JP2007273413A - 膜・電極接合体及びその製造方法 - Google Patents

膜・電極接合体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】拡散層において燃料と媒体とを十分に反応させることができ、出力を大きくすることができるようにする。
【解決手段】電解質膜の両側にそれぞれ反応層を挟んで拡散層201が配設されるようになっている。セルの少なくとも一方の前記拡散層201に、前記反応層において生成された水を外部に排出するための複数の貫通孔が形成され、該各貫通孔に、断熱性及び親水性を有する充填材が充填される。前記拡散層201に複数の貫通孔が形成され、該各貫通孔に、断熱性及び親水性を有する充填材が充填されるので、拡散層201内で生成された反応生成物(主に生成水)は、毛管現象及び濡れ性によって空気供給路側に向けて移動させられ、排出される。十分な量の媒体を拡散層201に供給することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、膜・電極接合体及びその製造方法に関するものである。
従来、燃料電池を搭載した車両(以下「燃料電池搭載車両」という。)においては、積層型の燃料電池によって発生させられた電流を駆動モータに供給し、該駆動モータを駆動することによってトルクを発生させるようにしている。
そのために、前記燃料電池搭載車両に車載燃料電池システムが配設され、該車載燃料電池システムは、液体水素が貯蔵された燃料タンク、該燃料タンクから燃料としての水素ガスが供給されるとともに、空気が供給され、前記積層型の燃料電池を構成する燃料電池スタック、該燃料電池スタックから排出されたガス中の蒸気を凝縮させ、ガスと水とに分離させる凝縮器等を備える。
そして、前記燃料電池スタックにおいては、スタックケース内にモジュールが収容され、該モジュールは、燃料電池の要素を構成する複数のセルを互いに電気的に直列に接続することによって構成された集合体から成る。前記各セルは、電解質膜を挟んで、反応層及び拡散層から成る燃料極及び空気極を配設することによって形成された膜・電極接合体であるメンブレン・エレクトロード・アッセンブリ(MEA)、及び該各メンブレン・エレクトロード・アッセンブリを分離させ、かつ、前記空気極に臨ませて空気供給路を、前記燃料極に臨ませて燃料供給路を形成するセパレータを備える。
そして、前記空気極はカソードとして、燃料極はアノードとして機能し、空気極に空気を、燃料極に水素ガスを供給し、空気極及び燃料極に前記セパレータを介して負荷装置を接続すると、燃料極において触媒反応が起こり、水素が水素イオン(プロトン)と電子とに分解され、水素イオンが、プロトン(H+ )の形態で水分を含んだ電解質膜内を空気極側に移動し、空気中の、媒体としての酸素と結合して水を生成する。また、前記燃料極で発生した電子が負荷装置を介して空気極側に移動し、これに伴って電流が発生する。すなわち、水素と酸素とを反応させることによって電流が発生させられ、該電流を前記セパレータを介して負荷装置に供給することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−151585号公報
しかしながら、前記従来の燃料電池においては、出力を大きくするためには、十分な量の酸素を拡散層に供給する必要があるが、反応層において生成された水が、拡散層内に残留すると、十分な量の酸素を拡散層を通して反応層に供給することができなくなってしまう。
また、拡散層内に残留した水が、水素と酸素との反応に伴って発生した熱によって蒸発すると、水蒸気分圧が高くなり、拡散層への酸素の供給がその分困難になってしまう。
したがって、水素と酸素とを十分に反応させることができなくなり、出力が小さくなってしまう。
本発明は、前記従来の燃料電池の問題点を解決して、拡散層において燃料と媒体とを十分に反応させることができ、出力を大きくすることができる膜・電極接合体及びその製造方法を提供することを目的とする。
そのために、本発明の膜・電極接合体においては、電解質膜の両側にそれぞれ反応層を挟んで拡散層が配設されるようになっている。
そして、セルの少なくとも一方の前記拡散層に、前記反応層において生成された水を外部に排出するための複数の貫通孔が形成され、該各貫通孔に、断熱性及び親水性を有する充填材が充填される。
本発明の他の膜・電極接合体においては、さらに、前記充填材は繊維材である。
本発明の膜・電極接合体の製造方法においては、電解質膜の両側にそれぞれ反応層を挟んで拡散層を配設するようになっている。
そして、前記電極接合体の少なくとも一方の前記拡散層に、前記反応層において生成された水を外部に排出するための複数の貫通孔を形成し、該各貫通孔に、断熱性及び親水性を有する充填材を充填するために、糸を縫い付ける。
本発明によれば、膜・電極接合体においては、電解質膜の両側にそれぞれ反応層を挟んで拡散層が配設されるようになっている。
そして、セルの少なくとも一方の前記拡散層に、前記反応層において生成された水を外部に排出するための複数の貫通孔が形成され、該各貫通孔に、断熱性及び親水性を有する充填材が充填される。
この場合、前記拡散層に複数の貫通孔が形成され、該各貫通孔に、断熱性及び親水性を有する充填材が充填されるので、拡散層内で生成された反応生成物(主に生成水)は、毛管現象及び濡れ性によって媒体供給路側に向けて移動させられ、排出される。
したがって、十分な量の媒体を拡散層に供給することができる。
また、前記充填材は、断熱性を有するので、拡散層内に残留した前記反応生成物に、反応に伴って発生した熱が伝達されることがない。したがって、反応生成物が拡散層内で蒸発することがなくなるので、拡散層内で水蒸気分圧が高くなることはない。その結果、拡散層に媒体を容易に供給することができるので、拡散層内において媒体と燃料とを十分に反応させることができ、出力を大きくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明の実施の形態における車載燃料電池システムを示す図である。
図において、11は積層型の燃料電池、本実施の形態においては、固体高分子型燃料電池(PEFC)を構成する燃料電池スタックであり、該燃料電池スタック11は、乗用車、バス、トラック、乗用カート、荷物用カート等の車両に、エネルギー供給源として搭載される。この場合、車両は、照明装置、ラジオ、パワーウインドウ等のように、車両を停車させている間においても電気エネルギーを消費する補機類を多数備え、しかも、多様な走行パターンで走行させられることが多い。
そこで、エネルギー供給源として、燃料電池スタック11のほかに、補助蓄電装置としての2次電池、キャパシタ(コンデンサ)等を併せて車両に搭載するのが好ましい。
また、12は該燃料電池スタック11に媒体としての空気を供給する媒体供給系としての空気供給系、13は前記燃料電池スタック11から空気を排出するための媒体排出系としての空気排出系、14は前記燃料電池スタック11に燃料としての水素ガスを供給するための燃料供給系としての水素ガス供給系、16は前記燃料電池スタック11に水を冷却媒体として供給するための冷却媒体機器部としての水供給系である。前記燃料電池スタック11、空気供給系12、空気排出系13、水素ガス供給系14及び水供給系16によって車載燃料電池システムが構成される。
本実施の形態においては、燃料電池として固体高分子型燃料電池(PEMFC)を使用しているが、該固体高分子型燃料電池に代えて、アルカリ水溶液型燃料電池(AFC)、リン酸型燃料電池(PAFC)、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)、固体酸化物型燃料電池(SOFC)、ヒドラジン型燃料電池、直接メタノール型燃料電池(DMFC)等を使用することもできる。
前記燃料電池スタック11は、筐(きょう)体としてのスタックケース、及び該スタックケース内に収容されたスタックユニット11aを備える。そして、該スタックユニット11aは、複数のモジュール、該複数のモジュールを挟んで配設され、燃料電池の端子を構成する一対のターミナル、並びに前記モジュール及びターミナルを挟んで配設され、絶縁材料によって形成されたインシュレータを備える。
ところで、前記各モジュールにおいて、前記水素ガス供給系14によって供給された水素ガスと、前記空気供給系12によって酸化剤として供給された空気に含まれる酸素とが反応させられて、反応生成物として水が生成されるとともに、反応に伴って電流が発生させられる。この場合、酸化剤として、空気に代えて酸素を供給することができる。そのために、前記モジュールは、燃料電池スタック11の要素を構成する複数の薄い膜状のセルを積層し、互いに電気的に直列に接続することによって形成され、セルの集合体から成る。
前記各セルは、固体高分子から成り、イオン、本実施の形態においては、水素イオンを透過する固体電解質としての電解質膜を挟んで、反応層及び拡散層から成る燃料極(水素極)並びに空気極を配設することによって形成された膜・電極接合体であるメンブレン・エレクトロード・アッセンブリ、及び該各メンブレン・エレクトロード・アッセンブリを分離させ、かつ、前記空気極に臨ませて媒体供給路としての空気供給路を、前記燃料極に臨ませて燃料供給路を形成するセパレータを備える。
前記各反応層は、前記空気極及び燃料極における電解質膜と接触する面に配設され、水素と酸素との反応を促進するために、カーボンに、白金系触媒及び固体高分子を混合してペースト状とした物質がある程度の厚さで均一に分散させられることによって形成された、触媒層から成る。なお、前記空気極に代えて酸素極を使用し、媒体としての純酸素を燃料電池スタック11に供給することもできる。
前記スタックケース内には、前記スタックユニット11aより上方に、空気供給系12から供給された空気を各空気極に供給し、分配するための、第1のマニホルドとしての供給マニホルド22が、スタックユニット11aより下方に、空気極内のガスを集め、空気排出系13に排出するための、第2のマニホルドとしての排出マニホルド23が形成される。前記供給マニホルド22及び排出マニホルド23は、前記空気供給路と連通させられ、燃料供給路と遮蔽(へい)される。そのために、前記セパレータにおける空気極と面する側には、垂直方向に延びる複数の溝が形成され、各溝によって前記空気供給路が構成される。空気は、供給マニホルド22に供給された後、各空気供給路に分配され、該空気供給路を下方に向けて流れ、排出マニホルド23に排出される。
また、前記セパレータにおける燃料極と面する側は、全周が、隣接するメンブレン・エレクトロード・アッセンブリに対して接着剤によって接着され、シールされる。したがって、シールされた部分の内側には、燃料極に水素ガスを供給するための複数の水平な燃料供給路が形成される。なお、71は燃料電池の起電圧を検出する電圧検出部としての電圧センサ(V)である。
前記空気供給系12は、供給マニホルド22に空気を供給するための供給管20、該供給管20に配設された酸化剤供給装置としてのシロッコファン等から成るファン21、該ファン21によって吸引される空気を濾(ろ)過するフィルタ24等を備える。前記酸化剤供給装置として、ファン21に代えて空気ボンベ、空気タンク、酸素ボンベ、酸素タンク等を使用することができる。
また、前記空気排出系13は、排出マニホルド23から空気を排出するための排出管30、該排出管30に配設された回収部材としての凝縮器31、空気の温度を検出する温度検出部としての温度センサ32(T)等を備える。
したがって、前記ファン21を作動させることによって、車外から取り込まれた空気を前記供給マニホルド22に供給することができる。また、排出マニホルド23から排出された空気は、排出管30を介して凝縮器31に供給され、該凝縮器31によって、ガス中の蒸気が凝縮されて水になる。そして、水が回収された後の空気は外部に排出される。なお、前記凝縮器31に凝縮促進部材としての図示されない冷却ファンを配設することができる。該冷却ファンの回転速度を高くし、送風量を多くすることによって、蒸気の凝縮量を多くすることができる。
また、前記水素ガス供給系14は、液体水素が貯蔵された燃料供給装置及び水素供給装置としての燃料タンク41、該燃料タンク41に接続され、燃料タンク41内の液体水素を水素ガスとして排出するための第1の燃料供給路51、該第1の燃料供給路51と前記燃料電池スタック11との間を接続する第2の燃料供給路52、該第2の燃料供給路52と並列に形成され、第1の燃料供給路51と前記燃料電池スタック11との間を接続する燃料帰還路53、該燃料帰還路53に接続され、水素ガスを排出する燃料排出路54等を備える。
そして、前記第1の燃料供給路51に、燃料タンク41側から燃料電池スタック11側にかけて、第1の燃料供給路51に排出された水素ガスの圧力(一次圧力)を検出する第1の圧力検出器としての水素圧センサ(P)42、前記第1の燃料供給路51に排出された水素ガスの圧力を調整する第1の燃料供給圧調整部としての調圧弁43A、水素ガスの燃料電池スタック11への供給量を調整する第1の燃料供給量調整部としての開閉弁44A、前記調圧弁43Aによって調整された水素ガスの圧力を更に調整する第2の燃料供給圧調整部としての調圧弁43B、前記開閉弁44Aによって調整された水素ガスの供給量を更に調整する第2の燃料供給量調整部としての開閉弁44B、及び調圧弁43Bによって調整され、燃料電池スタック11に供給される直前の水素ガスの圧力(二次圧力)を検出する第2の圧力検出器としての水素圧センサ(P)45が配設される。
したがって、燃料タンク41から水素ガスが排出されると、第1の燃料供給路51において、水素ガスの圧力は、第1、第2の調圧弁43A、43Bによって調圧され、燃料電池スタック11に供給するのに適した圧力になって第2の燃料供給路52に送られ、燃料電池スタック11に供給される。なお、前記調圧弁43A、43Bは、水素ガスの圧力を段階的に低くするために二つ配設され、必要に応じて三つ以上配設することができる。また、前記開閉弁44A、44Bは、水素ガスの燃料電池スタック11への供給量を調整するだけでなく、燃料電池スタック11への供給を行ったり、遮断したりする。
また、燃料帰還路53に、燃料電池スタック11側から燃料タンク41側にかけて、燃料濃度検出部としての水素濃度センサ(C)46、吸引ポンプ47及び逆止弁48が配設され、該逆止弁48が前記第1の燃料供給路51に接続される。そして、前記燃料帰還路53における吸引ポンプ47と逆止弁48との間に前記燃料排出路54が接続され、該燃料排出路54に、燃料帰還路53側から順に、逆止弁55、排出電磁弁56及び図示されない燃焼器が配設される。前記排出電磁弁56を介して燃焼器に送られた水素ガスは、燃焼器において燃焼させられて水になり、大気中に排出される。なお、前記逆止弁48においては、吸引ポンプ47側から水素圧センサ45側に水素ガスが流れるのを許容し、水素圧センサ45側から吸引ポンプ47側に水素ガスが流れるのを阻止する。また、前記逆止弁55においては、吸引ポンプ47側から排出電磁弁56側に水素ガスが流れるのを許容し、排出電磁弁56側から吸引ポンプ47側に水素ガスが流れるのを阻止する。
なお、前記燃料タンク41に代えて、水素ガスが充填された水素吸蔵合金を収容する水素吸蔵合金タンクを使用することもできる。その場合、前記水素吸蔵合金は、常温下で水素ガスを放出し、低温下で水素ガスを吸蔵する性質を有するので、調圧弁43A、43Bの開度を変えるだけで水素ガスの圧力を調整することができる。なお、寒冷地においては、燃料電池搭載車両が極めて低温の環境下に置かれることになるので、水素吸蔵合金は水素ガスを放出しなくなる。そこで、外気の温度が設定値より低くなると、図示されない加熱部としてのヒータが通電され、水素吸蔵合金が加熱される。
なお、改質装置によってメタノール、ガソリン等を改質して水素ガスを生成し、該水素ガスを燃料電池スタック11に直接供給することもできるが、燃料電池搭載車両の高負荷走行時にも安定して十分な量の水素を供給することができるようにするためには、前記燃料タンク41を使用するのが好ましい。
また、前記水供給系16は、媒体供給源としての水タンク61、水供給装置としてのポンプ62、空気極冷却装置としての噴射装置(インジェクタ)63、前記水タンク61から排出された水を噴射装置63に供給するための供給管60、排出マニホルド23の下部に溜(た)まり、排出マニホルド23から排出された水、及び凝縮器31において分離させられた水を回収し、水タンク61に供給するための水帰還路59、回収された水を水タンク61に供給する水回収ポンプ65、該水回収ポンプ65と水タンク61との間に配設された逆止弁66等を備える。該逆止弁66においては、水回収ポンプ65側から水タンク61側に水が流れるのを許容し、水タンク61側から水回収ポンプ65側に水が流れるのを阻止する。
図示されない制御装置によって燃料電池搭載車両に加わる負荷を検出し、該負荷に対応させてポンプ62に印加される電圧を調整することによって、噴射装置63に供給される水の圧力を調整することができる。
また、前記凝縮器31において空気から分離させられた水は、水帰還路59を流れ、最終的に水タンク61に排出され、水タンク61に蓄えられる。該水タンク61は、水位検出部としての水位センサ(L)64を備え、該水位センサ64は水タンク61内の水のレベル、すなわち、水位を検出する。そして、水位があらかじめ設定された下限値以下になると、通知部材としての図示されないアラームが点滅し、水が不足していることをオペレータに通知する。この場合、オペレータは、例えば、前記凝縮器31に配設された冷却ファンの回転速度を高くすることによって凝縮器31の能力を高くし、水の回収量を多くする。
なお、水位があらかじめ設定された上限値以上になったときに、水が過剰であることをオペレータに通知することもできる。その場合、オペレータは、例えば、前記冷却ファンの回転速度を低くすることによって凝縮器31の能力を低くし、水の回収量を少なくする。また、前記水位センサ64及び冷却ファンを図示されない制御装置に接続し、水位センサ64によって検出された水位に対応させて自動的に冷却ファンの回転速度を変更することもできる。
ところで、前記空気極はカソードとして、燃料極はアノードとして機能し、空気極に空気を、燃料極に水素ガスを供給し、空気極及び燃料極に前記セパレータを介して負荷装置を接続すると、燃料極において触媒反応が起こり、水素が水素イオンと電子とに分解され、水素イオンが、プロトンの形態で水分を含んだ電解質膜内を空気極側に移動する。また、前記燃料極で発生した電子が負荷装置を介して空気極側に移動し、これに伴って電流が発生する。すなわち、水素と酸素とを反応させることによって電流が発生させられ、該電流を前記セパレータを介して負荷装置に供給することができる。
なお、燃料極から燃料帰還路53に排出された水素ガスの一部を、燃料排出路54を介して間欠的に排気ガスとして大気中に排出するために、前記燃料排出路54に排出電磁弁56が配設される。この場合、燃料電池搭載車両の負荷が大きくなると、燃料極に供給される水素ガスの量が多くされるので、燃料極から排出される水素ガスの量も多くなる。そこで、前記制御装置は、燃料電池搭載車両の負荷に応じて間欠的に排出電磁弁56を開閉し、負荷が大きくなると、排出電磁弁56を開放する時間を長くする。また、前記燃料極から排出される水素ガスの残りは、燃料帰還路53を流れた後、前記第1の燃料供給路51に戻される。なお、燃料極から排出された水素ガスのすべてを大気中に排出することもできる。
本実施の形態において、前記負荷装置は、直流の電流を相電流に変換する図示されないインバータ、及び前記相電流が供給されて駆動される図示されない駆動モータから成る。なお、燃料電池スタック11によって発生させられた電圧は、第1の検出部としての電圧センサによって、燃料電池スタック11によって発生させられた電流は、第2の検出部としての図示されない電流センサによって検出される。
なお、本実施の形態において、前記制御装置は、CPU、MPU等の演算装置、半導体メモリ等の記憶装置、入出力インタフェース等を備える。そして、前記制御装置に、温度センサ32、水位センサ64、水素圧センサ42、45、水素濃度センサ46、電圧センサ71等の検出部としての各センサが接続され、各センサのセンサ出力が送られる。また、前記制御装置に、ファン21、ポンプ62、水回収ポンプ65、調圧弁43A、43B、開閉弁44A、44B、吸引ポンプ47、排出電磁弁56等の各アクチュエータが接続され、制御装置は、前記センサ出力に基づいて各アクチュエータの動作を制御する。
次に、燃料電池スタック11を構成する単位ユニットとしてのモジュールについて説明する。
図3は本発明の実施の形態におけるモジュールの要部を示す平面図、図4は本発明の実施の形態におけるモジュールの正面図、図5は本発明の実施の形態におけるモジュールの背面図、図6は本発明の実施の形態におけるセパレータの要部を示す斜視図である。
モジュール10は、セル101、二つのセル101同士を電気的に接続するセパレータ102、並びにセル101及びセパレータ102を支持する2種類のフレーム117、118から成るセットを、板厚方向に複数重ねて構成される。そして、前記各フレーム117、118は、セル101同士が所定の間隙(げき)を置いて配置されるように、交互にスペーサとして重ねられる。
前記セル101は、電解質膜111、該電解質膜111の一方側に配設された空気極112、前記電解質膜111の他方側に配設された燃料極113を備える。
また、前記セパレータ102は、セル101間で空気と水素とを遮断するガス遮断部材としてのセパレータ基板116、該セパレータ基板116の一方側に配設され、前記空気極112と接触させて配設された第1のコレクタとしての空気極側コレクタ114、及びセパレータ基板116の他方側に配設され、前記燃料極113と接触させて配設された第2のコレクタとしての燃料極側コレクタ115を備える。前記空気極側コレクタ114は、網目状の導電体から成り、空気及び水の混合流を透過させるために多数の開口143(図6においては、説明の都合上、一部だけに開口143が表されている。)が形成される。また、燃料極側コレクタ115は、網目状の導電体から成り、燃料を透過させるために多数の開口153が形成される。そして、空気極側コレクタ114は、セル101の空気極112の拡散層と接触し、燃料極側コレクタ115は燃料極113の拡散層と接触して、電流を外部に導出する。
本実施の形態において、前記空気極側コレクタ114及び燃料極側コレクタ115は、板厚が0.2〔mm〕程度の金属製の薄板(エキスパンドメタル板材)から成り、セパレータ基板116は、空気極側コレクタ114及び燃料極側コレクタ115より薄い金属製の薄板(エキスパンドメタル板材)から成り、導電性及び耐蝕(しょく)性を備えた、例えば、ステンレス鋼、ニッケル合金、チタン合金等に、金メッキ等の耐蝕導電処理を施したものが使用される。また、フレーム117、118は、適宜の絶縁材料で構成される。
前記空気極側コレクタ114は、プレス加工によって形成された細かい凸条124を備える。該凸条124は、板材の縦辺(短辺)に対して平行に、かつ、等間隔で形成される。前記凸条124の高さは、フレーム117の厚さと実質上等しくされ、空気供給路faを確保する。各凸条124の底部141の平面は、空気極112の拡散層と接触する当接部となり、各凸条124の頂部142は、セパレータ基板116との当接部となる。
前記空気極側コレクタ114には、親水性処理が施され、処理方法としては、親水処理剤を、表面に塗布する方法が採られる。塗布される処理剤としては、ポリアクリルアミド、ポリウレタン系樹脂、酸化チタン(TiO2 )等が使用される。その他の親水性処理としては、金属の表面を粗化する処理、例えば、プラズマ処理がある。親水性処理は、最も温度が高くなる部位に施すことが好ましく、例えば、セル101に接触する底部141、特に、空気供給路fa側に施される。このように、親水性処理を施すことによって、空気極側コレクタ114と空気極112の拡散層との当接面の濡れが促進され、水の潜熱による冷却効果を向上させることができる。また、これにより、開口143に水が詰まり難くなるため、水が空気の供給を阻害する可能性も一層低くなる。
一方、燃料極側コレクタ115は、プレス加工によって形成された細かい凸条125を備える。該凸条125は、板材の横辺(長辺)に対して平行に、かつ、等間隔で形成される。前記凸条125の高さは、フレーム118の厚さと実質上等しくされ、燃料供給路fbを確保する。各凸条125の底部151の平面は、燃料極113の拡散層と接触する当接部となり、各凸条125の頂部152は、セパレータ基板116との当接部となる。
前記空気極側コレクタ114及び燃料極側コレクタ115は、各底部141、151が外側になるようにセパレータ基板116を間に挟んで配置される。このとき、頂部142、152がセパレータ基板116と当接し、相互に通電可能な状態になる。
そして、前記空気供給路fa内を空気が矢印A方向に、前記燃料供給路fb内を水素が矢B方向に流れる。
また、前記セパレータ102の外側には、フレーム117、118がそれぞれ配設される。前記燃料電池スタック11(図2)は、最も外側のフレーム117以外は、空気極側コレクタ114の左右の両端だけに配設され、縦枠部171、172から成る。また、最も外側のフレーム117は、縦枠部171、172の上端及び下端がバックアッププレート176、177によって連結されて枠状の形状を有する。
また、前記フレーム118は、燃料極側コレクタ115及びセル101の周縁部に配設され、枠状の形状を有する。
そして、前記各縦枠部171、172は、それぞれ板厚方向に貫通する長孔173、174を備え、各縦枠部181、182は、それぞれ板厚方向に貫通する長孔183、184を備え、フレーム117、118を積層すると、長孔173、174、183、184によって、燃料の流路が形成される。
前記構成の燃料電池スタック11において、供給マニホルド22で混合された空気及び水の混合物が上方から空気供給路faに供給され、側方から水素ガスが供給される。前記混合物は、空気中に水滴が霧状に混入した状態で供給されるが、燃料電池スタック11の定常運転状態では、セル101が反応によって発熱するので、空気供給路fa内で混合物は加熱され、混合物中の水滴は、親水性処理によって一部が空気極側コレクタ114の網目状部分とセル101の空気極112側に付着し、空気極側コレクタ114の網目状部分に付着しなかった水滴は、空気極側コレクタ114と空気極112との間の気相中で加熱されることによって、蒸気となり、空気極側コレクタ114から蒸発潜熱で熱を奪う。また、蒸気となった水は、電解質膜中の水分が空気極112側から蒸発するのを防止し、保湿させる。そして、空気供給路fa中の余剰の空気及び蒸気は、排出マニホルド23から排出される。
一方、燃料は、順次積層されたフレーム117、118の各長孔173、183によって形成される流路を介して燃料極113側に供給される。そして、燃料極113に沿って横方向に流れる水素のうち、反応に関与しなかった余剰分は、反対側の各長孔174、184によって形成される流路に排出される。
ところで、燃料電池スタック11の出力を大きくするためには、十分な量の酸素を拡散層に供給する必要があるが、反応層において生成された水が、拡散層内に残留すると、十分な量の酸素を拡散層に供給することができなくなってしまう。
また、拡散層内に残留した水が、水素と酸素との反応に伴って発生した熱によって蒸発すると、水蒸気分圧が高くなり、拡散層への酸素の供給がその分困難になってしまう。
そこで、本実施の形態においては、セルの少なくとも一方の拡散層に、生成された水を排出する排出路が形成されるようになっている。
図1は本発明の実施の形態における拡散層の断面図、図7は本発明の実施の形態における拡散層の製造工程を示す図である。
図1において、201は拡散層、202は拡散層本体であり、該拡散層本体202は、前記空気極側コレクタ114(図3)と接触する第1の面s1、及び前記電解質膜111と接触する第2の面s2を有する。前記拡散層本体202には、第1の面s1から第2の面s2に向けて複数の排出路としての、貫通孔としての穴203が貫通させて形成され、該各穴203には、断熱性及び親水性を有する材料から成る充填材としての繊維材205が、穴203を貫通させて充填される。前記繊維材205は、例えば、綿、ナイロン(商品名)等から成り、両端が前記第1、第2の面s1、s2よりわずかに突出するように配設される。
前記拡散層201内において、水素ガスと酸素とが反応させられて水が生成されるが、前記拡散層201には、第1の面s1から第2の面s2に向けて複数の穴203が貫通させて形成され、かつ、各穴203内に親水性を有する繊維材205が充填されるので、水の一部は、毛管現象及び濡れ性によって繊維材205を伝って、穴203を通り、電解質膜111に送られる。したがって、電解質膜111中の水分が蒸発するのを防止することができ、保湿させることができる。
また、水の残りは、空気供給路fa(図6)側に向けてに移動させられ、空気極側コレクタ114の網目状部分に付着した後、蒸発させられて排出される。
このように、反応層内で発生した水は、拡散層201内に残留することなく、液体の状態で電解質膜111に送られるか、又は、排出されるので、十分な量の酸素を拡散層201に供給することができる。
また、前記繊維材205は、断熱性を有するので、拡散層201内に残留した水に、水素と酸素との反応に伴って発生した熱が伝達されることがない。したがって、水が拡散層201内で蒸発することがなくなるので、拡散層201内で反応生成物分圧である水蒸気分圧が高くなることはない。その結果、拡散層201に酸素を容易に供給することができるので、水素と酸素とを十分に反応させることができ、出力を大きくすることができる。
次に、前記拡散層201の製造方法について説明する。
図7において、211は拡散層201の基材、すなわち、拡散層基材であり、まず、該拡散層基材211の両面にあらかじめ樹脂製の保護シート212、213を付着させ、次に、拡散層基材211を保護シート212、213によって挟んだ状態で、拡散層基材211を貫通するように、ミシンの針で所定の糸215を所定のパターンで縫い付ける。これに伴って、拡散層基材211を糸215が貫通し、ミシン穴によって複数の穴203が形成される。
続いて、前記糸215をカットし、保護シート212、213を拡散層基材211から取り除くと、前記拡散層201が形成される。
本実施の形態においては、前記糸215を縫い付けた後、カットするようになっているが、カットすることなく、保護シート212、213を除去することによって拡散層を形成することもできる。
本発明の実施の形態における拡散層の断面図である。 本発明の実施の形態における車載燃料電池システムを示す図である。 本発明の実施の形態におけるモジュールの要部を示す平面図である。 本発明の実施の形態におけるモジュールの正面図である。 本発明の実施の形態におけるモジュールの背面図である。 本発明の実施の形態におけるセパレータの要部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における拡散層の製造工程を示す図である。
符号の説明
11 燃料電池スタック
102 セパレータ
111 電解質膜
112 空気極
113 燃料極
201 拡散層
203 穴
205 繊維材
fa 空気供給路
fb 燃料供給路

Claims (3)

  1. 電解質膜の両側にそれぞれ反応層を挟んで拡散層が配設された膜・電極接合体において、セルの少なくとも一方の前記拡散層に、前記反応層において生成された水を外部に排出するための複数の貫通孔が形成され、該各貫通孔に、断熱性及び親水性を有する充填材が充填されることを特徴とする膜・電極接合体。
  2. 前記充填材は繊維材である請求項1に記載の膜・電極接合体。
  3. 電解質膜の両側にそれぞれ反応層を挟んで拡散層を配設する膜・電極接合体の製造方法において、前記電極接合体の少なくとも一方の前記拡散層に、前記反応層において生成された水を外部に排出するための複数の貫通孔を形成し、該各貫通孔に、断熱性及び親水性を有する充填材を充填するために、糸を縫い付けることを特徴とする膜・電極接合体の製造方法。
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