JP5177501B2 - 軸流ファン - Google Patents

軸流ファン Download PDF

Info

Publication number
JP5177501B2
JP5177501B2 JP2008000032A JP2008000032A JP5177501B2 JP 5177501 B2 JP5177501 B2 JP 5177501B2 JP 2008000032 A JP2008000032 A JP 2008000032A JP 2008000032 A JP2008000032 A JP 2008000032A JP 5177501 B2 JP5177501 B2 JP 5177501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
axial fan
housing
central axis
base portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008000032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009162098A (ja
Inventor
裕亮 吉田
英伸 竹下
秀文 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2008000032A priority Critical patent/JP5177501B2/ja
Priority to US12/345,864 priority patent/US8133022B2/en
Publication of JP2009162098A publication Critical patent/JP2009162098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5177501B2 publication Critical patent/JP5177501B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/522Casings; Connections of working fluid for axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D25/0606Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump
    • F04D25/0613Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump the electric motor being of the inside-out type, i.e. the rotor is arranged radially outside a central stator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、軸流ファンに関連し、軸流ファンは、例えば、電子機器の冷却に用いられる。
近年、電子機器の高性能化に伴い、電子機器筐体内部の電子部品における発熱量が増加の一途を辿っている。また、電子機器の筐体は年々小型化されており、筐体内部の部品密度も増加している。従来より、電子機器内部を冷却することを目的として軸流ファンが用いられているが、冷却特性向上の要求に応えるために軸流ファンの回転の高速化が求められている。
軸流ファンのモータの回転に伴って発生する振動はモータの回転速度が上昇するにつれて増加するため、モータを高速回転するには振動の発生を低減するか、制振構造を設ける必要がある。振動の発生の低減は、モータのロータ部が有する回転に対するアンバランスを小さくすることにより実現することが可能であるが、製造時におけるアンバランスを小さくするための修正工程が多大になり、生産性が低下してしまう。そこで、例えば、特許文献1および2では、軸受の組立の信頼性を高め、ロータ部の回転を安定させるモータの軸管の構造が開示されている。
なお、特許文献3では、モータを支持するリブの断面の形状を漸次変化させることにより、通気抵抗を減少させて雑音を低減することができるファンフレームが開示されている。
特開2006−204040号公報 実用新案登録第3099306号公報 特開2006−17117号公報
ところで、特許文献1および2に記載された軸管の構造では、制振を実現するために複数の部品が使用されるため、部品の管理および組立の工数が増加して生産性が低下してしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、部品数を増加させることなく軸流ファンの振動特性を改善することを主たる目的としている。
請求項1に記載の発明は、軸流ファンであって、モータ部と、前記モータ部の中心軸を中心として径方向外方に突出するとともに環状に配置された複数の翼を有し、前記モータ部による回転により前記中心軸方向のエアの流れを発生するインペラと、前記インペラの外周を囲むハウジングと、一端が前記モータ部の略円板状のベース部に接続され、他端が前記ハウジングの内側面に接続される複数の支持リブとを備え、前記複数の支持リブのそれぞれが、前記ベース部との接続位置から前記中心軸を中心とする径方向に対して前記インペラの回転方向とは反対側に傾斜しつつ前記ハウジングに向かって伸び、かつ、前記ベース部の外周との間の前記インペラの回転方向とは反対側に鋭角補強コーナー部を形成するとともに前記インペラの回転方向側に鈍角コーナー部を形成し、各支持リブの前記鋭角補強コーナー部が、第1の曲率半径にて略円弧状に凹状となっており、前記鈍角コーナー部が、前記第1の曲率半径よりも小さい第2の曲率半径にて略円弧状に凹状となっている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の軸流ファンであって、前記第1の曲率半径が、前記第2の曲率半径の2倍以上である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の軸流ファンであって、前記各支持リブと前記ハウジングとの接続位置において、前記各支持リブと前記ハウジングの内側面との間の前記インペラの回転方向側および前記回転方向とは反対側の両コーナー部が、前記接続位置に向かって前記第1の曲率半径よりも小さい曲率半径にて略円弧状に凹状となっている。
