JP5240601B2 - ナノコンポジット - Google Patents

ナノコンポジット Download PDF

Info

Publication number
JP5240601B2
JP5240601B2 JP2007270655A JP2007270655A JP5240601B2 JP 5240601 B2 JP5240601 B2 JP 5240601B2 JP 2007270655 A JP2007270655 A JP 2007270655A JP 2007270655 A JP2007270655 A JP 2007270655A JP 5240601 B2 JP5240601 B2 JP 5240601B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium
phosphate
nanocomposite
solvent
nanocomposite dispersion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007270655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009073799A (ja
Inventor
大樹 高島
勝久 滝下
英夫 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishihara Chemical Co Ltd
Original Assignee
Ishihara Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishihara Chemical Co Ltd filed Critical Ishihara Chemical Co Ltd
Priority to JP2007270655A priority Critical patent/JP5240601B2/ja
Publication of JP2009073799A publication Critical patent/JP2009073799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5240601B2 publication Critical patent/JP5240601B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

本発明は、含フッ素系化合物とリン酸カルシウム系化合物とのナノコンポジット、該ナノコンポジット分散液、これらの製造方法、該分散液からなる各種剤に関するものである。
ヒドロキシアパタイトやモネタイト等のリン酸カルシウム系化合物は、バイオアクティブな材料として知られているが、例えばヒドロキシアパタイトには脆性等の問題がある。
そこで、ヒドロキシアパタイト等のリン酸カルシウム系化合物と他材との組合せ、例えば複合体やコンポジットとすることで、或る程度の可撓性や強度を具備させれば、本来、生体適合性を有するために人工骨材料などとして有望となるため、このような観点から種々研究されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ヒドロキシアパタイトをナノ粒子等の微細粒子の形態とすることが種々研究されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−46298(特許請求の範囲その他) 特開2002−137910(特許請求の範囲その他)
本発明の課題は、リン酸カルシウム系化合物を微細粒子の形態で複合化させてなる新規なコンポジットを提供する、さらには、リン酸カルシウム系化合物を生体材料源、特に、擬似体液や体液中で結晶成長の図れるアパタイト源として用いうる該コンポジットを提供する、また、リン酸カルシウム系化合物を従来の生体材料以外の新材料源としても用いうる該コンポジットを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究したところ、含フッ素系化合物として、含フッ素末端鎖基を有し、主鎖骨格に特定の親媒性基を有するものを用い、このものの存在下、リン酸カルシウム系化合物をカルシウムイオン及びリン酸イオンを含む系から生成させることによりコンポジットが形成されることを見出し、さらに、このコンポジットは、ナノサイズの粒子であって、含フッ素系化合物の親媒性に追従して水性溶媒、非水性溶媒や疎水性溶媒、或いはこれらの混合溶媒に親媒性であり、このナノ粒子を所望溶媒中に分散させうることや、この分散液で硬表面を改質しうることや、この分散液で処理された基材を擬似体液や体液中に浸漬しておくと、その基材表面にヒドロキシアパタイトの結晶が成長することを見出し、これらの知見に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は以下に示すとおりのものである。
(1) 一般式
Figure 0005240601
[式中、Rfはパーフルオロアルキル基、パーフルオロオキサアルキル基または一般式
Figure 0005240601
(式中、Afはパーフルオロアルキレン基、Af′はAfと同一または異なるパーフルオロアルキレン基、mは1〜10である)
で示される基、Rは炭素数1〜4のアルキル基、nは2〜100である。]
で表わされる含フッ素系化合物とヒドロキシアパタイト又はモネタイトであるリン酸カルシウム系化合物とのナノコンポジット。
(2) 含フッ素系化合物が式
Figure 0005240601
[式中、Rは−(CF)pFまたは−CF(CF)O(CFCFCFO)qC(pは1〜10、qは0〜5である)で示される基、nは2〜3である。]
で表わされるものである前記(1)記載のナノコンポジット。
