JP2007277516A - ナノコンポジット - Google Patents
ナノコンポジット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007277516A JP2007277516A JP2006308418A JP2006308418A JP2007277516A JP 2007277516 A JP2007277516 A JP 2007277516A JP 2006308418 A JP2006308418 A JP 2006308418A JP 2006308418 A JP2006308418 A JP 2006308418A JP 2007277516 A JP2007277516 A JP 2007277516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- nanocomposite
- calcium
- fluorine
- phosphate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】上記コンポジットを、直鎖状、分岐状又は環状骨格を有するアルキル基の炭素原子に結合する水素原子の全部又は一部がフッ素原子に置換された、エーテル結合又はチオエーテル結合が介在してもよい含フッ素末端鎖基を有し、主鎖骨格に親媒性基を有する線状含フッ素化合物とリン酸カルシウム系化合物とのナノコンポジットとする。
【選択図】なし
Description
そこで、ヒドロキシアパタイト等のリン酸カルシウム系化合物と他材との組合せ、例えば複合体やコンポジットとすることで、或る程度の可撓性や強度を具備させれば、本来、生体適合性を有するために人工骨材料などとして有望となるため、このような観点から種々研究されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ヒドロキシアパタイトをナノ粒子等の微細粒子の形態とすることが種々研究されている(例えば、特許文献2参照)。
(1) 直鎖状、分岐状又は環状骨格を有するアルキル基の炭素原子に結合する水素原子の全部又は一部がフッ素原子に置換された、エーテル結合又はチオエーテル結合が介在してもよい含フッ素末端鎖基(以下RF基とも称する)を有し、主鎖骨格に親媒性基を有する線状含フッ素化合物(以下含フッ素化合物とも称する)とリン酸カルシウム系化合物とのナノコンポジット。
(2) 含フッ素化合物におけるRF基が、パーフルオロアルキル基、パーフルオロアルキルオキシパーフルオロアルキル基、−[CF(CF3)OCF2]xCF2CF3(xは正の整数)である前記(1)記載のナノコンポジット。
(3) 含フッ素化合物における主鎖骨格が、エチレン性不飽和化合物から導かれるものである前記(1)又は(2)記載のナノコンポジット。
(4) 含フッ素化合物における主鎖骨格が、一般式
−(CH2CRaRb)−
[式中、Raは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子であり、Rbは、ハロゲン原子、シアノ基、−Si(R3)3、−OCOR4、−CO2R4又は−CONR5R6〔ここで、R3はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基又は炭素数1〜4の脂肪族カルボン酸残基であり、R4、R5及びR6は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数2〜6のヒドロキシアルキル基、−(CH2CH2O)m−Hで示される短鎖ポリエチレングリコール残基(ポリオキシエチレン基)、炭素数1〜18のスルホン酸含有アルキル基、−CH2CH2CH2Si(R7)3又は−[C(R8)2]n COR3(R7はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアルコキシ基、R8はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、nは1〜5の整数)であり、前記NR5R6は協働してエーテル結合を含む環を形成していてもよい。〕である]
で表わされる構造をモノマー単位とするものである前記(3)記載のナノコンポジット。
(5) リン酸カルシウム系化合物が、ヒドロキシアパタイト又はモネタイトである前記(1)記載のナノコンポジット
(6) 前記(1)ないし(5)のいずれかに記載のナノコンポジットが溶媒に分散されてなるナノコンポジット分散液。
(7) 溶媒が水又は水性溶媒である前記(6)記載のナノコンポジット分散液。
(8) 溶媒が疎水性溶媒又は非水性溶媒である前記(6)記載のナノコンポジット分散液。
(9) 含フッ素化合物の存在下、カルシウムイオンを含む溶液(A)とリン酸イオンを含む溶液(B)とを混合し、反応させたのち、溶媒を留去することを特徴とする前記(1)記載のナノコンポジットの製造方法。
(10) 含フッ素化合物の存在下、カルシウムイオンを含む溶液(A)とリン酸イオンを含む溶液(B)とを混合し、反応させることを特徴とする前記(6)記載のナノコンポジット分散液の製造方法。
(11) カルシウムイオンが、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、臭化カルシウム、ヨウ化カルシウム、フッ化カルシウムからなるカルシウム塩又は水酸化カルシウムとして供される前記(9)又は(10)記載の製造方法。
