JP2007268052A - 血圧計用腕帯のコアの製造方法及び血圧計用腕帯 - Google Patents

血圧計用腕帯のコアの製造方法及び血圧計用腕帯 Download PDF

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Abstract

【課題】 腕を挿脱する際の操作性及び腕を締め付けた際のフィット性を向上させるとともに、製造原価のコストダウンを図ることができる血圧計用腕帯のコアの製造方法及び血圧計用腕帯の提供を目的とする。
【解決手段】 血圧計用腕帯1は、空気袋12と、空気袋12の外側に配置されたコア2を有し、コア2が、可撓性を有するシート状の第一コア21と、湾曲形状に形成され、第一コア21に重ねて取り付けられるとともに、第一コア21を湾曲させる第二コア22とからなる構成としてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、血圧計用腕帯のコアの製造方法及び血圧計用腕帯に関し、特に、可撓性を有するシート状の第一コアと湾曲形状に成形された第二コアを重ねて接合したコアを用いることにより、腕を容易に挿脱でき、かつ、腕へのフィット性を向上させることの可能な血圧計用腕帯のコアの製造方法及び血圧計用腕帯に関する。
近年、血圧計は、病院等に限らず、健康管理を目的として、一般家庭にも広く普及してきた。これら一般家庭用の血圧計は、通常、血圧を自動的に測定し表示する測定部と、空気袋等を有する血圧計用腕帯とからなっている。上記測定部によって、短時間でかつ容易に、血圧を測定することが可能となった。ただし、血圧計の使用者にとっては、血圧計用腕帯を腕に巻き付けたり、腕から取り外す作業が、最もおっくうな作業となっていた。
このため、上記のおっくうな作業を改善し、老人等でも一人で容易に測定できるように、様々な技術が開発されてきた。
(従来例)
たとえば、特許文献1には、可撓性部材により湾曲した形状に形成された湾曲板を、湾曲方向両端部より中央部に向かって徐々に厚くすることで、中央部の剛性を両端部の剛性より大きし、力が加わったときに、湾曲板が均一に拡がるようにし、細い腕にも太い腕にもカフ帯が滑らかにフィットするようにした血圧計のカフ帯の技術が開示されている。
特公平2−13570号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された血圧計のカフ帯は、湾曲板が湾曲方向両端部より中央部に向かって徐々に厚くなるといった特殊な形状をしているため、金型に樹脂を注入し成形するプラスチック射出成形法が用いられるが、成形時の収縮率などの影響で、湾曲方向両端部の薄い部分の寸法精度を得ることが困難であるといった問題や、金型費用などが高額となり製造原価のコストダウンを図ることができないといった問題があった。
また、血圧計用腕帯には、より使い勝手に優れた製品を提供するために、腕を挿脱する際の操作性や腕を締め付けた際のフィット性をさらに向上させる必要があった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、腕を挿脱する際の操作性及び腕を締め付けた際のフィット性を向上させるとともに、製造原価のコストダウンを図ることができる血圧計用腕帯のコアの製造方法及び血圧計用腕帯の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の血圧計用腕帯は、空気袋と、該空気袋の外側に配置されたコアを有する血圧計用腕帯において、前記コアが、可撓性を有するシート状の第一コアと、湾曲形状に形成され、前記第一コアに重ねて取り付けられるとともに、該第一コアを湾曲させる第二コアとからなる構成としてある。
このようにすると、第一コアの有する可撓性と第二コアの有する形状維持性(剛性及び復元力)の両方の機能を兼ね備えたコアを実現することができ、腕を挿脱する際に、コアをほぼ円筒形状に維持するとともに、腕を締め付ける際には、様々な腕形状に対するフィット性を向上させることができる。
また、好ましくは、前記第一コアを、平板シートとするとよい。
このようにすると、既製の平板シートを裁断して使用することができるので、製造原価のコストダウンを図ることができる。
また、好ましくは、前記第二コアの長手寸法を、前記第一コアの長手寸法より短くするとよく、このようにすると、第二コアを小型化することができる。
また、好ましくは、前記第二コアのほぼ中央部を、前記第一コアのほぼ中央部表面に接合するとよい。