請求項4に記載の発明は、軸流ファンであって、モータ部と、前記モータ部の中心軸を中心として径方向外方に突出するとともに環状に配置された複数の翼を有し、前記モータ部による回転により前記中心軸方向のエアの流れを発生するインペラと、前記インペラの外周を囲むハウジングと、一端が前記モータ部の略円板状のベース部に接続され、他端が前記ハウジングの内側面に接続される複数の支持リブとを備え、前記複数の支持リブのそれぞれが、前記ベース部との接続位置から前記中心軸を中心とする径方向に対して前記インペラの回転方向とは反対側に傾斜しつつ前記ハウジングに向かって伸び、かつ、前記ベース部の外周との間の前記インペラの回転方向とは反対側に鋭角補強コーナー部を形成し、各支持リブの前記鋭角補強コーナー部が前記各支持リブの接続位置近傍の部位と前記ベース部の前記外周とを連絡するとともに前記鋭角補強コーナー部の前記ハウジングに対向するエッジが略直線状である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の軸流ファンであって、前記鋭角補強コーナー部が、一端が前記各支持リブに接続され、他端が前記ベース部の前記外周に接続される棒状である。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記各支持リブが略板状の静翼であり、前記各支持リブの前記インペラ側のエッジが、前記インペラとは反対側のエッジよりも前記インペラの回転方向とは反対側に位置する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の軸流ファンであって、前記各支持リブの前記ベース部近傍の部位が、他の部位よりも前記中心軸方向において前記インペラから離間するとともに前記中心軸方向の幅が小さく、前記インペラ側のエッジにおける前記ベース部近傍の部位と前記他の部位との間のコーナー部が略円弧状に凹状となっている、または、傾斜面を形成する。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記ハウジング、前記複数の支持リブおよび前記ベース部が、単一の連続的な部材として形成されている。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記鋭角補強コーナー部の前記中心軸方向の幅が、前記各支持リブおよび前記ベース部の前記中心軸方向の幅以下である。
請求項10に記載の発明は、軸流ファンであって、モータ部と、前記モータ部の中心軸を中心として径方向外方に突出するとともに環状に配置された複数の翼を有し、前記モータ部による回転により前記中心軸方向のエアの流れを発生するインペラと、前記インペラの外周を囲むハウジングと、一端が前記モータ部の略円板状のベース部に接続され、他端が前記ハウジングの内側面に接続される複数の支持リブとを備え、各支持リブの前記ベース部近傍の部位が、他の部位よりも前記中心軸方向において前記インペラから離間するとともに前記中心軸方向の幅が小さく、前記インペラ側のエッジにおける前記ベース部近傍の部位と前記他の部位との間のコーナー部が、略円弧状に凹状となっている、または、傾斜面を形成する。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の軸流ファンであって、前記各支持リブが略板状の静翼であり、前記各支持リブの前記インペラ側のエッジが、前記インペラとは反対側のエッジよりも前記インペラの回転方向とは反対側に位置する。
請求項12に記載の発明は、請求項10または11に記載の軸流ファンであって、前記ハウジング、前記複数の支持リブおよび前記ベース部が、単一の連続的な部材として形成されている。
本発明によれば、モータ部の振動を抑制することにより軸流ファンの振動特性を改善することができ、請求項3の発明ではハウジングに振動が伝わることを効率よく抑制することができる。
請求項6および11の発明では軸流ファンの静圧を向上することができ、請求項8および12の発明では製造コストの増大を防止することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る軸流ファン1を示す縦断面図であり、図2は軸流ファン1の底面図である。ただし、図2ではインペラ3は省略されている。軸流ファン1はサーバ等の電子機器を空冷するための冷却ファンとして用いられ、図1中の上側からエアが取り込まれ、下側へと送出されるように中心軸J1方向のエアの流れが発生する。以下の説明では、中心軸J1方向において、エアが取り込まれる側である図1中の上側を「吸気側」または単に「上側」と呼び、エアが送出される側である図1中の下側を「排気側」または単に「下側」と呼ぶ。「上側」および「下側」という表現は必ずしも重力方向に対する上側および下側と一致する必要はない。
軸流ファン1は、モータ部2、モータ部2による回転によりエアの流れを発生するインペラ3、インペラ3の外周を囲むハウジング4、および、モータ部2を支持する複数(本実施の形態では4本)の支持リブ5を備える。軸流ファン1では、ハウジング4の内側にインペラ3、モータ部2および支持リブ5が配置され、支持リブ5は、モータ部2のベース部211の外周からハウジング4の内側面41に向かって伸びるとともに周方向に配列されてベース部211とハウジング4とを接続する(図2参照)。図1では、図示の都合上、インペラ3の翼32および支持リブ5の概略形状を中心軸J1の左右に示し、モータ部2は誇張して大きく示しており、各構成要素の断面に対する平行斜線の図示を適宜省略している。