(12) リン酸イオンが、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム又はリン酸三カリウムからなるリン酸塩又はリン酸として供される前記(9)ないし(11)のいずれかに記載の製造方法。
(13) 溶液(A)及び溶液(B)がいずれも水又は水性溶媒を溶媒とするものである前記(9)ないし(12)のいずれかに記載の製造方法。
(14) 溶液(A)及び溶液(B)の少なくとも一方が疎水性溶媒又は非水性溶媒を溶媒とするものである前記(9)ないし(12)のいずれかに記載の製造方法。
(15) 前記(6)ないし(8)のいずれかに記載のナノコンポジット分散液からなる撥油剤。
(16) 前記(6)ないし(8)のいずれかに記載のナノコンポジット分散液からなる防汚剤。
(17) 前記(6)ないし(8)のいずれかに記載のナノコンポジット分散液からなるコーティング剤。
本発明のナノコンポジットは、分子両末端にあって、直鎖状、分岐状又は環状骨格を有するアルキル基の炭素原子に結合する水素原子の全部又は一部がフッ素原子に置換された、エーテル結合又はチオエーテル結合が介在してもよい含フッ素末端鎖基(以下RF基とも称する)を有し、主鎖骨格に親媒性基を有する線状含フッ素化合物(以下含フッ素化合物とも称する)とリン酸カルシウム系化合物とのナノ粒子複合体である。
RF基中のフッ素置換率は60%以上であるのが好ましく、さらには80%以上であるのがより好ましく、さらにRF基の末端の炭素原子にはフッ素原子が結合しているのが好ましく、パーフルオロアルキル基が特に好ましい。
両末端のRF基は互いに異なっていてもよく、また分子間で互いにRF基が異なっていてもよい。
含フッ素化合物は、通常、ほとんどの有機溶媒に親媒性であるが、例えば上記化1のACAを用いることにより親水性を付与することができるし、また上記化2のACMO、上記化3のDMAAなどのACAに比し疎水性のものを用いることにより有機溶媒への親媒性を上げることができる。親水性と疎水性の両方の単位を含む含フッ素化合物が好ましい場合もある。
反応終了後に得られる含フッ素化合物は、再沈澱法、カラムクロマトグラフィー、透析などの公知の方法で精製できる。
また、本発明のナノコンポジットやナノコンポジット分散液において、リン酸カルシウム系化合物は、非晶質のものや、結晶性のものとして存在していると推測される。
上記製造法において、溶媒を留去する最終工程の前段までの工程を採択することにより、ナノコンポジット分散液を調製することができる。すなわち、ナノコンポジット分散液は、含フッ素化合物の存在下、カルシウムイオンを含む溶液(A)とリン酸イオンを含む溶液(B)とを混合し、反応させることによって製造することができる。また、ナノコンポジット分散液は、ナノコンポジットを溶媒に分散させることによっても調製される。
これらの製造方法において、カルシウムイオンは、カルシウム塩や水酸化カルシウムなどとして供され、カルシウム塩としては、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、臭化カルシウム、ヨウ化カルシウム、フッ化カルシウム等を用いることができるが、原料の入手しやすさや経済性、溶解性などを考慮すると塩化カルシウムが望ましい。
溶液(例えば水溶液)中のカルシウムイオン濃度は、カルシウム塩換算濃度で、通常0.05〜5Mが好ましく、0.1〜2Mがより好ましい。また、カルシウムイオン濃度は、リン酸イオン濃度よりも過剰量が好ましく、リン酸イオン濃度のおおよそ5/3倍程度がより好ましい。
また、リン酸イオンは、リン酸塩やリン酸などとして供され、リン酸塩としては、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸三カリウムなどを用いることができるが、安定性、潮解性および水溶液のpHなどを考慮すると、リン酸水素二ナトリウムを用いるのが好ましい。
反応は、含フッ素化合物の種類、溶媒等によっても異なるが、通常5℃から溶媒の沸点未満の該沸点付近までの反応温度、好ましくは常温、常圧で行われる。
本発明のナノコンポジット分散液は、硬表面、例えばガラス、金属、セラミックス、プラスチック、車体等の塗装板等に親水・撥油性を付与することができ、高い防汚効果を示すコーティング剤等として利用しうる。
0.05Mリン酸水素二ナトリウム水溶液に、それと等量になるように0.084M塩化カルシウム水溶液を滴下し、室温で4時間反応させた。その後、エバポレーターで水を除去し、乾燥させ、リン酸カルシウム化合物を得た。その一部を、900℃で焼成した。焼成前後についてX線回折で同定を行った。その結果、焼成後にはピロリン酸カルシウムに帰属されるピークが観測された。
0.05Mリン酸水素二ナトリウム水溶液にポリアクリル酸(分子量:約4000)(アクリルポリマー1)を12g/リットルになるように加え、完全に溶解させた後、得られた溶液に、それと等量になるように0.084M塩化カルシウム水溶液を滴下し、室温で4時間反応させた。その後、エバポレーターで水を除去し、乾燥させ、アクリルポリマーナノコンポジットを得た。その一部を、900℃で焼成した。焼成前後についてX線回折で同定を行った。その結果、焼成後には焼成前に観測されなかったヒドロキシアパタイトに帰属されるピークが観測された。
比較例2においてアクリルポリマー1に代えてアクリル酸−アクリル酸メチル共重合体(分子量:約4000)(アクリルポリマー2)を用いた以外は比較例2と同様にして反応させ、処理した。その結果、焼成後のチャートにヒドロキシアパタイトに帰属されるピークが観測された。
0.05Mリン酸/エタノール溶液にポリメタクリル酸(分子量:約4000)(アクリルポリマー3)を12g/リットルになるように加え、完全に溶解させた後、得られた溶液に、それと等量になるように0.084M硝酸カルシウム/エタノール溶液を滴下し、室温で4時間反応させた。反応液中に生じた沈殿をろ別し、エバポレーターで溶媒を除去した後、乾燥させ、アクリルポリマーナノコンポジットを得た。その一部を、900℃で焼成した。焼成前後についてX線回折で同定を行ったが、ヒドロキシアパタイトに帰属されるピークは観測されなかった。
比較例4においてアクリルポリマー3に代えてアクリルポリマー2を用いた以外は比較例4と同様にして反応させ、処理した。その結果、ヒドロキシアパタイトに帰属されるピークは観測されなかった。
0.05Mリン酸/エタノール溶液に、それと等量になるように0.084M硝酸カルシウム/エタノール溶液を滴下し、一夜攪拌して反応させたのち、反応液中に生じた沈殿をろ別し、エバポレーターで溶媒を除去し、乾燥させ、リン酸カルシウム化合物を得た。その一部を、900℃で焼成した。焼成前後についてX線回折で同定を行った。その結果、焼成後にはピロリン酸カルシウムに帰属されるピークが観測された。
△;白濁分散或いは僅かな沈殿
×;直ちに沈殿
なお、上記Δについては、(A)僅かな白色粘性物質を確認したが、それ以外は透明分散液である場合と、(B)反応液中に沈殿が生じたが、それをろ別すると透明分散液となる場合とがあり、実施例1は(A)の場合、実施例3〜5、実施例10、比較例2、比較例3、比較例5は(B)の場合である。
上記実施例および比較例の反応液又は透明分散液に、表面を研磨しエタノールで脱脂したプレパラート(76mm×26mm)を浸漬したのち、室温で1日乾燥させ、水およびドデカンに対する接触角を、協和界面科学社製のDM700型全自動接触角計を用い、測定した。なお、実施例8,9の場合は、生じた沈殿をろ別した反応液を用い、同様にして接触角測定を行った。
測定結果を表2に示す。
実施例1において、4時間反応後の反応液について、動的光散乱によって平均粒子サイズを測定した。その結果、該サイズは85.6nmであり、フルオロアルキル基含有オリゴマー/ヒドロキシアパタイトナノコンポジットの生成が確認された。
また、含フッ素化合物が存在する場合(実施例1〜10)、ドデカンに対する接触角が比較例のそれよりも遥かに高く、撥油性が示された。また、水に対する接触角が低く、親水性が示された。これより、含フッ素化合物/リン酸カルシウム系化合物ナノ複合体分散液は、それで表面処理することで、硬表面、例えばガラス、金属、セラミックス、プラスチック、車体等の塗装板等に親水・撥油性を付与することができ、高い防汚効果を奏することが分かる。
Claims (17)
- 直鎖状、分岐状又は環状骨格を有するアルキル基の炭素原子に結合する水素原子の全部又は一部がフッ素原子に置換された、エーテル結合又はチオエーテル結合が介在してもよい含フッ素末端鎖基(以下RF基とも称する)を有し、主鎖骨格に親媒性基を有する線状含フッ素化合物(以下含フッ素化合物とも称する)とリン酸カルシウム系化合物とのナノコンポジット。
- 含フッ素化合物におけるRF基が、パーフルオロアルキル基、パーフルオロアルキルオキシパーフルオロアルキル基、−[CF(CF3)OCF2]xCF2CF3(xは正の整数)である請求項1記載のナノコンポジット。
- 含フッ素化合物における主鎖骨格が、エチレン性不飽和化合物から導かれるものである請求項1又は2記載のナノコンポジット。
- 含フッ素化合物における主鎖骨格が、一般式
−(CH2CRaRb)−
[式中、Raは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子であり、Rbは、ハロゲン原子、シアノ基、−Si(R3)3、−OCOR4、−CO2R4又は−CONR5R6〔ここで、R3はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基又は炭素数1〜4の脂肪族カルボン酸残基であり、R4、R5及びR6は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数2〜6のヒドロキシアルキル基、−(CH2CH2O)m−Hで示される短鎖ポリエチレングリコール残基(ポリオキシエチレン基)、炭素数1〜18のスルホン酸含有アルキル基、−CH2CH2CH2Si(R7)3又は−[C(R8)2]nCOR3(R7はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数1〜4のアルコキシ基、R8はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、nは1〜5の整数)であり、前記NR5R6は協働してエーテル結合を含む環を形成していてもよい。〕である]
で表わされる構造をモノマー単位とするものである請求項3記載のナノコンポジット。 - リン酸カルシウム系化合物が、ヒドロキシアパタイト又はモネタイトである請求項1記載のナノコンポジット。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載のナノコンポジットが溶媒に分散されてなるナノコンポジット分散液。
- 溶媒が水又は水性溶媒である請求項6記載のナノコンポジット分散液。
- 溶媒が疎水性溶媒又は非水性溶媒である請求項6記載のナノコンポジット分散液。
- 含フッ素化合物の存在下、カルシウムイオンを含む溶液(A)とリン酸イオンを含む溶液(B)とを混合し、反応させたのち、溶媒を留去することを特徴とする請求項1記載のナノコンポジットの製造方法。
- 含フッ素化合物の存在下、カルシウムイオンを含む溶液(A)とリン酸イオンを含む溶液(B)とを混合し、反応させることを特徴とする請求項6記載のナノコンポジット分散液の製造方法。
