JP2007270856A - 運動案内装置用潤滑剤充填容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を無駄なく供給することができ、しかも潤滑剤の使用期限管理を大幅に簡略化することができる運動案内装置用潤滑剤充填容器を提供する。
【解決手段】運動案内装置用潤滑剤充填容器10は、軌道部材と移動部材とが複数の転動体を介して荷重を負荷しながら相対移動自在に係合する運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を供給するために用いられるものである。そして、かかる運動案内装置用潤滑剤充填容器10は、所定量の潤滑剤が充填される本体部11と、本体部11に連設されるキャップ部15と、を備え、キャップ部15に力を加えて該キャップ部15を本体部11から切り離し、本体部11に開口を形成することによって運動案内装置に対する潤滑剤の供給を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を無駄なく供給することができる運動案内装置用潤滑剤充填容器に関するものである。
軌道部材と移動部材とが複数の転動体を介して荷重を負荷しながら相対移動自在に係合する運動案内装置は、その運動の基本が転がり運動に基づくため、摺動抵抗が低いという利点があり、現在、工作機械や搬送装置を始めとして、半導体製造装置、医療装置などの多くの用途に用いられている。
このような運動案内装置においては、軌道部材と移動部材との間の摺動抵抗を軽減することによって、転動体それ自体の摩耗を抑制したり、転動体が転走する軌道レールやねじ軸等の軌道部材側の転走面、あるいは摺動台やナット部材等の移動部材側の負荷転走面の摩耗を抑制したりして、軌道部材と移動部材との間における高精度の運動を長期に亘って維持する必要がある。そこで、この種の運動案内装置にあっては、転動体の表面や上記軌道部材側の転走面および移動部材側の負荷転走面に対して、その使用条件に応じた適切な潤滑を施すことが必要となっている。
そして、運動案内装置に対する従来の潤滑剤供給方法としては、図8に示すように、運動案内装置が備える給脂用ニップル81に対してグリースガン82のノズル先端を設置し、グリースガン82の操作レバー83を操作することによって潤滑剤を供給することが一般的に行われていた。
しかしながら、潤滑剤の供給にグリースガン82を用いた場合には、操作者が適正量を把握することが困難であるため、運動案内装置に対して過度に潤滑剤を供給してしまうという問題が発生しがちであった。
また、この種の潤滑剤では、一般的に未使用時の性能保証期間が2年であり、潤滑剤容器開封後は1年程度の寿命とされている。しかしながら、潤滑剤容器の容量はユーザの使用量に応じて決められているわけではないので、グリースガン82を用いた場合には、使用せずに余った潤滑剤を廃棄しなければならなくなったり、使用中の潤滑剤の期限管理を徹底しておかなければならないなど、コスト面での問題や管理面での煩わしさが存在していた。
本発明は、上述した課題の存在に鑑みて成されたものであって、その目的は、運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を無駄なく供給することができ、しかも潤滑剤の使用期限管理を大幅に簡略化することができる運動案内装置用潤滑剤充填容器を提供することにある。
本発明に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器は、軌道部材と移動部材とが複数の転動体を介して荷重を負荷しながら相対移動自在に係合する運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を供給するために用いられる運動案内装置用潤滑剤充填容器であって、所定量の潤滑剤が充填される本体部と、前記本体部に連設されるキャップ部と、を備え、前記キャップ部に力を加えて該キャップ部を前記本体部から切り離し、前記本体部に開口を形成することによって運動案内装置に対する潤滑剤の供給を行うことを特徴とする。
本発明に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器において、前記本体部は、所定量の潤滑剤が充填されるタンク部と、一端側が前記タンク部に連設されるとともに他端側に前記キャップ部が連設され、且つ、前記タンク部が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときに該潤滑剤の導出経路となるネック部と、によって構成することができる。
また、本発明に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器において、前記ネック部に形成される前記潤滑剤の導出経路は、前記キャップ部を切り離したときに形成される開口の径が運動案内装置の備えるニップル径よりも小さくなるように構成することができる。
また、本発明に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器において、前記ネック部に形成される前記潤滑剤の導出経路は、前記キャップ部を切り離したときに形成される開口近傍の径が徐々に大きくなるようテーパ形状に形成することができる。
本発明に係る別の運動案内装置用潤滑剤充填容器は、軌道部材と移動部材とが複数の転動体を介して荷重を負荷しながら相対移動自在に係合する運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を供給するために用いられる運動案内装置用潤滑剤充填容器であって、所定量の潤滑剤が充填される本体部と、前記本体部に連設される先細円錐形状をした油差し部と、を備え、前記油差し部の先端に針を突き刺して開口を形成することにより、運動案内装置に対する潤滑剤の供給を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る別の運動案内装置用潤滑剤充填容器において、前記本体部は、所定量の潤滑剤が充填されるタンク部と、一端側が前記タンク部に連設されるとともに他端側に前記油差し部が連設され、且つ、前記タンク部が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときに該潤滑剤の導出経路となるネック部と、によって構成することができる。
本発明に係る他の運動案内装置用潤滑剤充填容器は、軌道部材と移動部材とが複数の転動体を介して荷重を負荷しながら相対移動自在に係合する運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を供給するために用いられる運動案内装置用潤滑剤充填容器であって、所定量の潤滑剤が充填されるタンク部と、前記タンク部の一端側に連設されるとともに前記タンク部が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときに該潤滑剤の導出経路となる第1のネック部と、前記第1のネック部の先端側に連設されるキャップ部と、前記タンク部の他端側に連設されるとともに前記タンク部が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときに該潤滑剤の導出経路となる第2のネック部と、前記第2のネック部の先端側に連設される先細円錐形状をした油差し部と、を備え、前記キャップ部に力を加えて該キャップ部を前記第1のネック部から切り離したときには、前記第1のネック部の先端に形成された開口から運動案内装置に対する潤滑剤の供給を行い、前記油差し部の先端に針を突き刺して開口を形成したときには、前記油差し部の先端に形成された開口から運動案内装置に対する潤滑剤の供給を行うことを特徴とする。
また、上記した本発明に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器においては、前記タンク部が、柔軟性シートによって袋状に形成されたパウチ状容器体として構成されていることとすることができる。
さらに、本発明に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器においては、パウチ状容器体として構成される前記タンク部に対して、前記ネック部と前記キャップ部、前記ネック部と前記油差し部、前記第1のネック部と前記キャップ部、又は第2のネック部と前記油差し部のそれぞれが、前記タンク部内に収納可能に構成されていることとすることができる。
またさらに、本発明に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器において、パウチ状容器体として構成される前記タンク部の表面には、潤滑剤の押出量を計量するための目盛を表示することができる。
なお上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明によれば、供給対象となる運動案内装置の必要量に応じて運動案内装置用潤滑剤充填容器を用意し、所定量の潤滑剤を無駄なく供給することができるので、運動案内装置自体の性能を適切に維持できるとともに、潤滑剤を余らすことがないので、維持・管理コストが削減できる。
また、本発明の運動案内装置用潤滑剤充填容器は、所定量の潤滑剤が充填されていることから使用した際には必要量を使い切ることになるので、従来グリースガン使用時に行っていた潤滑剤の使用期限管理を大幅に簡略化することが可能となる。このことは、使用期限が切れた潤滑剤を使用してしまうという事故を防止することにもつながるため、運動案内装置自体の性能維持の面からも好ましい。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の各実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、各実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
また、以下に説明する各実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器は、軌道部材と移動部材とが複数の転動体を介して荷重を負荷しながら相対移動自在に係合する運動案内装置に対して用いられるものであって、この運動案内装置が備えるあらゆる型式の潤滑剤導入口に適用可能である。この潤滑剤導入口としては、例えば、A型,B型,C型,ピンタイプ,ボタンタイプ等のグリスニップルやオイル孔等を想定しており、これらあらゆる型式の潤滑剤導入口に対して、本実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器を用いることが可能である。
さらに、本明細書における「運動案内装置」は、例えば、工作機械などに用いられる転がり軸受全般や真空中で使用される無潤滑軸受、リニアガイドや直線案内装置、ボールスプライン装置、ボールねじ装置などのような、あらゆる転動・摺動動作を伴う装置を含むものである。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器の外観斜視図である。第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器10は、グリスニップルに用いられることを想定して創案されたものであり、所定量の潤滑剤が充填される本体部11と、この本体部11に連設されるキャップ部15とから構成されている。
本体部11は、タンク部12とネック部13とによって構成されており、主としてタンク部12内に所定量の潤滑剤が充填されている。一方、ネック部13は、くびれ形状に形成されており、一端側(図1における左下側)がタンク部12に連設されるとともに他端側(図1における右上側)にキャップ部15が連設されている。
また、第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器10は、可撓性の樹脂材料によって形成されており、タンク部12を押圧してその内容積を減少させるとタンク部12の内部に充填された潤滑剤が押し出され、この潤滑剤が導出経路としての役割を担うネック部13内を通過するようになっている。また、ネック部13に連設されるキャップ部15は、回捻,ひねり,折り曲げ等の力を加えることによって容易にネック部13から切り離すことができるようになっている。キャップ部15を切り離すと、ネック部13の先端には開口が形成されることになるので、この状態からタンク部12を押圧することによって、開口を通じた潤滑剤の押し出しが可能となり、運動案内装置に対する潤滑剤の供給が実現する。
なお、ネック部13に形成される潤滑剤の導出経路の形状については、様々な形態を採用することが可能である。例えば、図2Aにおいて示すネック部13のように、キャップ部15を切り離したときに形成される開口の径が、開口の出口付近で一定となるようにすることが可能である(図2Aにおける符号14aの箇所参照)。そして、この場合には、キャップ部15を切り離したときに形成される開口の径が、運動案内装置の備えるニップル径よりも僅かに小さくなるように構成することが好適である。ネック部13に形成される潤滑剤の導出経路がニップル径よりも僅かに小さくなるように構成することにより、ネック部13の先端がグリスニップルに確実に嵌り込み、タンク部12内に充填された運動案内装置にとって適量の潤滑剤を漏れなく供給することが可能となる。
また、ネック部13に形成される潤滑剤の導出経路の別の形状としては、図2Bに例示するように、キャップ部15を切り離したときに形成される開口の径が、開口の出口に行くに従って徐々に大きくなるようにテーパ形状として形成することも好適である(図2Bにおける符号14bの箇所参照)。導出経路をテーパ形状とすることによって、複数サイズのグリスニップルに対応することが可能となり、第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器の適用範囲が拡大されることになる。
次に、第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器10の使用方法について、図3を用いて説明する。図3は、第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器の使用方法を説明するための図である。
まず、図3における(a)で示されるように、第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器10のキャップ部15に力を加えることによってネック部13からキャップ部15を切り離し、本体部11(特に、タンク部12)内に充填された潤滑剤を押し出し可能な状態とする。
次に、図3における(b)で示されるように、ネック部13の先端に形成された開口を運動案内装置30が備えるグリスニップル31に確実に嵌め込む。
続いて、図3における(c)で示されるように、例えば符号Xで示される矢印の方向にタンク部12を押圧することによってタンク部12を押し潰し、内部に充填された潤滑剤を運動案内装置30内に供給する。このとき、本体部11(特に、タンク部12)内には、供給先となる運動案内装置30に応じた所定量の潤滑剤が充填されているので、潤滑剤が無駄になることがなく、しかも運動案内装置30の性能・寿命等にとっても非常に好ましい状態が維持されることとなる。
最後に、切り離されたキャップ部15と潤滑剤の充填を終えた本体部11を廃棄することにより、運動案内装置30に対する潤滑剤供給作業が終了する。
[第2の実施形態]
以上説明した第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器10は、グリスニップルに対応することを想定したものであった。次に説明する第2の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器は、オイル孔にオイル等の潤滑剤を供給する場合に好適な形態の運動案内装置用潤滑剤充填容器に関するものである。なお、以下で説明する第2乃至第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器においては、上述した第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器と同一又は類似する部材について、同一符号を付して説明を省略することとする。
第2の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器10は、図4において示すように、ネック部13の先端に先細円錐形状をした油差し部45が形成されるという形態を有している。この油差し部45は、内部に空洞が形成されているとともに、常にはこの空洞が密封状態となっている。そして、先細円錐形状の先端に針46を突き刺すことによって開口が形成できるようになっている。油差し部45が有する先細円錐形状の先端部分は、その形状からちょうどオイル孔に嵌り込むことが可能となっているので、油差し部45先端をオイル孔に嵌め込んだ状態でタンク部12を押し潰すことにより、運動案内装置30への潤滑剤の供給が可能となる。
[第3の実施形態]
上述した第1および第2の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器10は、これらを組み合わせて構成することも可能である。この場合の具体的な形態を図5に示す。図5は、第3の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器の構成を説明するための外観斜視図である。
図5に示すように、第3の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器50は、所定量の潤滑剤が充填されるタンク部52の両側に潤滑剤の導出経路が形成される構成を有している。すなわち、タンク部52の一端側(図5における左下側)には第1のネック部53が連設されており、タンク部52が(例えば、符号Xで示される方向の)押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときにこの潤滑剤の導出経路となる役割を担っている。さらに、第1のネック部53の先端側にはキャップ部55が連設されており、このキャップ部55に力を加えてキャップ部55を第1のネック部53から切り離したときには、第1のネック部53の先端に形成された開口から運動案内装置30に対する潤滑剤の供給を行うことが可能となる。
一方、タンク部52の他端側(図5における右上側)には第2のネック部56が連設されている。この第2のネック部56もタンク部52が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときにこの潤滑剤の導出経路となる役割を担っている。そして、第2のネック部56の先端側には先細円錐形状をした油差し部57が連設されている。油差し部57は、その先端に針58を突き刺すことによって開口が容易に形成できるようになっており、このようにして開口が形成された油差し部57の先端を運動案内装置30が備えるオイル孔等に嵌め込むことによって、確実な潤滑剤の供給が可能となる。
[第4の実施形態]
上述した第1乃至第3の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器10,50は、少なくともタンク部12,52が可撓性の樹脂材料によって構成されていた。次に説明する第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器60は、タンク部が柔軟性シートによって袋状に形成されたパウチ状容器体として構成されている場合の形態を備えるものである。
ここで、図6は、第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器60を示す外観斜視図である。また、図7は、第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器60の使用方法を説明するための図である。
第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器60は、上述した第3の実施形態の場合と同様に、所定量の潤滑剤が充填されるタンク部62の両側に潤滑剤の導出経路が形成される構成を有している。すなわち、タンク部62の一端側(図6における左下側)には第1のネック部63が連設されており、タンク部62が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときにこの潤滑剤の導出経路となる役割を担っている。さらに、第1のネック部63の先端側にはキャップ部65が連設されており、このキャップ部65に力を加えてキャップ部65を第1のネック部63から切り離したときには、第1のネック部63の先端に開口が形成される。そして、この開口から運動案内装置30に対する潤滑剤の供給を行うことが可能となる。
一方、タンク部62の他端側(図6における右上側)には第2のネック部66が連設されている。この第2のネック部66もタンク部62が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときにこの潤滑剤の導出経路となる役割を担っている。そして、第2のネック部66の先端側には先細円錐形状をした油差し部67が連設されている。油差し部67は、その先端に針68を突き刺すことによって開口が容易に形成できるようになっており(図7中(b)参照)、このようにして開口が形成された油差し部67の先端を運動案内装置30が備えるオイル孔等に嵌め込むことによって、確実な潤滑剤の供給が可能となる。
また、第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器60は、タンク部62が、柔軟性シートによって袋状に形成されたパウチ状容器体として構成されている。したがって、潤滑剤を押し出した後は、タンク部62が平らに押し潰されて嵩張ることがないので、使用後に邪魔になることがない。また、第4の実施形態に係るタンク部62は、図7における(a)で示されるように、潤滑剤導出経路となる第1のネック部63とキャップ部65、および第2のネック部66と油差し部67のそれぞれをタンク部62内に収納できるようになっているので、使用前の状態であっても、保存管理が実施し易い形態となっている。
なお、柔軟性シートによって袋状に形成されるタンク部62の表面には、潤滑剤の押出量を計量するための目盛69を表示することが好適である。例えば、クリップなどを用いて所望量の目盛69に合わせてタンク部62を仕切ることにより、必要な量の潤滑剤を押し出すことが可能となる。
次に、第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器60の使用方法について、図7を用いて説明する。
まず、図7における(a)で示されるように、第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器60のキャップ部65もしくは油差し部67を摘んで符号αで示される方向に引き出すことにより、第1のネック部63とキャップ部65、又は第2のネック部66と油差し部67をタンク部62から突出させることができる。なお、潤滑剤の供給口がグリスニップル等の場合には、第1のネック部63側を突出させればよいし、潤滑剤の供給口がオイル孔等の場合には、第2のネック部66側を突出させればよい。
次に、第1のネック部63側を突出させたときには、図7における(b)で示されるように、第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器60のキャップ部65に力を加えることによって第1のネック部63からキャップ部65を切り離し、タンク部62内に充填された潤滑剤を押し出し可能な状態とする。逆に、第2のネック部66側を突出させたときには、図7における(b)で示されるように、第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器60の油差し部67先端に針68を突き立てることにより開口を形成し、タンク部62内に充填された潤滑剤を押し出し可能な状態とする。
次に、第1のネック部63の場合は、その先端に形成された開口を運動案内装置30が備えるグリスニップル31に確実に嵌め込む。また、第2のネック部66の場合は、油差し部67の先端に形成された開口をオイル孔に対して確実に嵌め込む。
その後、図7における(c)で示されるように、例えば符号βで示される矢印の方向からタンク部62を押圧することによってタンク部62を押し潰し、内部に充填された潤滑剤を運動案内装置30内に供給する。このとき、タンク部62内には、供給先となる運動案内装置30に応じた所定量の潤滑剤が充填されているか、もしくはクリップ止めなどにより所定量の潤滑剤のみを押し出すようにすることができるので、潤滑剤を無駄にすることがなく、しかも運動案内装置30の性能・寿命等にとっても非常に好ましい状態が維持されることとなる。
最後に、切り離されたキャップ部65と潤滑剤の充填を終えたタンク部62等を廃棄することにより、運動案内装置30に対する潤滑剤供給作業が終了する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施形態に記載の範囲には限定されない。上記各実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、第4の実施形態で説明したパウチ状容器体として構成されるタンク部62を有する運動案内装置用潤滑剤充填容器60については、グリスニップル用の第1のネック部63と、オイル孔用の第2のネック部66との両方を備えている形態について説明した。しかしながら、パウチ状容器体として構成されるタンク部62については、第1のネック部63又は第2のネック部66のいずれか一方のみを備えるように構成することも可能である。すなわち、パウチ状容器体として構成されるタンク部62が、第1のネック部63とキャップ部65のみ、あるいは第2のネック部66と油差し部67のみを備えるように構成することも可能である。
さらに、グリスニップル用およびオイル孔用の導出経路を備える形態の運動案内装置用潤滑剤充填容器については、タンク部を2分割し、それぞれグリスニップル用の導出経路の側にグリスを、オイル孔用の導出経路の側にオイルを充填するように構成することも可能である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
なお、本発明に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器は、所望量の潤滑剤のみが充填されていることから使い切った後に気軽に廃棄でき、管理面だけでなく環境面からも有利な効果を有している。
第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器の外観斜視図である。 第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器のネック部に形成される潤滑剤導出経路の形状を例示する要部拡大図である。 第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器のネック部に形成される潤滑剤導出経路の別の形状を例示する要部拡大図である。 第1の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器の使用方法を説明するための図である。 第2の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器の要部拡大図である。 第3の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器の構成を説明するための外観斜視図である。 第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器を示す外観斜視図である。 第4の実施形態に係る運動案内装置用潤滑剤充填容器の使用方法を説明するための図である。 運動案内装置に対する従来の潤滑剤供給方法を示した図である。
符号の説明
10 運動案内装置用潤滑剤充填容器、11 本体部、12 タンク部、13 ネック部、15 キャップ部、30 運動案内装置、31 グリスニップル、45 油差し部、46,58,68 針、50 運動案内装置用潤滑剤充填容器、52 タンク部、53 第1のネック部、55 キャップ部、56 第2のネック部、57 油差し部、60 運動案内装置用潤滑剤充填容器、62 タンク部、63 第1のネック部、65 キャップ部、66 第2のネック部、67 油差し部、69 目盛、81 給脂用ニップル、82 グリースガン、83 操作レバー。

Claims (10)

  1. 軌道部材と移動部材とが複数の転動体を介して荷重を負荷しながら相対移動自在に係合する運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を供給するために用いられる運動案内装置用潤滑剤充填容器であって、
    所定量の潤滑剤が充填される本体部と、
    前記本体部に連設されるキャップ部と、
    を備え、
    前記キャップ部に力を加えて該キャップ部を前記本体部から切り離し、前記本体部に開口を形成することによって運動案内装置に対する潤滑剤の供給を行うことを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
  2. 請求項1に記載の運動案内装置用潤滑剤充填容器において、
    前記本体部は、
    所定量の潤滑剤が充填されるタンク部と、
    一端側が前記タンク部に連設されるとともに他端側に前記キャップ部が連設され、且つ、前記タンク部が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときに該潤滑剤の導出経路となるネック部と、
    によって構成されていることを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
  3. 請求項1又は2に記載の運動案内装置用潤滑剤充填容器において、
    前記ネック部に形成される前記潤滑剤の導出経路は、前記キャップ部を切り離したときに形成される開口の径が運動案内装置の備えるニップル径よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
  4. 請求項1又は2に記載の運動案内装置用潤滑剤充填容器において、
    前記ネック部に形成される前記潤滑剤の導出経路は、前記キャップ部を切り離したときに形成される開口近傍の径が徐々に大きくなるようテーパ形状に形成されていることを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
  5. 軌道部材と移動部材とが複数の転動体を介して荷重を負荷しながら相対移動自在に係合する運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を供給するために用いられる運動案内装置用潤滑剤充填容器であって、
    所定量の潤滑剤が充填される本体部と、
    前記本体部に連設される先細円錐形状をした油差し部と、
    を備え、
    前記油差し部の先端に針を突き刺して開口を形成することにより、運動案内装置に対する潤滑剤の供給を行うことを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
  6. 請求項5に記載の運動案内装置用潤滑剤充填容器において、
    前記本体部は、
    所定量の潤滑剤が充填されるタンク部と、
    一端側が前記タンク部に連設されるとともに他端側に前記油差し部が連設され、且つ、前記タンク部が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときに該潤滑剤の導出経路となるネック部と、
    によって構成されていることを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
  7. 軌道部材と移動部材とが複数の転動体を介して荷重を負荷しながら相対移動自在に係合する運動案内装置に対して所定量の潤滑剤を供給するために用いられる運動案内装置用潤滑剤充填容器であって、
    所定量の潤滑剤が充填されるタンク部と、
    前記タンク部の一端側に連設されるとともに前記タンク部が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときに該潤滑剤の導出経路となる第1のネック部と、
    前記第1のネック部の先端側に連設されるキャップ部と、
    前記タンク部の他端側に連設されるとともに前記タンク部が押圧力を受けて潤滑剤が押し出されるときに該潤滑剤の導出経路となる第2のネック部と、
    前記第2のネック部の先端側に連設される先細円錐形状をした油差し部と、
    を備え、
    前記キャップ部に力を加えて該キャップ部を前記第1のネック部から切り離したときには、前記第1のネック部の先端に形成された開口から運動案内装置に対する潤滑剤の供給を行い、
    前記油差し部の先端に針を突き刺して開口を形成したときには、前記油差し部の先端に形成された開口から運動案内装置に対する潤滑剤の供給を行うことを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
  8. 請求項2〜4、6および7のいずれか1項に記載の運動案内装置用潤滑剤充填容器において、
    前記タンク部が、柔軟性シートによって袋状に形成されたパウチ状容器体として構成されていることを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
  9. 請求項8に記載の運動案内装置用潤滑剤充填容器において、
    パウチ状容器体として構成される前記タンク部に対して、前記ネック部と前記キャップ部、前記ネック部と前記油差し部、前記第1のネック部と前記キャップ部、又は第2のネック部と前記油差し部のそれぞれが、前記タンク部内に収納可能に構成されていることを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
  10. 請求項2〜4、6〜9のいずれか1項に記載の運動案内装置用潤滑剤充填容器において、
    前記タンク部の表面には、潤滑剤の押出量を計量するための目盛が表示されていることを特徴とする運動案内装置用潤滑剤充填容器。
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