JP4569736B2 - 農作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、農作業機の油圧バルブの構成に関するものである。
乗用型田植機などの農作業機は特開2003−118615号公報に記載の操向装置のように自動操向と手動操向とを選択して行えるものがあるが、自動操向用の比例ソレノイドバルブ(自動操向バルブ)と、手動操向用の例えばオービットロールと呼ばれる油圧操向機構とが設けられている。自動操向時には、方位センサやGPS受信機からの情報に基づき機体の進路を予め定めた所定の方向に維持するように、前記自動操向バルブを自動制御して、油圧供給源である油圧ポンプから操向用油圧アクチュエータへの圧力油の供給を切り替える。また、手動操向時には、操向ハンドルの操作に応じて前記油圧操向機構が駆動され、操向用油圧アクチュエータへの圧力油の供給を切り替える。
また、乗用型田植機の後部には昇降リンク機構を介して苗植付装置を付属させているが、特開平10−181554号公報などに記載されているように苗植付装置の昇降は前記油圧供給源からの圧力油を昇降バルブを介して昇降用油圧アクチュエータに供給している。
特開平10−181554号公報 特開2003−118615号公報
上記操向装置の自動操向バルブは機体前方のハンドルポストに設けられ、苗植付部(農作業装置)の昇降用昇降バルブは機体後方の苗植付の昇降リンク機構に設けられる。そのため一つの油圧供給源から油圧ポンプを用いて操縦席近くの操向装置の自動操向バルブと操縦席から離れた苗植付の昇降用昇降バルブに送油するには油圧配管を比較的長く設ける必要がある。
本発明の上記課題は、上記長い油圧配管をできるだけ短くしたコンパクトな油圧機器を備え、さらに走行車体の後側に昇降リンク装置を介して苗植付部を昇降可能に設け、走行車体の前部作用両側には複数段ずつの予備苗枠を設け、補助苗枠に苗を搭載した状態で支柱を回動させて補助苗枠を収納でき、苗植付時に障害物があっても、これを回避することができ、、苗運搬時に倉庫収納には、さらに補助苗枠を折り畳みできるようにした農作業機を提供することである。
請求項1記載の発明、走行車体(2)と、該走行車体(2)上に設けたエンジン(13)と、該エンジン(13)の回転動力により駆動する油圧式無段変速装置(HST)(22)と、該油圧式無段変速装置(HST)(22)の出力を変速する主変速装置を有するトランスミッションケース(64)と、主変速装置で得られた動力で駆動され、走行車体(2)に支持される左右一対の前輪(10、10)及び左右一対の後輪(11、11)と、乗降用のステップと操縦席(15)を有する操縦部と、該操縦部に設けられた前輪(10、10)の操舵方向を操作するステアリングハンドル(16)と、該ステアリングハンドル(16)を支持するステアリングシャフト(66)と、ステアリングハンドル(16)の操舵角に応じて操舵用油圧を制御する操向バルブユニット(20)とを備えた四輪駆動車両と、該四輪駆動車両に昇降リンク装置(3)を介して昇降自在に連結して前記主変速装置で得られた動力で駆動する苗植付部(4)を備えた農作業機において、ステアリングシャフト(66)及び操向バルブユニット(20)を収容するフロントカバー(7)と、該フロントカバー(7)内に苗植付部(4)を昇降させる油圧回路(21)を設け、走行車体(2)の前部左右両側に複数段づつ予備苗枠(6)を設け、ブレーキペダル(71)を操縦席(15)の右側に設け、走行車体(2)上に支柱(97)を設け、該支柱(97)にそれぞれが折り畳み可能であり、かつ支柱(97)の回動により収納できる補助苗枠(93)を複数段設け、油圧式無段変速装置(HST)(22)を前進、中立又は後進方向に変速させるための手動操作と油圧式無段変速装置(HST)(22)を路上走行、苗植付作業時の植付走行又はPTO用の走行用に変速するための手動操作を選択するHSTレバー(72)と、踏み込みで4輪にブレーキを作動させるブレーキペダル(71)を操縦席(15)の近くに設け、ブレーキペダル(71)の踏み込みで回転するブレーキペダル(71