JP2007278320A - 管継手 - Google Patents

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慎次 武田
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Abstract

【課題】継手本体及び雌ねじ部材間の密着性を向上させることができる管継手を提供する。
【解決手段】端部に雄ねじ部が形成された一つの管部材と他の管部材とを互いに接続するための管継手であって、一端部に前記の管部材の前記端部が挿入され、他端部に前記他の管部材の端部が挿入される筒状の合成樹脂製の継手本体と内周面に前記雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部が形成され、管継手12の雌ねじ部材17の外周面17bと、該外周面に形成された回転防止手段である突起部27の周面とに、それぞれ鏡面加工を施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば給水栓のような金属製の管部材と給水管のような合成樹脂製の管部材との相互の接続に用いるのに好適な管継手に関する。
従来、例えば住宅の水道配管に設けられる金属製の給水栓と合成樹脂製の給水管とを互いに接続するための管継手が知られている(例えば、特許文献1参照。)。給水栓は、管継手に接続される接続端部を有し、該接続端部の外周面には、雄ねじ部が形成されている。
このような管継手は、給水栓の接続端部が挿入される挿入端部を有する筒状の合成樹脂製の継手本体と、内周面に給水栓の雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部が形成された金属製の筒状体からなる金属製の雌ねじ部材とを備える。雌ねじ部材は、雌ねじ部が継手本体の内周面から露出するように継手本体の内部にインサート成形されている。雌ねじ部材の外周面には、ローレット加工が施されており、これにより、雌ねじ部材の外周面には、細かい凹凸を有する凹凸面が形成されている。これにより、インサート成形時に凹凸面の各凸部が継手本体となる溶融樹脂材料に食い込むので、雌ねじ部材に給水栓の接続端部をねじ込んだときに該接続端部から雌ねじ部材に作用する継手本体の軸線周りの回転力による雌ねじ部材の回転を防止することができる。
特開平07−256697号(第2頁、図1)
しかしながら、雌ねじ部材の継手本体の軸線周りの回転を防止するために、ローレット加工を施すことにより雌ねじ部材の外周面に細かい凹凸を有する凹凸面が形成されていることから、雌ねじ部材の外周面に塵埃が引っ掛かり易く、引っ掛かった塵埃が外周面に滞留してしまう虞がある。雌ねじ部材の外周面に塵埃が滞留した状態で雌ねじ部材をインサート成形すると、雌ねじ部材の外周面と継手本体となる溶融樹脂材料との間に隙間が形成されるため、成形された継手本体及び雌ねじ部材間の密着性が低下してしまう。このため、継手本体と雌ねじ部材との間に所望の止水性及び接着強度を確保することができなくなるため、管継手内を流れる流体が継手本体及び雌ねじ部材間から管部材の外方へ漏れたり、雌ねじ部材に大きな外力が作用したときに該雌ねじ部材が継手本体から剥離したりする虞がある。
また、雌ねじ部材の外周面へのローレット加工時、雌ねじ部材の外周面に凹凸面を形成すべくローレット加工用の型を押し付けたり外周面を部分的に切削したりするため、雌ねじ部材の外周面にバリが発生したり、微細な切粉が凹凸面の各凹部内に入り込んだりする。これらのことも、継手本体及び雌ねじ部材間の密着性の低下を招く原因の一つとなる。
そこで、本発明の目的は、継手本体及び雌ねじ部材間の密着性を向上させることができる管継手を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、端部に雄ねじ部が形成された一の管部材と他の管部材とを互いに接続するための管継手であって、一端部に前記一の管部材の前記端部が挿入され、他端部に前記他の管部材の端部が挿入される筒状の合成樹脂製の継手本体と、内周面に前記雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部が形成され、前記継手本体の少なくとも前記一端部内に軸線を該継手本体の軸線に一致させて埋め込まれた金属製の筒状体からなる雌ねじ部材とを備え、該雌ねじ部材には、前記継手本体の軸線周