JP2007285372A - 平行軸式変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 変速段数の割りに軸方向サイズが小さく、湿式多板クラッチの数を削減してコンパクトな構成の平行軸式変速機を提供することである。
【解決手段】 入力軸の回転を中間軸に伝達する第1アイドル駆動経路と第2アイドル駆動経路を設ける。第1アイドル駆動経路は、入力軸側の回転を中間軸側にのみ伝達可能なワンウエイクラッチを含んでいる。第2アイドル駆動経路は、中間軸に回転可能に取り付けられたギヤを中間軸に連結する湿式多板クラッチを含んでいる。これにより、中間軸は第1アイドル駆動経路を介して第1の回転速度で回転され、クラッチを係合すると第2アイドル駆動経路を介して第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で回転される。よって、湿式多板クラッチの数よりも一つ多い変速段数を提供可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、平行に配設された複数の軸上に互に噛合し合うギヤを配置し、軸とギヤとの連結及び解除を行うことにより、軸間に形成される動力伝達経路を切り替えてギヤ比に応じた所望の変速比を得られるようにした平行軸式自動変速機に関する。
このような平行軸式変速機は、車両用変速機を始め、種々の動力機械に用いられているが、車両用変速機においては、近年車両の走行性能や環境への影響に対する要求等から変速段が増す傾向にあり、前進5段以上の変速段を有するものも実用化されている。
車両用に限らず変速機は一般に、変速段が増す程軸上に配設されたギヤ数が増えるため、全体のサイズ、特に軸方向のサイズが大きくなる傾向にある。変速機はこれが取り付けられる装置の所要のスペース内に収められることが要求されるため、変速段が増えて軸方向サイズが大きくなる場合には、様々な工夫を凝らしてコンパクト化を図る必要がある。特に、車体寸法から種々のサイズ制限が加えられている車両用変速機では、そのコンパクト化は大変重要な課題となっている。
このような平行軸式変速機の軸方向サイズを縮小する発明は従来種々なされており、例えば、入力軸と出力軸との間に、ギヤを介して入力軸により駆動されるもう一つの軸(中間軸)を介在させることにより、一つの軸上に並ぶギヤ数を減らして変速機の軸方向サイズを縮小するようにした構成が知られている(例えば、下記の特許文献1参照)。
また、上記構成に加えて更に、入力軸上のギヤと噛合する出力軸上のギヤと、中間軸上のギヤと噛合する出力軸上のギヤとを同一のギヤから構成した構成も知られている(例えば、下記の特許文献2参照)。
このような構成では、異なる二つの変速段に対応する出力軸上のギヤが共用化されるため、出力軸上に並ぶギヤ数を減らすことができ、またこの共用化された出力軸上のギヤと噛合する入力軸上のギヤ及び中間軸上のギヤをほぼ同一面内に配置することができるので、軸方向サイズを大幅に縮小することができる。
また、下記の特許文献3に開示されているように、中間軸を駆動するためアイドルギヤ列を用いることは公知の技術であり、アイドルギヤ列を用いて中間軸を増やすことにより変速段の増大、軸方向サイズの短縮化が可能なことが知られている。
特開2000−220700号公報 特公平7−94854号公報 特開2005−54958号公報
しかし、特許文献2記載のように二つの変速段同士で出力軸上のギヤを共用化する構成では、変速段が増大してきている最近の変速機については軸方向サイズの縮小化についての効果が不十分な場合があり、より大幅な縮小化を図ることができる構成が求められている。
また、特許文献3記載の平行軸式変速機は、変速段数の割りに軸方向サイズが小さく、コンパクトな構成の平行軸式変速機であるが、変速段数と同じ数の湿式多板クラッチを必要とし、構成が多少複雑になるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、変速段数の割りに軸方向サイズが小さく、クラッチの数以上の変速段を提供可能な平行軸式変速機を提供することである。
本発明によると、互に平行に配置された入力軸、中間軸、アイドル軸及び出力軸と、前記入力軸に固定された共用ギヤと、前記中間軸に空転自在に設けられた中間軸第1ギヤと、ワンウエイクラッチを介して前記中間軸に固定された中間軸第2ギヤと、前記中間軸に空転自在に設けられた中間軸第3ギヤと、前記中間軸に空転自在に設けられた中間軸第4ギヤと、前記アイドル軸に設けられ、前記共用ギヤ及び前記中間軸第2ギヤに噛合する第1アイドルギヤと、前記出力軸に空転自在に設けられ、前記共用ギヤ及び前記中間軸第1ギヤに噛合する第2アイドルギヤと、前記出力軸に固定され、前記中間軸第3ギヤに噛合する出力軸第1ギヤと、前記出力軸に固定され、前記中間軸第4ギヤに噛合する出力軸第2ギヤと、前記中間軸第1ギヤと前記中間軸との連結及びその解除を行う第1クラッチと、前記中間軸第3ギヤと前記中間軸との連結及びその解除を行う第2クラッチと、前記中間軸第4ギヤと前記中間軸との連結及びその解除を行う第3クラッチとを具備し、前記共用ギヤ、前記第1アイドルギヤ、前記中間軸第2ギヤ及び前記ワンウエイクラッチで第1アイドル駆動経路を構成し、前記共用ギヤ、前記第2アイドルギヤ、前記中間軸第1ギヤ及び前記第1クラッチで第2アイドル経路を構成し、
前記第1クラッチを作動させて前記中間軸第1ギヤを前記中間軸に連結すると、前記ワンウエイクラッチが滑って前記第1アイドル駆動経路の駆動が断たれることを特徴とする平行軸式変速機が提供される。
本発明によると、中間軸経由の出力が2倍以上になることで、ギヤ段数の増加に対して変速機全長の増加を抑制することができる。また、中間軸及び/又はクラッチの数を増やすことなくギヤ段数の増加が可能となるため、変速機構成の複雑化を防止できる。
さらに、総ギヤ段数を保ったままならばクラッチやギヤの数の削減、またそれに伴い変速機の全長を短縮化することも可能であるため、特に横置き前輪駆動車への適用の場合有効である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は本発明に係る平行軸式自動変速機(以下、単に変速機と称する)の第1実施形態を示している。この第1実施形態に係る変速機は、互に平行に伸びて配置された入力軸2、中間軸4及び出力軸6を有している。
入力軸2は図示しないエンジンのクランクシャフトに連結され、エンジンにより回転駆動される。入力軸2上には共用ギヤ8が固定されている。中間軸4上には右から順に第1クラッチ10、中間軸第1ギヤ12、中間軸第2ギヤ14、中間軸第3ギヤ18、第2クラッチ20、第3クラッチ22及び中間軸第3ギヤ24が設けられている。
ここで、中間軸第1ギヤ12、中間軸第3ギヤ18及び中間軸第4ギヤ24は中間軸4に対して空転自在(相対回転自在)に設けられており、中間軸第2ギヤ14はワンウエイクラッチ16を介して中間軸4に取り付けられている。
すなわち、中間軸第2ギヤ14はワンウエイクラッチ16のアウターレースに取り付けられており、ワンウエイクラッチ16のインナーレースは中間軸4に固定されている。これにより、中間軸第2ギヤ14のトルクはワンウエイクラッチ16を介して中間軸4に伝達されるが、逆方向にはワンウエイクラッチ16が滑ってトルクが伝達されないようになっている。
第1,第2及び第3クラッチ10,20,22は、一般に知られた油圧作動ピストン型の湿式多板クラッチであるため、その説明は省略する。
出力軸6上には、右側から順にファイナルドライブギヤ34、第2アイドルギヤ30、出力軸第1ギヤ36及び出力軸第2ギヤ38が設けられている。ここで、ファイナルドライブギヤ34、出力軸第1ギヤ36及び出力軸第2ギヤ38は出力軸6に対して固定して設けられており、第2アイドルギヤ30は出力軸6に対して空転自在(相対回転自在)に設けられている。
第2アイドルギヤ30は共用ギヤ8及び中間軸第1ギヤ12に噛合している。出力軸第1ギヤ36は中間軸第3ギヤ18に噛合しており、出力軸第2ギヤ38は中間軸第4ギヤ24に噛合している。また、ファイナルドライブギヤ34は図示しないファイナルドリブンギヤに噛合している。
26は第1アイドルギヤであり、図示しない回転可能に設けられたアイドル軸に固定されている。代案として、アイドル軸を固定して設け、第1アイドルギヤ26をアイドル軸に対して回転自在に設けるようにしてもよい。第1アイドルギヤ26は共用ギヤ8と中間軸第2ギヤ14に噛合している。