(3) 前記(1)または(2)記載のナノコンポジットが溶媒に分散されてなるナノコンポジット分散液。
(4) 溶媒が水性溶媒又は非水性溶媒、疎水性溶媒である前記()記載のナノコンポジット分散液。
(5) 含フッ素系化合物の存在下、カルシウムイオンを含む溶液(A)とリン酸イオンを含む溶液(B)とを混合し、反応させることを特徴とする前記()または()記載のナノコンポジット分散液の製造方法。
(6) カルシウムイオンが、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、臭化カルシウム、ヨウ化カルシウム、フッ化カルシウムからなるカルシウム塩又は水酸化カルシウムとして供される前記()記載の製造方法。
(7) リン酸イオンが、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム又はリン酸三カリウムからなるリン酸塩又はリン酸として供される前記()または()記載の製造方法。
(8) 溶液(A)及び溶液(B)の少なくとも一方が疎水性溶媒又は非水性溶媒を溶媒とするものである前記()ないし()のいずれかに記載の製造方法。
(9) 前記()または()記載のナノコンポジット分散液からなる撥水剤。
(10) 前記(3)または()記載のナノコンポジット分散液からなる撥油剤。
(11) 前記(3)または(4)記載のナノコンポジット分散液からなる防汚剤。
(12) 前記(3)または()記載のナノコンポジット分散液からなるコーティング剤。
(13) 前記(3)または()記載のナノコンポジット分散液で処理された基材を擬似体液や体液中に浸漬し、基材表面にヒドロキシアパタイトの結晶を成長させることを特徴とするヒドロキシアパタイトの結晶成長方法。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明のナノコンポジットは、上記(1)の一般式の含フッ素系化合物とヒドロキシアパタイト又はモネタイトであるリン酸カルシウム系化合物とのナノ粒子複合体である。
式(I)中、Rのアルキル基としてはメチル基またはエチル基が好ましく、nは1−20であるのが好ましい。また、Rf基については、パーフルオロアルキル基の例としてはC、C13、C15などが挙げられ、パーフルオロオキサアルキル基の例としては−CF(CF)OCが挙げられ、式(II)で示される基としてはAf′がCFAfであるもの、例えば−CF(CF)O[CFCF(CF)O]mCが挙げられる。
両末端のRf基は互いに異なっていてもよく、また分子間で互いにRf基が異なっていてもよい。
上記含フッ素系化合物としては、特に上記式(III)で表わされるものが好ましい。
本発明のナノコンポジットは、通常数nmから数百nm、好ましくは10〜500nmの平均粒径を有し、種々の溶媒にナノ粒子として分散させることができる。
また、本発明のナノコンポジットやナノコンポジット分散液において、リン酸カルシウム系化合物は、非晶質のものや、結晶性のものとして存在していると推測される。
本発明のナノコンポジットにおいて、リン酸カルシウム系化合物/含フッ素系化合物の質量比は、通常0.01〜50、好ましくは0.05〜10、より好ましくは0.1〜5の範囲で選ばれる。
本発明のナノコンポジットは、含フッ素系化合物の存在下、カルシウムイオンを含む溶液(A)とリン酸イオンを含む溶液(B)とを混合し、反応させたのち、溶媒を留去することによって製造することができる。
上記製造法において、溶媒を留去する最終工程の前段までの工程を採択することにより、ナノコンポジット分散液を調製することができる。すなわち、ナノコンポジット分散液は、含フッ素系化合物の存在下、カルシウムイオンを含む溶液(A)とリン酸イオンを含む溶液(B)とを混合し、反応させることによって製造することができる。また、ナノコンポジット分散液は、ナノコンポジットを溶媒に分散させることによっても調製される。
これらの製造方法において、カルシウムイオンは、カルシウム塩や水酸化カルシウムなどとして供され、カルシウム塩としては、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、臭化カルシウム、ヨウ化カルシウム、フッ化カルシウム等を用いることができるが、原料の入手しやすさや経済性、溶解性などを考慮すると硝酸カルシウムが望ましい。
溶液中のカルシウムイオン濃度は、カルシウム塩換算濃度で、通常0.05〜5Mが好ましく、0.05〜2Mがより好ましい。また、カルシウムイオン濃度は、リン酸イオン濃度よりも過剰量が好ましく、リン酸イオン濃度のおおよそ5/3倍程度がより好ましい。
また、リン酸イオンは、リン酸塩やリン酸などとして供され、リン酸塩としては、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸三カリウムなどを用いることができるが、安定性、潮解性および酸性度などを考慮すると、リン酸を用いるのが好ましい。
反応は、通常5℃から溶媒の沸点未満の該沸点付近までの反応温度、好ましくは常温、常圧で行われる。
ナノコンポジット分散液は、硬表面に塗布し、乾燥させて、該表面に被膜を形成させることができ、この被膜はドデカン等の有機系媒体に対する接触角が大きく、撥油性を示し、また、水に対する接触角も大きく、防汚性を示すことから、ナノコンポジット分散液は、撥水・撥油剤や防汚剤やコーティング剤等として利用しうる。
また、ナノコンポジット分散液は、それで基材を表面処理し、表面に被膜を形成させることができ、この被膜を擬似体液や体液と接触処理して被膜表面にヒドロキシアパタイトの結晶を成長させることができることから、ナノコンポジット分散液は、骨修復材料等として利用しうる。上記接触処理は好ましくは、表面に被膜を形成させた基材を擬似体液や体液に浸漬処理して行われる。
擬似体液としては、例えばSBF(T.Kokubo, H.Kushitani, S.Sakka, T.Kitsugi and T.Yamamuro, “Solutions able to reproduce in vivo surface−structure changes in bioactive glass−ceramic A−W”, J.Biomed.Mater., 24, 721 (1996))が示される。このものは、以下の表1に示されるとおりの、ヒトの体液にほぼ等しい種類および濃度のイオンを有する水溶液である。
Figure 0005240601
本発明のナノコンポジットは、分散性に優れ、有機溶媒に分散させた分散液として使用することができ、この分散液は、ドデカンのような高級炭化水素に対する接触角が高く、撥油性を示すとともに、水に対する接触角も高く、撥水性を示す。
本発明のナノコンポジット分散液は、硬表面、例えばガラス、金属、セラミックス、プラスチック、車体等の塗装板等に撥水・撥油性を付与することができ、高い防汚効果を示すコーティング剤等として利用しうる。
また、本発明のナノコンポジットは、その分散液に浸漬するなど処理を施した各種基材について擬似体液や体液中でヒドロキシアパタイトの結晶を成長させることができ、人工骨用材料や歯科材料として利用しうる。
次に実施例により本発明を実施するための最良の形態を説明するが、本発明はこれらの例により何ら限定されるものではない。
実施例1
0.084M硝酸カルシウム四水和物エタノール溶液に含フッ素系化合物[上記式(III)において、Rf=CF(CF)OC、n=2である化合物]を12g/リットルになるように加え、完全に溶解させた後、0.05Mリン酸エタノール溶液を硝酸カルシウムエタノール溶液と等量になるように滴下し、室温で攪拌した。反応液が白濁してくるので、それから約1時間攪拌を続けた後、遠心分離で溶液部と沈殿部に分けた。その溶液部について、エバポレーターで溶媒を除去した後、真空乾燥させ、ナノコンポジットを得た。その一部を、900℃で焼成した。焼成前後についてX線回折で同定を行った。その結果、焼成前にはブロードなピークしか観測されなかったが、焼成後にはヒドロキシアパタイトに帰属されるピークが観測された。
比較例1
0.084M硝酸カルシウム四水和物エタノール溶液にそれと等量になるように0.05Mリン酸エタノール溶液を滴下し、室温で攪拌した。反応液が白濁してくるので、それから約1時間攪拌を続けた後、遠心分離で透明分散液部と沈殿部に分けた。その透明分散液部について、エバポレーターで溶媒を除去した後、真空乾燥させた。その一部を、900℃で焼成した。焼成前後についてX線回折で同定を行った。その結果、焼成前にはブロードなピークしか観測されず、焼成後にもヒドロキシアパタイトに帰属されるピークは観測されなかった。
比較例2
実施例1において含フッ素系化合物をトリフルオロプロピルトリメトキシシランに代えて同様の操作を行った。900℃での焼成後にはヒドロキシアパタイトに帰属されるピークが観測された。
<接触角測定>
上記実施例および比較例の遠心分離後の透明分散液に、表面を研磨しエタノールで脱脂したプレパラート(76mm×26mm)を浸漬したのち、室温で1日乾燥させ、水およびドデカンに対する接触角を、協和界面科学社製のDM700型全自動接触角計を用い、測定した。
測定結果を表2に示す。
Figure 0005240601
<平均粒子径測定>
実施例1において、遠心分離後の透明分散液について、その中の微細粒子の平均粒径を動的光散乱法によって測定した。その結果、該平均粒径は54.1nmであり、含フッ素系化合物/ヒドロキシアパタイトナノコンポジットの生成が確認された。
<擬似体液中でのアパタイト成長>
実施例1における遠心分離後の透明分散液に、基材としての、アルカリ脱脂(60℃の1N水酸化ナトリウム水溶液に15分間浸漬)したPET樹脂シート(1cm×1cm×2.5mm)を浸漬した後、室温で1日間乾燥させた。この処理された基材の表面のSEM写真を図2に示す。
この処理された基材を上記表1に示されるイオン種およびイオン濃度の擬似体液に37℃で3日間浸漬した後、表面を水洗し乾燥させ、その表面をSEMで観察した。そのSEM写真を図3に示す。これより、結晶の成長が確認された。この結晶はXRDおよびEDXからヒドロキシアパタイトであることを確認した。
以上より、実施例では容易に所望コンポジットを生成させることができることが分かる。
また、含フッ素系化合物が存在する場合(実施例1)、ドデカンに対する接触角が比較例のそれよりも遥かに高く、撥油性が示された。また、水に対する接触角も高く、撥水性も示された。これより、含フッ素系化合物/リン酸カルシウム系化合物複合体からなるナノコンポジットの分散液は、それで表面処理することで、硬表面、例えばガラス、金属、セラミックス、プラスチック、車体等の塗装板等に親水・撥油性を付与することができ、高い防汚効果を奏することが分かる。
また、基材を上記ナノコンポジット分散液で表面処理しておくことで擬似体液中においてヒドロキシアパタイトの成長が自発的に起こり、骨修復を促進しうることから、上記ナノコンポジットは体内での骨再生・修復材料や歯科材料としても有望である。
本発明のナノコンポジットは、種々の水性溶媒、非水性溶媒、疎水性溶媒、あるいはこれらの混合溶媒に分散させるように設計可能であり、したがって、該ナノコンポジットを分散液としてあるいは本発明で直接調製されたナノコンポジット分散液をそのまま、各種有用材用の取り扱いやすい原料として利用することができ、例えばアパタイト原料の人工骨などの生体材料や骨修復材料、歯科材料、骨芽細胞培養用のプレートなどに利用可能である。
実施例1で得られたナノコンポジットの焼成後のX線回折チャート。 実施例1で得られたナノコンポジットの分散液で処理した基材の表面のSEM写真。 実施例1で得られたナノコンポジットの分散液で処理し、擬似体液中に浸漬した基材の表面におけるアパタイト結晶成長のSEM写真。

