピーカ24から演出音を発生させたり、遊技状態に応じて、例えばビッグボーナスゲーム中に所定の音楽をスピーカ24から発生させるようになっている。
【0133】
このように本実施形態の遊技機は、待機部44に横列状に並べられた複数の遊技球を、該複数の遊技球に対応して待機部44の長辺側に設けられた投入口47から、列方向と交差する向きに投入する遊技球投入機構23を備えているので、複数の遊技球の投入を略同時に素早く行なうことができる。
【0134】
更に、待機部44に待機された遊技球を検出する検出手段49を、その遊技球毎に複数設けているので、待機された遊技球数を素早く確実に検出でき、投入球の計数も略同時に素早く確実に行なうことができる。また、待機部44での遊技球の詰まり等の異常も確実に検出することができる。
【0135】
従って、複数の遊技球の投入及びその検出を、従来技術に例示したものに比べて格段に速く行なうことができ、遊技間のインターバル時間、投入ボタン34,35の操作から遊技の開始までに要する時間を大幅に短縮することができる。
【0136】
待機部44に待機された遊技球を検出する検出手段49からの出力に基づいて、待機部44に所定個数の遊技球が待機されているかを否かを判定する待機球数判定手段96と、所定個数の遊技球が待機されていることを条件に遊技球投入機構23を作動させる投入制御手段97とを備えているので、例えば所定個数単位の遊技球が投入されることに基づいて遊技が可能となる場合に、所定個数未満の遊技球が投入されることを未然に防止できる。
【0137】
また、遊技球投入機構23は、所定個数の遊技球を投入する投入部60a〜60cを直列状に複数備え、各投入部60a〜60cが、待機部44に横列状に並べられた所定個数の遊技球を、所定個数の遊技球に対応して待機部44の長辺側に設けられた投入口47から、列方向と交差する向きに投入するように構成されているので、遊技球を所定個数単位で迅速且つ確実に投入することができる。
【0138】
投入口47を開閉する開閉部材46と、開閉部材46を開閉駆動する駆動手段65とを備えているので、振動等があっても、遊技球が投入口47から誤って投入されることもない。
【0139】
投入口47を待機部44の下側に設けると共に、駆動手段65により開閉部材46を待機部44の幅方向に開閉駆動するようにしているので、開閉部材46の駆動だけで確実に遊技球を投入することができる上に、開閉部材46の必要な駆動寸法を小さくできる。
【0140】
待機部44を遊技球の供給側が高くなるように傾斜状に設けると共に、開閉部材46に、開状態のときに後続の遊技球を止める規制部67を設けているので、予定した個数の遊技球を確実に投入することができ、また投入球数を確実に検出し計数することができる。
【0141】
図13は本発明の第2の実施形態を例示している。この実施形態の遊技球投入機構23は、待機部44に横列状に並べられた複数の遊技球を、該複数の遊技球に対応して待機部44の長辺側に設けられた投入口114から、列方向と交差する横向きに投入するようになっている。
【0142】
待機部44は前ケース42側に設けられると共に、例えば後側が略全長に亘って開口する投入口114とされており。その投入口114側が低くなるように底面115が傾斜状に形成されている。後ケース43側には、投入口114を開閉する開閉部材116が昇降自在に設けられ、この開閉部材116が駆動手段117により閉状態と開状態との間で駆動されるようになっている。
【0143】
開閉部材116は、例えば第1の実施形態と同様に、所定個数(5個)の遊技球を投入可能な投入部60a〜60c毎に複数(3個)設けられている。駆動手段117は、例えば後ケース43から上側に突出された取り付け部118に装着されている。
【0144】
各開閉部材116の上手側の端部には、第1の実施形態と同様に開状態に上昇されたときに後続の遊技球を止める規制部119が設けられている。また開閉部材116には、各検出手段49に対応して発光部82からの発光を通すための切り欠き120が下側開放状に形成されている。なお、本実施形態では検出手段49により待機された遊技球の下部側を検出するようになっている。その他は例えば第1の実施形態と略同様に構成されている。
【0145】
本発明の遊技球投入機構23はこのように構成しても良い。この実施形態では、開閉部材116を上下方向に開閉させると共に、その駆動手段117を開閉部材116の上側に配置しているので、遊技球投入機構23全体の幅(例えば前後方向の寸法)をコンパクトにすることができる。
【0146】
図14は本発明の第3の実施形態を例示している。この実施形態は第2の実施形態と同様に待機部44の横側(例えば後側)に投入口114を設けたもので、その投入口114を開閉する開閉部材122を例えば上側の回転軸125廻りに開閉させるようにしたものである。
【0147】
