JP2007279823A - パネル入力装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

パネル入力装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パネル入力装置におけるオペレータの入力操作の際に、当該入力操作で使用すべき操作キーをオペレータに容易に認識させる。
【解決手段】パネル入力装置3が、入力操作用の複数の操作キー群31−34と、入力操作に関する音声ガイドを出力する複数の音声出力部22,23と、オペレータに実行させる入力操作の内容に基づき当該入力操作の対象となる操作キー群を判定し、その対象となる操作キー群またはその付近から音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させるように、各音声出力部の出力制御を実行する入出力制御部24とを備えた構成とし、その入力操作に関する音声ガイドの聞こえ方によって、パネル入力装置に設けられた複数の操作キーの中から当該入力操作の対象となる操作キーをオペレータが容易に認識できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、オペレータが動作指示や設定等の入力操作を行うためのパネル入力装置及びそれを備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真プロセスにより記録紙に画像を形成する画像形成装置(プリンタ、ファクシミリ、複写機及び複合機など)においては、オペレータが動作指示や設定等の入力操作を行うための操作パネル(パネル入力装置)が設けられているのが一般的である。この種の操作パネルは、オペレータが入力操作を行うための操作キー群(例えば、ファクシミリのダイヤル情報を登録しておくワンタッチキー、プリント枚数等を指定するテンキー、動作開始を指示するスタートキー、或いはタッチパネル上に表示される入力ボタンなど)、表示画面、及びスピーカ等を備えている。近年、画像形成装置では、プリント、ファクシミリ通信及びスキャナ等の様々な機能を実行可能となっており、このような画像形成装置の多機能化にともない、パネル入力装置における操作キー群の配置や構成もより複雑なものとなっている。
とりわけ、より多くの機能を有する画像形成装置では、操作パネルもより大型化する傾向にあり、オペレータが所定の入力操作を行う場合には、複数の操作キー群の中からその入力操作で使用すべき操作キーの位置を即座に認識することが難しくなっている。従って、そのような比較的複雑な構成を有する操作パネルを使用する場合であっても、オペレータに使用すべき操作キーの位置を容易に把握させ、その操作性を向上させることのできる技術が望まれている。
そのような技術に関連するものとして、音声ガイドにより操作案内を行う技術が存在する。例えば、タッチパネルに設けられた数字入力を行うキー入力手段と、そのキー入力手段の数字入力に対応させて表示画面に表示された動作モードを設定する第1のモード設定手段と、音声によってガイダンスを出力する音声ガイダンス出力手段と、その音声ガイダンスによって指示された数字入力に対応した動作モードを設定する第2のモード設定手段と、第1のモード設定手段及び第2のモード設定手段の動作を切り替える切り替え手段とを備えた操作パネルが知られている(特許文献1参照)。
特開2003−76475号公報
上記特許文献1に記載の従来技術は、タッチパネル上において音声ガイドと対応した操作指示を行うことで、非健常者でも入力するキーの位置を探しやすくして操作性を向上させることを目的とするものである。しかしながら、使用可能な操作キーが特定位置のものに限定されるため、健常者が同様の入力機能を利用してより複雑な入力操作を行おうとすると、却って操作性が阻害されてしまう場合がある。また、この種の操作パネルには、タッチパネル以外にもテンキーや特定の機能が割り当てられている機能キー等が設けられるが、上記従来技術では、そのようなテンキーや機能キー等の多数の操作キーを有効利用しつつ操作性を向上させることは困難であった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものでありオペレータの入力操作の際に、当該入力操作で使用すべき操作キーをオペレータに容易に認識させて、その操作性を向上させることのできるパネル入力装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを主目的とする。