りの前記雌ねじ部材の回転を防止するための回転防止手段が設けられており、該回転防止手段は、前記雌ねじ部材の前記外周面に形成され、該外周面から前記雌ねじ部材の外方へ突出する突起部又は前記雌ねじ部材の前記外周面に形成された凹部であり、前記雌ねじ部材の外周面、前記突起部の周面及び前記凹部の周面には、それぞれ鏡面加工が施されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記雌ねじ部材には、前記継手本体の軸線に沿った前記雌ねじ部材の移動を規制するための移動規制手段が設けられており、該移動規制手段は、前記雌ねじ部材の前記外周面に形成され、前記雌ねじ部材をその周方向に廻る環状の溝部であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記雌ねじ部材には、前記継手本体の軸線に沿った前記雌ねじ部材の移動を規制するための移動規制手段が設けられており、該移動規制手段は、前記雌ねじ部材の前記外周面に形成され、該外周面から前記雌ねじ部材の外方へ張り出す張出部であり、該張出部の周面には、鏡面加工が施されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3に記載の発明において、前記雌ねじ部材には、前記一の管部材が所定の締め付け量を越えて前記雌ねじ部材内にねじ込むことを防止するためのねじ込み防止手段が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記ねじ込み防止手段は、前記雌ねじ部材の奥端部に設けられ、前記金属管の前記端部に当接すべく前記雌ねじ部材の内方へ突出する突起部であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記ねじ込み防止手段は、前記雌ねじ部材の挿入端部に設けられ、前記雌ねじ部材の雌ねじ部から軸線に沿って継手本体の挿入端部へ向けて伸びる伸長部であり、該伸長部の伸長量は、少なくとも先端面が前記継手本体の挿入端面と面一になるように設定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、管継手の雌ねじ部材の外周面に、鏡面加工が施されていることから、外周面のいわゆる表面粗さの値を極力小さくすることができる。これにより、従来のように雌ねじ部材の外周面にローレット加工により細かい凹凸を有する凹凸面が形成された場合に比べて、雌ねじ部材の外周面に塵埃が確実に付着し難くなる。従って、雌ねじ部材のインサート成形時に、雌ねじ部材の外周面に塵埃が付着することにより継手本体となる溶融樹脂材料と雌ねじ部材との間に隙間が形成されることが防止されるので、溶融樹脂材料を雌ねじ部材の外周面に従来に比べて確実に密着させることができる。
また、雌ねじ部材の外周面に鏡面加工を施す際、雌ねじ部材の外周面を全体的に均一に研磨するので、ローレット加工のように雌ねじ部材の外周面に型を押し付けたり外周面を部分的に切削したりする場合に比べて、雌ねじ部材の外周面にバリが発生し難くい。また、雌ねじ部材の外周面に鏡面加工が施されていることから、雌ねじ部材の外周面にはローレット加工を施した場合のような細かい凹部は形成されてないので、雌ねじ部材の外周面への鏡面加工時に切粉がたとえ発生したとしても、その切粉が雌ねじ部材の外周面に残存することが防止される。これにより、雌ねじ部材の外周面にバリが生じたり切粉が残存したりすることによる継手本体及び雌ねじ部材間の密着性の低下を確実に防止することができる。
従って、雌ねじ部材の外周面にローレット加工が施された場合に比べて、継手本体及び雌ねじ部材間の密着性を確実に向上させることができることから、継手本体及び雌ねじ部材間に所望の止水性を確保することができる。また、継手本体及び雌ねじ部材間の密着性を確実に向上させることができることから、継手本体及び雌ねじ部材間の接着強度を従来に比べて高めることができるので、この接着力により、雌ねじ部材に大きな外力が作用したときに雌ねじ部材が継手本体から剥離することを確実に防止することができる。
また、雌ねじ部材に、継手本体の軸線周りの雌ねじ部材の回転を防止するための回転防止手段が設けられており、該回転防止手段を、雌ねじ部材の外周面に形成され、該外周面から雌ねじ部材の外方へ突出する突起部又は雌ねじ部材の外周面に形成された凹部で構成することができる。