即ち、開閉部材122は遊技球の上下方向の略中央を押さえる横方向の棒状の押さえ部123と、例えば押さえ部123の長手方向の略中央に設けられ且つ駆動手段131の駆動軸69が連結される扇型状の連結部124とを一体に備え、扇の中心側近傍に挿通され且つ投入口114の上側近傍で後ケース43に固定された回転軸125廻りに上下方向の駆動手段131により回転駆動されるようになっている。
【0148】
駆動手段131は、例えばその上端が、後ケース43の取り付け部118に、回転軸132廻りに回転自在に装着されている。
【0149】
なお、本実施形態の開閉部材122も、所定個数(5個)の遊技球毎を投入可能な投入部60a〜60c毎に複数(3個)設けられており、各開閉部材122の上手側の端部には、開状態となったときに後続の遊技球を止める規制部126が設けられている。
【0150】
また、この実施形態では、検出手段49の発光部82及び受光部83が、待機部44の上下で例えば前ケース42に装着された上側基板133及び下側基板134に設けられており、この発光部82及び受光部83により遊技球の投入口114(投入方向)と反対側を検出するようになっている。
【0151】
遊技球投入機構23はこのように構成しても良く、この場合にも他の実施形態と略同様の効果を奏することが可能である。
【0152】
図15は本発明の第4の実施形態を例示している。この実施形態の検出手段49は、待機部44に待機された遊技球を検出する待機球検出手段127と、投入口47から投入された遊技球を検出する投入球検出手段128とを備えている。待機球検出手段127は第1の実施形態の検出手段49と略同様に構成されている。
【0153】
投入球検出手段128は、例えば近接スイッチ等により構成され、待機部44に待機された遊技球毎に複数(例えば15個)設けられており、開閉部材46が開状態とされたときに投入口47から投入される複数の遊技球を、遊技球毎に検出するようになっている。
【0154】
なお、投入球計数手段98は投入球検出手段128の検出信号に基づいて投入球を計数するように構成すればよいが、例えば待機球数検出手段127からの検出信号と比較して、それらの検出信号の間に矛盾が生じた場合にエラー信号を出力するようにしても良い。その場合、遊技球投入機構23の異常、故障、又は不正行為等を早期に発見することができる。
【0155】
図16は本発明の第5の実施形態を例示している。この実施形態では、投入球数が最大投入可能球数未満であって且つ遊技が開始されるまでの間には、一旦開状態に駆動した開閉部材46を開状態に保持すべく、投入制御手段97が遊技球投入機構23を制御するようになっている。
【0156】
例えば、遊技球投入機構23の待機部44に15個の遊技球が待機されているときに、単位投入ボタン35が操作された場合、投入制御手段97の制御により、下手側の投入部60aの開閉部材46が開状態に駆動される。このとき、遊技球が正常に投入された後に開閉部材46を閉状態に戻せば、その投入部60aに遊技球が待機する時間が必要となって、その間には遊技球を投入することをできない。
【0157】
そこで、本実施形態では、単位投入ボタン35の操作に基づいて例えば下手側の投入部60aから所定個数の遊技球を投入した後に、投入球数が最大投入可能球数未満であれば、投入制御手段97はその投入部60aの開閉部材46をそのまま開状態に保持しておき(b)、再度単位投入ボタン35の操作があったときに、例えば中間の投入部60bの開閉部材46を開状態に駆動して所定個数の遊技球を投入する(c)。
【0158】
そして、投入球数が未だ最大投入可能球数未満であれば、下手側及び中間の投入部60a,60bの開閉部材46を開状態に保持しておき(c)、再度単位投入ボタン35の操作があったときに、例えば上手側の投入部60cの開閉部材を開状態に駆動して所定個数の遊技球を投入する(d)。
【0159】
このようにすれば、続けて単位投入ボタン35の操作があった場合にも、迅速に遊技球を投入することができる。なお、開閉部材46を開放する投入部60a〜60cの順番は適宜変更しても良い。
【0160】
なお、投入球数が最大投入可能球数となったときは、それ以上の遊技球の投入ができないので、全ての開閉部材46を閉状態に戻し(e)、全ての投入部60a〜60cに遊技球を待機させて次の遊技での投入に備える。また、最大投入可能球数未満であっても、遊技が開始された場合には、全ての開閉部材46を閉状態に戻し(e)、全ての投入部60a〜60cに遊技球を待機させて次の遊技での投入に備える。
【0161】
なお、本実施形態の制御は、単位投入ボタン35が操作された場合について説明したが、待機球数が最大投入可能球数に満たない状態で最大投入ボタン34が操作され、最大投入可能球数未満の遊技球が投入された場合にも同様に制御することが可能である。
【0162】
