JP5208655B2 - 生体圧迫装置、その製造方法及び血圧測定装置 - Google Patents

生体圧迫装置、その製造方法及び血圧測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、腕を圧迫する際、腕軸方向の両端部において、効果的な圧迫を実現することができ、さらに、小型化を図ることができる生体圧迫装置、その製造方法及び血圧測定装置に関する。
近年、血圧計は、病院等に限らず、健康管理を目的として、一般家庭にも広く普及してきた。これら一般家庭用の血圧計は、通常、操作が簡単な自動血圧計である。
自動血圧計は、様々な測定方式や構成のものが開発されているが、その一つに、オシロメトリック式電子血圧計がある。このオシロメトリック式電子血圧計は、空気袋の内圧に重畳した脈波を検出し、この脈波の振幅変化にもとづいて血圧を算出する。このオシロメトリック式電子血圧計は、上腕に巻き付けられ空気袋を有する生体圧迫装置(一般的に、カフとも呼称される。)と、配管を介して空気袋と連通した、圧力センサ、ポンプ及び排気弁と、圧力センサ、ポンプ及び排気弁と接続された情報処理装置と、情報処理装置と接続された操作スイッチ及び表示器などとからなっている。
また、上記自動血圧計には、様々な構成の生体圧迫装置が用いられている。
次に、従来の生体圧迫装置について図面を参照して説明する。
(従来例)
図8は、従来例にかかる生体圧迫装置の概略図であり、(a)は表面側展開図を示しており、(b)は裏面側展開図を示している。
図8において、生体圧迫装置100は、空気袋120を外面カバー111と内面カバー112とで挟んで形成される帯状体110と、この帯状体110の長手方向の一端部に取り付けられた環状の留め金具13と、この留め金具13に挿入され、該留め金具13を介して折り返された帯状体110の他端部を固定する面ファスナー130とを備えている。
図9は、従来例にかかる生体圧迫装置の空気袋の要部の概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)は圧迫状態を説明するためのC−C拡大断面図を示している。なお、図9(b)において、理解しやすいように、ジョイント25及び内面カバー112を省略してある。
図9において、空気袋120は、上面側シート121、下面側シート122、及び、これらのシートの周縁部を溶着した溶着部123などを有している。この空気袋120は、構造が単純であり、また、容易に製造することができるので、製造原価のコストダウンを図ることができる。また、空気袋120は、流体(通常、空気)が入出することにより膨縮する流体袋である。
また、空気袋120は、生体圧迫装置100が腕に巻き付けられ、ジョイント25から空気が送入されると、図9(b)に示すように膨れ、腕を圧迫する。
この空気袋120は、通常、上面側シート121及び下面側シート122が、同一の材料から形成されている。したがって、上面側シート121及び下面側シート122の厚さは、同じである。
また、生体圧迫装置は、空気袋の溶着部から空気を漏れにくくすること、又は、腕軸方向の両端部において、効果的な圧迫を実現することなどを目的として、様々な技術が開発されてきた。
例えば、特許文献1には、1枚の方形の樹脂シートにおける両端の対向する2辺部を、その一端の外面に他端の内面が接触するように内外に重ね合せて、その重合箇所を高周波ウェルダー等により溶着して筒状となし、その樹脂シートの筒状体を扁平になして上記の溶着部を片面のほぼ中央部に位置させた状態で、その扁平な筒状体における両端の開口した2辺部をそれぞれ溶着して閉じることを特徴とする血圧計のカフ用空気袋の製造方法の技術が開示されている。
この技術によれば、血圧計のカフ用空気袋を、空気が漏れにくくなるように製造できる。
また、特許文献2には、流体の入出により膨張・収縮する流体袋(空気袋)を備える血圧計用カフの技術が開示されている。この血圧計用カフの流体袋は、外側に位置する外壁部と、内側に位置する内壁部と、外壁部及び内壁部の巻付方向の両側端にそれぞれ連接し、流体袋の内側方向に折り畳まれた側壁部と、この両側壁部を流体袋内で連接する連結部とを有する。
この技術によれば、流体袋を膨張させても幅が変化せず、しかも膨張時に、幅方向に膨らむこともなく、膨張・収縮でも元の形状を維持できる。