このようにすると、第二コアの両端部によって、第一コアを効果的に湾曲させることができる。
また、好ましくは、前記コアの一端が該コアの他端の内側に巻き込まれた状態を保持する固定手段を備えているとよく、このようにすると、固定手段が、空気袋に空気が送圧された際の外力を受けることができる。
また、好ましくは、前記コアを生体の一部に締め付ける締付手段を有し、さらに、該締付手段が、前記コアの外周に巻かれた状態で設けられた締付用ベルトを備えているとよい。
このようにすると、コアを締め付ける際、コアの円周方向全体から締め付けることができ、使用者にとって違和感なく腕への締付けを行うことができる。
また、好ましくは、前記第二コアが、前記締付手段を保持する保持手段を有しているとよい。
このようにすると、締付手段を容易かつ強固にコアに取り付けることができる。
上記目的を達成するため、本発明の血圧計用腕帯のコアの製造方法は、空気袋と、該空気袋の外側に配置されたコアを有する血圧計用腕帯のコアの製造方法であって、可撓性を有するシートを裁断して第一コアを形成する工程と、前記第一コアと当接し、該第一コアを湾曲させる第二コアを成形する工程と、前記第一コアと第二コアを重ねた状態で接合する工程とを有する方法としてある。
このようにすると、第一コアの有する可撓性と第二コアの有する形状維持性(剛性)の両方の機能を兼ね備えたコアを、容易にかつ廉価な製造原価で製造することができる。
また、好ましくは、前記第一コアと第二コアを重ねた状態で接合する工程において、前記第二コアのほぼ中央部が、前記第一コアのほぼ中央部表面に接合される方法としてある。
このようにすると、容易に接合できるとともに、第二コアの両端部によって、第一コアを効果的に湾曲させることができる。
本発明の血圧計用腕帯のコアの製造方法及び血圧計用腕帯によれば、第一コアの有する可撓性と第二コアの有する形状維持性(剛性及び復元力)の両方の機能を兼ね備えたコアを実現することができ、腕を挿脱する際に、コアがほぼ円筒形状に維持されるので、容易に腕を挿脱でき、さらに、腕を締め付ける際には、様々な腕形状に対するフィット性を向上させることができる。また、第一コアの有する可撓性と第二コアの有する形状維持性の両方の機能を兼ね備えたコアを、容易に製造することができる。
[血圧計用腕帯の実施形態]
以下、本発明の血圧計用腕帯の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の血圧計用腕帯の一実施形態の概略斜視図を示している。
また、図2は、図1の概略上面図を示しており、図3は、図1の概略側面図を示している。
図1,2,3において、血圧計用腕帯1は、第一コア21及び第二コア22からなるコア2、締付手段3、並びに、パイプ121が設けられた空気袋12などを備えている。
この血圧計用腕帯1は、血圧測定の際、円筒状に回曲されたコア2を巻き締めることにより縮径させて、コア2が腕(図示せず)に巻き付けられる。
<コア>
図4は、本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、コアの構造を説明するための要部の概略斜視図を示している。
また、図5は、本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、第二コアの概略斜視図を示している。
さらに、図6は、図5の概略上面図を示している。
図4,5,6において、コア2は、可撓性を有するシート状の第一コア21と、この第一コア21の外側に重ねるようにして取り付けられ、湾曲状に形成された第二コア22とからなっている。
なお、本実施形態では、第一コア21の外側に、第二コア22を取り付けているが、これに限定されるものではなく、たとえば、第一コア21の内側に第二コア22を取り付けてもよい。
第一コア21は、樹脂製の薄肉平板シートからなっており、四隅が円弧状に形成された湾曲方向に長いほぼ矩形状としてある。この第一コア21は、通常、約1mm、あるいは、コンマ数mmの薄さとすることにより、様々な腕形状に追随可能な可撓性を有しており、腕(図示せず)を締め付ける際には、優れたフィット性を発揮する。また、第一コア21は、ほぼ中央部に(第二コア22の固定孔223に対応する位置に)、固定孔212が形成されている。
また、本実施形態では、第一コア21の素材を、既製の薄肉平板シートとしてあるので、たとえば、抜き型を用いて裁断することにより、容易に第一コア21を製造することができ、製造原価のコストダウンを図ることができる。さらに、このような薄い第一コア21を射出成形などで製造した場合と比べると、平板シートを用いることにより、厚さの寸法精度が向上するので、部分的に可撓性がばらつくといった不具合を回避できる。
上記構造の第一コア21は、第二コア22が接合されると、第二コア22の湾曲形状にならって、内側端部211bが外側端部211aに巻き込まれ、周方向に約180°重なった状態で使用される。また、一般的に、外側端部211aは、締付手段3のベルト32によって、第二コア22の開放側端部221aの外側に円弧状に湾曲される。すなわち、第一コア21は、第二コア22及びベルト32によってほぼ円筒状に維持された状態で、腕の太さに応じて径が増減する。
また、第一コア21は、内面に、円筒状の空気袋12が貼り付けられている。この空気袋12は、腕方向にパイプ121が突設されており、血圧を測定する際には、パイプ121を介して空気が送圧される。
第二コア22は、樹脂製の湾曲形状に形成された帯状体であり、固定板222と、固定板222の両側から開放方向及び締付方向に延びたベルト部221と、固定板222の上下両端縁から対向して突設された一対の保持板224とからなっている。この第二コア22は、上方から見ると、ほぼ最大直径D(腕を挿脱する際の直径)を有している。また、第二コア22は、約300°の角度にわたって円弧状に形成されており、その内訳は、開放方向側のベルト部221が約150°、固定板222が、約60°、締付方向側のベルト部221が約90°となっている(図6参照)。さらに、第二コア22は、通常、約数mm(たとえば、1〜3mm)の厚さとすることにより、十分な形状維持性(剛性及び復元力)を有しており、コア2が縮径された状態から締付けが解除されると、復元力によって最大直径Dまで自動的に復元するので、コア2をほぼ円形状に維持でき、腕を容易に挿脱することが可能となる。なお、この際、第一コア21は、平板シートを強制的に湾曲されているので、第一コア21自体の復元力により復元する。
第二コア22のほぼ中央部に位置する固定板222は、ベルト部221より腕方向の幅の広い矩形板を湾曲させた形状としてあり、中央の四箇所に、第一コア21と接合させるための固定孔223が形成してあり、鳩目鋲(図示せず)によって、第一コア21のほぼ中央部に接合される。なお、本実施形態では、鳩目鋲を用いて第一コア21と第二コア22を接合しているが、これに限定されるものではなく、たとえば、溶着、接着、縫い付けなどによって接合してもよい。
また、固定板222は、締付手段3を保持する保持手段として、上下両端縁から対向する一対の保持板224が突設されている。各保持板224は、開放方向及び締付方向の端部に、機械的強度を補強するための突起部226が形成されており、この突起部226に長穴状の取付孔225が形成されている。このようにすると、締付手段3を容易かつ強固にコア2に取り付けることができる。
さらに、コア2は、一般的に、射出成形によって製作されるが、第二コア22は、第一コア21に比べて長手寸法が短く小型化されている。このようにすると、射出成形に使用される金型も小型化されるので、その分製造原価のコストダウンを図ることができる。
<締付手段>
本実施形態の締付手段3は、図2,3に示すように、基台31、ベルト32、撮み33、開放レバー34、連結板35及びピニオンギア36などを備えている。基台31は、ボルト(図示せず)などによって、第二コア22の保持板224に固定されている。この基台31は、回動自在に取り付けられた連結板35、締付機能を実現するための、撮み33と連結され、回転自在に取り付けられたピニオンギア36、保持機能を実現するための保持用ピン(図示せず)、保持用ピンによる保持状態を解除するための開放レバー34、及び、ベルト32が移動自在に装入される装入口(図示せず)を有している。また、ベルト32は、幅方向のほぼ中央部であって、かつ、長手方向に、ピニオンギア36と噛み合うラック37が形成され、さらに、幅方向の上部及び下部に、保持用ピンが係入される保持用孔38が並設されている。このベルト32は、一端が連結板35に取り付けられ、かつ、コア2の外周に巻かれた状態で、他端が装入口に装入されている。このようにすると、コア2を締め付ける際、コア2の円周方向全体から締め付けることができ、使用者にとって違和感なく腕への締付けを行うことができる。
上記構成の締付手段3は、使用者が、コア2に腕を挿入し、撮み33を締付方向に回転させると、ピニオンギア36がラック37に作用し、ベルト32を締付方向に移動させ、コア2を全体的に締め付ける。この際、保持用ピンは、ラチェット機構のように保持用孔38に対する抜け及び係入を繰り返し、撮み33の回転が停止されたところで、保持用孔38に係入し、ベルト32が開放方向に戻らないように保持する。また、血圧測定が終わり、使用者が、開放レバー34を押下すると、保持用ピンが保持用孔38から抜け、主に第二コア22の復元力によって、コア2は、最大直径Dまで自動的に拡開される。
なお、本実施形態の締付手段3は、コア2の一端が該コア2の他端の内側に巻き込まれた状態を保持する固定手段としての機能と、コア2を腕に締め付ける締付機能を有する構成としてあるが、この構成に限定されるものではなく、たとえば、面ファスナーなどの固定手段を用いた単純な構成としてもよい。
上記構成の血圧計用腕帯1の使用方法及び動作について、説明する。
まず、血圧を測定する血圧計用腕帯1の使用者は、開放レバー34を押下する。これにより、血圧計用腕帯1は、コア2の復元力により、ベルト32が開放方向に移動し、コア2周回径が最大直径Dまで大きくなる。
続いて、使用者は、撮み33が上方を向くように、血圧計用腕帯1を横置きとして、空気袋12に、たとえば、左腕を挿入する。
次に、使用者は、撮み33を締付方向に回転させる。この操作により、ピニオンギア36がラック37を締付方向に送り出し、保持用ピンが保持用孔38に対する抜けと係入を繰り返しながら、ベルト32が締付方向に移動し、コア2及び空気袋12の周回径が減少する。続いて、使用者が、測定可能な状態まで、コア2を締め付け、撮み33の回転を停止すると、保持用ピンが保持用孔38に係入し、コア2の締付け状態を良好に保持する。ここで、コア2は、好適な可撓性を有する第一コア21を備えているので、様々な腕形状にフィットすることができる。
次に、空気袋12に空気が送圧され、血圧が測定される。続いて、血圧の測定結果が表示され、空気袋12から空気が抜かれると、使用者は、開放レバー34を押下する。これにより、血圧計用腕帯1は、コア2の復元力により、ベルト32が開放方向に移動し、コア2及び空気袋12の周回径が大きくなるとともに、十分な形状維持性(剛性)を有する第二コア22によって、拡開状態が保持されるので、使用者は、腕をコア2から容易に抜くことができ、さらに、次の測定の際、腕を容易に挿入することができる。
このように、本実施形態の血圧計用腕帯1によれば、コア2が、可撓性を有する第一コア21と、形状維持性を有する第二コア22とからなっており、可撓性及び形状維持性の両方の機能を兼ね備えているので、腕を容易に挿脱することができるとともに、腕を締め付ける際には、様々な腕形状に対するフィット性を向上させることができる。
[血圧計用腕帯のコアの製造方法の実施形態]
また、本発明は、血圧計用腕帯のコアの製造方法の発明としても有効である。
次に、血圧計用腕帯のコアの製造方法の一実施形態について説明する。
本実施形態の血圧計用腕帯のコアの製造方法は、上記血圧計用腕帯1のコア2の製造方法としてあり、まず、可撓性を有するシートを裁断して第一コア21を形成する(ステップS1)。ここで、上記シートとして、市販されている平板シートを使用するとよく、このようにすると、裁断するたけで第一コア21を製造することができるので、製造原価のコストダウンを図ることができる。また、この薄肉のシートを射出成形法により製造しようとしても、薄肉であるために厚さの寸法精度が低下し、部分的に可撓性がばらついてしまい、フィット性が低下する。これに対し、既製の平板シートの厚さの寸法精度は、極めて優れているので、フィット性が低下するといった不具合を回避することができる。
次に、第一コア21と当接し、第一コア21を湾曲させる第二コア22を成形する(ステップS2)。このコア2は、一般的に、射出成形によって製作されるが、第二コア22は、第一コア21に比べて長手寸法が短く小型化されているので、射出成形に使用される金型も小型化でき、その分製造原価のコストダウンを図ることができる。また、第二コア22は、第一コア21を湾曲された状態に維持するとともに、締付手段3によって縮径され、血圧測定後に締付けが開放されると、十分な復元力によって、最大直径Dまで拡開し、その状態を維持する。
次に、第一コア21と第二コア22を上述したように重ねた状態で接合させる(ステップS3)。この接合は、たとえば、鳩目鋲などを使用することにより、容易に接合することができる。
