JP4671408B2 - アンロード弁が設けられた油圧回路 - Google Patents

アンロード弁が設けられた油圧回路 Download PDF

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Description

本発明は、アンロード弁およびアンロード弁が設けられた油圧回路に関し、特に、油圧ポンプの吐出圧と油圧アクチュエータの負荷圧との差圧を設定値に保持するというロードセンシング制御を行うために用いられるアンロード弁およびアンロード弁が設けられた油圧回路に関するものである。
可変容量型油圧ポンプから吐出される流量の制御の方法には、方向制御弁に、圧油をタンクに排出する中立回路を設けて、中立回路を流れる圧油の流量を検出して検出した流量に基づいて可変容量型油圧ポンプの容量を制御するという方式(オープンセンタ方式)と、中立回路を廃止し、方向制御弁の絞りの前後差圧に基づいて可変容量型油圧ポンプの容量を制御する方式(クローズドセンタ方式)とが存在する。
クローズドセンタ方式を採用した油圧回路には、ロードセンシング制御装置が組み込まれている。
ここで、ロードセンシング制御とは、油圧ポンプの吐出圧Ppと油圧シリンダなどの油圧アクチュエータの負荷圧PLとの差圧ΔP(=Pp−PL)が設定値ΔPLSに保持されるように、油圧ポンプの容量(cc/rev)、具体的には斜板の傾転角を変化させる制御のことである。
ロードセンシング制御装置は、可変容量型の油圧ポンプと、この油圧ポンプから油圧シリンダに供給される圧油の流れ、流量を制御する方向制御弁と、油圧ポンプの容量制御手段とからなり、この容量制御手段として、油圧ポンプの斜板を駆動する制御シリンダ装置と、この制御シリンダ装置の駆動を制御するロードセンシング制御弁(LS弁)とが備えられた油圧回路構成とされている。ここで、ロードセンシング制御弁は、互いに対向する一対の駆動部を有し、これら駆動部にはそれぞれ油圧ポンプの吐出圧Ppと油圧シリンダの負荷圧PLが導かれており、負荷圧PLが導かれる駆動部には、一定差圧ΔPLSに相当するバネ力を有するバネが配置されて構成されている。
このような油圧回路構成において、油圧ポンプから圧油が吐出されると、圧油は方向制御弁を介して油圧シリンダに供給され、油圧シリンダが駆動され、作業機が作動される。この作業機の作動時に、ロードセンシング制御弁は、油圧ポンプの吐出圧Ppと油圧シリンダの負荷圧PL(最大負荷圧)との差圧ΔPに応答して動作し、制御シリンダ装置を駆動する。これにより差圧ΔPが、バネによって設定された一定差圧ΔPLSに保持されるように、油圧ポンプの容量(斜板傾転角)が制御される。
方向制御弁のスプールの開口面積をA、抵抗係数をcとすると、油圧ポンプの吐出流量Q(l/min)は、下記(1)式で表される。
Q=c・A・√(ΔP) …(1)
差圧ΔPは、ロードセンシング制御弁により一定(ΔPLS)にされるため、油圧ポンプの吐出流量Qは、方向制御弁のスプールの開口面積Aのみによって変化する。
作業機用の操作レバーを中立位置から操作すると、操作量に応じて方向制御弁のスプールの開口面積Aが増加し、開口面積Aの増加に応じてポンプ流量Qが増加する。このときポンプ流量Qは油圧シリンダの負荷の大きさには影響を受けずに作業機用操作レバーの操作量のみによって定まる。このようにロードセンシング弁を設けたことにより、ポンプ流量Qは負荷によって増減することなくオペレータの意思通りに(操作レバーの操作位置に応じて)変化し、ファインコントロール性、つまり中間操作領域における操作性が向上する。
建設機械などの油圧作業機械では、エンジンによって可変容量型油圧ポンプが駆動されるが、作業機を作動する必要がない場合、つまり方向制御弁が中立位置にあるときでも油圧ポンプは一定流量の圧油を吐出しているのが一般的である。
オープンセンタ方式では方向制御弁の中立回路から、この圧油をタンクへと戻す構造になっている。
一方、クローズドセンタ方式では、オープンセンタ方式と異なり、方向制御弁が中立位置にあるときに圧油をタンクに排出する中立回路を備えていない。このため、クローズドセンタ方式にあっては、方向制御弁が中立位置で可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油をタンクに排出するために、アンロード弁が設けられている。