さらに、特許文献3には、流体の入出により膨張・収縮する流体袋(空気袋)を備える血圧計用カフの技術が開示されている。この血圧計用カフの流体袋は、平面視ほぼ矩形であって外側に位置する第1の流体室と、平面視ほぼ矩形であって内側に位置する第2の流体室とを有し、第1及び第2の流体室の相対する面がそれぞれの平面視領域よりも狭い領域部分で接合される接合部を有し、かつこの接合部で囲まれる領域内に第1及び第2の流体室を連通する穴を備えている。
この技術によれば、流体袋を膨張させても幅が変化せず、しかも膨張時に、幅方向に膨らむこともなく、膨張・収縮でも元の形状を維持できる。
さらに、特許文献4には、可撓性を有する湾曲板と空気袋を内蔵する血圧計用カフの技術が開示されている。この血圧計用カフは、湾曲板の展開形状の大きさが、空気袋の展開形状の大きさよりも小さいことを特徴としている。
この技術によれば、カフに取り付けられる湾曲板の大きさを空気袋よりも小さくすることで、被測定者に苦痛を与えず、巻き心地感覚を向上させることができる。
また、特許文献5には、ゴム袋(空気袋)と布帯とからなり、拡張防止帯が設けられた血圧測定用カフ帯の技術が開示されている。
この技術によれば、ゴム袋が外側に向かって、必要以上に拡張するのを有効に阻止することができる。
特開2003−52651号公報 特開2001−224558号公報 特開2003−325462号公報 特開2002−238864号公報 実開昭53−10594号公報
しかしながら、上述した生体圧迫装置100は、図9(b)に示すように、腕軸方向の両端部において、溶着部123が、生体(適宜、腕と略称する。)の圧迫に全く寄与しない。また、溶着部123とつながっている下面側シート122の両端部は傾斜しており、これらの部分も、腕を圧迫していない。すなわち、空気袋120に空気を送入したとき、空気袋120の腕軸方向の長さは、L+2×ΔLとなるが、腕軸方向の圧迫有効長さはLであり、両端の2×ΔLの長さの部分は、腕を圧迫していない。ここで、血圧を精度よく測定するには、所定の腕軸方向の圧迫有効長さを確保する必要がある。したがって、生体圧迫装置100は、所定の腕軸方向の圧迫有効長さを確保しようとすると、図8に示す帯状体110の腕軸方向の寸法Wが長くなり、生体圧迫装置100を小型化することができないといった問題があった。
また、生体圧迫装置100において、下面側シート122の両端部の、傾斜している部分を短くするために、上面側シート121と下面側シート122の厚さを、異ならせる改良技術(たとえば、上面側シート121を下面側シート122より厚くする改良技術)がある。ただし、この技術では、異なる厚さのシートを管理する必要があり、管理工数が増大するといった問題があった。さらに、この改良技術においても、溶着部123の部分は、腕の圧迫に全く寄与しないので、生体圧迫装置100を十分小型化することができないといった問題があった。
また、上記特許文献1の技術は、図示してないが、空気袋の上面、下面、及び、腕軸方向の両端部に位置する面(側面)は、ほぼ同じ膨れやすさ及び撓りやすさを有している。また、この空気袋は、腕に巻き付けられた場合、外面カバーと腕に挟まれた状態となり、上面及び下面の中央部が膨らみやすくなる。さらに、カフ(生体圧迫装置)が腕にゆるく巻かれると、腕軸方向の両端部において、腕の圧迫に寄与しない、腕軸方向への突出量が増大する。すなわち、腕軸方向の圧迫有効長さが短くなり、腕軸方向の端部において、効果的な圧迫を実現することができなくなるといった問題があった。
さらに、上記特許文献2、3の技術は、腕軸方向の端部において、効果的な圧迫を実現することができるものの、構造が複雑であり、製造原価のコストダウンを図ることができないといった問題があった。
また、上記特許文献4の技術は、可撓性を有する湾曲板(シートコア)を設けることにより、被測定者に苦痛を与えず、巻き心地感覚を向上させることを目的としているもので、上記問題を解決することはできない。
また、上記特許文献5に記載の技術は、拡張防止板をゴム袋の外側に配置して体表面に圧力を集中させているが、ゴム袋が円弧状に膨らむため拡張防止板の腕軸方向の端部では拡張防止板とゴム袋が離れてしまい体表面方向に押えることができず、腕軸方向の端部で効果的な圧迫を実現することができないといった問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、短手方向の両端部において、効果的な圧迫を実現することができ、さらに、小型化を図ることができる生体圧迫装置、その製造方法及び血圧測定装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の生体圧迫装置は、流体が入出することにより膨縮する流体袋を備えた、生体に巻き付けられる生体圧迫装置において、前記流体袋の生体に対向しない側の内面に、シートコアが取り付けられている。
このようにすると、流体袋本体の上面の膨れ量が抑制され、流体袋本体の下面及び側面の膨れ量が増大する。これにより、流体袋本体の下面は、生体をより均一に圧迫することができる。また、流体袋に流体を送入するとき、流体袋本体の短手方向の湾曲した側面において、生体の圧迫に寄与しない、短手方向への突出量が低減される。すなわち、短手方向の圧迫有効長さが増えるので、短手方向の端部において、効果的な圧迫を実現することができ、さらに、生体圧迫装置の小型化を図ることができる。
また、好ましくは、前記流体袋は、矩形形状であり、前記シートコアは、矩形形状の短手方向において前記流体袋より狭い領域に取り付けられているとよい。
このようにすると、シートコアの外側の流体袋本体によって、流体袋本体の側面の膨れ量を確実に増大させることができる。
また、好ましくは、前記流体袋は、一枚のシートを折り曲げて形成されているとよい。
このようにすると、シンプルな構造とすることができ、製造原価のコストダウンを図ることができる。
また、好ましくは、前記シートコアの短手方向の少なくとも一方の端部が、肌側に湾曲しているとよい。
このようにすると、また、流体袋に空気を送入するとき、流体袋本体の短手方向の湾曲した側面において、生体の圧迫に寄与しない、短手方向への突出量を効果的に低減することができる。
また、本発明の生体圧迫装置の製造方法は、流体が入出することにより膨縮する、シートコアを収納した流体袋と、前記流体袋を内包するカバーとを有し、生体に巻き付けられる生体圧迫装置の製造方法であって、前記流体袋を製造する際、一枚のシートの、長手方向と平行な両端部を折り曲げるとともに、折り曲げられた前記両端部の内面を、前記シートコアに取り付ける工程と、前記シートコアに取り付けられた前記両端部どうしを溶着する工程と、長手方向の両端部をそれぞれ溶着する工程とを有する方法としてある。
このようにすると、長手方向と平行な両端部を折り曲げる際、折り曲げた両端部の内面をシートコアに取り付けることができるので、作業性を向上させることができる。
また、本発明の血圧測定装置は、上記請求項1〜4のいずれか一項に記載の前記生体圧迫装置を用いた構成としてある。
このように、本発明は血圧測定装置としても有効であり、生体を圧迫する際、短手方向の両端部において、効果的な圧迫を実現することができ、さらに、小型化を図ることができる血圧測定装置を提供することができる。
本発明の生体圧迫装置、その製造方法及び血圧測定装置によれば、短手方向の両端部において、効果的な圧迫を実現することができ、さらに、小型化を図ることができる。
[生体圧迫装置の第一実施形態]
以下、本発明の生体圧迫装置の第一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る生体圧迫装置の概略図であり、(a)は表面側展開図を示しており、(b)は裏面側展開図を示している。
図1において、生体圧迫装置1は、自動血圧計用腕帯(カフ)として用いられており、使用者の上腕に巻き付けられる。
この生体圧迫装置1は、流体袋としての空気袋2を内蔵した帯状体10と、留め金具13と、面ファスナー130とを備えている。
(空気袋)
図2は、本発明の第一実施形態にかかる生体圧迫装置の空気袋の概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はA−A拡大断面図を示している。なお、図2(b)は、空気袋2の構造を理解しやすいように、ジョイント25を省略し、さらに、平らな状態で、ほぼ空気を送入していないときの断面図を示している。
図2において、空気袋2は、矩形形状としてあり、また、空気袋本体21、シートコア3及びジョイント25を備えている。
空気袋本体21は、樹脂製の平らな一枚のシート22から製造される。このシート22は、長手方向と平行な両端部が折り曲げられており、これらの折り曲げられた両端部どうしが、上面の腕軸方向のほぼ中央において溶着され、さらに、長手方向の両端部が、それぞれ溶着されている。すなわち、空気袋本体21は、長手方向と平行な両端部が折り曲げられた一枚のシート22、該シート22の折り曲げられた両端部どうしを溶着した、該シート22の上面に位置する上面の溶着部23、及び、長手方向の両端部をそれぞれ溶着した長手方向の溶着部24を有している。
また、上面の溶着部23及び長手方向の溶着部24などの溶着部の幅寸法は、通常、1〜5mmであるが、特に限定されるものではない。
上記のシート22は、通常、フィルム状のシート部材から打ち抜き加工によって容易に形成される。また、このシート部材は、可撓性を有するとともに、弾性あるいは伸縮性を有している。
なお、ジョイント25は、通常、上面の溶着部23が加工される前に、シート22に取り付けられる。
シートコア3は、樹脂製の可撓性を有する平らな薄板である。このシートコア3は、通常、シート部材から打ち抜き加工によって容易に形成される。また、このシート部材は、可撓性を有しており、腕形状などに応じて湾曲する。また、湾曲すると、元の形状に戻ろうとする復元力を有しており、たとえば、容易に折れ曲がるということはない。
また、シートコア3は、ほぼ空気袋本体21の上面に対応した矩形形状としてある。すなわち、シートコア3は、空気袋本体21の上面の外形を数mm内側に縮小した形状とほぼ同じ形状としてあり、また、矩形形状の短手方向において、空気袋本体21より狭い領域に取り付けられている。このようにすると、シートコア3の外側の空気袋本体21によって、空気袋本体21の側面の膨れ量を確実に増大させることができる。
さらに、シートコア3は、ジョイント25と対応する位置に、U字状の切欠が形成されている。なお、上記のU字状の切欠の代わりに、孔を形成してもよい。
シートコア3は、空気袋本体21に収納され、空気袋本体21の上面のシートの内面に(下面側(肌側)に)取り付けられている。
ここで、好ましくは、シートコア3が、空気袋本体21の上面のシートの内面に、接着剤及び両面テープの少なくとも一方を介して、取り付けられているとよい。このようにすると、空気袋本体21の上面のシートの内面に、シートコア3を容易に取り付けることができる。
本実施形態では、シートコア3の上面のほぼ全面に、接着剤を塗布し、空気袋本体21の上面のシートの内面に、シートコア3を接着してある。なお、接着剤の塗布の方法は、これに限定されるものではない。たとえば、シートコア3の周縁部に塗布したり、あるいは、シートコア3の腕軸方向の両端部に塗布してもよい。
空気袋2は、上面(一枚のシート22及びシートコア3)が、下面(一枚のシート22)と比べると、大幅に、変形しにくくなる。すなわち、本実施形態の生体圧迫装置1が腕に巻かれると、空気袋2は、腕形状に応じて長手方向に湾曲するものの、腕軸方向においては、ほぼ直線状となる。したがって、空気袋本体21の上面は、ほぼ膨れなくなり、相対的に空気袋本体21の下面及び側面の膨れ量が大幅に増大する。これにより、空気袋本体21の下面は、腕を均一に圧迫することができる。
また、空気袋2は、上面に、オシロメトリック式電子血圧計の配管と連結するためのジョイント25が突出してある。このジョイント25は、外面カバー11及びループ面132を貫通して外側に露出している。
なお、空気袋2は、通常、両面テープによって、外面カバー11に取り付けられているが、これに限定されるものではなく、たとえば、接着又は縫合によって固定してもよい。
(帯状体)
帯状体10は、図1に示すように、空気袋2を外面カバー11と内面カバー12で挟んだ構成としてある。
外面カバー11と内面カバー12は、通常、樹脂製のほぼ矩形状の布が用いられる。内面カバー12は、皮膚に触れた際、触り心地が良いように、薄く、軟らかく、かつ、伸縮性を有する布からなっており、外面カバー11は、内面カバー12と比べて、厚く、丈夫で、かつ、伸縮性を有しない布からなっている。
外面カバー11と内面カバー12は、空気袋2を挟んだ状態で、周縁部が、縁部カバーを介して糸によって縫合されている。また、長手方向のほぼ中央部では、腕方向に沿って、糸103によって縫合されている。
また、外面カバー11及び内面カバー12は、腕形状に対応しやすいように、糸103の他端部側の幅寸法が、一端部側より短くなっている。
(留め金具)
留め金具13は、丸鋼からなる環状体であり、帯状体10の他端部が挿入される。この留め金具13は、帯状体10の長手方向の一端部に取り付けられている。
この留め金具13は、帯状体10の下辺(肩側の辺)から約80°の角度で斜めに取り付けられている。これにより、筋肉質の上腕に対してもほぼ密着した状態で巻き付けることができる。
(面ファスナー)
本実施形態では、留め金具13に挿入され、この留め金具13を介して折り返された帯状体10の他端部を固定する固定手段として、面ファスナー130を設けてある。
