JP2007289211A - 不正抑制手段 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機に搭載された機能部品に不正行為を働こうとしたことを明確に識別することができる不正抑制手段を提供する。
【解決手段】 遊技機に搭載された機能部品に不正行為を働くことを抑制するための不正抑制手段である。該機能部品である基板ユニットにおいて、不正抑制手段である封印部23にはインクカプセル31を配置する。該インクカプセル31は、カプセルと、該カプセルに封入されたインクとを備えるものであり、該カプセルには、外力の付与によって該インクを外部へ流出させるものを使用し、該インクには、該カプセルの外部への流出に基づいて発光するものを使用する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技者の操作に基づく遊技の進行に伴って遊技状態が変化する遊技機が設置された遊技場において、遊技機に搭載された機能部品に対する不正行為を抑制するための不正抑制手段に関する。
従来、パチンコ機等のような遊技機には、遊技者の操作に基づく遊技の進行に伴って遊技状態を変化させるべく、該遊技状態を制御する基板、役物等の機能部品が搭載されている。また、パチンコ機における玉づまりの解消、メンテナンス等のため、遊技機の前面には開閉可能な扉が設けられている。そして、該扉が不意に開閉されることを防止するため、遊技機には機能部品として施錠装置が取り付けられている。一方、近時においては、不正の利益を得る目的で、前記のような機能部品に細工を施すという不正行為を働く者の存在が報告されている。そこで、該不正行為を抑制するべく、遊技機には、種々の不正抑制手段が設けられている。
このような不正抑制手段として、例えば特許文献1に記載のパチンコ機は、遊技機能部品が複数の機能別ユニットとして分割され、前記機能別ユニットは、遊技内容を制御するマスターユニットとしての遊技制御ユニットと、マスターユニットからの一方向の指示により動作するスレーブユニットとから構成され、遊技制御ユニットには透視可能な状態で密封封止した不正防止手段を有する遊技制御回路基板を設けている。
特許文献2に記載の遊技機は、遊技状態を検出または決定する遊技状態検出/決定手段と、遊技機を制御する制御手段とを備えた遊技機において、遊技状態検出/決定手段と制御手段を接続する光伝送手段を備え、前記光伝送手段は、遊技状態検出/決定手段と制御手段の間で光信号を伝送する光ケーブルと、その光ケーブルの両端に接続されたコネクタを備えており、不正行為防止手段として、前記遊技状態検出/決定手段と制御手段に接続した両コネクタを透明な樹脂で封止している。
特許文献3に記載のパチンコ遊技機は、前面枠体の前面一側に開閉自在に軸支されると共に開放側には前記前面枠体に設けられたシリンダー錠の前端部が挿通される貫通孔を有する透明板保持枠を備えており、前記前面枠体の前面に、前記貫通孔から針金等の不正具を差し込んで行われる不正を防止するための不正防止手段が設けられている。
特許文献4に記載の遊技機の基板ケースは、ケース本体と該ケース本体を覆うカバー体とから成って、前記ケース本体及びカバー体の各側面に対応する位置に、開封腕部を介してかしめ部がそれぞれ突設されて、各かしめ部を一体化すべくかしめて開封不能となる封印部を備えており、前記ケース本体及びカバー体のいずれか一方、又は双方にインク類が封入されている。
特開2005−324067号公報 特開2004−209282号公報 特開2003−117200号公報 特開2001−314624号公報
ところが、上記のような不正抑制手段は、例えば、透明樹脂等で透視可能な状態に封止する不正抑制手段においては、該透明樹脂と同等の樹脂を使用する等して、不正行為の痕跡が残らないように再封止を施し、視認のみによる不正行為の判別を不可能としてしまう。また、貫通孔から針金等の不正具を差し込んで行われる不正を防止するための不正防止手段においては、貫通孔以外の箇所であって、扉である前面枠体又は透明板保持枠の周囲に存在する極僅かな隙間から不正具を差し込んで不正を行う。さらに、ケース本体及びカバー体のいずれか一方又は双方にインク類を封入する不正抑制手段においては、該インク類の封入箇所(開封腕部)を避けて封印部を破壊する(例えば封印ボス部のビス挿通穴、あるいは下穴を拡げる、封印ボス部を割る等)ことにより、不正を行う。
