JP2007273866A - エッチング方法、プラズマ処理装置、記憶媒体 - Google Patents

エッチング方法、プラズマ処理装置、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】フォトレジストマスクとシリコン酸化物からなる塗布膜と有機膜とが上からこの順に積層された積層体を備えた基板に対してエッチングを行うにあたり、この有機膜にアスペクト比が高く、横倒れを抑えたマスクを形成し、更に同一処理容器内において連続的に基板を処理すること。
【解決手段】酸化物からなる塗布膜のエッチングを行う前に、CH4ガスのプラズマによってフォトレジストマスクのパターンを覆うように堆積物を堆積させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、有機材料からなるマスクとシリコン酸化物からなる塗布膜と有機膜とが上からこの順に積層された積層体を備えた半導体ウェハ等の基板に対してエッチングを行う技術に関する。
半導体デバイスは年々高集積化する傾向にあり、半導体ウェハ(以下ウェハという)等の基板に形成されるパターンの微細化に応えるためにレジスト材料や露光技術の改善が進み、レジストマスクの開口寸法も相当小さくなってきている。
しかし、パターンの微細化が進むにつれ、レジストマスクに形成されたパターンである開口部のアスペクト比(開口部の幅に対する開口部の深さの比)が大きくなっており、レジストマスクの横倒れの問題が生じている。そこで、アスペクト比の高いパターンを形成する際には、強度の強い多層レジスト膜を用いたプロセスが用いられている(特許文献1、非特許文献1)。
このようなプロセスに用いられる基板であるウェハ100は、図6(a)に示すように、開口部75が形成されたフォトレジストマスク70、SiO2からなる塗布膜であるSOG(Spin On Glass)膜71、フォトレジストマスク70よりも強度の強い有機物からなる有機膜72及び無機物の絶縁膜例えばシリコン酸化膜73が図示しないゲート電極の形成されたSi層74の上にこの順に積層された構成となっている。このウェハ100は、同図(b)に示すように、例えばCF4ガスのプラズマによりSOG膜71がエッチングされ、次いで同図(c)に示すように例えばO2ガスのプラズマによって有機膜72がエッチングされると共にフォトレジストマスク70が除去される。その後同図(d)に示すようにシリコン酸化膜73がエッチングされると共に、SOG膜71が除去されてホール76が形成される。このような積層構造としたことにより、被エッチング膜であるシリコン酸化膜73の上方にアスペクト比が高く、横倒れを抑えたレジストマスク(有機膜72)を形成して、シリコン酸化膜73に微細なパターンを転写することができる。この時フォトレジストマスク70、SOG膜71及び有機膜72は、各々の膜の下方の膜をエッチングする際のマスクとして用いられており、そのために各々エッチング対象の膜と材質の異なる(選択比の大きい)膜となっている。
一方、近年のパターンの形状は例えば図7(a)に示すように楕円形となっており、ホール76間には肉厚の薄い側壁部分が横に広がり、しかも上下寸法が大きいため、この側壁部分が倒れやすくなる。そこで、本発明者らはフォトレジストマスク70の開口寸法を小さくするために、開口部75の側壁に堆積物を堆積させることを検討している。この場合、広く用いられているC−H−F系のガスを用いて、堆積物を堆積させて開口寸法を減少させる手法が考えられるが、そうすると次の問題が生じる。つまり、開口寸法を減少させるためにフォトレジストマスク70にC−H−F系の堆積物を堆積させると、処理容器の内壁にも堆積物が付着する。そしてSOG膜71をエッチングして、続いてSOG膜71をマスクとして有機膜72をエッチングする時、処理容器の内壁に付着した堆積物が酸素の活性種によりエッチングされて雰囲気に取り込まれる。この堆積物はFを含むので、同図(a)及び(b)に示すようにSOG膜71がエッチングされて残膜がなくなり、マスクとして機能しなくなる。具体的には、SOG膜71の開口部75がエッチングされて開口部の形状が乱れ、この乱れが有機膜72のエッチングを介してシリコン酸化膜73のホールに転写し、その結果ストライエーションと呼ばれる、ホール形状の乱れ(縦縞の入った状態等)が発生する。このためSOG膜71のエッチングと有機膜72のエッチングとの間において処理容器の内壁のクリーニングが必要となり、ウェハ100を一度処理容器の外に搬出しなければならず、同一処理容器内における連続処理ができない。