面ファスナー130は、フック面131とループ面132とからなっている。フック面131は、ほぼ正方形状としてあり、外面カバー11の他端部側の表面に、糸によって縫合されている。また、ループ面132は、ほぼ矩形状としてあり、フック面131から一端部付近までにわたって、外面カバー11の表面に、糸によって縫合されている。
このようにすると、容易に着脱することができ、例えば、左上腕に装着する場合、他端部を右手で撮んで、容易に着脱することができる。
なお、本実施形態では、固定手段として面ファスナー130を用いているが、これに限定されるものではない。
次に、上記構成の生体圧迫装置1の動作について説明する。
まず、血圧を測定しようとする使用者は、帯状体10の他端部が留め金具13に通され、広がった状態の生体圧迫装置1に腕を挿入し、生体圧迫装置1が上腕に達したところで、他端部を引っ張る。これにより、帯状体10が上腕に巻き付き、さらに、留め金具13を介して折り返され、フック面131がループ面132に接合される。この際、生体圧迫装置1は、外面カバー11が弛みすぎることなく、かつ、空気袋2が腕を圧迫しすぎない状態で、腕に巻き付けられる。
図3は、本発明の第一実施形態にかかる生体圧迫装置の空気袋の、圧迫状態を説明するための概略図であり、(a)はA−A拡大断面図を示しており、(b)は比較例の拡大断面図を示している。なお、図3において、理解しやすいように、ジョイント25及び内面カバー12を省略してある。
図3(a)において、生体圧迫装置1は、腕に巻き付けられており、送気球(図示せず)などの送気手段により、空気袋2に空気が送入される。この送気により、空気袋2が膨らみ、外面カバー11が張られ、続いて、腕を圧迫する。
ここで、外面カバー11は、厚く、丈夫で、かつ、伸縮性を有しない布であり、腕に巻かれる際、長手方向に湾曲した状態となり、また、腕も筋肉などによって多少湾曲している。すなわち、外面カバー11、空気袋2及び腕は、理想的な弾性体又は剛体ではなく、可撓性又は微少な弾性を有し、さらに、生体圧迫装置1は、様々な状態で腕に巻き付けられる。したがって、図3においては、理解しやすいように、これらを直線的に示してある。
空気袋2は、上述したように、上面(一枚のシート22及びシートコア3)が、下面(一枚のシート22)と比べると、大幅に、変形しにくくなる。すなわち、本実施形態の生体圧迫装置1が腕に巻かれると、空気袋2は、腕形状に応じて長手方向に湾曲するものの、腕軸方向においては、ほぼ直線状となる。したがって、空気袋本体21の上面は、ほぼ膨れなくなり、相対的に空気袋本体21の下面及び側面の膨れ量が大幅に増大する。すなわち、空気袋2は、空気が送入される際、まず、下面の中央部が膨れ、この膨れが腕軸方向の両端部に向かって、腕の形状にならうようにして、移動する。これにより、空気袋本体21の下面は、腕を均一に圧迫することができる。
また、シートコア3が接着されたシート22とシートコア3が接着されていないシート22(空気袋本体21の側面)との境界部分は、弾性及び撓りやすさが急激に変化している。したがって、空気が送入されると、これらの境界部分において、不連続な形状に変形する。これに対し、たとえば、図3(b)に示す空気袋2´は、両端部が折り曲げられたシート22´と上面のほぼ中央部における上面の溶着部23´とを有しており、全体的にほぼ同じ弾性及び撓りやすさを有している。この空気袋2´は、空気が送入されると、側面がほぼ半円状に湾曲する。
すなわち、空気袋2は、空気が送入される際、まず、空気袋本体21の下面が、上述したように、腕の形状にならうように膨れる。そして、この膨れが、腕軸方向の端部に到達すると、上記の境界部分において、不連続な形状に変形するので、腕軸方向の圧迫有効長さL(L>L´)が増え、腕軸方向の湾曲した側面において、腕の圧迫に寄与しない、腕軸方向への突出量ΔL(ΔL<ΔL´)が低減される。
したがって、生体圧迫装置1は、腕にゆるく巻き付けられた場合(隙間tが大きい場合)であっても、空気袋2に空気が送入されると、腕軸方向の端部において、効果的な圧迫を実現することができる。
また、上述したように、空気袋2は、空気が送入されると、図2(b)における、シートコア3の手側の端部より手側の上面の部分、及び、シートコア3の肩側の端部より肩側の上面の部分が、図3(a)に示すように、湾曲し、側面として機能する。したがって、シートコア3の手側の端部より手側の上面の部分、及び、シートコア3の肩側の端部より肩側の上面の部分の幅寸法を広くすることにより、隙間tがさらに大きい場合にも、対応することができる。