このように、いくら不正行為を働きづらい構造にしようとも、不正行為を働く者は、該不正抑制手段を回避したうえ、あたかも不正行為が働かれていないかのように詐称して、該不正行為の痕跡を隠蔽し、該不正行為を続けようとする。故に、不正行為を抑制するには、該不正行為の痕跡を明確に識別することで、不正行為を働く者を発見する、あるいは不正行為を働かれた遊技機を撤去等することが有効な方法となる。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、遊技機に搭載された機能部品に不正行為を働こうとしたことを明確に識別することができる不正抑制手段を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の不正抑制手段の発明は、遊技機に搭載された機能部品に不正行為を働くことを抑制するための不正抑制手段であって、該機能部品、あるいは該機能部品の近接位置又は近傍位置にインクカプセルを配置するとともに、該インクカプセルは、カプセルと、該カプセルに封入されたインクとを備えるものであり、該カプセルには、外力の付与によって該インクを外部へ流出させるものを使用し、該インクには、該カプセルの外部への流出に基づいて発光するものを使用することを要旨とする。
上記構成によれば、針金、金属片等の挿入、あるいは機能部品の除去等の方法で機能部品に不正行為を働こうとした場合、該機能部品、あるいは該機能部品の近接位置又は近傍位置に配置されたインクカプセルにおいて、カプセルは、外力が付与されることによってインクを外部へ流出させる。このインクには、カプセルの外部への流出に基づいて発光するものが使用されている。従って、インクの発光を確認することにより、機能部品に不正行為を働く目的で何らかの手段が講じられたことを明確に識別することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の不正抑制手段の発明において、該インクには、黄色を除く色相のものを使用することを要旨とする。
上記構成によれば、発光するインクの一般的な色相である黄色を除外することにより、インクの発光を目立たせることができるとともに、不正行為を働く者によるインクカプセルの詐称を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の不正抑制手段の発明において、該インクには、機能部品、あるいは機能部品の近接位置又は近傍位置であって該インクが付着した部位を溶かす又は腐食させる成分が含まれるものを使用することを要旨とする。
上記構成によれば、インクが付着した部位を溶かす又は腐食させることにより、不正行為の痕跡を隠蔽しづらくすることができるとともに、インクの流出を確認しやすくすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の不正抑制手段の発明において、該機能部品とは、基板を収容する基板ユニットであり、該基板ユニットは、該基板を収容するための収容口を有するケースと、該収容口を閉塞するためのカバーと、該収容口を開封不能に封印するための封印部とを備えたものであり、該封印部は、該ケース又は該カバーのいずれか一方から突出して形成された嵌合雄部と、該嵌合雄部と対応する箇所において該カバー又は該ケースのいずれか一方に形成された嵌合雌部とを有するとともに、該嵌合雄部が該嵌合雌部の内部に挿入されてかしめられることによって該収容口を封印するように構成され、かつ該ケース又は該カバーから該嵌合雄部の少なくとも1部が切除されることによってのみ該収容口の封印を解除するように構成されたものであり、該嵌合雄部における該ケース又は該カバー側の一端を基端として、該嵌合雄部の基端から先端にわたって該インクカプセルを内装したことを要旨とする。