本発明のパネル入力装置は、力操作用の複数の操作キー群と、入力操作に関する音声ガイドを出力する複数の音声出力部と、オペレータに実行させる入力操作の内容に基づき当該入力操作の対象となる操作キー群を判定し、その対象となる操作キー群またはその付近から前記音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させるように、前記各音声出力部の出力制御を実行する入出力制御部とを備えたことを特徴とする。
このように本発明によれば、パネル入力装置におけるオペレータの入力操作の際に、当該入力操作で使用すべき操作キーをオペレータに容易に認識させて、その操作性を向上させることができるという優れた効果を奏する。多数の操作キーを設けた比較的大型のパネル入力装置では、オペレータは入力操作で使用すべき操作キーを探し出すのに時間がかかるので、そのようなパネル入力装置に適用する場合に特に有効である。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、入力操作用の複数の操作キー群と、入力操作に関する音声ガイドを出力する複数の音声出力部と、オペレータに実行させる入力操作の内容に基づき当該入力操作の対象となる操作キー群を判定し、その対象となる操作キー群またはその付近から前記音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させるように、前記各音声出力部の出力制御を実行する入出力制御部とを備えた構成とする。
これによると、オペレータは、所定の入力操作を実行する場合に、その入力操作に関する音声ガイドの聞こえ方によって、パネル入力装置に設けられた複数の操作キー群の中から当該入力操作の対象となる操作キー群を容易に認識することが可能となる。従って、オペレータは、パネル入力装置の限られた範囲(即ち、入力操作で使用すべき操作キー群)から入力操作に使用する操作キーを容易に見つけ出すことができる。この場合、入出力制御部は、各音声出力部から出力される音声信号の位相を制御したり、或いは、音量を調節したりすることで、入力操作の対象となる操作キー群またはその付近から音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させることが可能である。
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、前記入力操作に関する音声ガイドの種別及び当該入力操作の対象となる操作キー群の種別の情報を含む音声・キー対応テーブルと、前記操作キー群の種別及びその位置の情報を含むキー・位置対応テーブルとを記憶する記憶部を更に備え、前記入出力制御部は、音声・キー対応テーブル及びキー・位置対応テーブルを用いて前記出力制御を実行する構成とすることができる。
これによると、音声・キー対応テーブル及びキー・位置対応テーブルをそれぞれ設定しておくことで、音声ガイドの種別ごとに操作キー群の位置を簡易に決定することができ、処理の迅速化が図れる。従って、前記音声出力部の出力制御による音声ガイド処理の遅れによってオペレータに待ち時間が発生することを防止することができる。
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、前記音声ガイドは、前記指定された操作キー群の位置の情報を含む構成とすることができる。これによると、オペレータは、所定の入力操作を実行する場合に、当該入力操作で使用すべき操作キー群をより容易に見つけ出すことが可能となる。
上記課題を解決するためになされた第4の発明は、前記入出力制御部は、前記各音声出力部における前記音声ガイドの音量を変更することにより、前記対象となる操作キー群またはその付近から前記音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させる構成とすることができる。これによると、簡易な方法によって、入力操作の対象となる操作キー群またはその付近から音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させることが可能となる。この場合、例えば、入力操作の対象となる操作キー群の付近に位置する音声出力部の音量を標準レベルよりも大きくする一方、操作キー群から離れて位置する音声出力部の音量を標準レベルよりも小さくすることができる。