回転防止手段を突起部で構成した場合、雌ねじ部材のインサート成形時に突起部が継手本体となる溶融樹脂材料に食い込むので、例えば雌ねじ部材への金属管のねじ込み時に金属管から雌ねじ部材に該雌ねじ部材を継手本体の軸線周りに回転させる回転力が作用したときに、継手本体と雌ねじ部材との間の接着力に加えて突起部の回転防止作用により、雌ねじ部材への金属管のねじ込み時に雌ねじ部材に作用する回転力により雌ねじ部材が継手本体の軸線周りに回転することを、防止することができる。従って、雌ねじ部材に作用する回転力により該雌ねじ部材が継手本体から剥離することを、より確実に防止することができる。
他方、回転防止手段を凹部で構成した場合、雌ねじ部材のインサート成形時に凹部内に継手本体となる溶融樹脂材料が充填される。これにより、雌ねじ部材への金属管のねじ込み時に、雌ねじ部材に回転力が作用したとき、該回転力が凹部内に充填された樹脂に該樹脂を圧縮する圧縮力として凹部の側面から作用するので、雌ねじ部材の継手本体の軸線周りの回転を防止することができる。
更に、突起部の周面及び凹部の周面にそれぞれ鏡面加工が施されていることから、従来のようなローレット加工により雌ねじ部材の外周面に形成された細かい凹凸部に比べて粉塵が引っかかり難い。これにより、突起部及び凹部に粉塵が引っ掛かることによる継手本体及び雌ねじ部材間の密着性の低下を確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、雌ねじ部材に、継手本体の軸線に沿った雌ねじ部材の移動を規制するための移動規制手段が設けられており、該移動規制手段は、雌ねじ部材の外周面に形成され雌ねじ部材をその周方向に廻る環状の溝部で構成されている。溝部内には、雌ねじ部材のインサート成形時に継手本体となる溶融樹脂材料が充填される。これにより、雌ねじ部材に該雌ねじ部材を継手本体内から引き抜く方向へ外力が作用したとき、該外力が該溝部内に充填された樹脂に該樹脂を圧縮する圧縮力として溝部の側面から作用する。これにより、雌ねじ部材に前記外力が作用したとき、継手本体と雌ねじ部材との間の接着力に加えて溝部による移動規制作用により、雌ねじ部材が継手本体から脱落することをより確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、雌ねじ部材に、継手本体の軸線に沿った雌ねじ部材の移動を規制するための移動規制手段が設けられており、該移動規制手段が、雌ねじ部材の外周面に形成され、該外周面から雌ねじ部材の外方へ張り出す張出部で構成されている。張出部は、ねじ部材のインサート成形時に継手本体となる溶融樹脂材料に食い込む。これにより、雌ねじ部材に継手本体内からの引き抜き方向に外力が作用したとき、継手本体と雌ねじ部材との間の接着力に加えて張出部による移動規制作用により、前記外力による雌ねじ部材の継手本体からの脱落を防止することができる。
また、張出部の周面に鏡面加工が施されていることから、ローレット加工により形成された各凸部に比べて粉塵が引っ掛かり難い。これにより、張出部に粉塵が引っ掛かることによる継手本体及び雌ねじ部材間の密着性の低下を確実に防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、雌ねじ部材に、前記一の管部材が所定の締め付け量を越えて雌ねじ部材内にねじ込むことを規制するためのねじ込み規制手段が設けられていることから、管部材を雌ねじ部材に締め付けたときに、管部材に形成された雄ねじ部が雌ねじ部材を通過して継手本体内にねじ込まれることが防止される。これにより、管部材に形成された雄ねじ部が雌ねじ部材を通過して継手本体の内周面に切り込むことによる継手本体の変形が防止されるので、雌ねじ部材からの継手本体の剥離を確実に抑制することができる。従って、管継手内を流れる液体が雌ねじ部材の外周面と継手本体の内周面との間を経て管継手の外方へ漏れることを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ねじ込み規制手段が、雌ねじ部材の奥端部に設けられ、管部材の端部に当接すべく雌ねじ部材の内方へ突出する突起部で構成されていることから、管部材を雌ねじ部材にねじ込んだとき、管部材の端部が突起部に当接するので、施工者にその感触が伝わり、雌ねじ部材の雌ねじ部を超えての管部材のねじ込みが規制される。