生体圧迫装置1は、腕軸方向への突出量ΔLが、図9(b)に示すΔLより大幅に短くなるので、図1の幅寸法W(W<W)を短くすることができ、小型化を図ることができる。
また、生体圧迫装置1は、空気袋2をシンプルな構造としてあるので、製造原価のコストダウンを図ることができる。
以上説明したように、本実施形態の生体圧迫装置1によれば、空気袋2において、腕軸方向の圧迫有効長さL(L>L´)が増え、腕軸方向の湾曲した側面において、腕の圧迫に寄与しない、腕軸方向への突出量ΔL(ΔL<ΔL´)が低減される。すなわち、生体圧迫装置1は、腕軸方向の両端部において、効果的な圧迫を実現することができ、さらに、小型化を図ることができる。
[生体圧迫装置の第二実施形態]
図4は、本発明の第二実施形態にかかる生体圧迫装置の空気袋の概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はB−B拡大断面図を示している。なお、図4(b)は、空気袋2aの構造を理解しやすいように、ジョイント25を省略し、さらに、平らな状態で、ほぼ空気を送入していないときの断面図を示している。
図4において、本実施形態の生体圧迫装置は、第一実施形態の生体圧迫装置1と比べると、空気袋2aのシートコア3aにおける短手方向の両端部が肌側に湾曲している点が相違する。なお、本実施形態の生体圧迫装置の他の構成は、生体圧迫装置1とほぼ同様としてある。
したがって、図4において、図2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
シートコア3aは、短手方向の両端部(数mmの幅を有する部分)が肌側に湾曲している。すなわち、シートコア3aは、短手方向の両端部に、肌側に湾曲した湾曲部31を有している。これらの湾曲部31にも接着剤が塗布されており、シート22が接着されている。このようにすると、空気袋2aに空気を送入するとき、空気袋本体21の短手方向の湾曲した側面において、生体の圧迫に寄与しない、短手方向への突出量を確実に低減することができる。
また、シートコア3aは、手側の端部の4箇所に、腕軸方向にスリット32が形成され、さらに、シートコア3aの肩側の端部の7箇所に、腕軸方向にスリット32が形成されている。これにより、空気袋2aが腕に巻かれるとき、湾曲部31によって、巻きにくくなるといった不具合を回避することができる。
なお、湾曲部31の幅寸法、並びに、スリット32の数量及び形状などは、上記構成に限定されるものではない。
次に、上記構成の生体圧迫装置1の動作について説明する。
まず、生体圧迫装置は、上述したように、外面カバー11が弛みすぎることなく、かつ、空気袋2が腕を圧迫しすぎない状態で、腕に巻き付けられる。
図5は、本発明の第二実施形態にかかる生体圧迫装置の空気袋の、圧迫状態を説明するための概略B−B拡大断面図を示している。なお、図5において、理解しやすいように、ジョイント25及び内面カバー12を省略してある。
図5において、生体圧迫装置は、腕に巻き付けられており、送気球(図示せず)などの送気手段により、空気袋2aに空気が送入される。この送気により、空気袋2aが膨らみ、外面カバー11が張られ、続いて、腕を圧迫する。
空気袋2aは、上述したように、シートコア3aの短手方向の両端部に、肌側に湾曲した湾曲部31を有している。これらの湾曲部31にも接着剤が塗布されており、シート22が接着されている。
したがって、空気袋2aに空気を送入するとき、空気袋本体21の短手方向の湾曲した側面において、生体の圧迫に寄与しない、短手方向への突出量を確実に低減することができる。また、隙間tの大きさなどによっては、短手方向への突出量を、第一実施形態の突出量より短くすることができる。
なお、本実施形態の生体圧迫装置の他の動作は、生体圧迫装置1とほぼ同様としてある。
以上説明したように、本実施形態の生体圧迫装置によれば、第一実施形態と比べると、生体の圧迫に寄与しない、短手方向への突出量を確実に低減することができる。また、隙間tの大きさなどによっては、短手方向への突出量を、第一実施形態の突出量より短くすることができ、腕軸方向の両端部において、さらに効果的な圧迫を実現することができる。
[生体圧迫装置の製造方法の一実施形態]
図6は、本発明の一実施形態にかかる生体圧迫装置の製造方法を説明するための、概略フローチャート図を示している。
