JP2004003280A - 住宅用制振装置を含む建物用制振装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の質量を有するマス11及びバネ系を形成するゴム部12からなるダイナミックダンパー1を、2個一組の状態で、鉄骨住宅を形成する小梁5の中央部に形成される腹部のところに取付ブラケット13を介して取付ける。本ダイナミックダンパー1の、その固有振動数の値は、44Hzから88Hzの範囲内に入るように設定する。本ダイナミックダンパー1を形成する上記ゴム部12の特性であるtanδの値を、0.1から0.7の範囲内に入るように設定する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物における柱、梁、根太等の制振を目的に用いられる制振装置に関するものであり、特に、所定の質量を有するマスと、所定のバネ特性及び減衰特性を有するゴム状弾性体と、からなるダイナミックダンパーを、上記梁、根太等の腹部に設けるようにし、これによって、上の階から衝撃力が入力されることによって下の階に発生する音の抑制、具体的には、JISA1418における重量床衝撃音レベル等級LH−60の確保、及び上階における人の歩行時に発生する音の低減化を図ることのできるようにした建物用制振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、鉄骨系の住宅においては、その骨格を形成する柱、梁等にH形鋼あるいはC形鋼等からなる鉄骨材が用いられていることより、木造住宅等に較べて、その床及び天井等に関して減衰力(減衰特性)が劣ると言う問題点を有する。このような点を考慮して、従来の鉄骨系住宅において、高い重量床衝撃音性能を確保するためには、例えば図7に示すように、上の階の床のところに床制振材10及び床吸振材20等を設けるとともに、下の階の天井のところにも、特別に天井制振材30等を設けるようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のものにおいては、上記床制振材が質量の重いものであるところから、その設置には多くの労力を要すると言う問題点がある。また、上下の梁間には、特別に大梁制振材50が設置されるようになっているとともに、下の階の天井のところには、グラスウール等からなる吸音材40等が設置されるようになっているものである。これらのことから、上記従来のものにおいては、多数の制振部材等を用意しなければならず、コスト的にも不利である。また、質量の重い各種制振材等を敷設するにあたっては、その敷設作業が煩雑となり、作業効率を低下させるおそれがある。また、多くのアイテムの制振技術を多くの場所に採用しなければならず、作業効率が悪くなると言う問題点がある。このような問題点を解決するために、同じ仕様・諸元からなるダイナミックダンパー型の制振装置を複数個用意しておき、これらを、梁、根太等のところに設置するようにし、これによって、上の階から衝撃力が入力されることにより下の階に発生する音の抑制、具体的には、JISA1418における重量床衝撃音レベル等級LH−60の確保、及び上階における人の歩行時に発生する音の低減化を図ることのできるようにした建物用制振装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明においては、建物の柱、梁、根太のところに設けられるものであって、弾性体を形成するゴム部及び質量体を形成するマスからなるダイナミックダンパー型の建物用制振装置に関して、その固有振動数の値が44Hzから88Hzの範囲内に入るようにするとともに、上記ダイナミックダンパーを形成するゴム部の特性をtanδの値が0.1から0.7の範囲内に入るようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、特定の周波数域において、柱、梁、根太等の振動を効果的に制振することができるようになるとともに、ゴム部の減衰特性を上記所定の範囲内に設定することによって、比較的広い範囲の周波数帯域においても制振作用を発揮させることができるようになる。その結果、重量衝撃音の低減化、具体的には、JISA1418に規定される重量床衝撃音レベル等級LH−60を確保することができるようになる。また、歩行者の歩行により生ずる音の低減化を図ることができるようになる。
【0005】
次に、請求項2記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1記載の建物用制振装置に関して、上記ダイナミックダンパーを、階下の天井又は一つ上の階の床を支える梁、根太に装着するようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、上の階から衝撃力が入力されることに起因して下の階に発生する音の抑制を図ることができるようになる。
【0006】
次に、請求項3記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1記載の建物用制振装置に関して、上記ダイナミックダンパーを、上記梁又は根太の、その腹部のところに装着するようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上記請求項1記載のものと同様、柱、梁、根太等における特定周波数域の振動を効果的に制振することができるようになる。これに加えて、更に、本発明のものにおいては、上記ダイナミックダンパーを、梁又は根太の腹部のところに設置するようにしたので、振動形態における最大振幅部にてダイナミックダンパーを作動させることができるようになり、制振効果を最大限に発揮させることができるようになる。
【0007】
次に、請求項4記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の建物用制振装置に関して、上記ダイナミックダンパーを、単独で、又は同じものを2個一組の状態で、上記梁又は根太のところに設置するようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、同じ仕様・諸元のダイナミックダンパーを多数製造しておくとともに、これらダイナミックダンパーを、単独又は2個一組の状態で梁又は根太に複数個設置することによって、柱、梁、根太等の振動を効果的に制振することができるようになる。また、同じ仕様のダイナミックダンパーが大量に生産されることとなるので、ダイナミックダンパーの製造コストの低減化を図ることができるようになる。その結果、制振効果を低コストにて実現化することができるようになる。更には、1個のダイナミックダンパーの質量を作業に適切な軽い値に設定することができるようになり、ダイナミックダンパーの組立作業あるいは当該ダイナミックダンパーを制振装置として梁等に装着する際の作業性の向上を図ることができるようになる。
【0008】
次に、請求項5記載の発明について説明する。このものの特徴とするところは、ダイナミックダンパーを鉄骨系住宅に採用するようにしたことである。すなわち、本発明においては、鉄骨系住宅の梁のところに設けられるものであって、弾性体を形成するゴム部及び質量体を形成するマスからなるダイナミックダンパー型の制振装置に関して、その固有振動数の値が44Hzから88Hzの範囲内に入るように設定するとともに、上記ダイナミックダンパーを形成するゴム部の特性をtanδの値が0.1から0.7の範囲内に入るような構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、特定の周波数域において、床の振動を効果的に制振することができるようになるとともに、ゴム部の減衰特性を上記所定の範囲内に設定することによって、比較的広い範囲の周波数帯域においても制振作用を発揮させることができるようになる。その結果、重量衝撃音の低減化、具体的には、JISA1418に規定される重量床衝撃音レベル等級LH−60を確保することができるようになる。また、一つ上の階における歩行者の歩行によって下の階に発生する音を低減化することができるようになる。
【0009】
次に、請求項6記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項5記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項5記載の住宅用制振装置に関して、上記ダイナミックダンパーを、一つ上の階の床を支える小梁の、その腹部のところに装着するようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいても、上記請求項5記載のものと同様、特定周波数の床振動を効果的に制振することができるようになる。これに加えて、更に、本発明のものにおいては、上記ダイナミックダンパーを、床を支える小梁の腹部のところに設置するようにしたので、振動形態における最大振幅部にてダイナミックダンパーを作動させることができるようになり、制振効果を最大限に発揮させることができるようになる。
【0010】
次に、請求項7記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項5または請求項6記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項5または請求項6記載の住宅用制振装置に関して、上記ダイナミックダンパーを、同じものを2個一組の状態で、かつ、上記梁を間に挟んだ状態で設けるようにした構成を採ることとした。このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、上記請求項4記載のものと同様、同じ仕様・諸元のダイナミックダンパーを多数製造しておくとともに、これらダイナミックダンパーを、2個一組の状態で所定の床面に複数個設置することによって、床面全体を効果的に制振することができるようになる。また、同じ仕様のダイナミックダンパーが大量に生産されることとなるので、ダイナミックダンパーの製造コストの低減化を図ることができるようになり、床の制振効果を低コストにて実現化することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1ないし図6を基に説明する。なお、本発明は、ダイナミックダンパー型の建物用制振装置に関するものであるが、本実施の形態においては、その典型的な例である住宅用制振装置について説明することとする。すなわち、本実施の形態にかかるものは、図1に示す如く、鉄骨系住宅の梁、特に小梁5のところに設けられるものであって、弾性体を形成するゴム部12及び質量体を形成するマス11からなるダイナミックダンパー1を基礎に形成されるものである。そして、このような構成からなる本ダイナミックダンパー1が、図1に示す如く、鉄骨住宅を形成する小梁5の中央部に形成される腹部のところに取付ブラケット13を介して取付けられるようになっているものである。
【0012】
また、このような構成からなる本ダイナミックダンパー1の、その固有振動数の値は、44Hzから88Hzの範囲内に入るように設定されるようになっている。なお、この固有振動数の値としては、50Hzから70Hzの範囲内に設定されるのが好ましい。そして、本ダイナミックダンパー1を形成するマス11の質量値としては、本実施の形態においては7〜8Kgのものが採用されるようになっている。また、本ダイナミックダンパー1を形成する上記ゴム部12の特性であるtanδの値、すなわち、ゴム部の動バネ定数と損失ばね定数との間におけるベクトル位相差(角度)の値は0.1から0.7の範囲内に入るように設定することとする。なお、このtanδの値についても、0.2から0.6の範囲内に設定されるのが好ましい。このような範囲内にゴム部12の特性を限定することによって、広い範囲の周波数帯域において制振作用を発揮させることができるようになる。その結果、重量衝撃音の低減化、具体的には、JISA1418に規定される重量床衝撃音レベル等級LH−60の確保や、歩行により発生する音の低減化を図ることができるようになる(図4,図6参照)。
【0013】
このような構成からなるダイナミックダンパー1を、例えば図2に示す如く、床2を支持する小梁5の、それぞれの中央部に形成される腹部のところに、2個一組の状態で取付ける(設置する)ようにする。なお、このダイナミックダンパー1の設置に当たっては、床2を形成する1ユニット内のほぼ全面にわたって、そこに設けられる小梁5のところに設置するようにする。本実施の形態においては、1ユニット当たり12個設けるようにする。なお、ユニットサイズの違う仕様のものには、設置するダイナミックダンパーの数を増減させることによって対応させるようにする。これによって、床面に入力された衝撃振動を効果的に制振することができるようになる。また、上記床2を支える小梁5のところに取付けられる各ダイナミックダンパー1は、その仕様・諸元、すなわち、固有振動数の値(fn)及びゴム部12の特性であるtanδが、すべてのダイナミックダンパーについて同じ値になるように設定されているものである。従って、同じ仕様のダイナミックダンパー1が大量に生産されることとなるので、ダイナミックダンパー1の製造コストの低減化を図ることができるようになり、床2の制振作用を低コストにて実現化することができるようになる。
【0014】
次に、このような構成からなる本実施の形態のものについての、その作用等について、図3ないし図6を基に説明する。まず、図2に示す如く、床2を形成する小梁5の、その腹部のところに同じ仕様・諸元のダイナミックダンパー1を2個一組の状態で設置する。これによって、一つ上の階の床面に入力された衝撃による振動は、各ダイナミックダンパー1の作動により、効果的に制振されることとなる。具体的には、図3に示す如く、本ダイナミックダンパー1の固有振動数(fn)の値を55Hzまたは65Hzに設定するとともに、tanδの値を0.32に設定することによって、ダイナミックダンパー無しの場合に比べて、大幅に制振作用の発揮されていることが判る。そして、この条件下における音圧レベルでの測定結果を視てみると、例えば図4に示す如く、JISA1418に規定される重量床衝撃音レベル等級においてLH−60の値を満足していることが判る。また、図5に示す如く、固有振動数(fn)の値を65Hzに設定するとともに、tanδの値を0.32または0.1255に設定したものについては、45Hzから85Hzの広い範囲内において重量衝撃による振動の制振作用が現れているのが判る。そして、このような条件下における階下での音圧レベルでの測定結果によると、例えば図6に示す如く、JISA1418に規定される重量床衝撃音レベル等級においてLH−60の値を満足していることが判る。
【0015】
このように、本実施の形態のものにおいては、特定の値に調整されたダイナミックダンパー1を、床2を形成する1ユニット当たりについて12個、各小梁5の腹部のところに設けることによって、一つ上の階に入力された衝撃による振動を効率良く制振し、下の階には、衝撃に起因する振動を伝播させないようにすることができるようになる。その結果、本実施の形態のものにおいては、例えば図7に示されるような質量の重い床制振材10や、小梁間に設けられる床吸振材20等が不要となるとともに、下の階の天井に設けられていた天井制振材30やグラスウール40等も不要となる。また、図1に示す如く、大梁6、6’間には、従来のものにおいて設けられていた大梁間制振材50等(図7参照)も不要となる。その結果、本鉄骨系住宅全体の建築費を大幅に削減化することができるようになる。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、建物の柱、梁、根太のところに設けられるものであって、弾性体を形成するゴム部及び質量体を形成するマスからなるダイナミックダンパー型の建物用制振装置に関して、その固有振動数の値が44Hzから88Hzの範囲内に入るように設定するとともに、上記ダイナミックダンパーを形成するゴム部の特性をtanδの値が0.1から0.7の範囲内に入るようにした構成を採ることとしたので、特定の周波数域において、柱、梁、根太等の振動を効果的に制振することができるようになった。また、ゴム部の減衰特性を上記所定の範囲内に設定することによって、比較的広い範囲の周波数帯域においても制振作用を発揮させることができるようになり、重量衝撃音のみならず、歩行音の低減化も図ることができるようになった。特に、本発明のものにおいては、JISA1418に規定される重量床衝撃音レベル等級LH−60を確保することができるようになった。
【0017】
また、本発明においては、上記ダイナミックダンパーを、一つ上の階の床を支える小梁の、その腹部のところに装着するようにした構成を採ることとしたので、特定周波数の床振動を効果的に抑制することができるようになった。また、これに加えて、本発明のものにおいては、上記ダイナミックダンパーを、床を支える小梁の腹部のところに設置するようにしたので、振動形態における最大振幅部にてダイナミックダンパーを作動させることができるようになり、制振効果を最大限に発揮させることができるようになった。