これにより、雌ねじ部材への管部材の締め付け時に、雄ねじ部が雌ねじ部材を通過することが防止されるので、継手本体の変形による雌ねじ部材からの継手本体の剥離をより確実に抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ねじ込み規制手段が、雌ねじ部材の雌ねじ部から軸線に沿って継手本体の挿入端部へ向けて伸びる伸長部で構成されており、雌ねじ部からの伸長部の伸長量は、少なくとも先端面が継手本体の挿入端面と面一になるように設定されていることから、例えば管継手との水密性を確保すべく継手本体の挿入端部の端面に当接可能な環状の鍔部が設けられた給水栓を管継手に接続する場合、雌ねじ部材の雌ねじ部への給水栓の雄ねじ部の螺合時に、給水栓の鍔部は、継手本体の挿入端部の端面に当接すると同時に又は当接することなく、伸長部の先端面に当接するので、雌ねじ部材への給水栓の締め付け時に、雌ねじ部材への給水栓の締め付け時の締め付け力を伸長部で受け止めることができる。これにより、雌ねじ部材への給水栓の締め付け時に継手本体の挿入端部が給水栓の鍔部と雌ねじ部材との間に挟み込まれることが防止されるので、雌ねじ部材の挿入端部が鍔部と雌ねじ部材との間に挟み込まれることによる継手本体の損傷及び変形を確実に抑制することができる。従って、継手本体の損傷及び変形による雌ねじ部材からの継手本体の剥離を確実に抑制することができる。
本発明を図示の実施例に沿って説明する。
図1は、住宅に設けられる給水栓10と給水管11とを互いに接続するために、本発明に係る管継手12を用いた例を示す。
給水栓10は、従来よく知られているように、例えば鉄のような金属からなり、給水管11内を経て住宅の例えば図示しない洗面所に供給される水の流量を制御するための栓である。給水栓10は、管継手12に接続される接続端部13を有し、該接続端部の外周面13aには、管継手12との接続のための雄ねじ部14が形成されている。給水管11は、例えばポリ塩化ビニルのような合成樹脂材料で形成されている。
本発明に係る管継手12は、図1に示すように、円筒状をなした継手本体15と、内周面17aに給水栓10の雄ねじ部14に螺合可能な雌ねじ部16が形成された円筒状の雌ねじ部材17とを備える。
継手本体15は、例えば塩化ビニル樹脂のような合成樹脂材料で形成されており、図示の例では、横断面がほぼL字状をなしている。継手本体15は、その一端部に給水栓10の接続端部13が挿入される挿入端部18を有し、他端部に給水管11の端部が嵌合される嵌合端部19を有する。
雌ねじ部材17は、例えば鉄のような金属からなり、その軸線が継手本体15の軸線に一致するように継手本体15の挿入端部18内に埋設されている。継手本体15内への雌ねじ部材17の埋設状態では、雌ねじ部材17の内周面17aは、継手本体15の内方へ露出している。継手本体15への雌ねじ部材17の埋設は、従来よく知られたインサート成形により行われる。
雌ねじ部材17の外周面17bには、鏡面加工が施されている。鏡面加工は、従来よく知られているように、雌ねじ部材17となる金属部材を旋盤加工により切削した後、例えば鏡面加工用の研磨装置及び研磨剤等を用いて雌ねじ部材17の外周面17bを全体的に研磨することにより行われる。雌ねじ部材17の外周面17bが鏡面であるという状態は、面の粗さを示す表面粗さの値が「0」に近い状態をいい、外周面17bに凹凸がほぼ形成されていない状態をいう。雌ねじ部材17の外周面17bの表面粗さは、従来よく知られた図示しない表面粗さ測定器により測定される。
本発明に係る雌ねじ部材17には、図2に示すように、雌ねじ部材17が継手本体15の軸線周りに回転することを防止するための回転防止手段20が設けられている。回転防止手段20は、図示の例では、雌ねじ部材17の外周面17bから雌ねじ部材17の径方向へ突出する複数の突起部21で構成されている。各突起部21は、雌ねじ部材17の継手本体15の挿入端部18の端面18a側に位置する挿入端部である前端部22における外周面17bに、雌ねじ部材17の周方向に互いに等間隔をおいて形成されている。各突起部21の周面には、それぞれ雌ねじ部材17の外周面17bと同様に鏡面加工が施されている。
更に、本発明に係る雌ねじ部材17には、雌ねじ部材17が継手本体15の軸線に沿って移動することを規制するための移動規制手段23が設けられている。移動規制手段23は、図示の例では、雌ねじ部材17をその周方向に廻る溝部24で構成されている。溝部24は、雌ねじ部材17の前端部22と反対側に位置する奥端部25における外周面17bに形成されている。