特許文献2にはレジストマスクに堆積物を堆積させるガスとして、CF4、CHF3、CH2F2及びCH4が挙げられているが、本発明の課題を解決する手法については示唆されていない。
特開平10−268526((0002)〜(0006)) 東芝レビュー Vol.59 No.8 (2004) 22ページ 特開2004−103925((0017)、(0055))
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、フォトレジストマスクとシリコン酸化物からなる塗布膜と有機膜とが上からこの順に積層された積層体を備えた半導体ウェハ等の基板に対してエッチングを行うにあたり、この有機膜にアスペクト比が高く、横倒れを抑えたレジストマスクを形成する技術を提供することであり、更には同一処理容器内において連続的に基板を処理できる技術を提供することにある。
本発明のエッチング方法は、
有機材料からなるマスクとシリコン酸化物からなる塗布膜と有機膜とが上からこの順に積層された積層体を備えた基板に対してエッチングを行う方法において、
処理容器内にて堆積物生成用の炭化水素ガスを含む処理ガスをプラズマ化し、そのプラズマにより前記マスクのパターンを覆うように堆積物を生成する工程と、
次いで前記処理容器内にてプラズマにより前記塗布膜をエッチングする工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明のエッチング方法は、
前記塗布膜をエッチングした後、前記塗布膜をマスクとして前記有機膜をエッチングする工程を行うことを特徴とする。
前記処理ガスは、炭化水素ガスとハロゲンを含まない希釈ガスとからなることを特徴とする。
前記炭化水素ガスはCH4ガスであることを特徴とする。
本発明のプラズマ処理装置は、
有機材料からなるマスクとシリコン酸化物からなる塗布膜と有機膜とが上からこの順に積層された積層体を備えた基板に対してエッチングを行う装置において、
基板を載置する載置台が設けられた処理容器と、
堆積物生成用の炭化水素ガスを含む処理ガスを処理容器内に供給する手段と、
前記塗布膜をエッチングするためのガスを処理容器内に供給する手段と、
前記処理容器内を真空排気するための真空排気手段と、
前記処理容器内のガスをプラズマ化する手段と、
前記基板が載置台に載置された後、前記マスクのパターンを覆うように堆積物を生成するための炭化水素ガスを含む処理ガスをプラズマ化し、次いで前記塗布膜をエッチングするためのガスをプラズマ化するように各手段を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明のプラズマ処理装置は、
前記有機膜をエッチングするためのガスを処理容器内に供給する手段を更に備え、
前記制御部は、前記塗布膜をエッチングした後、前記塗布膜をマスクとして前記有機膜をエッチングするためのガスをプラズマ化するように各手段を制御することを特徴とする。
本発明の記憶媒体は、
プラズマ処理装置に用いられ、コンピュータ上で動作するコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、請求項1ないし4のいずれか一つに記載のエッチング方法を実施するようにステップが組まれていることを特徴とする。
本発明は、フォトレジストマスクとシリコン酸化物からなる塗布膜と有機膜とが上からこの順に積層された積層体を備えた基板に対してエッチングを行うにあたり、フォトレジストマスクのパターンを覆うように堆積物を生成することにより、この有機膜にアスペクト比が高く、横倒れを抑えたレジストマスクを形成することが可能である。また、この堆積物は分解しても塗布膜をエッチングするプラズマを生成しないため、塗布膜のエッチングが起こらず、塗布膜の膜厚の減少や塗布膜に形成された凹部の寸法の広がりを抑えることができ、凹部が異形状となることを抑えることができるため、同一処理容器内において連続的に基板の処理を行うことができる。
以下に、図1を用いて本発明におけるエッチング方法を実施するプラズマ処理装置の一例について説明する。図1は、RIE(Reactive Ion Etching)プラズマ処理装置10を示しており、その内部には例えばアルミニウムからなる真空チャンバーである処理容器2が設けられている。この処理容器2は、小径の円筒状の上部室2aと、大径の円筒状の下部室2bとからなり、気密に構成されている。この上部室2a内には、被処理基板である半導体ウェハW(以下ウェハという)を水平に支持する載置台であり、且つ下部電極として機能する支持テーブル3が設けられている。支持テーブル3は例えばアルミニウムからなり、絶縁板4を介して導体の支持台5に支持されている。また、支持テーブル3の上方の外周には例えばシリコンで形成されたフォーカスリング31がウェハWを囲むように設けられており、プラズマ発生時にこのフォーカスリング31によってプラズマが支持テーブル3上のウェハWに集束するように構成されている。支持台5の下方部分はカバー32で覆われている。上記支持台5の外側にはバッフル板33が設けられており、このバッフル板33は、支持台5及びカバー32を介して処理容器2と導通している。また処理容器2は接地されている。
