JP2007270632A - ファン - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロータ42Aとステータ44Aの位置精度を維持しつつ、ベアリング48A等への全方向からの衝撃や振動を大幅に緩和するファン10Aを提供する。
【解決手段】 ケーシング20Aと、このケーシング20Aに内装されるインペラ30Aと、このインペラ30Aの駆動用のモータ40Aと、インペラ30Aと一体的に回転する駆動用のモータ40Aのロータ42Aを回転自在に支承するスリーブと、このスリーブと一体的に形成されるプレート50Aとを備えたファン10Aにおいて、ケーシング20Aとプレート50Aとの間隙に、緩衝体60Aを装着して、駆動用のモータ40Aを、ケーシング20Aに対してフローティング構造とした構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 ケーシング20Aと、このケーシング20Aに内装されるインペラ30Aと、このインペラ30Aの駆動用のモータ40Aと、インペラ30Aと一体的に回転する駆動用のモータ40Aのロータ42Aを回転自在に支承するスリーブと、このスリーブと一体的に形成されるプレート50Aとを備えたファン10Aにおいて、ケーシング20Aとプレート50Aとの間隙に、緩衝体60Aを装着して、駆動用のモータ40Aを、ケーシング20Aに対してフローティング構造とした構成とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、遠心ファンや軸流ファン等のファンに係り、特に、ファンのベアリング等を全方向からの衝撃や振動から保護するようにしたファンに関する。
遠心ファンや軸流ファン等のファンが種々の用途で実用に共されている。
遠心ファンの一例として、例えば、OA機器等の発熱要素を冷却するために多用される遠心ファンが、特許文献1に記載されている。
この従来の遠心ファンについて、図7を用いて説明する。
図7は、従来の遠心ファンの構成を示す縦断側面図である。
遠心ファンの一例として、例えば、OA機器等の発熱要素を冷却するために多用される遠心ファンが、特許文献1に記載されている。
この従来の遠心ファンについて、図7を用いて説明する。
図7は、従来の遠心ファンの構成を示す縦断側面図である。
図7に示すように、従来の遠心ファン100は、ケーシング110と、このケーシング110に内装される回転自在のインペラ140と、このインペラ140の駆動用のモータ120、モータ120の制御基板130とから構成される。
また、インペラ140は、主に、ブレード142、ハブ144より構成される。
また、インペラ140は、主に、ブレード142、ハブ144より構成される。
更に、モータ120は、図7に示すように、ロータ122、コイル124、ステータ125、ロータシャフト126を具備している。
ロータシャフト126とインペラ140とロータ122は、ロータシャフト126とステータ125間に取り付けられたベアリング128により、一体的に回転自在に支承される。
ロータシャフト126とインペラ140とロータ122は、ロータシャフト126とステータ125間に取り付けられたベアリング128により、一体的に回転自在に支承される。
ところで、従来のファンは、ファンの取付部分からモータ、ベアリングまで、高剛性の樹脂又は金属及びその複合体より構成されており、取付部分からの衝撃を受けやすく、輸送中に衝撃や振動を受けた場合、或いは、その設置状況によって衝撃や振動を受けた場合、ベアリング等が損傷し、ファンの稼働中の騒音が増大したり、ファンの寿命が短くなるという問題があった。
この対策として、従来より、駆動用のモータのステータとベアリング間、又は、インペラと一体的に回転するロータとベアリング間に緩衝体又は弾性体を装着して、ベアリングへの衝撃荷重を緩和するようにしていた。
しかし、この従来の衝撃、振動対策は、ロータとステータコアの位置精度を高めるには不利な構造で、ロータとステータコアの位置精度の悪化は、ファンから発する振動の原因となっていた。
本発明は、上記課題(問題点)を解決し、ロータとステータコアの位置精度を維持しつつ、ベアリング等への全方向からの衝撃や振動を大幅に緩和するファンを提供することを目的とする。
本発明のファンは、請求項1に記載のものは、ケーシングと、このケーシングに内装されるインペラと、このインペラの駆動用のモータと、前記インペラと一体的に回転する前記駆動用のモータのロータを回転自在に支承するスリーブと、このスリーブと一体的に形成されるプレートとを備えたファンにおいて、前記ケーシングと前記プレートとの間隙に、弾性体又は緩衝体を装着して、前記駆動用のモータを、前記ケーシングに対してフローティング構造とした構成とした。
請求項2に記載のファンは、ケーシングと、このケーシングに内装されるインペラと、このインペラの駆動用のモータと、前記インペラと一体的に回転する前記駆動用のモータのロータを回転自在に支承するスリーブと、このスリーブを支持するプレートとを備えたファンにおいて、前記ケーシングと前記プレートとの間隙に、弾性体又は緩衝体を装着して、前記駆動用のモータを、前記ケーシングに対してフローティング構造とした構成とした。
請求項3に記載のファンは、ケーシングと、ケーシング取付部材と、前記ケーシングに内装されるインペラと、このインペラの駆動用のモータと、前記ケーシングに回転自在に支承され、前記インペラと一体的に回転する前記駆動用のモータのロータとを備えたファンにおいて、前記ケーシングと前記ケーシング取付部材との間隙に、弾性体又は緩衝体を装着して、前記駆動用のモータを、前記ケーシング取付部材に対してフローティング構造とした構成とした。
請求項4に記載のファンは、ケーシングと、ケーシング取付部材と、前記ケーシングに内装されるインペラと、このインペラの駆動用のモータと、前記インペラと一体的に回転する前記駆動用のモータのロータを回転自在に支承すると共に、前記ケーシングに支持されるスリーブとを備えたファンにおいて、前記ケーシングと前記ケーシング取付部材との間隙に、弾性体又は緩衝体を装着して、前記駆動用のモータを、前記ケーシング取付部材に対してフローティング構造とした構成とした。
請求項5に記載のファンは、前記弾性体又は緩衝体の材質は、ゴム、ゲル、シリコンゴム、エラストマ、ポリウレタンのいずれかである構成とした。
請求項6に記載のファンは、前記弾性体又は緩衝体の取付面は、前記ファンの吸い込み口とは反対面である構成とした。
請求項7に記載のファンは、前記スリーブ及び/又はプレートは金属で製作されている構成とした。
請求項8に記載のファンは、前記弾性体又は緩衝体は、断面形状が略H字状のリング形状である構成とした。
本発明のファンは、上記のように構成したために、以下のような優れた効果を有する。
(1)請求項1及び2に記載したように構成すると、ケーシングに対して、駆動モータを支持するプレートをフローティング構造とすることで、ファンが、全方向からの衝撃や振動を受けた場合でも、ベアリング等の損傷を防ぐことができ、ファンの騒音防止、長寿命化を実現する。
(2)また、本発明のファンの振動を組み込んだ機器に伝えにくくすることもできる。
(1)請求項1及び2に記載したように構成すると、ケーシングに対して、駆動モータを支持するプレートをフローティング構造とすることで、ファンが、全方向からの衝撃や振動を受けた場合でも、ベアリング等の損傷を防ぐことができ、ファンの騒音防止、長寿命化を実現する。
(2)また、本発明のファンの振動を組み込んだ機器に伝えにくくすることもできる。
(3)請求項3及び4に記載したように構成すると、ケーシング取付部材に対して、ケーシング全体をフローティング構造とすることで、ファンが、外部から衝撃や振動を受けた場合でも、ベアリング等の損傷を防ぐことができ、ファンの騒音防止、長寿命化を実現する。
(4)弾性体や緩衝体の素材としては、具体的には請求項5に記載したように構成するとよい。
(5)請求項6に記載したように構成すると、衝撃、振動の吸収により効果的である。
(6)請求項7に記載したように構成すると、モータ、ベアリング等のファンの発熱部分の放熱の効率が向上する。
(7)請求項8に記載したように構成すると、ハウジングとプレートの組立工程が簡単になると共に、ファンの密閉性が良くなる。
以下、本発明のファンの第1乃至第6の各実施の形態について、具体的に遠心ファンの例で、図1乃至図6を用いて順次説明する。
第1の実施の形態:
先ず、本発明の遠心ファンの第1の実施の形態について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明のファンの第1の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
先ず、本発明の遠心ファンの第1の実施の形態について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明のファンの第1の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
本実施の形態のファン10Aの主要構成は、従来のもの同様に、ケーシング20Aと、このケーシング20Aに内装されるインペラ30Aと、このインペラ30Aの駆動用のモータ40Aである。
インペラ30Aと一体的に回転する駆動用のモータ40Aのロータ42Aを回転自在に支承するスリーブとプレート50Aは一体的に形成されている。
また、このプレート50Aの外径は、モータ40A及びベアリング48A等のファン10Aの発熱部分の範囲に相応する。
なお、図1において、22Aはファン10Aの取付用孔、44Aはモータ40Aのステータ、46Aはロータシャフト、48Aはベアリングである。
また、本実施の形態のファン10Aでは、プレート50Aは金属で形成される。
インペラ30Aと一体的に回転する駆動用のモータ40Aのロータ42Aを回転自在に支承するスリーブとプレート50Aは一体的に形成されている。
また、このプレート50Aの外径は、モータ40A及びベアリング48A等のファン10Aの発熱部分の範囲に相応する。
なお、図1において、22Aはファン10Aの取付用孔、44Aはモータ40Aのステータ、46Aはロータシャフト、48Aはベアリングである。
また、本実施の形態のファン10Aでは、プレート50Aは金属で形成される。
一方、本実施の形態のファン10Aでは、ケーシング20Aとプレート50Aとの間隙に、緩衝体60Aを装着して、駆動用のモータ40Aを、ケーシング20Aに対してフローティング構造としたことに特徴を有している。
また、緩衝体60Aの取付箇所は、ファン10Aの吸い込み口12Aとは反対面とし、緩衝体60Aの材質は、ゴム、又はエラストマが用いられる。
更に、緩衝体60Aは、断面形状が略H字状のリング形状である。
また、緩衝体60Aの取付箇所は、ファン10Aの吸い込み口12Aとは反対面とし、緩衝体60Aの材質は、ゴム、又はエラストマが用いられる。
更に、緩衝体60Aは、断面形状が略H字状のリング形状である。
このようにすると、ファン10Aが全方向から衝撃又は振動を受けた場合でも、緩衝体60Aが、その衝撃又は振動を吸収するので、ベアリング48A等の損傷を防ぐことができ、ファン10Aの騒音防止、長寿命化を実現する。
また、従来の防振対策と相違し、ベアリング48Aとステータ44A、或いは、ベアリング48Aとロータ42A間に緩衝体や弾性体を取り付けない構成なので、ロータ42Aとステータ44Aの位置精度を維持でき、位置精度悪化によるファン10Aから振動が発生するのを防止できる。
更に、本実施の形態のファン10Aを組み込んだ機器に対しても振動を伝達しにくい効果も備えている。
また、従来の防振対策と相違し、ベアリング48Aとステータ44A、或いは、ベアリング48Aとロータ42A間に緩衝体や弾性体を取り付けない構成なので、ロータ42Aとステータ44Aの位置精度を維持でき、位置精度悪化によるファン10Aから振動が発生するのを防止できる。
更に、本実施の形態のファン10Aを組み込んだ機器に対しても振動を伝達しにくい効果も備えている。
また、緩衝体60Aの取付箇所は、ファン10Aの吸い込み口12Aとは反対面としたことで、インペラ30Aやモータ40Aを安定に支持できるので、全方向からの衝撃、振動の吸収に一層効果的である。
更に、緩衝体60Aは、断面形状が略H字状のリング形状としたことで、ハウジング20Aとプレート50Aの組立工程が簡単になると共に、ファン10Aの密閉性が良くなる。
更に、緩衝体60Aは、断面形状が略H字状のリング形状としたことで、ハウジング20Aとプレート50Aの組立工程が簡単になると共に、ファン10Aの密閉性が良くなる。
また、上記したように、本実施の形態のファン10Aでは、インペラ30Aと一体的に回転する駆動用のモータ40Aのロータ42Aを回転自在に支承するスリーブとプレート50Aは一体的に形成し、プレート50Aの外径は、モータ40A及びベアリング48A等のファン10Aの発熱部分の範囲に相応する構成としている。
プレート50Aを樹脂で形成するよりも、金属で形成する方が製作コストは増大するが、放熱効率と強度は向上する。
従って、本実施の形態のように、プレート50Aを金属で形成すると共に、その外径をファン10Aの発熱部分の範囲に相応するようにすることで、製作コスト、強度、放熱性のバランスの取れたファン10Aとすることができる。
従って、本実施の形態のように、プレート50Aを金属で形成すると共に、その外径をファン10Aの発熱部分の範囲に相応するようにすることで、製作コスト、強度、放熱性のバランスの取れたファン10Aとすることができる。
第2の実施の形態:
次に、本発明の遠心ファンの第2の実施の形態について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明のファンの第2の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
次に、本発明の遠心ファンの第2の実施の形態について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明のファンの第2の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
本実施の形態のファン10Bの主要構成は、第1の実施の形態同様に、ケーシング20Bと、このケーシング20Bに内装されるインペラ30Bと、このインペラ30Bの駆動用のモータ40Bである。
同様に、インペラ30Bと一体的に回転する駆動用のモータ40Bのロータ42Bを回転自在に支承するスリーブとプレート50Bは一体的に形成されている。
一方、本実施の形態のファン10Bでは、プレート50Bの外径は、ハウジング20Bのほぼ内周に相応する。
なお、図2において、22Bはファン10Bの取付用孔、44Bはモータ40Bのステータ、46ABロータシャフト、48Bはベアリングである。
また、本実施の形態のファン10Bでは、プレート50Bは金属で形成される。
同様に、インペラ30Bと一体的に回転する駆動用のモータ40Bのロータ42Bを回転自在に支承するスリーブとプレート50Bは一体的に形成されている。
一方、本実施の形態のファン10Bでは、プレート50Bの外径は、ハウジング20Bのほぼ内周に相応する。
なお、図2において、22Bはファン10Bの取付用孔、44Bはモータ40Bのステータ、46ABロータシャフト、48Bはベアリングである。
また、本実施の形態のファン10Bでは、プレート50Bは金属で形成される。
また、本実施の形態のファン10Bでは、第1の実施の形態同様、ケーシング20Bとプレート50Bとの間隙に、緩衝体60Bを装着して、駆動用のモータ40Bを、ケーシング20Bに対してフローティング構造としたことに特徴を有している。
また、緩衝体60Bの取付箇所は、ファン10Bの吸い込み口12Bとは反対面とし、その材質は、ゴム、又はエラストマが用いられる。
また、緩衝体60Bの取付箇所は、ファン10Bの吸い込み口12Bとは反対面とし、その材質は、ゴム、又はエラストマが用いられる。
このようにすると、第1の実施の形態と同様の効果がある他、特に、本実施の形態のファン10Bでは、プレート50Bの外径は、ハウジング20Bのほぼ内周に相応するように広範囲とすることで、強度、放熱性に優れたファン10Bとすることができる。
第3の実施の形態:
次に、本発明の遠心ファンの第3の実施の形態について、図3を用いて説明する。
図3は、本発明のファンの第3の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
次に、本発明の遠心ファンの第3の実施の形態について、図3を用いて説明する。
図3は、本発明のファンの第3の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
本実施の形態のファン10Cの主要構成は、ケーシング20Cと、ケーシング取付部材24Cと、ケーシング20Cに内装されるインペラ30Cと、このインペラ30Cの駆動用のモータ40Cである。
また、本実施の形態のファン10Cでは、インペラ30Cと一体的に回転する駆動用のモータ40Cのロータ42Cは、ケーシング20Cに回転自在に支承される。
一方、ケーシング20Cとケーシング取付部材24Cとの間隙23Cに、緩衝体60Cを装着して、駆動用モータ40Cを、ケーシング取付部材24Cに対してフローティング構造としている。
また、本実施の形態のファン10Cでは、インペラ30Cと一体的に回転する駆動用のモータ40Cのロータ42Cは、ケーシング20Cに回転自在に支承される。
一方、ケーシング20Cとケーシング取付部材24Cとの間隙23Cに、緩衝体60Cを装着して、駆動用モータ40Cを、ケーシング取付部材24Cに対してフローティング構造としている。
このようにすると、第1及び第2の実施の形態と同様の効果がある他、特に、本実施の形態のファン10Cでは、インペラ30Cと一体的に回転する駆動用のモータ40Cのロータ42Cの支持部材を、樹脂製のケーシング20Cと一体的に製作することで、製作コストを大幅に抑えたファン10Cとすることができる。
また、本実施の形態では、第1、第2の実施の形態で示したリング状の緩衝体60A、60Bとは異なり、ファン10Cの密閉性は確保されているので、必ずしもリング状である必要はなく、取付部材24Cを取り付ける箇所にそれぞれ装着するようにしても良い。
第4の実施の形態:
次に、本発明の遠心ファンの第4の実施の形態について、図4を用いて説明する。
図4は、本発明のファンの第4の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
次に、本発明の遠心ファンの第4の実施の形態について、図4を用いて説明する。
図4は、本発明のファンの第4の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
本実施の形態のファン10Dの主要構成は、第1の実施の形態同様に、ケーシング20Dと、このケーシング20Dに内装されるインペラ30Dと、このインペラ30Dの駆動用のモータ40Dである。
一方、本実施の形態のファン10Dでは、インペラ30Dと一体的に回転する駆動用のモータ40Dのロータ42Dを回転自在に支承するスリーブ70Dと、このスリーブ70Dを支持するプレート50Dは別体で構成される。
また、このプレート50Dの外径は、モータ40D及びベアリング48D等のファン10Dの発熱部分の範囲に相応する。
なお、図4において、22Dはファン10Dの取付用孔、44Dはモータ40Dのステータ、46Dはロータシャフト、48Dはベアリングである。
また、本実施の形態のファン10Dでは、スリーブ70D及びプレート50Dは金属で形成される。
一方、本実施の形態のファン10Dでは、インペラ30Dと一体的に回転する駆動用のモータ40Dのロータ42Dを回転自在に支承するスリーブ70Dと、このスリーブ70Dを支持するプレート50Dは別体で構成される。
また、このプレート50Dの外径は、モータ40D及びベアリング48D等のファン10Dの発熱部分の範囲に相応する。
なお、図4において、22Dはファン10Dの取付用孔、44Dはモータ40Dのステータ、46Dはロータシャフト、48Dはベアリングである。
また、本実施の形態のファン10Dでは、スリーブ70D及びプレート50Dは金属で形成される。
このようにすると、第1の実施の形態と同様の効果がある他、例えば、スリーブ70Dに強度の大きい金属を、プレート50Dには、放熱性の優れた金属を用いることにより、強度、放熱性を更に向上させたファン10Dとすることができる。
第5の実施の形態:
次に、本発明の遠心ファンの第5の実施の形態について、図5を用いて説明する。
図5は、本発明のファンの第5の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
次に、本発明の遠心ファンの第5の実施の形態について、図5を用いて説明する。
図5は、本発明のファンの第5の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
本実施の形態のファン10Eの主要構成は、第2の実施の形態同様に、ケーシング20Eと、このケーシング20Eに内装されるインペラ30Eと、このインペラ30Eの駆動用のモータ40Eである。
一方、本実施の形態のファン10Eでは、インペラ30Eと一体的に回転する駆動用のモータ40Eのロータ42Eを回転自在に支承するスリーブ70Eと、このスリーブ70Eを支持するプレート50Eは別体で構成される。
また、本実施の形態のファン10Eでは、プレート50Eの外径は、ハウジング20Eのほぼ内周に相応する。
なお、図5において、22Eはファン10Eの取付用孔、44Eはモータ40Eのステータ、46Eはロータシャフト、48Eはベアリングである。
また、本実施の形態のファン10Eでは、スリーブ70E及びプレート50Eは金属で形成される。
一方、本実施の形態のファン10Eでは、インペラ30Eと一体的に回転する駆動用のモータ40Eのロータ42Eを回転自在に支承するスリーブ70Eと、このスリーブ70Eを支持するプレート50Eは別体で構成される。
また、本実施の形態のファン10Eでは、プレート50Eの外径は、ハウジング20Eのほぼ内周に相応する。
なお、図5において、22Eはファン10Eの取付用孔、44Eはモータ40Eのステータ、46Eはロータシャフト、48Eはベアリングである。
また、本実施の形態のファン10Eでは、スリーブ70E及びプレート50Eは金属で形成される。
このようにすると、第2の実施の形態と同様の効果がある他、例えば、スリーブ70Eに強度の大きい金属を、プレート50Eには、放熱性の優れた金属を用いることにより、強度、放熱性を更に向上させたファン10Eとすることができる。
第6の実施の形態:
次に、本発明の遠心ファンの第6の実施の形態について、図6を用いて説明する。
図6は、本発明のファンの第6の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
次に、本発明の遠心ファンの第6の実施の形態について、図6を用いて説明する。
図6は、本発明のファンの第6の実施の形態の構成を示す上半分縦断側面図である。
本実施の形態のファン10Fの主要構成は、第3の実施の形態同様に、ケーシング20Fと、このケーシング20Fに内装されるインペラ30Fと、このインペラ30Fの駆動用のモータ40Fである。
一方、本実施の形態のファン10Fでは、インペラ30Fと一体的に回転する駆動用のモータ40Fのロータ42Fを回転自在に支承するスリーブ70Fと、このスリーブ70Fを支持するハウジング20Fは別体で構成される。
また、本実施の形態のファン10Eでは、スリーブ70Fは金属で形成される。
一方、本実施の形態のファン10Fでは、インペラ30Fと一体的に回転する駆動用のモータ40Fのロータ42Fを回転自在に支承するスリーブ70Fと、このスリーブ70Fを支持するハウジング20Fは別体で構成される。
また、本実施の形態のファン10Eでは、スリーブ70Fは金属で形成される。
このようにすると、第3の実施の形態と同様の効果がある他、例えば、スリーブ70Eに強度の大きい金属を用いることにより、強度を向上させたファン10Fとすることができる。
本発明の遠心ファンは上記実施の形態に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、上記各実施の形態では、衝撃や振動を吸収する部材として、緩衝体を用いた例で説明したが、これを、弾性体に置き換えても良い。
また、緩衝体の材質や形状も上記各実施の形態のものには限定されないのは勿論のことである。
特に、緩衝体の形状は、第1及び第4の実施の形態では、断面H字状のリング形状のもので説明したが、多角形型や円形で回転防止のために一部が出っ張っている形状のものを用いたとしても本願発明に含まれるのは当然のことである。
更に、上記各実施の形態では、具体的には遠心ファンを用いて説明したが、これを軸流ファンにも適用できるのはいうまでもない。
例えば、上記各実施の形態では、衝撃や振動を吸収する部材として、緩衝体を用いた例で説明したが、これを、弾性体に置き換えても良い。
また、緩衝体の材質や形状も上記各実施の形態のものには限定されないのは勿論のことである。
特に、緩衝体の形状は、第1及び第4の実施の形態では、断面H字状のリング形状のもので説明したが、多角形型や円形で回転防止のために一部が出っ張っている形状のものを用いたとしても本願発明に含まれるのは当然のことである。
更に、上記各実施の形態では、具体的には遠心ファンを用いて説明したが、これを軸流ファンにも適用できるのはいうまでもない。
10:ファン
12:吸い込み口
20:ハウジング
24:ケーシング取付部材
30:インペラ
40:モータ
42:ロータ
44:ステータ
50:プレート
60:緩衝体
70:スリーブ
12:吸い込み口
20:ハウジング
24:ケーシング取付部材
30:インペラ
40:モータ
42:ロータ
44:ステータ
50:プレート
60:緩衝体
70:スリーブ
Claims (8)
- ケーシングと、このケーシングに内装されるインペラと、このインペラの駆動用のモータと、前記インペラと一体的に回転する前記駆動用のモータのロータを回転自在に支承するスリーブと、このスリーブと一体的に形成されるプレートとを備えたファンにおいて、
前記ケーシングと前記プレートとの間隙に、弾性体又は緩衝体を装着して、前記駆動用のモータを、前記ケーシングに対してフローティング構造としたことを特徴とするファン。 - ケーシングと、このケーシングに内装されるインペラと、このインペラの駆動用のモータと、前記インペラと一体的に回転する前記駆動用のモータのロータを回転自在に支承するスリーブと、このスリーブを支持するプレートとを備えたファンにおいて、
前記ケーシングと前記プレートとの間隙に、弾性体又は緩衝体を装着して、前記駆動用のモータを、前記ケーシングに対してフローティング構造としたことを特徴とするファン。 - ケーシングと、ケーシング取付部材と、前記ケーシングに内装されるインペラと、このインペラの駆動用のモータと、前記ケーシングに回転自在に支承され、前記インペラと一体的に回転する前記駆動用のモータのロータとを備えたファンにおいて、
前記ケーシングと前記ケーシング取付部材との間隙に、弾性体又は緩衝体を装着して、前記駆動用のモータを、前記ケーシング取付部材に対してフローティング構造としたことを特徴とするファン。 - ケーシングと、ケーシング取付部材と、前記ケーシングに内装されるインペラと、このインペラの駆動用のモータと、前記インペラと一体的に回転する前記駆動用のモータのロータを回転自在に支承すると共に、前記ケーシングに支持されるスリーブとを備えたファンにおいて、
前記ケーシングと前記ケーシング取付部材との間隙に、弾性体又は緩衝体を装着して、前記駆動用のモータを、前記ケーシング取付部材に対してフローティング構造としたことを特徴とするファン。 - 前記弾性体又は緩衝体の材質は、ゴム、ゲル、シリコンゴム、エラストマ、ポリウレタンのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のファン。
- 前記弾性体又は緩衝体の取付面は、前記ファンの吸い込み口とは反対面であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のファン。ファン。
- 前記スリーブ及び/又はプレートは金属で製作されていることを特徴とする請求項1、2、4乃至6のいずれかに記載のファン。
- 前記弾性体又は緩衝体は、断面形状が略H字状のリング形状であることを特徴とする請求項1、2、5又は6のいずれかに記載のファン。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006093850A JP2007270632A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | ファン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006093850A JP2007270632A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | ファン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2006093850A Pending JP2007270632A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | ファン |
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JP (1) | JP2007270632A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102251976A (zh) * | 2011-08-04 | 2011-11-23 | 张家港施亿百机电设备有限公司 | 一种小型离心风机 |
JP2012067658A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | エンジン |
-
2006
- 2006-03-30 JP JP2006093850A patent/JP2007270632A/ja active Pending
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JP2012067658A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | エンジン |
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