)の端部片(71a)と、該端部片(71a)に当接する取付片(76)と、該取付片(76)に当接し、HSTレバー(72)の下端部の回動支点(72a)を中心に回転するHSTレバー(72)と一体化したカム(73)とからなるHSTレバー(72)の作動機構を操縦席(15)の近くに設け、前記ブレーキペダル(71)の端部片(71a)に上端部が回動自在に取付られた第1ブレーキロッド(77)と、該第1ブレーキロッド(77)の下端部に一端部が回動自在に接続した三角形アーム(81)と、該三角形アーム(81)を回動自在に支持した機体に固定されたカウンタ軸(80)と、三角形アーム(81)に一端部が回動自在に接続した第2ブレーキロッド(82)と、該第2ブレーキロッド(82)の他端部と回動自在に連結した4輪ブレーキアーム(83)とからなるトランスミッションケース(64)の4輪ブレーキ作動機構を操縦席(15)の近くに設け、該4輪ブレーキ作動機構とブレーキペダル(71)を走行車体(2)の前後方向中央より右側に前後一直線上に設け、左右方向に揺動自在のHSTレバー(72)の下端部に一端が固着したプレート(85)と、該プレート(85)の他端部に回動自在に上端が取り付けられた第1変速用ロッド(86)と、該第1変速用ロッド(86)に一端が回動自在に接続したカウンタアーム(87)と、該カウンタアーム(87)に回動自在に接続し、トランスミッションケース(64)の変速切替シフタ(91)を作動させる第2変速用ロッド(89)からなる連繋機構を操縦席(15)の近くに設け、前記三角形アーム(81)と前記カウンタアーム(87)をカウンタ軸(80)上に設けたことを特徴とする農作業機である。
請求項2記載の発明、苗植付(4)の昇降用の油圧を出力する油圧回路(21)をステアリングシャフト(66)に設けられたブラケット(67)上に配置し、トランスミッションケース(64)と、ステアリングギヤを収納した操向バルブユニット(20)が収められたステアリングボックス(58)とを別々に構成し、前記ケース(64)と前記ボックス(58)の間を「コ」字状の油圧配管(69)で繋、該油圧配管(69)は、トランスミッションケース(64)の側部に設け、前記乗降用のステップの下の側方から抜き挿しして着脱可能にしたことを特徴とする請求項1記載の農作業機である。
請求項1記載の発明によれば、操向バルブユニット20と昇降バルブユニット21への油圧供給経路を兼用して油圧配管を短くでき、油圧機器をコンパクトにできる。
また、補助苗枠93に苗を搭載した状態で支柱97を中心に苗枠93を回動させて収納でき、苗植付時に障害物があっても、これを回避することができる。また、苗運搬時、倉庫収納時にはさらに折りたたみもできる。さらに支柱97を中心に苗枠93を回動させた状態で操縦席15からフロアを歩行して機体前側からオペレータは降りることができる。
さらに、ブレーキペダル71を踏むだけでHSTレバー72が中立に戻り、同時に4輪ブレーキアーム83が作動してブレーキが効くので、操作性と安全性が従来に比して向上し、また4輪ブレーキ作動機構とブレーキペダル71を本機右側の前後方向のほぼ直線上の位置に配置したので、第1ブレーキロッド77を上記直線とほぼ同一直線上に配置でき、これらの連繋構成を集中的に配置することが可能となり、且つその構成が比較的単純となるため、連繋構成の強度、取り付けコストが共に有利となる。さらに、ブレーキ用ロッド77のカウンタアーム81と変速用ロッド86のカウンタアーム87が同じカウンタ軸80上に配置されることにより構成を簡素化でき、コスト上有効である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、油圧部品をステアリングシャフト66の部分に集中して配置したため、油圧配管が従来技術と比較して短くなり、コンパクトな構成が得られ、また、トランスミッションケース64と操向バルブユニット20を「コ」字状の油圧配管69で繋ぐことにより、潤滑油が循環されることで潤滑性が上がり、油圧配管69はトランスミッションケース64の側部に設けられるので、操縦席15に上り降りするステップの下にもぐり込んで側方から前記油圧配管69を抜き挿しして着脱できるので、その着脱作業が容易となる
以下、図面と共に本発明の実施例について説明する。
農作業機の典型例である乗用施肥田植機の側面図を図1に示し、平面図を図2に示す。
走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4が昇降可能に装着され、さらに走行車体2の後部に施肥装置5の肥料タンク50等が設けられている。走行車体2の前部左右両側には、複数段づつの予備苗枠6、…が設けられている。
走行車体2は、駆動輪である各左右一対の前輪10、10及び後輪11、11を備えた四輪駆動車両で、機体の前部にトランスミッションケース64、その後方にエンジン13が設けられている。エンジン13の回転動力は、油圧式無段変速装置(HST)22を介してトランスミッションケース64へ伝達される。そして、ミッションケース12内の主変速装置で変速された後、前輪10、10及び後輪11、11と、苗植付部4及び施肥装置5の各駆動部とに伝達される。
エンジン13の上側には操縦席15が設置され、その前方に操向車輪である前輪10、10の操向ハンドル16が設けられている。図2に示すように左右の後輪11、11を個別に制動することのできる後輪ブレーキペダル17L、17Rがフロントカバー7の右脇に設けられている。また操縦席15の左脇には操作ボックス18が設けられ、自動操向で機体を直進させるときにONにする自動直進スイッチ、自動操向時における走行方位を設定する方位設定器等が操作ボックス18に配置されている。また、緊急時にエンジン13を停止させる緊急停止スイッチ19も設けられている。
なお本明細書では田植機の前進方向に向かって左右をそれぞれ左側と右側といい、前進方向を前側、後進方向を後側という。
昇降リンク装置3は、前端側で回動自在に支持された互いに平行な1本の上リンク30と左右一対の下リンク31、31の後端部とに連結枠32が連結されており、該連結枠32に苗植付部4がローリング自在に装着されている。昇降シリンダ33を作動させることにより、各リンク30、31が上下に回動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。また、苗植付4の昇降シリンダ作動用の昇降バルブユニット21(図3)はパワステシリンダ24を作動させる操向バルブユニット20(図3)の近傍に配置される。
苗植付部4は6条植の構成で、フレームを兼ねる伝動ケース40、苗を載せて左右往復動し苗を一株づつ各条の苗取出口41a、…に供給する苗載台41、苗取出口41a、…に供給された苗を圃場に植付ける苗植付装置42、…等を備えている。苗植付部4の下部には中央にセンターフロート45、その左右両側にサイドフロート46、46がそれぞれ設けられており、植付作業時には、各フロートが泥面を整地しつつ滑走し、その整地跡に苗植付装置42、…により苗が植付けられる。
施肥装置5は、肥料タンク50内の肥料を肥料繰出部51、…によって一定量づつ下方に繰り出し、その繰り出された肥料を施肥ホース52、…を通して施肥ガイド53、…まで移送し、該施肥ガイドの前側に設けた作溝体54、…によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥溝内に落とし込むようになっている。
図3はこの農作業機の油圧装置全体の油圧回路図である。
油タンク55の油を送り出す圧力油供給源である油圧ポンプ56から送り出される圧力油はパワステシリンダ24(24a、24b)を作動させる操向油圧回路(操向バルブユニット)20と苗植付4の昇降シリンダ作動用の昇降油圧回路(昇降バルブユニット)21及びHST22に供給される。操向油圧回路20は、操向ハンドル16の操作に連動する方向制御バルブ25で構成したもので、操向ハンドル16が中立位置にあるときは、操向油圧回路20に供給される圧力油をそのまま昇降バルブユニット21へ供給し、操向ハンドル16を中立位置よりも右に回すとその操作量に相当する流量の油をパワステシリンダ24の左シリンダ室24aに供給し、操向ハンドル16を中立位置よりも左に回すとその操作量に相当する流量の圧力油をパワステシリンダ24の右シリンダ室24bに供給するようになっている。
