JP2007278380A - ロードセンシング式油圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】起動時のショックを簡単且つ確実に軽減することの出来るロードセンシング式油圧制御装置を提供する。
【解決手段】ロードセンシング式の油圧制御装置において、可変容量ポンプ10からの圧油供給ラインL1から分岐したバイパスラインL1A上にアンロード弁18とパラレルに配設された開閉弁54と、選択された最高負荷圧力ラインSL5の圧油に対応して前記開閉弁を通過する流量を制御する圧力補償流量調整手段52を、前記開閉弁と前記最高負荷圧力ラインとの間に配設する。これにより、前記アンロード弁のアンロード動作を所定時間遅延させて、負荷起動時の急激なアンロード動作に伴うショックを軽減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロードセンシング式油圧制御装置を搭載した建設機械例えば油圧ショベルの操作性向上に係り、特に負荷起動時のショック軽減に関する。
ロードセンシング式油圧制御装置の利点は油圧アクチュエータの負荷圧が変化しても切換弁の操作量に比例して流量を供給し、又は新たな切換弁および油圧アクチュエータを追加した場合でも容易に流量配分が出来ることにある。その場合、ロードセンシング機能を有する切換弁群とロードセンシング機能を有しない切換弁群とを共通の可変容量ポンプに接続し、これら各々の切換弁群の切換弁に接続されたアクチュエータが慣性、負荷圧力が異なる場合でもかつ同時に駆動しても、極めて簡単な方法で、それぞれのアクチュエータの特性に応じて非常にスムースな起動特性、操作性を得ることが出来る油圧制御装置が開示されている(特許文献1)。
図4は、従来のロードセンシング式油圧制御装置の典型的な油圧回路構成の詳細を示す。
同図4において、参照符号10は原動機12により駆動される可変容量ポンプ、10Aは同ポンプ10の斜板を示し、参照符号14は斜板10Aの傾斜角を調整する油圧シリンダである。参照符号20、及び30は可変容量ポンプ10からの圧油供給ラインL1に接続されたクローズセンタ型の切換弁でありこれら切換弁20、30には油圧シリンダからなる油圧アクチュエータACT1、ACT2がそれぞれ接続されている。
また、各切換弁20、30と各油圧アクチュエータとの間には補償弁22、32が設けられている。これら補償弁22、32と切換弁20、30との間には負荷圧力検出ラインSL1、SL2が設けられて、各負荷圧力が取出され、これら取出された負荷圧力は前記補償弁22、32に対して、それぞれバネ26、36と共にこれらを開方向に作用すると同時に高圧選択手段40によって選択された負荷圧力検出ラインSL1又はSL2の圧力が信号ラインSL5へ取出され、前記補償弁26及び36に対してこれらを絞り方向に作用させている。同時にこの信号ラインSL5の信号圧力はラインSL7として可変容量ポンプ10の容量調整装置16に作用している。
また、可変容量ポンプ10の圧油供給ラインL1にはアンロード弁18が接続され、このアンロード弁18は信号ラインSL6の圧力と可変容量ポンプ10の圧油供給ラインL1との圧力差が、当該アンロード弁18に設けられたバネ18Aの力によって定まる所定圧力を超えると前記圧油供給ラインL1をアンロードするようになっている。
上記の構成において、例えば切換弁20を図中20Bの位置へ操作した場合を想定すると、可変容量ポンプ10からの圧油は、ラインL0、L1、L2から切換弁20内の供給通路20B1を経て通路L4に至り、同通路L4から補償弁26、逆止弁24、ラインL5を経て再び切換弁20に戻りラインLA1を通って油圧アクチュエータACT1に与えられ、その戻り側のラインLB1から切換弁20を経てタンクラインL8を介してタンクTに戻されるようになっている。
その場合、油圧アクチュエータACT1の負荷圧に対応する通路L4の圧力は信号ラインSL1を介して検出され、さらに高圧選択手段40を経て信号ラインSL5上の圧力として検出され、この検出圧力は信号ラインSL6としてバネ18Aの力と共にアンロード弁18に作用し、可変容量ポンプ10の圧油供給ラインL1とタンクTに通じるタンクラインL11との導通を遮断するようになっている。
このとき、前記アンロード弁18の開閉に係わる圧力は、一方が高圧選択された信号ラインSL6上の圧力(最高負荷圧力)であり、他方は、前記圧油供給ラインL1上の圧力であるので、例えば油圧アクチュエータATC1の負荷圧力が大きい場合には、これらの圧力は共に高圧であって、アンロード弁18の開閉は一般に非常に速く、このアンロード弁18のみによっては起動時のショックを軽減することは困難である。
同様な関係は、切換弁30、油圧アクチュエータACT2を駆動した場合にも該当するがその詳細説明は省略する。
図4に示した従来技術においては、可変容量ポンプ10の圧油供給ラインL1はアンロード弁18のみによってタンクラインL11に接続されているので、切換弁20、30のいずれかが操作されたとき、その負荷圧力がアンロード弁18を閉じてしまい、その結果、圧油供給ラインL1上のポンプ吐出圧力はアンロード弁18が閉じた瞬間に負荷圧力まで上昇してしまう。この結果、従来のロードセンシング式の油圧制御装置では起動時にショックが発生し操作に問題があった。
一方、各切換弁が操作されていない状態ではポンプラインがタンクラインへ開放された油圧制御方式、つまりオープンセンタ式の油圧制御装置は多数紹介されている。この場合には、油圧ショベル等の建設機械にも多用され、起動時のショックが非常に少なく、オープンセンタ式油圧制御装置の利点として評価されてはいる。しかし、このオープンセンタ式の場合には、例えば複数の切換弁を同時操作した場合の各アクチュエータへの流量配分が負荷圧力によって異なることや新たに切換弁および油圧アクチュエータを追加した場合のポンプ吐出油の配分調整が困難等の別の問題がある。
また、前記ロードセンシング式の油圧制御装置の起動時のショックを軽減する対策として、各切換弁の内部にブリードオフ回路を形成して当該切換弁の切り替え操作時のショックを回避するものもあるが、この場合各切換弁毎にブリードオフ等の回路を形成しなければならず、煩雑である。
特開2002−295405号公報「発明の名称」油圧制御装置、建設機械および油圧ショベル
本発明者等は、上記問題点を解決せんとして鋭意検討した結果、前記アンロード弁と並列に開閉弁を設け、同開閉弁を通過する流量を、前記最高負荷圧力に応答する圧力補償流量調整手段により制御することによって前記問題点は基本的に解決できることを突き止めた。
従って、本発明の目的は、ロードセンシング式油圧制御装置の利点、つまり油圧アクチュエータの負荷圧が変化しても切換弁の操作量に比例して流量を供給し、又、新たな切換弁および油圧アクチュエータを追加した場合でも容易に流量配分を可能とすること、等の利点を維持したまま、起動時のショックを簡単且つ確実に軽減することの出来るロードセンシング式油圧制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明によるロードセンシング式油圧制御装置は、クローズドセンタ型の複数の切換弁の各々に油圧アクチュエータを接続し、これら油圧アクチュエータに共通の可変容量型ポンプから圧油を供給し、前記各切換弁においては各油圧アクチュエータの負荷圧力を検出すると共に操作されていない状態では負荷圧力検出信号通路をタンクラインに接続するよう構成し、これら切換弁を同時操作した場合の最高負荷圧力を選択手段により選択し、当該最高負荷圧力と前記ポンプの吐出圧力との差圧が一定となるよう前記ポンプの吐出流量を制御すると共に、前記ポンプの吐出流量供給ラインからタンクラインにつながるバイパスラインにアンロード弁を配設してなるロードセンシング式の油圧制御装置において、前記バイパスライン上に前記アンロード弁とパラレルに配設された開閉弁と、前記選択された最高負荷圧力ラインの圧油に対応して前記開閉弁を通過する流量を制御する圧力補償流量調整手段を開閉弁と前記最高負荷圧力ラインとの間に配設したことを特徴とする。
その場合、前記バイパスライン上の開閉弁は、バネ力により開放位置に維持され、前記圧力補償流量調整手段からの圧油の供給に伴い開放位置から閉方向へ調整されるようにすることが好ましい。
また、その場合、前記バイパスラインの開閉弁は、バネ力により閉鎖位置に維持され、前記圧力補償流量調整手段からの圧油の供給に伴い、開放位置を経て再度閉方向へ調整されることができる。
さらに、その場合、前記圧力補償流量調整手段は、内部に油室が形成されその一側の第1油室が前記選択された最高負荷圧力ラインに連通するよう形成したスリーブと、同スリーブの油室内に摺動可能に収容されたピストンと、同ピストンにより画成された前記油室の他側の第2油室に配設され前記ピストンを前記第1油室の方へ付勢するばねとを備え、さらに、前記スリーブには前記油室と前記開閉弁の受圧室とを連通する開口部が形成されており、前記ピストンには、前記第1油室と第2油室とを連通する第1小孔および、該ピストンの位置に応じて前記スリーブの開口部と連通可能に形成された第2小孔を備えて構成することができる。
本発明によるロードセンシング式の油圧制御装置によれば、クローズドセンタ型の複数の切換弁の各々に油圧アクチュエータを接続し、これら油圧アクチュエータに共通の可変容量型ポンプから圧油を供給し、前記各切換弁においては各油圧アクチュエータの負荷圧力を検出すると共に操作されていない状態では負荷圧力検出信号通路をタンクラインに接続するよう構成し、これら切換弁を同時操作した場合の最高負荷圧力を選択手段により選択し、当該最高負荷圧力と前記ポンプの吐出圧力との差圧が一定となるよう前記ポンプの吐出流量を制御すると共に、前記ポンプの吐出流量供給ラインからタンクラインにつながるバイパスラインにアンロード弁を配設してなるロードセンシング式の油圧制御装置において、前記バイパスライン上に前記アンロード弁とパラレルに配設された開閉弁と、前記選択された最高負荷圧力ラインの圧油に対応して前記開閉弁を通過する流量を制御する圧力補償流量調整手段を前記開閉弁と前記最高負荷圧力ラインとの間に配設するよう構成したのでロードセンシング式の油圧制御装置におけるアンロード弁の動作に起因する起動時のショックを簡単な構造で大幅に軽減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態に基づく1実施例について添付の図面の図1乃至図3を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したロードセンシング式油圧制御装置であって、同図の一点鎖線で囲まれた部分を示す参照符号50は、本発明の適用される主要部油圧回路である。図1の主要部油圧回路50以外の回路構成は図4と同一なのでそれらの詳細は、前述した図4の説明と重複するので省略し、以下では主として主要部油圧回路50について説明する。
主要部油圧回路50は、可変容量ポンプ10の圧油供給ラインL1に接続されたアンロード弁18とパラレルに、つまりタンクラインL12につながるバイパスラインL1Aに接続されている開閉弁54と、最高負荷圧力を検出する信号ラインSL5につながる信号ラインSL5Aと接続された圧力補償流量調整手段52とを備えている。
ここで、前記主要部油圧回路50の機能は、負荷の起動時に前記開閉弁54を通過する圧油流量を、前記最高負荷圧力用の信号ラインSL5につながる信号ラインSL5Aを介し調整・制御することによって当該信号ラインSL5上の圧力すなわち、アンロード弁18をアンロードする信号ラインSL6の圧力上昇を緩和することにある。
図2は、前記主要部油圧回路50の詳細図であって、同図の(a)に示すように、圧力補償流量調整手段52は、内部に油室RMが形成されその一側の第1油室RM1が前記最高負荷圧力用の信号ラインSL5Aに連通するよう形成したスリーブ52Bと、同スリーブ52Bの油室RM内に摺動可能に収容されたピストン52Cと、同ピストン52Cにより画成された前記油室RMの他側の第2油室RM2に配設され、ピストン52Cを第1油室RM1の方へ付勢するばね52Dとを備えている。さらに、前記スリーブ52Bには、油室RMと開閉弁54の受圧室RCVとを連通する開口部52Fが形成されており、ピストン52Cには、第1油室RM1と第2油室RM2とを連通する絞り機能を有する第1小孔52Eおよび、該ピストンの摺動方向の位置に応じてスリーブ52Bの開口部52Fと連通可能に形成された横穴である第2小孔52Gを備えている。なお参照符号52Aは第2油室RM2を形成する端部壁である。
前記開閉弁54の左端部に設けた受圧室RCVには、流路SL5Bを経てスリーブ52Bの開口部52Fからの圧油が供給されるようになっている。前記受圧室RCVに圧油が供給されないとき開閉弁54は右側開放位置の状態であり、図1に示すようにバイパスラインL1Aからの圧油はタンクラインL12を介してタンクTへ流れるが、受圧室RCVに圧油が供給されると、バネSPRの力に抗して開閉弁54は右側開放位置から遷移状態を示す絞りの効いた中央位置54TRを経て左側閉鎖位置の状態に移行し、バイパスラインL1Aからの圧油がタンクTへ流れるのを阻止することとなる。
開閉弁54の右側開放位置から左側閉鎖位置の状態に移行する速度は、当該弁体内に設けたスプールの移動速度すなわち、前記受圧室RCVに供給される圧油の単位時間当たりの供給量に依存する。この場合、圧力補償流量調整手段52においては、絞り機能を有する第1小孔52Eの径を小さくすると共に、ばね52Dの力を非常に小さく設定することにより前記受圧室RCVへの単位時間当たりの供給油量を極めて微少に調整できるので、開閉弁54を閉鎖する際の速度を遅くすることが可能となる。
この結果、図1に示す切換弁20または30を急操作しても圧油供給ラインL1の圧力は開閉弁54の閉鎖速度に応じて上昇するので起動時のショックは大幅に軽減されることとなるのである。
図2の(c)は前記スリーブ52Bの開口部52Fとピストン52Cの第2小孔52Gとがオーバーラップしている状態を示す。このオーバーラップ部OVRの大きさはピストン52Cの油室RM内における位置によって定まる。この位置すなわち、オーバーラップ部OVRの大きさは、第1油室RM1と第2油室RM2との差圧とバランスするばね52Dのバネ力にのみ依存するので、当該ばね力を前述のごとく非常に小さく設定することによりオーバーラップ部OVRの大きさ、面積を非常に小さくすることが可能となる。このことは第1小孔52E側における孔径機械加工を、所望の絞り機能を得るため極端に小さくする必要がなく、第2小孔52G側におけるオーバーラップ部OVRの大きさとして等価的に変換できることを意味している。
図2の(b)は、開閉弁の変形例を示しており、受圧室RCVに圧油が供給されないとき開閉弁54AはバネSPRにより右端側閉鎖位置となる点が(a)の開閉弁54と相違する。すなわち、油圧アクチュエータが駆動されていない場合でもロードセンシング機能を保持するためのバネ16Aの作用により可変容量ポンプ10からは所定流量が圧油供給ラインL1に供給されており、開閉弁54の場合には圧油が流れるが、開閉弁54Aでは阻止されるようになっている。
図3は、ポンプラインすなわち、圧油供給ラインL1上の圧力Pの上昇パターンに関して従来技術との比較を示す。同図に示されるように、本発明では昇圧の時間Δtを上述のように適切に設定することが出来るので起動時のショックが大幅に軽減され且つ応答遅れの無い油圧制御装置を実現することが出来る。
以上本発明の好適な実施例について図1乃至図3にて説明したが、本発明の精神は、これらに限定されるものではなく、当業者であれば種々の変形が可能である。
本発明を適用した適用したロードセンシング式油圧制御装置の油圧回路図である。 図1の主要部油圧回路の詳細図であって、(a)は圧力補償調整手段および開閉弁の実施例を示す図、(b)は開閉弁の他の例を示す図、(c)は圧力補償調整手段のスリーブ開口部とピストン横穴のオーバーラップ部を説明する図である。 可変容量ポンプの圧油供給ライン上の圧力Pの上昇パターンに関する従来技術と本発明との対比を示すグラフである。 従来のロードセンシング式油圧制御装置の油圧回路図である。
符号の説明
10 可変容量ポンプ
12 原動機
14 シリンダ
16 容量調整装置
16A バネ
18 アンロード弁
18A バネ
20、30 切換弁
22、32 補償弁
24、34 逆止弁
26、36 バネ
50 主要部油圧回路
52 圧力補償調整手段
52A 端部壁
52B スリーブ
52C ピストン
52D ばね
52E 第1小孔(絞り)
52F 開口部
52G 第2小孔(横穴)
54 開閉弁
54TR 中央位置
ACT1、ACT2 油圧アクチュエータ
L1 圧油供給ライン
L1A バイパスライン
L8、L9、L10、L11、L12 タンクライン
OVR オーバーラップ部
RCV 受圧室
RM 油室
RM1 第1油室
RM2 第2油室
SL1、SL2 負荷圧検出ライン
SL5 最高負荷圧力の信号ライン
SPR バネ
T タンク

Claims (4)

  1. クローズドセンタ型の複数の切換弁の各々に油圧アクチュエータを接続し、これら油圧アクチュエータに共通の可変容量型ポンプから圧油を供給し、前記各切換弁においては各油圧アクチュエータの負荷圧力を検出すると共に操作されていない状態では負荷圧力検出信号通路をタンクラインに接続するよう構成し、これら切換弁を同時操作した場合の最高負荷圧力を選択手段により選択し、当該最高負荷圧力と前記ポンプの吐出圧力との差圧が一定となるよう前記ポンプの吐出流量を制御すると共に、前記ポンプの吐出流量供給ラインからタンクラインにつながるバイパスラインにアンロード弁を配設してなるロードセンシング式の油圧制御装置において、
    前記バイパスライン上に前記アンロード弁とパラレルに配設された開閉弁と、
    前記選択された最高負荷圧力ラインの圧油に対応して前記開閉弁を通過する流量を制御する圧力補償流量調整手段を前記開閉弁と前記最高負荷圧力ラインとの間に配設したことを特徴とするロードセンシング式油圧制御装置。
  2. 前記バイパスライン上の開閉弁は、バネ力により開放位置に維持され、前記圧力補償流量調整手段からの圧油の供給に伴い開放位置から閉方向へ調整されることを特徴とする請求項1に記載されたロードセンシング式油圧制御装置。
  3. 前記バイパスラインの開閉弁は、バネ力により閉鎖位置に維持され、前記圧力補償流量調整手段からの圧油の供給に伴い、開放位置を経て再度閉方向へ調整されることを特徴とする請求項1のロードセンシング式油圧制御装置。
  4. 前記圧力補償流量調整手段は、内部に油室が形成されその一側の第1油室が前記選択された最高負荷圧力ラインに連通するよう形成したスリーブと、同スリーブの油室内に摺動可能に収容されたピストンと、同ピストンにより画成された前記油室の他側の第2油室に配設され前記ピストンを前記第1油室の方へ付勢するばねとを備え、さらに、前記スリーブには前記油室と前記開閉弁の受圧室とを連通する開口部が形成されており、前記ピストンには、前記第1油室と第2油室とを連通する第1小孔および、該ピストンの位置に応じて前記スリーブの開口部と連通可能に形成された第2小孔を備えていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載されたロードセンシング式油圧制御装置。
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