前記処理容器2の天壁部分には、処理容器2内に処理ガスを導入するためのガス供給部であるシャワーヘッド6が設けられている。シャワーヘッド6の上部にはガス導入口52が設けられており、ガス導入口52は処理容器2の上面中央を貫通して後述のガス供給管54に接続されている。シャワーヘッド6の下面には多数のガス吐出口51が形成された上部電極7が設けられており、この上部電極7は支持テーブル3に対向するように形成されている。即ち、下部電極である支持テーブル3と上部電極7とは一対の平行平板電極として処理容器2内のガスをプラズマ化する手段を構成している。尚、前記上部電極7は処理容器2を介して接地されている。
下部室2bの底壁には、排気管21が形成されており、この排気管21には真空排気手段である排気装置22が接続されており、排気装置22によって処理容器2内を所定の真空度まで減圧できる。上部室2aの側壁には、ウェハWを搬入出するための搬入出口23が設けられており、この搬入出口23はゲートバルブ24により開閉される。
前記支持テーブル3には、整合器25及び28を介して各々プラズマ形成用の第1の高周波電源26及びイオン引き込み用の第2の高周波電源27が接続されており、この第1の高周波電源26及び第2の高周波電源27から所定の高周波電力が支持テーブル3に供給される。尚、前記第2の高周波電源27は第1の高周波電源26の周波数よりも低い高周波を供給する。
前記支持テーブル3の表面上にはウェハWを静電吸着して保持するための静電チャック34が設けられている。この静電チャック34は内部に埋設された電極34aを外側の絶縁体34bが覆うように構成されており、電極34aには直流電源35が接続されている。
また前記支持テーブル3の内部には、冷媒導入管36a及び冷媒排出管36bに接続された冷却室36が設けられており、冷媒は冷媒導入管36a及び冷媒排出管36bを介して循環し、支持テーブル3を介してウェハWの温度を調整するように構成されている。
また、ガス導入機構37によりガス供給ライン38を介して静電チャック34の表面とウェハWの裏面との間に冷却ガスが導入されるように構成されており、ウェハWの温度調整を行うことができる。
前述のガス供給管54は上流側において6本に分岐して分岐管42A〜42Fを形成し、バルブ43A〜43Fと流量制御部44A〜44Fとを介してガス供給源45A〜45Fに接続されている。このバルブ43A〜43F、流量制御部44A〜44Fはガス供給系46を構成して後述の制御部11からの制御信号によって各ガス供給源45A〜45Fのガス流量及び給断の制御を行うことができる。尚、分岐管42A、バルブ43A、ガス流量制御部44A及びガス供給源45Aは堆積物生成用の処理ガスを供給する手段を構成している。また、分岐管42B、バルブ43B、ガス流量制御部44B及びガス供給源45Bはシリコン酸化膜や塗布膜などをエッチングするためのガスを供給する手段を構成している。分岐管42C、分岐管42D、バルブ43C、バルブ43D、ガス流量制御部44C、ガス流量制御部44D、ガス供給源45C及びガス供給源45Dは後述の有機膜63などの有機物をエッチングするためのガスを供給する手段を構成している。
上部室2aの周囲には、搬入出口23の上下に二つのマルチポールリング磁石25a、25bが配置されている。このマルチポールリング磁石25a、25bは、複数の異方性セグメント柱状磁石がリング状の磁性体のケーシングに取り付けられており、隣接する複数のセグメント柱状磁石同士の向きが互いに逆向きになるように配置されている。これにより磁力線が隣接するセグメント柱状磁石間に形成され、上下電極の間の処理空間の周辺部に磁場が形成され、処理空間へプラズマを閉じこめることができる。
