JP2007263280A - 玉軸受用の冠形保持器 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂製の保持器本体を補強部材によって効率良く補強した玉軸受用の冠形保持器を提供する。
【解決手段】環状のベース部3と、ベース部3の一側部から軸方向に延びる複数の柱部4と、転動体13を転動可能に保持するために柱部4間に形成されたポケット部6とを備える樹脂製の保持器本体2と、保持器本体2を補強する金属製の補強部材5とを有する玉軸受用の冠形保持器1であって、補強部材5は、柱部4の先端部の周方向両端部に渡って周方向に延出し、かつ転動体13のピッチ円径よりも内周側に配設された先端補強部5aを有する。
【選択図】 図2
【解決手段】環状のベース部3と、ベース部3の一側部から軸方向に延びる複数の柱部4と、転動体13を転動可能に保持するために柱部4間に形成されたポケット部6とを備える樹脂製の保持器本体2と、保持器本体2を補強する金属製の補強部材5とを有する玉軸受用の冠形保持器1であって、補強部材5は、柱部4の先端部の周方向両端部に渡って周方向に延出し、かつ転動体13のピッチ円径よりも内周側に配設された先端補強部5aを有する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、樹脂製の保持器本体と、その保持器本体を補強する金属製の補強部材を有する玉軸受用の冠形保持器に関する。
従来、様々な玉軸受用の冠形保持器が知られている。
特許文献1,2に記載の保持器は、冠形の樹脂製の保持器本体を有しており、保持器本体は、樹脂製であるために金属製のものに比べて変形し易い。また保持器本体は、環状のベース部から軸方向に延出する片持ち梁状の柱部を有しており、高速回転下で使用した際に柱部が遠心力によって径方向外方に変形しやすい。そのため柱部間に形成されたポケット部の内周側部が転動体に当接し、転動体の転動を妨げたり、保持器に異常磨耗や亀裂が発生したりするなどのおそれがある。これを防ぐために特許文献1,2に記載の保持器は、保持器本体を補強するための金属製の補強部材をも備えている。
特開平10−9272号公報
特開2000−274436号公報
特許文献1,2に記載の保持器は、冠形の樹脂製の保持器本体を有しており、保持器本体は、樹脂製であるために金属製のものに比べて変形し易い。また保持器本体は、環状のベース部から軸方向に延出する片持ち梁状の柱部を有しており、高速回転下で使用した際に柱部が遠心力によって径方向外方に変形しやすい。そのため柱部間に形成されたポケット部の内周側部が転動体に当接し、転動体の転動を妨げたり、保持器に異常磨耗や亀裂が発生したりするなどのおそれがある。これを防ぐために特許文献1,2に記載の保持器は、保持器本体を補強するための金属製の補強部材をも備えている。
そして特許文献1に記載の補強部材は、保持器本体の径方向中心位置に内設されており、特許文献2に記載の補強部材は、保持器本体の外周面に内設されている。しかし補強部材によって保持器本体を効率良く補強し、柱部の変形を効率良く防止したいという要望が従来ある。
そこで本発明は、樹脂製の保持器本体を補強部材によって効率良く補強した玉軸受用の冠形保持器を提供することを課題とする。
そこで本発明は、樹脂製の保持器本体を補強部材によって効率良く補強した玉軸受用の冠形保持器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える玉軸受用の冠形保持器であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、補強部材は、柱部の先端部の周方向両端部に渡って周方向に延出し、かつ転動体のピッチ円径よりも内周側に配設された先端補強部を有している。
請求項1に記載の発明によると、補強部材は、柱部の先端部の周方向両端部に渡って周方向に延出し、かつ転動体のピッチ円径よりも内周側に配設された先端補強部を有している。
したがって補強部材は、遠心力によって最も大きく変位し易い片持ち梁状の柱部の先端部を先端補強部によって補強する。また柱部は、先端部の周方向両端部の内周側部が遠心力によって柱部間に設けられたポケット部に向けて力を受ける。例えば図3に示すように柱部(4)の周方向両端部の内周側部(4a1,4b1)がそれぞれ矢印A方向と矢印B方向に力を受ける。そして先端補強部(5a)は、柱部の先端部の周方向両端部内周側部に渡って周方向に延出するために、両端部が逆方向の引張力を受ける。そのため先端補強部は、遠心力によって発生した前記引張力を利用して柱部の先端部の変位を効率良く防止することができる。