また、図示の例では、雌ねじ部材17には、給水栓10の雄ねじ部14を雌ねじ部材17の雌ねじ部16に螺合して給水栓10を締め付けたときに給水栓10が所定の締め付け量を超えて雌ねじ部材17内にねじ込むことを規制するためのねじ込み規制手段26が設けられている。
ねじ込み規制手段26は、図1に示す例では、雌ねじ部材17の奥端部25に設けられた突起部27で構成されている。突起部27は、雌ねじ部材17の奥端部25における内周面17aから雌ねじ部材17の径方向内方へ向けて突出し且つ雌ねじ部材17の周方向に沿った環状をなしている。雌ねじ部材17の内周面17aからの突起部27の突出量は、突起部27の先端面27aが継手本体15の内周面17aと面一になるように設定されている。これにより、継手本体15内を流れる流体に含まれる塵埃が突起部27に引っ掛かることが防止される。
更に、雌ねじ部材17の前端部22には、図1及び図2に示すように、該前端部から雌ねじ部材17の軸線に沿って継手本体15の外方へ伸びる環状の伸長部28が形成されている。雌ねじ部材17の前端部22からの伸長部28の伸長量は、伸長部28の先端面28aが継手本体15の挿入端部18の端面18aと面一になるように設定されている。
本発明に係る管継手12を用いて給水栓10及び給水管11を互いに接続する際、給水栓10の端部に形成された雄ねじ部14を雌ねじ部材17の雌ねじ部16に螺合させることにより、給水栓10を雌ねじ部材17内にねじ込む。給水栓10を雌ねじ部材17内にねじ込んでいくと、給水栓10の接続端部13の端面13b(図1参照。)が雌ねじ部材17に形成された突起部27に当接する。これにより、所定のねじ込み位置を越えての雌ねじ部材17内への給水栓10のねじ込みが規制される。他方、給水管11を継手本体15の嵌合端部19内に嵌合させ、例えば接着剤により接合する。これにより、給水栓10及び給水管11を互いに管継手12を介して接続することができる。
本実施例によれば、管継手12の雌ねじ部材17の外周面17bに鏡面加工が施されていることから、外周面17bのいわゆる表面粗さの値を極力小さくすることができる。これにより、従来のように雌ねじ部材の外周面にローレット加工により細かい凹凸を有する凹凸面が形成された場合に比べて、雌ねじ部材17の外周面17bに塵埃が確実に付着し難くなる。
従来のように、雌ねじ部材17の外周面17bにローレット加工を施す場合、図3に示すように、ローレット加工時に雌ねじ部材17の外周面17bにバリが生じたりローレット加工時に発生した粉塵が細かい凹凸を有する凹凸面の各凹部内に入り込んだりすることにより、雌ねじ部材17のインサート成型時に雌ねじ部材17の外周面17bの各凹部に溶融樹脂材料の充填不足が生じたとき、又は、雌ねじ部材17のインサート成型時に各凹部の一部に単に溶融樹脂材料の充填不足が生じたときには、雌ねじ部材17の外周面17bと溶融樹脂材料との間に隙間が形成されるため、継手本体15及び雌ねじ部材17間の密着性が低下する。このため、継手本体15及び雌ねじ部材17間の止水性を確保することができない。また、継手本体15及び雌ねじ部材17間の接着強度が弱くなるため、雌ねじ部材17に外力が作用したときに該外力により雌ねじ部材17が継手本体15から剥離する虞がある。
これに対し、本実施例によれば、雌ねじ部材17の外周面17bに鏡面加工を施すことにより、雌ねじ部材17の外周面17bに塵埃が確実に付着し難くなることから、図3に示すように、雌ねじ部材17のインサート成形時に、雌ねじ部材17の外周面17bに塵埃が付着することにより継手本体15となる溶融樹脂材料と雌ねじ部材17との間に隙間が形成されることが防止されるので、溶融樹脂材料を雌ねじ部材17の外周面17bに従来に比べて確実に密着させることができる。
また、雌ねじ部材17の外周面17bに鏡面加工を施す際、雌ねじ部材17の外周面17bを全体的に均一に研磨するので、雌ねじ部材にローレット加工を施す場合のように雌ねじ部材17の外周面17bに型を押し付けたり外周面17bを部分的に切削したりする場合に比べて、雌ねじ部材17の外周面17bにバリが発生し難くい。また、雌ねじ部材17の外周面17bに鏡面加工が施されていることから、雌ねじ部材17の外周面17bにはローレット加工を施した場合のような細かい凹部は形成されないので、雌ねじ部材17の外周面17bへの鏡面加工時に切粉がたとえ発生したとしても、その切粉が雌ねじ部材17の外周面17bに残存することが防止される。これにより、雌ねじ部材17の外周面17bにバリが生じたり切粉が残存したりすることによる継手本体15及び雌ねじ部材17間の密着性の低下を確実に防止することができる。