上記構成によれば、嵌合雄部の少なくとも1部が切除されることによってのみ該収容口の封印を解除するように構成されるとともに、インクカプセルは、該嵌合雄部の基端から先端にわたって内装されている。このため、収容口の封印を解除する場合には、インクカプセルも必ず破断され、インクを外部に流出させることとなる。従って、基板ユニットに不正行為を働くことを目的として、該基板ユニットが開封されたことを明確に識別することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の不正抑制手段の発明において、遊技機上にはその内部へとつながる隙間が存在しており、該機能部品とは、遊技機の施錠装置又は遊技機の役物であり、該機能部品の近接位置又は近傍位置とは、該隙間から施錠装置又は役物に至るまでの経路であって、該経路上に該インクカプセルを配置したことを要旨とする。
上記構成によれば、施錠装置又は遊技機の役物に不正行為を働く目的で、遊技機上の隙間から針金、金属片等の異物が挿入されたことを明確に識別することができる。
本発明によれば、遊技機に搭載された機能部品に不正が働かれたことを明確に識別することができる。
以下、本発明における不正抑制手段を具体化した実施形態について説明する。
まず、遊技機の概略構成を説明する。なお、遊技機とは、パチンコ機、パチスロ機、スロット機等であり、遊技場において島設備と総称される玉供給装置、コイン供給装置等に組み込まれて設置されたものである。また、これ以降は、遊技機における遊技者と向かい合う面を該遊技機の前面とし、遊技機における該前面と対向する面を該遊技機の後面とする。
図1は、遊技機の概略構成を示す正面図である。遊技機10は、外枠11と、該外枠11の内側に組み付けられた中枠12とを備えている。外枠11は、前記島設備(図示略)に固定されている。中枠12は、該外枠11に対し、着脱可能かつ開閉可能に組み付けられている。そして、該中枠12の内側には、遊技盤13が組み付けられている。
該遊技盤13がその前面から遊技者等の第三者に接触されることを抑制するべく、該中枠12には、透明樹脂、ガラス等が嵌め込まれた前枠14が開閉可能に取り付けられている。さらに、中枠12には、遊技機の操作等に係る球皿15、ハンドル16が組み付けられている。そして、該中枠12は、第三者によって不用意に開閉されることがないようにするため、該中枠12に組み付けられた機能部品である施錠装置17によって、外枠11に対して施錠固定されている。また、外枠11に対して着脱可能かつ開閉可能としたことにより、施錠固定された状態の中枠12と該外枠11との間には、極僅かであるが隙間18が形成されている。
遊技盤13は、遊技を行うための主要な部品である。また、流行に合わせる、新機種の導入を容易にする、遊技場内における機種移動を簡易に行う等のために遊技盤13のみを交換可能とするべく、該遊技盤13は、中枠12に対して着脱することができるように構成されている。該遊技盤13の前面には、機能部品として、遊技状態を知らしめる、あるいは遊技を興味深いものにするための役物、目釘などが取り付けられている。該遊技盤13の後面には、機能部品として、遊技状態を制御する基板ユニット19が取り付けられている。
図2は、遊技機10の後面側から見た基板ユニット19を示す正面図である。基板ユニット19は、ケース20と、カバー21とを備えている。ケース20は、一面が開口された箱状に形成されており、該開口を収容口として、その内部に基板が収容されるようになっている。カバー21は、浅皿状に形成されており、ケース20の収容口に嵌め込むことができるようになっている。また、ケース20の両側部には、嵌め込まれたカバー21を係止するための係止爪20aが設けられるとともに、カバー21には、基板に繋げるハーネスを通すための挿通筒21aが形成されている。該ハーネスを挿通筒21aに挿通した状態で、さらに係止爪20aをカバー21の周縁に係止させることにより、ケース20からカバー21を脱着させにくくすることができる。
次いで、基板ユニット19に設けられた不正抑制手段について説明する。該基板ユニット19においては、不正抑制手段として、収容口を開封不能に封印するための封印部23が設けられている(図2参照)。該封印部23は、カバー21の一側面から突出して形成された嵌合雄部24と、該嵌合雄部24と対応する箇所においてケース20の一側面から突出して形成された嵌合雌部25とを有している。