このように、本実施形態では、投入球数が最大投入可能球数未満であって且つ遊技が開始されるまでの間には、一旦開状態に駆動した開閉部材46を開状態に保持するようにしているので、次に投入ボタン34,35が操作された際に遊技球を迅速に投入することができる。
【0163】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0164】
実施形態の遊技球投入機構23は、所定個数として5個の遊技球を投入可能な投入部60a〜60cを3個備えているが、その所定個数は少なくとも複数であれば良く、5個に限定されるものではないし、投入部60a〜60cを1個又は2個又は4個以上備えても良い。
【0165】
例えば、常に同一の所定個数(例えば15個)の遊技球が投入されることを条件に遊技を開始できるように構成された遊技機にあっては、遊技球投入機構23に、15個の遊技球を投入可能な投入部60a〜60cを1個だけ備えても良い。即ち、実施形態では、遊技機投入機構23に各投入部60a〜60cに対応して3個の開閉部材46,116,122を備えているが、遊技球投入機構23は、例えば15個の遊技球に対応する開閉部材46,116,122を1個だけ備えたものでも良い。
【0166】
また、実施形態ではスロットマシンの他の遊技媒体であるメダルに対応する価値として、所定個数の遊技球を5個に設定した場合を例示しているが、複数であれば5個と異なる個数に設定しても良い。
【0167】
各実施形態に例示した遊技球投入機構23は、横列状の待機部44の下側又は横側に形成された投入口47,114から遊技球を投入するように構成されているが、待機部44に待機された遊技球を略同時に又は迅速に投入可能であれば、遊技球の列方向と交差する上向き、斜め向き等に遊技球を投入するように構成しても良い。
【0168】
実施形態では、変動表示手段8の図柄表示リール9として表示ベルト15を用いたベルト式のものを例示しているが、ドラム式の図柄表示リール9を使用することも可能である。なお、機械的な図柄表示リール9を用いる以外にも、例えば、変動表示手段8を液晶式の表示手段により構成し、その液晶画像により図柄表示リール9を可変表示するようにしても良い。
【0169】
更に実施形態では図柄表示リール9を3個設けているが、2個又は4個以上設けても良い。また、投入球数に対する有効ラインの設定も適宜変更可能であり、最大で3ライン、7ライン等が有効となるようにしても良い。
【0170】
また、実施形態の遊技球投入機構23は、複数の投入部60a〜60cを直列状に備えているが、例えば、複数の投入部60a〜60cを並列状に備え、その各投入部60a〜60cに遊技球が順番に上皿19から供給されるように構成しても良い。
【0171】
実施形態では、非接触式の検出手段49(待機球検出手段127)により待機部44に待機された遊技球を検出するようにしているが、接触式のスイッチにより遊技球毎に検出するようにしても良い。投入球検出手段128についても同様である。
【0172】
なお、実施形態では、遊技媒体として遊技球を使用したスロットマシンに本発明を適用した場合を例示しているが、本発明の遊技機は、複数の遊技球を投入する遊技球投入機構23を備えたものであれば、スロットマシン以外にも例えばパチンコ機、アレンジボール、雀球遊技機、又はそれらの遊技機であって遊技球を封入式としたもの等にも適用可能である。
【0173】
【発明の効果】
本発明は、待機部44に横列状に並べられた複数の遊技球を、該複数の遊技球に対応して前記待機部44の長辺側に設けられた投入口47,114から、列方向と交差する向きに投入する遊技球投入機構23を備えると共に、前記待機部44に待機され又は前記待機部44から投入された複数の遊技球を検出する検出手段49を、その遊技球毎に複数設けているので、複数の遊技球の投入及びその検出を迅速に行なうことができる。
【0174】
また、複数の所定個数単位で遊技球を投入する遊技球投入機構23を備えた遊技機において、前記遊技球投入機構23は、所定個数の遊技球を投入する投入部60a〜60cを直列状に複数備え、該各投入部60a〜60cが、待機部44に横列状に並べられた所定個数の遊技球を、該所定個数の遊技球に対応して前記待機部44の長辺側に設けられた投入口47,114から、列方向と交差する向きに投入するように構成されているので、遊技球を複数の所定個数単位で迅速且つ確実に投入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す遊技機本体の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技機本体の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技機本体の概略的な分解斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す遊技球投入機構の平面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す遊技球投入機構の横断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す遊技球投入機構の後カバーを外したときの背面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す遊技球投入機構の縦断面図であって、開閉部材を閉状態としたものである。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す遊技球投入機構の縦断面図であって、開閉部材を開状態としたものである。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す遊技球投入機構の分解斜視図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す遊技球の投入における開閉部材の制御の説明図である。
【図12】本発明の第1の実施形態を示す遊技球の投入における開閉部材の制御の説明図である。
【図13】本発明の第2の実施形態を示す遊技球投入機構の縦断面図である。
【図14】本発明の第3の実施形態を示す遊技球投入機構の縦断面図である。
【図15】本発明の第4の実施形態を示す遊技球投入機構の縦断面図である。
【図16】本発明の第5の実施形態を示す遊技球の投入における開閉部材の制御の説明図である。
【符号の説明】
23 遊技球投入機構
44 待機部
46 開閉部材
47 投入口
49 検出手段
60a〜60c 投入部
65 駆動手段
67 規制部
96 待機球数判定手段
97 投入制御手段
98 投入球計数手段
99 遊技開始許可手段
114 投入口
116 開閉部材
117 駆動手段
119 規制部
122 開閉部材
126 規制部
131 駆動手段

Claims (7)

  1. 待機部(44)に横列状に並べられた複数の遊技球を、該複数の遊技球に対応して前記待機部(44)の長辺側に設けられた投入口(47)(114)から、列方向と交差する向きに投入する遊技球投入機構(23)を備えると共に、前記待機部(44)に待機され又は前記待機部(44)から投入された複数の遊技球を検出する検出手段(49)を、その遊技球毎に複数設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記検出手段(49)からの出力に基づいて前記待機部(44)から投入された遊技球を計数する投入球計数手段(98)と、所定個数の遊技球が投入されたことを条件に所定の遊技の開始を許可する遊技開始許可手段(99)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記待機部(44)に待機された遊技球を検出する前記検出手段(49)からの出力に基づいて前記待機部(44)に所定個数の遊技球が待機されているか否かを判定する待機球数判定手段(96)と、所定個数の遊技球が待機されていることを条件に前記遊技球投入機構(23)を作動させる投入制御手段(97)とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 複数の所定個数単位で遊技球を投入する遊技球投入機構(23)を備えた遊技機において、前記遊技球投入機構(23)は、所定個数の遊技球を投入する投入部(60a)〜(60c)を直列状に複数備え、該各投入部(60a)〜(60c)が、待機部(44)に横列状に並べられた所定個数の遊技球を、該所定個数の遊技球に対応して前記待機部(44)の長辺側に設けられた投入口(47)(114)から、列方向と交差する向きに投入するように構成されていることを特徴とする遊技機。
  5. 前記投入口(47)(114)を開閉する開閉部材(46)(116)(122)と、該開閉部材(46)(116)(122)を開閉駆動する駆動手段(65)(117)(131)とを備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 投入口(47)を前記待機部(44)の下側に設けると共に、前記駆動手段(65)により前記開閉部材(46)を前記待機部(44)の幅方向に開閉駆動するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記待機部(44)を遊技球の供給側が高くなるように傾斜状に設けると共に、前記開閉部材(46)(116)(122)に、該開閉部材(46)(116)(122)が開状態のときに後続の遊技球を止める規制部(67)(119)(126)を設けたことを特徴とする請求項5又は6に記載の遊技機。
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