従って、雌ねじ部材17の外周面17bにローレット加工が施された場合に比べて、継手本体15及び雌ねじ部材17間の密着性を確実に向上させることができることから、継手本体15及び雌ねじ部材17間に所望の止水性を確保することができる。また、継手本体15及び雌ねじ部材17間の密着性を確実に向上させることができることから、継手本体15及び雌ねじ部材17間の接着強度を従来の比べて高めることができるので、この接着力により、雌ねじ部材17に大きな外力が作用したときに雌ねじ部材17が継手本体15から剥離することを確実に防止することができる。
従来のように、雌ねじ部材17の外周面17bにローレット加工が施される場合、雌ねじ部材17の外周面17bにローレット加工用の図示しない型を押し付けたときに、外周面17bの前記型が押し付けられた部分すなわち凹凸面の凹部に残留する応力と押し付けられていない部分すなわち凹凸面の凸部に残留する応力との間に差が生じる。このため、雌ねじ部材17に外力が作用したとき、雌ねじ部材17の外周面17bに前記凸部と前記凹部との間に微細な亀裂が生じることがある。
これに対し、本実施例によれば、前記したように、雌ねじ部材17の外周面17bに鏡面加工を施す際、鏡面加工時に雌ねじ部材17の外周面17bには前記した研磨装置等から外周面17b全体に均一に作用するので、雌ねじ部材17の外周面17bに残留する応力に偏りが生じることはない。これにより、雌ねじ部材17に外力が作用したときに、雌ねじ部材17の外周面17bに従来のような微細な亀裂が生じることを防止することができる。
更に、前記したように、雌ねじ部材17の外周面17bに、継手本体15の軸線周りの雌ねじ部材17の回転を防止するための複数の突起部21が形成されていることから、図3に示すように、雌ねじ部材17のインサート成形時に各突起部21が継手本体15となる溶融樹脂材料に食い込む。これにより、例えば雌ねじ部材17への給水栓10のねじ込み時に該給水栓から雌ねじ部材17に該雌ねじ部材を継手本体15の軸線周りに回転させる回転力が作用したときに、継手本体15と雌ねじ部材17との接着力に加えて、各突起部21による回転防止作用により、雌ねじ部材17が継手本体15の軸線周りに回転することをより確実に防止することができる。従って、雌ねじ部材17に作用する回転力により該雌ねじ部材が継手本体15から剥離することを、より確実に防止することができる。また、前記したように、各突起部21の周面に鏡面加工が施されていることから、従来のようなローレット加工により雌ねじ部材の外周面に形成された細かい凸部に比べて粉塵が引っかかり難い。これにより、各突起部21に粉塵が引っ掛かることによる継手本体15及び雌ねじ部材17間の密着性の低下を確実に防止することができる。
また、前記したように、雌ねじ部材17の外周面17bに、継手本体15の軸線に沿った雌ねじ部材17の移動を規制するための環状の溝部24が形成されていることから、雌ねじ部材17のインサート成形時に溝部24内に継手本体15となる溶融樹脂材料が充填される。これにより、雌ねじ部材17に該雌ねじ部材を継手本体15内から引き抜く方向へ外力が作用したとき、該外力が該溝部内に充填された樹脂に該樹脂を圧縮する圧縮力として溝部24の側面から作用するので、継手本体15と雌ねじ部材17との間の接着力に加えて、溝部24による移動規制作用により、雌ねじ部材17が継手本体15から脱落することをより確実に防止することができる。
更に、前記したように、給水栓10が所定の締め付け量を超えて雌ねじ部材17内にねじ込むことを規制するための突起部27が設けられていることから、給水栓10を雌ねじ部材17にねじ込んだとき、給水栓10の接続端部13の端面13bが突起部27に当接するので、雌ねじ部材17の雌ねじ部16を超えての給水栓10のねじ込みが規制される。すなわち、雌ねじ部材17内への給水栓10のねじ込み時に該給水栓の雄ねじ部14が雌ねじ部材17を通過することを阻止するストッパーとしての機能を突起部27に担わせることができる。
これにより、雌ねじ部材17への給水栓10の締め付け時に雄ねじ部14が雌ねじ部材17を通過して継手本体15の内周面に切り込むことによる継手本体15の変形が防止されるので、雌ねじ部材17からの継手本体15の剥離を確実に抑制することができる。従って、管継手12内を流れる流体が雌ねじ部材17の外周面17bと継手本体15の内周面との間を経て管継手12の外方へ漏れることを防止することができる。
また、本実施例によれば、前記したように、雌ねじ部材17の前端部22に、該前端部から雌ねじ部材17の軸線に沿って継手本体15の外方へ向けて伸びる伸長部28が形成されており、雌ねじ部材17の前端部22からの伸長部28の伸長量が、少なくとも伸長部28の先端面28aが継手本体15の挿入端部18の端面18aと面一になるように設定されている。
例えば、給水栓10及び管継手12間の水密性を確保すべく継手本体15の挿入端部18の端面18aに当接可能な環状の鍔部29(図1に点線で示されている。)が給水栓10に設けられている場合、給水栓10を雌ねじ部材17に締め付けたとき、雄ねじ部14が雌ねじ部材17を通過する前にすなわち給水栓10の接続端部13の端面13bが突起部27に当接する前に、鍔部29が継手本体15の挿入端部18の端面18aに当接することがある。このため、給水栓10を締め付けたときに、継手本体15の挿入端部18が給水栓10の鍔部29と雌ねじ部材17との間に部分的に挟み込まれ、継手本体15に損傷及び変形が生じてしまう。この継手本体15の損傷及び変形により、継手本体15が雌ねじ部材17から剥離してしまう虞がある。
これに対し、本実施例によれば、前記したように、伸長部28の先端面28aが継手本体15の挿入端部18の端面18aと面一であることから、鍔部29が設けられた給水栓10を管継手12に接続する場合、雌ねじ部材17の雌ねじ部16への給水栓10の雄ねじ部14の螺合時に、給水栓10の鍔部29は、継手本体15の挿入端部18の端面18aに当接すると同時に伸長部28の先端面28aに当接するので、雌ねじ部材17への給水栓10の締め付け時に、雌ねじ部材17への給水栓10の締め付け時の締め付け力を伸長部28で受け止めることができる。これにより、雌ねじ部材17への給水栓10の締め付け時に継手本体15の挿入端部18が給水栓10の鍔部29と雌ねじ部材17との間に挟み込まれることが防止されるので、雌ねじ部材17の挿入端部18が鍔部29と雌ねじ部材17との間に挟み込まれることによる継手本体15の損傷及び変形を確実に抑制することができる。従って、継手本体15の損傷及び変形による雌ねじ部材17からの継手本体15の剥離を確実に抑制することができる。
本実施例では、回転防止手段20が雌ねじ部材17の外周面17bから雌ねじ部材17の外方へ突出する突起部21で構成された例を示したが、これに代えて、図示しないが、雌ねじ部材17の外周面17bに形成された凹部で回転防止手段20を構成することができる。この場合、雌ねじ部材17のインサート成形時に前記凹部内に継手本体15となる溶融樹脂材料が充填されることから、雌ねじ部材17への給水栓10のねじ込み時に、雌ねじ部材17に回転力が作用したとき、該回転力が前記凹部内に充填された樹脂に該樹脂を圧縮する圧縮力として前記凹部の側面から作用する。これにより、雌ねじ部材17の継手本体15の軸線周りの回転を防止することができる。
また、本実施例では、移動規制手段23が雌ねじ部材17の外周面17bに形成された溝部24で構成された例を示したが、これに代えて、図示しないが、雌ねじ部材17の外周面17bに形成され、該外周面から雌ねじ部材17の外方へ張り出す張出部で移動規制手段23を構成することができる。この場合、雌ねじ部材17のインサート成形時に前記張出部が継手本体15となる溶融樹脂材料に食い込むので、雌ねじ部材17に継手本体15内からの引き抜き方向に作用する外力による雌ねじ部材17の継手本体15からの脱落を防止することができる。また、この場合、前記張出部の周面に、雌ねじ部材17の外周面17bと同様に鏡面加工を施すことができる。これにより、前記張出部には、ローレット加工により形成された各凸部に比べて粉塵が引っかかり難くなるので、前記張出部に粉塵が引っ掛かることによる継手本体及び雌ねじ部材間の密着性の低下を確実に防止することができる。
更に、本実施例では、雌ねじ部材17の前端部22からの伸長部28の伸長量が、伸長部28の先端面28aが継手本体15の挿入端部18の端面18aと面一になるように設定されている例を示したが、これに代えて、図示しないが、伸長部28の先端面28aが継手本体15の挿入端部18の端面18aよりも継手本体15の外方に位置するように前記伸長量を設定することができる。この場合、前記した鍔部29が設けられた給水栓10を雌ねじ部材17にねじ込んで給水栓10を締め付けたとき、給水栓10の締め付け力を伸長部28でより確実に受け止めることができる。