請求項2に記載の発明によると、柱部の先端部は、転動体に沿って延出する一対の爪を有した二割れ形状になっている。そして先端補強部によって前記一対の爪の内周側部間が架橋されている。
したがって柱部の先端部は、一対の爪によって周方向の厚みが爪のない形態よりも薄くなっており、変形し易い構成になっている(図2参照)。そして一対の爪の内周側部は、それぞれポケット部に向けた方向の力を受ける。例えば図3に示すように一対の爪の内周側部(4a1,4b1)がそれぞれ矢印A方向、B方向の力を受ける。そして先端補強部は、一対の爪の内周側部を架橋しているため、両端部が逆方向の引張力を受ける。そのため先端補強部は、遠心力によって発生した引張力によって各爪の変位を効率良く防止することができる。
したがって柱部の先端部は、一対の爪によって周方向の厚みが爪のない形態よりも薄くなっており、変形し易い構成になっている(図2参照)。そして一対の爪の内周側部は、それぞれポケット部に向けた方向の力を受ける。例えば図3に示すように一対の爪の内周側部(4a1,4b1)がそれぞれ矢印A方向、B方向の力を受ける。そして先端補強部は、一対の爪の内周側部を架橋しているため、両端部が逆方向の引張力を受ける。そのため先端補強部は、遠心力によって発生した引張力によって各爪の変位を効率良く防止することができる。
請求項3に記載の発明によると、補強部材は、一本の金属製の線部材によって形成されている。そして各柱部に設けられる先端補強部と、先端補強部間を連結するために保持器本体内に延設された連結部とを交互に有している。
したがって補強部材は、一本の金属製の線部材によって形成された容易な構成になっており、かつ部品点数の増加を抑えた構成になっている。
したがって補強部材は、一本の金属製の線部材によって形成された容易な構成になっており、かつ部品点数の増加を抑えた構成になっている。
実施の形態を図1〜4にしたがって説明する。
実施の形態に係る玉軸受10は、図4に示すように内輪11、外輪12、これら内輪11と外輪12の間に介装される複数の転動体(玉)13、及び保持器1を有している。
実施の形態に係る玉軸受10は、図4に示すように内輪11、外輪12、これら内輪11と外輪12の間に介装される複数の転動体(玉)13、及び保持器1を有している。
保持器1は、図1に示すように冠形の保持器であって、樹脂製の保持器本体2と、保持器本体2を補強する金属製の補強部材5を有している。
保持器本体2は、環状のベース部3と、ベース部3の一側部から軸方向に延びる複数の柱部4を一体に有しており、柱部4間にポケット部6を有している。
ポケット部6は、図1に示すように転動体13を転動可能に保持する凹球面状の曲面を有している。
保持器本体2は、環状のベース部3と、ベース部3の一側部から軸方向に延びる複数の柱部4を一体に有しており、柱部4間にポケット部6を有している。
ポケット部6は、図1に示すように転動体13を転動可能に保持する凹球面状の曲面を有している。
柱部4は、ベース部3の一側部に周方向等間隔に形成されている。
柱部4は、図2に示すようにベース部3から延出し、先端部に一対の爪4a,4bを有している。爪4a,4bは、柱部4の先端部の周方向両端部に形成されており、柱部4の先端部は、爪4a,4bによって周方向に二割れ形状になっている。
爪4a,4bは、転動体13(ポケット部6)に沿って延出し、互いに周方向に離間する。そして一対の爪4a,4bの間には、略V字状の溝4cが形成されている。
柱部4は、図2に示すようにベース部3から延出し、先端部に一対の爪4a,4bを有している。爪4a,4bは、柱部4の先端部の周方向両端部に形成されており、柱部4の先端部は、爪4a,4bによって周方向に二割れ形状になっている。
爪4a,4bは、転動体13(ポケット部6)に沿って延出し、互いに周方向に離間する。そして一対の爪4a,4bの間には、略V字状の溝4cが形成されている。
補強部材5は、図2に示すように金属製の線部材(針金)から形成されている。補強部材5は、図3に示すように転動体13のピッチ円径PCDよりも内周側に設けられており、かつ保持器本体2の内周径よりも径方向外側に設けられている。
補強部材5は、図2に示すように柱部4の先端部に設けられる先端補強部5aと、先端補強部5a同士を連結する連結部5bを交互に有している。
補強部材5は、図2に示すように柱部4の先端部に設けられる先端補強部5aと、先端補強部5a同士を連結する連結部5bを交互に有している。
先端補強部5aは、図2に示すように柱部4の一対の爪4a,4bに跨って延出している。そして爪4a,4bの内周側部4a1,4b1間を架橋している。先端補強部5aは、直線的あるいは円弧状に延出して一対の爪4a,4bを架橋している。
連結部5bは、図2に示すように略コ字状であって、柱部4内とベース部3内を通って先端補強部5aの一端部と、他の先端補強部5aの一端部を連結している。
連結部5bは、図2に示すように略コ字状であって、柱部4内とベース部3内を通って先端補強部5aの一端部と、他の先端補強部5aの一端部を連結している。
以上のようにして実施の形態が形成されている。
すなわち補強部材5は、図2に示すように柱部4の先端部の周方向両端部(4a,4b)に渡って周方向に延出し、かつ転動体13のピッチ円径PCDよりも内周側に配設された先端補強部5aを有している。
すなわち補強部材5は、図2に示すように柱部4の先端部の周方向両端部(4a,4b)に渡って周方向に延出し、かつ転動体13のピッチ円径PCDよりも内周側に配設された先端補強部5aを有している。
したがって補強部材5は、遠心力によって最も大きく変位し易い片持ち梁状の柱部4の先端部を先端補強部5aによって補強する。また柱部4は、図3に示すように先端部の周方向両端部の内周側部4a1,4b1が遠心力によって柱部4間に設けられたポケット部6に向けてそれぞれ矢印A方向と矢印B方向に力を受ける。そして先端補強部5aは、柱部4の内周側部4a1,4b1に渡って周方向に延出するために、両端部が逆方向の引張力を受ける。そのため先端補強部5aは、遠心力によって発生した前記引張力を利用して柱部4の先端部の変位を効率良く防止することができる。
また柱部4の先端部は、図2に示すように転動体13に沿って延出する一対の爪4a,4bを有した二割れ形状になっている。そして先端補強部5aによって一対の爪4a,4bの内周側部4a1,4b1間が架橋されている。
したがって柱部4の先端部は、一対の爪4a,4bによって周方向の厚みが爪のない形態よりも薄くなっており、変形し易い構成になっている。そして一対の爪4a,4bの内周側部4a1,4b1は、それぞれポケット部6に向けた矢印A方向、B方向の力を受ける。そして先端補強部5aは、一対の爪4a,4bの内周側部4a1,4b1を架橋しているため、両端部が逆方向の引張力を受ける。そのため先端補強部5aは、遠心力によって発生した引張力によって各爪4a,4bの変位を効率良く防止することができる。
したがって柱部4の先端部は、一対の爪4a,4bによって周方向の厚みが爪のない形態よりも薄くなっており、変形し易い構成になっている。そして一対の爪4a,4bの内周側部4a1,4b1は、それぞれポケット部6に向けた矢印A方向、B方向の力を受ける。そして先端補強部5aは、一対の爪4a,4bの内周側部4a1,4b1を架橋しているため、両端部が逆方向の引張力を受ける。そのため先端補強部5aは、遠心力によって発生した引張力によって各爪4a,4bの変位を効率良く防止することができる。
また補強部材5は、図2に示すように一本の金属製の線部材によって形成されている。そして各柱部4の先端部に設けられる先端補強部5aと、先端補強部5a間を連結するために柱部4内とベース部3内に延設された連結部5bとを交互に有している。
したがって補強部材5は、一本の金属製の線部材によって形成された容易な構成になっており、かつ部品点数の増加を抑えた構成になっている。
したがって補強部材5は、一本の金属製の線部材によって形成された容易な構成になっており、かつ部品点数の増加を抑えた構成になっている。
(他の実施の形態)
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態であっても良い。
(1)すなわち上記実施の形態は、保持器が各柱部の先端部に一対の爪を有していた。しかし柱部の先端部に一対の爪を有していない形態であって、補強部材がその柱部の先端部の周方向両端部に渡って周方向に延出し、かつ転動体のピッチ円径よりも内周側に配設された先端補強部を有する形態であっても良い。
(2)上記実施の形態の補強部材は、金属製の線部材(針金)から形成されていた。しかし補強部材が金属板材から形成される形態であっても良い。
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態であっても良い。
(1)すなわち上記実施の形態は、保持器が各柱部の先端部に一対の爪を有していた。しかし柱部の先端部に一対の爪を有していない形態であって、補強部材がその柱部の先端部の周方向両端部に渡って周方向に延出し、かつ転動体のピッチ円径よりも内周側に配設された先端補強部を有する形態であっても良い。
(2)上記実施の形態の補強部材は、金属製の線部材(針金)から形成されていた。しかし補強部材が金属板材から形成される形態であっても良い。
1・・・保持器
2・・・保持器本体
3・・・ベース部
4a1,4b1・・・内周側部
4・・・柱部
4a,4b・・・爪(周方向両端部)
5・・・補強部材
5a・・・先端補強部
5b・・・連結部
6・・・ポケット部
10・・・玉軸受
13・・・転動体
2・・・保持器本体
3・・・ベース部
4a1,4b1・・・内周側部
4・・・柱部
4a,4b・・・爪(周方向両端部)
5・・・補強部材
5a・・・先端補強部
5b・・・連結部
6・・・ポケット部
10・・・玉軸受
13・・・転動体
Claims (3)
- 環状のベース部と、そのベース部の一側部から軸方向に延びる複数の柱部と、転動体を転動可能に保持するために前記柱部間に形成された複数のポケット部とを備える樹脂製の保持器本体と、その保持器本体を補強する金属製の補強部材とを有する玉軸受用の冠形保持器であって、
前記補強部材は、前記柱部の先端部の周方向両端部に渡って周方向に延出し、かつ前記転動体のピッチ円径よりも内周側に配設された先端補強部を有することを特徴とする玉軸受用の冠形保持器。 - 請求項1に記載の玉軸受用の冠形保持器であって、
柱部の先端部は、転動体に沿って延出する一対の爪を有した二割れ形状になっており、
先端補強部によって前記一対の爪の内周側部間が架橋されていることを特徴とする玉軸受用の冠形保持器。 - 請求項1または2に記載の玉軸受用の冠形保持器であって、
補強部材は、一本の金属製の線部材によって形成されており、各柱部に設けられる先端補強部と、前記先端補強部間を連結するために保持器本体内に延設された連結部とを交互に有していることを特徴とする玉軸受用の冠形保持器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006090776A JP2007263280A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 玉軸受用の冠形保持器 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012072110A1 (en) * | 2010-11-30 | 2012-06-07 | Aktiebolaget Skf | Comb cage for ball bearing and ball bearing with such a cage |
US8292512B2 (en) * | 2007-01-29 | 2012-10-23 | Nsk Ltd. | Ball bearing and supporting construction |
WO2013154858A1 (en) * | 2012-04-10 | 2013-10-17 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Flexible bearing cage |
CN112585365A (zh) * | 2018-09-11 | 2021-03-30 | Ntn株式会社 | 车轮用轴承装置 |
JP7434815B2 (ja) | 2019-11-08 | 2024-02-21 | 株式会社ジェイテクト | 転がり軸受及び保持器 |
-
2006
- 2006-03-29 JP JP2006090776A patent/JP2007263280A/ja active Pending
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