また、このプラズマ処理装置10には例えばコンピュータからなる制御部11が設けられており、この制御部11はプログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部などを備えており、前記プログラムには制御部11からプラズマ処理装置10の各部に制御信号を送り、後述の各ステップを進行させることでウェハWに対してプラズマ処理を施すように命令が組み込まれている。また、例えばメモリには処理圧力、処理時間、ガス流量、電力値などの処理パラメータの値が書き込まれる領域を備えており、CPUがプログラムの各命令を実行する際これらの処理パラメータが読み出され、そのパラメータ値に応じた制御信号がこのプラズマ処理装置10の各部位に送られることになる。このプログラム(処理パラメータの入力操作や表示に関するプログラムも含む)は、コンピュータ記憶媒体例えばハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、MO(光磁気ディスク)などの記憶部12に格納されて制御部11にインストールされる。
次に、前記プラズマ処理装置10を用いた本発明のエッチング方法の実施の形態について説明する。まずゲートバルブ24を開いて処理容器2内へ図示しない搬送機構により300mm(12インチ)ウェハWを搬入する。このウェハWを支持テーブル3上に水平に載置した後、ウェハWを支持テーブル3に静電吸着する。その後搬送機構を処理容器2から退去させてゲートバルブ24を閉じる。引き続き冷媒導入管36aからバックサイドガスを供給して、ウェハWを所定の温度に温度調整する。その後以下のステップを行う。
ここで、ウェハWの表面部の構造を図2に示す。尚、この例ではゲート電極の上層部に電極を埋め込むためのコンタクトホールを形成する工程の一部を表している。61は有機材料からなるマスクであるフォトレジストマスク、62は塗布膜であるSOG膜、63は例えばCを主成分とする有機膜、64は例えばSiO2膜からなるシリコン酸化膜、67はフォトレジストマスク61に形成された開口部である。シリコン酸化膜64の下方側にはゲート酸化膜66a及びゲート電極66bなどを含むトランジスタ部分66が設けられている。尚、後述の図3、図4及び図5においてはこのトランジスタ部分66を簡略化または省略して示した。
(ステップ1:堆積工程)
排気装置22により排気管21を介して処理容器2内の排気を行い処理容器2内を所定の真空度に保持した後、ガス供給系46より例えばCH4ガス及びArガスを供給する。続いて例えば周波数が100MHz、電力が1000Wの第1の高周波を支持テーブル3に供給して前記ガスの混合ガスである処理ガスをプラズマ化すると共に、マルチポールリング磁石25a、25bの磁場を例えば各々300Gに設定する。この状態を所定の時間例えば30秒保持することにより、図3(a)に示すように、ウェハWの露出面(フォトレジストマスク61の表面及び開口部67の側壁の上側)に例えばCとHとからなる堆積物68が堆積する。この堆積物68によってフォトレジストマスク61の膜厚が厚くなると共に、開口部67の寸法Dが減少して、その分フォトレジストマスク61の凸部の寸法Lが増加する。
この時、開口部67の内部に向かうにつれて処理ガスのプラズマは侵入しにくくなり、開口部67の側壁には主に上側に堆積物68が堆積して、下側に向かう程堆積物68が減少し、開口部67の下部に現れているSOG膜62にはほとんど堆積物68を堆積しないため、後述のSOG膜62のエッチング工程において堆積物68の影響をほとんど受けることなくエッチングを行うことができる。尚、図3(a)及び(b)における開口部67の側壁に堆積した堆積物68を簡略化して示した。
この時支持テーブル3に第2の高周波電源27からバイアス電力を供給していないのは、プラズマ中のイオンをウェハWに対して強く引き込まないようにして、開口部67の形状を保ちつつ堆積物68を堆積させるため、つまり、開口部67の肩部(フォトレジストマスク61の表面及び開口部67の側壁のなす稜線付近)が処理ガスのプラズマによって削れることなどを抑えるためである。
このように、フォトレジストマスク61の開口部67に堆積物68を堆積させているため、フォトレジストマスク61の見かけ上の開口寸法を減らすことができる。
(ステップ2:SOG膜62のエッチング工程)
高周波電源26、27からの給電を止めて処理容器2内におけるプラズマの発生を停止した後、ガス供給系46からのガスの供給を止める。排気装置22により排気管21を介して処理容器2内の排気を行い処理容器2内を所定の真空度に保持した後、ガス供給系46より例えばCF4ガスを供給する。続いて例えば周波数が100MHz、電力が1200Wの第1の高周波を支持テーブル3に供給して前記ガスをプラズマ化し、例えば周波数が3.2MHz、電力が200Wの第2の高周波を支持テーブル3に供給すると共に、マルチポールリング磁石25a、25bの磁場を例えば各々300Gに設定する。