また、ポンプ56の吐出量が所定量以上のときは、圧力制御バルブ23が開き、余剰の圧力油は操向油圧回路20を経由せず苗植付4の昇降シリンダ作動用に昇降油圧回路21に送られる。
昇降油圧回路21ではプライオリティバルブ26を流れる油量が図示の状態から増えると、バルブ26内のスプールが図面右側にシフトし、昇降レバー27を備えた昇降バルブ28に流入する。昇降バルブ28に流入した圧油は昇降レバー27によりスプール位置が変化して苗植付4側に送油されるかバルブ26側に還流される。
昇降バルブ28を通り下降規制レバー37を備えた下降規制バルブ38に流入した圧油は、バルブ38のスプールが図示の状態から左方向に移動すると、昇降シリンダ33を作動させる。
プライオリティバルブ26は2位置4ポートの比例ソレノイドバルブで、常態では図3に示す位置にあり、圧油は昇降シリンダ33には送られずに、圧力制御バルブ35からオイルフィルタ36を経由してHST22に供給される。
昇降バルブ28が昇降シリンダ33を作動させる場合には、昇降レバー27の作動により昇降バルブ28が図示の状態から右端のスプールのポートが開く方向に移動する。このとき、該スプールには絞り28aが設けられているので、該絞り28aを経由してHST22への送油が途絶えることがない。
なお、下降規制バルブ38には一方向性弁38aがあるので、レバー37を操作しない限り昇降シリンダ33内のオイルが抜けないようになっている。
図3に示す本実施例の油圧回路は、パワステシリンダ24を作動させる操向油圧回路20と苗植付4の昇降シリンダ33の作動用油圧回路21及びHST22が直列に接続されて、また互いに近くに配置されているので油圧ポンプ56の吐出圧がこれらの油圧回路20、21、22が並列接続されている場合に比して吐出圧が少なくて済む。
図4にはフロントカバー7内のステアリングシャフト部分の側面図を示し、図5には図4の矢印A方向から見た一部上面図を示す。操向油圧回路(操向バルブユニット)20が昇降油圧回路21に隣接して設けられており、操向ハンドル16に加えられた操作力は、操向バルブユニット20に伝えられ、該操向油圧回路(操向バルブユニット)20が収められたステアリングボックス58内の操向用油圧アクチュエータであるパワステシリンダ24を作動させるようになっている。操向バルブユニット20の出力軸20aにはピットマンアーム60が取り付けられ、そのピットマンアーム60の先端部と前輪支持ケース61、61に固着したナックルアーム62、62とがタイロッド65、65によって連結されている。これにより、パワステシリンダ24を作動させると、その作動量に応じて前輪10、10が操向される。なおステアリングシャフト66部分に隣接して別のトランスミッションケース64とHST22が配置されている。
また、苗植付4の昇降油圧回路21の昇降バルブ28およびそのスプール28aとスプール操作アーム63(手動操作レバー27により作動)と自動切替バルブ26、昇降バルブ28および規制バルブ38がステアリングシャフト66に設けられたブラケット67上に配置されている。スプール操作アーム63は回動支点63aを中心に揺動し、回動支点63aの反対側端部には複数のボール係止溝63b(図例では全開、絞り流量、中立、下げの4つの溝)が設けられている。また、スプール操作アーム63の近傍には該スプール操作アーム63の操作位置を検出するストロークセンサ68が設けられている。
こうして油圧部品をステアリングシャフト66の部分に集中して配置したため、油圧配管が従来技術と比較して短くなり、コンパクトな構成が得られる。
また、図4、図5に示すようにトランスミッションケース64とステアリングギヤを収納した操向油圧回路(操向バルブユニット)20が収められたステアリングボックス58とを別々に構成し、その間を油圧配管69で繋いだ。
従来操向バルブユニット20はステアリングギヤの油圧タンクケースも兼ねており、また、トランスミッションケース64は操向バルブユニット20とは独立に設けて、それぞれ別途に潤滑油を使用していた。しかし、図5に示すようにトランスミッションケース64と操向バルブユニット20を「コ」字状の油圧配管69で繋ぐことにより、潤滑油が循環されることで潤滑性が上がる。また上記油圧配管69はトランスミッションケース64の側部に設けられるので、操縦席15に上り降りするステップの下にもぐり込んで側方から前記油圧配管69を抜き挿しして着脱できるので、その着脱作業が容易となる。図3の油タンク55はバルブユニット20とトランスミッションケース64の両方の底部の油溜め部を示すものとする。
本実施例の乗用型田植機では図6の側面図と図7の正面図に示すようにブレーキペタル71とHSTレバー72の作動機構と4輪ブレーキアーム83とエンジン13の動力伝達用テンションプーリ75(図1)の作動機構を田植機の右側であって、互いに近傍に設けておき、ブレーキペダル71を踏むと、HSTレバー72が中立に戻り、同時に4輪ブレーキアーム83が作動してブレーキがきき、さらにエンジン動力伝達用テンションプーリ75が動力を切る構成を採用している。
図6で示す状態からオペレータの右足に対応する箇所にあるブレーキペタル71を矢印(a)方向に踏み込むと、その反対側の端部片が、回動支点76aを中心に回動する取付片76を矢印(b)方向に押し上げる。該取付片76が矢印(b)方向に動くと、HSTレバー72の下端部の回動支点72aに設けられHSTレバー72と一体化したカム73が回動支点72aを中心に時計回りに回り、HSTレバー72を中立位置に向けて矢印(c)方向に回動させる。
このときブレーキペタル71の端部片71aに上端部が回動自在に取り付けられた第1ブレーキロッド77が矢印(d)方向に移動する。第1ブレーキロッド77の下端部はカウンタ軸80に回動自在に支持された三角形アーム81の端部に回動自在に接続しているので、三角形アーム81が矢印(e)方向に回動して、該三角形アーム81の他端部とトランスミッションケース64の4輪ブレーキアーム83にそれぞれ両端が回動自在に接続している第2ブレーキロッド82を作動させて4輪ブレーキが作動される。
以上のようにブレーキペダル71を押し下げるとHSTレバー72が中立位置に復帰し、4輪ブレーキが効く。このようにブレーキペダル71の操作だけでHSTレバー72が中立位置に復帰し、4輪ブレーキが効くので、操作性、安全性が従来に比して向上する。また、4輪ブレーキ作動機構とブレーキペダル71を本機右側のほぼ直線上の位置に配置したので、第1ブレーキロッド77を上記直線とほぼ同一直線上に配置できる。これらの連繋構成を集中的に配置でき、且つその構成が比較的単純となるため、連繋構成の強度、取り付けコストが共に有利となる。
また、HSTレバー72の矢印(f)の左右方向の揺動で路上走行、苗植付4の作動時の植付走行、PTO用の走行制御がなされるが、このときHSTレバー72の下端部に一端が固着したプレート85が、その回動中心85aを中心として揺動する。このプレート85の揺動で該揺動プレート85の他端部に回動自在に上端が取り付けられた第1変速用ロッド86が矢印(g)方向に上下動する。第1変速ロッド86の下端部はコ字状変速用カウンタアーム87の折曲片87aにネジ止めされた円筒状リング88に挿入されている。該リング88の上下にはスプリング90a、90bが設けられ、該スプリング90a、90bとリンク88内に第1変速用ロッド86が挿入されている。カウンタアーム87の両折曲片87a、87bは機体に固定支持されたカウンター軸80に挿通されているので第1変速用ロッド86の上下動でカウンタアーム87の折曲片87bが矢印(h)方向に移動し、第2変速用ロッド89も矢印(i)方向に移動する。
該第2変速用ロッド89のカウンタアーム87の移動によりトランスミッションケース64の変速切替シフタ91を路上走行、苗植付走行、PTO走行用の変速位置に移動させる。
このようにブレーキ用ロッド77のカウンタアーム81と変速用ロッド86のカウンタアーム87が同じカウンタ軸80に同軸上に配置されることにより構成を簡素化でき、コスト上有効である。
本実施例の乗用型田植機では図8の正面図と図9の図8の矢印A方向からの矢視図に示すように、補助苗枠93を折りたたみ可能にした。機体に設けたアーム94の上端のブラケット96に立てた支柱97にそれぞれ折りたたみ可能な補助苗枠93を複数段設け、該ブラケット96に挿入脱可能なロックレバー99を設け、支柱97の内部に設けた穴にロックレバー99を挿入すると支柱97が回動しないで固定できる。支柱97は360度回動可能であるが、ロックレバー99を支柱97の内部に設けた穴に挿入したときにスプリング100で該レバー99を押圧することでレバー99は固定できる。
こうして、補助苗枠93に苗を搭載した時に、支柱97を中心に苗枠93を回動させて収納でき、苗植付時に障害物があっても、これを回避することができる。また、苗運搬時、倉庫収納時にはさらに折りたたみもできる。さらに支柱97を中心に苗枠93を回動させた状態で操縦席15からフロアを歩行して機体前側からオペレータは降りることができる。
本発明は、農作業機の油圧バルブに利用可能である。
本発明の一実施例の農作業機の側面図である。 図1の農作業機の平面図である。 図1の農作業機の油圧回路図である。 図1の農作業機のハンドルポスト部分の側面図である。 図4のハンドルポスト部分の平面図である。 図1の農作業機のハンドルポスト部分の作動部材の連繋の側面図である。 図6の農作業機のハンドルポスト部分の作動部材の連繋の正面図である。 図1の農作業機の補助苗枠部分の正面図である。 図8の農作業機の補助苗枠部分の側面図である。
符号の説明
2 走行車体 3 昇降リンク装置
4 農作業装置(苗植付部) 5 施肥装置
6 予備苗枠 7 フロントカバー
10 前輪 11 後輪
13 エンジン 15 操縦席
16 操向ハンドル 17 後輪ブレーキペダル
18 操作ボックス 19 緊急停止スイッチ
20 操向バルブユニット 20a 出力軸
21 昇降バルブユニット 22 HST
23 圧力制御バルブ 24 パワステシリンダ
24a 左シリンダ室 24b 右シリンダ室
25 方向制御バルブ 26 プライオリティバルブ
27 昇降レバー 28 昇降バルブ
28a 絞り 30 上リンク
31 下リンク 32 連結枠
33 昇降シリンダ 34 ローリングシリンダ
35 圧力制御バルブ 36 オイルフィルタ
37 下降規制レバー 38 下降規制バルブ
38a 一方向性弁 40 伝動ケース
41 苗載台 41a 苗取出口
42 苗植付装置 45 センターフロート
46 サイドフロート 50 肥料タンク
51 肥料繰出部 52 施肥ホース
53 施肥ガイド 54 作溝体
55 油タンク 56 油圧ポンプ
58 ステアリングボックス 60 ピットマンアーム
61 前輪支持ケース 62 ナックルアーム
63 スプール操作アーム 63a 回動支点
64 トランスミッションケース
65 タイロッド 66 ステアリングシャフト
67 ブラケット 68 ストロークセンサ
69 油圧配管 71 ブレーキペダル
71a 端部片 72 HSTレバー
72a 回動支点 73 カム
75 動力伝達用テンションプーリ
76 取付片 76a 回動支点
77 第一ブレーキロッド 80 カウンタ軸
81 三角形アーム 82 第二ブレーキロッド
83 四輪ブレーキアーム 85 プレート
85a 回動中心 86 変速用ロッド
87 カウンタアーム 87a、87b 折曲片
88 リング 89 第二変速用ロッド
90a、90b スプリング 91 変速切替シフタ
93 補助苗枠 94 アーム
96 ブラケット 97 支柱
99 ロックレバー 100 スプリング

Claims (2)

  1. 走行車体(2)と、該走行車体(2)上に設けたエンジン(13)と、該エンジン(13)の回転動力により駆動する油圧式無段変速装置(HST)(22)と、該油圧式無段変速装置(HST)(22)の出力を変速する主変速装置を有するトランスミッションケース(64)と、主変速装置で得られた動力で駆動され、走行車体(2)に支持される左右一対の前輪(10、10)及び左右一対の後輪(11、11)と、乗降用のステップと操縦席(15)を有する操縦部と、該操縦部に設けられた前輪(10、10)の操舵方向を操作するステアリングハンドル(16)と、該ステアリングハンドル(16)を支持するステアリングシャフト(66)と、ステアリングハンドル(16)の操舵角に応じて操舵用油圧を制御する操向バルブユニット(20)とを備えた四輪駆動車両と、
    該四輪駆動車両に昇降リンク装置(3)を介して昇降自在に連結して前記主変速装置で得られた動力で駆動する苗植付部(4)
    を備えた農作業機において、
    ステアリングシャフト(66)及び操向バルブユニット(20)を収容するフロントカバー(7)と、該フロントカバー(7)内に苗植付部(4)を昇降させる油圧回路(21)を設け、
    走行車体(2)の前部左右両側に複数段づつ予備苗枠(6)を設け、
    ブレーキペダル(71)を操縦席(15)の右側に設け、
    走行車体(2)上に支柱(97)を設け、
    該支柱(97)にそれぞれが折り畳み可能であり、かつ支柱(97)の回動により収納できる補助苗枠(93)を複数段設け
    油圧式無段変速装置(HST)(22)を前進、中立又は後進方向に変速させるための手動操作と油圧式無段変速装置(HST)(22)を路上走行、苗植付作業時の植付走行又はPTO用の走行用に変速するための手動操作を選択するHSTレバー(72)と、踏み込みで4輪にブレーキを作動させるブレーキペダル(71)を操縦席(15)の近くに設け、
    ブレーキペダル(71)の踏み込みで回転するブレーキペダル(71)の端部片(71a)と、該端部片(71a)に当接する取付片(76)と、該取付片(76)に当接し、HSTレバー(72)の下端部の回動支点(72a)を中心に回転するHSTレバー(72)と一体化したカム(73)とからなるHSTレバー(72)の作動機構を操縦席(15)の近くに設け、
    前記ブレーキペダル(71)の端部片(71a)に上端部が回動自在に取付られた第1ブレーキロッド(77)と、該第1ブレーキロッド(77)の下端部に一端部が回動自在に接続した三角形アーム(81)と、該三角形アーム(81)を回動自在に支持した機体に固定されたカウンタ軸(80)と、三角形アーム(81)に一端部が回動自在に接続した第2ブレーキロッド(82)と、該第2ブレーキロッド(82)の他端部と回動自在に連結した4輪ブレーキアーム(83)とからなるトランスミッションケース(64)の4輪ブレーキ作動機構を操縦席(15)の近くに設け、
    該4輪ブレーキ作動機構とブレーキペダル(71)を走行車体(2)の前後方向中央より右側に前後一直線上に設け、
    左右方向に揺動自在のHSTレバー(72)の下端部に一端が固着したプレート(85)と、該プレート(85)の他端部に回動自在に上端が取り付けられた第1変速用ロッド(86)と、該第1変速用ロッド(86)に一端が回動自在に接続したカウンタアーム(87)と、該カウンタアーム(87)に回動自在に接続し、トランスミッションケース(64)の変速切替シフタ(91)を作動させる第2変速用ロッド(89)からなる連繋機構を操縦席(15)の近くに設け、
    前記三角形アーム(81)と前記カウンタアーム(87)をカウンタ軸(80)上に設けたことを特徴とする農作業機。
  2. 苗植付(4)の昇降用の油圧を出力する油圧回路(21)をステアリングシャフト(66)に設けられたブラケット(67)上に配置し、
    トランスミッションケース(64)と、ステアリングギヤを収納した操向バルブユニット(20)が収められたステアリングボックス(58)とを別々に構成し、前記ケース(64)と前記ボックス(58)の間を「コ」字状の油圧配管(69)で繋、該油圧配管(69)は、トランスミッションケース(64)の側部に設け、前記乗降用のステップの下の側方から抜き挿しして着脱可能にしたことを特徴とする請求項1記載の農作業機。
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