ここで、共用ギヤ8,第1アイドルギヤ26、中間軸第2ギヤ14及びワンウエイクラッチ16でローレシオ側の第1アイドル駆動経路28を構成し、共用ギヤ8、第2アイドルギヤ30、中間軸第1ギヤ12及び第1クラッチ10でハイレシオ側の第2アイドル駆動経路32を構成する。
以下、上述した第1実施形態の作用について説明する。第1クラッチ10がオフの場合には、中間軸第1ギヤ12は中間軸4に対して空転するため、入力軸2の回転が第2アイドル駆動経路32を介して中間軸4に伝達されることはない。
この場合には、入力軸2の回転は、共用ギヤ8、第1アイドルギヤ26、中間軸第2ギヤ14及びワンウエイクラッチ16からなるローレシオ側の第1アイドル駆動経路28を介して中間軸4に伝達され、中間軸4は第1の回転速度で回転される。
よって、第3クラッチ22を締結すると、中間軸第4ギヤ24が中間軸4に対して固定され、出力軸第2ギヤ38を介して出力軸6は前進1速状態で回転される。また、第3クラッチ22をオフにして第2クラッチ20を締結すると、中間軸第3ギヤ18が中間軸4に対して固定される。その結果、出力軸第1ギヤ36を介して出力軸6は前進2速状態で回転される。
一方、第1クラッチ10を締結すると、中間軸第1ギヤ12が中間軸4に対して固定される。よって、入力軸2の回転は、ローレシオ側の第1アイドル駆動経路28に加えて、共用ギヤ8、第2アイドルギヤ30、中間軸第1ギヤ12及び第1クラッチ10からなるハイレシオ側の第2アイドル駆動経路32を介しても中間軸4に伝達されるため、中間軸4は第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で回転される。
このとき、中間軸第2ギヤ14はワンウエイクラッチ16を介して中間軸4に取り付けられているため、ワンウエイクラッチ16が滑り中間軸4の第2の回転速度が第1アイドルギヤ26に伝達されることはない。
よって、第3クラッチ22を締結することにより、中間軸第4ギヤ24が中間軸4に対して固定され、出力軸6は前進3速の回転速度で回転される。また、第3クラッチ22をオフにして第2クラッチ20を締結すると、中間軸第3ギヤ18が中間軸4に対して固定され、出力軸6は前進4速の回転速度で回転される。
上述した説明では、1速及び2速が第1アイドル駆動経路28経由で提供され、3速及び4速が第2アイドル駆動経路32経由で提供されるように説明したが、第1及び第2アイドル駆動経路28,32のギヤ比によっては、2速が第2アイドル駆動経路32経由で提供され、3速が第1アイドル駆動経路28経由で提供される場合もある。
次に、図2を参照して、本発明第2実施形態の平行軸式自動変速機について説明する。本実施形態は、本発明の原理を適用して前進7速、後進1速の自動変速機を構成したものである。
この平行軸式自動変速機は、互に平行に伸びて設けられた入力軸42、第1中間軸44、第2中間軸46及び出力軸48を有している。これらの軸42,44,46,48は図示しないベアリングにより回転可能に支持されている。
入力軸42は図示しないエンジンのクランクシャフトに連結され、エンジンにより回転駆動される。入力軸42上には、右側から順に共用ギヤ50、入力軸第1ギヤ52、第1クラッチ54、第2クラッチ56及び入力軸第2ギヤ58が設けられている。
ここで、共用ギヤ50は入力軸42に対し固定されており、入力軸第1ギヤ52及び入力軸第2ギヤ58は入力軸42に対して空転自在(相対回転自在)に設けられている。第1クラッチ54及び第2クラッチ56は、一般に良く知られた油圧作動ピストン型の湿式多板クラッチであるため、その説明は省略する。
第1中間軸44上には、右側から順に第3クラッチ60、第1中間軸第1ギヤ62、第1中間軸第2ギヤ64、第1中間軸第3ギヤ68、第4クラッチ70、第5クラッチ72及び第1中間軸第4ギヤ74が設けられている。
ここで、第1中間軸第2ギヤ64はワンウエイクラッチ66を介して第1中間軸44に取り付けられている。即ち、ワンウエイクラッチ66のアウターレースに第1中間軸第2ギヤ64が固定され、ワンウエイクラッチ66のインナーレースが第1中間軸44に固定されている。
これにより、第1中間軸第2ギヤ64のトルクはワンウエイクラッチ66を介して第1中間軸44に伝達されるが、逆方向にはワンウエイクラッチ66が滑ってトルクが伝達されないようになっている。
一方、第1中間軸第1ギヤ62、第1中間軸第3ギヤ68及び第1中間軸第4ギヤ74は第1中間軸44に対して空転自在(相対回転自在)に設けられている。第3クラッチ60、第4クラッチ70及び第5クラッチ72は、一般に知られた油圧作動ピストン型の湿式多板クラッチであるため、その説明は省略する。
第2中間軸46上には、右側から順に第6クラッチ84、第2中間軸第1ギヤ86、第2中間軸第2ギヤ88、選択式クラッチ90及びリバース駆動ギヤ92が設けられている。ここで、第2中間軸第1ギヤ86及び第2中間軸第2ギヤ88は第2中間軸46に対して空転自在(相対回転自在)に設けられている。
第2中間軸第1ギヤ86は共用ギヤ50に噛合しており、第2中間軸第2ギヤ88は入力軸第1ギヤ52に噛合している。また、アイドル駆動ギヤ92は回転可能に設けられたアイドル軸100に固定されたアイドル従動ギヤ102に噛合しており、アイドル従動ギヤ102は入力軸第2ギヤ58に噛合している。
選択式クラッチ90は第2中間軸46上を軸方向に摺動自在に設けられており、選択式クラッチ90を右方向に移動させると、第2中間軸第2ギヤ88が第2中間軸46に連結され、選択式クラッチ90を左方向に移動させると、リバース駆動ギヤ92が第2中間軸46に連結される。第6クラッチ84は一般に知られた油圧作動ピストン型の湿式多板クラッチであるため、その説明は省略する。
出力軸48上には、ファイナルドライブギヤ94、第2アイドルギヤ80、出力軸第1ギヤ96及び出力軸第2ギヤ98が設けられている。ここで、ファイナルドライブギヤ94、出力軸第1ギヤ96及び出力軸第2ギヤ98は出力軸48に対して固定して設けられ、第2アイドルギヤ80は出力軸48に対して空転自在(相対回転自在)に設けられている。第2アイドルギヤ80は共用ギヤ50及び第1中間軸第1ギヤ62に噛合している。
出力軸第1ギヤ96は入力軸第1ギヤ52及び第1中間軸第3ギヤ68に噛合している。出力軸第2ギヤ98は入力軸第2ギヤ58及び第1中間軸第4ギヤ74に噛合している。また、ファイナルドライブギヤ94は図示しないファイナルドリブンギヤに噛合している。
76は第1アイドルギヤであり、回転可能に設けられた図示しないアイドル軸に固定されている。代案として、アイドル軸を固定して設け、第1アイドルギヤ76をアイドル軸に対して空転自在(相対回転自在)に設けるようにしても良い。
第1アイドルギヤ76は共用ギヤ50及び第1中間軸第2ギヤ64に噛合している。共用ギヤ50、第1アイドルギヤ76、第1中間軸第2ギヤ64及びワンウエイクラッチ66でローレシオ側の第1アイドル駆動経路78を構成する。一方、共用ギヤ50、第2アイドルギヤ80、第1中間軸第1ギヤ62及び第1クラッチ60でハイレシオ側の第2アイドル駆動経路82を構成する。
以下、本実施形態の平行軸式変速機の作用について説明する。第3クラッチ60がオフの場合には、入力軸42の回転は、共用ギヤ50、第1アイドルギヤ76、第1中間軸第2ギヤ64及びワンウエイクラッチ66から構成される第1アイドル駆動経路78を介して、第1中間軸44に伝達される。
よって、第5クラッチ72を係合すると、第1中間軸44の回転が、第1中間軸第4ギヤ74及び出力軸第2ギヤ98を介して出力軸48に伝達され、出力軸48は前進1速の回転速度で回転される。
第5クラッチ72をオフにして第4クラッチ70を係合すると、第1中間軸44の回転は、第1中間軸第3ギヤ68及び出力軸第1ギヤ96を介して出力軸48に伝達され、出力軸48は前進2速の回転速度で回転される。
第3クラッチ60を係合すると、入力軸42の回転は、共用ギヤ50、第2アイドルギヤ80、第1中間軸第1ギヤ62及び第3クラッチ60からなる第2アイドル駆動経路82を介して第1中間軸44に伝達される。
この場合、第1中間軸44は第1アイドル駆動経路78を介した回転よりも高速で回転されるため、ワンウエイクラッチ66が滑り、第1中間軸44の高速回転が第1アイドル駆動経路78に影響を及ぼすことはない。
よって、第3クラッチ60と同時に第5クラッチ72を係合すると、第1中間軸44の回転は、第1中間軸第4ギヤ74及び出力軸第2ギヤ98を介して出力軸48に伝達され、出力軸48は前進3速の回転速度で回転される。