このプラズマ中には、炭素とフッ素との化合物の活性種が含まれており、SOG膜62がこれら活性種雰囲気に曝されると、膜中の原子と反応した化合物が生成され、これにより図3(b)に示すようにSOG膜62がエッチングされ、開口部67が形成される。
(ステップ3:有機膜63のエッチング工程)
次いで高周波電源26、27からの給電を止めて処理容器2内におけるプラズマの発生を停止した後、ガス供給系46からのガスの供給を止める。次に排気装置22により処理容器2内を排気して残存しているガスを除去して処理容器2内を所定の真空度に保持する。
ガス供給系46より例えばN2ガス、O2ガス及びCOガスを供給して、例えば周波数が100MHz、電力が2400Wの第1の高周波を支持テーブル3に供給して前記ガスをプラズマ化し、例えば周波数が3.2MHz、電力が200Wの第2の高周波を支持テーブル3に供給すると共に、マルチポールリング磁石25a、25bの磁場を例えば各々300Gに設定する。
このプラズマにより図3(c)に示すように有機膜63のエッチングが行われ、開口部67が形成される。このエッチングでは上述の通りO2ガス及びCOガスをプラズマ化して得られたプラズマによって有機膜63を除去しているため、堆積工程においてウェハWの露出面に堆積した堆積物68及びフォトレジストマスク61についてもエッチングされる。
また、上述のステップ1の堆積工程においてはウェハWの表面だけでなく処理容器2の内壁等にもCH4ガスの分解物が付着し、本工程で用いられる酸素の活性種によりその付着物が分解するが、SOG膜62のエッチャントとして働くFラジカルを発生しないため、SOG膜62に対して悪影響がない。
(ステップ4:シリコン酸化膜64のエッチング工程)
次いで高周波電源26、27からの給電を止めて処理容器2内におけるプラズマの発生を停止した後、ガス供給系46からのガスの供給を止める。次に排気装置22により処理容器2内を排気して残存しているガスを除去して処理容器2内を所定の真空度に保持する。
ガス供給系46より例えばCF4ガスを供給して、例えば周波数が100MHz、電力が500Wの第1の高周波を支持テーブル3に供給して前記ガスをプラズマ化し、例えば周波数が3.2MHz、電力が4500Wの第2の高周波を支持テーブル3に供給すると共に、マルチポールリング磁石25a、25bの磁場を例えば各々300Gに設定する。
このプラズマにより図3(d)に示すように有機膜63をマスクとしてシリコン酸化膜64のエッチングが行われ、凹部69である例えばコンタクトホールが形成される。このエッチングでは上述の通りCF4ガスを用いているため、有機膜63の上方に形成されたSOG膜62はシリコン酸化膜64と共にエッチングされる。
次いで、例えばアッシング工程を行って有機膜63を除去して、洗浄等を行った後、凹部69へ電極用の金属を埋め込み、配線構造が形成される。
上述の実施の形態によれば、フォトレジストマスク61に堆積物68を堆積させて開口部67の寸法を縮小させ、その下方に積層されたSOG膜62及び有機膜63をエッチングしているため、シリコン酸化膜64をエッチングするときのマスクとなる有機膜63の開口部67を狭くすることができ、言い換えればフォトレジストマスク61の凸部の寸法Lを増やすことができ、パターン倒れを防止できる。
また、フォトレジストマスク61への堆積工程ではCH4ガスを用いているので、堆積物68にはFを含んでおらず、このため処理容器2の内壁に付着していた付着物が有機膜63のエッチング時に分解されても、SOG膜62のエッチングが起こらない。このため、SOG膜62の膜厚の減少やSOG膜62に形成された凹部69の寸法の広がりを抑えることができ、良好なエッチングを行うことができる。
また、既述の堆積工程にC−H−F系のガスを用いる場合には、有機膜63のエッチングを行う前に処理容器2内をクリーニングしなければならず、ウェハWを一度処理容器2内から搬出しなければならないが、この実施の形態においてはそのようなクリーニングは不要であるため、同一処理容器2内において、連続してウェハWの処理を行うことができる。
一方、SOG膜62のエッチング工程において用いられるCF4ガスは、Fを含む堆積物68を堆積するガス種であり、この堆積物68は有機膜63のエッチング工程において用いられるO2ガスやCOガスのプラズマによって分解して、SOG膜62をエッチングするFラジカルを生成すると考えられる。しかし、CF4ガスの場合には、堆積物68を堆積させる働きは、例えばCHF3ガスやCH2F2ガスなどと比べて弱いことから、SOG膜62をエッチングするFラジカルをほとんど生成せずに有機膜63をエッチングすることができる。
本発明においてプラズマ処理を行うウェハWは、この例において用いた三層構造の膜を有するウェハWだけでなく、有機物からなる膜とシリコン酸化物からなる膜とが合計5層以上に積層されていても良い。また、フォトレジストマスク61とSOG膜62との間に例えば有機膜からなる反射防止膜などが形成されていても良い。
本発明のエッチング方法は、有機膜63に形成された開口部67のアスペクト比が2.5以上、好ましくは4以上、更に好ましくは6以上11以下の構成のウェハWに対して適用することができる。
本発明の堆積物68を堆積するためには、CH4ガスに限られず、例えばC2H6ガス等の炭化水素ガスを用いても良い。また、この炭化水素ガスと共に、希釈ガスとして、Arに限られず、N2やHe等のハロゲンガスを含まないガスを用いても良い。また、この希釈ガスとして、フォトレジストマスク61をエッチングしない程度であればO2あるいはCOなどを含んでいても良い。
本発明に用いるプラズマ処理装置10として、処理ガスをプラズマ化するための第1の高周波は支持テーブル3の代わりに上部電極7に供給するようにし、いわゆる上下2周波の構成の装置を用いてもよい。また、ダイポールリング磁石25a、25bによって磁場を形成したが、磁場を形成せずに各工程を行っても構わない。
次に本発明の効果を確認するために行った実験について説明する。各実験においてウェハWに対してプラズマ処理を行う装置として図1に示すプラズマ処理装置10を用いた。実験には図3(a)に示した構成のウェハWを20mm角のチップ状に切断して、直径300mmのダミーウェハ上の中央部及び端部に貼り付けた実験用のウェハを用いた(以下、それぞれのチップをウェハWの中央部及びウェハWの端部と、チップを貼り付けたダミーウェハをウェハWという)。各膜の膜厚については、フォトレジストマスク61は150nm、SOG膜62は45nm、有機膜63は300nm、シリコン酸化膜64は500nmである。また、開口部67の寸法Dは55nm、フォトレジストマスク61の凸部の寸法Lは55nmとした。この時のウェハWの開口部67は長円状のホールであり、開口部67の寸法Dはその短い側の寸法を示している。
(実験例1:堆積工程)
上述のウェハWに対して、以下に示した条件以外は各例毎に示したプロセス条件において堆積工程を行った。尚、各処理ガス種を変えた場合、良好なプロセス条件となるように処理圧力など他の条件を適宜変更した。
(堆積工程)
第1の高周波の周波数:100MHz
第1の高周波の電力 :1000W
第2の高周波の周波数:3.2MHz
第2の高周波の電力 :0W
磁場 :300G
処理圧力 :別記
処理ガス :別記
処理時間 :別記
実施例1
処理圧力 :2.0Pa(15mTorr)
処理ガス :CH4/Ar=200/300sccm
処理時間 :30sec
比較例1−1
処理圧力 :2.0Pa(15mTorr)
処理ガス :CHF3=500sccm
処理時間 :20sec
比較例1−2
処理圧力 :2.0Pa(15mTorr)
処理ガス :CHF3=500sccm
処理時間 :30sec
比較例1−3
処理圧力 :4.0Pa(30mTorr)
処理ガス :CHF3=500sccm
処理時間 :30sec
比較例1−4
処理圧力 :2.0Pa(15mTorr)
処理ガス :CH2F2/O2=50/10sccm
処理時間 :30sec
実験結果
各ウェハWに対して上記の処理を行った後、ウェハWの中央部及びウェハWの端部において、図3(a)に示すようにウェハWの表面からフォトレジストマスク61とSOG膜62との境界面までの膜厚Tを測定した。この結果の評価として堆積物68の膜厚ではなく膜厚Tを用いたのは、フォトレジストマスク61の表面に堆積した堆積物68の膜厚と、この堆積工程において使用した処理ガスのプラズマによってエッチングされたフォトレジストマスク61の膜厚とを総合的に評価するため、つまり見かけ上のフォトレジストマスク61の膜厚を評価するためである。膜厚Tが厚い程、見かけ上のフォトレジストマスク61が厚くなり、良好な結果であるといえる。この結果を表1に示す。
Figure 2007273866
この表から、実施例1におけるプロセス条件において堆積工程を行った場合、最も膜厚Tが厚くなっていることが分かった。また、比較例1−4においても実施例1に次いで良好な結果となっていた。
(実験例2:SOG膜62のエッチング工程)
次に、実験例1において、良好な結果となった実施例1及び比較例1−4と同じ処理を行ったウェハWに対して、SOG膜62のエッチングを行った。各プロセス条件は、以下に示す条件以外は各例毎に示した。尚、実施例1はC−H系ガス、比較例1−4はC−H−F系ガスを使用したため、以下のプロセス条件において、各ガス種に適当だと考えられる条件を用いて実験を行った。
