JP2007270892A - 車輪用転がり軸受装置 - Google Patents

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Shuji Nagata
修二 永田
Masao Takimoto
将生 滝本
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JTEKT Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
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Abstract

【課題】分解時において軌道輪3を内軸4から容易に取り外すことができる車輪用転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】車輪取付用フランジ6の基部6aの複数箇所に、一端が当該フランジ6の車両アウタ側の端面に開口し、他端が軌道輪の車両アウタ側の端面に臨む貫通孔7を設け、前記貫通孔7に挿入したピンを介して軌道輪3を車両インナ側へ移動できるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車輪用転がり軸受装置に関する。
車輪を車両に支持するのに用いられる車輪用転がり軸受装置は、例えば図2に示すように、内周に複列の外側軌道面1aが形成された外輪部材1と、この外輪部材1と同軸に配置され、外周面から径外方向に突出した車輪取付用フランジ6を有する内軸4とを備えている。前記内軸4の車両インナ側(図2において右側)の外周面には、一対の軌道輪3が締まり嵌め状態で嵌合されており、この状態で雄ネジ部15に対するナット9の締め付け力により、ナット9と車輪取付用フランジ6の基部6aとの間で挟まれて、軸方向への移動が規制されている。そして、各軌道輪3の外周には、外輪部材1の複列の外側軌道面1aと対向する内側軌道面3aがそれぞれ形成されている。また、前記外側軌道面1aと内側軌道面3aとの間には、複数の転動体2を介在している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−287036号公報(第5頁、図1)
前記した従来の車輪用転がり軸受装置においては、その部品交換等のために分解する際に、軌道輪3を内軸4から取り外す必要が生じる場合がある。この場合、ナット9を雄ネジ部15から取り外し軌道輪3の車両インナ側への移動を許容した状態で、引き抜き具としてのプーラーの爪部を、フランジ6の基部6aと、この基部6aに接触している車両アウタ側(図2において左側)の軌道輪3の端面との間に挿入して、各軌道輪3を車両インナ側へ引き抜くことが行われている。
しかし、前記フランジ6の基部6aと軌道輪3の端面とが密着しているために、プーラーの爪部をフランジ6の基部6aと軌道輪3の端面との間に挿入し難い。このため、軌道輪3を取外すのに手間取り、分解作業に多くの工数を必要とするという問題があった。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、軌道輪を内軸から容易に取り外すことができ、その分解作業を効率よく行うことができる車輪用転がり軸受装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明の車輪用転がり軸受装置は、内周に複列の外側軌道面が形成された外輪部材と、この外輪部材と同軸に配置され、外周面から径外方向に突出した車輪取付用フランジが形成された内軸と、この内軸の外周面に締まり嵌め状態で嵌合されているとともに、外周に前記外輪部材の複列の外側軌道面と対向する複列の内側軌道面が形成された一対の軌道輪と、前記外側軌道面と前記内側軌道面との間に介在した転動体とを備える車輪用転がり軸受装置であって、前記フランジの基部の複数箇所に、一端が当該フランジの車両アウタ側の端面に開口し、他端が前記軌道輪の車両アウタ側の端面に臨む貫通孔が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、前記軌道輪を内軸から取外す際に、車両アウタ側より前記貫通孔にピンを挿入し、このピンを例えばプレスで軌道輪側に押圧することにより、当該ピンを介して軌道輪を車両インナ側に移動させて、当該軌道輪を内軸から容易に取り外すことができる。
前記複数の貫通孔は、等配に設けられているのが好ましい。この場合には、車両アウタ側軌道輪の端面の複数箇所をピンによって均等に押圧することができるので、軌道輪を車両インナ側にスムースに移動させることができるとともに、前記貫通孔に起因して内軸の回転バランスが崩れるのを抑制することができる。
本発明の車輪用転がり軸受装置によれば、その分解作業時に軌道輪を内軸から容易に取り外すことができるので、当該分解作業を効率よく行うことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る車輪用転がり軸受装置の一実施形態を示す断面図である。この車輪用転がり軸受装置の基本的構造は従来のものと同じであり、同一部分には同一の参照符号を付している。前記軸受装置は、内周に複列の断面円弧状の外側軌道面1aを有した外輪部材1と、この外輪部材1の内周に複数の転動体2を介して配置された内軸4及び軌道輪3とを備えている。
内軸4は、外輪部材1と同軸に配置され、一端側(車両アウタ側端部。図1において左側)の外周には、車輪取付用フランジ6が径外方向に突出して形成されているとともに、外輪部材1の外周には、車体取付用フランジ5が径外方向に突出して形成されている。また、車輪取付用フランジ6には、ホイールやブレーキロータ等の車輪側部材(図示せず)を取り付けるためのボルト12が設けられている。そして、内軸4の車両アウタ側端部には、ブレーキのロータ(図示せず)を嵌め込むための環状のインロー部11が軸方向に突設されている。また、内軸4の車両インナ側端部には、雄ネジ部15が設けられており、この雄ネジ部15にはナット9が螺合されている。
軌道輪3は、一対構成されており、外周に外輪部材1の複列の外側軌道面1aと対向する複列の断面円弧状の内側軌道面3aがそれぞれ形成されている。そして、当該軌道輪3は、内軸4の外周面に締まり嵌め状態で圧入されており、この状態で雄ネジ部15に対するナット9の締め付け力により、ナット9と車輪取付用フランジ6の基部6aとの間で挟まれて、軸方向への移動が規制されている。また、軌道輪3の車両インナ側外周には、転がり軸受装置内部の潤滑油の漏洩を防止するためのスリンガー16が嵌合固定されている。
転動体2は鋼球からなり、外側軌道面1aと内側軌道面3aとの間に介在している。なお、それぞれの転動体2を所定間隔で保持するために保持器10が設けられ、また、外輪部材1と軌道輪3との間の環状空間を密封するためにシール14が設けられている。また、外輪部材1の端部内周面には、鉄板等の金属板をプレス成形することで作製されたカバー13が嵌め込まれている。
以上の構成の軸受装置において、前記車輪取付用フランジ6の基部6aには、複数の貫通孔7が設けられている。各貫通孔7は同一円周上の例えば2〜6箇所に等配に設けられている。また、各貫通孔7の一端は、車輪取付用フランジ6の車両アウタ側の端面に開口しており、他端は当該車輪取付用フランジ6に接触させた軌道輪3の端面に臨ませてある。各貫通孔7は例えば車両アウタ側からねじ込んだボルト8によって閉塞されており、当該貫通孔7を通して水等の異物が車両インナ側へ侵入しないようになっている。
以上の構成であれば、前記軌道輪3を内軸4から取外す際に、ナット9を雄ネジ部15から取り外し軌道輪3の車両インナ側への移動を許容した状態で、かつ貫通孔7からボルト8を取り外した状態で、車両アウタ側より前記貫通孔7にピンを挿入し、このピンを例えばプレスで車両インナ方向へ押圧することにより、当該ピンを介して軌道輪3を車両インナ側に移動させることができ、最終的に当該軌道輪を内軸4から容易に取り外すことができる。この際、前記貫通孔7が等配に設けられているので、軌道輪3の端面の複数箇所をピンによって均等に押圧することができ、これにより、軌道輪3を車両インナ側にスムースに移動させることができる。また、前記貫通孔7に起因して内軸4の回転バランスが崩れるのを抑制することもできる。
なお、仮にプーラーを用いて軌道輪3を取り外す場合でも、上記ピンを介して軌道輪3を車両インナ側に移動させて、車輪取付用フランジ6の基部6aと軌道輪3の端面との間に隙間を生じさせることができるので、当該プーラーの爪を軌道輪3に容易に引っ掛けることができる。
このように、本発明によれば軸受装置の分解時に、軌道輪3を内軸4から容易に取り外すことができるので、その分解作業を効率よく行うことができる。
なお、本発明の車輪用転がり軸受装置は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよく、例えば、上記の実施形態は、従動輪用転がり軸受装置について示したが、駆動輪用転がり軸受装置であってもよい。
本発明に係る車輪用転がり軸受装置の一実施形態を示す断面図である。 従来の車輪用転がり軸受装置の断面図である。
符号の説明
1 外輪部材
1a 外側軌道面
2 転動体
3 軌道輪
3a 内側軌道面
4 内軸
6 フランジ
6a 基部
7 貫通孔

Claims (2)

  1. 内周に複列の外側軌道面が形成された外輪部材と、
    この外輪部材と同軸に配置され、外周面から径外方向に突出した車輪取付用フランジが形成された内軸と、
    この内軸の外周面に締まり嵌め状態で嵌合されているとともに、外周に前記外輪部材の複列の外側軌道面と対向する複列の内側軌道面が形成された一対の軌道輪と、
    前記外側軌道面と前記内側軌道面との間に介在した転動体とを備える車輪用転がり軸受装置であって、
    前記フランジの基部の複数箇所に、一端が当該フランジの車両アウタ側の端面に開口し、他端が前記軌道輪の車両アウタ側の端面に臨む貫通孔が設けられていることを特徴とする車輪用転がり軸受装置。
  2. 前記複数の貫通孔が等配に設けられている請求項1記載の車輪用転がり軸受装置。
JP2006095091A 2006-03-30 2006-03-30 車輪用転がり軸受装置 Pending JP2007270892A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202471A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Nissan Motor Co Ltd ダンパ付プーリ

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