インペラ3は、モータ部2の外側を覆う略有蓋円筒状のカップ31、および、モータ部2の中心軸でもある中心軸J1を中心としてカップ31の外側面から径方向外方に突出するとともに環状に配置された複数(本実施の形態では7枚)の翼32を有し、カップ31および翼32は樹脂の射出成形により1つの部材として形成されている。
モータ部2は、回転組立体であるロータ部22および固定組立体であるステータ部21を備え、中心軸J1に沿ってロータ部22がステータ部21に対して上側に位置する。ロータ部22は、中心軸J1を中心とする略有蓋円筒状であって磁性体である金属製のヨーク221、ヨーク221の内側に固定される略円筒状の界磁用磁石222、および、ヨーク221の上部中央から下方に突出するシャフト223を備える。ロータ部22は、ヨーク221がカップ31に覆われることによりインペラ3と一体の部品とされる。
ステータ部21は、略円板状のベース部211、ベース部211の中央から上方へと突出する略円筒状の軸受保持部212、軸受保持部212の外周に取り付けられた電機子213、および、電機子213の下側に取り付けられた略円環板状の回路基板214を備える。回路基板214は、電機子213に電気的に接続されるとともに、リード線に接続されて電機子213の制御を行う。電機子213は、界磁用磁石222と径方向にて対向し、外部電源から回路基板214を介して駆動電流が供給されることにより電機子213と界磁用磁石222との間で中心軸J1を中心とするトルクが発生する。軸受保持部212の内側には、軸受機構である玉軸受215,216が中心軸J1方向の上部および下部に設けられ、軸受保持部212に挿入されたシャフト223が、玉軸受215,216により回転可能に支持される。
図2に示すように、ハウジング4の排気側の端部421は略正方形とされ、排気側の端部421の内側面(すなわち、図1に示すハウジング4の内側面41の下側の領域)の四隅には、底面42に向かって中心軸J1から漸次離れる傾斜面411が設けられる。吸気側(図1の上側)の端部も同様に略正方形とされ、内側面に上面に向かって中心軸J1から漸次離れる傾斜面が設けられる。
図3は、図2中の矢印Aにて示す位置における支持リブ5および翼32の断面(支持リブ5の長手方向に垂直な断面)を示す図である。矢印91にて示すように、インペラ3の翼32は図3中の右から左に向かって回転し、翼32の上側のエッジ321が、下側のエッジ322よりも回転方向側(すなわち、図3の左側)に位置するため、翼32の回転に伴ってエアが翼面に沿っておよそ下方に移動する。支持リブ5の断面は下側に底辺が位置する三角形であり、上側の頂点に対応する稜線54は、底辺に対応する底面53の中央よりインペラ3の回転方向とは反対側に偏って位置する。翼32から送られたエアの一部は、支持リブ5の右側(インペラ3の回転方向とは反対側)の斜面に沿ってさらに下方に送出される。
また、図2に示すように、支持リブ5は中心軸J1側の一端(以下、「内側端部51」と呼ぶ。)がモータ部2の略円板状のベース部211に接続され、他端(以下、「外側端部52」と呼ぶ)がハウジング4の内側面41に接続されるが、各支持リブ5はベース部211との接続位置から中心軸J1を中心とする径方向に対してインペラ3の回転方向(図2においては反時計回り)とは反対側に傾斜しつつハウジング4に向かって伸びる。
内側端部51における径方向に対する支持リブ5の傾斜角は、径方向を0度としたとき、支持リブ5がベース部211の外周の接線とはならない範囲、すなわち、90度未満とされ、これにより、支持リブ5とベース部211の外周との間において、インペラ3の回転方向とは反対側に鋭角が形成され、インペラ3の回転方向側に鈍角が形成される。内側端部51において鋭角側に形成されるコーナー部は、後述するように鋭角側の凹部を補強する形状を有することから、以下、「鋭角補強コーナー部511」と呼び、鈍角側に形成されるコーナー部を、以下、「鈍角コーナー部512」と呼ぶ。また、支持リブ5の外側端部52(すなわち、支持リブ5とハウジング4との接続位置)において、支持リブ5とハウジング4の内側面41との間のインペラ3の回転方向側および回転方向とは反対側に形成される両コーナー部を、以下、「ハウジング側コーナー部521」と呼ぶ。なお、ハウジング4、支持リブ5およびベース部211は、合成樹脂による射出成形により単一の連続的な部材として形成されている。
図4は支持リブ5の内側端部51近傍を底面側から見た拡大図であり、支持リブ5の底面53の上方に位置する稜線54を破線にて示している。図4に示すように鋭角補強コーナー部511および鈍角コーナー部512は支持リブ5の内側端部51近傍の部位とベース部211の外周とを連絡する形状となっており、換言すれば、二点鎖線にて示す支持リブ5の(インペラ3の回転方向とは反対側および回転方向側の)エッジを延長した線と、ベース部211の外周を延長した線との交点513a,513bを覆うように支持リブ5の内側端部51を周方向に拡大したものが鋭角補強コーナー部511および鈍角コーナー部512となっている。
また、図4に示すように中心軸J1に平行な方向から見た場合、鋭角補強コーナー部511は略円弧状に交点513aに向かって凹状となっており、鈍角コーナー部512も同様に略円弧状に交点513bに向かって凹状となっている。すなわち、鋭角補強コーナー部511のハウジング4に対向するエッジは略円弧状に凹状となっており、鈍角コーナー部512のハウジング4に対向するエッジも略円弧状に凹状となっている。また、鈍角コーナー部512の曲率半径Rは、鋭角補強コーナー部511の曲率半径Rよりも小さくされる。
図5は図1中の矢印Bにて示す位置における横断面図であり、支持リブ5の中心軸J1方向の中央の位置における図4に示す部位の断面を示している。図5に示すように、支持リブ5の鋭角補強コーナー部511および鈍角コーナー部512は図4の底面53から稜線54まで水平断面が同形状となっており、鋭角補強コーナー部511は曲率半径Rにて略円弧状に凹状であり、鈍角コーナー部512は曲率半径Rにて略円弧状に凹状であり、鋭角補強コーナー部511および鈍角コーナー部512の中心軸J1方向の幅(高さ)は、各支持リブ5およびベース部211の外縁部の中心軸J1方向の幅(高さ)と等しい。また、曲率半径Rは曲率半径Rよりも大きくされることにより、支持リブ5とベース部211との間の接続の剛性が増して軸流ファン1の耐衝撃性が向上するとともに、モータ部2の振動を抑制してハウジング4に伝達される振動が効率よく抑制されることが実験的に確認されている。なお、好ましくは曲率半径Rは曲率半径Rの2倍以上とされる。
図6は支持リブ5の外側端部52近傍の拡大図である。図6に示すように支持リブ5の外側端部52において、インペラ3(図1参照)の回転方向側および回転方向とは反対側に形成されるハウジング側コーナー部521は支持リブ5の外側端部52近傍の部位とハウジング4の内側面とを連絡する形状となっており、換言すれば、二点鎖線にて示す支持リブ5の(インペラ3の回転方向側および回転方向とは反対側の)エッジを延長した線と、ハウジング4の内側面を延長した線との交点522を覆うように支持リブ5の外側端部52を周方向に拡大したものがハウジング側コーナー部521となっている。
また、ハウジング側コーナー部521のそれぞれは、中心軸J1方向から見たときに支持リブ5とハウジング4との間に向かって略円弧状に凹状、すなわち、ハウジング側コーナー部521の内側のエッジは略円弧状に凹状となっており、ハウジング側コーナー部521の曲率半径Rは鋭角補強コーナー部511の曲率半径Rよりも小さくされる。ただし、応力集中を避けるために曲率半径Rは0.5mm以上とされることが好ましい。
以上に説明したように、第1の実施の形態に係る軸流ファン1では、鈍角コーナー部512の曲率半径Rよりも鋭角補強コーナー部511の曲率半径Rが大きくされることにより、剛性の低い支持リブ5の剛性が振動の発生源の近くにおいて向上されてモータ部2の振動が抑制されるとともに振動の伝達特性が容易に変更される。その結果、各コーナー部の大きさが小さくかつ等しく設計される場合と比較して軸流ファン1の振動特性を改善することができる。また、鋭角補強コーナー部511により支持リブ5のエアの流れを妨げる部位の増大は最小限とされ、静圧−風量特性や騒音特性等のファンの各種特性が影響を受けてしまうことを抑制することができる。
さらに、ハウジング側コーナー部521の曲率半径Rを鋭角補強コーナー部511の曲率半径Rよりも小さくすることにより、ハウジング4に振動が伝わることを効率よく抑制することができる。ハウジング4、支持リブ5およびベース部211が合成樹脂の射出成形にて一体に形成されることにより部品数の増加を防止して製造コストの増大を防止することができる。
図7は本発明の第2の実施の形態に係る軸流ファン1aの底面図であり、軸流ファン1aは図1および図2に示す軸流ファン1と比較して、ベース部211の外周からハウジング4の内側面41の下部に向かって伸びる4本の支持リブ5aが略板状の静翼となっている点で相違し、他は同様となっている。
支持リブ5aはベース部211との接続位置である内側端部51から中心軸J1を中心とする径方向に対してインペラ3(図1参照)の回転方向とは反対側に(すなわち、時計回りに)傾斜しつつハウジング4に向かって伸びる。支持リブ5aにおいてもベース部211に接続される内側端部51近傍ではベース部211の外周との間のインペラ3の回転方向とは反対側に鋭角のコーナー部(以下、「鋭角補強コーナー部511」と呼ぶ。)が形成され、インペラ3の回転方向側に鈍角のコーナー部(以下、「鈍角コーナー部512」と呼ぶ。)が形成される。
図8は、図7中の矢印Cにて示す位置における支持リブ5aおよび翼32の断面(支持リブ5aの長手方向に垂直な断面)を示す図である。インペラ3の翼32は第1の実施の形態と同様に上側のエッジ321が、下側のエッジ322よりも矢印91にて示す回転方向側に位置し、翼32が回転方向に進むことにより、傾斜した翼面に沿ってエアが図8の略下方に移動する。また、中心軸J1方向において、各支持リブ5aのインペラ3側(図8の上側)のエッジ55は、インペラ3とは反対側(図8の下側)のエッジ56よりも、インペラ3の回転方向とは反対側に位置し、翼32から送られるエアを支持リブ5aの翼面に沿って下方に送出する。支持リブ5aが略板状の静翼とされることにより、軸流ファン1aの静圧が向上される。
図9は支持リブ5aの内側端部51近傍を底面側から見た拡大図である。鋭角補強コーナー部511および鈍角コーナー部512は支持リブ5aの内側端部51近傍の部位とベース部211の外周とを連絡する形状となっており、換言すれば、二点鎖線にて示す支持リブ5aの(インペラ3の回転方向とは反対側側および回転方向側の)エッジを延長した線と、ベース部211の外周を延長した線との交点513a,513bを覆うように支持リブ5aの内側端部51を周方向に拡大したものが鋭角補強コーナー部511および鈍角コーナー部512となっている。
また、図9に示すように中心軸J1に平行な方向から見た場合、鋭角補強コーナー部511は略円弧状で交点513aに向かって凹状となっており、鈍角コーナー部512も同様に略円弧状で交点513bに向かって凹状となっている。すなわち、鋭角補強コーナー部511のハウジング4に対向するエッジは略円弧状に凹状となっており、鈍角コーナー部512のハウジング4に対向するエッジも略円弧状に凹状となっている。鋭角補強コーナー部511および鈍角コーナー部512は中心軸J1方向のいずれの位置の横断面においても同形状となっており、鋭角補強コーナー部511および鈍角コーナー部512の中心軸J1方向の幅(高さ)は、ベース部211の高さとほぼ同じとされ、各支持リブ5の中心軸J1方向の幅(高さ)よりも小さくされる。鋭角補強コーナー部511の曲率半径Rは鈍角コーナー部512の曲率半径Rよりも大きく、好ましくは曲率半径Rは曲率半径Rの2倍以上とされる。これにより、支持リブ5aとベース部211との間の接続の剛性が増し、軸流ファン1の耐衝撃性が向上されるとともにモータ部2の振動が抑制される。