(SOG膜62のエッチング工程)
第1の高周波の周波数:100MHz
第1の高周波の電力 :別記
第2の高周波の周波数:3.2MHz
第2の高周波の電力 :別記
磁場 :300G
処理圧力 :別記
処理ガス :別記
処理時間 :別記
実施例2
実施例1と同じ処理を行ったウェハWに対して、以下のプロセス条件にてSOG膜62のエッチングを行った。
第1の高周波の電力 :1200W
第2の高周波の電力 :200W
処理圧力 :1.3Pa(10mTorr)
処理ガス :CF4=280sccm
処理時間 :40秒
比較例2
比較例1−4と同じ処理を行ったウェハWに対して、以下のプロセス条件にてSOG膜62のエッチングを行った。
第1の高周波の電力 :1000W
第2の高周波の電力 :300W
処理圧力 :2.0Pa(15mTorr)
処理ガス :CHF3/O2=500/5sccm
処理時間 :45秒
実験結果
各ウェハWに対して上記の処理を行った後、実験例1と同様にウェハWの中央部及びウェハWの端部において、膜厚Tを測定した。この実験においても膜厚Tが厚い程、このSOG膜62のエッチング工程においてエッチングされた見かけ上のフォトレジストマスク61が少なく、この後の有機膜63のエッチング工程においてSOG膜62を保護する働きが大きいと考えられることから、良好な結果であるといえる。この結果を表2に示す。
Figure 2007273866
この結果、実施例2及び比較例2の両方の結果において、SOG膜62のエッチングを行った後でも見かけ上のフォトレジストマスク61は残っており、良好な結果だといえる。また、比較例2では実施例2と比較して膜厚Tが厚くなっていた。
(実験例3:有機膜63のエッチング工程)
次に、実験例2と同じ処理を行ったウェハWに対して、有機膜63のエッチングを行った。各プロセス条件は、以下に示す条件以外は各例毎に示した。尚、以下のプロセス条件において、有機膜63のエッチングに適当だと考えられる条件を用いて実験を行った。
(有機膜63のエッチング工程)
第1の高周波の周波数:100MHz
第1の高周波の電力 :2400W
第2の高周波の周波数:3.2MHz
第2の高周波の電力 :200W
磁場 :300G
処理圧力 :別記
処理ガス :別記
処理時間 :別記
実施例3
実施例2と同じ処理を行ったウェハWに対して、以下のプロセス条件にて有機膜63のエッチングを行った。
処理圧力 :0.7Pa(5mTorr)
処理ガス :N2/O2/CO=60/24/50sccm
処理時間 :50秒
比較例3
比較例2と同じ処理を行ったウェハWに対して、以下のプロセス条件にて有機膜63のエッチングを行った。
処理圧力 :1.1Pa(8mTorr)
処理ガス :N2/O2/CO=120/32/100sccm
処理時間 :60秒
実験結果
各ウェハWに対して上記の処理を行った後、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いてウェハWの中央部及びウェハWの端部におけるウェハWの断面を観察して、SOG膜62の厚さと有機膜63に形成された開口部67の下部における寸法とを測定した。この結果を図4に示す。
実施例3において、有機膜63のエッチング後もSOG膜62は残っており、更に有機膜63の横倒れ等も見られず、良好な結果であった。開口部67の下部の寸法については、堆積を行う前のフォトレジストマスク61の開口部67の寸法Dよりも減少しており堆積物68の効果が確認された。また、ウェハWの中央部とウェハWの端部との間において、SOG膜62の膜厚及び開口部67の下部の寸法に差異は見られず、均等に堆積及びエッチングが行われていることが分かった。
一方比較例3において、SOG膜62がエッチングされて無くなっている場所が確認された。SOG膜62の残っている場所についてもSOG膜62はエッチングされ、開口部67には上側から下側に向かって狭まるテーパーが付いていた。開口部67の下部の寸法はおよそ65nmとなっており、堆積物68の効果は実施例3の結果と比較して小さいものであった。また、有機膜63には横倒れしているものも見られた。
これは既述の通り、堆積工程において、C−H−F系ガスのプラズマによる堆積では処理容器2の内壁にCとFとを含む付着物を生じて、この付着物がO2ガスやCOガスなどのプラズマに曝されると、分解してSOG膜62のエッチャントとして働くFラジカルを生じて、SOG膜62がエッチングされるためだと考えられる。FラジカルによってエッチングされたSOG膜62は薄くなり、有機膜63のエッチングに用いられるO2ガスやCOガスのプラズマに対するマスクとして十分に機能しなかったと考えられる。
(実験例4:実施例3の再現実験)
次に、実施例3において行った実験の再現性を確認した。実験には、全面に図3(a)に示した構成の膜が積層されたウェハWを用いた。プロセス条件は、以下に示す条件以外は実施例1、実施例2及び実施例3におけるプロセス条件を用いた。
(堆積工程)
処理ガス :CH4/Ar=200/500sccm
(有機膜63のエッチング工程)
処理時間 :55秒
実験結果
上記の処理を行った後、ウェハWの断面を走査型電子顕微鏡(SEM)を用いてウェハWの中央部からウェハWの端部にかけて3点等間隔に観察して、実験例3と同様にSOG膜62の厚さと有機膜63に形成した開口部67の下部の寸法とを測定した。この結果を図5に示す。
この結果、実験例3の再現性が確認されて良好な結果となっていた。
本発明のプラズマ処理装置の一例を示す縦断面図である。 本発明に用いられるウェハWの構成の一例を示す図である。 本発明におけるプラズマ処理の各工程を示す図である。 本発明における実験例3の結果を示す図である。 本発明における実験例4の結果を示す図である。 従来のプラズマ処理におけるウェハWの構成の一例を示す図である。 従来のプラズマ処理におけるウェハWの平面図及び断面図である。
符号の説明
2 処理容器
3 支持テーブル
7 上部電極
10 プラズマ処理装置
61 フォトレジストマスク
62 SOG膜
63 有機膜
64 シリコン酸化膜
67 開口部
68 堆積物
69 凹部

Claims (9)

  1. 有機材料からなるマスクとシリコン酸化物からなる塗布膜と有機膜とが上からこの順に積層された積層体を備えた基板に対してエッチングを行う方法において、
    処理容器内にて堆積物生成用の炭化水素ガスを含む処理ガスをプラズマ化し、そのプラズマにより前記マスクのパターンを覆うように堆積物を生成する工程と、
    次いで前記処理容器内にてプラズマにより前記塗布膜をエッチングする工程と、を含むことを特徴とするエッチング方法。
  2. 前記塗布膜をエッチングした後、前記塗布膜をマスクとして前記有機膜をエッチングする工程を行うことを特徴とする請求項1記載のエッチング方法。
  3. 前記処理ガスは、炭化水素ガスとハロゲンを含まない希釈ガスとからなることを特徴とする請求項1または2に記載のエッチング方法。
  4. 前記炭化水素ガスはCH4ガスであることを特徴とする請求項1または3に記載のエッチング方法。
  5. 有機材料からなるマスクとシリコン酸化物からなる塗布膜と有機膜とが上からこの順に積層された積層体を備えた基板に対してエッチングを行う装置において、
    基板を載置する載置台が設けられた処理容器と、
    堆積物生成用の炭化水素ガスを含む処理ガスを処理容器内に供給する手段と、
    前記塗布膜をエッチングするためのガスを処理容器内に供給する手段と、
    前記処理容器内を真空排気するための真空排気手段と、
    前記処理容器内のガスをプラズマ化する手段と、
    前記基板が載置台に載置された後、前記マスクのパターンを覆うように堆積物を生成するための炭化水素ガスを含む処理ガスをプラズマ化し、次いで前記塗布膜をエッチングするためのガスをプラズマ化するように各手段を制御する制御部と、を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  6. 前記有機膜をエッチングするためのガスを処理容器内に供給する手段を更に備え、
    前記制御部は、前記塗布膜をエッチングした後、前記塗布膜をマスクとして前記有機膜をエッチングするためのガスをプラズマ化するように各手段を制御することを特徴とする請求項5に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記処理ガスは、炭化水素ガスとハロゲンを含まない希釈ガスとからなることを特徴とする請求項5または6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記炭化水素ガスはCH4ガスであることを特徴とする請求項5または7に記載のプラズマ処理装置。
  9. プラズマ処理装置に用いられ、コンピュータ上で動作するコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項1ないし4のいずれか一つに記載のエッチング方法を実施するようにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。

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