【0018】
また、本発明においては、上記ダイナミックダンパーを、同じものを2個一組の状態で、かつ、上記梁を間に挟んだ状態で設置するようにした構成を採ることとしたので、同じ仕様・諸元のダイナミックダンパーを大量に生産することができるようになり、ダイナミックダンパーの製造コストの低減化を図ることができるようになった。その結果、制振効果を低コストにて実現化することができるようになった。更には、1個のダイナミックダンパーの質量を作業に適切な軽い値に設定することによって、本ダイナミックダンパーの取付け作業性を向上させることができるようになった。また、本発明のものにおいては、ダイナミックダンパーを、梁等に、工場内にて取付けるようにしたので、品質の安定性を確保することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかるダイナミックダンパーの床面への配置状態を示す概念図である。
【図3】本発明にかかるダイナミックダンパーの固有振動数(fn)の差に基因する制振効果の違いを示す図(グラフ)である。
【図4】本発明にかかるダイナミックダンパーの固有振動数(fn)の差に基因する音圧低減効果の違いを示す図(グラフ)である。
【図5】本発明にかかるダイナミックダンパーのtanδの値の変化に基因する制振効果の差を示す図(グラフ)である。
【図6】本発明にかかるダイナミックダンパーのtanδの値の変化に基因する音圧低減効果の差を示す図(グラフ)である。
【図7】従来のものの床面及び天井面における制振材あるいは吸音材等の設置状況を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ダイナミックダンパー
11 マス
12 ゴム部
13 取付ブラケット
2 床
3 天井
5 小梁
6 大梁
6’ 大梁
Claims (7)
- 建物の柱、梁、根太のところに設けられるものであって、弾性体を形成するゴム部及び質量体を形成するマスからなるダイナミックダンパー型の建物用制振装置において、その固有振動数の値が44Hzから88Hzの範囲内に入るようにするとともに、上記ダイナミックダンパーを形成するゴム部の特性をtanδの値が0.1から0.7の範囲内に入るようにしたことを特徴とする建物用制振装置。
- 請求項1記載の建物用制振装置において、上記ダイナミックダンパーを、階下の天井又は一つ上の階の床を支える梁、根太に装着するようにしたことを特徴とする建物用制振装置。
- 請求項1記載の建物用制振装置において、上記ダイナミックダンパーを、上記梁又は根太の、その腹部のところに装着するようにしたことを特徴とする建物用制振装置。
- 請求項1ないし請求項3記載の建物用制振装置において、上記ダイナミックダンパーを、単独で、又は同じものを2個一組の状態で、上記梁又は根太のところに設置するようにしたことを特徴とする建物用制振装置。
- 鉄骨系住宅の梁のところに設けられるものであって、弾性体を形成するゴム部及び質量体を形成するマスからなるダイナミックダンパー型の住宅用制振装置において、その固有振動数の値が44Hzから88Hzの範囲内に入るようにするとともに、上記ダイナミックダンパーを形成するゴム部の特性をtanδの値が0.1から0.7の範囲内に入るようにしたことを特徴とする住宅用制振装置。
- 請求項5記載の住宅用制振装置において、上記ダイナミックダンパーを、一つ上の階の床を支える小梁の、その腹部のところに装着するようにしたことを特徴とする住宅用制振装置。
- 請求項5または請求項6記載の住宅用制振装置において、上記ダイナミックダンパーを、同じものを2個一組の状態で、かつ、上記梁を間に挟んだ状態で設けるようにしたことを特徴とする住宅用制振装置。
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Publications (1)
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JP2006028845A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Tokai Rubber Ind Ltd | 床構造 |
JP2006037399A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-02-09 | Tokai Rubber Ind Ltd | 床構造 |
JP2006070494A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Tokai Rubber Ind Ltd | 床構造 |
JP2007162263A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Toyoda Gosei Co Ltd | 建物用制振装置 |
JP2007211415A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Toyota Motor Corp | 建物用制振構造及び建物 |
-
2002
- 2002-11-14 JP JP2002330489A patent/JP2004003280A/ja active Pending
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