図10は支持リブ5aのハウジング4に接続される外側端部52近傍の拡大図である。図7および図10に示すように外側端部52において、インペラ3(図1参照)の回転方向側および回転方向とは反対側に形成されるハウジング側コーナー部521は支持リブ5aの外側端部52近傍の部位とハウジング4の内側面とを連絡する形状となっており、換言すれば、図10中に二点鎖線にて示す支持リブ5aの(インペラ3の回転方向側および回転方向とは反対側の)エッジを延長した線と、ハウジング4の内側面を延長した線との交点522を覆うように支持リブ5aの外側端部52を周方向に拡大したものがハウジング側コーナー部521となっている。
ハウジング側コーナー部521のそれぞれは、中心軸J1方向から見たときに支持リブ5とハウジング4との間に向かって略円弧状に凹状、すなわち、ハウジング側コーナー部521の内側のエッジは略円弧状に凹状となっており、ハウジング側コーナー部521の曲率半径Rは鋭角補強コーナー部511の曲率半径Rよりも小さくされる。
以上に説明したように、第2の実施の形態に係る軸流ファン1aにおいても、鈍角コーナー部512の曲率半径Rよりも鋭角補強コーナー部511の曲率半径Rが大きくされることにより、モータ部2の振動を抑制して軸流ファン1aの振動特性が改善される。また、ハウジング側コーナー部521の曲率半径Rを鋭角補強コーナー部511の曲率半径Rよりも小さくすることにより、ハウジング4に伝わる振動を抑制することができる。
図11は本発明の第3の実施の形態に係る軸流ファン1bの底面図であり、軸流ファン1bは図2の軸流ファン1と比較して、鋭角補強コーナー部の形状が異なり、また、鈍角コーナー部およびハウジング側コーナー部の大きさが鋭角補強コーナー部の大きさに比べて十分に小さくされる点で相違し、他は同様となっている。軸流ファン1bでは、支持リブ5の内側端部51における径方向に対する傾斜角は、径方向を0度として90度以下とされる。なお、傾斜角度が90度とされるときは、支持リブ5がベース部211の接線となり、内側端部51のインペラ3(図1参照)の回転方向側にはコーナー部は存在しない。
内側端部51におけるインペラ3の回転方向とは反対側の鋭角のコーナー部である鋭角補強コーナー部511aは、支持リブ5の接続位置近傍の部位とベース部211の外周とを連絡し、鋭角補強コーナー部511aのハウジング4に対向するエッジは略直線状となっている。換言すれば、二点鎖線にて示す支持リブ5の(インペラ3の回転方向とは反対側の)エッジを延長した線と、ベース部211の外周を延長した線との交点513を覆うように支持リブ5の内側端部51を周方向に拡大したものが鋭角補強コーナー部511aとなっている。これにより、支持リブ5とベース部211との間の接続の剛性が増し、耐衝撃性が向上されるとともに、モータ部2の振動が抑制されて軸流ファン1bの振動特性が改善される。なお、鋭角補強コーナー部511aの中心軸J1方向の幅は、支持リブ5およびベース部211の中心軸J1方向の幅以下とされる。
図12は本発明の第4の実施の形態に係る軸流ファン1cの底面図であり、軸流ファン1cは図11の軸流ファン1bと比較して、鋭角補強コーナー部の形状のみが相違し、他は同様となっている。軸流ファン1cにおいても内側端部51における支持リブ5の径方向に対する傾斜角は、径方向を0度として90度以下とされ、支持リブ5に設けられる鋭角補強コーナー部511bは、支持リブ5の内側端部51においてインペラ3(図1参照)の回転方向とは反対側のエッジに一端が接続され、他端がベース部211の外周に接続される棒状となっている。すなわち、軸流ファン1cの鋭角補強コーナー部511bは、図11の軸流ファン1bにおける鋭角補強コーナー部511aに中心軸J1に平行な貫通穴を設けた形状となっている。これにより、支持リブ5とベース部211との間の接続の剛性が増し、耐衝撃性が向上されるとともに、モータ部2の振動が抑制されて軸流ファン1bの振動特性が改善される。
図13は本発明の第5の実施の形態に係る軸流ファン1dの縦断面図である。軸流ファン1dは図1の軸流ファン1と同様にモータ部2、回転によりエアの流れを発生するインペラ3、インペラ3の外周を囲むハウジング4、および、モータ部2を支持する4本の支持リブ5bを備え、支持リブの形状のみが図1と異なる。なお、図示の都合上インペラ3の翼32および支持リブ5bは概略形状を示しており、支持リブ5bは図7ないし図10に示す軸流ファン1aの支持リブ5aと同様に略板状の静翼となっている。支持リブ5bのベース部211に接続される内側端部51ではインペラ3の回転方向とは反対側において支持リブ5bとベース部211とのなす角が鋭角となっており、インペラ3の回転方向側では鈍角となっており、鋭角側に鋭角補強コーナー部が設けられ、鈍角側に鈍角コーナー部が設けられる(図9参照)。また、支持リブ5bのハウジング4に接続される外側端部52において、インペラ3の回転方向側および回転方向の反対側にハウジング側コーナー部が設けられる(図10参照)。
図14は図13の中心軸J1の左側における支持リブ5b近傍の拡大図である。支持リブ5bのベース部211近傍の部位にはベース部211側に向かって支持リブ5bの中心軸J1方向の高さが低くなる段差部514が設けられ、支持リブ5bの下側のエッジおよびベース部211の下面は中心軸J1方向において同じ高さとされる。すなわち、支持リブ5bのベース部211近傍の部位である内側端部51では、支持リブ5bの他の部位よりも中心軸J1方向においてインペラ3から離間するとともに中心軸J1方向の幅が小さくなっている。これにより、支持リブ5bとモータ部2(図13参照)の回路基板214との間に間隙が設けられ、支持リブ5bと回路基板214との接触が避けられる。
また、段差部514は支持リブ5bの内側端部51と他の部位との境界と捉えることができ、この場合、段差部514近傍にて、支持リブ5bの内側端部51の上側のコーナー部(以下、「上側コーナー部515」という。)は内側端部51のインペラ3側のエッジと他の部位との間の部位となっている。上側コーナー部515は、径方向に垂直な水平方向から見て、図14の左下(ハウジング4側かつ下側)に向かって略円弧状に凹状となっている。換言すれば、図14中に二点鎖線にて示す段差部514の中心軸J1側のエッジ5141を下方へと延長し、ベース部211の外縁部の上側のエッジをハウジング4側へと延長して得られる交点516を覆うように、内側端部51は中心軸J1方向に拡大されている。なお、支持リブ5bとベース部211との間に設けられる図9と同様の鋭角補強コーナー部および鈍角コーナー部の中心軸J1方向の幅は、ベース部211の外縁部の幅と同程度とされ、支持リブ5bの中心軸J1方向の幅よりも小さくされる。
上側コーナー部515は略円弧状に凹状とされる形状以外であってもよく、例えば、図15の支持リブ5bの拡大図に示すように、上側コーナー部515の形状は、段差部514の中心軸J1側のエッジ5141と内側端部51の上部を連絡するとともに内側のエッジが平面状または曲面状の傾斜面とされてもよい。
以上に説明したように、第5の実施の形態に係る軸流ファン1dにおいても、図9と同様の鋭角補強コーナー部(符号511参照)に加えて上側コーナー部515が設けられることにより支持リブ5bとベース部211との間の剛性をさらに増すことができ、モータ部2の振動を抑制して軸流ファン1dの振動特性を改善することができる。また、支持リブ5bが略板状の静翼とされることにより、軸流ファン1dの静圧を向上することができ、ハウジング4、支持リブ5bおよびベース部211が合成樹脂の射出成形にて一体に形成されることにより部品数の増加を防止して製造コストの増大を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、図1の軸流ファン1の支持リブ5の本数は4本には限定されず、2本以上であればいくつ設けられてもよい。支持リブ5の断面形状は三角形や略板状の静翼形状以外の形状が採用されてもよく、例えば断面が円形であってもよい。鋭角補強コーナー部511の形状は中心軸J1方向の任意の位置において曲率半径Rが一定であるものに限定されず、中心軸J1方向における曲率半径Rの平均が鈍角コーナー部512の曲率半径Rの平均よりも大きければ他の形状とされてもよい。
図13に示す軸流ファン1dにおいて鋭角補強コーナー部が省かれて上側コーナー部515のみが採用されてもよく、この場合においても支持リブ5bとベース部211との間の剛性を増すことができ、モータ部2の振動を抑制して軸流ファン1dの振動特性を改善することができる。また、図14の支持リブ5bの形状は静翼には限定されず、図3に示す支持リブ5と同様に断面が三角形であってもよく、他の棒状等であってもよい。
鋭角補強コーナー部の中心軸J1方向の幅は、支持リブおよびベース部211の中心軸J1方向の幅以下とされるのであれば、ある程度の剛性が確保される範囲において様々な幅とされてよい。これにより、鋭角補強コーナー部の体積を不必要に増大させることなく振動抑制が実現される。
ハウジング4、支持リブ5およびベース部211の成形は合成樹脂による射出成形に限定されず、例えばアルミ合金によるアルミダイカスト等であってもよい。
軸流ファン1〜1dは電子機器の冷却ファンとしての用途に限定されず、他の用途に用いられてもよい。
第1の実施の形態に係る軸流ファンの縦断面図である。 軸流ファンの底面図である。 翼および支持リブの断面図である。 支持リブの内側端部近傍を示す拡大図である。 支持リブの内側端部近傍の横断面図である。 支持リブの外側端部近傍を示す拡大図である。 第2の実施の形態に係る軸流ファンの底面図である。 翼および支持リブの断面図である。 支持リブの内側端部近傍を示す拡大図である。 支持リブの外側端部近傍を示す拡大図である。 第3の実施の形態に係る軸流ファンの底面図である。 第4の実施の形態に係る軸流ファンの底面図である。 第5の実施の形態に係る軸流ファンの縦断面図である。 支持リブを示す図である。 他の例における支持リブを示す図である。
符号の説明
1〜1d 軸流ファン
2 モータ部
3 インペラ
4 ハウジング
5〜5b 支持リブ
32 翼
41 内側面
51 内側端部
52 外側端部
55,56, エッジ
211 ベース部
411 傾斜面
511〜511b 鋭角補強コーナー部
512 鈍角コーナー部
515 上側コーナー部
521 ハウジング側コーナー部
J1 中心軸
,R,R 曲率半径

Claims (12)

  1. 軸流ファンであって、
    モータ部と、
    前記モータ部の中心軸を中心として径方向外方に突出するとともに環状に配置された複数の翼を有し、前記モータ部による回転により前記中心軸方向のエアの流れを発生するインペラと、
    前記インペラの外周を囲むハウジングと、
    一端が前記モータ部の略円板状のベース部に接続され、他端が前記ハウジングの内側面に接続される複数の支持リブと、
    を備え、
    前記複数の支持リブのそれぞれが、前記ベース部との接続位置から前記中心軸を中心とする径方向に対して前記インペラの回転方向とは反対側に傾斜しつつ前記ハウジングに向かって伸び、かつ、前記ベース部の外周との間の前記インペラの回転方向とは反対側に鋭角補強コーナー部を形成するとともに前記インペラの回転方向側に鈍角コーナー部を形成し、
    各支持リブの前記鋭角補強コーナー部が、第1の曲率半径にて略円弧状に凹状となっており、前記鈍角コーナー部が、前記第1の曲率半径よりも小さい第2の曲率半径にて略円弧状に凹状となっていることを特徴とする軸流ファン。
  2. 請求項1に記載の軸流ファンであって、
    前記第1の曲率半径が、前記第2の曲率半径の2倍以上であることを特徴とする軸流ファン。
  3. 請求項1または2に記載の軸流ファンであって、
    前記各支持リブと前記ハウジングとの接続位置において、前記各支持リブと前記ハウジングの内側面との間の前記インペラの回転方向側および前記回転方向とは反対側の両コーナー部が、前記接続位置に向かって前記第1の曲率半径よりも小さい曲率半径にて略円弧状に凹状となっていることを特徴とする軸流ファン。
  4. 軸流ファンであって、
    モータ部と、
    前記モータ部の中心軸を中心として径方向外方に突出するとともに環状に配置された複数の翼を有し、前記モータ部による回転により前記中心軸方向のエアの流れを発生するインペラと、
    前記インペラの外周を囲むハウジングと、
    一端が前記モータ部の略円板状のベース部に接続され、他端が前記ハウジングの内側面に接続される複数の支持リブと、
    を備え、
    前記複数の支持リブのそれぞれが、前記ベース部との接続位置から前記中心軸を中心とする径方向に対して前記インペラの回転方向とは反対側に傾斜しつつ前記ハウジングに向かって伸び、かつ、前記ベース部の外周との間の前記インペラの回転方向とは反対側に鋭角補強コーナー部を形成し、
    各支持リブの前記鋭角補強コーナー部が前記各支持リブの接続位置近傍の部位と前記ベース部の前記外周とを連絡するとともに前記鋭角補強コーナー部の前記ハウジングに対向するエッジが略直線状であることを特徴とする軸流ファン。
  5. 請求項4に記載の軸流ファンであって、
    前記鋭角補強コーナー部が、一端が前記各支持リブに接続され、他端が前記ベース部の前記外周に接続される棒状であることを特徴とする軸流ファン。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記各支持リブが略板状の静翼であり、前記各支持リブの前記インペラ側のエッジが、前記インペラとは反対側のエッジよりも前記インペラの回転方向とは反対側に位置することを特徴とする軸流ファン。
  7. 請求項6に記載の軸流ファンであって、
    前記各支持リブの前記ベース部近傍の部位が、他の部位よりも前記中心軸方向において前記インペラから離間するとともに前記中心軸方向の幅が小さく、前記インペラ側のエッジにおける前記ベース部近傍の部位と前記他の部位との間のコーナー部が略円弧状に凹状となっている、または、傾斜面を形成することを特徴とする軸流ファン。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記ハウジング、前記複数の支持リブおよび前記ベース部が、単一の連続的な部材として形成されていることを特徴とする軸流ファン。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記鋭角補強コーナー部の前記中心軸方向の幅が、前記各支持リブおよび前記ベース部の前記中心軸方向の幅以下であることを特徴とする軸流ファン。
  10. 軸流ファンであって、
    モータ部と、
    前記モータ部の中心軸を中心として径方向外方に突出するとともに環状に配置された複数の翼を有し、前記モータ部による回転により前記中心軸方向のエアの流れを発生するインペラと、
    前記インペラの外周を囲むハウジングと、
    一端が前記モータ部の略円板状のベース部に接続され、他端が前記ハウジングの内側面に接続される複数の支持リブと、
    を備え、
    各支持リブの前記ベース部近傍の部位が、他の部位よりも前記中心軸方向において前記インペラから離間するとともに前記中心軸方向の幅が小さく、前記インペラ側のエッジにおける前記ベース部近傍の部位と前記他の部位との間のコーナー部が、略円弧状に凹状となっている、または、傾斜面を形成することを特徴とする軸流ファン。
  11. 請求項10に記載の軸流ファンであって、
    前記各支持リブが略板状の静翼であり、前記各支持リブの前記インペラ側のエッジが、前記インペラとは反対側のエッジよりも前記インペラの回転方向とは反対側に位置することを特徴とする軸流ファン。
  12. 請求項10または11に記載の軸流ファンであって、
    前記ハウジング、前記複数の支持リブおよび前記ベース部が、単一の連続的な部材として形成されていることを特徴とする軸流ファン。
JP2008000032A 2008-01-04 2008-01-04 軸流ファン Active JP5177501B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000032A JP5177501B2 (ja) 2008-01-04 2008-01-04 軸流ファン
US12/345,864 US8133022B2 (en) 2008-01-04 2008-12-30 Axial fan and frame thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000032A JP5177501B2 (ja) 2008-01-04 2008-01-04 軸流ファン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009162098A JP2009162098A (ja) 2009-07-23
JP5177501B2 true JP5177501B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=40844705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008000032A Active JP5177501B2 (ja) 2008-01-04 2008-01-04 軸流ファン

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8133022B2 (ja)
JP (1) JP5177501B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5728210B2 (ja) * 2010-04-27 2015-06-03 ミネベア株式会社 軸流ファン
TWI414683B (zh) * 2010-07-16 2013-11-11 Adda Corp 風扇殼體改良結構
JP2014126041A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Minebea Co Ltd 送風ファン
JP2015096706A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社リコー 冷却用ファンの取付装置、及びこれを用いた画像形成装置
US20190353177A1 (en) * 2018-05-21 2019-11-21 Asia Vital Components Co., Ltd. Fan frame seat and fan thereof

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849485U (ja) * 1981-09-29 1983-04-04 沖電気工業株式会社 フアン用取付座
JP3784178B2 (ja) * 1998-10-07 2006-06-07 山洋電気株式会社 軸流送風機
US6491502B2 (en) * 2000-08-23 2002-12-10 Siemens Canada Limited Center mounted fan module with even airflow distribution features
JP4442029B2 (ja) * 2000-12-15 2010-03-31 パナソニック株式会社 送風装置
US6617736B1 (en) 2002-02-22 2003-09-09 Sunonwealth Electric Machine Industry Co., Ltd. Axle tube structure for a motor
ES2283746T3 (es) * 2002-02-28 2007-11-01 Daikin Industries, Ltd. Ventilador.
TWI281846B (en) * 2003-05-30 2007-05-21 Delta Electronics Inc Heat-dissipating device and a housing thereof
TWI229969B (en) 2003-09-01 2005-03-21 Sunonwealth Electr Mach Ind Co Assembling device for an axial tube of a motor
TWI262251B (en) 2004-06-30 2006-09-21 Delta Electronics Inc Fan frame
TWI288210B (en) * 2004-08-18 2007-10-11 Delta Electronics Inc Heat-dissipating fan and its housing
TWI305486B (en) * 2004-08-27 2009-01-11 Delta Electronics Inc Heat-dissipating fan and its housing
TWI284703B (en) * 2005-01-03 2007-08-01 Sunonwealth Electr Mach Ind Co Axial-flow heat-dissipating fan
TWI294486B (en) * 2005-12-02 2008-03-11 Foxconn Tech Co Ltd A frame and a fan with the frame

Also Published As

Publication number Publication date
US8133022B2 (en) 2012-03-13
US20090175720A1 (en) 2009-07-09
JP2009162098A (ja) 2009-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008038637A (ja) 直列式軸流ファン
JP4935051B2 (ja) 遠心ファン
US8757978B2 (en) Blower impeller and blower
US9127687B2 (en) Centrifugal fan
US7946805B2 (en) Fan unit including tapered airflow passage
JP2008261280A (ja) 軸流ファン
US20070189892A1 (en) Axial flow fan and housing for the same
JP5267343B2 (ja) インペラおよび遠心ファン
JP5177501B2 (ja) 軸流ファン
JP2007120378A (ja) 遠心ファン
JP5375099B2 (ja) 直列式軸流ファン
JP6136318B2 (ja) 送風ファン
JP2008286137A (ja) 直列式軸流ファン
JP2012087748A (ja) 送風ファン
US10047755B2 (en) Fan
US20180258947A1 (en) Axial fan
JP2007303333A (ja) 二重反転式軸流ファン
JP7119635B2 (ja) 軸流ファン
JP2012013022A (ja) 送風ファン
JP5493339B2 (ja) モータ、ファン、モータの製造方法、及びファンの製造方法
JP5705805B2 (ja) 遠心式ファン
JP2014055531A (ja) 遠心ファン
JP6297467B2 (ja) 遠心ファン
JP2009019511A (ja) 直列式軸流ファン
JP2018150933A (ja) 軸流ファン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121226

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5177501

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160118

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250