JP3914412B2 - 可倒式ベンチ付き柵 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は歩道沿い、バス停、公園、プラットホームなどに設置して使用される可倒式ベンチ付き柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平10−204841号公報に、可動ビーム両端の係止体が支柱に回動自在に取着され、その係止体付き可動ビームを支柱の手前側に倒して支柱に取着された係止部に水平に支持されてなる防護柵が開示されている。
【0003】
しかしかかる防護柵は、ベンチとして使用する際は支柱間に垂直に支持されている係止体付き可動ビームを手で支柱後方から手前側に略4分の3回転させて係止体を係止部に支持させ、ベンチとして使用しないときは再び手で係止体付き可動ビームを支柱後方に向かって手前側から略4分の3回転させて収納しなければならず、係止体付き可動ビームの出し入れが煩雑であるという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来の欠点に鑑みなされたものであり、通常は柵として使用しながらも必要に応じて簡単にベンチとして機能させ、使い終わった際にも特に収納のために手をわずらわすことなく、しかも、ベンチの座などは柵を構成する支柱径寸法の幅寸法内に収納されてしまい通行の邪魔になるような突出物のないベンチ付き柵を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明可倒式ベンチ付き柵は、地上に立設される支柱と横ビームとからなる柵体と、それらの互いに対をなす支柱間に差し渡されるベンチ部とからなり、このベンチ部は座部の後方左右に突設された回転軸が支柱の所定の位置に穿設された軸孔に嵌合され、ベンチ部前方左右に突設された支持部に紐体が接続され、その紐体の延長部分が支柱上方の孔から支柱内に挿入されるとともに、先端には重錘が取着されて、支持部から重錘までの紐体の長さがベンチ部を水平に倒した状態で停止して支持される長さとなされ、ベンチ部は重錘の重量により通常は垂直上方に引き上げられて柵体の一部となり、人が座る際はベンチ部を重錘の重量に抗して手前下方に押し下げるようになされたものである。
【0006】
本発明によれば、支柱間に支持されているベンチ部は重錘の重量により通常は垂直上方に引き上げられ、座りたいときは、ベンチ部を重錘の重量に抗して手前下方に押し下げるだけでよく、立ち上がると重錘の重量により自然に垂直上方に引き上げられて収納され、ベンチ部の出し入れが簡単である。また、ベンチ部は一対の支柱間に差し渡されるベンチ部の座部の後方左右に突設された回転軸が支柱の所定の位置に穿設された軸孔に嵌合されているので、支柱径寸法の幅寸法内にベンチの座などが収納されてしまって収納時においても通行の邪魔になるような突出物がないため通行人が引っ掛かったりする心配もなく安全である。
【0007】
また、本発明可倒式ベンチ付き柵は、上記可倒式ベンチ付き柵のベンチ部を水平に倒した状態にした際に重力によって自然に垂下されてベンチ部を支持するように、脚部の一端がベンチ部の裏面に軸着されてなるものである。
【0008】
これによって、ベンチ部の出し入れによって脚部も自然に出し入れがなされ、脚部についても煩雑な出し入れ作業を必要とせず、このベンチ使用中においては所定の高さを維持してベンチ部の支持がなされる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明可倒式ベンチ付き柵の一実施形態例について、図1〜図3を参照しながら説明する。
【0010】
図1において、1は柵体である。柵体1は地上に立設される支柱11,11とそれらの間に架設される横ビーム12とからなる。柵体1は、図1に表すように1本の鋼管が曲折されて構成されるような一対の支柱11,11と横ビーム12とが一体に形成されていてもよく、また、多数の支柱11間に継手金具を介して横ビーム12が架設されて組み立てられる形態の柵体であってもよい。
【0011】
2はベンチ部である。ベンチ部2は座部21の後方左右に回転軸22,22が突設され、座部21の前方左右に支持部23、23が突設されている。そして、回転軸22,22は支柱11,11の所定の位置に穿設された軸孔13,13に嵌合され、支持部23、23は支柱11の上方手前側に当接されるようになされ、ベンチ部2が支柱11,11のちょうど間に収納された際にもそれ以上ベンチ部2が柵体1後方側に旋回しないようになされている。
また、図3に破線で表した24は、ベンチ部2を水平に倒した状態にした際に重力によって自然に垂下されてベンチ部2を支持するようになされる脚部であり、ベンチ部2の裏面にその一端が軸着されて重力による作動がなされている。
【0012】
3は紐体である。この紐体3の一端は支持部23,23に接続され、紐体3のもう一方の延長部分は支柱11上方の孔14から支柱11の内側に挿入される。紐体3は伸びの少ないステンレスワイヤーが好適に使用され、防錆や手ざわりの良さから合成樹脂層が被覆されておればなお好ましい。
【0013】
4は重錘である。この重錘4は、支柱11内に挿入された側の紐体3の端部に取着されており、その重錘4の重量によりベンチ部2が常時垂直上方に引き上げられるようになされている。なお、支持部23から重錘4までの紐体3の長さは、ベンチ部2を水平に倒した状態で停止して支持されるのに適合した長さとなされている。
【0014】
上述の、柵←→ベンチの作動を断面図に示したものが図3(a),(b)で、図中15は紐体3のスムーズな作動のために滑車が固定された支軸で、また16は重錘4が所定の高さで停止するように設けられたストッパーである。
【0015】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明可倒式ベンチ付き柵は、地上に立設される支柱と横ビームとからなる柵体と、それらの互いに対をなす支柱間に差し渡されるベンチ部とからなり、このベンチ部は座部の後方左右に突設された回転軸が支柱の所定の位置に穿設された軸孔に嵌合され、ベンチ部前方左右に突設された支持部に紐体が接続され、その紐体の延長部分が支柱上方の孔から支柱内に挿入されて先端には重錘が取着され、支持部から重錘までの紐体の長さがベンチ部を水平に倒した状態で停止して支持される長さとなされており、支柱間に支持されているベンチ部は重錘の重量により通常は垂直上方に引き上げられて柵体の一部となり、人が座る際はベンチ部を重錘の重量に抗して手前下方に押し下げるだけでよく、人が立ち去るとベンチ部は重錘の重量により自然に垂直上方に引き上げられ元通りに収納され、ベンチ部の出し入れが容易である。また、ベンチ部は一対の支柱間に差し渡されるベンチ部の座部の後方左右に突設された回転軸が支柱の所定の位置に穿設された軸孔に嵌合され、また支持部が支柱の上方手前側に当接されるようになされてベンチ部が支柱のちょうど間に収納された際にもそれ以上ベンチ部が柵体の後方側に旋回しないようにして収納されるので、支柱径寸法の幅寸法内にベンチの座などが収納されてしまって収納時において通行の邪魔になるような突出物がなく、通行人が引っ掛かったりするような心配もなく安全である。
【0016】
また、ベンチ部を水平に倒した状態にした際に脚部が重力によって自然に垂下されてベンチ部を支持するように脚部の一端がベンチ部の裏面に軸着されている場合には、ベンチ部の出し入れによって脚部も自然に出し入れがなされるため、脚部についても煩雑な出し入れ作業を必要とせず、このベンチを使用中においてのみ所定の高さを維持してベンチ部の支持がなされて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明可倒式ベンチ付き柵の実施形態の一例の、ベンチ部が収納された状態を示す斜視図である。
【図2】 本発明可倒式ベンチ付き柵の実施形態の一例の、ベンチ部が引き出された状態を示す斜視図である。
【図3】 図1←→図2の作動を示す断面図(a)←→(b)である。
【符号の説明】
1 柵体
11 支柱
12 横ビーム
13 軸孔
14 孔
15 支軸
16 ストッパー
2 ベンチ部
21 座部
22 回転軸
23 支持部
24 脚部
3 紐体
4 重錘

Claims (2)

  1. 地上に立設される支柱と横ビームとからなる柵体と、それら互いに対をなす支柱間に差し渡されるベンチ部とからなり、このベンチ部は座部の後方左右に突設された回転軸が支柱の所定の位置に穿設された軸孔に嵌合され、ベンチ部前方左右に突設された支持部に紐体が接続され、その紐体の延長部分が支柱上方の孔から支柱内に挿入されるとともに、先端には重錘が取着されて、支持部から重錘までの紐体の長さがベンチ部を水平に倒した状態で停止して支持される長さとなされ、ベンチ部は重錘の重量により通常は垂直上方に引き上げられて柵体の一部となり、人が座る際はベンチ部を重錘の重量に抗して手前下方に押し下げるようになされたことを特徴とする可倒式ベンチ付き柵。
  2. ベンチ部を水平に倒した状態にした際に重力によって自然に垂下されてベンチ部を支持するように、脚部の一端がベンチ部の裏面に軸着されてなる請求項1記載の可倒式ベンチ付き柵。
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