JP2007276259A - 熱転写プリンタ装置の印刷方法 - Google Patents

熱転写プリンタ装置の印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】焦げ付きが発生せず、従来のインクリボンを使用して十分な濃度を得ることができる熱転写プリンタ装置の印刷方法を提供する。
【解決手段】フィルム上にイエロー11A、マゼンタ12A、シアン13Aの3色のインクが順次塗布されたインクリボンと、上記インクリボンの各色のインクを被転写紙へ熱転写によって印刷するサーマルヘッド3とを有する熱転写プリンタ装置を用いる印刷方法において、上記被転写紙に上記インクリボンのイエロー11A、マゼンタ12A、シアン13Aの各インクによる印刷を行なった後、次のイエロー11B、マゼンタ12B、シアン13Bの各インクによる印刷を上記被転写紙の上記3色による印刷を行なった部分に重ねて印刷する構成とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、サーマルヘッドを用いた熱転写プリンタ装置の印刷方法に関するものである。
従来のサーマルヘッドを用いた熱転写プリンタ装置は、インクリボンに塗布されたイエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクを被転写紙に順次一度ずつ転写して印刷していた。また、この3色と黒のインクを塗布したインクリボンを使用する場合には、黒の濃度を高くするために黒インクを二度塗布した特別なインクリボンを準備して印刷していることもあった。(例えば特許文献1参照)。
特開平6−31955号公報
上述した従来の印刷方法のように、3色のインクを一度ずつ熱転写して印刷するだけでは、十分な濃度を得ることができず、また、十分な濃度を得るためにサーマルヘッドへの熱量を大きくすると、焦げ付きが発生するという問題点があった。また、黒については十分な濃度を得ることができるようになっていたが、そのためには上述のように黒インクを二度塗布した特別なインクリボンを準備する必要があるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、焦げ付きが発生せず、従来のインクリボンを使用して十分な濃度を得ることができる熱転写プリンタ装置の印刷方法を提供することを目的とする。
この発明に係る熱転写プリンタ装置の印刷方法は、フィルム上にイエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクが順次塗布されたインクリボンと、上記インクリボンの各色のインクを被転写紙へ熱転写によって印刷するサーマルヘッドとを有する熱転写プリンタ装置を用いる印刷方法において、上記被転写紙に上記インクリボンのイエロー、マゼンタ、シアンの各インクによる印刷を行なった後、次のイエロー、マゼンタ、シアンの各インクによる印刷を上記被転写紙の上記3色による印刷を行なった部分に重ねて印刷するようにしたものである。
この発明に係る熱転写プリンタ装置の印刷方法は上記のように構成され、イエロー、マゼンタ、シアンを順次塗布した従来の構成のインクリボンを用いて各色のインクによる印刷を被転写紙の同じ部分に二度繰り返し、重ねて印刷するようにしたので、以下に示すような効果を奏する。
即ち、二度繰り返し、重ねて熱転写することにより、一度の熱転写では出すことができなかった濃度を出すことができ、高画質の印刷物を得ることができる。
また、熱転写を二度繰り返すことで、一度の印刷にかける熱量を増やさなくてもよいため、低濃度の部分に関して必要以上に発熱することがない。
更に、一度の印刷でサーマルヘッドにかける熱量を増やさなくてもよいため、サーマルヘッドの発熱抵抗体の損傷も軽減することができる。
また、特殊なインクリボンを準備する必要がないため、濃度を出したい時のみ処理を変更して対応することができ、高濃度とする必要がない時は、インクリボンを交換することなく従来の印刷方法を実施することが可能である。
また、イエロー、マゼンタ、シアンを利用するため、黒インクを備えていないインクリボンを使用する場合でも上述の効果を得ることができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1による熱転写プリンタ装置の構成を示すブロック図、図2は、実施の形態1において使用されるインクリボンの構成を示す概略図、図3は、従来の印刷方法と実施の形態1の印刷方法による濃度を比較するための図である。
実施の形態1による熱転写プリンタ装置は、図1に示すように、画像を蓄えるメモリ1と、メモリ1の内容をエネルギに変換し、サーマルヘッドに通電するサーマルヘッド制御手段2と、熱を利用してインクリボンの各色のインクを被転写紙へ熱転写によって印刷するサーマルヘッド3とから構成されている。
インクリボンは図2に示すように、イエロー11A、マゼンタ12A、シアン13Aの3色のインク及びオーバコート層14Aが所定のフィルム上に順次塗布され、続いてイエロー11B、マゼンタ12B、シアン13B、オーバコート層14Bが同様に塗布され、それ以降は図示していないが、上述の各インク及びオーバコート層が順次繰り返し塗布されている。
このインクリボンは図示しないロールの一端側に巻回されると共に、別の巻き取りロールによって他端側へ巻き取られるようにされている。
印刷は、周知のように、巻き取りロールによってインクリボンを巻き取りながら、各色のインク11A〜13Aをそれぞれ確認してイエロー11A、マゼンタ12A、シアン13Aの各インクを順次所定の印刷位置で停止させて図示しない被転写紙と重ね合わせ、更にサーマルヘッド3に圧接してインクリボンの各色のインクを被転写紙に熱転写によって印刷する。
この場合、実施の形態1ではイエロー11A、マゼンタ12A、シアン13Aの印刷が終了した後、インクリボンを巻き取り、オーバコート層14Aを飛ばして次のイエロー11B、マゼンタ12B、シアン13Bを上記3色11A〜13Aの印刷を行なった被転写紙の同じ部分に順次重ねて二度目の印刷を行なう。
その後、二度目に出てくるオーバコート層14Bによって上記の二度重ねて熱転写した印刷部分にオーバコート層を塗付して印刷を終了する。
図3は、実施の形態1による印刷と、従来の印刷方法による印刷の濃度を比較するための図で、縦軸は濃度を、横軸は階調を示す。図中、23は従来の1回印刷による濃度、21は実施の形態1によって二度重ね印刷した場合の濃度、22は実施の形態1において、二度目の濃度レベルを制御した場合の濃度を示す。
この図から明らかなように、実施の形態1によれば、従来の印刷方法に比して十分な濃度を得ることができる。また、サーマルヘッド制御手段2に、二度目の印刷を重ね合わせる場合のエネルギを設定し得るような適宜の手段を設け、この手段によってエネルギを制御すれば、図3の22に示すように、濃度レベルを比較的自由に調整することができる。
この発明の実施の形態1による熱転写プリンタ装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1において使用するインクリボンの構成を示す概略図である。 従来の印刷方法と実施の形態1の印刷方法による濃度を比較するための図である。
符号の説明
1 メモリ、 2 サーマルヘッド制御手段、 3 サーマルヘッド、
11A、11B イエローのインク、 12A、12B マゼンタのインク、
13A、13B シアンのインク、 14A、14B オーバコート層。

Claims (3)

  1. フィルム上にイエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクが順次塗布されたインクリボンと、上記インクリボンの各色のインクを被転写紙へ熱転写によって印刷するサーマルヘッドとを有する熱転写プリンタ装置を用いる印刷方法において、上記被転写紙に上記インクリボンのイエロー、マゼンタ、シアンの各インクによる印刷を行なった後、次のイエロー、マゼンタ、シアンの各インクによる印刷を上記被転写紙の上記3色による印刷を行なった部分に重ねて印刷することを特徴とする熱転写プリンタ装置の印刷方法。
  2. フィルム上にイエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクとオーバコート層とが順次塗布されたインクリボンと、上記インクリボンの各色のインク及びオーバコート層を被転写紙へ熱転写によって印刷するサーマルヘッドとを有する熱転写プリンタ装置を用いる印刷方法において、上記被転写紙に上記インクリボンのイエロー、マゼンタ、シアンの各インクによる印刷を行なった後、オーバコート層を飛ばして次のイエロー、マゼンタ、シアンの各インクによる印刷を上記被転写紙の上記3色による印刷を行なった部分に重ねて印刷し、その後、上記重ねて印刷した部分にオーバコート層を印刷することを特徴とする熱転写プリンタ装置の印刷方法。
  3. 上記重ねて印刷する時のエネルギーを設定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の熱転写プリンタ装置の印刷方法。
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