JP2007288251A - 通信システムにおける試験制御方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守試験の実施中に試験関連装置が初期化された場合、保守試験の再試行を自動的に行なう設備管理システムを提供。
【解決手段】保守端末装置101は、通信端末301の保守試験を実行する際、この試験の実行状態を管理し、保持している。そこで、通信装置201から受信した監視情報401が「試験関連装置が初期化」を示すと、この監視情報401と保持されている試験実行状態とに基づいて、対象試験箇所302の試験解放および試験捕捉を行なう。
【選択図】図1

Description

本発明は、試験制御方式、とくに、通信システムにおいて対象試験箇所の保守試験を実行するための設備管理システムおよび方法に関するものである。
従来の通信システムにおける保守試験は、たとえば次のようにして行なわれていた。すなわち、保守端末装置より通信装置に対して対象試験箇所の保守試験を要求し、通信装置は、試験関連装置を使用して対象試験箇所の試験を行なう。また、保守端末装置または通信装置は、保守試験を行なうに際し、試験実行に必要な状態すなわち試験実行状態を管理する。試験実行状態には、対象試験箇所の試験捕捉状態、試験実行中状態および試験解放状態がある。試験捕捉状態とは、試験を行なうためのリソースが確保されている状態である。
保守端末装置は、通信装置の状態を監視し、工事保守を行なう制御監視機能と、保守試験を行なう試験制御機能の2機能を有する。保守者は、これら2機能を使用して、保守端末装置に付随する、または接続された制御監視操作卓および試験操作卓にそれぞれ表示された制御監視操作画面および試験操作画面上の情報を基に、保守操作を行なう。
ところで、保守試験実行中に、通信装置内にある試験実施に必要な試験装置または試験関連装置などの試験関連設備が初期化されると、保守端末装置は、通信装置よりこの初期化を示す情報を受信して、これを制御監視操作画面上に表示する。保守者は、この表示情報を見て、試験関連設備の初期化を認識する。再び保守試験を実行したい場合、保守者は、制御監視操作画面上に表示された初期化情報を分析してさまざまな判断をした後、試験操作画面より対象試験箇所の試験解放を行ない、再度、対象試験箇所の試験捕捉から保守試験を始める。すなわち、監視情報と試験操作は、互いに連携しないで、別々に操作される。
一般的な通信網の管理を行なうオペレーションシステムは、たとえば特開平6-232968号公報(特許文献1)に記載のものがある。これは、通信網設備の監視と罹障回線の監視を行なうシステムである。また、特開平7-58835号公報(特許文献2)には、通信装置からの監視情報と通信装置へのシステム制御コマンド投入が連携されない例が開示されている。
特開平6-232968号公報 特開平7-58835号公報
より詳細に説明すると、このような従来の通信システムにおいて、ある対象試験箇所の保守試験実行中に、試験実施に必要な試験関連設備が初期化されると、その通信装置から保守端末装置内の制御監視機能へこの試験関連設備の初期化通知が送信される。制御監視機能は、この通知を制御監視操作卓上の制御監視操作画面に「試験関連装置の初期化」として表示する。保守者は、この表示情報を見て、試験関連設備の初期化を認識する。これによって保守者は、試験制御操作卓上の試験制御操作画面から、現在行なっている保守試験が異常終了であることを認識する。
そこで、再びこの保守試験を実行する場合、保守者は、制御監視操作画面上に表示された初期化情報等を分析して、必要な判断をしなければならない。たとえば、制御監視操作画面上に表示された初期化情報と試験制御操作卓上に表示される試験異常情報から、原因の特定と罹障範囲を確定する。そのうえで、試験制御操作画面より対象試験箇所の試験解放を行ない、再度、対象試験箇所の試験捕捉から保守試験を始める。つまり、監視情報と試験操作とが連携されていないため、その対象試験箇所について再び保守試験を実施する場合は、その試験解放、試験捕捉および試験実行の保守者作業が再度、必要であり、保守作業が二度手間となる。
また、制御監視操作画面上に表示された初期化情報を分析してさまざまな判断をするのに、多くの時間と労力を要していた。とくに、制御監視操作卓と試験制御操作卓が互いに離れている場合、初期化情報の分析および判断を両保守者間で調整するには、多大の時間と労力を要することになる。そこで、このような保守作業を軽減可能な設備管理方式が求められていた。
本発明は、このような課題に鑑み、保守試験の実施、とくに試験関連設備の初期化に伴う保守試験の再試行を効率的に行なう設備管理システムを提供することを目的とする。
本発明によれば、保守試験実施中に試験関連設備が初期化されても、保守試験の再試行を自動的に行なう設備管理システムが提供される。
本発明によれば、通信端末の接続を制御するとともに通信端末の試験を行なう通信装置と、通信装置からの監視情報により通信装置を制御し監視するとともに、通信端末に対する試験の制御を行なう保守端末装置とを含む設備管理システムにおいて、保守端末装置は、試験の実行中を示す試験実行状態情報を保持する試験実行状態保持手段と、試験の解放時に、試験実行状態情報に基づき通信装置に対して試験の開始時に確保した試験環境の解放を要求する試験捕捉解放要求手段と、試験の継続時に、試験実行状態情報に基づき通信装置に対して試験環境の確保を要求する試験捕捉要求手段とを含む。
本発明による設備管理方法は、通信端末の試験を行なう通信装置に対して試験の要求および制御を行なう保守端末装置を用意する第1の工程と、保守端末装置において、試験の実行中を示す試験実行状態情報を保持する第2の工程と、保守端末装置において、試験の解放時に通信装置に対して試験実行状態情報に基づき、試験の開始時に確保した試験環境の解放を要求する第3の工程と、試験の継続時に前記通信装置に対し、試験実行状態情報に基づき試験環境の確保を要求する第4の工程とを含む。
本発明によればさらに、通信端末の試験を行なう通信装置に対して試験の要求および制御をコンピュータで実行する、次のような設備管理プログラムが提供される。すなわち、このプログラムは、試験の実行中を示す試験実行状態情報を保持する試験実行状態保持機能と、試験の解放時に試験実行状態情報に基づき試験の開始時に確保した試験環境の解放を要求する試験捕捉解放要求機能と、試験の継続時に通信装置に対して試験実行状態情報に基づき試験環境の確保を要求する試験捕捉要求機能とを含むものである。
本発明によれば、保守端末装置が通信装置より試験関連装置すなわちリソースの初期化情報を受けると、保守者の操作を介さずに自動的に対象試験箇所の試験解放や試験捕捉を行なうことができる。これにより、従来のような試験結果の異常の原因特定に要する時間や労力を大幅に削減することができる。
次に添付図面を参照して本発明による設備管理システムの実施例を詳細に説明する。図1には、本発明による設備管理システムの実施例が概念的ブロック図で示されている。実施例の設備管理システムは、回線205によって上位の装置に接続された通信装置201を有し、これには、通信網206を介して多数の通信端末装置が接続されている。それらの通信端末装置のうち、1つを符号301で示す。実施例の設備管理システムは、さまざまな要素を含むが、本発明の理解に直接関係のない要素は、説明と図示を省略する。
通信装置201にはまた、保守端末装置101が接続されている。保守端末装置101は、通信装置内301の各装置、たとえば本発明に関連する装置として試験装置202および試験関連装置203が正常に動作しているか否かを監視する機能を有している。この監視は、制御監視部102にて通信装置201から受信する装置監視情報401によって行なわれる。保守端末装置101は、通信装置201の状態を監視し、および工事保守を行なう制御監視部102と、保守試験を行なう試験制御部103の2機能部を有する。
保守端末装置101には、制御監視操作卓501が接続されている。制御監視操作卓501は、保守端末装置101の内部に含まれていてもよい。制御監視操作卓401は、画像ディスプレイ504およびキーボード506を有し、通信装置201から送られた監視情報401は、ディスプレイ504上に制御監視操作画面として可視化され、監視状態を常時表示する。
保守端末装置101にはまた、試験制御操作卓502も接続されている。試験制御操作卓502もまた、制御監視操作卓501と同様に、保守端末装置101の内部に含まれていてもよい。試験制御操作卓502は、やはり画像ディスプレイ508およびキーボード510を有している。保守端末装置101は通信端末301の保守試験を行なうが、この保守試験の指示は、試験制御操作卓502のキーボード510とディスプレイ508上に表示される試験制御操作画面から入力される。
ところで、対象試験箇所302の試験は、保守端末装置101より通信装置201に対し対象試験箇所302の保守試験の要求を行ない、通信装置201は、試験関連装置203を使用することによって、行なわれる。また、保守端末装置101または通信装置201は、保守試験を行なうに際し、試験実行に必要な状態、すなわち試験実行状態を管理する。保守者は、制御監視操作卓501のディスプレイ504に表示された制御監視操作画面、および試験操作卓502のディスプレイ508に表示された試験操作画面上の情報を基に、制御監視部102および試験制御部103を使って保守操作を行なう。
本発明の理解のために、このような通信システムを例にとって、従来、行なわれていた保守試験を説明する。それによれば、保守試験実行中に、通信装置201内にある試験実施に必要な試験装置202または試験関連装置203、すなわち試験関連設備202または203が何かの理由で初期化されると、保守端末装置101には、監視情報401として通信装置201より初期化情報が送られる。保守端末装置101は、これを受信すると、制御監視操作卓501のディスプレイ画面504上にこれを表示する。
そこで保守者は、この表示情報を見て試験関連設備202または203が初期化されたことを認識する。そこで、再び保守試験を実行する場合、保守者は、制御監視操作卓501のディスプレイ画面504上に表示された初期化情報を分析して各種の判断をし、次に、試験制御操作卓502のディスプレイ508の表示画面より対象試験箇所302の試験解放を行なう。こうして、再度、対象試験箇所302の試験捕捉から保守試験を始める。
より具体的には、通信システムにおいて、対象試験箇所302の通信端末装置301について保守試験を実行中に、試験実施に必要な試験関連設備202または203が初期化されると、通信装置201から保守端末装置101内の制御監視部102へ試験関連設備202または203の初期化通知が監視情報401として送信される。そこで制御監視部102は、制御監視操作卓501上の制御監視操作画面504にこの監視情報を「試験関連装置の初期化」として表示する。保守者は、この表示情報を見て、試験関連設備202または203が初期化されたことを認識する。保守者はまた、試験制御操作卓502上の試験制御操作画面から、現在行なっている保守試験が異常終了したことを認識する。
そこで、再びこの保守試験を実行する場合、保守者は、制御監視操作画面504上に表示された初期化情報等を分析し、必要な判断を行なう。次に、試験制御操作画面508より対象試験箇所302の端末装置301の試験解放を行ない、次いで、対象試験箇所302端末装置301の試験捕捉から、保守試験を再開する。
このように、従来は、監視情報と試験操作が連携されていないため、保守試験を再試行する場合は、対象試験箇所302の試験解放、の試験捕捉および試験実行という一連の保守者作業が必要であった。このような試験動作の流れを、図2にシーケンス図として示す。
さて、本発明の実施例による設備管理システムでは、設備管理システムの保守試験実行中に試験関連設備202または203が初期化されると、次のようなシーケンスで試験が進行する。
まず、定常状態では、保守端末装置101は、通信装置内301の各装置が正常に動作しているか否かを監視している。この監視は、制御監視部102にて通信装置201から受信する装置監視情報401に基づいて行なわれる。この監視情報401は、保守端末装置101にある制御監視操作卓501のディスプレイ504上に制御監視操作画面として常時表示される。保守端末装置101は、通信端末301の保守試験を行なうが、その保守試験指示は、保守端末装置101の試験制御操作卓502のキーボード510とディスプレイ508上に表示される試験制御操作画面から入力される。
ところで、本実施例では、上述の保守試験実行中に、試験実施に必要な試験関連設備202または203が初期化された場合、通信装置201から保守端末装置101の制御監視部102へ試験関連設備202または203の装置監視情報401として初期化通知が送信される。さらに、制御監視部102から試験制御部103へは、装置初期化情報通知402が通知される。装置初期化情報には、試験関連設備や該当通信端末の情報などが含まれる。装置初期化情報通知402を受けた試験制御部103は、保守者操作を介さず、自動的に対象試験箇所302の通信端末装置301の試験解放と再保守試験のための試験捕捉までを行なう。
次に、図3を参照して、保守端末装置101を中心とした、より詳細な構成を説明する。保守端末装置101は全体として、制御監視部102、保守試験制御部103、通信装置インターフェース部120および操作卓インターフェース部121が図示のように接続されて構成されている。制御監視部102は、通信装置201から通信装置201内の各種装置の機能の正否を監視し、これを監視情報401として所定の時間間隔で受信し、制御監視用操作卓501のディスプレイ504上に可視表示するものである。制御監視部102は、初期化判定部117を有し、これは、受信した監視情報401の内容が試験関連設備202または203の初期化発生通知であるか否かを判定する機能部である。初期化判定部401での結果が初期化発生通知であれば、制御監視部102は、保守試験制御部103にこれを装置初期化情報通知402として通知する。
保守試験制御部103は、試験実行状態保持部104を有し、これは、試験の開始から終了までの試験実行状態を管理し保持する機能部である。保守試験制御部103はまた、試験捕捉要求部105を有し、これは、試験の開始にあたり試験環境を確保すなわち捕捉するよう通信装置201に要求する機能部である。保守試験制御部103はさらに、試験実行要求部109を有し、この機能部109は、試験を実行するよう通信装置201に要求するものである。さらに保守試験制御部103は、試験捕捉解放要求部110を有し、これは、試験が終了するに際し確保ないし捕捉していたリソースを解放するよう通信装置201に要求する機能を有する。
試験捕捉要求部105はリソース捕捉要求部106を有し、これは、試験に必要な試験関連装置などのリソースを確保ないし捕捉するよう通信装置201に要求するものである。試験捕捉要求部105はまた、リソース診断要求部107を有し、これは、捕捉したリソースの機能が正常か否かを診断するよう通信装置201に要求する機能部である。試験捕捉要求部105はさらに、接続要求部108を含み、これは、対象試験箇所301である通信端末に回線を接続するよう要求するものである。
試験捕捉解放要求部110は、接続解放要求部111を有し、これは、試験の終了に際し、対象試験箇所302である通信端末301に接続されていた回線を解放するよう要求する機能を有する。試験捕捉解放要求部110はまた、リソース捕捉解放要求部112を含み、これは、捕捉していたリソースを解放するよう通信装置201に要求する構成要素である。
保守試験制御部103はまた、初期化対応部113を有する。初期化対応部113は、制御監視部102から受信した装置初期化情報通知402と試験の実行状態に基づき、試験捕捉解放要求部110に試験捕捉解放の指示114を行なう回線およびリソースの解放機能を有する。さらに、これに続いて、試験の再試行のために試験捕捉要求部105に対し試験捕捉の指示115を行なうリソース捕捉、リソース診断および回線の接続機能を有している。これにより、初期化対応部113は、通信装置201に対して試験捕捉解放要求と試験捕捉要求とを行なう。
通信装置インターフェース部120は、保守端末装置101が通信装置201との間で信号やデータのやりとりを行なう機能部である。操作卓インターフェース部121は、制御監視用操作卓501および試験制御用操作卓502と制御監視部102および保守試験制御部103との間に接続され、これらの間で情報のやりとりを行なう機能部である。
制御監視用操作卓501は、ディスプレイ504(図1)上に通信装置201内の各種装置の機能の正否を常時表示する操作表示機能部である。また、各種制御用のコマンドを投入する入力機能も有している。試験制御用操作卓502は、通信端末201の試験などの指示を入力する操作表示機能部である。また、ディスプレイ508(図1)上に試験などの正否の状況や各種試験結果、初期化に伴う再試行状況など、システムの状態を表示する。
通信装置201は、接続制御部204と試験関連設備202および203を含み、通信端末301に接続されている。
ところで、このように構成された本実施例の設備管理システムでは、保守端末装置101が通信装置201より試験関連設備202または203の初期化情報を受けると、保守者の操作を介さずに、対象試験箇所302における通信端末301の試験解放から試験捕捉までを自動的に行なう。そこで、従来の課題であった試験結果の異常の原因特定に要する時間および労力を大幅に削減することができる。
以下、図4および図5を参照して、保守端末装置101の動作フローを説明する。図4は、図1における設備管理システムの保守端末装置101に係る動作フローの例を示す。同様の構成要素は同じ参照符号で示す。また、信号は、その現れる接続線の参照符号で特定する。まず図2において、保守端末装置101より試験捕捉指示602が投入されると、システムは試験捕捉状態600になる。ここで、試験の開始から終了まで試験の実行状態は、試験実行状態保持部104により管理され、保持される。
この状態において、図4に戻って、通信装置201の試験関連設備202または203にて初期化が発生(606)すると、監視情報401としての初期化発生通知604が接続制御部204を経由して保守端末装置101の制御監視部102に送られる。制御監視部102は、初期化通知604を制御監視用操作卓501に送り、制御監視用操作卓501は画面504上に初期化情報を表示する。また、同時に試験制御部103に装置初期化情報通知402を送る。
試験制御部103は、この装置初期化情報通知402を受け取ると、試験制御用操作卓502に再構築通知605を送る。試験制御用操作卓502は、画面508上にこの再構築通知を表示し、保守者は、試験再構築状態614を確認することができる(607)。これとともに、試験制御部103は試験解放および捕捉処理を行なう。まず、試験解放処理では、試験制御部103は、通信装置201に対して現在の接続を解放するよう要求する接続解放要求608を送出し、さらに、捕捉していたリソースを解放するよう要求するリソース捕捉解放要求610を送出する。これによって、試験関連設備202および203、すなわちリソースが解放(612)される。
続いて、試験捕捉処理にはいる。試験捕捉処理では、試験制御部103は、試験に必要なリソースの確保すなわち捕捉を要求するリソース捕捉要求616を送出し、これによってリソースすなわち試験関連設備202および203が捕捉(618)される。次に試験制御部103は、この確保したリソースの診断を要求(620)し、対象試験箇所302における通信端末装置301の接続を要求する接続要求622を送出する。
これにより、試験環境が自律的に再開状態に復帰する。これが試験捕捉状態624である。こうして、保守者は、制御監視画面504および試験制御画面508から、装置初期化606が発生し試験環境が自律的に再開状態に復帰したことを認識する。つまり、保守者の操作は、このような初期化606の発生と再開状態への復帰を単に確認するのみでよい。
このような試験接続フローにおいて、図5を参照して、図1に示す設備管理システムの保守端末装置101が動作する流れを説明する。保守端末装置101の制御監視部102は常に、装置状態を監視している(ステップS1)。この状態で、通信装置201から試験関連設備202または203の初期化通知604を受信すると(S2)、制御監視部102は、試験制御部103へ装置初期化情報通知402を通知する(S3)。
試験制御部103は、装置初期化情報通知402を受信すると(S4)、試験制御操作卓502のディスプレイ508上に関連装置初期化メッセージを出力する(S5)。保守端末装置101の試験制御部103はまた、試験実行状態を判断し(S6、S7)、対象試験箇所302の通信端末301が解放状態の場合、処理は終了となる(S8)。一方、対象試験箇所302が捕捉状態または試験実行中状態の場合は、対象試験箇所302の試験解放を行なう(S9)。さらに、再保守試験のために対象試験箇所301の試験捕捉を行なう(S10)。
要約すると、本設備管理システムの実施例では、保守試験実行中に試験実施に必要な関連装置が初期化されると、保守者の介在なしに対象試験箇所が再度自動的に試験捕捉状態となる。そのため、保守者の操作は対象試験箇所の試験実行のみでよい。よって、保守作業が大幅に軽減される。とくに、保守端末装置の制御監視操作卓と試験制御操作卓がそれぞれ別々の場所にある場合、従来は、そのような離れた場所の保守者間で、制御監視操作卓上で表示される試験関連装置の初期化情報などの監視情報をやりとりする困難があった。そのため、保守試験異常の原因特定に多くの時間と労力が必要であった。本実施例では、再試験を行なうための時間が大幅に軽減され、保守工事の効率も非常に向上する。
このような設備管理システムは、たとえばシステム内の各装置の監視および端末装置の保守試験を行なう手段を有する通信システムに、とくに効果的に適用される。
本発明が適用される設備管理システムの実施例を示すシステム構成図である。 設備管理システムにおける保守端末装置の従来の保守試験作業を示す動作シーケンス図である。 図1に示す実施例における設備管理システムの具体的な構成例を示す構成ブロック図である。 同実施例における設備管理システム内にある保守端末装置の動作を示す動作シーケンス図である。 同実施例における保守端末装置の動作を示す動作フロー図である。
符号の説明
101 保守端末装置
102 制御監視部
103 試験制御部
104 試験実行状態保持部
105 試験捕捉要求部
106 リソース捕捉要求部
107 リソース診断要求部
108 接続要求部
109 試験実行要求部
110 試験捕捉解放要求部
111 接続解放要求部
112 リソース捕捉解放要求部
113 初期化対応部
117 初期化判定部
120 通信装置インターフェース部
121 操作卓インターフェース部
201 通信装置
202 試験装置
203 試験関連装置
204 接続制御部
301 通信端末
501 制御監視操作卓
502 試験制御操作卓

Claims (12)

  1. 通信端末の接続を制御するとともに、該通信端末の試験を行なう通信装置と、
    該通信装置からの監視情報により該通信装置を制御し監視するとともに、該通信端末に対する前記試験の制御を行なう保守端末装置とを含む設備管理システムにおいて、
    前記保守端末装置は、前記試験の実行中を示す試験実行状態情報を保持する試験実行状態保持手段と、
    前記試験の解放時に、前記試験実行状態情報に基づき前記通信装置に対して前記試験の開始時に確保した試験環境の解放を要求する試験捕捉解放要求手段と、
    前記試験の継続時に、前記試験実行状態情報に基づき前記通信装置に対して前記試験環境の確保を要求する試験捕捉要求手段とを含むことを特徴とする設備管理システム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記試験捕捉解放要求手段は、
    前記通信装置に対して前記通信端末の接続を解放するよう要求する接続解放要求手段と、
    前記試験に関連するリソースの解放を要求するリソース解放要求手段とを含むことを特徴とする設備管理システム。
  3. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記試験捕捉要求手段は、
    前記通信装置に対して前記試験に関連するリソースの確保を要求するリソース確保要求手段と、
    前記確保されたリソースが正常に動作するか否かの診断を要求するリソース診断要求手段と、
    前記通信端末への接続を要求する接続要求手段とを含むことを特徴とする設備管理システム。
  4. 請求項2または3に記載の設備管理システムにおいて、前記保守端末装置は、
    前記通信装置より受信した監視情報が前記リソースの初期化情報を含むか否かを判定する初期化判定手段と、
    前記初期化情報が含まれていると判定されると、該初期化情報を基に前記試験実行状態を判定し、該試験の実行中であると、前記通信装置に対して前記通信端末の試験解放を要求し、さらに該通信端末の捕捉を要求する初期化対応手段とを含むことを特徴とする設備管理システム。
  5. 通信端末の試験を行なう通信装置に対して該試験の要求および制御を行なう保守端末装置を用意する第1の工程と、
    該保守端末装置において、前記試験の実行中を示す試験実行状態情報を保持する第2の工程と、
    前記保守端末装置において、前記試験の解放時に前記通信装置に対して前記試験実行状態情報に基づき、前記試験の開始時に確保した試験環境の解放を要求する第3の工程と、
    前記試験の継続時に前記通信装置に対し、前記試験実行状態情報に基づき前記試験環境の確保を要求する第4の工程とを含むことを特徴とする設備管理方法。
  6. 請求項5に記載の方法において、第3の工程は、前記通信装置に対して、前記通信端末の接続を解放するよう要求する接続解放要求工程と、
    前記通信装置に対して、前記通信端末の試験に関連するリソースの解放を要求するリソース解放要求工程とを含むことを特徴とする設備管理方法。
  7. 請求項5に記載の方法において、第4の工程は、
    前記通信装置に対して、前記通信端末の試験に関連するリソースの確保を要求するリソース確保要求工程と、
    前記通信装置に対して、前記確保されたリソースが正常に動作するか否かの診断を要求するリソース診断要求工程と、
    前記通信装置に対して、前記通信端末への接続を要求する接続要求工程とを含むことを特徴とする設備管理方法。
  8. 請求項6または7に記載の方法において、該方法はさらに、
    前記保守端末装置において、前記通信装置より前記リソースの初期化情報を受信すると、該初期化情報を基に前記試験の実行状態を判定する工程を含み、
    該工程において、前記試験が実行中であると、前記通信装置に対して第3の工程を行ない、さらに第4の工程を行なうことを特徴とする設備管理方法。
  9. 通信端末の試験を行なう通信装置に対して該試験の要求および制御をコンピュータで実行する設備管理プログラムにおいて、該プログラムは、
    前記試験の実行中を示す試験実行状態情報を保持する試験実行状態保持機能と、
    前記試験の解放時に前記試験実行状態情報に基づき前記試験の開始時に確保した試験環境の解放を要求する試験捕捉解放要求機能と、
    前記試験の継続時に前記通信装置に対して前記試験実行状態情報に基づき前記試験環境の確保を要求する試験捕捉要求機能と含むことを特徴とする設備管理プログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムにおいて、前記試験捕捉解放要求機能は、
    前記通信装置に対して前記通信端末の接続を解放するよう要求する接続解放要求機能と、
    前記試験に関連するリソースの解放を要求するリソース解放要求機能とを含むことを特徴とする設備管理プログラム。
  11. 請求項9に記載のプログラムにおいて、前記試験捕捉要求機能は、
    前記通信装置に対して、前記試験に関連するリソースの確保を要求するリソース確保要求機能と、
    前記通信装置に対して、前記確保されたリソースが正常に動作するか否かの診断を要求するリソース診断要求機能と、
    前記通信装置に対して、前記通信端末に接続するよう要求する接続要求機能とを含むことを特徴とする設備管理プログラム。
  12. 請求項10または11に記載のプログラムにおいて、該プログラムはさらに、
    前記通信装置より受信した監視情報が前記リソースの初期化情報を含むか否かを判定する初期化判定機能を含み、
    該初期化情報を含むと判定されると、該初期化情報を基に前記試験実行状態を判定し、前記試験が実行中であると、前記通信装置に対して前記試験捕捉解放要求機能および前記試験捕捉要求機能を実行することを特徴とする設備管理プログラム。
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