また、ここで、好ましくは、第二コア22のほぼ中央部を、第一コア21のほぼ中央部表面に固定するとよい。このようにすると、容易に接合できるとともに、第二コア22の両端部によって、第一コア21を効果的に湾曲させることができる。
このように、本実施形態の血圧計用腕帯のコアの製造方法によれば、第一コア21の有する可撓性と第二コア22の有する形状維持性(剛性)の両方の機能を兼ね備えたコア2を、容易にかつ廉価な製造原価で製造することができる。
以上、本発明の血圧計用腕帯のコアの製造方法及び血圧計用腕帯について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る血圧計用腕帯のコアの製造方法及び血圧計用腕帯は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、第二コア22の一部が、第一コア21と接合されているが、これに限定されるものではなく、たとえば、第二コア22のほぼ全体が第一コア21に接合された構造及び方法としてもよい。
また、上記実施形態では、コア2が、第一コア21と第二コア22からなる構成としてあるが、たとえば、第一コア21と第二コア22の間に、第三番目の補助的な機能を有する部材などを積層し、多層構造(三層以上の構造)とすることも可能である。
本発明の血圧計用腕帯の一実施形態の概略斜視図を示している。 図1の概略上面図を示している。 図1の概略側面図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、コアの構造を説明するための要部の概略斜視図を示している。 本発明の血圧計用腕帯の一実施形態にかかる、第二コアの概略斜視図を示している。 図5の概略上面図を示している。
符号の説明
1 血圧計用腕帯
2 コア
3 締付手段
21 第一コア
22 第二コア
31 基台
32 ベルト
33 撮み
34 開放レバー
35 連結板
36 ピニオンギア
37 ラック
38 保持用孔
12 空気袋
121 パイプ
211a 外側端部
211b 内側端部
212 固定孔
221 ベルト部
221a 開放側端部
221b 締付側端部
222 固定板
223 固定孔
224 保持板
225 取付孔
226 突起部

Claims (10)

  1. 空気袋と、該空気袋の外側に配置されたコアを有する血圧計用腕帯において、
    前記コアが、可撓性を有するシート状の第一コアと、湾曲形状に形成され、前記第一コアに重ねて取り付けられるとともに、該第一コアを湾曲させる第二コアとからなることを特徴とする血圧計用腕帯。
  2. 前記第一コアが、平板シートからなることを特徴とする請求項1に記載の血圧計用腕帯。
  3. 前記第二コアの長手寸法が、前記第一コアの長手寸法より短いことを特徴とする請求項1又は2に記載の血圧計用腕帯。
  4. 前記第二コアのほぼ中央部が、前記第一コアのほぼ中央部表面に接合されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の血圧計用腕帯。
  5. 前記コアの一端が該コアの他端の内側に巻き込まれた状態を保持する固定手段を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の血圧計用腕帯。
  6. 前記コアを生体の一部に締め付ける締付手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の血圧計用腕帯。
  7. 前記締付手段が、前記コアの外周に巻かれた状態で設けられた締付用ベルトを備えていることを特徴とする請求項6に記載の血圧計用腕帯。
  8. 前記第二コアが、前記締付手段を保持する保持手段を有していることを特徴とする請求項6又は7に記載の血圧計用腕帯。
  9. 空気袋と、該空気袋の外側に配置されたコアを有する血圧計用腕帯のコアの製造方法であって、
    可撓性を有するシートを裁断して第一コアを形成する工程と、
    前記第一コアと当接し、該第一コアを湾曲させる第二コアを成形する工程と、
    前記第一コアと第二コアを重ねた状態で接合する工程と
    を有することを特徴とする血圧計用腕帯のコアの製造方法。
  10. 前記第一コアと第二コアを重ねた状態で接合する工程において、前記第二コアのほぼ中央部が、前記第一コアのほぼ中央部表面に接合されることを特徴とする請求項9に記載の血圧計用腕帯のコアの製造方法。
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