次いで、第3クラッチ60及び第4クラッチ70が同時に係合されると、入力軸42の回転は、第2アイドル駆動経路82を介して第1中間軸44に伝達され、さらに第1中間軸第3ギヤ68及び出力軸第1ギヤ96を介して出力軸48に伝達され、出力軸48は前進4速の回転速度で回転される。
また、第6クラッチ84が係合されると、入力軸42の回転は、共用ギヤ50及び第2中間軸第1ギヤ86を介して第2中間軸46に伝達され、更に選択式クラッチ90、第2中間軸第2ギヤ88、入力軸第1ギヤ52及び出力軸第1ギヤ96を介して出力軸48に伝達され、出力軸48は前進5速の回転速度で回転される。
次いで、第2クラッチ56が係合されると、入力軸42の回転は、入力軸第2ギヤ58及び出力軸第2ギヤ98を介して出力軸48に伝達され、出力軸48は前進6速の回転速度で回転される。
最後に、第1クラッチ54が係合されると、入力軸42の回転は、入力軸第1ギヤ52及び出力軸第1ギヤ96を介して出力軸48に伝達され、出力軸48は前進7速の回転速度で回転される。
一方、リバース走行時には第6クラッチ84が係合されるとともに選択式クラッチ90が左方向に移動される。これにより、入力軸42の回転は、共用ギヤ50及び第2中間軸第1ギヤ86を介して第2中間軸46に伝達され、さらに、選択式クラッチ90、リバース駆動ギヤ92、リバース従動ギヤ102、入力軸第2ギヤ58及び出力軸第2ギヤ98を介して出力軸48に伝達され、出力軸48は後進方向に回転される。
このように本実施形態によると、6個の湿式多板クラッチを使用することにより、前進7速の平行軸式自動変速機を提供することができる。湿式多板クラッチの数を削減することができるため、減速機構造の簡略化及び軸方向サイズの縮小化を達成できる。
さらに、ワンウエイクラッチ66は湿式多板クラッチに比較して安価であるため、変速段数の数に応じた湿式多板クラッチを使用する変速機に比較して、変速機の低コスト化を実現できる。
なお、第2実施形態に係る上述した1速〜7速の説明は例示的なものであり、第1アイドル駆動経路78、第2アイドル駆動経路82等のギヤレシオに応じて1速〜7速が他の伝達経路を取り得るものである。
本発明の第1実施形態に係る平行軸式自動変速機の構成を示すスケルトン図である。 本発明の第2実施形態に係る平行軸式自動変速機の構成を示すスケルトン図である。
符号の説明
2 入力軸
4 第1中間軸
6 出力軸
8 共用ギヤ
16 ワンウエイクラッチ
28 第1アイドル駆動経路
32 第2アイドル駆動経路
42 入力軸
44 第1中間軸
46 第2中間軸
48 出力軸
50 共用ギヤ
66 ワンウエイクラッチ
78 第1アイドル駆動経路
82 第2アイドル駆動経路

Claims (1)

  1. 互に平行に配置された入力軸、中間軸、アイドル軸及び出力軸と、
    前記入力軸に固定された共用ギヤと、
    前記中間軸に空転自在に設けられた中間軸第1ギヤと、
    ワンウエイクラッチを介して前記中間軸に固定された中間軸第2ギヤと、
    前記中間軸に空転自在に設けられた中間軸第3ギヤと、
    前記中間軸に空転自在に設けられた中間軸第4ギヤと、
    前記アイドル軸に設けられ、前記共用ギヤ及び前記中間軸第2ギヤに噛合する第1アイドルギヤと、
    前記出力軸に空転自在に設けられ、前記共用ギヤ及び前記中間軸第1ギヤに噛合する第2アイドルギヤと、
    前記出力軸に固定され、前記中間軸第3ギヤに噛合する出力軸第1ギヤと、
    前記出力軸に固定され、前記中間軸第4ギヤに噛合する出力軸第2ギヤと、
    前記中間軸第1ギヤと前記中間軸との連結及びその解除を行う第1クラッチと、
    前記中間軸第3ギヤと前記中間軸との連結及びその解除を行う第2クラッチと、
    前記中間軸第4ギヤと前記中間軸との連結及びその解除を行う第3クラッチとを具備し、
    前記共用ギヤ、前記第1アイドルギヤ、前記中間軸第2ギヤ及び前記ワンウエイクラッチで第1アイドル駆動経路を構成し、
    前記共用ギヤ、前記第2アイドルギヤ、前記中間軸第1ギヤ及び前記第1クラッチで第2アイドル経路を構成し、
    前記第1クラッチを作動させて前記中間軸第1ギヤを前記中間軸に連結すると、前記ワンウエイクラッチが滑って前記第1アイドル駆動経路の駆動が断たれることを特徴とする平行軸式変速機。
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