図3(a),(b)及び図4(a),(b)に示すように、該嵌合雌部25は、二面が開口された箱状をなしており、その内側には鋸歯状のかしめ凹凸25aが形成されている。一方、該嵌合雄部24は、挿入突起26と、密封蓋27とからなる。該挿入突起26の側面には、鋸歯状の凹凸26aが形成されている。該挿入突起26を該嵌合雌部25に挿入した場合(図3(b)参照)、該凹凸26aと該嵌合雌部25のかしめ凹凸25aとが互いにかみ合わされ、該挿入突起26の該嵌合雌部25からの引き抜きが規制される。
また、密封蓋27は、蓋枠27aと、封蓋27bとからなる。該蓋枠27aは、該嵌合雌部25の開口された一面に嵌め込まれるようになっており、該封蓋27bは、該蓋枠27aの内側に封蓋27bが嵌め込まれるようになっている。さらに、該封蓋27bには嵌合爪27cが形成されており、該嵌合爪27cが嵌合雌部25及び該蓋枠27aに嵌着されることにより、該封印部23の内部が密閉される。加えて、該嵌合爪27cのうち嵌合雌部25に嵌着されるものは、該挿入突起26を押さえつけており(図4(b)参照)、該挿入突起26が該嵌合雌部25内で動くことを規制している。
該嵌合雄部24が該嵌合雌部25の内部に挿入された場合、該嵌合雌部25に対する該挿入突起26の引き抜き及び動きが規制されることによってかしめられ、ケース20からのカバー21の脱着が不能となり、収容口が封印される。一方、嵌合雄部24の密封蓋27において、蓋枠27aの基端部には間隙部27dが形成されている。メンテナンス、部品交換などを目的としてケース20からカバー21を脱着する場合、該間隙部27dを手がかりとして、嵌合雄部24の密封蓋27及び挿入突起26の少なくとも一方を切除することによってのみ、該収容口の封印を解除することができる。
該嵌合雄部24において、挿入突起26には、収容孔30がカバー21側の一端を基端として、該基端から先端にわたって延びるように設けられている。そして、該収容孔30には、インクカプセル31が収容されることにより、該嵌合雄部24には該インクカプセル31が内装されている。また、該インクカプセル31は、その長さが収容孔30の長さと同一又は長く形成されており(本実施形態のインクカプセル31は収容孔30よりも長い)、該嵌合雄部24の基端から先端にいたる全体にわたって内装されている。
該インクカプセル31は、第1カプセル32と、該第1カプセル32内に収容された第2カプセル33とを備えている。該第1カプセル32は、合成樹脂等のような所定の撓み性能を有する材料からなり、第2カプセル33は、ガラス等のような材料、つまりは第1カプセル32の材料に較べて撓みにくく、脆い材料からなる。第1カプセル32内には、少なくとも蛍光物質、活性シュウ酸エステルを含むインクが封入されている。一方、第2カプセル33内には、少なくとも過酸化水素、触媒を含む活性化剤が封入されている。該インクカプセル31を曲げたり、破断する等して外力を付与した場合、脆い材料からなる第2カプセル33が割れて、封入された活性化剤がインクと混じり、また第1カプセル32が割れると活性化剤が混じったインクが外部へ流出し、発光する。
さて、上記のように基板ケース19を開放するべく嵌合雄部24の少なくとも一部を切除した場合、インクカプセル31は嵌合雄部24の全体にわたって内装されているため、該インクカプセル31もまた切断される。その結果、インクカプセル31内からインクが流出し、発光する。すなわち、関係者、不正行為者に関わらず何れの者も、該基板ケース19を開放する場合には嵌合雄部24の挿入突起26を切除しなければならず、嵌合雄部24の少なくとも一部が切除された場合には、必ずインクの発光を確認することができる。また、関係者による行為に係るインクの発光であれば、関係者同士の連絡によって何ら問題となることはない。従って、該インクの発光により、遊技機に搭載された基板ケース19に不正が働かれたことを明確に識別することができる。
また、外部へ流出したインクには、活性化剤として過酸化水素が含まれているため、該過酸化水素の酸化作用により、該インクは、付着した部位を溶かす又は腐食させることとなる。従って、外部へ流出したインクを拭き取ろうとも流出の痕跡が残るため、不正行為の痕跡を隠蔽しづらくすることができるとともに、インクの流出を確認しやすくすることができる。