- カルシウムイオンが、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、臭化カルシウム、ヨウ化カルシウム、フッ化カルシウムからなるカルシウム塩又は水酸化カルシウムとして供される請求項9又は10記載の製造方法。
- リン酸イオンが、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム又はリン酸三カリウムからなるリン酸塩又はリン酸として供される請求項9ないし11のいずれかに記載の製造方法。
- 溶液(A)及び溶液(B)がいずれも水又は水性溶媒を溶媒とするものである請求項9ないし12のいずれかに記載の製造方法。
- 溶液(A)及び溶液(B)の少なくとも一方が疎水性溶媒又は非水性溶媒を溶媒とするものである請求項9ないし12のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項6ないし8のいずれかに記載のナノコンポジット分散液からなる撥油剤。
- 請求項6ないし8のいずれかに記載のナノコンポジット分散液からなる防汚剤。
- 請求項6ないし8のいずれかに記載のナノコンポジット分散液からなるコーティング剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006308418A JP5187476B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-10-18 | ナノコンポジット |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006106887 | 2006-03-13 | ||
JP2006106887 | 2006-03-13 | ||
JP2006308418A JP5187476B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-10-18 | ナノコンポジット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007277516A true JP2007277516A (ja) | 2007-10-25 |
JP5187476B2 JP5187476B2 (ja) | 2013-04-24 |
Family
ID=38679291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006308418A Expired - Fee Related JP5187476B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-10-18 | ナノコンポジット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5187476B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009073799A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Ishihara Chem Co Ltd | ナノコンポジット |
JP2010138156A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Hirosaki Univ | ナノ物質、ナノコンポジット、ナノ分散液、その製造方法及び該分散液からなる各種剤 |
JP2013155375A (ja) * | 2013-02-07 | 2013-08-15 | Hirosaki Univ | ナノコンポジット、ナノ分散液、その製造方法及び該分散液からなる各種剤 |
WO2014136896A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素カルシウムコンポジット粒子、その製造法およびそれを有効成分とする表面処理剤 |
WO2015137346A1 (ja) * | 2014-03-11 | 2015-09-17 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素ホウ酸コンポジットカプセル粒子 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11323205A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | 酸化物半導体の腐食防止用塗料、その塗料を塗布した液晶表示装置および防曇防霜用ヒーター |
JPH11349899A (ja) * | 1998-06-10 | 1999-12-21 | Toto Ltd | 高吸水性複合材料及び高吸水性コーティング組成物 |
JP2000281322A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-10 | Sumitomo Chem Co Ltd | 高結晶性ヒドロキシアパタイトの製造方法 |
JP2001329136A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-11-27 | Nissan Motor Co Ltd | アクリル樹脂組成物、これを用いた塗装フィルム成形樹脂板及び太陽電池パネル用表面被覆材 |
JP2002130430A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-09 | Koyo Seiko Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2002137910A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Japan Science & Technology Corp | ハイドロキシアパタイトナノ粒子およびその製造方法 |
JP2005046298A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-24 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | ヒドロキシアパタイトと高分子の結合体の製造方法 |
JP2005281685A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-10-13 | Asahi Glass Co Ltd | 金属−含フッ素オリゴマーナノコンポジット |
JP2007534801A (ja) * | 2004-04-21 | 2007-11-29 | プラスティック テクノロジーズ インコーポレイテッド | 金属ホスホン酸塩及び関連するナノコンポジット |
-
2006
- 2006-10-18 JP JP2006308418A patent/JP5187476B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11323205A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | 酸化物半導体の腐食防止用塗料、その塗料を塗布した液晶表示装置および防曇防霜用ヒーター |
JPH11349899A (ja) * | 1998-06-10 | 1999-12-21 | Toto Ltd | 高吸水性複合材料及び高吸水性コーティング組成物 |
JP2000281322A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-10 | Sumitomo Chem Co Ltd | 高結晶性ヒドロキシアパタイトの製造方法 |
JP2001329136A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-11-27 | Nissan Motor Co Ltd | アクリル樹脂組成物、これを用いた塗装フィルム成形樹脂板及び太陽電池パネル用表面被覆材 |
JP2002130430A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-09 | Koyo Seiko Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2002137910A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Japan Science & Technology Corp | ハイドロキシアパタイトナノ粒子およびその製造方法 |
JP2005046298A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-24 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | ヒドロキシアパタイトと高分子の結合体の製造方法 |
JP2005281685A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-10-13 | Asahi Glass Co Ltd | 金属−含フッ素オリゴマーナノコンポジット |
JP2007534801A (ja) * | 2004-04-21 | 2007-11-29 | プラスティック テクノロジーズ インコーポレイテッド | 金属ホスホン酸塩及び関連するナノコンポジット |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6012047805; Susan C. D'Andrea et al.: 'Covalent Surface Modification of Calcium Hydroxyapatite Using n-Alkyl- and n-Fluoroalkylphosphonic A' Langmuir Vo.19, No.19, 20030916, p.7904-7910 * |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009073799A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Ishihara Chem Co Ltd | ナノコンポジット |
JP2010138156A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Hirosaki Univ | ナノ物質、ナノコンポジット、ナノ分散液、その製造方法及び該分散液からなる各種剤 |
JP2013155375A (ja) * | 2013-02-07 | 2013-08-15 | Hirosaki Univ | ナノコンポジット、ナノ分散液、その製造方法及び該分散液からなる各種剤 |
WO2014136896A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素カルシウムコンポジット粒子、その製造法およびそれを有効成分とする表面処理剤 |
WO2015137346A1 (ja) * | 2014-03-11 | 2015-09-17 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素ホウ酸コンポジットカプセル粒子 |
JP5913749B2 (ja) * | 2014-03-11 | 2016-04-27 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素ホウ酸コンポジットカプセル粒子 |
US10088396B2 (en) | 2014-03-11 | 2018-10-02 | Unimatec Co., Ltd. | Fluorine-containing boric acid composite capsule particles |
KR102059458B1 (ko) | 2014-03-11 | 2019-12-26 | 유니마테크 가부시키가이샤 | 함불소 붕산 복합물 캡슐 입자 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5187476B2 (ja) | 2013-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5187476B2 (ja) | ナノコンポジット | |
WO2018181898A1 (ja) | フルオロポリマーの製造方法、重合用界面活性剤及び界面活性剤の使用 | |
EP1679352A2 (en) | Use of aqueous dispersions of vdf-based polymers in the preparation of paints for coatings of architectural substrata | |
US20210340290A1 (en) | Polytetrafluoroethylene production method | |
JP5240601B2 (ja) | ナノコンポジット | |
WO2018008663A1 (ja) | 表面処理剤、表面処理方法、表面処理基材、及び表面処理基材の製造方法 | |
JP6314330B2 (ja) | 塩化ビニリデンポリマーコンポジットの調製方法 | |
CN102906204B (zh) | Pvdf涂覆组合物 | |
JP3489403B2 (ja) | 含フッ素樹脂水性分散組成物および塗装物 | |
WO2019208707A1 (ja) | 変性ポリテトラフルオロエチレンの製造方法、変性ポリテトラフルオロエチレン粉末の製造方法、延伸多孔体の製造方法 | |
JP2014101475A (ja) | 耐汚染性を付与するための水溶性表面処理剤、および表面処理方法 | |
JP7349194B2 (ja) | 被覆体の製造方法 | |
JP6841238B2 (ja) | 水性分散液、その製造方法、水性塗料および塗装物品 | |
JP4754461B2 (ja) | リン酸エステル重合体の製造方法 | |
US20180009920A1 (en) | Fluorine-containing oligomer, nano-silica composite particles using the same, and methods for producing both | |
Wehbi | Fluoropolymers functionalized by phosphorous and silicon groups: syntheses, characterization and applications | |
CN113557249B (zh) | 反向碘转移聚合方法和由其获得的组合物 | |
KR101772005B1 (ko) | 함불소 올리고머, 그것을 사용한 나노실리카 컴퍼지트 입자 및 그것의 제조법 | |
WO2007125980A1 (ja) | 水溶性高分子化合物及びこれを含有する水系コーティング剤組成物 | |
US20210355254A1 (en) | Polytetrafluoroethylene production method | |
JP4763836B2 (ja) | リン系酸残基含有(メタ)アクリルアミド含有組成物、並びにリン系酸残基含有ビニル系重合体含有組成物、その製造方法及び用途 | |
WO2022181662A1 (ja) | ポリテトラフルオロエチレン水性分散液の製造方法 | |
WO2021124019A1 (en) | Block copolymers with a fluorinated block and a phosphorus-containing block | |
KR20170076717A (ko) | 알케닐 (퍼플루오로알킬) 포스핀산 | |
JP2015199881A (ja) | 含フッ素樹脂水性分散液の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110502 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120918 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130108 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5187476 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |