JP2007284886A - 制振取付け構造、部材取付け用の制振フレーム及び部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材と取付け側との相対的な動きを接着取付け型制振材で有効的に減衰することができ、しかも、解体時には、部材とフレーム、及び、フレームと取付け側とを容易に分離することができる、制振取付け構造等を提供する。
【解決手段】例えば間仕切り壁において、壁板1が制振フレーム4を介して床面2と天井面3と取り付けられている。該制振フレーム4は、壁板1に取り付けられた第1フレーム材5と、床面2、天井面3に取り付けられた第2フレーム材6と、これらフレーム材5,6間に介設され、フレーム材5,6相互の相対的な動きを減衰する接着取付け型制振材7とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、制振取付け構造、部材取付け用の制振フレーム及び部材に関する。
例えば、制振取付け構造として、部材をフレームを介して取付け側に取り付け、部材とフレームとの間、及び/又は、フレームと取付け側との間に接着取付け型制振材を介設することは、従来より行われている。
特開2001−182360号公報
しかしながら、接着取付け型制振材は、部材や取付け側に対して接着状態にされるため、解体作業において、部材とフレームとを分離したり、取付け側とフレームとを分離するのが容易ではないという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、部材と取付け側との相対的な動きを接着取付け型制振材で有効的に減衰することができ、しかも、解体時には、部材とフレーム、及び、フレームと取付け側とを容易に分離することができる、制振取付け構造、部材取付け用の制振フレーム及び部材を提供することを課題とする。
上記の課題は、部材を取付け側に取り付ける制振取付け構造であって、
部材が制振フレームを介して取付け側に取り付けられており、
該制振フレームは、前記部材に取り付けられた第1フレーム材と、前記取付け側に取り付けられた第2フレーム材と、これらフレーム材間に介設され、フレーム材相互の相対的な動きを減衰する接着取付け型制振材とを備えていることを特徴とする制振取付け構造によって解決される。
この制振取付け構造では、第1フレーム材と第2フレーム材との間に接着取付け型制振材が介設され、第1フレーム材が部材に、第2フレーム材が取付け側にそれぞれ取り付けられているので、部材と取付け側との相対的な動きを接着取付け型制振材に伝えて、該接着取付け型制振材に有効的な制振作用を行わせることができる。
しかも、フレームが、部材側用の第1フレーム材と、取付け側用の第2フレーム材とを備え、接着取付け型制振材がこれらフレーム材間に介設されていることで、解体時には、部材と第1フレーム材とを接着取付け型制振材に妨げられることなく分離することができ、また、取付け側と第2フレーム材についても接着取付け型制振材に妨げられることなく分離することができ、これらを容易に分離することができる。
また、上記の課題は、部材を取付け側に取り付けるのに用いられる制振フレームであって、
前記部材に取り付けられる第1フレーム材と、前記取付け側に取り付けられる第2フレーム材と、これらフレーム材間に介設され、フレーム材相互の相対的な動きを減衰する接着取付け型制振材とが備えられていることを特徴とする部材取付け用制振フレーム、並びに、
該制振フレームが備えられ、該制振フレームの第1フレーム材が取り付けられていることを特徴とする部材によっても同様に解決される。
本発明は、以上のとおりのものであるから、部材と取付け側との相対的な動きを接着取付け型制振材で有効的に減衰することができ、しかも、解体時には、部材とフレーム、及び、フレームと取付け側とを容易に分離することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1(イ)(ロ)に示す第1実施形態は、間仕切り壁の取付け構造に用いた場合のもので、1は部材としての石膏ボードなどからなる壁板、2は取付け側としての床面、3は同じく取付け側としても天井面、4は制振フレームである。
制振フレーム4は、壁板1の背面側に取り付けられる、方形環状でその内部に縦桟と横桟がわたされた第1フレーム材5と、取付け側である床面2と天井面3とに取り付けられる方形環状の第2フレーム材6とを備え、第1フレーム材5は第2フレーム材6の内部に設置され、第1フレーム材5と第2フレーム材6とで囲まれた方形環状の隙間内に、粘弾性体などからなる接着取付け型制振材7が介設されている。
そして、該制振フレーム4は、第2フレーム材6の下枠6aが床面2にビス等により固着一体化状態に取り付けられると共に、同第2フレーム材6の上枠6bが天井面3に同じくビス等により固着一体化状態に取り付けられ、また、第1フレーム材5は第2フレーム材6から前後両方向に突出し、各突出面部に対して壁板1,1がビス等により固着一体化状態に取り付けられて、制振間仕切り壁8を構成している。
上記の制振間仕切り壁8では、図1(イ)に示すように、水平力が作用すると、第2フレーム材6は、その下枠6aが床面2に固着一体化状態に取り付けられると共に上枠6bが天井面3に固着一体化状態に取り付けられているので平行四辺形状に変形をする一方、第1フレーム材5は壁板1に固着一体化状態に取り付けられているので剛性を高められて方形を維持し、それらフレーム材5,6の相対的な動きを制振材7がせん断変形をすることで有効的な減衰作用が奏される。
そして、解体時には、壁板1と制振フレーム4とは、ビス抜き等を行うことにより接着取付け型制振材7に妨げられることなく容易に分離することができ、また、床面2と制振フレーム4、及び、天井面3と制振フレーム4についても、ビス抜き等を行うことにより接着取付け型制振材7に妨げられることなく容易に分離することができ、解体作業を容易に遂行することができる。
図2(イ)(ロ)に示す第2実施形態は、天井の取付け構造に適用した場合のもので、11は部材としての石膏ボードなどからなる天井板、12,12は取付け側としての吊木、4は制振フレームであり、制振フレーム4は、天井板11の背面側に取り付けられる方形環状の第1フレーム材5と、吊木12に取り付けられる方形環状の第2フレーム材6とを備え、第1フレーム材5は第2フレーム材6の内部に設置され、第1フレーム材5と第2フレーム材6とで囲まれた方形環状の隙間内に接着取付け型制振材7が介設されている。
そして、該制振フレーム4は、第2フレーム材6が吊木12,12に取り付けられて吊られると共に、第1フレーム材5は第2フレーム材6から少なくとも下方に突出し、該下方突出面部に対して天井板11がビス等により固着一体化状態に取り付けられて、制振天井13を構成している。
この制振天井13では、図2(イ)に示すように、水平力が作用すると、第1フレーム材5は壁板1に固着一体化状態に取り付けられているので剛性を高められて方形を維持し、第1フレーム材5と第2フレーム材6の相対的な動きを制振材7が有効的に減衰して制振作用を行うことができる。
そして、解体時には、天井板11と制振フレーム4とは、ビス抜き等を行うことにより接着取付け型制振材7に妨げられることなく容易に分離することができ、また、吊木12と制振フレーム4についても接着取付け型制振材7に妨げられることなく容易に分離することができ、解体作業を容易に遂行することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、部材が壁板1,1や天井板11である場合を示したが、その他の面板であってもよいし、面板に限らず、各種の部材であってもよい。また、取付け側についても、部材との関係で各種の取付け側であってよい。また、接着取付け型制振材7の種類や、第1、第2フレーム材5,6の材質に制限はなく、各種種類、材質のものが用いられてよい。
また、上記の実施形態では、制振フレームを構成する第1,第2フレーム材5,6が方形環状部を備え、一方の方形環状部内にもう一方の方形環状部が配置され、方形環状部間の環状隙間の周方向の全部に接着取付け型制振材7が介設されている場合を示したが、接着取付け型制振材は環状隙間の周方向の一部に介設されていてもよいし、第1,第2フレームのいずれか一方の方形環状部内にもう一方の方形環状部が備えられていればよいし、方形環状部を備えないものであってもよい。
第1実施形態の制振取付け構造を示すもので、図(イ)は一部断面正面図、図(ロ)は一部断面側面図である。 第2実施形態の制振取付け構造を示すもので、図(イ)は平面図、図(ロ)は正面図である。
符号の説明
1…壁板(部材)
2…床面(取付け側)
3…天井面(取付け側)
4…制振フレーム
5…第1フレーム材
6…第2フレーム材
7…接着取付け型制振材
11…天井板(部材)
12…吊木(取付け側)

Claims (3)

  1. 部材を取付け側に取り付ける制振取付け構造であって、
    部材が制振フレームを介して取付け側に取り付けられており、
    該制振フレームは、前記部材に取り付けられた第1フレーム材と、前記取付け側に取り付けられた第2フレーム材と、これらフレーム材間に介設され、フレーム材相互の相対的な動きを減衰する接着取付け型制振材とを備えていることを特徴とする制振取付け構造。
  2. 部材を取付け側に取り付けるのに用いられる制振フレームであって、
    前記部材に取り付けられる第1フレーム材と、前記取付け側に取り付けられる第2フレーム材と、これらフレーム材間に介設され、フレーム材相互の相対的な動きを減衰する接着取付け型制振材とが備えられていることを特徴とする部材取付け用制振フレーム。
  3. 請求項2に記載の制振フレームが備えられ、該制振フレームの第1フレーム材が取り付けられていることを特徴とする部材。
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