JP2007281267A - 半導体集積回路装置及び基板バイアス制御方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及び基板バイアス制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板バイアス電圧制御回路は、許容されるオン電流の範囲を逸脱しないように、基板バイアス電圧を制御し、リーク電流を低減する必要がある。
【解決手段】半導体集積回路装置は、第1バイアス生成回路(301)と第2バイアス生成回路(302)と制御回路(28)とを具備する。第1バイアス生成回路(301)は、Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を生成する。第2バイアス生成回路(302)は、Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を生成する。回路(10、15)は、Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とNチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とが印加されて動作する。制御回路(28)は、この回路(10、15)の動作状態に基づいて、第1バイアス生成回路(301)と、第2バイアス生成回路(302)とを独立して制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、トランジスタの基板バイアスを制御する基板バイアス制御方法及びその制御方法により基板バイアスが制御される半導体集積回路装置に関する。
近年、携帯電話や携帯情報装置などバッテリを電源とする端末が増加し、内蔵される半導体集積回路の低消費電力化が進行している。これまで、電源電圧を下げて低消費電力化を進めてきた。それに伴って動作速度は低下するが、トランジスタの閾値電圧を下げることによりオン電流を増加させて高速化を達成してきた。しかし、半導体の微細化が進むにつれ、また、高速化が進むにつれてリーク電流は増大する。そのため、半導体集積回路内部では、その動作に無関係にリーク電流が流れ、半導体集積回路の消費電力の相当の部分を占めるようになってきている。従って、半導体集積回路の消費電力を低減するために、トランジスタのリーク電流を抑制することは、効果的である。トランジスタのリーク電流とオン電流との間に相関関係があることが知られている。即ち、オン電流と、リーク電流の対数値とは比例するため、リーク電流を抑制することは、オン電流を抑制することでもある。
例えば、特開2003−142598号公報には、トランジスタのウェルバイアスを制御することにより、製造プロセスや温度変化による回路の動作速度の変化の補償と、Pチャネルトランジスタ−Nチャネルトランジスタ間の閾値電圧の差の補償とを同時に行う技術が開示されている。図1に示されるように、この半導体集積回路は、遅延モニタ回路51と、比較回路52と、PNバランス補償回路53と、ウェルバイアス制御回路55とを有する。遅延モニタ回路51は、入力クロックを遅延させて出力する。比較回路52は、入力クロックと遅延されたクロックとを比較する。PNバランス補償回路53は、Pチャネルトランジスタ−Nチャネルトランジスタ間の閾値電圧を検出する。ウェルバイアス制御回路55は、比較回路52の出力にPNバランス補償回路53の出力を加算器56により反映させてトランジスタのウェルのバイアスを制御する。
図2を参照して、この半導体集積回路のバイアス制御方法が具体的に説明される。図2には、縦軸にPチャネルトランジスタのオン電流Ionp、横軸にNチャネルトランジスタのオン電流Ionnをとり、半導体集積回路の素子特性が示される。一点鎖線1で囲まれる領域が、オン電流の許容範囲を示している。この一点鎖線1の内側が、許容されるオン電流、即ち、許容されるリーク電流に収まる特性である。この領域は、製造プロセス、電源電圧等の使用条件で決まる。
NチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタとの遅延値の基準が、Nチャネルトランジスタのオン電流IonnとPチャネルトランジスタのオン電流Ionpとの合計値を指標とし、実線2として、示される。以降、この実線2で示される特性をディレイモニタターゲットと称する。オン電流Ionnとオン電流Ionpの合計値は、このディレイモニタターゲット2の近傍にあることが望ましい。
オン電流Ionnとオン電流Ionpとのバランスを示す指標が、破線3として示される。以降、破線3はPNバランスモニタターゲットと称する。オン電流Ionnとオン電流Ionpとは、このPNバランスモニタターゲット3の近傍にあることが望ましい。従って、オン電流Ionnとオン電流Ionpとは、ディレイモニタターゲット2とPNバランスモニタターゲット3との交点近傍にあることが最も好ましいことになる。
点911で示される特性は、ディレイモニタターゲット2よりもオン電流の和(Ionn+Ionp)が大きく、Nチャネルトランジスタ、Pチャネルトランジスタの遅延値が、基準値より短い(動作速度が速い)ことを示している。また、PNバランスモニタターゲット3から離れていることから、点911で示される特性は、オン電流Ionn、Ionpのバランスもとれていない。この場合、Nチャネルトランジスタの閾値電圧がPチャネルトランジスタに比べて相対的に低い方に偏っていることが示されている。
点911で示される特性は、トランジスタのウェルバイアスが制御されて、点912で示される特性になる。この特性遷移のうち、矢印921で示されるPNバランスモニタターゲット3に沿って変化する調整量は、Nチャネルトランジスタ及びPチャネルトランジスタ双方のウェルバイアスの電圧調整分に相当する。また、矢印922で示されるオン電流Ionnのみ変化する調整量は、Nチャネル側の閾値電圧が低い方に偏っているために調整されたものであり、Nチャネルトランジスタのウェルバイアス電圧上昇による調整量に相当する。この調整により、ディレイモニタターゲット2とPNバランスモニタターゲット3との交点に近づき、より適正なウェルバイアスが与えられるようになることがわかる。
しかし、点951で示される特性は、同じように、調整量961と調整量962とにより点952で示される特性に調整される。この場合、点952で示される特性は、ディレイモニタターゲット2に達しているが、オン電流の許容範囲1の外側にあり、許容されるオン電流の範囲を外れている。
このように、上記の技術では、基板バイアスを制御する際に、オン電流(リーク電流)の許容範囲を逸脱する可能性がある。トランジスタに対して許容されるオン電流、リーク電流は、特定の範囲内に収まるように製造条件が設定される。この範囲を逸脱したオン電流、リーク電流を生じさせるような基板バイアスをかけることは、そのトランジスタの故障率等に影響を与える。
また、上記文献では、Pチャネルトランジスタのオン電流とNチャネルトランジスタのオン電流とのバランス(=リーク電流のバランス、以降PNバランスと称する)は、インバータの入出力を短絡して生成した論理閾値電圧と、基準電圧とを比較することによりモニタされている。この論理閾値電圧の生成方法は、トランジスタに貫通電流が流れるため、消費電力の増加を招くことになる。
特開2003−142598号公報
このように、基板バイアス電圧制御回路は、許容されるオン電流の範囲を逸脱しないように、基板バイアス電圧を制御し、リーク電流を低減する必要がある。本発明は、トランジスタの性能管理範囲を逸脱しにくく、適正な基板バイアス電圧を供給する基板バイアス電圧制御方法、基板バイアス電圧制御回路を搭載する半導体集積回路装置を提供する。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の観点では、半導体集積回路装置は、第1バイアス生成回路(301)と第2バイアス生成回路(302)と制御回路(28)とを具備する。第1バイアス生成回路(301)は、Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を生成する。第2バイアス生成回路(302)は、Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を生成する。回路(10、15)は、Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とNチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とが印加されて動作する。制御回路(28)は、この回路(10、15)の動作状態に基づいて、第1バイアス生成回路(301)と、第2バイアス生成回路(302)とを独立して制御する。
本発明の他の観点では、基板バイアス制御方法は、第1バイアス設定ステップと、第2バイアス設定ステップと、制御ステップとを具備する。第1バイアス設定ステップは、Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を設定する。第2バイアス設定ステップは、Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を設定する。回路(10、15)は、設定されたPチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とNチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とが印加されて動作する。制御ステップは、この回路の動作状態に基づいて、Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧と、Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とを独立して制御する。
本発明によれば、トランジスタの性能管理範囲を逸脱しにくく、適正な基板バイアス電圧を供給する基板バイアス電圧制御方法、基板バイアス電圧制御回路を搭載する半導体集積回路装置を提供することができる。また、本発明によれば、半導体集積回路装置に適正な基板バイアス電圧が供給されるため、無駄なリーク電流を削減することができる。また、本発明によれば、PNバランスの許容範囲が設定され、その許容範囲内でリーク電流が最も少なくなるように制御されるため、さらにリーク電流を削減することができる。
図を参照して、本発明を実施するための最良の形態が説明される。
図3は、本発明の実施の形態に係る半導体集積回路装置及び基板バイアス制御回路の構成を示すブロック図である。半導体集積回路装置は、基板バイアスを制御される対象となる主回路10と、基板バイアスを制御する基板バイアス制御回路15とを具備する。基板バイアス制御回路15は、ディレイモニタ部20と、PNバランスモニタ回路26と、制御回路28と、電圧生成部301、302とを具備する。電圧生成部301は、アップダウンカウンタ(U/Dカウンタ)311とバイアス電圧生成回路321とを備え、電圧生成部302は、U/Dカウンタ312とバイアス電圧生成回路322とを備える。
ディレイモニタ部20は、ディレイ回路21と比較器22とを含み、信号の伝搬遅延時間が設計値と合致するか比較し、比較結果を制御回路28に出力する。即ち、ディレイ回路21は、入力されたクロック信号CLKを入力し、遅延させて比較器22に出力する。比較器22は、ディレイ回路21によって遅延されたクロック信号と、入力されたクロック信号CLKとの位相を比較する。その位相差が、遅延時間の設計値より速いことを示すとき、比較器22は信号UPをアクティブにする。また、設計値より遅いことを示すとき、比較器22は信号DOWNをアクティブにする。従って、設計値通りであれば、どちらの信号もアクティブにならない。ディレイ回路21には、基板バイアス制御回路15によって制御されたPチャネルトランジスタの基板バイアスVNWとNチャネルトランジスタの基板バイアスVPWとが供給されており、遅延時間に対するフィードバックループが形成される。
PNバランスモニタ回路26は、Pチャネル素子とNチャネル素子との遅延時間の差によってPNバランスを判定し、判定結果を制御回路28に出力する。例えば、PNバランスモニタ回路26は、図4に示されるように、遅延回路41、42と、立ち上がり検出回路43、44、45、46と、RSフリップフロップ47、48、49とを備える。ここでは、遅延回路41は、カスケード接続されるAND回路群により遅延を生成し、遅延回路42は、カスケード接続されるOR回路群により遅延を生成する。
AND回路は、図5(a)に示されるように、並列接続されるPチャネルトランジスタと直列接続されるNチャネルトランジスタとを含み、その遅延時間はNチャネルトランジスタに依存する。OR回路は、図5(b)に示されるように、直列接続されるPチャネルトランジスタと並列接続されるNチャネルトランジスタとを含み、その遅延時間はPチャネルトランジスタに依存する。AND回路、OR回路が多段接続されることにより、遅延時間の増幅と、素子間の製造ばらつきの平均化がなされる。PNバランスがとれているとき遅延回路41と遅延回路42の遅延値が等しくなるように構成されている。遅延回路41、42には基板バイアス制御回路15によって制御されたPチャネルトランジスタの基板バイアスVNWとNチャネルトランジスタの基板バイアスVPWとが供給されており、PNバランスに対するフィードバックループが形成される。
遅延回路41、42の所定のノードから立ち上がり検出回路43〜46に遅延されたクロック信号が供給される。ここでは、立ち上がり検出回路44に供給される信号より2回路分遅延時間の短いクロック信号が立ち上がり検出回路43に供給される。同じように、立ち上がり検出回路45に供給される信号より2回路分遅延時間の短いクロック信号が立ち上がり検出回路46に供給される。この2回路分の遅延時間が、PNバランスの許容範囲に相当する。従って、遅延回路41、42から遅延された信号を取り出す位置を変更することにより、PNバランスの許容範囲を変更することが可能である。
立ち上がり検出回路43〜46は、入力された信号の立ち上がり位置を示す信号を生成し、RSフリップフロップ47〜49に出力する。RSフリップフロップ47は、立ち上がり検出回路43が立ち上がりを検出してから立ち上がり検出回路45が立ち上がりを検出するまで出力信号EN3を“H”とし、立ち上がり検出回路45が立ち上がりを検出してから立ち上がり検出回路43が立ち上がりを検出するまで出力信号EN3を“L”とする。RSフリップフロップ48は、立ち上がり検出回路44が立ち上がりを検出してから立ち上がり検出回路45が立ち上がりを検出するまで出力信号EN1を“H”とし、立ち上がり検出回路45が立ち上がりを検出してから立ち上がり検出回路44が立ち上がりを検出するまで出力信号EN1を“L”とする。RSフリップフロップ49は、立ち上がり検出回路44が立ち上がりを検出してから立ち上がり検出回路46が立ち上がりを検出するまで出力信号EN2を“H”とし、立ち上がり検出回路46が立ち上がりを検出してから立ち上がり検出回路44が立ち上がりを検出するまで出力信号EN2を“L”とする。
出力信号EN1、EN2、EN3は、遅延されたクロック信号の立ち上がり位置で“H”/“L”が入れ替わる。従って、クロック信号の立ち上がり時点において、出力信号EN1、EN2、EN3は、RSフリップフロップ47、48、49に入力されて比較される2つの信号のうち、遅く立ち上がった信号がどちらであるかを示している。即ち、出力信号EN1〜EN3は、次に示されるような意味を持つ。出力信号EN1は、製造ばらつきのバランスがとれていれば、遅延値が等しくなるはずの遅延回路41(AND回路パス)と、遅延回路42(OR回路パス)との遅延値の比較結果である。従って、信号EN1が“L”であることは、AND回路側の遅延値が小さいことを示している。即ち、この場合は、Pチャネルトランジスタの閾値電圧に比べてNチャネルトランジスタの閾値電圧が低い方に偏っていることを示している。信号EN1が“H”である場合は、その逆に、Nチャネルトランジスタの閾値電圧に比べてPチャネルトランジスタの閾値電圧が低い方に偏っていることを示している。
出力信号EN2は、製造ばらつきのバランスがとれていれば、遅延回路41(AND回路パス)の遅延値が、遅延回路42(OR回路パス)の遅延値より小さくなるパスでの遅延値の比較結果である。即ち、この比較は、遅延回路42側に所定のマージンを持たせた比較である。従って、信号EN2が“L”の場合は、AND回路パスの遅延値が2回路分以上小さい、即ち、Pチャネルトランジスタの閾値電圧に比べてNチャネルトランジスタの閾値電圧がより低い方に偏っていることを示している。信号EN2が“H”の場合は、Pチャネルトランジスタの閾値電圧が、Nチャネルトランジスタの閾値電圧に比べて低い場合と、Nチャネルトランジスタの閾値電圧がPチャネルトランジスタの閾値電圧よりマージン分低い場合とを含む。
出力信号EN3は、製造ばらつきのバランスがとれていれば、遅延回路41(AND回路パス)の遅延値が、遅延回路42(OR回路パス)の遅延値より大きくなるパスでの遅延値の比較結果である。即ち、この比較は、遅延回路41側に所定のマージンを持たせた比較である。従って、信号EN3が“H”の場合は、OR回路パスの遅延値が2回路分以上小さい、即ち、Nチャネルトランジスタの閾値電圧に比べてPチャネルトランジスタの閾値電圧がより低い方に偏っていることを示している。信号EN3が“L”の場合は、Nチャネルトランジスタの閾値電圧が、Pチャネルトランジスタの閾値電圧に比べて低い場合と、Pチャネルトランジスタの閾値電圧がNチャネルトランジスタの閾値電圧よりマージン分低い場合とを含む。このようにして生成された信号EN1〜EN3は、制御回路28に出力される。
制御回路28は、ディレイモニタターゲット2に対する判定結果信号UP、DOWNと、PNバランスモニタターゲット3に対する判定結果信号EN1、EN2、EN3とを入力する。また、制御回路28は、電圧生成部301から、Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧VNWが上限或いは下限に達したことを通知する信号CNmx、CNmnを受け、電圧生成部302から、Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧VPWが上限或いは下限に達したことを通知する信号CPmx、CPmnを受ける。これらの入力信号に基づいて、制御回路28は、クロック信号CLKの立ち上がり毎に、電圧生成部301、302に基板バイアス電圧の上昇及び下降を指示する。
制御回路28の制御論理は、図6に示されるように、真理値表で表すことができる。基本的な制御論理は、ディレイモニタ部20の出力信号DOWNがアクティブのとき、制御回路28は、PNバランスモニタ回路26の出力信号(EN1,EN2)が(H,H)であれば信号NDWNをアクティブにし、出力信号(EN1,EN3)が(L,L)であれば信号PDWNをアクティブにする。信号UPがアクティブのとき、制御回路28は、出力信号(EN1,EN2)が(H,H)であれば信号PUPをアクティブにし、信号(EN1,EN3)が(L,L)であれば信号NUPをアクティブにする。信号NDWNは、電圧生成部301にバイアスを深くするように、信号NUPは、バイアスを浅くするように指示する信号である。信号PDWNは、電圧生成部302にバイアスを深くするように、信号PUPは、バイアスを浅くするように指示する信号である。
ここで、基板バイアスをMOSトランジスタの逆バイアス方向に大きくすることを「基板バイアスを深くする」、順方向に大きくすることを「基板バイアスを浅くする」と慣例に従って表記する。バイアスを深くすることは、素子の動作速度を遅くさせ、バイアスを浅くすることは、動作速度を速くする。また、逆バイアスは、電流が流れにくい方向のバイアスである。従って、Pチャネルトランジスタでは基板に高電位を、Nチャネルトランジスタでは基板に低電位を印加することになり、PチャネルとNチャネルとでは、印加される電圧が逆になる。
また、電圧生成部301、302が制限値に達したときの制御論理は、次のように変わる。電圧生成部301が制限値に達したことを示す信号CNmnをアクティブにした時、信号EN3が“L”である場合、制御回路28は、電圧生成部301がさらにバイアスを深くすることはできないため、電圧生成部302に出力する信号PDWNをアクティブにする。また、電圧生成部302が制限値に達したことを示す信号CPmnをアクティブにした時、信号EN2が“H”である場合、制御回路28は、電圧生成部302がさらにバイアスを深くできないため、電圧生成部301に出力する信号NDWNをアクティブにする。
電圧生成部302が制限値に達したことを示す信号CPmxをアクティブにした時、信号EN3が“L”である場合、制御回路28は、電圧生成部302がさらにバイアスを浅くできないため、電圧生成部301に出力される信号NUPをアクティブにする。電圧生成部301が制限値に達したことを示す信号CNmxをアクティブにした時、信号EN2が“H”である場合、制御回路28は、電圧生成部301がバイアスを浅くできないため、電圧生成部302に出力される信号PUPをアクティブにする。この真理値表の論理は、図7で示されるように、組み合せ論理回路で実現することができる。
電圧生成部301は、アップダウンカウンタ(U/Dカウンタ)311とバイアス電圧生成回路321とを備える。U/Dカウンタ311は、制御回路28の指示に従って、信号NUPがアクティブであればカウントアップし、信号NDWNがアクティブであればカウントダウンする。U/Dカウンタ311のカウントが上限値に達すると信号CNmxをアクティブにし、カウントが下限値に達すると信号CNmnをアクティブにして制御回路28に通知する。バイアス電圧生成回路321は、U/Dカウンタ311が出力するカウント値に基づいてPチャネルトランジスタの基板バイアス電圧VNWを生成して各部に供給する。従って、電圧生成部301は、U/Dカウンタ311が上限値を示す時Pチャネルトランジスタの基板バイアスが最も浅くなる電圧を、U/Dカウンタ311が下限値を示す時Pチャネルトランジスタの基板バイアスが最も深くなる電圧を生成する。
電圧生成部302は、U/Dカウンタ312とバイアス電圧生成回路322とを備える。U/Dカウンタ312は、制御回路28の指示に従って、信号PUPがアクティブであればカウントアップし、信号PDWNがアクティブであればカウントダウンする。U/Dカウンタ312のカウントが上限値に達すると信号CPmxをアクティブにし、カウントが下限値に達すると信号CPmnをアクティブにして制御回路28に通知する。バイアス電圧生成回路322は、U/Dカウンタ312が出力するカウント値に基づいてNチャネルトランジスタの基板バイアス電圧VPWを生成して各部に供給する。従って、電圧生成部302は、U/Dカウンタ312が上限値を示す時Nチャネルトランジスタの基板バイアスが最も浅くなる電圧を、U/Dカウンタ312が下限値を示す時Nチャネルトランジスタの基板バイアスが最も深くなる電圧を生成する。
次に、図を参照して基板バイアス制御回路15の動作を説明する。図8は、電圧生成部301、302が制限値に達するまでの動作を説明する図である。縦軸にPチャネルトランジスタのオン電流Ionp、横軸にNチャネルトランジスタのオン電流Ionnをとり、半導体集積回路の素子特性が示される。一点鎖線1で示される領域が、オン電流の許容範囲の境界を示している。この一点鎖線1の内側が許容されるオン電流、即ち、許容されるリーク電流に収まる特性であることを示している。この領域は、製造プロセス、電源電圧等の使用条件で決まってくるものである。
実線2は、NチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタとの遅延値の基準をオン電流Ionnとオン電流Ionpとの合計値を指標として示されるディレイモニタターゲットを示す。オン電流Ionnとオン電流Ionpの合計値は、このディレイモニタターゲット2の近傍にあることが望ましい。このディレイモニタターゲット2を境界にオン電流Ionp、Ionnが大きい領域(領域A、B)では、信号DOWNがアクティブになり、小さい領域(領域C、D)では、信号UPがアクティブになる。
破線3は、オン電流Ionnとオン電流Ionpとのバランスを示すPNバランスモニタターゲットを示す。オン電流Ionnとオン電流Ionpとは、このPNバランスモニタターゲット3の近傍にあることが望ましい。従って、オン電流Ionnとオン電流Ionpとは、ディレイモニタターゲット2とPNバランスモニタターゲット3との交点近傍にあることが最も好ましいことになる。このディレイモニタターゲット3を境界として、オン電流Ionpが大きい領域(ディレイモニタターゲット3と縦軸とに挟まれる領域:領域A、C)では信号EN1が“H”となり、オン電流Ionnが大きい領域(ディレイモニタターゲット3と横軸とに挟まれる領域:領域B、D)では信号EN1は“L”となる。
さらに、破線4は、PNバランスモニタターゲットの上限を示す。この破線4を境界として、オン電流Ionpが大きい領域(破線4と縦軸とに挟まれる領域)では信号EN3が“H”となり、オン電流Ionnが大きい領域(破線4と横軸とに挟まれる領域)では信号EN3は“L”となる。破線5は、PNバランスモニタターゲットの下限を示す。この破線5を境界として、オン電流Ionpが大きい領域(破線5と縦軸とに挟まれる領域)では信号EN2が“H”となり、オン電流Ionnが大きい領域(破線5と横軸とに挟まれる領域)では信号EN2は“L”となる。
従って、PNバランスモニタターゲット3、破線4、5を境界として4領域に分けて素子特性を説明すると以下のようになる。
(EN1,EN2)=(L,L)の場合
素子特性は、PNバランスモニタターゲット3からマージン分下方にある破線5のさらに下方の領域にプロットされる。この領域では、Pチャネルトランジスタ側にマージンを持たせても、さらにNチャネルトランジスタ側の遅延が小さい。即ち、Nチャネルトランジスタの閾値電圧が、マージン分よりもさらに低い方に偏っている。
(EN1,EN2)=(L,H)の場合
素子特性は、PNバランスモニタターゲット3と、マージン分下方にある破線5との間の領域にプロットされる。この領域では、Nチャネルトランジスタの閾値電圧が、Pチャネルトランジスタの閾値電圧に比べてマージン範囲内で低い方に偏っている。
(EN1,EN3)=(H,H)の場合
素子特性は、PNバランスモニタターゲット3からマージン分上方にある破線4のさらに上方の領域にプロットされる。この領域では、Nチャネルトランジスタ側にマージンを持たせても、さらにPチャネルトランジスタ側の遅延が小さい。即ち、Pチャネルトランジスタの閾値電圧が、マージン分よりもさらに低い方に偏っている。
(EN1,EN3)=(H,L)の場合
素子特性は、PNバランスモニタターゲット3と、マージン分下方にある破線4との間の領域にプロットされる。この領域では、Pチャネルトランジスタの閾値電圧が、Nチャネルトランジスタの閾値電圧に比べてマージン範囲内で低い方に偏っている。
制御回路28が生成するバイアス電圧を制御する信号は、4種類である。Nチャネルトランジスタの基板バイアスを、信号PDWNは深くし、信号PUPは、浅くする。Pチャネルトランジスタの基板バイアスを、信号NDWNは深くし、信号NUPは浅くする。制御回路28は、これらの信号をその状況に応じて使い分けて基板バイアスを調整する。基板バイアス制御回路15は、ディレイモニタターゲット2とPNバランスモニタターゲット3とにより分割される領域に対応して次のように動作する。
領域Aは、信号DOWNがアクティブであり、(EN1,EN2,EN3)=(H,H,H)または(H,H,L)となる領域である。従って、図6を参照して、制御回路28は、電圧生成部301に出力される信号NDWNをアクティブにする。U/Dカウンタ311は、カウントダウンし、それに伴ってバイアス電圧生成回路321は、Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧VNWを上げる。Pチャネルトランジスタの基板バイアスが深くなると、閾値電圧が高くなってオン電流が減少し、動作速度は抑制される。即ち、領域Aにプロットされる特性であれば、基板バイアス制御回路15は、Pチャネルトランジスタ側の基板バイアスを調整し、Pチャネルトランジスタの基板バイアスが深くなっていく。即ち、素子特性は、図8に示される矢印62の方向に調整されることになる。従って、図8に示されるように、点611で示される特性は、オン電流Ionpが矢印62で示される電流分だけ減少し、点612で示される特性に調整される。これは、Pチャネルトランジスタの基板バイアスが深くなって動作速度が低下し、適正なオン電流Ionpに調整されたことを示している。
領域Bは、信号DOWNがアクティブであり、(EN1,EN2,EN3)=(L,L,L)または(L,H,L)となる領域である。従って、図6を参照して、制御回路28は、電圧生成部302に出力される信号PDWNをアクティブにする。U/Dカウンタ312は、カウントダウンし、それに伴ってバイアス電圧生成回路322は、Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧VPWを下げる。Nチャネルトランジスタの基板バイアスが深くなると、閾値電圧が高くなってオン電流が減少し、動作速度は抑制される。即ち、領域Bにプロットされる特性であれば、基板バイアス制御回路15は、Nチャネルトランジスタ側の基板バイアスを調整し、Nチャネルトランジスタの基板バイアスが深くなっていく。即ち、素子特性は、図8に示される矢印64の方向に調整されることになる。従って、図8に示されるように、点631で示される特性は、オン電流Ionnが矢印64で示される電流分だけ減少し、点632で示される特性に調整される。これは、Nチャネルトランジスタの基板バイアスが深くなって動作速度が低下し、適正なオン電流Ionnに調整されたことを示している。なお、この点631で示された特性は、図2に点951で示された特性と同じ位置にプロットされているが、調整後の位置は、本実施の形態では、点632にプロットされ、許容範囲1の内側に調整されていることがわかる。
領域Cは、信号UPがアクティブであり、(EN1,EN2,EN3)=(H,H,H)または(H,H,L)となる領域である。従って、図6を参照して、制御回路28は、電圧生成部302に出力される信号PUPをアクティブにする。U/Dカウンタ312は、カウントアップし、それに伴ってバイアス電圧生成回路322は、Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧VPWを上げる。Nチャネルトランジスタの基板バイアスが浅くなると、閾値電圧が低くなってオン電流が増加し、動作速度は上昇する。即ち、領域Cにプロットされる特性であれば、基板バイアス制御回路15は、Nチャネルトランジスタ側の基板バイアスを調整し、Nチャネルトランジスタの基板バイアスが浅くなっていく。即ち、素子特性は、図8に示される矢印67の方向に調整されることになる。従って、図8に示されるように、点661で示される特性は、オン電流Ionnが矢印67で示される電流分だけ増加し、点662で示される特性に調整される。これは、Nチャネルトランジスタの基板バイアスが浅くなって動作速度が上昇し、適正なオン電流Ionnに調整されたことを示している。
領域Dは、信号UPがアクティブであり、(EN1,EN2,EN3)=(L,L,L)または(L,H,L)となる領域である。従って、図6を参照して、制御回路28は、電圧生成部301に出力される信号NUPをアクティブにする。U/Dカウンタ311は、カウントアップし、それに伴ってバイアス電圧生成回路321は、Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧VNWを下げる。Pチャネルトランジスタの基板バイアスが浅くなると、閾値電圧が低くなってオン電流が増加し、動作速度は上昇する。即ち、領域Dにプロットされる特性であれば、基板バイアス制御回路15は、Pチャネルトランジスタ側の基板バイアスを調整し、Pチャネルトランジスタの基板バイアスが浅くなっていく。即ち、素子特性は、図8に示される矢印69の方向に調整されることになる。従って、図8に示されるように、点681で示される特性は、オン電流Ionpが矢印69で示される電流分だけ増加し、点682で示される特性に調整される。これは、Pチャネルトランジスタの基板バイアスが浅くなって動作速度が上昇し、適正なオン電流Ionpに調整されたことを示している。
点711で示される特性のように、PNバランスモニタターゲット3に近い特性を有するが、ディレイモニタターゲット2から離れている特性の場合も上記のように調整動作が行われる。即ち、領域Bにある点711で示される特性は、点631で示される特性のように、まず、Nチャネルトランジスタの基板バイアスが調整される。オン電流Ionnが矢印721で示される電流分だけ減少し、PNバランスモニタターゲット3上の点712で示される特性に調整される。PNバランスモニタターゲット3上では、信号EN1が“L”または“H”どちらかになり、信号EN1に基づいて領域A、領域Bどちらかの調整が行われる。即ち、領域Bに素子特性がプロットされる場合の調整が続くと、特性はPNバランスモニタターゲット3を超えて領域Aにプロットされるようになる。領域Aに素子特性がプロットされる場合の調整が続くと、特性はPNバランスモニタターゲット3を超えて領域Bにプロットされるようになる。この調整が繰り返され、点713で示される特性に達する。
図8では、点612、点662、点682、点713で示される特性は、調整途中を示している。また、点632で示される特性は、ディレイモニタターゲット2上にあり、ディレイモニタ部20から出力される信号DOWN及び信号UPの両方がアクティブにならないため、調整が終了したことを示している。
図9を参照して、PNバランスモニタターゲット3に達した後の動作について説明する。点761で示される特性は、領域Bに素子特性がプロットされる場合の調整が行われ、PNバランスモニタターゲット3上に点762で示される特性に調整される。その後、点762で示される特性は、PNバランスモニタターゲット3近傍をディレイモニタターゲット2に向かって領域Aまたは領域Bに素子特性がプロットされる場合の調整が行われ、点763で示される特性に調整される。ここまでの調整量は、矢印771と矢印772との和として示される。そのオン電流Ionn成分は、U/Dカウンタ312のカウント値、オン電流Ionp成分は、U/Dカウンタ311のカウント値に対応する。
点763に到達したとき、U/Dカウンタ312のカウント値が制限値CPmnに達したとする。U/Dカウンタ312は、信号CPmnをアクティブにして制限値に達したことを制御回路28に通知する。制御回路28は、信号PDWNをアクティブにする条件のとき、即ち、(EN1,EN2)=(L,H)であれば、図6に示されるように、信号PDWNの代わりに信号NDWNをアクティブにする。従って、特性がPNバランスモニタターゲット3と破線5との間の許容範囲内にプロットされる場合、矢印773で示されるように、通常の領域Bにおける調整と異なるPチャネルトランジスタの基板バイアスが調整される。点764で示される特性に達すると、信号EN2は“L”となるため、制御回路28は、信号NDWNをアクティブにせず、調整が終了する。従って、調整された特性は、PNバランスモニタターゲットの許容範囲を逸脱することはない。点763と点764とを比較すると、PNバランスモニタターゲットから多少はずれるが、ディレイモニタターゲットに近づき、それによってオン電流Ionpが減少することがわかる。
また、点763に到達したとき、U/Dカウンタ311のカウント値が制限値CNmnに達したとする。U/Dカウンタ311は、信号CNmnをアクティブにして制限値に達したことを制御回路28に通知する。制御回路28は、信号NDWNをアクティブにする条件のとき、即ち、(EN1,EN3)=(H,L)であれば、図6に示されるように、信号NDWNの代わりに信号PDWNをアクティブにする。従って、U/Dカウンタ312がカウントダウンされる。特性がPNバランスモニタターゲット3と破線4との間の許容範囲内にプロットされる場合、矢印774で示されるように、通常の領域Aにおける調整と異なるNチャネルトランジスタの基板バイアスが調整される。点765に達したとき、U/Dカウンタ312が制限値CPmnを示すと、調整は終了する。PNバランスモニタターゲット上の点763に比較して、調整後の点765は、オン電流Ionnがさらに減少していることがわかる。
領域C/Dにおいても、領域A/Bと同じように、PNバランスモニタターゲットを少し外して、ディレイモニタターゲットに極力近付けるように制御することができる。このように、PNバランスモニタターゲットの許容範囲内において、オン電流が最適となるように調整することができる。
制御回路28の制御論理は、図10に示されるように、ディレイモニタ部20の出力信号DOWN/UPに対して対称になっていなくてもよい。信号UPがアクティブになる条件は、Pチャネルトランジスタ、Nチャネルトランジスタ、或いはその両方の動作速度が設計値を下回るときであり、性能を確保するために動作速度を上げたい状態にある。従って、可能な限りディレイモニタターゲット2に近付けた特性にするため、図10に示される真理値表では、図6に示される真理値表に比べて2ヵ所変えてある。一つは、信号UPがアクティブであり、(EN1,EN2,EN3)=(H,H,H)かつ制限値CPmxの場合に、出力NUPをアクティブにする箇所である。もう一つは、信号UPがアクティブであり、(EN1,EN2,EN3)=(L,L,L)かつ制限値CNmxの場合に、出力PUPをアクティブにする箇所である。
図11を参照して、図10に示される制御論理に従って動作する基板バイアス制御回路15の動作が説明される。基本的な動作は、図6を参照して先に説明された動作と同じである。従って、領域Cに点811で示される特性は、まず領域Cにおける調整が矢印821で示される調整量だけ施され、点812で示される特性になる。その後、点812で示される特性は、領域Cまたは領域Dにおける調整が矢印822で示される調整量だけ施され、PNバランスモニタターゲット3の沿うように、点813になる。ここまで調整したところでU/Dカウンタ312がカウントアップの制限値に達し、信号CPmxをアクティブにする。Nチャネルトランジスタの基板バイアスの調整が停止状態になり、調整余地のあるPチャネルトランジスタの基板バイアスが調整されることになる。従って、矢印823の方向に調整が進む。
図6に示される制御論理では、調整により特性が破線4に移動したとき、即ち、信号(EN1,EN2,EN3)が(H,H,H)になると、出力信号NUP、PUPがアクティブにならなくなり、調整が終了する。図10に示される制御論理では、信号(EN1,EN2,EN3)が(H,H,H)の場合にも出力信号NUPがアクティブになり、さらにPチャネルトランジスタの基板バイアスが浅く調整される。特性がディレイモニタターゲットに2に達するか、Pチャネルトランジスタの基板バイアスを調整するU/Dカウンタ311が制限値に達するまでPチャネルトランジスタの基板バイアスが調整される。図11では、U/Dカウンタ311が制限値に達した状態が示される。従って、PNバランスは破線4を超えることになるが、よりディレイモニタターゲット2に近くなり、動作速度が設計値に近くなることがわかる。
このように、基板バイアス制御回路15は、トランジスタの性能管理範囲を逸脱しにくく、適正な基板バイアスを供給することが可能となる。また、基板バイアス制御回路15は、主回路10に適正な基板バイアス電圧を供給するため、無駄なリーク電流を削減することができる。
従来の基板バイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 従来の基板バイアス制御回路の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る半導体集積回路装置及び基板バイアス制御回路の構成を示すブロック図である。 同PNバランスモニタ回路の構成を示す回路図である。 同AND回路、OR回路の回路図である。 同制御回路の制御論理を示す真理値表である。 同制御回路の具体的回路例を示す回路図である。 同基板バイアス制御回路の動作を説明するための図(1)である。 同基板バイアス制御回路の動作を説明するための図(2)である。 同制御回路の制御論理の別の例を示す真理値表である。 同基板バイアス制御回路の動作を説明するための図(3)である。
符号の説明
10 主回路(macro)
15 基板バイアス制御回路
20 ディレイモニタ部
21 遅延回路
22 比較回路
26 PNバランスモニタ回路
28 制御回路
301、302 電圧生成部
311、312 U/Dカウンタ
321、322 ウェルバイアス生成回路
41、42 遅延回路
43、44、45、46 立ち上がり検出回路
47、48、49 RSフリップフロップ

Claims (12)

  1. Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を生成する第1バイアス生成回路と、
    Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を生成する第2バイアス生成回路と、
    前記Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧と前記Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とが印加されて動作する回路の動作状態に基づいて、前記第1バイアス生成回路と、前記第2バイアス生成回路とを独立して制御する制御回路と
    を具備する
    半導体集積回路装置。
  2. 前記制御回路は、クロック信号に同期して動作し、前記クロック信号の1周期間に、前記Pチャネルトランジスタの基板バイアスと前記Nチャネルトランジスタの基板バイアスのうちの一方のみ変化させる
    請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. さらに、前記回路の遅延時間を測定し、前記回路の遅延時間と所定の遅延時間との比較結果を出力するディレイモニタ部と、
    前記Pチャネルトランジスタのオン電流と前記Nチャネルトランジスタのオン電流とのバランスを測定し、PNバランス信号を出力するPNバランスモニタ部と
    を具備し、
    前記制御回路は、前記ディレイモニタ部が出力する前記比較結果と、前記PNバランスモニタ部が出力するPNバランス信号とに基づいて、前記第1バイアス生成回路と、前記第2バイアス生成回路とを独立して制御する
    請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記PNバランスモニタ部は、
    遅延時間が前記Pチャネルトランジスタの特性に依存する第1遅延回路と、
    遅延時間が前記Nチャネルトランジスタの特性に依存する第2遅延回路と
    を備え、
    前記第1遅延回路によって生成される遅延時間と、前記第2遅延回路によって生成される遅延時間との差に基づいて、前記PNバランス信号を生成する
    請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記PNバランスモニタ部は、さらに、前記差が所定の範囲内であるか否かを示す第2PNバランス信号を生成し、前記第2PNバランス信号を前記制御回路に出力する回路を備え、
    前記制御回路は、前記第2PNバランス信号に基づいて、前記所定の範囲内で最も遅延時間が前記所定の遅延時間に近づくように制御する
    請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記第1遅延回路は、カスケード接続される複数のAND回路を含み、
    前記第2遅延回路は、カスケード接続される複数のOR回路を含む
    請求項4または請求項5に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記第1遅延回路は、カスケード接続される複数のNAND回路を含み、
    前記第2遅延回路は、カスケード接続される複数のNOR回路を含む
    請求項4または請求項5に記載の半導体集積回路。
  8. Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を設定する第1バイアス設定ステップと、
    Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧を設定する第2バイアス設定ステップと、
    前記Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧と前記Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とが印加されて動作する回路の動作状態に基づいて、前記Pチャネルトランジスタの基板バイアス電圧と、前記Nチャネルトランジスタの基板バイアス電圧とを独立して制御する制御ステップと
    を具備する基板バイアス制御方法。
  9. 前記制御ステップは、一度に前記Pチャネルトランジスタの基板バイアスと前記Nチャネルトランジスタの基板バイアスのうちの一方のみ変化させるステップを備える
    請求項8に記載の基板バイアス制御方法。
  10. さらに、前記回路の遅延時間を測定し、前記回路の遅延時間と所定の遅延時間との比較結果を出力するディレイモニタステップと、
    前記Pチャネルトランジスタのオン電流と前記Nチャネルトランジスタのオン電流とのバランスを測定し、PNバランス信号を出力するPNバランスモニタステップと
    を具備し、
    前記制御ステップは、前記ディレイモニタステップが出力する前記比較結果と、前記PNバランスモニタステップが出力するPNバランス信号とに基づいて、前記第1バイアス設定ステップと、前記第2バイアス設定ステップとを独立して制御するステップを含む
    請求項8または請求項9に記載の基板バイアス制御方法。
  11. 前記PNバランスモニタステップは、
    遅延時間が前記Pチャネルトランジスタの特性に依存する第1遅延生成ステップと、
    遅延時間が前記Nチャネルトランジスタの特性に依存する第2遅延生成ステップと
    前記第1遅延生成ステップによって生成される遅延時間と、前記第2遅延生成ステップによって生成される遅延時間との差に基づいて、前記PNバランス信号を生成するステップと
    を備える
    請求項10に記載の基板バイアス制御方法。
  12. 前記PNバランスモニタステップは、さらに、前記差が所定の範囲内であるか否かを示す第2PNバランス信号を生成し、前記第2PNバランス信号を前記制御ステップに出力するステップを備え、
    前記制御ステップは、前記第2PNバランス信号に基づいて、前記所定の範囲内で最も遅延時間が前記所定の遅延時間に近づくように制御するステップを備える
    請求項11に記載の基板バイアス制御方法。
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