JP5705805B2 - 遠心式ファン - Google Patents

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Description

本発明は遠心式ファンに関し、特に薄型で高出力の遠心式ファンに関する。
図15は、従来の遠心式ファンの一例を示す斜視図である。図16は、従来の遠心式ファンの一例を示す側断面図である。
図15及び図16に示されるように、遠心式ファン(「遠心ファン」ということもある。)801は、一般に、吸い込み口813(833)と吹き出し口819とを有するケーシング810内に、羽根車830を格納して構成される。羽根車830は、モータ860の回転軸周りに多数の羽根851を配置したものである。遠心式ファン801は、吸い込み口813(833)から吸入された空気を羽根車830の中心から翼(羽根)間に流入させ、羽根車830の回転に伴う遠心作用による流体力で、空気を羽根車830の径外方に向けて吹き出させる。羽根車830の外周から外側に吹き出された空気は、ケーシング810の吹き出し口819から噴出される。
図16に示されるように、遠心式ファン801は、薄型のものである。この遠心式ファン801は、ケーシング810の略中央部に、羽根車830を回転させるためのモータ860を有している。モータ860は、羽根車830にロータヨーク863が取り付けられるようにして配置された、アウターロータ型のブラシレスモータである。
このような遠心式ファン801は、家電機器、OA機器、産業機器の冷却、換気、空調や、車両用の送風機などに広く用いられている。遠心式ファン801の送風性能と騒音は、羽根車830の翼(羽根)形状とケーシング810の形状(遠心式ファン801の構造)に大きく影響される。
騒音を低減させ、送風性能の向上を図るために、羽根車の形状やケーシングの構造を最適化することが行われており、いろいろな提案がなされている。例えば、翼(羽根)形状を最適化することによって低騒音化を図る遠心式ファンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−289295号公報
ところで、種々の機器の小型化、薄型化、高密度実装化、そして省エネ化が進む中、そのような機器に搭載される遠心式ファンに対して、高静圧化、高効率化が強く要望されている。また、それと同時に、遠心式ファンの駆動に伴い発生する騒音のレベルを低下させることが必要とされている。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、薄型であって、効率が高く、かつ、騒音の発生を低減できる遠心式ファンを提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、遠心式ファンは、羽根車と、羽根車の上方に位置する上ケーシングと、羽根車の下方に位置する下ケーシングと、上ケーシングと下ケーシングとの間に介装された支柱とを備え、羽根車は、上側シュラウド、下側シュラウド、及び上側シュラウドと下側シュラウドとの間に円周上に配列された複数の羽根を有し、羽根車の回転に伴って、上側シュラウド上部の吸い込み口から導入した流体を羽根車の側方に排出させる遠心式ファンであって、上ケーシングと下ケーシングとが支柱によって組み付けられてケーシングが構成されており、吸い込み口から導入された流体が、上ケーシングと下ケーシングとの間であって支柱を除いた部位に設けられた吹き出し口からケーシングの外方に吹き出され、下側シュラウドは、複数の羽根のそれぞれのうち少なくとも外周側の部位が下ケーシングの上面に面するように、羽根車の回転軸寄りの部分にのみ設けられており、下ケーシングのうち羽根車に対向する面は、吸い込み口から導入した流体を誘導する壁面の一部となり、羽根は、上側シュラウドから羽根車の回転軸に平行な方向に離れるに従って薄くなる形状を有し、羽根は、圧力面側が、上側シュラウドから羽根車の回転軸に平行な方向に離れるに従ってその羽根の負圧面に近づくようなテーパ状に形成されており、上側シュラウド、下側シュラウド、及び複数の羽根は、一体成形により形成されている
好ましくは、羽根の圧力面は、羽根車の回転軸に対する角度が4度以上16度以下のテーパ状を成す。
好ましくは、羽根の圧力面は、羽根車の回転軸に対する角度が4度以上8度以下のテーパ状を成す。
好ましくは、羽根の負圧面は、羽根車の回転軸に垂直な水平面に対して垂直な面である。
好ましくは、羽根車の回転軸に垂直な水平面に対して垂直な平面は、底面視で圧力面に対して垂直な平面における断面において、台形形状を有する。
好ましくは、羽根は、羽根車の回転軸が伸びる方向から圧力面をみたとき、圧力面は、少なくとも3つの円弧をつなげてなる形状又は3点を通る複数の高次関数を組み合わせて示される形状を有している。
好ましくは、遠心式ファンは、下ケーシングに取り付けられたモータをさらに備え、モータの回転に伴い羽根車が回転することで、吸い込み口から流体を導入し、その流体を羽根車の側方に排出させる。
これらの発明に従うと、羽根は、上側シュラウドから羽根車の回転軸に平行な方向に離れるに従って薄くなる形状を有している。したがって、薄型であって、効率が高く、かつ、騒音の発生を低減できる遠心式ファンを提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおける遠心式ファンを示す平面図である。 図1のA−A線における断面図である。 図2の部分拡大図である。 羽根車の底面図である。 図4のB−B線断面図である。 羽根の圧力面の形状について説明する図である。 羽根の断面を模式的に示す図である。 図4のC−C線断面図である。 図5の部分拡大図である。 本実施の形態の比較例に係る羽根車の底面図である。 図10のG−G線断面図である。 図10のH−H断面図である。 テーパ角と、最大静圧の大きさ及び騒音の大きさとの関係を示す第1のグラフである。 テーパ角と、最大静圧の大きさ及び騒音の大きさとの関係を示す第2のグラフである。 従来の遠心式ファンの一例を示す斜視図である。 従来の遠心式ファンの一例を示す側断面図である。
以下、本発明の実施の形態の1つにおける遠心式ファンについて説明する。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける遠心式ファンを示す平面図である。図2は、図1のA−A線における断面図である。図3は、図2の部分拡大図である。
図1から図3を参照して、遠心式ファン1は、ケーシング10と、羽根車30と、モータ60とを備えている。遠心式ファン1は、モータ60が取り付けられている部分を除き、全体として、平面視で略正方形の直方体状に構成されている。遠心式ファン1は、上下方向の寸法(高さ)が比較的小さい、薄型のものである。羽根車30は、モータ60のシャフト61とともに回転するロータ63に取り付けられている。遠心式ファン1は、羽根車30をモータ60により回転させる。遠心式ファン1は、羽根車30の回転に伴って、その吸い込み口33から導入した空気(流体の一例)を、羽根車30の側方に排出させる。すなわち、吸い込み口33から導入された空気は、羽根車30の回転に伴う遠心作用による流体力で、羽根車30の羽根51の間を通過し、羽根車30の径外方に向けて吹き出される。空気は、羽根車30の側方にあるケーシング10の吹き出し口19から排出される。
モータ60は、例えば、アウターロータ型のブラシレスモータである。モータ60は、下ケーシング21の中央部にねじやボルト等の締結部材で装着されている。モータ60は、下方に向けて開口するカップ状のロータ(ロータヨーク)63を有している。ロータ63の側周部の内面には、環状のマグネット65が取り付けられている。ロータ63の中央部には、シャフト61が取り付けられている。
シャフト61は、ベアリングホルダ66に装着された一対のベアリング66aにより回転可能に支持されている。ベアリングホルダ66の外周部には、ステータ67が設けられている。ステータ67は、積層されたステータコアや、ステータコアに装着された、コイルを巻回したインシュレータなどで構成されている。ステータ67は、マグネット65に対して半径方向(図2において左右方向)に所定のギャップを隔てて対向配置されている。ステータ67は、回路基板69に接続されている。回路基板69は、例えばプリント配線基板である。回路基板69には、モータ60を制御するための電子部品等が実装されており、モータ60の駆動回路が搭載されている。