上記課題を解決するためになされた第5の発明は、前記操作キー群の位置及びそれに対応する前記各音声出力部における前記音声ガイドの音量の情報を含むキー位置・音量対応テーブルを記憶する記憶部を更に備え、前記入出力制御部は、前記キー位置・音量対応テーブルを用いて前記音声ガイドの音量を変更することを特徴とする構成とすることができる。これによると、音声ガイドの音量を計算等によらず簡易に決定することができ、処理の迅速化が図れる。
上記課題を解決するためになされた第6の発明は、前記キー位置・音量対応テーブルは、前記操作キー群を用いてオペレータが書き換え可能である構成とすることができる。これによると、オペレータは、操作キー及び音声出力部の配置やパネル入力装置の設置環境等に応じて、入力操作の対象となる操作キーまたはその付近から音声ガイドが出力されていると容易に認識できるように、各音声出力部における音声ガイドの音量をそれぞれ適切に設定することができる。
上記課題を解決するためになされた第7の発明は、前記複数の音声出力部のうちの少なくとも2つは、前記複数の操作キー群を挟み込むように配置された構成とすることができる。これによると、簡易な構成によって、入力操作の対象となる操作キー群またはその付近から音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させることが可能となる。
上記課題を解決するためになされた第8の発明は、第1の発明乃至第7の発明のパネル入力装置を備えた画像形成装置である。これにより、操作性の良い画像形成装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図であり、図2は、図1の画像形成装置が備えるパネル入力装置の操作面の外観構成を示す平面図である。
この画像形成装置1は、印刷、複写及びファクシミリ通信等の機能を有する装置であり、画像の入出力を行う画像入出力装置2と、その画像入出力装置2に対してオペレータが動作指示や設定等の入力操作を行うためのパネル入力装置3とを主として備えている。
画像入出力装置2は、複写やファクシミリ通信用の原稿画像を読み取る画像読取部11と、その画像読取部11で取得した読取画像データに基づき電子写真方式により記録紙上に画像形成を行う画像形成部12と、ファクシミリ通信を行うためのFAX部13と、所定のネットワークを介した他の装置との通信を制御するネットワーク制御部14と、それら各部の動作を制御するとともに画像形成装置1の動作を統括的に制御する主制御部15とを有している。
また、パネル入力装置3は、複数の操作キーを設けた操作部21と、その操作部21を挟み込むように左右に配置された2つのスピーカ(音声出力部)22,23と、操作部21の入出力動作及びスピーカ22,23の出力動作を制御する入出力制御部24と、それらの入出力操作に関する種々の情報を記憶するメモリ(記憶部)25とを有している。
操作部21は、オペレータが入力操作に使用する複数の操作キー群を備えており、図1及び図2では、操作キー群として、ワンタッチキー部31、表示・タッチパネル部32、数字キー部33及びスタートキー34が設けられている。これらの操作キー群は、操作面において2つのスピーカ22,23の間に位置し、一方のスピーカ22から他方のスピーカ23に向けて概ね一列に配置されている。このような配置により、操作キー群ごとに対応するスピーカを配置することなしに、2つのスピーカ22,23のみを用いて後述するような音声出力制御を行うことが容易となる。ここで、「操作キー群」とは、パネル入力装置3の操作面の所定領域に配置される同類の操作キーの集まりを指すが、操作キー群は必ずしも複数の操作キーから構成される必要はなく、スタートキー34の場合のように単独の操作キーでも構成可能であるものとする。また、操作キー群は、ここに示すワンタッチキー部31、表示・タッチパネル部32、数字キー部33及びスタートキー34に限らず、種々の変更や追加が可能である。
ワンタッチキー部31は、特定の機能が割り当てられた複数の操作キー41を有している。各操作キー41には、例えば、ファクシミリ通信の相手先ダイヤル番号を予め割り当てておくことができ、オペレータは、所望の相手先に対応する操作キーを押下することで、ワンタッチでファクシミリ送信が可能となる。
表示・タッチパネル部32は、液晶パネルと、接触を検知するための素子を配置した透明なスクリーンとにより構成されるタッチパネル液晶モニタであり、その画面上には、ここでは図示しないが、オペレータに対する種々の装置情報が出力されるとともに、オペレータが指先やペン等で触れることで他の操作キーと同様の入力操作を可能とする入力ボタンが表示される。