図6において、本実施形態の生体圧迫装置の製造方法は、上述した第一実施形態の生体圧迫装置1の製造方法である。
この生体圧迫装置の製造方法は、空気袋2を製造する際、以下の工程を有している。
すなわち、まず、打ち抜き加工などによって、一枚のシート22を所定の形状に形成する(ステップS1)。
シート22は、図示してないが、ほぼ矩形状としてあり、腕軸方向に、肩側の上面部分、下面部分及び手側の上面部分を有しており、手側の上面部分にジョイント用孔が形成されている。
ここで、シート22の長手方向の両端部の形状は、空気袋2に対応する形状としていない。したがって、この部分は、後述する長手方向の溶着部24の溶着工程(ステップS4)において、溶着後に、あるいは、溶着とほぼ同時に、ピグ型などを用いて形成する。なお、これに限定されるものではなく、たとえば、ステップS1にて、空気袋2に対応する形状に形成してもよい。
次に、一枚のシート22の、長手方向と平行な両端部を折り曲げるとともに、折り曲げられた両端部の内面を、シートコア3に取り付ける(ステップS2)。
すなわち、シート22の下面部分に、接着剤の塗布されたシートコア3を載置し、所定の折り曲げ位置から肩側の上面部分を折り曲げる。このとき、肩側の上面部分は、シートコア3に接着される。続いて、所定の折り曲げ位置から手側の上面部分を折り曲げる。このとき、手側の上面部分は、シートコア3に接着される。さらに、肩側の上面部分の端部上に、手側の上面部分の端部が載置される。
次に、シートコア3に取り付けられた両端部どうしを溶着する(ステップS3)。
すなわち、肩側の上面部分の端部上に載置された手側の上面部分の端部に、ホットバー(図示せず)を押下することにより、肩側の上面部分の端部と手側の上面部分の端部とを溶着する。この溶着によって、上面の溶着部23が形成される。
なお、本実施形態では、シートコア3が耐熱板(図示せず)として機能する。ただし、これに限定されるものではなく、たとえば、耐熱板を使用してもよい。
次に、長手方向の両端部をそれぞれ溶着する(ステップS4)。
この溶着によって、図2(a)に示すように、一対の長手方向の溶着部24が形成される。また、本実施形態では、溶着後に、あるいは、溶着と同時に、ピグ型などを用いて、長手方向の溶着部24の外側の部分を切断する。
以上説明したように、本実施形態の生体圧迫装置の製造方法によれば、ステップS2において、肩側の上面部分を、折り曲げるとともにシートコア3に接着し、続いて、手側の上面部分を、折り曲げるとともにシートコア3に接着することができる。すなわち、作業性を向上させることができるので、製造原価のコストダウンを図ることができる。
[血圧測定装置の一実施形態]
本発明は、血圧測定装置(適宜、血圧計と略称する。)の発明としても有効である。
図7は、本発明の一実施形態に係るオシロメトリック式電子血圧計の要部の概略ブロック図を示している。
図7において、オシロメトリック式電子血圧計4は、空気袋2を内蔵した生体圧迫装置1と、配管41を介して空気袋2と連通した、圧力センサ42、ポンプ43及び排気弁44と、圧力センサ42、ポンプ43及び排気弁44と接続された情報処理装置45と、情報処理装置45と接続された操作スイッチ46及び表示器47とからなっている。
ここで、本実施形態のオシロメトリック式電子血圧計4は、上述した実施形態の生体圧迫装置1を備えた構成としてある。
このようにすると、本実施形態のオシロメトリック式電子血圧計4は、上述したように、腕を均一に圧迫することができ、また、腕軸方向の両端部において、効果的な圧迫を実現することができるので、精度よく血圧を測定することができる。また、生体圧迫装置1の小型化を図ることができる。
以上、本発明の生体圧迫装置、その製造方法及び血圧測定装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る生体圧迫装置、その製造方法及び血圧測定装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、シートコア3、3aは、1枚のシートコアとしてあるが、これに限定されるものではない。たとえば、図示してないが、シートコア3、3aを腕軸方向に切断し、複数枚(たとえば、2〜9枚)のシートコアからなる構成としてもよい。このようにすると、腕軸方向の復元力をほぼ維持しつつ、腕への巻き易さを向上させることができる。
以上説明したように、本発明の生体圧迫装置は、血圧計用腕帯に用いられる場合に限定されるものではなく、たとえば、加圧中の脈波を精度よく測定する必要のある、止血用の生体圧迫装置などとしても有効に適用することができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る生体圧迫装置の概略図であり、(a)は表面側展開図を示しており、(b)は裏面側展開図を示している。 図2は、本発明の第一実施形態にかかる生体圧迫装置の空気袋の概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はA−A拡大断面図を示している。 図3は、本発明の第一実施形態にかかる生体圧迫装置の空気袋の、圧迫状態を説明するための概略図であり、(a)はA−A拡大断面図を示しており、(b)は比較例の拡大断面図を示している。 図4は、本発明の第二実施形態にかかる生体圧迫装置の空気袋の概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はB−B拡大断面図を示している。 図5は、本発明の第二実施形態にかかる生体圧迫装置の空気袋の、圧迫状態を説明するための概略B−B拡大断面図を示している。 図6は、本発明の一実施形態にかかる生体圧迫装置の製造方法を説明するための、概略フローチャート図を示している。 図7は、本発明の一実施形態にかかるオシロメトリック式電子血圧計の要部の概略ブロック図を示している。 図8は、従来例にかかる生体圧迫装置の概略図であり、(a)は表面側展開図を示しており、(b)は裏面側展開図を示している。 図9は、従来例にかかる生体圧迫装置の空気袋の要部の概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)は圧迫状態を説明するためのC−C拡大断面図を示している。
符号の説明
1 生体圧迫装置
2、2´、2a 空気袋
3、3a シートコア
4 オシロメトリック式電子血圧計
10 帯状体
11 外面カバー
12 内面カバー
13 留め金具
21 空気袋本体
22、22´ シート
23、23´ 上面の溶着部
24 長手方向の溶着部
25 ジョイント
31 湾曲部
32 スリット
41 配管
42 圧力センサ
43 ポンプ
44 排気弁
45 情報処理装置
46 操作スイッチ
47 表示器
100 生体圧迫装置
103 糸
110 帯状体
111 外面カバー
112 内面カバー
120 空気袋
121 上面側シート
122 下面側シート
123 溶着部
130 面ファスナー
131 フック面
132 ループ面

Claims (6)

  1. 流体が入出することにより膨縮する流体袋を備えた、生体に巻き付けられる生体圧迫装置において、
    前記流体袋を形成する、生体に対向しない側のシートの内面にシートコアを取り付けるとともに、前記シートの両端部を前記シートコアの上面部分において溶着してあることを特徴とする生体圧迫装置。
  2. 前記流体袋は、矩形形状であり、前記シートコアは、矩形形状の短手方向において前記流体袋より狭い領域に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の生体圧迫装置。
  3. 前記シートコアの端部にスリットを形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の生体圧迫装置。
  4. 前記シートコアの短手方向の少なくとも一方の端部が、肌側に湾曲していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の生体圧迫装置。
  5. 流体が入出することにより膨縮する、シートコアを収納した流体袋と、前記流体袋を内包するカバーとを有し、生体に巻き付けられる生体圧迫装置の製造方法であって、
    前記流体袋を製造する際、
    一枚のシートの、長手方向と平行な両端部を折り曲げるとともに、折り曲げた前記両端部の一方の内面を、前記シートコアに取り付ける工程と、
    前記両端部の他方をシートコアに取り付けるとともに、他方の端部を前記両端部の一方の端部に溶着する工程と、
    前記シートの折り曲げられた長手方向の両端部をそれぞれ溶着する工程と
    を有することを特徴とする生体圧迫装置の製造方法。
  6. 上記請求項1〜4のいずれか一項に記載の前記生体圧迫装置を用いたことを特徴とする血圧測定装置。
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