ケーシング10は、上ケーシング11と、下ケーシング21とが組み合わされて構成されている。具体的には、上ケーシング11と下ケーシング21とが、平面視で四隅に位置するねじ14を用いて互いに組み付けられ、ケーシング10が構成されている。ねじ14は、例えば、下ケーシング21側から差し込まれるボルトである。上ケーシング11と下ケーシング21とは、例えば、ねじ14が配される部分で支柱を挟むようにして互いに組み付けられている。なお、このとき、支柱は、上ケーシング11と下ケーシング21とのどちらか一方と一体で構成されていてもよい。吹き出し口19は、例えば、ねじ14を用いた上ケーシング11と下ケーシング21との締結部分を除いたケーシング10の側部であって、上ケーシング11と下ケーシング21との間に設けられている。
羽根車30は、ケーシング10内に収められるようにして配置されている。羽根車30は、全体として円盤形状を有している。羽根車30の上方には上ケーシング11が配置されており、下方には下ケーシング21が配置されている。すなわち、遠心式ファン1は、上ケーシング11と下ケーシング21との間に羽根車30を挟むように保持して構成されている。
羽根車30は、大まかに、上側シュラウド31と、下側シュラウド41と、上側シュラウド31と下側シュラウド41との間に配置された複数の羽根51とを有している。羽根車30の中央部には、上方に開口する吸い込み口33が形成されている。吸い込み口33は、上側シュラウド31の内側の上端部35に囲まれることで構成されている。複数の羽根51は、図1に示されるように、適切な間隔で、円周上に配列されている。
羽根車30の中央部には、ロータ63がはめ込まれる下側シュラウド41が配置されている。下側シュラウド41の中央部には、ロータ63が配置されるように形成された円筒部43が設けられている。ロータ63は、下側シュラウド41の中央部に設けられている円筒部43にはめ込まれており、羽根車30を保持している。ロータ63は、吸い込み口33の内部で、吸い込み口33の外に向けて、上方に突出するように配置されている。
各羽根51は、同一の湾曲した形状を有している。羽根51の具体的な形状については、後述する。上側シュラウド31、下側シュラウド41、及び羽根51は、例えば、合成樹脂を用いて一体成形で形成される。
上ケーシング11は、例えばエンジニアリングプラスチックなどの樹脂を用いて形成されている。上ケーシング11の中央部には、開口部13が形成されている。開口部13は、平面視で円形である。開口部13は、羽根車30に設けられている吸い込み口33に空気が導入されるように形成されている。開口部13は、上側シュラウド31により構成される吸い込み口33よりわずかに大きい内径を有している。すなわち、本実施の形態において、開口部13の大きさは、吸い込み口33の大きさと略同等である。
下ケーシング21は、例えば、鉄などの金属板を用いて形成されている。下ケーシング21の中央部には、下方に窪む凹部23が形成されている。凹部23は、椀状に形成されている。図2に示されるように、本実施の形態において、凹部23には、モータ60と、回路基板69などのモータ60の駆動回路とが装着されている。モータ60は、ねじやボルト等の締結部材で下ケーシング21に装着されているが、締結部材の代わりにベアリングホルダ66の下部を凹部23にカシメ固定して下ケーシング21に装着した構成であってもよい。
下ケーシング21の外周部は、軸方向(図2上下方向)に折り曲げられた側板となっている。側板が設けられていることにより、下ケーシング21の剛性が高められている。
下ケーシング21の上面のうち、凹部23の周囲の部分は、羽根車30の下面に面する隔壁部29となっている。隔壁部29は、羽根車30の下面に近接するように平面状に形成されている。
図2に示されているように、羽根車30の下側シュラウド41は、各羽根51のうち少なくとも外周側の部位が隔壁部29に面するように、シャフト(羽根車30の回転軸)61寄りの部分にのみ設けられている。すなわち、羽根車30のうち隔壁部29に対面する部位には、各羽根51が露出している。下ケーシング21のうち羽根車30に対向する面は、吸い込み口33から導入された空気を側方に誘導する壁面の一部となっている。羽根51は、軸方向において、隔壁部29と所定のギャップを隔てて対向配置されている。なお、各羽根51の下部は、その少なくとも一部分が隔壁部29側に露出していてもよいし、その全部分が隔壁部29側に露出していてもよい。
なお、ケーシング10の中に収納される羽根車30の外径寸法は、ケーシング10の一辺の寸法より小さく設定されている。これにより、回転する羽根車30がケーシング10の外縁より突出することがなく、羽根車30の他部材との接触や、接触による破損等が防止されている。
下ケーシング21は、羽根車30において空気をガイドする主板としての機能を兼ねると共に、ケーシング10の基板としての機能も有している。このため、羽根車30と隔壁部29との間に形成されたギャップの設定は重要である。ギャップが大きすぎる場合、吸い込み口33から吸入された空気は、羽根51の間を通過すると共に、ギャップにも流れてしまう。この結果、羽根車30から吹き出された空気の圧力が低減し、送風特性が低下する。一方で、ギャップが小さすぎる場合には、次のような問題がある。すなわち、各部品の寸法精度のバラツキが生じると、羽根51が隔壁部29に接触してしまう可能性がある。このような接触を防止するためには、各部品の寸法精度を高精度に管理する必要が生じ、遠心式ファン1のコスト高となってしまう。ギャップは、このような問題点を鑑み、適切に設定されている。
次に、羽根車30の構造について、より具体的に説明する。
図4は、羽根車30の底面図である。図5は、図4のB−B線断面図である。
図4及び図5に示されるように、羽根車30には、例えば7つの羽根51が配置されている。それぞれの羽根51は、圧力面53と負圧面54とを有している。圧力面53は、羽根車30の回転方向の前側に面している。負圧面54は、圧力面53とは逆側に面している。
羽根51は、後向き羽根で、いわゆるターボ型である。羽根51の形状は、回転方向(図4において、時計回り方向の反対方向:矢印Rで示す方向)に対して後向きに湾曲傾斜した形状となっている。各羽根51の具体的な形状は、例えば次のようである。すなわち、図4に示されるように、羽根車30の回転軸の伸びる方向から圧力面53を見たとき、その形は、3種類の円弧をつなげた形状を有している。これらの円弧は、隣り合う円弧同士が正接するようにして接続されている。
本実施の形態において、羽根51の入口角、出口角、及び反り角は、それぞれ、45度程度、30度程度、55度程度になっている。なお、羽根51の入口角や出口角、及び反り角は、このような値に限られるものではない。なお、入口角とは、図4に示されている圧力面53を示す曲線と内周縁(底面視で、羽根車30の回転軸を中心とし羽根51の内側の縁部がその円周上に位置するような円)とが接する点における、圧力面53を示す曲線の接線と内周縁の接線とがなす角であって、90度以下となる側の角をいう。他方、出口角とは、圧力面53を示す曲線と外周縁(底面視で、羽根車30の回転軸を中心とし羽根51の外側の縁部がその円周上に位置するような円)とが接する点における、圧力面53を示す曲線の接線と外周縁の接線とがなす角であって、90度以下となる側の角をいう。反り角は、底面視で、羽根51の内側の端部と羽根車30の回転軸とを結ぶ線と、羽根51の外側の端部と回転軸とを結ぶ線とが成す角である。
図6は、羽根51の圧力面53の形状について説明する図である。
圧力面53の形状は、例えば、次のようにして定められている。すなわち、設計仕様やモータのサイズなどに応じて、内周縁及び外周縁の大きさが決まる。また、設計仕様やNZ音などの騒音値を低下させることを鑑みて、入口角、出口角、及び反り角が決定される。そして、底面視で、圧力面53が通る第1の点〜第4の点が決定される。すなわち、図6に示されるように、第1の点P1は、出口角の頂点である。第4の点P4は、入口角の頂点である。第2の点P2は、外周縁を示す円C1の同心円であって円C1に対して3/4のサイズを有する第1の円C2と、回転軸から第4の点P4に伸びる直線L4に対して反り角の3/10の角度A2をなす直線L2との交点である。第3の点P3は、上記第1の円C2の同心円であって円C2と内周縁を示す円C4との中間に位置する第2の円C3と、直線L4に対して反り角の3/20の角度A3をなす直線L3との交点である。そして、第1の点P1と第2の点P2との間、第2の点P2と第3の点P3との間、第3の点P3と第4の点P4との間を、それぞれ円弧R1,R2,R3で結ぶ。このとき、3つの円弧R1,R2,R3は、入口角、出口角が所定の角度になるように、かつ、互いに接続される2つの円弧R1,R2、及び円弧R2,R3同士が正接関係(2つの円弧の接続点における2つの円弧の接線同士が重なる関係)となるように、描かれる。これにより、圧力面53の形状が定まる。
負圧面54は、底面視で、圧力面53との間隔が羽根車30の回転軸から離れるにつれて小さくなるように、おおまかに圧力面53に沿うような湾曲形状を有している。これにより、羽根51は、翼形状の外径を有している。
なお、羽根車30の回転軸の伸びる方向から圧力面53を見たとき、その形は、3点を通る複数の高次関数を組み合わせて示される形状を有していてもよい。
このように、本実施の形態において、羽根51の圧力面53の形状が、底面視で3つの円弧により構成されている。これにより、遠心式ファンの高流量化、高静圧化、低騒音化を進めることができる。
ここで、本実施の形態において、各羽根51の厚みすなわち各羽根51における圧力面53と負圧面54との間隔は、上側シュラウド31から回転軸に平行な方向に離れるに従って、小さくなっている。換言すると、羽根51は、隔壁部29に近づくに従って薄くなるように形成されている。これにより、羽根51の圧力面53と、その羽根51に隣り合う羽根51の負圧面54との距離が、隔壁部29に近づくにつれて大きくなっている。
図7は、羽根51の断面を模式的に示す図である。図8は、図4のC−C線断面図である。図9は、図5の部分拡大図である。
図7において示されている断面は、回転軸に対して垂直な水平面に対して垂直であって底面視で圧力面53に対して略垂直な断面におけるものである。図7においてハッチングは省略されている。矢印Zは、羽根車30の回転軸に平行な方向(上方)を示す。図8も、図7におけるものと同様の断面(図4のC−C線断面)について示すものである。
圧力面53は、上側シュラウド31に近づくにつれて羽根51の外周側(図7において左側)に近づくように負圧面54から離れている。換言すると、羽根51は、テーパ状の圧力面53を有している。本実施の形態において、すべての羽根51の、内側から外側までの全域において、このようなテーパ状となるように圧力面53が設けられている。
図7において、角度θは、羽根車30の回転軸に対する、圧力面53の傾きすなわちテーパ角を示す。本実施の形態において、羽根51のうち、負圧面54は、図7に示されるような断面において回転軸に略平行になっている。すなわち、負圧面54は、羽根車30の回転軸に垂直な水平面に対して、垂直な面となるように形成されている。
羽根51の下端部は、図7に示される断面において、略水平(図7の矢印Zに垂直な平面に対して平行)になっている。これにより、羽根51は、図7や図8に示されているような断面において、台形形状を有している。
ここで、本実施の形態において、各羽根51の圧力面53のテーパ角(図7においてθで示す角度)は、例えば、4度〜8度程度に設定されている。これにより、圧力面53のテーパ角が0度である場合(すなわちテーパ角がない場合)と比べて、高静圧を確保しつつ、騒音値を低減できる。
図10は、本実施の形態の比較例に係る羽根車530の底面図である。図11は、図10のG−G線断面図である。図12は、図10のH−H断面図である。
図10から図12のそれぞれは、本実施の形態の羽根車50に対する比較例に係る羽根車530を示すものである。すなわち、羽根車530は、圧力面53のテーパ角が0度である羽根551を有する点で、羽根車30と相違する。その他の部分の形状、構造は、羽根車530と羽根車30とで同じである。すなわち、羽根車530において、各羽根551は、圧力面53と負圧面54とが、共に、略垂直な曲面となるように構成されている。
図13は、テーパ角と、最大静圧の大きさ及び騒音の大きさとの関係を示す第1のグラフである。図14は、テーパ角と、最大静圧の大きさ及び騒音の大きさとの関係を示す第2のグラフである。
図13及び図14のグラフは、大まかに、次の仕様の遠心式ファン1について、羽根51の圧力面53側のテーパ角を比較例の0度から、2度、4度、8度、16度,24度と変化させながら、最大静圧の大きさと騒音の大きさを測定したものである。データに基づくものである。このとき、遠心式ファン1の吸い込み口33側の羽根51の高さHは、13.5ミリメートルである。また、吹き出し口19側の羽根51の高さhは、6ミリメートルである。
図13は、モータ60の回転数(デューティ比)が略同一となるように制御したうえで、圧力面53のテーパ角の変化に対する最大静圧の大きさ(図13の上段のグラフ)と、騒音の大きさ(図13の下段のグラフ)とを示したものである。
図13に示されるように、最大静圧の大きさは、比較例(テーパ角:0度)と比べて、テーパ角が4度以上であるときに、飛躍的に大きくなる。テーパ角が4度以上の範囲では、最大静圧は略一定である。これに対して、騒音の大きさは、テーパ角が4度以上8度以下の範囲では比較例と同程度であるかそれより小さくなるが、テーパ角が8度よりも大きくなると、徐々に上昇する。テーパ角が16度程度では、騒音は比較例よりそれほど大きくならないが、テーパ角が24度になると、騒音は比較例より相当大きくなるといえる。
図14は、最大静圧が略一定となるように羽根車30の回転数を調整した場合の、圧力面53のテーパ角の変化に対する騒音の大きさを示したものである。騒音の大きさの値は、測定されたものである。すなわち、上段のグラフにおいては、各テーパ角において、最大静圧がおよそ960Pa〜970Paになるように制御されたことが示されている。そして、下段のグラフにおいては、そのとき遠心式ファン1で発生する騒音の大きさが示されている。
図14の下段のグラフを参照して、本実施の形態において、圧力面53のテーパ角が16度以下であるときには、騒音値は、比較例と比較して、同等程度か、比較例よりも小さくなる。特に、図14において破線で囲んで示されているように、テーパ角が4度以上8度以下であるときには、騒音値の大きさは、比較例よりも相当小さくなっている。
このように、本実施の形態では、羽根51の圧力面53にテーパ角が設けられ、圧力面53がテーパ状になるように構成されている。図13や図14に示されているデータからわかるように、圧力面53をテーパ状にすることにより、羽根車30を用いた遠心式ファン1において、最大静圧を高くし、騒音の発生を抑えることができる。したがって、遠心式ファン1を、薄型であって、効率が高く、かつ、騒音の発生が抑えられたものとすることができる。このとき、テーパ角は、およそ4度以上16度以下とすれば、より効果的に、上述の効果を得ることができる。テーパ角は、好ましくは、4度以上8度以下とすれば、騒音低減効果をより効果的に得ることができ、騒音値を悪化させることなく、最大静圧を大きくすることができる。
各羽根51は、圧力面53が底面視で3以上の円弧の組合せ、または高次間数曲線となるように構成されている。したがって、空気の流れに沿った効率の良い羽根形状の作成が可能となり、高流量・高静圧化・低騒音化につながるという効果がある。
[その他]
羽根の内側から外側までの領域のうち、一部分のみにおいて、圧力面がテーパ状になっていてもよい。また、羽根の下端部(隔壁部側の部位)においては圧力面が負圧面と略同様に水平面に略垂直な面となり、圧力面のうち上側シュラウドに近い部位のみがテーパ状となるように構成されていてもよい。また、複数の羽根のうち、いくつかの数の羽根においてのみ、圧力面がテーパ状となるように構成されていてもよい。
羽根の圧力面は、上述の図7のような断面において直線的に示されるようなテーパ状のものに限られない。例えば、圧力面が、上述のような断面において、若干湾曲しながら、隔壁部に近づくにつれて負圧面に近づくように形成されていてもよい。
底面視における羽根の圧力面の形状は、上述のような3つの円弧をつなげた形状でなくても良いし、3点を通る高次関数を組み合わせたものではなくてもよい。適宜、所望の要件を満足するような形状となるように羽根が形成されていればよい。
負圧面は、上述のように水平面に対して略水平になっていなくても良い。例えば、負圧面も、圧力面と同様に、若干傾いていてもよい。
ケーシングの形状は、平面視で略正四角形に限定されるものではない。ケーシングは、多角形、円形、非対称形状を含め、任意のどのような形状であってもよい。上ケーシングと下ケーシングとの締結箇所は、平面視で上ケーシングの四隅の内側に限られない。例えば、上ケーシングの平面視で略正方形をなす外周縁から外方に突出するように、上ケーシングに連接して設けられた箇所に、上ケーシングと下ケーシングとを結合するためのねじや支柱等が設けられていてもよい。
なお、上ケーシングと下ケーシングとを締結する箇所において、上ケーシングと下ケーシングとの間に支柱を設ける場合には、支柱の形状は、例えば次のようにすればよい。すなわち、支柱は、上ケーシングと下ケーシングとを結合するためのねじを貫通させることができる程度の大きさを有する略円筒形状とすればよい。このような形状の支柱を用いることにより、羽根車から吹き出された空気が、ほとんど抵抗を受けることなく、ケーシングの側面から外方に吹き出されるので、遠心式ファンの低騒音化を図ることができる。
下ケーシングは、例えば樹脂材料など、金属板以外を用いて構成されていてもよい。上ケーシングと下ケーシングとは一体に形成されていてもよい。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 遠心式ファン
11 上ケーシング
19 吹き出し口
21 下ケーシング
23 凹部
29 隔壁部
30 羽根車
31 上側シュラウド
33 吸い込み口
41 下側シュラウド
51 羽根
53 圧力面
54 負圧面
60 モータ
61 シャフト(羽根車の回転軸の一例)
63 ロータ
θ テーパ角

Claims (7)

  1. 羽根車と、
    前記羽根車の上方に位置する上ケーシングと、
    前記羽根車の下方に位置する下ケーシングと
    前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間に介装された支柱とを備え、
    前記羽根車は、上側シュラウド、下側シュラウド、及び前記上側シュラウドと下側シュラウドとの間に円周上に配列された複数の羽根を有し、
    前記羽根車の回転に伴って、前記上側シュラウド上部の吸い込み口から導入した流体を前記羽根車の側方に排出させる遠心式ファンであって、
    前記上ケーシングと前記下ケーシングとが前記支柱によって組み付けられてケーシングが構成されており、前記吸い込み口から導入された流体が、前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間であって前記支柱を除いた部位に設けられた吹き出し口から前記ケーシングの外方に吹き出され、
    前記下側シュラウドは、前記複数の羽根のそれぞれのうち少なくとも外周側の部位が前記下ケーシングの上面に面するように、前記羽根車の回転軸寄りの部分にのみ設けられており、
    前記下ケーシングのうち前記羽根車に対向する面は、前記吸い込み口から導入した流体を誘導する壁面の一部となり、
    前記羽根は、前記上側シュラウドから前記羽根車の回転軸に平行な方向に離れるに従って薄くなる形状を有し、
    前記羽根は、圧力面側が、前記上側シュラウドから前記羽根車の回転軸に平行な方向に離れるに従ってその羽根の負圧面に近づくようなテーパ状に形成されており、
    前記上側シュラウド、前記下側シュラウド、及び前記複数の羽根は、一体成形により形成されている、遠心式ファン。
  2. 前記羽根の圧力面は、前記羽根車の回転軸に対する角度が4度以上16度以下のテーパ状を成す、請求項に記載の遠心式ファン。
  3. 前記羽根の圧力面は、前記羽根車の回転軸に対する角度が4度以上8度以下のテーパ状を成す、請求項又はに記載の遠心式ファン。
  4. 前記羽根の負圧面は、前記羽根車の回転軸に垂直な水平面に対して垂直な面である、請求項1からのいずれか1項に記載の遠心式ファン。
  5. 前記羽根は、前記羽根車の回転軸に垂直な水平面に対して垂直な平面であって、底面視で圧力面に対して垂直な平面における断面において、台形形状を有する、請求項1からのいずれか1項に記載の遠心式ファン。
  6. 前記羽根は、前記羽根車の回転軸が伸びる方向から圧力面をみたとき、前記圧力面は、少なくとも3つの円弧をつなげてなる形状又は3点を通る複数の高次関数を組み合わせて示される形状を有している、請求項1からのいずれか1項に記載の遠心式ファン。
  7. 前記下ケーシングに取り付けられたモータをさらに備え、
    前記モータの回転に伴い前記羽根車が回転することで、前記吸い込み口から流体を導入し、その流体を前記羽根車の側方に排出させる、請求項1からのいずれか1項に記載の遠心式ファン。
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