数字キー部33は、0から9までの数字及び「+」、「−」等の記号を入力するための複数の操作キー42を有しており、オペレータは、これらの操作キー42を用いて、例えば、複写枚数の設定やスピーカ22,23の音量等を設定することができる。
スタートキー34は、印刷、複写及びファクシミリ通信等の各動作を開始させるための操作キーである。
また、スピーカ22,23は、操作部21における入力操作に対応する音声ガイドを出力する。この音声ガイドには、操作手順、操作の対象となる(操作で使用する)操作キーの名称、及びその操作キーの位置等の情報が含まれる。なお、パネル入力装置3に設けるスピーカの数量及び配置は、図1及び図2に示したものに限定されるものではなく種々の変更が可能である。また、スピーカは、必ずしもパネル入力装置3に設ける必用はなく、後述するような音声出力制御が可能な限りにおいてパネル入力装置3の周辺(画像形成装置1本体側)に設けることもできる。
入出力制御部24は、オペレータの入力操作を必要とする場合に、画像入出力装置2の主制御部15から該当する操作情報を受け取り、その操作情報に基づき操作部21における入力操作及び画面出力の内容、並びにスピーカ22,23における音声出力の内容を決定する。また、入出力制御部24は、オペレータに実行させる入力操作の内容に基づき、当該入力操作の対象となる操作キー群(ここでは、ワンタッチキー部31、表示・タッチパネル部32、数字キー部33またはスタートキー34のいずれか)と当該入力操作に対応する音声ガイドの種別とを判定し、その対象となる操作キー群の位置またはその付近から対応する音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させるように、スピーカ22,23の出力制御を実行する。
この場合、入出力制御部24は、各スピーカ22,23の音量を調節することで、入力操作の対象となる操作キー群の位置の付近から音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させることが可能である。このとき、各スピーカ22,23から出力される音の位相を合わせることで、オペレータに認識される音声ガイドの聞こえてくる方向を音量の調節によって適切に変更することが可能となる。この音量を調節する方法は、より簡易で低コストであるという利点がある。また、別法として、オペレータに認識される音声ガイドの聞こえてくる方向を変更するために、入出力制御部24が各スピーカ22,23から出力される音声信号の位相を制御する方法も可能である。
なお、入出力制御部24及び上述の主制御部15は、例えば、所定の制御プログラムを実行する中央処理装置、その制御プログラムを記憶するROM、及び中央処理装置の制御実行のためのワークエリアとなるRAM等から構成することができる。
メモリ25は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリまたはハードディスク等から構成され、入出力制御部24がスピーカ22,23の出力制御に用いる情報テーブルとして、音声ガイドテーブル(音声・キー対応テーブル)51、操作キーテーブル(キー・位置対応テーブル)52、及び音量テーブル(キー位置・音量対応テーブル)53を記憶する。さらに、メモリ25は、スピーカ22,23から出力される各音声ガイドのための複数の音声情報データ54を記憶している。
ここで、音声ガイドテーブル51には、例えば、図3に示すように、所定の音声ガイド番号(音声ガイドの種別)が付された種々の音声ガイドメッセージ、及びそれらに対応する操作キー群の番号(操作キー群の種別)の情報が含まれる。ここで、音声ガイド番号は、主制御部15から受け取る操作情報(操作の内容)に対応しており、主制御部15からの操作情報に基づき出力すべき音声ガイドメッセージが決定される。これにより、その出力すべき音声ガイドメッセージに対応する一の音声情報データ54がメモリ25において選択されることになる。なお、図3に示す各音声ガイドメッセージには、操作キー群の名称(例えば、『スタートキー』)及び操作内容の情報(例えば、『押してください』のメッセージ)が含まれるが、さらに操作キー群の位置の情報(例えば、『スタートキーは右側にあります』のメッセージ)を付加することも可能である。
また、操作キーテーブル52には、例えば、図4に示すように、操作キー群の番号(操作キー群の種別)、操作キー群の名称、及び操作キー群の位置の情報が含まれる。ここで、操作キー群の位置は、図2に示したようなパネル入力装置3における各操作キー群の配置の情報であり、本実施の形態では、表示・タッチパネル部32の位置を「中央」として、ワンタッチキー部31を「左」、スタートキー34を「右1」、数字キー部33を「右2」と設定してある。
さらに、音量テーブル53には、例えば、図5に示すように、操作キー群の位置と、それらに対応する左右のスピーカ22,23における音声ガイドの音量レベルの情報(音声ガイドの音量)が含まれる。この音量レベルは、その数値の大きさに対応する音量で音声ガイドが出力されることを意味している。
ここで、操作キー群の位置が「右1」の場合には、右スピーカ23の音量レベルは「10」、左スピーカ22の音量レベルは「1」となるので、オペレータは、パネル入力装置3の操作面の右側(即ち、スタートキー34またはその付近)から音声ガイドが出力されていると認識する。また、操作キー群の位置が「右2」の場合には、右スピーカ23の音量レベルは「8」、左スピーカ22の音量レベルは「2」となるので、オペレータは、パネル入力装置3の操作面のやや右側(即ち、数字キー部33またはその付近)から音声ガイドが出力されていると認識する。また、操作キー群の位置が「中央」の場合には、左右のスピーカ22,23の音量レベルはともに「5」となるので、オペレータは、パネル入力装置3の操作面の中央(即ち、表示・タッチパネル部32またはその付近)から音声ガイドが出力されていると認識する。さらに、操作キー群の位置が「左」の場合には、右スピーカ23の音量レベルは「1」、左スピーカ22の音量レベルは「10」となるので、オペレータは、パネル入力装置3の操作面の左側(即ち、ワンタッチキー部31またはその付近)から音声ガイドが出力されていると認識する。
なお、各音量レベルの値は、予め適当な値(例えば、実験値)に設定されるが、オペレータは、スピーカ22,23の出力のばらつきや、画像形成装置1が設置される周囲環境等に応じて、操作部21での入力操作によりそれらの値を適宜変更することが可能である。
図6は、パネル入力装置が実行する音声出力制御の流れを示すフロー図である。この音声出力制御は、オペレータがパネル入力装置3を用いて所定の入力操作を行う際に実行される。
まず、画像形成装置1においてオペレータの入力操作が必要になると、入出力制御部24は、主制御部15から送出される操作情報を取得する(ST101)。この操作情報には、操作内容についての情報が含まれており、これにより、入出力制御部24は、入力操作の内容を決定し(ST102)、その操作内容に対応する音声ガイド番号を決定する(ST103)。ここで、入出力制御部24は、メモリ25に記憶された音声ガイドテーブル(図4)を参照して、その決定された音声ガイド番号が付された音声ガイドメッセージに対応する音声情報データ54を出力対象として選択するとともに、その音声ガイド番号に対応するキー番号の情報を取得する。
続いて、入出力制御部24は、メモリ25に記憶された操作キーテーブル(図5)を参照して、その取得したキー番号に対応する操作キー位置の情報から今回の入力操作に使用する操作キー位置を決定する(ST104)。さらに、入出力制御部24は、メモリ25に記憶された音量テーブル(図6)を参照して、ST104で決定された操作キー位置に対応するスピーカ22,23の音量レベルの情報から今回の入力操作で出力する音声ガイドの音量を決定する(ST105)。
上記のようなステップで音声ガイドメッセージ及び各スピーカ22,23における音量レベルが決定されると、オペレータによる入力操作が実行され(ST106)、このとき、入出力制御部24は、スピーカ22,23からその決定された音声ガイドメッセージを決定された音量レベルで出力させることになる。その後は、再びST101に戻り、次の入力操作に対して同様のステップが実行される。
ここで、より具体的な例として、オペレータが複写を実行する場合を例として説明する。複写を行う場合、オペレータは、まずパネル入力装置3において複写の設定を開始させるための操作キー(図2では図示せず)を押下する。これにより、主制御部15は、その複写の実行に必要となるオペレータの操作内容の情報を含む操作情報を入出力制御部24に対して送出する。ここでは、操作情報として、例えば、複写枚数を設定するための操作の情報が送出され、入出力制御部24は、複写枚数の設定を入力操作の内容として決定し、その操作内容に対応する音声ガイド番号「2」を決定する。そこで、入出力制御部24は、音声ガイドテーブル51を参照して、その音声ガイド番号「2」が付された音声ガイドメッセージ「数字キーで枚数を入力してください。」に対応する音声情報データ54を出力対象として選択し、さらに、その音声ガイド番号に対応するキー番号「2」を取得する。
続いて、入出力制御部24は、操作キーテーブル52を参照して、そのキー番号「2」に対応する操作キー位置「右2」を決定する。その後、入出力制御部24は、音量テーブル53を参照して、決定された操作キー位置「右2」に対応する右スピーカ23の音量レベル「8」及び左スピーカ22の音量レベル「2」を決定する。
そこで、オペレータによる入力操作が開始され、このとき、入出力制御部24は、右スピーカ23から音量レベル「8」で音声ガイドメッセージ「数字キーで枚数を入力してください。」を出力させる一方、左スピーカ22から音量レベル「2」で同様の音声ガイドメッセージ「数字キーで枚数を入力してください。」を同時に出力させる。これにより、オペレータは、パネル入力装置3において数字キー部33またはその付近から音声ガイドが出力されていると認識し、枚数をその数字キー部33を操作して入力することができると判断することができる。
オペレータは、上記の複写枚数の場合と同様に、例えば、画質モードや給紙トレイの選択等に関する入力操作を実行することができ、最終的にスタートキー34を操作して複写が開始されることになる。
本発明に係るパネル入力装置及びそれを備えた画像形成装置は、オペレータの入力操作の際に、当該入力操作で使用すべき操作キーをオペレータに容易に認識させて、その操作性を向上させることができ、オペレータが動作指示や設定等の入力操作を行うためのパネル入力装置及びそれを備えた画像形成装置として有用である。
本発明に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図 図1の画像形成装置が備えるパネル入力装置の外観構成を示す平面図 音声ガイドテーブルの一例を示す図 操作キーテーブルの一例を示す図 音量テーブルの一例を示す図 パネル入力装置で実行される音声出力制御動作の流れを示すフロー図
符号の説明
1 画像形成装置
22,23 スピーカ(音声出力部)
24 入出力制御部
25 メモリ(記憶部)
31 ワンタッチキー部
32 表示・タッチパネル部
33 数字キー部
34 スタートキー

Claims (8)

  1. 入力操作用の複数の操作キー群と、
    入力操作に関する音声ガイドを出力する複数の音声出力部と、
    オペレータに実行させる入力操作の内容に基づき当該入力操作の対象となる操作キー群を判定し、その対象となる操作キー群またはその付近から前記音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させるように、前記各音声出力部の出力制御を実行する入出力制御部と
    を備えたことを特徴とするパネル入力装置。
  2. 前記入力操作に関する音声ガイドの種別及び当該入力操作の対象となる操作キー群の種別の情報を含む音声・キー対応テーブルと、前記操作キー群の種別及びその位置の情報を含むキー・位置対応テーブルとを記憶する記憶部を更に備え、
    前記入出力制御部は、音声・キー対応テーブル及びキー・位置対応テーブルを用いて前記出力制御を実行することを特徴とする請求項1に記載のパネル入力装置。
  3. 前記音声ガイドは、前記指定された操作キー群の位置の情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のパネル入力装置。
  4. 前記入出力制御部は、前記各音声出力部における前記音声ガイドの音量を変更することにより、前記対象となる操作キー群またはその付近から前記音声ガイドが出力されているとオペレータに認識させることを特徴とする請求項1に記載のパネル入力装置。
  5. 前記操作キー群の位置及びそれに対応する前記各音声出力部における前記音声ガイドの音量の情報を含むキー位置・音量対応テーブルを記憶する記憶部を更に備え、
    前記入出力制御部は、前記キー位置・音量対応テーブルを用いて前記音声ガイドの音量を変更することを特徴とする請求項4に記載のパネル入力装置。
  6. 前記キー位置・音量対応テーブルは、前記操作キー群を用いてオペレータが書き換え可能であることを特徴とする請求項5に記載のパネル入力装置。
  7. 前記複数の音声出力部のうちの少なくとも2つは、前記複数の操作キー群を挟み込むように配置されたことを特徴とする請求項1に記載のパネル入力装置。
  8. 請求項1乃至請求項7に記載のパネル入力装置を備えた画像形成装置。
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