また、本実施例では、雌ねじ部材17の前端部22に伸長部28が設けられた例を示したが、伸長部28を不要とすることができる。この場合、雌ねじ部材17の前端部22の端面が継手本体15の挿入端部18の端面18aと面一になるように雌ねじ部材17を継手本体15内に埋設することにより、雌ねじ部材17への給水栓10の締め付け時の締め付け力を雌ねじ部材17で受け止めることができる。
更に、本実施例では、管継手12が、L字状の横断面を有する継手本体15を備える例を示したが、これに代えて、例えば直管型の継手本体を備える管継手を本発明に適用することができる。
また、本実施例では、本発明に係る管継手12を給水栓10及び給水管11の接続に用いた例を示したが、これに代えて、給水栓10以外の金属管及び給水管11以外の樹脂管同士の接続に本発明を用いることができる。
給水栓及び給水管の相互の接続に本発明に係る管継手を用いた状態を概略的に示す縦断面図である。 本発明に係る雌ねじ部材を概略的に示す斜視図である。 本発明に係る継手本体及び雌ねじ部材間の止水性及び接着強度を従来のそれらと比べて説明するための説明図である。
符号の説明
10 一の管部材(給水栓)
11 他の管部材(給水管)
12 管継手
14 雄ねじ部
15 継手本体
16 雌ねじ部
17 雌ねじ部材
17b 外周面(雌ねじ部材の外周面)
18 挿入端部
19 嵌合端部
20 回転防止手段
21 突起部
23 移動規制手段
24 溝部
26 ねじ込み防止手段
27 突起部
28 伸長部

Claims (6)

  1. 端部に雄ねじ部が形成された一の管部材と他の管部材とを互いに接続するための管継手であって、一端部に前記一の管部材の前記端部が挿入され、他端部に前記他の管部材の端部が挿入される筒状の合成樹脂製の継手本体と、内周面に前記雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部が形成され、前記継手本体の少なくとも前記一端部内に軸線を該継手本体の軸線に一致させて埋め込まれた金属製の筒状体からなる雌ねじ部材とを備え、該雌ねじ部材には、前記継手本体の軸線周りの前記雌ねじ部材の回転を防止するための回転防止手段が設けられており、該回転防止手段は、前記雌ねじ部材の前記外周面に形成され、該外周面から前記雌ねじ部材の外方へ突出する突起部又は前記雌ねじ部材の前記外周面に形成された凹部であり、前記雌ねじ部材の外周面、前記突起部の周面及び前記凹部の周面には、それぞれ鏡面加工が施されていることを特徴とする管継手。
  2. 前記雌ねじ部材には、前記継手本体の軸線に沿った前記雌ねじ部材の移動を規制するための移動規制手段が設けられており、該移動規制手段は、前記雌ねじ部材の前記外周面に形成され、前記雌ねじ部材をその周方向に廻る環状の溝部であることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記雌ねじ部材には、前記継手本体の軸線に沿った前記雌ねじ部材の移動を規制するための移動規制手段が設けられており、該移動規制手段は、前記雌ねじ部材の前記外周面に形成され、該外周面から前記雌ねじ部材の外方へ張り出す張出部であり、該張出部の周面には、鏡面加工が施されていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  4. 前記雌ねじ部材には、前記一の管部材が所定の締め付け量を越えて前記雌ねじ部材内にねじ込むことを防止するためのねじ込み防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の管継手。
  5. 前記ねじ込み防止手段は、前記雌ねじ部材の奥端部に設けられ、前記金属管の前記端部に当接すべく前記雌ねじ部材の内方へ突出する突起部であることを特徴とする請求項4に記載の管継手。
  6. 前記ねじ込み防止手段は、前記雌ねじ部材の挿入端部に設けられ、前記雌ねじ部材の雌ねじ部から軸線に沿って継手本体の挿入端部へ向けて伸びる伸長部であり、該伸長部の伸長量は、少なくとも先端面が前記継手本体の挿入端面と面一になるように設定されていることを特徴とする請求項4に記載の管継手。
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