JP5168980B2 - 燃料電池装置 - Google Patents

燃料電池装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5168980B2
JP5168980B2 JP2007088232A JP2007088232A JP5168980B2 JP 5168980 B2 JP5168980 B2 JP 5168980B2 JP 2007088232 A JP2007088232 A JP 2007088232A JP 2007088232 A JP2007088232 A JP 2007088232A JP 5168980 B2 JP5168980 B2 JP 5168980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
air
water
electrode
fuel cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007088232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008078111A (ja
Inventor
英美 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
Priority to JP2007088232A priority Critical patent/JP5168980B2/ja
Publication of JP2008078111A publication Critical patent/JP2008078111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5168980B2 publication Critical patent/JP5168980B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

本発明は、燃料電池装置に関するものである。
従来、燃料電池を搭載した車両(以下「燃料電池搭載車両」という。)においては、積層型の燃料電池によって発生させられた電流を駆動モータに供給し、該駆動モータを駆動することによってトルクを発生させるようにしている。
そのために、前記燃料電池搭載車両に車載燃料電池システムが配設され、該車載燃料電池システムは、液体水素が貯蔵された燃料タンク、該燃料タンクから水素ガスが供給されるとともに、空気が供給され、前記積層型の燃料電池を構成する燃料電池スタック、該燃料電池スタックから排出されたガス中の蒸気を凝縮させ、ガスと水とに分離させる凝縮器等を備える。
そして、前記燃料電池スタックにおいては、スタックケース内に複数のモジュールが収容され、該各モジュールは、燃料電池の要素を構成する複数のセルを互いに電気的に直列に接続することによって構成された集合体から成る。前記各セルは、電解質膜を挟んで、反応層及び拡散層を備えた燃料極並びに空気極を配設することによって形成された膜・電極接合体であるメンブレン・エレクトロード・アッセンブリ(MEA)、及び該各メンブレン・エレクトロード・アッセンブリを分離させ、かつ、前記空気極に臨ませて空気流路を、前記燃料極に臨ませて水素ガス流路を形成するセパレータを備える。
また、前記空気極はカソードとして、燃料極はアノードとして機能し、空気極に空気を、燃料極に水素ガスを供給し、空気極及び燃料極に前記セパレータを介して負荷装置を接続すると、燃料極において触媒反応が起こり、水素が水素イオン(プロトン)と電子とに分解され、水素イオンが、プロトン(H+ )の形態で水分を含んだ電解質膜内を空気極側に移動し、空気中の酸素と結合して水を生成する。そして、前記燃料極で発生した電子が負荷装置を介して空気極側に移動し、これに伴って電流が発生する。すなわち、水素と酸素とを反応させることによって電流が発生させられ、該電流を前記セパレータを介して負荷装置に供給することができる。
ところで、燃料電池として固体高分子型燃料電池(PEMFC)を使用する場合、前記電解質膜の両側を湿潤な状態に維持する必要があるので、燃料極側及び空気極側に水が供給されるようになっている。この場合、水は、燃料極側から空気極側に向けて、プロトン同伴水として移動し、空気極側の水の濃度が高くなった場合、空気極側から燃料極側に向けて、逆拡散水として移動する。
ところが、該逆拡散水の量が多くなると、燃料極側の水素ガス流路が水によって局所的に塞(ふさ)がれてしまい、燃料電池の性能が低下したり、燃料極が劣化したりしてしまう。そこで、網目が形成された導電体をセパレータと燃料極との間の燃料流路としての水素ガス流路内に配設して、水分が適切に拡散されるようにした燃料電池が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−209470号公報
しかしながら、前記従来の燃料電池においては、水素ガス流路の底面が水平(重力方向に対して直交する方向)である場合、下部分に水が滞留しやすい。水が滞留した部分は、発電性能が低くなって燃料電池の出力が小さくなったり、燃料極が劣化して燃料電池の耐久性が低下したりしてしまう。
本発明は、前記従来の燃料電池の問題点を解決して、燃料流路において水が滞留するのを防止し、出力が小さくなるのを防止して、耐久性を向上させることができる燃料電池装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の燃料電池装置においては、電解質膜を燃料極及び空気極によって挟んで形成された複数の膜・電極接合体と、互いに隣接する膜・電極接合体間に配設され、燃料極との間に燃料流路を、空気極との間に空気流路を形成するセパレータユニットと、前記膜・電極接合体及びセパレータユニットを備えたスタックユニットより上方に配設され、空気を前記空気流路に供給するための供給マニホルドと、前記スタックユニットより下方に配設され、空気を前記空気流路から排出するための排出マニホルドとを有する。
