JP2002156080A - 誤接続防止管継手 - Google Patents
誤接続防止管継手Info
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
容易に確認することができる管継手を提供する。 【解決手段】 接続管9を外嵌する案内筒6を形成した
継手本体1と、案内筒6を覆うようにして継手本体1に
螺着されるナット15と、継手本体1とナット15の間
に配設される抜止リング10とを備え、接続管9をナッ
ト15の挿入口17から挿入して案内筒6に外嵌し、抜
止リング10が接続管9の外周面を押圧することで継手
本体1に接続可能とした管継手において、前記ナット1
5は透明又は半透明とした。
Description
が正常かどうかを外部から容易に確認できる管継手に関
するものである。
を外部から確認できる管継手として公知のものに図5及
び図6のものがある。この図5及び図6について簡単に
説明すると、図5の管継手Bは接続管40を外嵌する案
内筒32を備えた継手本体31と、案内筒32の外周に
形成された溝33に装着されるシール部材35と、案内
筒32と向かい合う食い込み溝を形成した抜止リング3
6と、該抜止リング36を接続管40へ締め付けるため
のナット37とからなり、ナット37は継手本体31の
雄ねじ部34に螺着されている。この管継手Bに接続管
40を挿入する際には、予め接続管40が継手本体31
に挿入される長さを測り、接続管40の外周にマーキン
グ38を施した後に管継手Bに挿入し、マーキング38
の位置を目視することにより接続状態を確認していた。
継手Bの継手本体31に、接続管40の接続状態を外部
から目視で確認することができる確認孔39が設けられ
たものである。この管継手B´に接続管40を挿入する
際には、接続管40を管継手B´に挿入した後に継手本
体31の確認孔39を覗き込み、接続管40が案内筒3
2の奥まで挿入されているかを確認していた。なお、図
5と同じ構成については同じ符号を用い詳しい説明は省
略した。
が正常であるかどうかを確認するために、図5では接続
管の挿入量を測ったり、マーキングを施す作業を行って
いたが、この作業は非常に面倒な作業であり、ある程度
の熟練者でないと正確な接続状態を判断するのは難しか
った。また図6では、接続後に継手本体の確認孔を覗き
込んで確認をしなければならず、暗い場所や狭い場所な
ど施工現場によっては確認が困難な場合があった。
する課題は、接続管の接続状態が正常かどうかを外部か
ら容易に確認することができる管継手を提供することで
ある。
接続管を外嵌する案内筒を形成した継手本体と、案内筒
を覆うようにして継手本体に螺着されるナットと、継手
本体とナットの間に配設される抜止リングとを備え、接
続管をナットの挿入口から挿入して案内筒に外嵌し、抜
止リングが接続管の外周面を押圧することで継手本体に
接続可能とした管継手において、前記ナットは透明又は
半透明としたものである。
い突出した複数個の凸部を備えているものである。
体に当接する脚部を備えているものである。
基づいて詳細に説明する。本発明の管継手Aは図1に示
すように、接続管9が外嵌される案内筒6を形成した継
手本体1と、継手本体1に螺着されるナット15と、継
手本体1とナット15の間に配設された抜止リング10
及びガイド20とにより構成されている。
内部に水又は湯等の流体が通過する流路2を貫通し、外
周面にはスパナ等の工具が係止可能な六角形状の工具係
止部3が形成されており、該工具係止部3の一方側には
ヘッダや分岐管等の配管継手と接続するための連結部4
が形成され、他方側にはナット15が螺着される雄ねじ
部5が形成されている。該雄ねじ部5の先端には、雄ね
じ部5より小径で筒状の案内筒6が突出して形成されて
いる。該案内筒6の外周には複数本の溝7(本実施例で
は2本)が並設して形成されており、該溝7には挿入さ
れる接続管9とのシールをするためのシール部材8がそ
れぞれ装着されている。該シール部材8はゴム等の弾性
体から形成され、挿入された接続管9が案内筒6に外嵌
されると容易に変形し、接続管9の内周面に密着するこ
とでシールをしている。
1に示すように一部に切欠11aを有するリング部11
と、該リング部11の一端に継手本体1に当接する複数
本の脚部14(本実施例では3本)を備えており、該リ
ング部11及び脚部14は一体に形成されている。ま
た、リング部11には金属製の板12が埋め込まれてお
り、その一部が内周下方に向かって突出して刃部13を
形成している。該刃部13は挿入された接続管9の抜止
を行うものである。即ち、接続管9の管継手Aへの挿入
時には、抜止リング10のリング部11が拡径し容易に
挿入させることができるが、接続管9を管継手Aから引
出そうとすると、抜止リング10の刃部13が接続管9
の外周面に食い込み、引出せないようになっている。
より形成され、内周の一端には挿入口17に近づくにつ
れ小径になるテーパー部18が形成されており、他端に
は継手本体1に螺着するための雌ねじ部16が形成され
ている。また、該雌ねじ部16側の端面には、図4に示
すように中心に向かって突出した凸部19が形成されて
いる。該凸部19は、図2乃至図3に示すように先端が
継手本体1の雄ねじ部5と係合して、継手本体1からナ
ット15が誤って外れないようになっている。
筒6に外嵌され、端部には抜止リング10より小径で接
続管9の端面と当接するフランジ部21を形成してい
る。該ガイド20は案内筒6先端に外嵌され、接続管9
が誤って斜めに管継手Aへ挿入されても、案内筒6に装
着されているシール部材8がめくれないようにするため
に設けられている。
ット15の挿入口17に挿入されると継手本体1の案内
筒6に装着されたシール部材8により水密的に外嵌され
る。
するには、まず図2に示すように管継手Aを組立てた状
態にしておき、ナット15の挿入口17へ接続管9を挿
入する。接続管9は端面がガイド20のフランジ部21
に当接した状態で、即ち、案内筒6及びガイド20に外
嵌した状態で挿入される。そして、図3に示すように案
内筒6の奥まで押し込み継手本体1に当接すると、接続
管9の挿入は終了する。挿入が終了した後に透明又は半
透明のナット15を外部から目視すると、抜止リング1
0の各脚部14の間、即ち、接続管9の先端まで見るこ
とができるので、接続管9の継手本体1への接続状態を
容易に確認することができる。
分であった場合は、工具等でナット15を緩めて取り外
した後に接続管9を引出す。その後、ガイド20,抜止
リング10,ナット15を図2に示すように再度組立
て、接続管9を管継手Aに再度挿入し接続状態を確認す
ればよい。
透明又は半透明にしたので、接続管の接続状態が外部か
らの目視で容易に確認することができるため、接続管の
接続不良や水漏れ等の事故の発生を著しく低下させるこ
とができる。また、工場等における組立工程では内部部
品の欠落を容易に発見することができ、不良品が市場へ
流通することを未然に防止することができる。
案内筒を形成した継手本体と、案内筒を覆うようにして
継手本体に螺着されるナットと、継手本体とナットの間
に配設される抜止リングとを備え、接続管をナットの挿
入口から挿入して案内筒に外嵌し、抜止リングが接続管
の外周面を押圧することで継手本体に接続可能とした管
継手において、前記ナットは透明又は半透明とした。従
って、接続管の接続状態を外部から容易且つ正確に確認
することができるため、接続管の接続不良や水漏れ等の
事故の発生を著しく低下させることができる。また、製
品の組立工程や工場出荷前の段階で部品の欠落を容易に
発見することができるので、不良品の市場流通を未然に
防止することができる。
い突出した複数個の凸部を備えているので、ナットが継
手本体から容易に外れることがない。
体に当接する脚部を備えているので、透明又は半透明の
ナットを介して接続管の先端まで目視することができ、
接続管の接続状態を正確に確認することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 接続管を外嵌する案内筒を形成した継手
本体と、案内筒を覆うようにして継手本体に螺着される
ナットと、継手本体とナットの間に配設される抜止リン
グとを備え、接続管をナットの挿入口から挿入して案内
筒に外嵌し、抜止リングが接続管の外周面を押圧するこ
とで継手本体に接続可能とした管継手において、前記ナ
ットは透明又は半透明としたことを特徴とする誤接続防
止管継手。 - 【請求項2】 前記ナットは、中心に向かい突出した複
数個の凸部を備えていることを特徴とする請求項1記載
の誤接続防止管継手。 - 【請求項3】 前記抜止リングは、継手本体に当接する
脚部を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載
の誤接続防止管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350756A JP2002156080A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | 誤接続防止管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350756A JP2002156080A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | 誤接続防止管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002156080A true JP2002156080A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18823926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000350756A Pending JP2002156080A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | 誤接続防止管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002156080A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004232693A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 差込み式管継手 |
EP1719941A1 (en) * | 2004-02-23 | 2006-11-08 | Bridgestone Corporation | Pipe joint |
JP2009180275A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 差込み式管継手 |
JP2012237353A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Hitachi Metals Ltd | 管継手 |
-
2000
- 2000-11-17 JP JP2000350756A patent/JP2002156080A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004232693A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 差込み式管継手 |
EP1719941A1 (en) * | 2004-02-23 | 2006-11-08 | Bridgestone Corporation | Pipe joint |
EP1719941A4 (en) * | 2004-02-23 | 2009-09-23 | Bridgestone Corp | PIPE CONNECTION |
JP2009180275A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 差込み式管継手 |
JP2012237353A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Hitachi Metals Ltd | 管継手 |
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