JP3109905U - タラップ装置付きマンホールカバー枠 - Google Patents

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清次 金子
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Abstract

【課題】タラップ装置を人の出入り用に使用する機能と併せて安全性を高める機能を奏し、また使い勝手や操作性にも優れるタラップ装置付きマンホールカバー枠を提供する。
【解決手段】マンホールの開口部に据え付けられる環状のカバー枠本体4にタラップ装置9を取り付ける。タラップ装置9は、カバー枠本体4に脱着可能に取り付けられた支持ブラケット10と、この支持ブラケット10に連結されたタラップ11とを備える。タラップ11は、支持ブラケット10に回動可能に連結され、その回動でカバー枠本体4の内側の開口部の一端部から他端部に渡って延びるようにほぼ水平に倒伏する収納状態と、この収納状態からカバー枠本体4の上方に向って起立する起立状態とに姿勢を変換することが可能となっている。
【選択図】 図2

Description

この考案は、マンホールに人が出入りする際に使用するタラップ装置を備えるタラップ装置付きマンホールカバー枠に関する。
従来からタラップ装置を備えるマンホールカバー枠は提案され、公道用、土木用のマンホールに適用されている。
しかしながら、従来のマンホールカバー枠のタラップ装置は、単に人の出入りに用いる簡易な構造のもので、その機能が限定され、また使い勝手も悪いという問題がある。
そこで、この考案では、タラップ装置を人の出入り用に使用する機能と併せて安全性を高める機能を奏し、また使い勝手や操作性にも優れるタラップ装置付きマンホールカバー枠を提供することを目的としている。
この考案は、マンホールの開口部に設けられるマンホールカバー枠であって、マンホールの開口部に据え付けられる環状のカバー枠本体にタラップ装置を取り付けてなり、前記タラップ装置は、前記カバー枠本体に脱着可能に取り付けられた支持ブラケットと、この支持ブラケットに連結されたタラップとを備え、前記タラップは、前記支持ブラケットに回動可能に連結され、その回動でカバー枠本体の内側の開口部の一端部から他端部に渡って延びるようにほぼ水平に倒伏する収納状態と、この収納状態からカバー枠本体の上方に向って起立する起立状態とに姿勢の変換が可能なことを特徴としている。
マンホールに人が出入りするときには、カバー枠本体の内側に水平に収納されているタラップを上方に引き上げて起立させ、このタラップに足や手を掛け、マンホール内に入り込み、またタラップを伝わってマンホールから出る。そして起立状態のタラップを倒して収納する。
この考案によれば、タラップを回動する簡単な操作でタラップを起立させ、また収納することができる。収納されたタラップは、カバー枠本体の内側の直径部分に水平に延びるように配置され、このためカバー枠本体の内側の開口部がタラップで覆われ、このタラップが落下防止網として機能し、したがってマンホールに対する人や機材等の不用意な落下を防止して安全性を高めることができる。
一方、タラップに支持ブラケットを連結してなるタラップ装置は、カバー枠本体に対して脱着可能に取り付けられており、このためマンホールカバー枠を据え付ける施工の際に、そのタラップ装置をカバー枠本体から取り外しておくことが可能である。これにより、施工時にタラップ装置が作業上の邪魔となることがなく、このため作業が容易で能率よく施工することができ、またカバー枠本体のみを単独で取り扱うことができるため重量的にも有利となり、より能率よく施工をすることができる。
以下、この考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示す符号1は、建物の屋内にコンクリートの打ち込みにより施工された床スラブであり、この床スラブ1の下方に例えば貯水槽(図示せず)が構築され、その貯水槽に通じるマンホール2が床スラブ1に形成されている。そしてマンホール2の上端の開口部に、マンホールカバー枠3が床スラブ1の上面と面一となるように据え付けられている。
マンホールカバー枠3の外観を図2〜図4に示してあり、マンホールカバー枠3は円環状のカバー枠本体4を有し、このカバー枠本体4の内側にマンホールカバー(図示せず)を装着してマンホール2の上端の開口部を閉塞するようになっている。カバー枠本体4の内径は例えば600mmあるいは650mmである。
カバー枠本体4の周縁の一部分の下面には、一対の埋込ブラケット5が互いに並列するように取り付けられ、これら埋込ブラケット5はカバー枠本体4の下方に延びるようにカバー枠本体4に取り付けられ、床スラブ1のコンクリート内に埋め込まれ、カバー枠本体4の固定用のアンカーとして機能している。
各埋込ブラケット5は、カバー枠本体4の内側に向く表面がマンホール2の内周面に露出するように床スラブ1に埋め込まれ、その表面の裏面側の板面に複数のナット6が溶接等により取り付けられ、これらナット6に埋込ブラケット5の表面側からボルト7を螺挿することができるようになっている。
カバー枠本体4には、前記埋込ブラケット5を介してタラップ装置9が取り付けられている。このタラップ装置9は、一対の支持ブラケット10と、これら支持ブラケット10に連結されたタラップ11とで構成され、前記支持ブラケット10が前記埋込ブラケット5の表面に前記ボルト7を介して脱着可能に取り付けられている。
各支持ブラケット10はそれぞれ側板部12を有し、これら側板部12が互いに離間して対向し、これら側板部12に一方向に長いガイド孔13が形成されている。各ガイド孔13は上下方向に延び、かつマンホール2の軸線に対してやや傾斜するように形成されている。また、各側板部12には前記ガイド孔13を隔てるその両側に位置して円筒状をなす第1および第2の一対のストッパ部材14a,14bが取り付けられている。
タラップ11は、平行に並ぶ一対の縦桟17と、これら縦桟17間に架設された横桟18とからなる。横桟18は縦桟17の一端側の端部間と中間部間とに架設され、その一方の横桟18と他方の横桟18との間隔は一般のタラップ規格と同様の300〜350mmの間隔となっている。
各縦桟17の他端側の端部には支持軸19が取り付けられ、これら支持軸19が前記各支持ブラケット10における側板部12の外面側から前記ガイド孔13内に挿入され、その挿入側の支持軸19の外周にワッシャ20が装着され、さらに図1に示すように支持軸19に抜け止め用の割ピン21が差し込まれ、これにより支持ブラケット10に対してタラップ11が回動可能に連結されている。
図1および図2には、タラップ11がカバー枠本体4の内側に水平に倒れる収納状態を示してあり、この収納状態のもとでは、支持軸19がガイド孔13の上端部に当接し、タラップ11の縦桟17が第1のストッパ部材14aに当接することでタラップ11がほぼ水平に支持される。タラップ11は、カバー枠本体4の内径寸法よりやや短い長さとなっており、その収納状態ではカバー枠本体4の内側の開口部の一端部から他端部に渡る直径部分に延びるように配置される。
この収納状態からタラップ11の支持軸19の反対側の端部を上方に引き上げると、図3に示すように、支持軸19を中心にタラップ11が上方に回動するとともに、支持軸19がガイド孔13に沿って下方に移動し、この移動に伴って縦桟17が第1のストッパ部材14aと第2のストッパ部材14bとの間に入り込む。
そして図4に示すように、支持軸19がガイド孔13の下端部に達してその下端部に当接し、かつ縦桟17が第1のストッパ部材14aと第2のストッパ部材14bとで支持されることによりタラップ11が起立状態に保持される。この起立状態では、タラップ11はカバー枠本体4の外側に向ってやや傾くように保持される。
タラップ装置9を構成する支持ブラケット10、ストッパ部材14a,14b、縦桟17、横桟18の各部材は耐食性、耐久性を高めるためにその材質がステンレスとなっている。
なお、カバー枠本体4の内周部の相対向する二箇所には、カバー枠本体4の内側にマンホールカバーを装着した際にそのマンホールカバーをボルトで固定するための固定片23が一体に突出形成されている。そしてタラップ11における上端側の横桟18の中間部には、タラップ11を水平に倒伏させたときに前記一方の固定片23に当接してその倒伏状態を安定させる当接片24が取り付けられている。
また、図1に示すように、マンホール2の内周部には固定はしご25が設けられ、この固定はしご25は前記タラップ11を起立させたときにそのタラップ11と連なる位置に設けられている。
マンホール2に人が出入りするときには、まずマンホール2を覆うマンホールカバーを取り外し、カバー枠本体4の内側に水平に収納されているタラップ11を上方に引き上げて起立させる。この操作は、タラップ11を単に上方に引き上げるだけで容易に能率よく行なうことができる。
そして起立させたタラップ11に足や手を掛け、このタラップ11からその下方の固定はしご25を伝わってマンホール2内に入り込み、その下方の貯水槽内で各種の作業を行なう。作業の終了後には、固定はしご25からタラップ11を伝わってマンホール2から出る。
タラップ11はカバー枠本体4の内径寸法に近い十分な長さを有しており、またこのタラップ11を起立させたときには、縦桟17が第1のストッパ部材14aと第2のストッパ部材14bとの間に入り込んで安定して支持され、このためマンホール2に対する出入りの際の上り下りを安全にかつ容易に能率よく行なうことができる。
作業が終了し、マンホール2から人が出たのちには、起立状態のタラップ11をまず上方に引き上げて支持軸19をガイド孔13の上端部に配置させ、この状態で支持軸19を中心にタラップ11を下方に回動してカバー枠本体4の内側に倒す。
この操作でタラップ11がカバー枠本体4の内側の直径部分に水平に延びるように収納され、これによりカバー枠本体4の内側の開口部がタラップ11で覆われ、このタラップ11が落下防止網として機能し、このためマンホール2に対する人や機材等の不用意な落下を防止して安全性を高めることができる。
カバー枠本体4は円環状に限らず、角形の環状の場合もあるが、この場合にはそのカバーがカバー枠本体4の内側を通過して落下する恐れがあるが、この場合でもこの考案のようにタラップ11がカバー枠本体4の内側の部分に水平に延びることによりそのカバーの落下も防止することができる。
タラップ11をカバー枠本体4の内側に収納したのちには、カバー枠本体4の内側にマンホールカバーを装着して固定する。
一方、タラップ11に支持ブラケット10を連結してなるタラップ装置9は、カバー枠本体4に対して脱着可能に取り付けられており、このため床スラブ1を打ち込んでマンホールカバー枠3を床スラブ1に据え付ける施工の際に、そのタラップ装置9をカバー枠本体4から取り外しておくことが可能である。
すなわち、ボルト7を抜き取って支持ブラケット10を埋込ブラケット5から外してカバー枠本体4とタラップ装置9とを分解し、この状態でカバー枠本体4のみを所定の据え付け位置にセットし、この状態で床スラブ1の成形用のコンクリートを打設し、かつ養生し、こののちカバー枠本体4にタラップ装置9を取り付ける。
このような手順によれば、施工時にタラップ装置9が作業上の邪魔となることがなく、このため作業が容易で能率よく施工することができ、またカバー枠本体4のみを単独で取り扱うことができるため重量的にも有利となり、より能率よく施工をすることができる。
この考案の一実施形態を示し、床スラブに据え付けられたマンホールカバー枠の断面図。 そのマンホールカバー枠の全体の外観を示し、タラップが収納されているときの状態の斜視図。 そのマンホールカバー枠の外観を示し、タラップが起立する途中の状態のときの斜視図。 そのマンホールカバー枠の外観を示し、タラップが起立したときの状態の斜視図。
符号の説明
1…床スラブ
2…マンホール
3…マンホールカバー枠
4…カバー枠本体
5…埋込ブラケット
9…タラップ装置
10…支持ブラケット
11…タラップ
13…ガイド孔
14a.14b…ストッパ部材
17…縦桟
18…横桟
19…支持軸

Claims (1)

  1. マンホールの開口部に設けられるマンホールカバー枠であって、
    マンホールの開口部に据え付けられる環状のカバー枠本体にタラップ装置を取り付けてなり、
    前記タラップ装置は、前記カバー枠本体に脱着可能に取り付けられた支持ブラケットと、この支持ブラケットに連結されたタラップとを備え、
    前記タラップは、前記支持ブラケットに回動可能に連結され、その回動でカバー枠本体の内側の開口部の一端部から他端部に渡って延びるようにほぼ水平に倒伏する収納状態と、この収納状態からカバー枠本体の上方に向って起立する起立状態とに姿勢の変換が可能なことを特徴とするタラップ装置付きマンホールカバー枠。
JP2005000189U 2005-01-19 2005-01-19 タラップ装置付きマンホールカバー枠 Expired - Lifetime JP3109905U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102448671B1 (ko) * 2022-08-04 2022-09-29 주식회사 퍼팩트 맨홀뚜껑 이탈시 추락방지 기능과 맨홀내 점검시 출입이 용이한 다용도 안전손잡이

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