JP2007276779A - 乗用型田植機 - Google Patents

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Hideshi Tsuchioka
秀史 土岡
Shigeyoshi Ajiro
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Abstract

【課題】 右及び左の前輪、右及び左の後輪を備えた乗用型田植機において、右及び左の前輪への伝動系の構造の簡素化を図る。
【解決手段】 右及び左の前輪1を支持する前車軸ケース22にデフ機構を備えない。前車軸ケース22に伝達された動力が、前車軸ケース22に挿通された横向き伝動軸29を介して右及び左に分岐され右及び左の前輪1に伝達されて、右及び左の前輪1が常に等速で駆動されるように構成する。
【選択図】 図3

Description

図1に、本発明に係る乗用型田植機の全体側面が、また、図2に、その全体平面がそれぞれ示されている。この乗用型田植機は、操向自在な前輪1と操向不能な後輪2を備えた四輪駆動型の走行機体3の後部に、油圧シリンダ4で上下に揺動駆動されるリンク機構5を介して苗植付け装置6が昇降可能に連結され、また、走行機体3の後部にエンジン7が配備されるとともに、エンジン7および走行機体3の上部を覆うステップ8が脱着自在に設けられ、このステップ8における後部上面の左右中央部位に運転座席9が設けられるとともに、走行機体3の前端部に立設された中央フロントカバー10の上部に操縦ハンドル11が配備された構造となっている。
前記苗植付け装置6は3条植え仕様に構成されており、3条分のマット状苗を並列載置して一定ストロークで往復横移動する苗のせ台12、この苗のせ台12の下端から1株分づつ苗を切り出して田面に植付けてゆく3組のクランク式の植付け機構13、田面の植付け箇所を均平整地する整地フロート14、等を備えて構成されており、後支点p周りに上下揺動自在な前記整地フロート14の上下変位に基づいて前記油圧シリンダ4が制御されて、走行機体3の浮沈にかかわらず苗植付け装置6を田面に対して設定された高さに安定維持し、もって、植付け深さを一定に安定維持する植付け深さ自動制御が行われるようになっている。
前記走行機体3は、パイプ材からなる主フレーム20の後端に、後輪2を軸支したミッションケース21が連結されるとともに、主フレーム20の前端に、前輪1を装備した前車軸ケース22が連結された構造となっており、主フレーム20は、ミッションケース21からの動力を前車軸ケース22に伝達する前輪駆動軸23が挿通される伝動ケースとしての機能を備えている。
図4に示すように、前記エンジン7には、左側面に出力軸7aが突出された空冷式のガソリンエンジンが使用されており、後傾した低姿勢で主フレーム20とミッションケース21の上部とに亘って防振搭載されるとともに、前記出力軸7aとミッションケース21の左側面に突設された入力軸21aとがテンション式の主クラッチ24を備えたベルト伝動機構25で連動連結されており、主クラッチ24はステップ8の右側前方の足元に配備された主クラッチ・ブレーキペダル26に機械的に連動連結されている。
図3に示すように、ミッションケース21に入力されたエンジン動力は走行系と作業系に分岐され、走行系動力は複数段にギヤ変速された後、左右のサイドクラッチ27を介して左右の後輪2に伝達されるとともに、走行系変速動力の一部が前方に取出されて前記前輪駆動軸23を介して前車軸ケース22に伝達され、また、ミッションケース21内で分岐された作業系動力はミッションケース21の上部から後方に取出され、伸縮伝動軸15を介して苗植付け装置6に伝達されるようになっている。
前車軸ケース22にはデフ機構は装備されておらず、伝達された動力は前車軸ケース22に挿通された横向き伝動軸29を介して左右に分岐され、左右の前輪1が常に等速で駆動されるようになっている。また、前車軸ケース22の入力部位には前記横向き伝動軸29に作用する多板式のブレーキ30が装備されている。このブレーキ30は前記主クラッチ・ブレーキペダル26に機械的に連動連結されており、主クラッチ・ブレーキペダル26を踏み込むことで主クラッチ24が切り操作されるとともに、ブレーキ30が制動操作されるようになっている。なお、主クラッチ・ブレーキペダル26には操作レバー26aが備えられており、地上に降りて運転する場合でも、手動で主クラッチ・ブレーキペダル26を押し下げ操作して走行を停止させることが可能となっている。
前記主フレーム20に横架連結した前部ステー31の左右端とミッションケース21の後部に横架連結した後部ステー32の左右端に亘ってパイプ材からなる左右一対の機体フレーム33が架設され、板金プレス加工されてなる前記ステップ8の後部が機体フレーム33の上部に載置連結されている。ステップ8は、その後部がエンジン7を越える高さまで隆起されるとともに、この隆起部8aの左右中央部位にエンジン7および機体フレーム33の一部が挿通される開口34が形成され、かつ、この開口34は、脱着可能に係止連結された樹脂製のボンネットカバー35で閉塞されている。そして、前記機体フレーム33から延出された左右一対の連結金具36がボンネットカバー35に形成されたスリット37を通して上方に突出され、この連結金具36に前記運転座席9が前後に回倒可能、かつ、前後位置変更可能にピン連結されている。なお、着座姿勢に回倒された運転座席9は隆起部8aの上面に取付けられた左右のクッションバネ38によって弾性的に受止め支持されるようになっている。
ステップ8における隆起部8aの右側には、苗植付け装置6の昇降と苗植付け装置6への動力断続を行う植付けレバー41、および、前記植付け深さ自動制御の感度を調節する感度調節レバー42がそれぞれ前後に揺動操作可能に突設されるとともに、隆起部8aの後部には矩形の開口43が形成され、機体フレーム33に連結支持された燃料タンク44の上半部が開口43から上方に突出されている。
燃料タンク43は内部の液面を透視可能な透光製の樹脂材で形成されるとともに、その側面の適当な位置に、図9に示すように残量表示目盛りM1 のほかに、残り燃料で植付け可能な面積、あるいは、残り燃料で植付け可能な稼働時間、などの参考情報目盛りM2が併記されている。
また、ステップ8における隆起部8aの左右端に、予備苗Fを載置支持する予備苗のせ台45がそれぞれ起立格納可能に設けられるとともに、ステップ8における隆起部8aの後部中央部位に、予備苗Fを横長の立ち姿勢で受止め支持する予備苗収容枠46が設けられている。また、ステップ8における足のせ面の右側後部にはエンジン始動用のリコイルノブ47が配備されるとともに、隆起部8aの左側は平坦な補助ステップ面に形成されており、燃料補給する際の補給用タンク(図示せず)を載置するのに利用される。なお、隆起部8aの左側に載置した補給用タンクに近づくように燃料タンク44の補給口44aは左側に偏位して設けられている。また、図2中に示すように、ステップ8の前部における左右両側辺には前輪1側に突出する張り出し部8bが形成されており、前輪1によって持上げられた泥がステップ上面に付着することが防止されている。
ステップ8の前端における左右中央部位は前方に、解放された凹部50が形成されており、走行機体3の前端部に立設された前記中央フロントカバー10が上下に挿通されることで凹部50が閉塞されるようになっている。
中央フロントカバー10は、樹脂材で形成された前部カバー部分10Fと板金材で形成された後部カバー部分10Rとからなる前後分割構造に構成されており、後部カバー部分10Rの下端が前車軸ケース22から前方に突設された鋳造製のブラケット51にボルト締め固定されるとともに、この後部カバー部分10Rの前部に前部カバー部分10Fが脱着可能に係止連結されるようになっている。なお、前部カバー部分10Fの下端はブラケット51を前方から覆い隠すよう下方に延出されている。
後部カバー部分10Rは前方に開放された半割り筒状に形成されて高い剛性が与えられており、前記操縦ハンドル11を上端に備えたステアリング軸52が後部カバー部分10Rの上部に備えられた軸受け部53を介して回動可能に支承されている。また、後部カバー部分10Rの左側方には、ミッションケース21に内装された走行用のギヤ変速機構を操作する変速レバー54が装備されるとともに、後部カバー部分10Rの右側方には、エンジン7のアクセル装置に連係されたハンドアクセルレバー55が装備されている。
ステアリング軸52は、その下部が前記ブラケット51に回動可能に貫通支持されて立設されており、図3に示すように、ステアリング軸52の下端に一体形成されたピニオンギヤ56が、ブラケット51に軸支されたセクトギヤ57に咬合され、セクトギヤ57と左右前輪を回動するナックルアーム58とがタイロッド59で連動連結されている。
なお、図3に示すように、前記セクトギヤ57から後方に延出された左右一対の操作ロッド60がミッションケース21に備えられた左右のサイドクラッチ27にそれぞれ連係されており、セクトギヤ57が回動操作されて前輪1が直進位置から左方あるいは右方に設定角度以上に操向されると、これに連動して旋回内側となる後輪2のサイドクラッチ27が自動的に切り操作され、操向された左右の前輪1と旋回外側の一方の後輪2との3輪駆動状態での小回り旋回が行われるようになっている。
本発明に係る乗用型田植機は以上のように構成されており、エンジン7のプラグ清掃、プラグ交換、エアークリーナのエレメント交換、程度の通常のメンテナンス時には、ボンネットカバー35を取外すだけでよく、また、走行機体3の大がかりなメンテナンスを行う時には、ステップ8を取り外すことになる。この場合、運転座席9を連結金具36から取り外し、ステップ8と走行機体3との連結を解除すれば、中央フロントカバー10および燃料タンク44を残した状態でステップ8を取外すことができる。
[別実施例]
(1)前記ステップ8全体を樹脂成形して実施することも可能である。
(2)前記ステップ8全体を板金構造に構成し、ステップ8の上面に直接に運転座席9を搭載連結することも可能である。
乗用型田植機の全体側面図 乗用型田植機の全体平面図 走行系の平面図 走行機体後部の側面図 燃料タンク取付け部の正面図 走行機体前端部の縦断側面図 ステップの分解斜視図 中央フロントカバーの横断平面図 燃料タンクに付される表示例を示す正面図
符号の説明
1 前輪
2 後輪
7 エンジン
22 前車軸ケース
29 横向き伝動軸

Claims (1)

  1. 右及び左の前輪と、右及び左の後輪と、前記右及び左の前輪を支持する前車軸ケースとを備えて、
    エンジンの動力を前記右及び左の後輪と前車軸ケースとに伝達するように構成し、
    前記前車軸ケースにデフ機構を備えずに、前記前車軸ケースに伝達された動力が、前記前車軸ケースに挿通された横向き伝動軸を介して右及び左に分岐され右及び左の前輪に伝達されて、前記右及び左の前輪が常に等速で駆動されるように構成してある乗用型田植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101055770B1 (ko) 2010-01-29 2011-08-11 주식회사 성우하이텍 차량용 범퍼빔 유닛

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JPS59145424U (ja) * 1983-03-18 1984-09-28 株式会社クボタ 乗用型田植機
JPS60157372U (ja) * 1984-03-23 1985-10-19 ヤンマー農機株式会社 乗用田植機における走行装置

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