Claims (13)

  1. 一般式
    Figure 0005240601
    [式中、Rfはパーフルオロアルキル基、パーフルオロオキサアルキル基または一般式
    Figure 0005240601
    (式中、Afはパーフルオロアルキレン基、Af′はAfと同一または異なるパーフルオロアルキレン基、mは1〜10である)
    で示される基、Rは炭素数1〜4のアルキル基、nは2〜100である。]
    で表わされる含フッ素系化合物とヒドロキシアパタイト又はモネタイトであるリン酸カルシウム系化合物とのナノコンポジット。
  2. 含フッ素系化合物が式
    Figure 0005240601
    [式中、Rは−(CF)pFまたは−CF(CF)O(CFCFCFO)qC(pは1〜10、qは0〜5である)で示される基、nは2〜3である。]
    で表わされるものである請求項1記載のナノコンポジット。
  3. 請求項1または2記載のナノコンポジットが溶媒に分散されてなるナノコンポジット分散液。
  4. 溶媒が水性溶媒又は非水性溶媒、疎水性溶媒である請求項記載のナノコンポジット分散液。
  5. 含フッ素系化合物の存在下、カルシウムイオンを含む溶液(A)とリン酸イオンを含む溶液(B)とを混合し、反応させることを特徴とする請求項または記載のナノコンポジット分散液の製造方法。
  6. カルシウムイオンが、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、臭化カルシウム、ヨウ化カルシウム、フッ化カルシウムからなるカルシウム塩又は水酸化カルシウムとして供される請求項記載の製造方法。
  7. リン酸イオンが、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム又はリン酸三カリウムからなるリン酸塩又はリン酸として供される請求項または記載の製造方法。
  8. 溶液(A)及び溶液(B)の少なくとも一方が疎水性溶媒又は非水性溶媒を溶媒とするものである請求項ないしのいずれかに記載の製造方法。
  9. 請求項または記載のナノコンポジット分散液からなる撥水剤。
  10. 請求項または記載のナノコンポジット分散液からなる撥油剤。
  11. 請求項または記載のナノコンポジット分散液からなる防汚剤。
  12. 請求項または記載のナノコンポジット分散液からなるコーティング剤。
  13. 請求項または記載のナノコンポジット分散液で処理された基材を擬似体液や体液中に浸漬し、基材表面にヒドロキシアパタイトの結晶を成長させることを特徴とするヒドロキシアパタイトの結晶成長方法。
JP2007270655A 2007-09-19 2007-09-19 ナノコンポジット Expired - Fee Related JP5240601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007270655A JP5240601B2 (ja) 2007-09-19 2007-09-19 ナノコンポジット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007270655A JP5240601B2 (ja) 2007-09-19 2007-09-19 ナノコンポジット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009073799A JP2009073799A (ja) 2009-04-09
JP5240601B2 true JP5240601B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=40609147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007270655A Expired - Fee Related JP5240601B2 (ja) 2007-09-19 2007-09-19 ナノコンポジット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5240601B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5365907B2 (ja) * 2008-12-11 2013-12-11 国立大学法人弘前大学 ナノ分散液からなる各種剤
JP5655193B2 (ja) * 2011-03-10 2015-01-21 石原ケミカル株式会社 ナノコンポジット、ナノ分散液、その製造方法及び該分散液からなる各種剤
EP2966141A4 (en) * 2013-03-06 2017-01-25 Unimatec Co., Ltd. Fluorine-containing calcium composite particles, preparation method therefor, and surface treatment agent using same as active component
CN103241719B (zh) * 2013-04-25 2015-04-29 太原理工大学 一种高度取向纳米羟基磷灰石晶体阵列的制备方法
JP2014240455A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 オリンパス株式会社 離型材スラリとインプラントの製造方法
JP5913749B2 (ja) * 2014-03-11 2016-04-27 ユニマテック株式会社 含フッ素ホウ酸コンポジットカプセル粒子

