JP2007285039A - 防護柵 - Google Patents

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陽一 西田
Shoichi Inoue
昭一 井上
Toshimitsu Nomura
利充 野村
Isao Ueishi
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Abstract

【課題】雪庇を簡単に落として処理することができる防護柵を提供する。
【解決手段】 間隔を置いて支柱5,5…を立設すると共に、これら支柱5,5…間に山側に対応する防護面8を設けた防護柵において、支柱上部5Uを支柱下部5Sに回動可能に設け、防護面8を道路3側に傾動可能とした、防護面8の上部に雪庇S1ができたら、防護面8を道路3側に倒すことにより、雪庇S1を簡単に道路3に落すことができ、これを除雪して道路3の通行を確保できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、道路などの防護域と山の斜面との間などに設けられ、雪などから防護域を防護する防護柵に関する。
従来、この種の防護柵として、所定の間隔で支柱を設け、各支柱の間に水平ロープ材を設け、各支柱間を水平ロープ材に掛止させたワイヤ製のネットで遮蔽した防護柵(例えば特許文献1)や、各支柱間にコンクリート製や金属製などからなる横杆を多段に設けた防護柵などが知られている。
また、防護面として、各支柱間を水平ロープ材に掛止されたワイヤ製のネットで遮蔽し、このネットに金網(例えば特許文献1)を設けて構成したものや、多段に設けたロープ材に金網(例えば特許文献3)を設けて構成したものや、また、横ワイヤーに金網を張設(例えば、特許文献4)したものや、鋼製の梁材(例えば、特許文献2及び特許文献5)を多段に設けて構成したものなどがある。
ここで、特許文献3の防護柵を図7に基き説明すると、この防護柵101は、道路102と山の斜面103との間に設けられ、複数の支柱104を道路長さ方向に間隔を置いて立設し、これら支柱104,104…間に、ロープ材を張設すると共に金網を設けて防護面105を構成している。
特開平6−173221号公報 特開平8−184014号公報 特開平6−146225号公報(図3) 特開2001−49626号公報 特開平5−287711号公報
上記のような防護柵101は、防護面105により山に降った雪が道路102に落下することを防止し、これにより道路102の通行を確保することができる。
そして、防護面105の山側の積雪が該防護柵101の高さを超えると、防護柵101の上部から道路102側に雪の塊が張り出す雪庇106が形成される。そして、雪庇106が大きくなると、道路102上に落下して通行の妨げとなるため、雪庇106が自然落下する前にこれを落として除雪する必要がある。
しかし、従来の防護柵101では、雪庇106が防護柵101の上の高い位置にあるため、これを道路102に落す作業は煩雑となり、このような雪庇106の処理に労力を要するという問題があった。
そこで、本発明は、雪庇を簡単に落として処理することができる防護柵を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、間隔を置いて支柱を立設すると共に、これら支柱間に山側に対応する防護面を設けた防護柵において、前記防護面を反山側に傾動可能に設けたものである。
また、請求項2の発明は、支柱上部を、反山側に傾動可能に設けたものである。
また、請求項3の発明は、前記支柱上部を反山側に斜設したものである。
また、請求項4の発明は、前記支柱上部を支柱下部に回動可能に設ける回動連結部と、前記支柱上部の反山側への回動を規制する規制手段と、この規制手段による規制を解除する解除手段とを備えるものである。
また、請求項5の発明は、前記解除手段を前記支柱上部より下側に設けたものである。
請求項1の構成によれば、防護面の上部に雪庇ができたら、防護面を反山側に倒すことにより、雪庇を簡単に反山側に落すことができる。
また、請求項2の構成によれば、支柱上部を反山側に倒すことにより、支柱の上部にできた雪庇を簡単に反山側に落すことができる。
また、請求項3の構成によれば、支柱上部を反山側に斜設することにより、山側で雪を受ける部分が大きくなり、雪庇ができ難くなると共に、支柱上部は支柱下部より反山側に張り出し、その支柱上部の上に雪庇ができるから、支柱上部を反山側に倒すことにより、雪庇をスムーズに落すことができる。
また、請求項4の構成によれば、回動連結部により支柱上部が反山側に倒れるように回動可能であり、常時は、規制手段により回動を規制して雪を受け止め、支柱上部の上部に雪庇ができたら、前記規制を解除することにより、雪圧で支柱上部が反山側に回動し、雪庇が反山側に落下する。
また、請求項5の構成によれば、解除手段が低い位置にあるため、規制手段による規制解除を簡便に行うことができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な防護柵を採用することにより、従来にない防護柵が得られ、その防護柵について記述する。
以下、本発明の実施例1について、図1〜図2を参照して説明する。まず、新設の防護柵の例を示す。同図に示すように、雪圧などを受ける防護柵1は、設置場所である山の斜面2と道路3との間に基礎4を設け、この基礎4はコンクリートなどからなり、道路3の山側に設けられ、その基礎4に所定間隔を置いて複数の支柱5,5…を立設し、これら支柱5,5…の間に横方向のロープ材6,6…を多段に設けると共に、それら支柱5,5…の間に網体7を張設し、前記ロープ材6と網体7とにより防護面8を構成し、この防護面8は山側に対応する。尚、道路3は、防護柵1により山側の雪から防護される防護域である。
前記防護面8の上部は、反山側である道路3側に傾動可能に形成されている。このため、前記支柱5は、支柱上部5Uと支柱下部5Sとに分割形成され、その垂直方向の支柱下部5Sの上部に、回動連結部9により、支柱上部5Uの下部を回動可能に連結し、図1に示すように、通常は、支柱上部5Uを道路5側に斜設している。したがって、支柱上部5Uが略垂直な場合に比べて、斜面2と支柱上部5Uとの間の空間Kを大きく取ることができる。尚、支柱下部5Sは前記基礎4に固着されている。
また、前記支柱上部5Uの道路3側への傾動を規制する規制手段11を備える。この規制手段11は、前記山の斜面2にアンカー12を固定し、このアンカー12の先端に規制ロープ材13の基端を連結し、この規制ロープ材13の先端を、前記支柱上部5Uの上部に延設し、着脱具14により、規制ロープ材13の先端を支柱上部5Uの上部に連結する。前記着脱具14は連結状態を解除可能のものであり、その着脱具14は、規制手段11の規制を解除する解除手段を兼用する。尚、アンカー12は、支柱上部5Uより上方において斜面2に固定され、使用状態で、支柱上部5Uと規制ロープ材13とが70〜110度の角度をなしており、この角度を80〜100度とすることが好ましい。
前記着脱具14は、例えば、係止受け部たるフック受け14Aと係止部たるフック14Bなどからなり、支柱上部5Uにフック受け14Aを設け、このフック受け14Aに係脱操作可能な前記フック14Bを、前記規制ロープ材13の先端に設け、フック受け14Aにフック14Aを係止することにより、支柱上部5Uに規制ロープ材13を連結し、フック14Bを外す操作を行うことにより連結を解除できる。また、他の着脱具14の例としては。前記規制ロープ材13の先端に係止部たる雄螺子棒(図示せず)を設け、この雄螺子棒を前記支柱上部5Uの係止受け部たる孔(図示せず)に挿通し、係止部の一部を構成するナットを前記雄螺子棒に螺合することにより連結し、ナットを外すことにより連結を解除するものなど連結とその解除が可能なものであれば各種の手段を用いることができる。尚、規制ロープ材13に係止受け部を設け、支柱上部5Uに係止部を設けてもよく、すなわち、規制ロープ材13と支柱上部5Uの一方に係止部を設け、他方に係止受け部を設ければよい。
また、前記支柱下部5Sの上部と斜面2との間には、控えロープ材16が設けられ、この控えロープ材16の基端は、斜面2に固定したアンカー17に連結固定され、その控えロープ材16の先端は、前記支柱下部5Sの上部に連結固定されている。
次に、前記構成につき、その作用を説明すると、図1に示すように、常時は、山の斜面2の雪Sを防護面8により受け、道路3側への落下を防止する。この場合、支柱上部5Uが道路3側に斜設しているため、雪を受ける空間Kが大きくなり、多量の雪を受け止めることができる。これにより防護柵8に雪圧が加わるが、これに控えロープ材16が有効に対抗する。
そして、図1のように、降雪が続くことにより、防護面8の上から道路3側に雪庇S1が張り出してくる。そこで、着脱具14を操作して規制ロープ材13と支柱上部5Uとの連結を解除すると、図2に示すように、支柱上部5Uが回動連結部9を中心に道路側に回動し、支柱上部5Uで支えていた雪庇S1部分が道路に落下する。この落下した雪庇S1部分を除雪し、道路3の通行を確保する。また、雪庇S1部分が落下した後、支柱上部5Uを山側に回動し、再び規制ロープ材13と連結し、雪を受けることができる。尚、支柱上部5Uの先端が水平より下向きになるまで回動するように構成することが好ましく、この例では、支柱上部5Uが略垂直で下向きになるまで回動できる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、間隔を置いて支柱5,5…を立設すると共に、これら支柱5,5…間に山側に対応する防護面8を設けた防護柵において、防護面8を反山側である道路3側に傾動可能に設けたから、防護面8の上部に雪庇S1ができたら、防護面8を道路3側に倒すことにより、雪庇S1を簡単に道路3に落すことができ、これを除雪して道路3の通行を確保できる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、支柱上部5Uを、反山側である道路3側に傾動可能に設けたから、支柱上部5Uを道路3側に倒すことにより、支柱2の上部にできた雪庇S1を簡単に道路3に落すことができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、支柱上部5Uを反山側である道路3側に斜設したから、山側で雪を受ける部分が大きくなり、雪庇S1ができ難くなると共に、支柱上部5Uは支柱下部5Sより道路3側に張り出し、その支柱上部5Uの上に雪庇S1ができるから、支柱上部5Uを道路3側に倒すことにより、雪庇S1をスムーズに落すことができる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、支柱上部5Uを支柱下部5Sに回動可能に設ける回動連結部9と、支柱上部5Uの反山側である道路3側への回動を規制する規制手段11と、この規制手段11による規制を解除する解除手段たる着脱具14とを備えるから、回動連結部9により支柱上部5Uが道路3側に倒れるように回動可能であり、常時は、規制手段11により回動を規制して雪Sを受け止め、支柱上部5Uの上部に雪庇S1ができたら、前記規制を解除することにより、雪圧で支柱上部5Uが道路3側に回動し、雪庇S1が道路に落すことができる。
図3は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図は、既設の防護柵に本発明を適用した例を示し、既設の防護柵21は、道路3の長さ方向に間隔をおいて基礎4に立設した複数の支柱22と、これら支柱22,22…の間にロープ材や網体で形成した防護面23とを有する。
前記既設の防護柵21に前記支柱5を取り付け、その支柱上部5Uに防護面8Aを設ける。具体的には、支柱5の支柱下部5Sを支柱22に固定し、例えばUボルトなどの固定具24により、支柱下部5Sを支柱5Uに沿わせて固定する。尚、支柱下部5Sは既設の支柱22,22…と略同一高さのものを用いたり、これ以上の高さのものを用いたりすることができる。また、好ましくは支柱下部5Sの下部を基礎4に固定する。そして、支柱下部5Sの高さには、既設の防護柵21の防護面23があるから、これより上の部分の支柱上部5U,5U間に、前記ロープ材6や網体7により防護面8Aを設ける。尚、支柱下部5Sが既設の支柱22より高ければ、支柱22より高い部分に防護面8Aを設ければよい。
このように既設の防護柵21に支柱5,5…を設け、支柱上部5Uに防護面8Aを設けることにより、防護面8Aの分だけ斜面2との間に雪Sを溜める空間Kを設けることができ、既設の状態に比べて多くの雪を山側に溜めることができる。また、使用状態で、支柱上部5Uは、規制ロープ材13と控えロープ材16により斜面2に連結されているから、防護面8Aに雪圧を受けても、これをそれらロープ材13,16により支持することができ、既設の防護柵21に負荷を与えることもない。
また、実施例1と同様に、規制ロープ材13と支柱上部5Uとの連結を解除することにより、雪庇S1部分を道路3に落すことができる。
このように本実施例では、各請求項に対応して、上記実施例1と同様な作用・効果を奏し、また、このように既設の防護柵21に適用することにより、山の斜面2との空間Kを広げ、且つ雪庇S1を簡単に処理することができる。
図4は、本発明の実施例3を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、前記アンカー17を設けずに、控えロープ材16の基端を前記アンカー12に連結固定しており、山の斜面2における施工を簡略化できる。
図5〜図6は、本発明の実施例4を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例の規制手段11Aは、前記山の斜面2に前記アンカー12を固定し、このアンカー12の先端に前記規制ロープ材13の基端を連結し、この規制ロープ材13の先端に滑車やピンなどの係合部31を設け、また、前記支柱上部5Uの上部に保持ロープ32の先端を連結し、この保持ロープ32の基端側は、前記支柱下部5Uの前面側に設けた巻取装置33に巻き取られており、この巻取装置33より上方で前記支柱下部5Uの道路102側に、滑車やピンなどの案内部34を設け、この案内部34に前記保持ロープ32の途中を掛装し、その案内部34と支柱上部2Uとの間で保持ロープ32の途中を前記係合部31に掛装してなる。尚、控えロープ材16の基端は前記アンカー12に連結固定されている。
なお、前記係合部31で保持ロープ32は向きを変えて折り返される。前記巻取装置33は、前記規制手段11Aによる規制を解除する解除手段であり、巻取ロール(図示せず)などを備え、保持ロープ32の基端側を固定したり、この固定を解除して保持ロープ32を繰り出したり、逆に保持ロープ32を巻き取ったりできるように構成されている。また、前記係合部31は保持ロープ32を遊挿するリングなどでもよい。
そして、図5に示すように、保持ロープ32の基端側を巻取装置33により固定することにより、支柱上部5Uの位置を固定し、降雪が続くことにより、防護面8の上から道路3側に雪庇S1が張り出してきたら、巻取装置33による保持ロープ32の固定を解除すると、図6に示すように、雪庇S1の荷重により支柱上部5Uが回動連結部9を中心に道路側に回動し、同時に破線の矢印に示すように、保持ロープ32が繰り出され、支柱上部5Uで支えていた雪庇S1部分が道路3に落下する。この落下した雪庇S1部分を除雪し、道路3の通行を確保する。
また、図6のように、雪庇S1を落とした後は、巻取装置33により保持ロープ32を巻き取ることにより、支柱上部5Uを図5に示した使用位置に戻すことができる。
このように本実施例では、請求項1〜4に対応して、上記各実施例と同様な作用・効果を奏し、また、請求項5に対応して、解除手段たる巻取装置33を前記支柱上部5Uより下側の支柱下部5Sに設け、このように解除手段が低い位置にあるため、規制手段11Aによる規制解除を簡便に行うことができる。
また、実施例上の効果として、道路側に設けた巻取装置33を用いたから、保持ロープ32を巻き取ることにより、支柱上部5Uを簡単に使用位置に戻すことができる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、支柱を回動可能とするものを示したが、支柱間で、防護面の上部が回動するように構成してもよく、例えば、規制手段及び解除手段として、例えば、支柱に、支柱下部に対する支柱上部の角度を調整可能で、且つその調整位置で固定できる機構を設けるなどしてもよく、このように規制手段及び解除手段は、各種のものを用いることができる。また、支柱上部間に枠体を設け、この枠体に防護面を設け、枠体が道路側に回動するようにすればよい。また、山側に対応する防護面とは、山側の雪や落石を捕捉するものを言うから、例えば、支柱の道路側に防護面があってもよい。さらに、実施例2では、支柱上部と支柱下部とを備えた支柱を用いた例を示したが、支柱上部5Uを既設の支柱22の上部に回動可能に設けてもよく、この場合は、既設の支柱22に控えロープ材を連結するようにすることが好ましい。また、実施例では、支柱下部を略垂直に配置した例を示したが、支柱下部が傾斜していてもよい。また、実施例では、ロープ材と網体とにより防護面を構成したが、板材を用いたり、箱型,H型,山型などの部材を用いて構成してもよい。さらに、実施例では、基礎に支柱を立設する例を示したが、設置場所を穿孔して取付孔を形成し、この取付孔に支柱の下方を挿入し、グラウトなどで固定する建て込み方式により支柱を立設してもよい。また、図5において、保持ロープの下端を支柱下部に固定及び解除可能な機構により、解除手段を構成してもよい。さらに、保持ロープの先端側を複数に分岐し、複数の支柱上部に連結してもよい。
本発明の実施例1を示す全体断面図である。 同上、防護面の上側を反山側に傾動した状態を示す断面図である。 本発明の実施例2を示す全体断面図である。 本発明の実施例3を示す全体断面図である。 本発明の実施例4を示す全体断面図である。 同上、防護面の上側を反山側に傾動した状態を示す断面図である。 従来例を示す全体断面図である。
符号の説明
1 防護柵
2 斜面
3 道路
5 支柱
8,8A 防護面
9 連結回動部
11,11A 規制手段
14 着脱具(解除手段)
33 巻取装置(解除手段)
S 雪
S1 雪庇

Claims (5)

  1. 間隔を置いて支柱を立設すると共に、これら支柱間に山側に対応する防護面を設けた防護柵において、前記防護面を反山側に傾動可能に設けたことを特徴とする防護柵。
  2. 支柱上部を、反山側に傾動可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の防護柵。
  3. 前記支柱上部を反山側に斜設したことを特徴とする請求項2記載の防護柵。
  4. 前記支柱上部を支柱下部に回動可能に設ける回動連結部と、前記支柱上部の反山側への回動を規制する規制手段と、この規制手段による規制を解除する解除手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の防護柵。
  5. 前記解除手段を前記支柱上部より下側に設けたことを特徴とする請求項4記載の防護柵。

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