また、インクの色相としては、黄色、緑色、青色、桃色、燈色、赤色、白色、マゼンダ色など多種あるが、該不正抑制手段に使用するインクの色相には、黄色を除くものを使用することが好ましい。これは、発光するインクの色相としては黄色のものが多いことから、インクあるいはインクカプセルを詐称されるおそれがあるためである。
なお、上記実施形態においては、基板ユニット19に不正抑制手段を設けたが、該基板ユニット19以外の機能部品である施錠装置17、役物等に不正行為が働かれるおそれがある。そこで、不正抑制手段として、上記構成のインクカプセル31を施錠装置17の周辺部位、役物等に設けてもよい。例えば、施錠装置17であれば、隙間18(図1参照)から針金、金属片等を挿入し、該施錠装置17を無理にこじ開けて不正行為を働く場合があり、このような不正行為を防止するには該隙間18から施錠装置17に至るまでの経路上にインクカプセル31を配置すればよい。また、役物であれば、施錠装置17と同様に隙間18からの経路上にインクカプセル31を配置してもよく、さらには役物を遊技盤13に取り付け固定している部位にインクカプセル31を配置してもよい。
遊技機の概略構成を示す正面図。 基板ユニットを示す平面図。 (a),(b)は封印部を示す斜視図。 (a),(b)は封印部を示す断面図。
符号の説明
10 遊技機
17 機能部品としての施錠装置
18 隙間
19 機能部品としての基板ユニット
20 ケース
21 カバー
23 不正抑制手段としての封印部
24 嵌合雄部
25 嵌合雌部
31 インクカプセル

Claims (5)

  1. 遊技機に搭載された機能部品に不正行為を働くことを抑制するための不正抑制手段であって、
    該機能部品、あるいは該機能部品の近接位置又は近傍位置にインクカプセルを配置するとともに、該インクカプセルは、カプセルと、該カプセルに封入されたインクとを備えるものであり、該カプセルには、外力の付与によって該インクを外部へ流出させるものを使用し、該インクには、該カプセルの外部への流出に基づいて発光するものを使用することを特徴とする不正抑制手段。
  2. 該インクには、黄色を除く色相のものを使用する請求項1に記載の不正抑制手段。
  3. 該インクには、機能部品、あるいは機能部品の近接位置又は近傍位置であって該インクが付着した部位を溶かす又は腐食させる成分が含まれるものを使用する請求項1又は請求項2に記載の不正抑制手段。
  4. 該機能部品とは、基板を収容する基板ユニットであり、該基板ユニットは、該基板を収容するための収容口を有するケースと、該収容口を閉塞するためのカバーと、該収容口を開封不能に封印するための封印部とを備えたものであり、
    該封印部は、該ケース又は該カバーのいずれか一方から突出して形成された嵌合雄部と、該嵌合雄部と対応する箇所において該カバー又は該ケースのいずれか一方に形成された嵌合雌部とを有するとともに、
    該嵌合雄部が該嵌合雌部の内部に挿入されてかしめられることによって該収容口を封印するように構成され、かつ該ケース又は該カバーから該嵌合雄部の少なくとも1部が切除されることによってのみ該収容口の封印を解除するように構成されたものであり、
    該嵌合雄部における該ケース又は該カバー側の一端を基端として、該嵌合雄部の基端から先端にわたって該インクカプセルを内装した
    請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の不正抑制手段。
  5. 遊技機上にはその内部へとつながる隙間が存在しており、該機能部品とは、遊技機の施錠装置又は遊技機の役物であり、該機能部品の近接位置又は近傍位置とは、該隙間から施錠装置又は役物に至るまでの経路であって、該経路上に該インクカプセルを配置した請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の不正抑制手段。
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