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04342592A (ja) * 1991-05-21 1992-11-30 Nippon Oil & Fats Co Ltd オルガノフルオロシリコーン化合物及びその製造方法
JPH04335076A (ja) * 1991-05-10 1992-11-24 Nippon Oil & Fats Co Ltd 表面処理剤
JPH0525183A (ja) * 1991-07-20 1993-02-02 Nippon Oil & Fats Co Ltd ポリフルオロシリコン化合物及びその製造方法
JPH0597870A (ja) * 1991-10-14 1993-04-20 Nippon Oil & Fats Co Ltd フルオロアルキル基含有シリコンオリゴマー及びその製造方法
JP4790917B2 (ja) * 2001-02-23 2011-10-12 独立行政法人科学技術振興機構 人工椎体
JP2005281685A (ja) * 2004-03-04 2005-10-13 Asahi Glass Co Ltd 金属−含フッ素オリゴマーナノコンポジット
JP4857528B2 (ja) * 2004-06-11 2012-01-18 旭硝子株式会社 シランカップリング基含有含フッ素エーテル化合物、溶液組成物、コーティング膜および物品
JP2006299126A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Nissan Motor Co Ltd ナノフィラーの表面改質方法、ポリマーナノコンポジット及びポリマーナノコンポジットの製造方法
JP5187476B2 (ja) * 2006-03-13 2013-04-24 石原薬品株式会社 ナノコンポジット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009073799A (ja) 2009-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5240601B2 (ja) ナノコンポジット
EP1808411B1 (en) Ceramic particle group and method for production thereof and use thereof
Sun et al. Highly porous amorphous calcium phosphate for drug delivery and bio-medical applications
Teshima et al. Well-formed one-dimensional hydroxyapatite crystals grown by an environmentally friendly flux method
Saleh et al. Biodegradable/biocompatible coated metal implants for orthopedic applications
JP2013508262A (ja) 制御可能なサイズおよび形態を有するハイドロキシアパタイト
JP6677428B1 (ja) リン酸アルミニウム化合物
JPH03207369A (ja) ハイドロキシアパタイト皮膜の形成方法
Vasant et al. Synthesis and characterization of nanoparticles of calcium pyrophosphate
JP2015048266A (ja) マグネシウム置換アパタイトおよびその微粒子の製造方法
CN113800489A (zh) 一种用花生油制备羟基磷灰石超长纳米线的方法
RU2391119C1 (ru) Способ получения наночастиц фосфатов кальция, стабилизированных солевой матрицей
JP5187476B2 (ja) ナノコンポジット
JP6864360B2 (ja) ケイ酸ストロンチウムアパタイトおよびこれを含む細胞培養基材と生体活性インプラント
JP2006348370A (ja) アパタイト膜の製造方法
JP3013445B2 (ja) 球状炭酸カルシウムの製造方法
JP6068216B2 (ja) フッ素アパタイトの製造方法およびフッ素アパタイト微粒子の製造方法
CN106924819A (zh) 一种新型掺杂的功能化性纳米磷灰石的制备方法
JP4642180B2 (ja) 針状アパタイト粒子の製造方法
JP2015093825A (ja) (炭酸)ストロンチウムフッ素アパタイトとその微粒子の製造方法
JP2015086081A (ja) 炭酸ストロンチウムアパタイトおよびその微粒子の製造方法
CN111115599A (zh) 离子液体诱导的羟基磷灰石多级纳米棒的制备方法
JP2015086084A (ja) (炭酸)ストロンチウムアパタイトおよびその微粒子の製造方法
CN111115597A (zh) 基于芳香酸盐的多孔纳米羟基磷灰石的制备方法
Zakharov et al. Synthesis and properties of calcium hydroxyapatite/carbon fiber composites

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130322

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5240601

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees