JP2008099520A - アウタロータ型モータ - Google Patents

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伸二 長岡
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Abstract

【課題】モータ内部への金属粉の侵入を確実に防止することができ、しかも低コストに実施することが可能なアウタロータ型モータを提供する。
【解決手段】ロータ2をステータ1に外嵌させ、ステータ1に設けたコイルに通電することによってロータ2を回転させるアウタロータ型モータである。ロータ2は、環状の永久磁石8を樹脂モールドすることによって形成されており、永久磁石8の磁力により、ロータ2の外周部に磁性を付与する。上記永久磁石8は、内周部から外周部までの全ての部分が着磁されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、アウタロータ型モータに関するもので、特に内部への異物の侵入を防止することの可能なアウタロータ型モータに関するものである。
空気調和機においては、図4に示すように、クロスフローファンFの駆動用にアウタロータ型モータM使用されている、このアウタロータ型モータMは、図3に示すように、ステータ51の外周部にロータ52を配置した構造のもので、ステータ51にはコイル(図示せず)が、また、ロータ52には永久磁石(図示せず)がそれぞれ内設されている。この種のアウタロータ型モータMは、トルクの発生部分がモータの外周部にあるため、トルク発生部分の面積を大きくでき、そのためモータサイズを小さくできるという利点がある。
このようなアウタロータ型モータMにおいては、図3でも明らかな通り、ステータ51とロータ52との間に隙間ができ、水や油などの液体や、塵埃などの異物が、図中矢線Aで示す経路を通ってモータ内部に侵入し、各種不具合の発生原因となることがある。そのためステータ51とロータ52との隙間から異物が侵入するのを防止する異物侵入防止機構についての各種提案がなされている。例えば、特許文献1では、ステータ側にリング状の突起を設け、これをロータ側に設けたエンドリングで覆うことで隙間を小さくする対策が採られ、また、特許文献2では、ステータ側に防水カバー部を設け、このカバー部でロータ外周部を覆うことで隙間を小さくする対策が採られている。
特開平11−215758号公報 特開2000−14072号公報
しかしながら、各特許文献の防止対策では、隙間を小さくしているので、ある程度の異物の侵入は防止し得るが、小さな隙間を確保し得る距離が短いため、異物の進入防止効果が充分に得られているとはいい難い状態である。また、小さな隙間を確保するためには、各部品の寸法精度を極めて高くする必要があり、コストアップを招くという問題もある。しかも、充分な寸法精度を得られないような場合には、各部の接触による異音発生の問題も生じる。
さらに上記に加え、アウタロータ型モータMにおいて、ステータ51とロータ52との間の隙間に侵入して、最も大きな問題を発生させるのは、金属粉である。しかしながら上記従来の異物侵入防止機構では、微細金属粉(鉄粉)に対しては、殆ど機能しないという欠点がある。
この発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、モータ内部への金属粉の侵入を確実に防止することができ、しかも低コストに実施することが可能なアウタロータ型モータを提供することにある。
そこで請求項1のアウタロータ型モータは、ロータ2をステータ1に外嵌させ、ステータ1に設けたコイルに通電することによってロータ2を回転させるアウタロータ型モータにおいて、ロータ2の外周部に磁性を付与していることを特徴とする。
請求項2のアウタロータ型モータは、上記ロータ2は、環状の永久磁石8を樹脂モールドすることによって形成されており、上記永久磁石8の磁力により、ロータ2の外周部に磁性を付与していることを特徴としている。
請求項3のアウタロータ型モータは、上記永久磁石8は、内周部から外周部までの全ての部分が着磁されていることを特徴としている。
この発明のアウタロータ型モータでは、ロータ2の外周部に磁性が付与されているので、その近くを流通する空気に含まれる鉄粉などの金属粉が吸着され、モータ内部への金属粉の侵入を確実に防止することが可能となる。また、ロータ2の外周に磁性を付与するだけでよいので、低コストに実施が可能である。
また、ロータ2に磁性を付与するのに永久磁石8の磁力を利用すれば、一段と低コストに実施可能である。さらに、永久磁石8の全ての部分を着磁すれば、一段と確実に金属粉の侵入を防止できる。
次に、この発明のアウタロータ型モータの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はアウタロータ型モータMの全体の概略縦断面図であり、図2はその要部の縦断面図である。このモータMは、上記において説明した通り、空気調和機の室内機において、クロスフローファンFを回転駆動するのに用いられる。アウタロータ型モータMは、ステータ1と、このステータ1の内部において回転駆動されるロータ2とを有している。ステータ1は、図示しないがコイルを有し、また、ロータ2は、図示しないが永久磁石を有している。ステータ1は、概略筒状のモータ固定部材4で覆われると共に、このモータ固定部材4のモータ取付部3によって、室内機(図4)の本体側(底フレーム)に固定されている。
上記ステータ1は、概略円柱状に樹脂モールドされたものであって、その軸心部には、中空シャフト5が貫通状態で配置され、中空シャフト5の内部には、軸受6が支持されている。一方、ロータ2は、ステータ1側に向けて開口する概略皿状に樹脂モールドされたもので、その軸心部には、支持軸7がステータ1に向けて突設されている。そして、ロータ2の開口部の内側にステータ1を位置させると共に、支持軸7を上記ステータ1側の軸受6に挿入するようにして、ロータ2をステータ1に外嵌させている。なお、ロータ2の開口部とは反対側には、クロスフローファンFが装着されている。
上記ロータ2は、環状の永久磁石8を樹脂モールドしたものである。永久磁石8は、N極とS極とを周方法に並設して構成されたもので、その内周部だけでなく外周部に至るまでその全体が着磁されている。この結果、ロータ2は、その外周部において、磁性を付与されたものとなっている。従って、図2に矢線Aで示す空気流通経路(クロスフローファンFによる空気流通部分からステータ1とロータ2との隙間に至る部分)の途中に磁性部(磁界、磁場の存在する部分)Rが介設されている。なお、図1及び図2における右側部分、すなわちクロスフローファンFによる空気流通部分と反対側は、ステータ1及びモータ固定部材4によって閉鎖されている。
上記実施形態におけるアウタロータ型モータMでは、ロータ2の外周部に磁性が付与されているので、図2において矢線Aで示す空気流通経路を流通する空気に含まれる鉄粉などの金属粉が磁性部Rに吸着され、モータ内部への金属粉の侵入を確実に防止することが可能となる。また、ロータ2に磁性を付与するのに永久磁石8の磁力を利用しているので、低コストに実施可能である。さらに、永久磁石8の全ての部分を着磁しているので、強い磁場が形成でき、確実に金属粉の侵入を防止できる。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記実施形態では、永久磁石8の全ての部分を着磁しているが、これは内周部だけを着磁するようにしてもよい。従来より、永久磁石8の着磁は内周部だけに行われており、外周部は磁性を帯びていないが、それよりも外周部にまで着磁を行い、ロータ2の外周部に磁性を付与するのである。また、永久磁石8を利用すれば、低コストに実施可能ではあるが、これとは別に永久磁石を設けてもよい。さらに、モータMも空気調和機の室内機以外の各種機器に適用することが可能である。
この発明のアウタロータ型モータの実施形態につき、その全体の概略構成を示す縦断面図である。 上記アウタロータ型モータの要部の縦断面図である。 従来のアウタロータ型モータの概略構成を示す縦断面図である。 アウタロータ型モータの適用例を示す説明図である。
符号の説明
1・・ステータ、2・・ロータ、8・・永久磁石、R・・磁性部、M・・アウタロータ型モータ

Claims (3)

  1. ロータ(2)をステータ(1)に外嵌させ、ステータ(1)に設けたコイルに通電することによってロータ(2)を回転させるアウタロータ型モータにおいて、ロータ(2)の外周部に磁性を付与していることを特徴とするアウタロータ型モータ。
  2. 上記ロータ(2)は、環状の永久磁石(8)を樹脂モールドすることによって形成されており、上記永久磁石(8)の磁力により、ロータ(2)の外周部に磁性を付与していることを特徴とする請求項1のアウタロータ型モータ。
  3. 上記永久磁石(8)は、内周部から外周部までの全ての部分が着磁されていることを特徴とする請求項2のアウタロータ型モータ。
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