そして、前記スタックユニット内において、燃料は、前記燃料流路を水平方向に流れ、前記セパレータユニットに形成された燃料連通口で反転させられる。
また、前記スタックユニット内において、前記空気は、前記空気流路を上から下に向けて垂直方向に流れる。
そして、前記燃料流路の底面は、前記燃料が流れる方向に対して傾斜させられ、燃料流路内の水を排水穴に案内するための水流路を形成する。
本発明によれば、燃料電池装置においては、電解質膜を燃料極及び空気極によって挟んで形成された複数の膜・電極接合体と、互いに隣接する膜・電極接合体間に配設され、燃料極との間に燃料流路を、空気極との間に空気流路を形成するセパレータユニットと、前記膜・電極接合体及びセパレータユニットを備えたスタックユニットより上方に配設され、空気を前記空気流路に供給するための供給マニホルドと、前記スタックユニットより下方に配設され、空気を前記空気流路から排出するための排出マニホルドとを有する。
そして、前記スタックユニット内において、燃料は、前記燃料流路を水平方向に流れ、前記セパレータユニットに形成された燃料連通口で反転させられる。
また、前記スタックユニット内において、前記空気は、前記空気流路を上から下に向けて垂直方向に流れる。
そして、前記燃料流路の底面は、前記燃料が流れる方向に対して傾斜させられ、燃料流路内の水を排水穴に案内するための水流路を形成する。
この場合、前記燃料流路の底面は、燃料が流れる方向に対して傾斜させられ、水流路を形成するので、各燃料室の水は、各燃料室内を重力で下方に移動した後、底面に沿って重力で流れ、外部に排出される。
また、例えば、燃料電池装置の起動時又は停止時に、燃料室内を減圧することによって、排水穴から水を排出すると、確実に水を除去することができる。
したがって、燃料室内で水が底面に滞留するのを防止することができるので、発電性能が低くなることがなく、燃料電池装置の出力が小さくなるのを防止することができる。また、燃料極が劣化しないので、燃料電池装置の耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明の実施の形態における車載燃料電池システムを示す図、図3は本発明の実施の形態における車載燃料電池システムの制御ブロック図である。
図において、11は積層型の燃料電池、本実施の形態においては、固体高分子型燃料電池(PEMFC)を構成する燃料電池スタックであり、該燃料電池スタック11は、乗用車、バス、トラック、乗用カート、荷物用カート等の車両に、エネルギー供給源として搭載される。この場合、車両は、照明装置、ラジオ、パワーウインドウ等のように、車両を停車させている間においても電気エネルギーを消費する補機類を多数備え、しかも、多様な走行パターンで走行させられることが多い。
そこで、エネルギー供給源として、前記燃料電池スタック11のほかに、補助蓄電装置としての図示されない2次電池、キャパシタ(コンデンサ)等を併せて車両に搭載するのが好ましい。
また、12は前記燃料電池スタック11に媒体としての空気を供給する媒体供給系としての空気供給系、13は前記燃料電池スタック11から空気を排出するための空気排出系、14は前記燃料電池スタック11に燃料ガスとしての水素ガスを供給するための燃料供給系としての水素ガス供給系、16は前記燃料電池スタック11に水を供給するための冷却媒体供給部としての水供給系である。前記燃料電池スタック11、空気供給系12、空気排出系13、水素ガス供給系14及び水供給系16によって車載燃料電池システムが構成される。
前記燃料電池スタック11は、筐(きょう)体としての図示されないスタックケース、及び該スタックケース内に収容されたスタックユニット11aを備える。該スタックユニット11aは、図示されない複数のモジュール、該各モジュールを挟んで配設され、燃料電池の端子を構成する図示されない一対のターミナル、並びに前記モジュール及びターミナルを挟んで配設され、絶縁材料によって形成された図示されないインシュレータを備える。
ところで、前記各モジュールにおいては、前記水素ガス供給系14によって供給された水素ガスと、前記空気供給系12によって酸化剤として供給された空気に含まれる酸素とが反応させられて水が生成されるとともに、反応に伴って電流が発生させられる。そのために、前記モジュールは、前記燃料電池スタック11の要素を構成する複数の薄い膜状のセルを積層し、互いに電気的に直列に接続することによって形成されたセルの集合体から成る。なお、酸化剤として、空気に代えて酸素を使用することができる。
前記各セルは、水素イオンを透過する固体電解質(固体高分子電解質膜)としての図示されない電解質膜を挟んで、反応層及び拡散層から成る空気極、並びに反応層及び拡散層から成る燃料極(水素極)を配設することによって形成された膜・電極接合体であるメンブレン・エレクトロード・アッセンブリ、及び互いに隣接するメンブレン・エレクトロード・アッセンブリを分離させるセパレータを備える。該セパレータと前記空気極との間にカソード室としての空気室が、セパレータと燃料極との間にアノード室としての燃料室が形成される。
前記各反応層は、前記空気極及び燃料極における電解質膜と接触する面に配設され、燃料としての水素と酸素との反応を促進するために、カーボンに、白金系触媒及び固体高分子電解質を混合してペースト状とした物質が、所定の厚さで均一に分散させられることによって形成された、触媒層から成る。なお、前記空気極に代えて酸素極を使用し、媒体としての純酸素を燃料電池スタック11に供給することもできる。
前記スタックケース内には、前記スタックユニット11aより上方に、空気供給系12から供給された空気を各空気極に供給し、かつ、分配するための、第1のマニホルドとしての供給マニホルド22が、スタックユニット11aより下方に、空気極内のガスを集め、空気排出系13に排出するための、第2のマニホルドとしての排出マニホルド23が形成される。
そして、前記セパレータにおける空気極と面する側には、垂直方向に延びる複数の溝が形成され、各溝によってカソード流路としての空気流路が構成され、該空気流路は、前記供給マニホルド22及び排出マニホルド23と連通させられる。空気は、前記供給マニホルド22に供給された後、各空気流路に分配され、該空気流路を下方に向けて流れ、前記排出マニホルド23に排出される。
また、前記セパレータにおける燃料極と面する側には、網等のように多数の穴を有する図示されない集電体によって、水平方向に延びる複数の溝が形成され、全周が、隣接するメンブレン・エレクトロード・アッセンブリに対して接着剤によって接着され、シールされる。したがって、シールされた部分の内側には、前記各溝によって、燃料極に水素ガスを供給するための複数の水平なアノード流路としての、かつ、燃料流路としての水素ガス流路が、前記空気流路と遮蔽(へい)された状態で形成される。
なお、前記セパレータは、水素ガス流路と空気流路とを分離して、燃料極に供給される水素ガスと空気極に供給される空気とを遮断する機能を有するとともに、集電体としての機能を有し、カーボン、金属等の電気抵抗の低い材料から成る板状の部材である。
前記空気供給系12は、供給マニホルド22に空気を供給するための供給管20、該供給管20に配設された酸化剤供給装置としてのシロッコファン等から成るファン21、該ファン21によって吸引される空気を濾(ろ)過するフィルタ24等を備える。前記酸化剤供給装置として、ファン21に代えて空気ボンベ、空気タンク、酸素ボンベ、酸素タンク等を使用することができる。
また、前記空気排出系13は、排出マニホルド23から空気を排出するための排出管30、該排出管30に配設された水回収部材としての凝縮器31、排出される空気の温度を検出する温度検出部としての温度センサ32(T)等を備える。
したがって、前記ファン21を作動させることによって、車外から取り込まれた空気を前記供給マニホルド22に供給することができる。また、排出マニホルド23から排出された空気は、排出管30を介して凝縮器31に供給され、該凝縮器31によって、ガス中の蒸気が凝縮されて水になる。そして、水が回収された後の空気は外部に排出される。なお、前記凝縮器31に凝縮促進部材としての図示されない冷却ファンを配設することができる。該冷却ファンの回転速度を高くし、送風量を多くすることによって、蒸気の凝縮量を多くすることができる。
また、前記水素ガス供給系14は、液体水素が貯蔵された燃料供給装置としての、かつ、水素供給装置としての燃料タンク41、該燃料タンク41に接続され、燃料タンク41内の液体水素を水素ガスとして排出するための第1の燃料供給路51、該第1の燃料供給路51と前記燃料電池スタック11との間を接続する第2の燃料供給路52、該第2の燃料供給路52と並列に形成され、前記第1の燃料供給路51と前記燃料電池スタック11との間を接続する燃料帰還路53、該燃料帰還路53に接続され、水素ガスを排出する燃料排出路54A、前記第2の燃料供給路52に接続され、空気を導入する空気導入路54B等を備える。
そして、前記第1の燃料供給路51に、燃料タンク41側から燃料電池スタック11側にかけて、第1の燃料供給路51に排出された水素ガスの圧力(一次圧力)を検出する第1の圧力検出器としての水素圧センサ(P)42、前記第1の燃料供給路51に排出された水素ガスの圧力を調整する第1の燃料供給圧調整部としての調圧弁43A、水素ガスの燃料電池スタック11への供給量を調整する第1の燃料供給量調整部としての開閉弁44A、前記調圧弁43Aによって調整された水素ガスの圧力を更に調整する第2の燃料供給圧調整部としての調圧弁43B、前記開閉弁44Aによって調整された水素ガスの供給量を更に調整する第2の燃料供給量調整部としての開閉弁44B、及び調圧弁43Bによって調整され、前記燃料電池スタック11に供給される直前の水素ガスの圧力(二次圧力)を検出する第2の圧力検出器としての水素圧センサ(P)45が配設される。
したがって、燃料タンク41から水素ガスが排出されると、第1の燃料供給路51において、水素ガスの圧力は、各調圧弁43A、43Bによって調圧され、前記燃料電池スタック11に供給するのに適した圧力になって第2の燃料供給路52に送られ、燃料電池スタック11に供給される。なお、前記調圧弁43A、43Bは、水素ガスの圧力を段階的に低くするために二つ配設され、必要に応じて三つ以上配設することができる。また、前記開閉弁44A、44Bは、水素ガスの燃料電池スタック11への供給量を調整するだけでなく、燃料電池スタック11への供給を行ったり、遮断したりする。なお、前記調圧弁43A、43B及び開閉弁44A、44Bによって燃料供給弁としての水素供給弁が構成される。
また、燃料帰還路53に、燃料電池スタック11側から燃料タンク41側にかけて、燃料排出弁57及び水排出弁58が並列に配設されるとともに、燃料濃度検出部としての水素濃度センサ(C)46、吸引ポンプ47及び逆止弁48が配設され、該逆止弁48が前記第1の燃料供給路51に接続される。そして、前記燃料帰還路53における吸引ポンプ47と逆止弁48との間に前記燃料排出路54Aが接続され、該燃料排出路54Aに、燃料帰還路53側から順に、逆止弁55A、排出電磁弁56A及び図示されない燃焼器が配設される。なお、前記逆止弁48においては、吸引ポンプ47側から水素圧センサ45側に水素ガスが流れるのを許容し、水素圧センサ45側から吸引ポンプ47側に水素ガスが流れるのを阻止する。また、前記逆止弁55Aにおいては、吸引ポンプ47側から排出電磁弁56A側に水素ガスが流れるのを許容し、排出電磁弁56A側から吸引ポンプ47側に水素ガスが流れるのを阻止する。
そして、前記第2の燃料供給路52に空気導入路54Bが接続され、該空気導入路54Bに、第2の燃料供給路52側から順に、逆止弁55B及び空気導入弁56Bが配設される。なお、前記逆止弁55Bにおいては、第2の燃料供給路52側から空気導入弁56B側に空気が流れるのを阻止し、空気導入弁56B側から第2の燃料供給路52側に空気が流れるのを許容する。