以下、アンロード弁のポンプポートとタンクポートが連通しておりポンプ吐出圧油がタンクに排出されている状態を、「アンロード弁が開いている状態」といい、アンロード弁のポンプポートとタンクポートとの連通が遮断されておりポンプ吐出圧油がタンクが排出されていない状態を、「アンロード弁が閉じている状態」というものとする。
(従来技術1)
下記特許文献1には、アンロード弁と、上述したロードセンシング制御弁(LS弁)に相当するロードセンシング制御手段とを設け、油圧ポンプの吐出圧Ppと油圧シリンダの負荷圧PL(最大負荷圧)との差圧ΔPが所定圧以上の領域(以下、アンロード制御領域)では、アンロード弁を開き、油圧ポンプの吐出圧油をタンクに排出させるとともに、ロードセンシング制御手段によって、油圧ポンプの吐出圧Ppと油圧シリンダの負荷圧PL(最大負荷圧)との差圧ΔPが所定圧以下の設定圧となるように油圧ポンプの容量を制御するという発明が記載されている。
(従来技術2)
下記特許文献2には、アンロード弁をポペット弁として構成し、アンロード弁に油圧ポンプの吐出圧Ppと油圧シリンダの負荷圧PL(最大負荷圧)とを導入し、これらの差圧ΔPを、アンロード弁が開いている状態にあるときのストローク位置として検出し、その検出したストローク位置に基づいて油圧ポンプの容量を変化させて、ロードセンシング制御を行うという発明が記載されている。
特開平5−187411号公報 特開2003−343511号公報
上記従来技術1では、アンロード弁の開閉の制御と、油圧ポンプの容量の制御とが、別個独立したアンロード弁と、ロードセンシング制御手段とによって、個々に行われる。このため、アンロード制御領域から、ロードセンシング制御領域に移行するときに、制御開始のタイミングにばらつきが生じる。アンロード弁の開口が完全に閉じてしまってから、所定時間を経て、油圧ポンプの斜板が最小傾転角から動きだし(油圧ポンプが起動し)ロードセンシング制御が開始されることになると、その時間遅れ分だけ、油圧ポンプから油圧シリンダへの圧油の供給が遅れ、作業機の加速が一旦、息つきするという現象を招き、作業効率、操作性が損なわれることがある。また、アンロード弁の開口が閉じる前に、油圧ポンプが起動してロードセンシング制御が開始されると、本来、油圧ポンプの起動に使用されるべき圧油が無駄にタンクに排出されることになりエネルギーロスが生じるという問題が招来する。
また、上記従来技術2では、アンロード弁が開いている状態のときのストローク位置に基づいて油圧ポンプの容量を制御しており、常時、アンロード弁からタンクに圧油を排出している状態でロードセンシング制御が行われている。このためエネルギーロスが著しいという問題がある。
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、上述したアンロード制御領域からロードセンシング制御領域に移行するときの制御開始のタイミングのばらつきを無くし、作業効率、操作性を向上させるとともに、エネルギーロスを飛躍的に低減させることを解決課題とするものである。
第1発明は、
油圧ポンプ(6)の吐出圧が導入されるポンプポート(52)と、油圧アクチュエータ(4)の負荷圧が導入される負荷圧ポート(53)と、タンク(28)に連通されるタンクポート(54)と、ポンプポート(52)とタンクポート(54)とを連通する開口部(57)と、一端にバネ(58)が設けられたスプール(51)とを有し、ポンプポート(52)から導入される油圧ポンプ(6)の吐出圧と負荷圧ポート(53)から導入される油圧アクチュエータ(4)の負荷圧との差圧に応じた力が、バネ(58)に対向してスプール(51)に作用し、当該差圧が小さくなるに伴いスプール(51)が、前記開口部(57)を閉じる方向に作動するアンロード弁(50)であって、
前記アンロード弁(50)は、
前記スプール(51)が、前記開口部(57)を閉じる位置から、前記差圧が小さい側に、ロードセンシング制御領域に応じた長さだけストロークするように構成されており、
前記アンロード弁(50)には、
ロードセンシング制御を行うために、前記スプール(51)のストローク位置を、油圧ポンプ(6)の吐出圧と油圧アクチュエータ(4)の負荷圧との差圧を示す値として検出するストローク位置センサ(60)が更に設けられていること
を特徴とする。
第2発明は、
油圧ポンプ(6)の吐出圧が導入されるポンプポート(52)と、油圧アクチュエータ(4)の負荷圧が導入される負荷圧ポート(53)と、タンク(28)に連通されるタンクポート(54)と、ポンプポート(52)とタンクポート(54)とを連通する開口部(57)と、一端にバネ(58)が設けられたスプール(51)とを有し、ポンプポート(52)から導入される油圧ポンプ(6)の吐出圧と負荷圧ポート(53)から導入される油圧アクチュエータ(4)の負荷圧との差圧に応じた力が、バネ(58)に対向してスプール(51)に作用し、当該差圧が小さくなるに伴いスプール(51)が、前記開口部(57)を閉じる方向に作動するアンロード弁(50)が設けられた油圧回路であって、
前記アンロード弁(50)は、
前記スプール(51)が、前記開口部(57)を閉じる位置から、前記差圧が小さい側に、ロードセンシング制御領域に応じた長さだけストロークするように構成されており、
ロードセンシング制御を行うために、前記スプール(51)のストローク位置を、油圧ポンプ(6)の吐出圧と油圧アクチュエータ(4)の負荷圧との差圧を示す値として検出するストローク位置センサ(60)が更に備えられていること
を特徴とする。
第3発明は、第2発明において、
前記ストローク位置センサ(60)で検出されたストローク位置を差圧として入力し、入力された差圧が設定値となるように、油圧ポンプ(6)の容量を制御する容量制御手段(40、32)と
が更に備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、アンロード弁50のスプール51のストローク位置S(差圧ΔP)に基づいて差圧ΔPが目標差圧ΔPLSとなるように油圧ポンプ6の容量を制御するようにしたので、ストローク位置Sが閉じ終了位置S2に到達した瞬間に、そのときに検出されたストローク位置S2(S2における差圧ΔP)に基づいて、確実にロードセンシング制御を開始することができる。このためアンロード制御終了と同時にタイミングのばらつきなくロードセンシング制御を開始をすることができる。すなわちアンロード弁50の開口部57が閉じて一定の差圧変化後に、油圧ポンプ6を起動させてロードセンシング制御が開始でき、圧油が排出されない状態でロードセンシング制御が行われるため、エネルギーロスを抑制することができる。この結果、作業効率、操作性が向上する。
ストローク位置センサ60は、アンロード弁50に内蔵してもよく(第1発明、第2発明、第3発明)、アンロード弁50とは、別体にストローク位置センサ60を設けるように構成してもよい(第2発明、第3発明)。
以下、本発明に係るアンロード弁およびアンロード弁が設けられた油圧回路の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本実施例のアンロード弁が設けられた油圧回路を示す。図6は本実施例比較例のアンロードが設けられた油圧回路を示す。
まず、本実施例の油圧回路について説明する。
同図1に示すように、図油圧ポンプ6は、可変容量型の油圧ポンプであり、エンジン11によって駆動され、その吐出口から吐出油路13に圧油を吐出する。吐出油路13は、吐出油路14、15に分岐している。吐出油路13には、油圧ポンプ6の吐出圧油が所定のリリーフ圧以上になるとタンク28に排出するリリーフ弁12が設けられている。
油圧ポンプ6の斜板6aは、制御弁32、制御シリンダ装置30によって制御される。
すなわち、制御シリンダ装置30は、ピストン30bの位置に応じて、油圧ポンプ6の斜板6aの傾転角を変化させて容量q(cc/rev)を変化させる。また、制御弁32は、後述するように、油圧ポンプ6の吐出圧Ppと油圧シリンダ4の負荷圧PLとの差圧ΔPが設定値ΔPLSに保持されるように、制御シリンダ装置30を制御し、油圧ポンプ6の斜板6aの傾転角を制御する。
制御シリンダ装置30には、シリンダ室30aが設けられている。シリンダ室室30aは、油路31を介して制御弁32に接続されている。
ピストン30bは、油圧ポンプ6の斜板6aに連結されている。ピストン30bが図中で左方向へ駆動されると油圧ポンプ6の斜板6aの傾転角が大きくなり容量が増大する。またピストン30bが図中右方向へ駆動されると、油圧ポンプ6の斜板6aの傾転角が小さくなり容量が減少する。
制御弁32には、パイロットポート32aと、このパイロットポート32aに対向する側にバネ32bが設けられている。
制御弁32がA位置(図1の状態)にあるときには、制御シリンダ装置30のシリンダ室30aは油路31を介してタンク28に連通され、制御シリンダ装置30のシリンダ室30aは、タンク圧となる。また、制御弁32がB位置にあるときには、制御シリンダ装置30のシリンダ室30aは、油路31、吐出油路15、13を介して油圧ポンプ6の吐出口に連通され、制御シリンダ装置30のシリンダ室30aは、油圧ポンプ6の吐出圧Ppとなる。また、制御弁32がA位置とB位置の中間位置にあるときには、制御シリンダ装置30のシリンダ室30aは、その位置に応じた割合の連通状態でタンク28と吐出油路15の両方に連通し、制御シリンダ装置30のシリンダ室30aは、タンク圧と油圧ポンプ6の吐出圧Ppの中間圧力となる。
制御弁32は、電磁比例弁35によって制御される。電磁比例弁35の入口ポートは図示しないパイロットポンプに連通されている。電磁比例弁35の出口ポートは、制御弁32のパイロットポート32aにパイロット油路36を介して、連通している。電磁比例弁35は、電磁ソレノイド35aを有しており、信号ライン72を介して電磁ソレノイド35aに加えられる電気信号iに応じて、制御弁32のパイロットポート32aに加えられるパイロット圧の大きさが制御される。
制御弁32が作動することにより、制御シリンダ装置30のシリンダ室30a内の圧力が制御され、それに応じてシリンダ30内のピストン30bが動き油圧ポンプ6の斜板6aの傾転角が制御される。すなわち、電気信号iの大きさに応じて油圧ポンプ6の斜板6aの傾転角が制御され、油圧ポンプ6の容量qが制御される。電気信号iは、後述するコントローラ40で生成され、信号ライン72を介して制御弁35に対して出力される。ここでは、電磁比例弁35から制御弁32にパイロット圧を出力し制御弁32を制御しているが、電磁比例弁35から出力される圧を制御シリンダ装置30に直接導入して傾転角を制御してもよい。
吐出油路14は、油圧シリンダ4用の方向制御弁8のポンプポート19、20に連通している。方向制御弁8のタンクポート21、22はそれぞれ、タンク28に連通している。
吐出油路14は、他の方向制御弁8に同様に連通されている。
方向制御弁8は、油圧シリンダ4に供給する圧油の方向、流量を制御する制御弁である。
方向制御弁8のシリンダポート24は、圧力補償弁9、チェック弁10を介して油圧シリンダ4のヘッド側油室4aに連通しているとともに、方向制御弁8のシリンダポート25は、圧力補償弁9、チェック弁10を介して油圧シリンダ4のボトム側油室4bに連通している。
方向制御弁8のシリンダポート26、27はそれぞれ、油圧シリンダ4のヘッド側油室4aおよびボトム側油室4bに連通している。
方向制御弁8は、ポンプポート20をシリンダポート25に連通させタンクポート21をシリンダポート26に連通させる弁位置8A、中立位置、ポンプポート19をシリンダポート24に連通させタンクポート22をシリンダポート27に連通させる弁位置8Bを有している。
方向制御弁8には、パイロットポート8a、8bが設けられている。パイロットポート8aにパイロット圧油Psが供給されると、方向制御弁8は、弁位置8A側に作動する。また、パイロットポート8bにパイロット圧油Psが供給されると、方向制御弁8は、弁位置8B側に作動する。
方向制御弁8の各パイロットポート8a、8bには、図示しない作業機用操作レバーの操作量に応じたパイロット圧油Psが供給される。
方向制御弁8には、方向制御弁8の絞りの前後差圧を所定値に補償する圧力補償弁9、9′が設けられている。
圧力補償弁9、9′の受圧部には、シャトル弁37の出口ポート側のパイロット圧(後述するように最高負荷圧PL)が油路18を経由して供給される。
シャトル弁37の一方の入口ポートは、方向制御弁8の負荷圧検出ポート23に連通しており、シャトル弁37の他方の入口ポートは負荷圧導入油路17を介して、他の方向制御弁の負荷圧検出ポート23に連通している。
方向制御弁8が弁位置8A、8Bにあるとき、シリンダポート24、25は、負荷圧検出ポート23に連通する。油圧シリンダ4の負荷圧PLは、この負荷圧検出ポート23で検出される。
ここで方向制御弁8の動作、圧力補償弁9、9′の動作について説明する。
作業機用操作レバーが操作され、方向制御弁8が8A位置に切換えられると、油圧ポンプ6から吐出される圧油は、吐出油路14、方向制御弁8のポンプポート20、シリンダポート25を通って油圧シリンダ4のボトム側油室4bに供給されて、油圧シリンダ4が伸長方向に作動される。油圧シリンダ4のヘッド側油室4aからの戻り圧油は、方向制御弁8のシリンダポート26、タンクポート21を通ってタンク28に回収される。
一方、作業機用操作レバーが操作され、方向制御弁8が8B位置に切換えられると、油圧ポンプ6から吐出される圧油は、吐出油路14、方向制御弁8のポンプポート19、シリンダポート24を通って油圧シリンダ4のヘッド側油室4aに供給されて、油圧シリンダ4が縮退方向に作動される。油圧シリンダ4のボトム側油室4bからの戻り圧油は、方向制御弁8のシリンダポート27、タンクポート22を通ってタンク28に回収される。
ここで、図示している方向制御弁8の負荷圧検出ポート23で検出される負荷圧よりも図示していない他の方向制御弁の負荷圧検出ポート23で検出される負荷圧の方が高圧であるとすると、シャトル弁37、油路18を介して圧力補償弁9の受圧部に、各負荷圧のうちの最高負荷圧PLが加えられる。この結果、圧力補償弁9の上流圧は、最高負荷圧PLと一致する。
このように圧力補償が行われると、負荷が軽い側の方向制御弁8の絞り前後差圧は、他の負荷が重い側の方向制御弁の絞り前後差圧と同じ値になる。このため圧力補償状態では、複数の方向制御弁の絞り前後差圧が同一値となり、負荷の影響を受けることなく、各方向制御弁の開度、つまり操作レバーの操作量に比例した流量が各油圧シリンダに供給されることになる。
つぎにアンロード弁50について図2を用いて説明する。
油圧ポンプ6は、エンジン11によって駆動され、方向制御弁8が中立位置にあるときには、補機にパイロット圧を供給したり急起動に対応するために、最低流量、最小吐出圧の圧油を吐出している。このため油圧ポンプ6の吐出圧油には、中立時には余剰の圧油が存在する。アンロード弁50は、各方向制御弁が中立位置にあるときに余剰の圧油をタンク28に戻すために設けられている。
さらに本実施例では、アンロード弁50は、後述する図5のロードセンシング制御弁(LS弁)80と同等の機能をさせるために設けられている。
すなわち、アンロード弁50は、油圧ポンプ6の吐出圧Ppが吐出油路13を介して導入されるポンプポート52と、油圧シリンダ4の負荷圧(最高負荷圧)PLが油路18を介して導入される負荷圧ポート53と、タンク28に油路16を介して連通されるタンクポート54と、ポンプポート52とタンクポート54とを連通する開口部57と、一端51bにバネ58が設けられ、他端51aにポンプ吐出圧Ppが作用するスプール51とを有しており、ポンプポート52から導入される油圧ポンプ6の吐出圧Ppと負荷圧ポート53から導入される油圧シリンダ4の負荷圧PLとの差圧ΔPに応じた力が、バネ58に対向してスプール51に作用し、当該差圧ΔPが小さくなるに伴いスプール51が開口部57を
閉じる方向に作動する弁である。
アンロード弁50には、更に、ロードセンシング制御を行うために、スプール51のストローク位置を、油圧ポンプ6の吐出圧Ppと油圧シリンダの負荷圧PLとの差圧ΔPを示す値として検出するストローク位置センサ60が設けられている。
ストローク位置センサ60で検出されたストローク位置を示す信号は、信号ライン71を介して、コントローラ40に入力される。
図2を用いてストロークセンサ付きアンロード弁50の作動を説明する。
図2(a)は、アンロード弁50の開口部57が閉じられた状態を示しており、図2(b)は、アンロード弁50の開口部57が開いている状態を示している。図2(c)は、アンロード弁50に設けられた開口部57を図2(a)の展開図として示している。
図2に示すように、アンロード弁50は、大きくは、バルブボディ55と、このバルブボディ55に嵌合されたスリーブ56と、このスリーブ56内に摺動自在に設けられたスプール51と、スプール51の一端51bに設けられたバネ58と、スプール51に嵌合されたセンサ検出媒体としての磁石63と、磁石63で発生した磁力を検出することによってスプール51のストローク位置Sを検出するストローク位置センサ60と、バネ58を支持し磁石63を挿通させるように、スリーブ56に嵌合されストローク位置センサ60を内部に収容するプラグ61と、スリーブ56にプラグ61を固定するロックナット62とから構成されている。
ポンプポート52から導入されたポンプ吐出圧Ppは、スプール51の他端51aの受圧面に作用する。負荷圧ポート53から導入された負荷圧PLは、スプール51の一端51b側の各受圧面に作用する。
スプール51は、ポンプ吐出圧Ppと負荷圧PLとの差圧ΔPに応じた力とバネ58のバネ力とが釣り合うように作動する。
スリーブ56には、開口部57が形成されている。
スプール51は、開口部57を閉じ始める位置S1(以下、閉じ開始位置S1)から所定ストローク量ΔSAだけ閉じ側にストロークすると、開口部57を丁度完全に閉じ終えた位置S2(以下、閉じ終了位置S2)に達する。スプール51が閉じ終了位置S2に到達するまでの区間は、開口部57が開いており、アンロード制御領域となっている。アンロード制御領域では、ポンプポート52から導入された油圧ポンプ6の吐出圧油の余剰流量は、タンクポート54を介してタンク28に排出される。アンロード制御領域では、アンロード弁50によって方向制御弁8の絞りの前後差圧が制御される。
更にスプール51が、閉じ終了位置S2から所定ストローク量ΔSBだけ閉じ側にストロークすると、ストロークエンド位置S3に達する。スプール51が閉じ終了位置S2に達してからストロークエンド位置S3に到達するまでの区間は、開口部57が閉じており、ロードセンシング制御領域となっている。
すなわち、閉じ終了位置S2からストロークエンド位置S3までのストローク量ΔSBは、ロードセンシング制御を行う場合の差圧ΔPの変化分に相当する長さ(ロードセンシング制御領域に応じた長さ)に設定されている。
ここで、スプール51のストローク位置Sと差圧ΔPとの関係について説明する。バネ58のバネ定数をkとしスプールの変位をxとすると、上述したように、スプール51は、ポンプ吐出圧Ppと負荷圧PLとの差圧ΔPに応じた力Fとバネ58のバネ力k・xとが釣り合うように作動する。釣り合った時のスプール51の変位xは、差圧ΔPに比例している。よって、スプール51のストローク位置Sを検出できれば、差圧ΔPを検出することができる。
ストローク位置センサ60は、たとえばホールICなどの磁力センサで構成されている。スプール51がストロークすると、そのストローク位置Sに応じて、スプール51と一体の磁石63とストローク位置センサ(磁力センサ)60との相対位置が変化し、それに応じてストローク位置センサ60で検出される磁力の大きさ(検出電圧値の大きさ)が変化する。ストローク位置センサ60は、スプール51の現在のストローク位置S、つまり現在の差圧ΔPを示す電気信号(電圧)を信号ライン71を介してコントローラ40に出力する。
図3は、コントローラ40の内部の構成を機能ブロック図にて示している。
コントローラ40では、油圧ポンプ6の吐出圧Ppと油圧シリンダ4の負荷圧PL(最大負荷圧)との差圧ΔPを、所望の目標差圧ΔPLSとするように電気信号iを生成して、電磁比例弁35に出力する。
偏差演算部41では、目標差圧ΔPLSとストローク位置センサ60から入力された現在の差圧ΔPとの偏差Δ(ΔPLS)が演算される。この偏差Δ(ΔPLS)は、比例定数乗算部44に入力されるとともに、微分演算部42に入力される。微分演算部42の出力は微分定数乗算部43に入力される。これら各演算部42、43、44は、比例微分制御を行うために設けられている。
すなわち、
R=d(Δ(ΔPLS))dt・Kd+Δ(ΔPLS)・K …(2)
なる演算が行われて、上記演算値Rが容量増減量算出部45に入力される。
容量増減量算出部45には、予め演算値Rと、目標差圧ΔPLSにするために必要な油圧ポンプ6の容量の増減量Δq/Δtとの対応関係が設定されている。
容量増減量算出部45の出力は、アンプを介して電磁比例弁35に出力される。
つぎに、以上の構成による実施例の動作について説明する。なお以下の説明では、ロードセンシング制御の目標差圧ΔPLSを2.2MPaに設定し、アンロード弁50が閉じ終了位置S2にあるときの差圧ΔPを2.5MPaに設定した場合を想定して説明する。
オペレータが作業機用操作レバーを中立位置のままとし、すべての方向制御弁8を中立位置にしている状態では、負荷圧PLはほぼ零であり、アンロード弁50のセットとオーバーライドにより、油圧ポンプ6の吐出圧Ppは3.0MPa程度に保たれている。したがって、このときの差圧ΔPは、3.0MPa程度である。
オペレータが作業機用操作レバーを徐々に倒し、方向制御弁8のスプールを徐々にストロークさせて、中立位置から弁位置8A側または弁位置8B側に徐々に移動させていくと、ポンプ吐出圧Ppが方向制御弁8の絞りを通過して、負荷圧PLとして出力される。このため負荷圧PLSが徐々に上昇し、これに応じて差圧ΔPが徐々に減少する。
アンロード弁50では、差圧ΔPの減少に伴いスプール51が開口部57を閉じる側にストロークする。
スプール51のストローク位置Sが閉じ開始位置S1に到達して、開口部57が閉じ始めると、ポンプ吐出圧Ppが上昇する。ポンプ吐出圧Ppの上昇に伴い差圧ΔPが上昇する。
ポンプ吐出圧Ppが油圧シリンダ4の負荷圧を超えると、油圧シリンダ4に圧油が供給され始める。アンロード弁50は、ポンプ吐出圧Ppが、油圧シリンダ4の負荷圧にアンロード弁50のバネ58のバネ力に相当する圧力を加えた圧力になるように、作動する。
このまま作業機用操作レバーを更に倒し、方向制御弁8の開口面積が増加すると、絞り前後差圧ΔPが減少する。差圧ΔPが減少するに伴い、アンロード弁50のスプール51は開口部57を閉じる方向にストロークする。
開口部57が閉じ終えられたときの差圧ΔPは、2.5MPaであり、この時点でアンロード弁50からタンク28に排出される圧油の流量(余剰流量)は零になる。
さらに方向制御弁8の開口が増加し、差圧ΔPが2.2MPaを下回ると、コントローラ40からの電気信号iにより、電磁比例弁35がポンプ容量を増加させる方向に作動し、差圧ΔPが2.2MPaに保たれるように揺動する。
つぎに図5に示す比較例について説明する。
LS弁(ロードセンシング制御弁)80は、油圧ポンプ6の吐出圧Ppと、油圧シリンダ4の負荷圧PLとの差圧ΔPが一定差圧ΔPLSとなるように、油圧ポンプ6の斜板6aの傾転角を制御するために設けられている。
LS弁80には、一定差圧ΔPLSを設定するバネ80aが付与されている。LS弁80のバネ80a側と反対側のパイロットポート80bには、油圧ポンプ6の吐出圧Ppが吐出油路82を介してパイロット圧として加えられ、バネ80a側のパイロットポート80cには、油圧シリンダ4の負荷圧PLが油路18を介してパイロット圧として加えられる。LS弁80は、油圧ポンプ6の吐出圧Ppと油圧シリンダ4の負荷圧PLとの差圧ΔPに応じて弁位置が変化する。LS弁80の弁位置に応じて、駆動圧油が油路31を介して制御シリンダ装置30の油室30aに供給され、また油室30aから圧油が油路31を介してタンク28に排出されて、油圧ポンプ6の斜板6aの位置が変化する。これにより、差圧ΔPが一定差圧ΔPLSとなるように、油圧ポンプ6の容量qが制御される。
図5に示す比較例のアンロード弁50′の詳細な構成を、図6に示す。
同図6に示すように比較例のアンロード弁50′は、実施例のアンロード弁50と異なり、閉じ終了位置S2からストロークエンド位置S4までのストローク量ΔSCは、実施例のストローク量ΔSBよりも小さく、ロードセンシング制御を行う場合の差圧ΔPの変化分に相当する長さΔSB(ロードセンシング制御領域に応じた長さ)には、設定されてはない。
実施例のアンロード弁50と比較例のアンロード弁50′の特性を図4に示す。
図4において、L1は開口部57の開口面積の変化を示し、L2はアンロード弁50、50′のストローク位置の変化を示している。
同図4に示すように、実施例、比較例ともに閉じ終了位置S2で開口部57が完全に閉じ、開口部57の開口面積が零になるのは同じであるが、比較例のアンロード弁50′では、閉じ終了位置S2に達した後僅かなストローク量でストロークエンドS4に到達してしまうのに対して、実施例のアンロード弁50では、閉じ終了位置S2に到達してから、十分なストローク量を経てストロークエンドS3に到達するため、これらS2〜S3間でロードセンシング制御を行うことができる。
つぎに実施例と比較例の作用効果について対比する。
比較例の場合には、前述した従来技術1と同様に、アンロード弁50′の開閉の制御と、油圧ポンプ6の容量の制御(ロードセンシング制御)とが、別個独立したアンロード弁50′と、LS弁80とによって、個々に行われる。このため、アンロード制御領域から、ロードセンシング制御領域に移行するときに、制御開始のタイミングのばらつきが生じる。
たとえば、アンロード弁50′の開口部57が閉じる前に、油圧ポンプ6が起動してロードセンシング制御が開始されると、ロードセンシング制御中、開口部57が開いたままの状態となり、本来、油圧ポンプ6の起動に使用されるべき圧油が無駄にタンク18に排出されることになりエネルギーロスが生じる。
これに対して本実施例によれば、アンロード弁50のスプール51のストローク位置S(差圧ΔP)に基づいて差圧ΔPが目標差圧ΔPLSとなるように油圧ポンプ6の容量を制御するようにしたので、検出されたストローク位置に基づいて、確実にロードセンシング制御をすることができ、アンロード制御終了と同時にタイミングのばらつきなくロードセンシング制御をすることができる。すなわちアンロード弁50の開口部57が閉じたのち一定の圧変化後、油圧ポンプ6を起動させてロードセンシング制御を開始でき、圧油が排出されない状態でロードセンシング制御が行われるため、エネルギーロスを抑制することができる。
なお、上述した実施例では、アンロード弁50に、ストローク位置センサ60を内蔵するようにしているが、アンロード弁50とは、別体にストローク位置センサ60を設けるように構成してもよい。
図1は、実施例のアンロード弁が設けられた油圧回路図である。 図2(a)、(b)は、実施例のアンロード弁の構成を示す図で、図2(a)がアンロード弁の開口部が閉じられた状態を示す図で、図2(b)はアンロード弁の開口部が開いている状態を示す図である。 図3は、図1に示すコントローラの機能ブロック図である。 図4は、実施例のアンロード弁と比較例のアンロード弁の特性を対比して示す図である。 図5は、比較例のアンロード弁が設けられた油圧回路図である。 図6は、比較例のアンロード弁の構成を示す図である。
符号の説明
4 油圧シリンダ 6 油圧ポンプ 8 方向制御弁 28 タンク 32 制御弁 40 コントローラ 50 アンロード弁 51 スプール 52 ポンプポート 53 負荷圧ポート 54 タンクポート 57 開口部 58 バネ 60 ストローク位置センサ

Claims (2)

  1. 油圧ポンプ(6)の吐出圧が導入されるポンプポート(52)と、油圧アクチュエータ(4)の負荷圧が導入される負荷圧ポート(53)と、タンク(28)に連通されるタンクポート(54)と、ポンプポート(52)とタンクポート(54)とを連通する開口部(57)と、一端にバネ(58)が設けられたスプール(51)とを有し、ポンプポート(52)から導入される油圧ポンプ(6)の吐出圧と負荷圧ポート(53)から導入される油圧アクチュエータ(4)の負荷圧との差圧に応じた力が、バネ(58)に対向してスプール(51)に作用し、当該差圧が小さくなるに伴いスプール(51)が、前記開口部(57)を閉じる方向に作動するアンロード弁(50)が設けられた油圧回路であって、
    前記アンロード弁(50)は、
    前記スプール(51)が、前記開口部(57)を閉じる位置から、前記差圧が小さい側に、ロードセンシング制御領域に応じた長さだけストロークするように構成されており、
    前記スプール(51)のストローク位置が、前記開口部(57)が閉じられる位置から前記差圧が小さい側の前記ロードセンシング制御領域にあるときのみに、差圧を設定値にする制御信号(i)を生成し、当該生成された制御信号(i)に応じて油圧ポンプ(6)の容量を制御すること
    を特徴とするアンロード弁が設けられた油圧回路。
  2. 前記スプール(51)のストローク位置を、前記差圧を示す値として検出するストローク位置センサ(60)と、
    前記ストローク位置センサ(60)で検出されたストローク位置を差圧として入力し、入力された差圧が設定値となるように、油圧ポンプ(6)の容量をロードセンシング制御するコントローラ(40)であって、前記ストローク位置センサ(60)で検出されたストローク位置が、前記開口部(57)が閉じられる位置から前記差圧が小さい側の前記ロードセンシング制御領域にあるときのみに、差圧を設定値にする制御信号(i)を生成、出力するコントローラ(40)と、
    前記コントローラ(40)から出力される制御信号(i)に応じて油圧ポンプ(6)の容量を制御する容量制御手段(35、32)と
    を備えていること
    を特徴とする請求項1記載のアンロード弁が設けられた油圧回路。
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