また、前記燃料タンク41に代えて、水素ガスが充填(てん)された水素吸蔵合金を収容する水素吸蔵合金タンクを使用することもできる。その場合、前記水素吸蔵合金は、常温下で水素ガスを放出し、低温下で水素ガスを吸蔵する性質を有するので、調圧弁43A、43Bの開度を変えるだけで水素ガスの圧力を調整することができる。なお、寒冷地においては、燃料電池搭載車両が極めて低温の環境下に置かれることになるので、水素吸蔵合金は水素ガスを放出しなくなる。そこで、外気の温度が設定値より低くなると、図示されない加熱部としてのヒータが通電され、前記水素吸蔵合金が加熱される。
なお、改質装置によってメタノール、ガソリン等を改質して水素ガスを生成し、該水素ガスを前記燃料電池スタック11に直接供給することもできるが、燃料電池搭載車両の高負荷走行時にも安定して十分な量の水素を供給することができるようにするためには、前記燃料タンク41を使用するのが好ましい。
また、前記水供給系16は、媒体供給源としての水タンク61、水供給装置としてのポンプ62、空気極冷却装置としての噴射装置(インジェクタ)63、前記水タンク61から排出された水を噴射装置63に供給するための供給管60、排出マニホルド23の下部に溜(た)まり、排出マニホルド23から排出された水、及び凝縮器31において分離させられた水を回収し、水タンク61に供給するための水帰還路59、回収された水を前記水タンク61に供給する水回収ポンプ65、該水回収ポンプ65と水タンク61との間に配設された逆止弁66等を備える。該逆止弁66においては、水回収ポンプ65側から水タンク61側に水が流れるのを許容し、水タンク61側から水回収ポンプ65側に水が流れるのを阻止する。
前記制御部81によって燃料電池搭載車両に加わる負荷が検出され、該負荷に対応させてポンプ62に印加される電圧を調整することによって、噴射装置63に供給される水の圧力を調整することができる。
ところで、前記空気極はカソードとして、燃料極はアノードとして機能し、空気極に空気を、燃料極に水素ガスを供給し、空気極及び燃料極に前記セパレータを介して負荷装置を接続すると、燃料極において触媒反応が起こり、水素が水素イオンと電子とに分解され、水素イオンが、プロトンの形態で、かつ、プロトン同伴水を伴って、水分を含んだ電解質膜内を空気極側に移動し、空気室内で空気中の酸素と結合して水を生成する。また、前記燃料極で発生した電子が前記負荷装置を介して空気極側に移動し、これに伴って電流が発生する。すなわち、水素と酸素とを反応させることによって電流が発生させられ、該電流を前記セパレータを介して負荷装置に供給することができる。また、空気室において生成された水が電解質膜内に拡散し、該電解質膜内を前記水素イオンと逆方向に透過して燃料室に移動する。
本実施の形態において、前記負荷装置は、直流の電流を相電流に変換する図示されないインバータ、及び前記相電流が供給されて駆動される図示されない駆動モータから成る。なお、燃料電池スタック11によって出力として発生させられた電圧は、第1の検出部としての電圧センサ(V)71によって、燃料電池スタック11によって発生させられた電流は、第2の検出部としての図示されない電流センサによって検出される。
本実施の形態において、前記制御部81は、CPU、MPU等の演算装置、半導体メモリ等の記憶装置、入出力インタフェース等を備え、メモリ82が接続される。そして、制御部81は、記憶装置、メモリ82等に記録されたプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能し、各種の演算を行う。
また、前記制御部81には、電圧センサ71、水位センサ64、水素圧センサ42、45、水素濃度センサ46、温度センサ32等の検出部としての各センサが接続され、各センサのセンサ出力が制御部81に送られる。また、前記制御部81には、調圧弁43A、43B、開閉弁44A、44B、排出電磁弁56、燃料排出弁57、ポンプ62、ファン21、警報器80、水排出弁58、水回収ポンプ65、吸引ポンプ47等の各アクチュエータが接続され、制御部81は、前記センサ出力に基づいて各アクチュエータの動作を制御する。
次に、燃料電池スタック11の構造について説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるセパレータユニットを燃料極側から見た第1の図、図4は本発明の実施の形態におけるスタックユニットの概念図、図5は本発明の実施の形態におけるモジュールの斜視図、図6は本発明の実施の形態におけるセパレータ及びフレームを示す斜視図、図7は本発明の実施の形態における燃料電池スタック内の水素ガスの流れを示す図、図8は本発明の実施の形態における水素ガスの供給側のエンドプレートを示す図、図9は本発明の実施の形態における水素ガスの排出側のエンドプレートを示す図、図10は本発明の実施の形態におけるセパレータユニットを燃料極側から見た第2の図、図11は本発明の実施の形態におけるメンブレン・エレクトロード・アッセンブリを燃料極側から見た図、図12は本発明の実施の形態におけるセパレータユニットのシール箇所を説明する図、図13は本発明の実施の形態におけるセパレータを空気極側から見た図、図14は本発明の実施の形態における燃料電池スタック内の水の流れを示す図である。
図4において、11aはスタックユニットであり、該スタックユニット11aは、水素ガスを供給する側のエンドプレート102、水素ガスを排出する側のエンドプレート103、右側及び左側の端面104、105、底面106及び頂面107を備え、前記エンドプレート102、103は、端面104側を上底とし、端面105側を上底より長い下底とする台形の形状を有する。したがって、前記底面106は、端面104側から端面105側にかけて次第に低くなるように傾斜させられる。なお、前記頂面107にファン21が、前記底面106に排出マニホルド23が、それぞれ取り付けられ、前記空気流路は、頂面107に形成された図示されない空気導入口を介してファン21と、底面106に形成された図示されない空気排出口を介して排出マニホルド23と連通させられる。
そして、前記エンドプレート102における端面104側の上端の近傍に、第2の燃料供給路52と接続される燃料導入口111が、前記エンドプレート103における端面104側の所定の近傍に燃料帰還路53と接続される燃料排出口112が、前記エンドプレート103における端面105側の下端の近傍に燃料帰還路53と接続される水排出口113が形成される。
前記スタックユニット11aは、図5に示されるように、複数のモジュール115を積層することによって形成され、前記スタックケース内に収容される。また、前記モジュール115は、セルを挟んで、図6に示されるように、複数のセパレータユニット141を積層し、さらに、セルの両側には必ずセパレータユニット141が配設されるようにセパレータユニット141をもう一枚積層することによって形成される。該セパレータユニット141は、セパレータ118、及びセパレータ118を周縁において支持するフレーム130を備える。
前記スタックユニット11aにおいて、空気は、図4において矢印Aで示されるように、垂直方向において上から下に向けて直線状に流れ、水素ガスは、図7の矢印で表されるように、水平方向においてモジュール115ごとに折り返し、蛇行して流れる。そのために、前記フレーム130の右側及び左側の端部には、長手方向に、かつ、垂直方向に延びる長穴によって第1、第2の燃料連通口としての水素ガス連通口136、137が形成され、各モジュール115間に位置するセパレータユニット141において、各水素ガス連通口136、137の一方が、モジュール115ごとに交互に連通させられる。
例えば、図7において、各モジュール115間に位置する各セパレータユニット141のうちの、セパレータユニット141−Aにおいては、水素ガス連通口136が連通させられ、水素ガス連通口137は非連通にされ、セパレータユニット141−Bにおいては、水素ガス連通口137が連通させられ、水素ガス連通口136は非連通にされる。なお、各モジュール115内の他のセパレータユニット141においては、各水素ガス連通口136、137の両方が連通させられる。
したがって、水素ガスの流れ方向におけるセパレータユニット141−Aより上流側のモジュール115において、各水素ガス流路を流れた水素ガスは、セパレータユニット141−Aの水素ガス連通口136で反転させられ、セパレータユニット141−Aより下流側のモジュール115の各水素ガス流路に進入し、水素ガスの流れる方向におけるセパレータユニット141−Bより上流側のモジュール115において、水素ガス流路を流れた水素ガスは、セパレータユニット141−Bの水素ガス連通口137で反転させられ、セパレータユニット141−Bより下流側のモジュール115の各水素ガス流路に進入する。
また、図7〜9において、102は水素ガスの供給側に配設されたエンドプレート、103は水素ガスの排出側エンドプレートであり、エンドプレート102、103は、締付け用シャフト123によって、モジュール115を締め付ける力を付与された状態で、相互に接続される。なお、図8において、124は締付け用シャフト123を通す穴である。
ところで、前述されたように、空気極側から燃料極側に向けて、逆拡散水として移動する水の量が多くなると、燃料極側の水素ガス流路が水によって局所的に塞(ふさ)がれてしまい、水素ガスが燃料極と接触して電気化学反応を起こすための面積が小さくなり、燃料電池の性能が低下するだけでなく、水との接触によって、燃料極が劣化したりしてしまう。そこで、網等のように多数の穴を有する図示されない集電体によって、水平方向に延びる複数の溝を形成し、前記集電体をセパレータ118と燃料極との間に配設して、水分が適切に拡散されるようにしている。ところが、水素ガス流路の底面が水平(重力方向にに対して直交する方向)である場合、下部分に水が滞留しやすい。水が滞留した部分は、発電性能が低くなって燃料電池の出力が小さくなったり、燃料極が劣化して燃料電池の耐久性が低下したりしてしまう。
そこで、水素ガス流路の底面を傾斜させ、水素ガス流路の下部に水が滞留するのを防止するとともに、前記水排出口113を介して水を外部に排出するようにしている。
そのために、前記セパレータ118は、台形の形状を有する枠状のフレーム130によって支持され、該フレーム130内に台形の形状を有する開口128が形成され、該開口128内にセパレータ118及びセルが収容される。前記フレーム130は、右側及び左側において垂直方向に延びる横枠部位131、132、各横枠部位131、132の上端間を連結する上枠部位133、及び各横枠部位131、132の下端間を連結する下枠部位134を備え、横枠部位131は横枠部位132より短くされ、上枠部位133は水平に延在させられ、下枠部位134は、横枠部位131側から横枠部位132にかけて、次第に低くなるように傾斜させて延在させられる。
前記横枠部位131には、前記水素ガス連通口136が形成され、前記横枠部位132には、水素ガス連通口136と同じ位置に前記水素ガス連通口137が形成され、該水素ガス連通口137より下方、すなわち、横枠部位132の下端の近傍には、排水穴138が形成される。
各セパレータユニット141は、図5に示されるように、相互に密着させて、かつ、水素ガス連通口136、137及び排水穴138同士が相互に整列するように積層され、これにより、水素ガス連通口136、137は、セパレータユニット141の積層方向に貫通する水素ガス連通流路を、排水穴138は、セパレータユニット141の積層方向に貫通する水排出流路を形成する。
次に、前記各セパレータユニット141においてセパレータ118の燃料極側に形成された水流路について説明する。
図1、10及び13に示されるように、セパレータ118は、フレーム130の開口128内に配設されて、フレーム130によって支持される。前記セパレータ118における燃料極と対向する側には、図1及び10に示されるように、網等のように多数の穴を有する図示されない集電体によって、水平方向に延びる複数の溝143が形成され、該各溝143によって複数の水素ガス流路が構成される。
前記フレーム130の下枠部位134は、前述されたように傾斜させられる。したがって、逆拡散水として各燃料室に送られた水は、水素ガス流路を形成する網を通過して燃料室内を重力で下方に移動した後、燃料室の底面を形成する前記下枠部位134に沿って横枠部位131側から横枠部位132側に向けて重力で流れ、最下端に隣接させて形成された排水穴138に到達する。なお、下枠部位134上には水流路が形成される。前記セパレータ118における燃料極と対向する面の右側及び左側の端部、並びに下端には、セパレータ118及びセルの電解質膜が外力を受けて変形することがないように、補強部材としてのバックアッププレート146〜148が貼り付けられる。なお、前記バックアッププレート146、147は、長尺状のプレートから成り、バックアッププレート148は、三角形の形状を有し、バックアッププレート146、147間に水平に延びる上縁151、前記下枠部位134に沿って、バックアッププレート146側からバックアッププレート147側にかけて傾斜する下縁152、及びバックアッププレート147側において上縁151と下縁152との間に延びる側縁153を備える。
そして、前記セパレータ118にバックアッププレート146〜148が貼り付けられた上に、図11に示されるように、メンブレン・エレクトロード・アッセンブリ155の図示されない燃料極がセパレータ118と対向するように配設される。なお、この場合、メンブレン・エレクトロード・アッセンブリ155の空気極156及び燃料極は、矩形の形状を有するのに対して、電解質膜157は、矩形の形状を有する部分の下部にバックアッププレート148と等しい三角形の形状を有する領域158を一体に備える。したがって、空気極156及び燃料極は、水流路を流れる水と接触させられないので、劣化するのを防止することができる。
この場合、図12に示されるように、フレーム130の横枠部位131、132、上枠部位133及び下枠部位134に、それぞれシール部分S1〜S4が配設され、セパレータユニット141内を大気に対してシールするとともに、横枠部位131における空気室と水素ガス連通口136との間、及び横枠部位132における空気室と水素ガス連通口137との間にそれぞれシール部分S5、S6が配設され、空気室と水素ガス連通口136、137との間をシールし、横枠部位132における排水穴138と空気室及び水素ガス連通口137との間にそれぞれシール部分S7、S8が配設され、排水穴138と空気室及び連通口137との間をシールする。
また、図13に示されるように、セパレータ118における空気極と対向する側には、垂直方向に延びる複数の溝163が形成され、該各溝163によって複数の空気流路が構成される。
そして、前記セパレータ118における空気と対向する面の上端及び下端には、セパレータ118及びセルの電解質膜が外力を受けて変形することがないように、補強部材としてのバックアッププレート165、166が貼り付けられる。なお、前記バックアッププレート165は、長尺状のプレートから成り、バックアッププレート166は三角形の形状を有する。
このように、本実施の形態においては、水素ガス流路の底面が傾斜させられるので、水は、各燃料室内を重力で下方に移動した後、図14に示されるように、燃料室の底面を形成する前記下枠部位134に沿って横枠部位131側から横枠部位132側に向けて重力で流れ、最下端において、下枠部位134と隣接する排水穴138に到達する。続いて、各モジュール115内を前記排水穴138によって形成された水排出流路に沿って流れ、水排出口113を介してスタックユニット11a外に排出される。
したがって、燃料室内で水が底面に滞留するのを防止することができるので、発電性能が低くなることがなく、燃料電池の出力が小さくなるのを防止することができる。また、燃料極が劣化しないので、燃料電池の耐久性を向上させることができる。
この場合、セパレータ118に形成された溝143及び水素ガス流路は、水平方向に形成されるので、重力の影響を受けることなく、水素ガスを円滑に流すことができ、水流路が傾斜させられるので、重力によって水を円滑に排水することができる。
次に、前記構成の燃料電池システムの動作について説明する。
この場合、燃料電池の起動時又は停止時に、燃料室内を減圧することによって、前記水排出口113から水を排出するようにしている。
まず、起動時に、前記制御部81の図示されない起動処理手段は、起動処理を行い、開閉弁44B及び燃料排出弁57を閉鎖し、水排出弁58を開放し、吸引ポンプ47を作動させることによって、スタックユニット11a内を30〔kpa〕程度に減圧する。これに伴って、燃料室内の水が水排出口113を介して排出される。
次に、前記起動処理手段は、開閉弁44B及び水排出弁58を閉鎖し、燃料排出弁57を開放し、吸引ポンプ47を作動させることによって、スタックユニット11a内を同様に、30〔kpa〕程度に減圧する。
続いて、前記起動処理手段は、開閉弁44B及び燃料排出弁57を開放し、水排出弁58を閉鎖する。これに伴って、燃料導入口111を介して水素ガスが供給される。
このように、燃料電池システムが起動されると、制御部81の図示されない運転処理手段は、運転処理を行い、開閉弁44B及び燃料排出弁57を開放し、水排出弁58を閉鎖した状態で燃料電池システムを運転し、必要に応じて水素ガスを燃料帰還路53に帰還させる。
また、前記運転処理手段は、定期的に、例えば、30分に1回程度、水排出弁58を開放し、水素ガスの圧力で水排出口113を介して水を排出する。
そして、制御部81の図示されない停止処理手段は、停止処理を行い、開閉弁44B及び燃料排出弁57を閉鎖し、水排出弁58を開放し、吸引ポンプ47を作動させることによって、スタックユニット11a内を30〔kpa〕程度に減圧する。これに伴って、燃料室内の水が水排出口113を介して排出される。
次に、前記停止処理手段は、開閉弁44B及び水排出弁58を閉鎖し、燃料排出弁57を開放し、吸引ポンプ47を作動させることによって、燃料室内を同様に、30〔kpa〕程度に減圧する。
続いて、前記停止処理手段は、空気導入弁56B及び燃料排出弁57を開放し、水排出弁58を閉鎖する。これに伴って、燃料導入口111を介して空気が供給される。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるセパレータユニットを燃料極側から見た第1の図である。 本発明の実施の形態における車載燃料電池システムを示す図である。 本発明の実施の形態における車載燃料電池システムの制御ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるスタックユニットの概念図である。 本発明の実施の形態におけるモジュールの斜視図である。 本発明の実施の形態におけるセパレータ及びフレームを示す斜視図である。 本発明の実施の形態における燃料電池スタック内の水素ガスの流れを示す図である。 本発明の実施の形態における水素ガスの供給側のエンドプレートを示す図である。 本発明の実施の形態における水素ガスの排出側のエンドプレートを示す図である。 本発明の実施の形態におけるセパレータユニットを燃料極側から見た第2の図である。 本発明の実施の形態におけるメンブレン・エレクトロード・アッセンブリを燃料極側から見た図である。 本発明の実施の形態におけるセパレータユニットのシール箇所を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるセパレータを空気極側から見た図である。 本発明の実施の形態における燃料電池スタック内の水の流れを示す図である。
符号の説明
11 燃料電池スタック
134 下枠部位
141 セパレータユニット
156 空気極

Claims (4)

  1. 電解質膜を燃料極及び空気極によって挟んで形成された複数の膜・電極接合体と、
    互いに隣接する膜・電極接合体間に配設され、燃料極との間に燃料流路を、空気極との間に空気流路を形成するセパレータユニットと
    前記膜・電極接合体及びセパレータユニットを備えたスタックユニットより上方に配設され、空気を前記空気流路に供給するための供給マニホルドと、
    前記スタックユニットより下方に配設され、空気を前記空気流路から排出するための排出マニホルドとを有するとともに、
    前記スタックユニット内において、燃料は、前記燃料流路を水平方向に流れ、前記セパレータユニットに形成された燃料連通口で反転させられ、
    前記スタックユニット内において、前記空気は、前記空気流路を上から下に向けて垂直方向に流れ、
    前記燃料流路の底面は、前記燃料が流れる方向に対して傾斜させられ、燃料流路内の水を排水穴に案内するための水流路を形成することを特徴とする燃料電池装置。
  2. 前記燃料流路の底面は、セパレータを保持する複数のフレームによって形成される請求項1に記載の燃料電池装置。
  3. 前記各フレームには、水流路の最下端に隣接させて前記排水穴が形成される請求項1に記載の燃料電池装置
  4. 動時又は停止時に、燃料室内を減圧することによって、前記排水穴を介して水が排出される請求項3に記載の燃料電池装置。
JP2007088232A 2006-08-23 2007-03-29 燃料電池装置 Expired - Fee Related JP5168980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007088232A JP5168980B2 (ja) 2006-08-23 2007-03-29 燃料電池装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006226557 2006-08-23
JP2006226557 2006-08-23
JP2007088232A JP5168980B2 (ja) 2006-08-23 2007-03-29 燃料電池装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008078111A JP2008078111A (ja) 2008-04-03
JP5168980B2 true JP5168980B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=39349940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007088232A Expired - Fee Related JP5168980B2 (ja) 2006-08-23 2007-03-29 燃料電池装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5168980B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2609257C2 (ru) * 2011-10-17 2017-01-31 Марикап Ой Сепарирующее устройство и способ для пневматической системы транспортировки материала

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5332898B2 (ja) * 2009-05-21 2013-11-06 トヨタ自動車株式会社 燃料電池及び燃料電池システム
JP5404594B2 (ja) * 2010-12-27 2014-02-05 本田技研工業株式会社 燃料電池
JP5777892B2 (ja) 2011-01-12 2015-09-09 本田技研工業株式会社 燃料電池
EP2824742B1 (en) 2012-03-08 2017-04-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system and control method thereof

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06338332A (ja) * 1993-05-28 1994-12-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体高分子電解質燃料電池用ガスセパレータ
JP3378079B2 (ja) * 1994-03-29 2003-02-17 マツダ株式会社 燃料電池
JPH08138695A (ja) * 1994-11-04 1996-05-31 Yamaha Motor Co Ltd 燃料電池
JP3491066B2 (ja) * 1995-08-15 2004-01-26 ヤマハ発動機株式会社 燃料電池
JP3429661B2 (ja) * 1998-02-13 2003-07-22 三菱電機株式会社 固体高分子型燃料電池
JP3980194B2 (ja) * 1998-09-10 2007-09-26 本田技研工業株式会社 燃料電池
JP2000277132A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池
JP2002198077A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Toyota Motor Corp 燃料電池装置
JP2004207106A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Sanyo Electric Co Ltd 固体高分子形燃料電池積層体
JP2005050574A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2007504601A (ja) * 2003-08-29 2007-03-01 ツェントゥルム フューア ゾンネンエネルギー−ウント ヴァッサーシュトッフ−フォルシュング バーデン−ヴァルテムベルク ゲマインニュッツィヒ シュティフトゥング 燃料電池用のガス供給パネル及びガス供給パネルを有する燃料電池
JP4770137B2 (ja) * 2004-07-30 2011-09-14 株式会社エクォス・リサーチ 燃料電池システム及びその運転方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2609257C2 (ru) * 2011-10-17 2017-01-31 Марикап Ой Сепарирующее устройство и способ для пневматической системы транспортировки материала

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008078111A (ja) 2008-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7776491B2 (en) Separator unit and fuel cell stack
JP4887639B2 (ja) セパレータユニット及び燃料電池スタック
JP5168980B2 (ja) 燃料電池装置
JP2004031135A (ja) 燃料電池およびその制御方法
EP1868259B1 (en) Separator unit and fuel cell stack
JP4992187B2 (ja) 燃料電池スタック及び燃料電池システム
JP2007066625A (ja) 燃料電池スタック
JP5011749B2 (ja) 燃料電池装置
JP5008265B2 (ja) セパレータユニット及び燃料電池スタック
JP2008181768A (ja) 燃料電池システム
JP4770137B2 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP2007317510A (ja) 燃料電池システム
JP2007227276A (ja) 燃料電池装置
JP4599927B2 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP5437089B2 (ja) 燃料電池システム
JP4967271B2 (ja) 集電体及びその製造方法
JP4507971B2 (ja) 燃料電池装置
JP5023568B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP2007299564A (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP2007234398A (ja) 燃料電池装置
JP5450124B2 (ja) 燃料電池システム
JP2006310110A (ja) 車載燃料電池システム
JP2008251204A (ja) 燃料電池装置
JP5019719B2 (ja) セパレータユニット
JP2006309945A (ja) 燃料電池装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5168980

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees