JP2007256738A - カメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】外部から加わる衝撃による破損を防止する。
【解決手段】調整レンズホルダー11の外周縁に、筐体3に向かって突出したリング形状の第1突起部12を設ける。また、筐体3の内周縁部に、調整レンズホルダー11に向かって突出したリング形状の第2突起部13を設ける。そして、第1突起部12を第2突起部13よりも外側に配置し、両突起部12,13の間隔Bを調整レンズホルダー11と筐体3とのクリアランスAより小さくし、第1突起部12の高さを第2突起部13よりも低くする。こうして、クリアランスAの最小値を「A−B」とし、クリアランスAに隣接する第1突起部12と筐体3との間に隙間を設けて、クリアランスAに接着剤を塗布する際に接着剤が溢れ出るのを防止すると共に、上記隙間に接着剤が充填されるようにする。こうして、調整レンズホルダー11と筐体3との固定を強固にして、落下衝撃による光学系の破損を防止する。
【選択図】図2

Description

この発明は、光学系および撮像素子含むカメラモジュールに関する。
コンパクトカメラやデジタルカメラ等に搭載されるカメラモジュールは、数百万画素の高い画素数に対応したり変倍機構を設けたりして、広角や望遠の撮影が可能な構成になるなど、高機能化されつつある。
一般に、カメラモジュールは、複数のレンズを有する光学系と撮像素子を搭載した基板とを備えている。さらに、高機能化されたカメラモジュールでは、撮像素子の画素数を高めたり、複数のレンズを組合せた複数のレンズホルダーのポジションを変化させたりすることによって、広角や望遠の撮影を可能にしている。
一方において、機器の小型化や薄型化に対応するために、カメラモジュールの小型化や薄型化や軽量化に対する要求が高まっており、その結果、カメラモジュールの光学系に使用するレンズ径を小さくしたり、カメラモジュールの筐体を薄肉化したりする等の構成が採用されている。その結果、機器が落下した場合にカメラモジュールに衝撃が加わって、カメラモジュール自身が破損するという問題が生じる。
したがって、カメラモジュールには、高性能化に対する光学系の性能の確保と同時に、落下衝撃に強い構成の確保が必要となる。
例えば、高性能化に対応するカメラモジュールとしては、以下のものが挙げられる。すなわち、特開2005‐195663号公報(特許文献1)に開示された「カメラモジュール」では、ハウジングに設けたレンズの取り付け基準面に対して、光学系および機構系を形成するようにしている。つまり、レンズ等の光学部品およびモーター等のレンズ移動機構は、ハウジングに設けられたレンズの取り付け基準面を元に、レンズやレンズ移動機構等の自動組立用基準部を設け、レンズおよびレンズ移動機構を組み立てていくのである。
しかしながら、上記特許文献1に開示された「カメラモジュール」においては、レンズやレンズ移動機構を組み立てた後に、光学系の性能を確保するための調整をすることができないという問題がある。
また、特開2004‐190710号公報(特許文献2)に開示された「レンズ枠,鏡胴,及びカメラ」では、モジュールの高性能化を実現するために、レンズの調芯を簡単に行うことができる構成になっている。より具体的には、レンズ保持部材を、1つのレンズを固定的に保持する保持部と、他のレンズを可動状態で保持する弾性保持部とで、構成している。
しかしながら、上記特許文献2に開示された「レンズ枠、鏡胴、及びカメラ」においては、レンズを調芯する工程を簡略化することができるとしても、上記弾性保持部の構成が複雑であるために、小型のカメラモジュールに搭載するには不向きであり、コスト増につながるという問題がある。
また、上記特許文献1および上記特許文献2の何れにおいても、耐衝撃性を考慮した構成になってはいないという問題がある。
カメラモジュールの小型化や高性能化は、デジタルカメラや携帯電話等のモバイル機器への搭載を目的とするものであり、上記小型化や高性能化を実現するためには、上述のような精度を高める構造にしたり、組立後に調芯を行ったりすることが必須になっている。
一方では、上記モバイル機器では落下による破損が大きな問題となり、耐落下衝撃に強いカメラモジュールが求められている。しかしながら、何れの特許文献の光学系においても、レンズを3箇所で固定したり、弾性変形だけで支える構造を取ったりしており、耐衝撃性を考慮した構造にはなっていない。
特開2005‐195663号公報 特開2004‐109710号公報
そこで、この発明の課題は、落下等によって外部から加わる衝撃による破損を防止できる小型で高性能なカメラモジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のカメラモジュールは、
撮像素子と、
被写体からの光を上記撮像素子上に導く光学系と、
上記光学系を保持する筐体と
を備え、
上記光学系は、調整レンズと上記調整レンズを保持する調整レンズホルダーとを含み、
上記筐体における上記調整レンズホルダーを保持する箇所には、上記調整レンズからの光を透過させる穴が穿たれ、
上記調整レンズホルダーにおける外周部は、上記筐体における上記穴の周囲部に対して積層され、
上記調整レンズホルダーにおける外周縁に、対向する上記筐体に向かって突出すると共に、リング形状を有する第1突起部を設け、
上記筐体における上記穴の周囲部には、対向する上記調整レンズホルダーに向かって突出すると共に、リング形状を有する第2突起部を設けた
ことを特徴としている。
上記構成によれば、積層されている調整レンズホルダーの外周部と筐体における穴の周囲部とに、対向する上記筐体と上記調整レンズホルダーとに向かって突出する第1突起部と第2突起部とを設けている。そのために、上記調整レンズホルダーを上記筐体に対して水平方向に微調整する際における上記調整レンズホルダーと上記筐体とのクリアランスの最小値を「0」よりも大きくすると共に、上記クリアランスに隣接して互いに対向している上記調整レンズホルダーの上記外周部と上記筐体の上記周囲部との間に隙間を設けることができる。したがって、上記微調整後に上記調整レンズホルダーを上記筐体に固定する際に、上記クリアランスから接着剤が溢れ出ることを防止することが可能になる。それと共に、上記調整レンズホルダーと上記筐体との上記隙間に、上記クリアランスに塗布された接着剤を充填することが可能になる。
すなわち、本実施の形態によれば、上記調整レンズに対する微調整を行った後における上記調整レンズホルダーと上記筐体との固定を強固にすることでき、落下等による衝撃によって光学性能が変化しないカメラモジュールを得ることができるのである。
また、1実施の形態のカメラモジュールでは、
上記第1突起部は、上記第2突起部よりも外側に配置されている。
この実施の形態によれば、上記調整レンズホルダーに設けられている上記第1突起部の方が、上記筐体に設けられている上記第2突起部よりも外側に配置されている。そのために、上記微調整時における上記調整レンズホルダーの調整範囲が上記第2突起部の存在によって制約され、上記調整レンズホルダーと上記筐体とのクリアランスの最小値は、上記クリアランスの長さAと上記第1突起部と上記第2突起部との間隔Bとの差である「A−B」になる。したがって、上記微調整後に上記クリアランス内に接着剤を塗布する際に、上記クリアランスから上記接着剤が溢れ出ることを防止できる。
すなわち、この実施の形態によれば、少ない接着剤で、上記調整レンズホルダーと上記筐体とを強固に固定することができる。
また、1実施の形態のカメラモジュールでは、
上記第2突起部は、上記調整レンズホルダーにおける上記外周部に接触している。
この実施の形態によれば、上記第2突起部の表面精度を高めて上記表面を通る面を基準平面とすることによって、上記調整レンズホルダーを上記基準平面に沿ってこの基準平面に平行に移動させて上記調整レンズの高精度な微調整を行うことができる。さらに、上記第2突起部を上記調整レンズホルダーに密着させて、上記クリアランスに塗布された接着剤が、当該カメラモジュールの内部に入り込むことを防止することができる。
また、1実施の形態のカメラモジュールでは、
上記第2突起部における外周面および内周面の少なくとも一方に傾斜を設けている。
この実施の形態によれば、上記調整レンズホルダーに設ける上記第2突起部の外周面および内周面の少なくとも一方に傾斜を設けることによって、上記調整レンズホルダーと上記筐体との接着剤による固定をより強固にすることができる。したがって、落下等による衝撃にさらに強いカメラモジュールを得ることが可能になる。
また、1実施の形態のカメラモジュールでは、
上記調整レンズホルダーは、上記筐体における上記撮像素子と対向する箇所で保持されている。
この実施の形態によれば、上記光学系を構成するレンズのうち最も上記被写体側に位置しているレンズを上記調整レンズとすることによって、上記光学系に対する上記微調整を操作性良く行うことができる。
また、1実施の形態のカメラモジュールでは、
上記光学系は、少なくとも一つの可動レンズと上記可動レンズを保持する可動レンズホルダーとを含み、
上記可動レンズホルダーを上記光学系の光軸方向に移動させる移動機構を設けて、
上記光学系に変倍機能を持たせている。
この実施の形態によれば、変倍機能を有する高機能化された上記光学系に対して、落下等による衝撃によって光学性能が変化しないカメラモジュールを得ることができる。
以上より明らかなように、この発明のカメラモジュールは、積層されている調整レンズホルダーの外周部と筐体における穴の周囲部とに、対向する上記筐体と上記調整レンズホルダーとに向かって突出する第1突起部と第2突起部とを設けたので、上記調整レンズホルダーを上記筐体に対して水平方向に微調整する際における上記調整レンズホルダーと上記筐体とのクリアランスの最小値を「0」よりも大きくすると共に、上記クリアランスに隣接して互いに対向している上記調整レンズホルダーの上記外周部と上記筐体の上記周囲部との間に隙間を設けることができる。したがって、上記微調整後に上記調整レンズホルダーを上記筐体に固定する際に、上記クリアランスから接着剤が溢れ出ることを防止できると共に、上記調整レンズホルダーと上記筐体との上記隙間に、上記クリアランスに塗布された接着剤を充填することが可能になる。
すなわち、本実施の形態によれば、上記調整レンズに対する微調整を行った後における上記調整レンズホルダーと上記筐体との固定を強固にすることでき、落下等による衝撃によって光学性能が変化しないカメラモジュールを得ることができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。図1は、本実施の形態のカメラモジュールにおける全体の構成を示す断面図である。
図1に示すように、カメラモジュール1は、光学的な高性能化を実現する光学系2と、光学系2を保持する筐体3と、光学系2からの光を検出する撮像素子4とを含んで、概略構成されている。さらに、光学系2は、変倍が可能になっており、広角および望遠を可能にし、フォーカス調整を行うことが可能な可動レンズ5と、固定レンズ6と、調整レンズ7とから構成されている。ここで、調整レンズ7は、可動レンズ5と固定レンズ6との組立を行った後に、光学的な高性能を確保するために行う調芯作業を実現するためのレンズである。
尚、図1においては、可動レンズ5,固定レンズ6および調整レンズ7の何れも1枚のレンズで画かれているが、光学的な高性能化を実現する上で必要な場合には、適宜複数枚のレンズで構成するものとする。
次に、本カメラモジュール1を構成する各部材について説明する。
本カメラモジュール1における光学系2および撮像素子4の大きさは、携帯電話や情報端末等の本カメラモジュール1が搭載される電子機器の大きさによって制約を受ける。また、撮像素子4に対して、光学系2は光学設計によって最適になるように構成されているものとする。尚、上記撮像素子4としては、必要となる画素数に合わせたCCD(Charge Coupled Devices)あるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を使用する。
レンズ(例えば、上記可動レンズ5,固定レンズ6および調整レンズ7)は、ガラスやプラスチック等で形成されており、削り出しや金型を用いたモールドによってレンズに加工される。また、その形状は、複数のレンズによる光学系の光学設計によって最適化され、球面レンズや非球面レンズとして形成される。さらに、レンズホルダーや筺体に設けられた平面部にレンズを固定して光学系の光軸精度を合わせるために、レンズの外周にレンズの中心軸に対して垂直に設けられる平面形状を有するコバが必要に応じて形成される。
尚、ズームやフォーカスが可能な可動レンズ5とする場合には、ズームやフォーカスを行う複数のレンズを可動レンズホルダー8で保持して構成される。具体的には、可動レンズホルダー8に保持された夫々の可動レンズ5は、偏芯量を抑制するように組立調整されて、接着剤等によって可動レンズホルダー8に固定される。
さらに、上記可動レンズ5を保持した可動レンズホルダー8を本カメラモジュール1の光軸9に沿って摺動させるために、ステッピングモータ(図示せず)によってシャフト10あるいはカム(図示せず)等に沿って摺動させる摺動機構(図示せず)を適宜設けている。
上記可動レンズホルダー8および調整レンズ7を保持する調整レンズホルダー11等のレンズホルダーは、ABS,ポリカーボネートあるいは液晶ポリマー等の樹脂に対して成型や切削等の加工を行って形成される。その場合に使用する樹脂としては、落下衝撃に対して形状が変形したり破損したりしないように、剛性を有する樹脂を用いることが望ましい。特に、小型電子機器にあっては、人が持ち歩くことを想定して、人が手に持った状態の高さから落下した場合でも破損することがないように、落下衝撃に強くすることが必要である。そこで、事前に衝撃解析によって変形が大きい箇所や破損し易い箇所を特定し、その特定箇所については厚みを増したりリブを追加したりして衝撃に強い形状に加工される。
また、上記光学系2および撮像素子4は、ABS,ポリカーボネートあるいは液晶ポリマー等の樹脂に対して成型や切削等の加工を施して形成された筐体3に搭載されて、カメラモジュール1を構成している。その際に、筐体3における調整レンズホルダー11を保持する箇所は、撮像素子4と対向する位置に設けられている。そして、筐体3における調整レンズホルダー11を保持する箇所には、調整レンズ7からの光を透過させる穴が穿たれており、調整レンズホルダー11の外周部は、筐体3における上記穴の周囲部に対して積層されている。
尚、以上においては、変倍が可能なズーム光学系を有する場合について説明したが、変倍のない単焦点のカメラモジュールにおいても、同様の構成を有している。すなわち、可動レンズ5(および可動レンズホルダー8)等の可動部分とシャフト10とが無いだけであり、光学設計によって決定された位置にレンズを配置してカメラモジュール1の高性能化を実現する点においては同様である。
以下、上記調整レンズ7と、調整レンズホルダー11と、カメラモジュール1の偏芯調整方法とについて、具体的に説明する。
〔調整レンズ7および調整レンズホルダー11の構成〕
図2は、本実施の形態における調整レンズ7,調整レンズホルダー11および筐体3の概略構成を示す。また、図3には、比較のために従来の構成を示している。尚、図2と図3とにおいて、同じ部材には同じ番号を付している。以下、図2および図3に従って、本実施の形態の構成における従来の構成に対する優位性について説明する。
先ず、図3に従って、従来の構成について説明する。カメラモジュール15では、高性能化を実現する上で調芯工程は必要不可欠な工程である。ここで、調芯工程とは、レンズ等による光学系やモーター等によるレンズ移動機構の組立を行った後に、調整レンズ7の配置を微調整することによってさらに高性能な光学系を形成する工程である。すなわち、一般に、レンズ等による光学系やモーター等によるレンズ移動機構の組立を行った状態では、どうしても組立による誤差が発生する。そして、その誤差がレンズ性能を低下させる原因となっている。そこで、光学系の何れかのレンズ(この場合、調整レンズ7)の配置を微調整することによって、さらに高性能な光学系を形成することができるのである。こうして、調整レンズ7を微調整した後に、接着剤等によって筐体3に調整レンズホルダー11を固定することによってレンズ性能を回復することができ、高性能なカメラモジュール15の光学系を得ることができるのである。
従来のカメラモジュール15における調芯工程は、図3に示すように、調整レンズ7を固定する筐体3における調整レンズホルダー11との接触面を、調整時の基準平面16とする。そして、調整レンズ7が取り付けられた調整レンズホルダー11を、基準平面16に沿って水平方向に微調整することによって高性能な光学系を得るようにしている。
一般に、カメラモジュール15が小型化されるに従って部品が小さくなり、それに連れて調整するために設けられるクリアランスも小さくなる。例えば、携帯電話や情報端末に搭載されるカメラモジュール15の場合には、図3における調整レンズホルダー11と筐体3とのクリアランスAは0.5mm程度しかない。したがって、調整レンズホルダー11の微調整を行った後に、紫外線硬化型接着剤等をクリアランスAに塗布することによって調整レンズホルダー11を筐体3に固定する際に、接着剤の塗布量が十分に確保できないことになる。そのため、調整レンズホルダー11と筐体3との間で十分な固定強度を得ることができないのである。さらに、調整レンズホルダー11の微調整を行った結果クリアランスAが略0mmとなった場合には、クリアランスAに塗布された接着剤は表面に溢れ出ることになり、調整レンズホルダー11と筐体3との固定に寄与しないことになる。つまり、筐体3に対する調整レンズホルダー11の固定は、不均一な固定となる。
その結果、落下衝撃試験のような信頼性試験において、調整レンズホルダー11が筐体3から外れてしまったり、上記接着剤の破損によって調整レンズホルダー11の位置が動いたりして、カメラモジュール15の光学性能が劣化する要因となる。
さらに、上記調整レンズホルダー11の調整を行っている際に、調整レンズホルダー11と筐体3とのクリアランスAが殆ど無くなって接着剤が表面に溢れ出たり、調整を続けている際に調整レンズホルダー11と筐体3の基準平面16との間に接着剤が部分的に流れ込んで筐体3の基準平面16に対して調整レンズホルダー11が傾斜する等の問題も生ずることになる。
そこで、本実施の形態のカメラモジュール1においては、図2に示すように、調整レンズホルダー11における外周縁に、対向する筐体3に向かって突出した第1突起部12を設ける。一方、筐体3における上記穴の周囲部(以下、内周縁部とも言う)には、対向する調整レンズホルダー11に向かって突出した第2突起部13を設ける。そして、第1突起部12および第2突起部13は、調整レンズ7の中心と略同じ中心を有するリング形状と成し、第1突起部12の半径は第2突起部13の半径よりも大きくなっている。つまり、第2突起部13は第1突起部12よりも内側に位置するように配置されるのである。
但し、本カメラモジュール1は小型であることが望ましい。したがって、第1突起部12および第2突起部13は、カメラモジュール1の大きさに応じてカットしても差し支えない。例えば、カメラモジュール1の外殻構造を直方体とした場合には、第1突起部12および第2突起部13における上記直方体の2つの長辺側を上記両長辺を二分割する面に対して両側を同じ大きさでカットしても、本カメラモジュール1を構成する上で特に問題になることはない。
尚、本実施の形態においては、上記第2突起部13の上面を通る平面を基準平面14とする。
上記構成において、上記第1突起部12と第2突起部13との間隔Bは、筐体3と調整レンズホルダー11とのクリアランスAよりも小さくするのが望ましい。こうすることによって、調整レンズホルダー11の調整範囲が制約され、調整レンズホルダー11と筐体3とのクリアランスAの最小値は、クリアランスAと間隔Bとの差である「A−B」になる。したがって、調整レンズホルダー11の微調整を行った後に、接着剤をクリアランスAに塗布することによって調整レンズホルダー11を筐体3に固定する際に、クリアランスAから接着剤が溢れ出ることを防止することができるのである。
さらに、本実施の形態においては、上記調整レンズホルダー11の筐体3への固定を強固にするために、第1突起部12と第2突起部13との高さを異なる高さにしている。すなわち、調整レンズホルダー11に設けられた第1突起部12の高さをCとし、筐体3に設けられた第2突起部13の高さDとした場合に、C<Dとなるようにしている。こうすることによって、外側に位置してクリアランスAに隣接している第1突起部12と筐体3との間に隙間を設けることができ、第2突起部13よりも外側であって調整レンズホルダー11と筐体3とが互いに対向している領域に、クリアランスAに塗布された接着剤を充填することが可能になる。したがって、調整レンズホルダー11と筐体3との接着および固定をさらに強固にすることでき、落下衝撃によって光学性能が変化しないカメラモジュール1を得ることができるのである。
これに対して、上述したように、図3に示すような従来のカメラモジュール15の構成では、クリアランスAが狭く、然も調整レンズホルダー11と筐体3とが互いに対向している領域に接着剤を充填できる空間が存在しないため、クリアランスAに塗布された接着剤が溢れ出るという問題や、微調整時において調整レンズホルダー11と筐体3の基準平面16との間に接着剤が部分的に流れ込む、所謂付き回りが生ずるという問題がある。
以上のごとく、本実施の形態においては、上記調整レンズホルダー11の外周縁に、対向する筐体3に向かって突出する第1突起部12を設けている。したがって、第1突起部12を設けない(つまり、第2突起部13のみを設ける)場合に比して、
(1)筐体3とレンズホルダー11との接触面積が増大し、落下衝撃に強い構造にすることができる。
(2)調整レンズホルダー11の微調整範囲を制限できる。
(3)第1突起部12が在る分だけ接着剤を少量にできる。
等の効果が生ずる。そして、これら効果によって接着剤の塗布量を適正にできるため、本カメラモジュール1においては、余分な接着剤が溢れ出たり、上記付き回りが発生したりするのを抑制でき、少量の接着剤で調整レンズホルダー11の強固な固定を実現できるのである。仮に、調整レンズホルダー11の外周縁に第1突起部12を設けない場合には、第1突起部12が無い分だけ接着剤の塗布量が多くなり、微調整時において接着剤が筐体3の第2突起部13と調整レンズホルダー11との間に付き回る(部分的に流れ込む)ことになる。
ところで、本実施の形態において用いる接着剤としては、紫外線硬化を付加した熱硬化性の接着剤を用いればよい。その理由は、調整レンズホルダー11の下側に充填された接着剤は紫外線によって硬化させることができないためである。そこで、紫外線硬化を付加した熱硬化性の接着剤を用いることによって、調整レンズホルダー11と筐体3とのクリアランスA内の接着剤を紫外線によって硬化させた後、オーブン等によって加熱することによって調整レンズホルダー11下の接着剤を熱硬化させることができ、上記微調整後の光学性能を維持したカメラモジュール1を得ることができるのである。
以上のごとく、本実施の形態におけるカメラモジュール1は、従来のカメラモジュール15が有する上述の問題点を改善することができるため、光学性能を満足するカメラモジュール1を得ることができるのである。
〔偏芯調整方法〕
次に、本カメラモジュール1の偏芯調整方法(調芯方法)について、図4および図5に従って説明する。
調芯方法は、先ず、上記撮像素子4(図1参照)の中心出しおよび基準軸の設定を行う。次に、カメラモジュール1の中心出しおよび基準軸の設定を行う。この設定によって、基準軸(光軸9)とカメラモジュール1に設けた基準平面14とが互いに垂直関係となる。光軸9の設定には、半導体レーザーあるいはHe‐Neレーザー等を光源として、ハーフミラー等を用いて反射面からの反射光を検出することによって行うことができる。
以下、より具体的に説明する。図4に示すように、筐体3の内周縁部に設けた第2突起部13に、石英ガラス等で構成された反射平面17を載せ、反射平面17からの反射光18が基準軸(光軸)9と一致するように、カメラモジュール1の姿勢を適宜調整する。こうすることによって、第2突起部13の上面を通る基準平面14と光軸9とが互いに直交するようになる。さらに、カメラモジュール1の光学系(調整レンズ7を含まず)を通過した光線が撮像素子4の中心を通るように、カメラモジュール1の姿勢を適宜調整する。その結果、撮像素子4の光軸とカメラモジュール1の光軸9とが一致する。
次に、図5に示すように、上記調整レンズホルダー11に調整レンズ7を載せ、調整レンズホルダー11を基準平面14に沿って水平方向に位置をずらして、調整レンズ7を含む光学系2を通過した光線が撮像素子4の中心に至るように微調整を行う。
この微調整によって、本カメラモジュール1の光学系2に対する調整は殆ど完了するのであるが、さらに光学系の軸外の調整を行うために、カメラモジュール1から一定の間隔を空けて配置したチャート(図示せず)を用いて、撮像素子4の微調整を行っても良い。この場合には、上記チャートを用いて撮像素子4の調整を行うことによって、より撮像バランスの最適なカメラモジュール1を構築することが可能になる。
尚、図3に示す従来のカメラモジュール15における調整レンズ7,調整レンズホルダー11および筐体3の構成の場合には、調整レンズホルダー11と筐体3との接触面を基準平面16としている。一方、本実施の形態のカメラモジュール1における調整レンズ7,調整レンズホルダー11および筐体3の構成では、図2に示すように、筐体3に設けた第2突起部13の上面(表面)を通る平面を基準平面14としている。すなわち、本実施の形態においては、筐体3に第2突起部13を設けているため、調整レンズホルダー11と筐体3とは直接接触することが無く、調整レンズホルダー11と筐体3との接触面を基準平面とすることができない。そこで、筐体3に設けた第2突起部13の表面精度を高めて基準平面14とすることによって、図3に示す従来のカメラモジュール15の場合と同様に、基準平面14を用いた調整レンズ7の高精度な微調整を行うことができるのである。
さらに、上記第2突起部13は、上記クリアランスAに塗布された接着剤19が、カメラモジュール1の内部に入り込むことを防ぐ効果も有している。
また、上述の偏芯調整方法においては、上記調整レンズ7の偏芯調整を行った後に撮像素子4の調整を行い、調整後の撮像素子4を接着剤等によって筐体3に固定してカメラモジュール1としても構わない。この場合には、「光学系2の偏芯調整」と「撮像素子4と光学系2との調整」とを同時に行うことができるため、工程を短縮化することができる。
また、上述の偏芯調整方法においては、上記調整レンズ7による光学系2の偏芯調整のみを行い、その後に、撮像素子4と光学系2との調整を行う等の、2段階の調整工程を設けても構わない。その場合、使用する撮像素子4は、カメラモジュール1の基準となるマスター撮像素子とすることができ、調整レンズ7のみを調整した光学系2は、「光学系の偏芯調整」と「撮像素子と光学系との調整」とを行った光学系と略同様の光学性能を有するようにできる。
上記何れの偏芯調整方法の場合においても、上記調整レンズ7は、光学系2の両端のうち、筐体3に対して撮像素子4と対向した位置に配置することが望ましい。つまり、カメラモジュール1において、被写体に近い側のレンズを調整レンズ7とすることによって、調整機構に必要なスペースを十分に確保できるため、光学系2の性能調整を容易に行うことができるのである。
上述したように、本実施の形態のカメラモジュール1においては、フォーカス調整を行うことが可能な可動レンズ5と固定レンズ6と調整レンズ7とから構成された光学系2を有し、調整レンズ7は調整レンズホルダー11に保持されている。そして、光学系2およびレンズ移動機構の組立を行った後に、調整レンズ7を保持する調整レンズホルダー11を基準平面に沿って水平方向に微調整し、調整レンズホルダー11を筐体3に固定することによって、高性能な光学系を得るようにしている。
その際に、上記調整レンズホルダー11における外周縁に、対向する筐体3に向かって突出した光軸9を中心とするリング形状の第1突起部12を設ける。一方、筐体3の上記内周縁部には、対向する調整レンズホルダー11に向かって突出した光軸9を中心とするリング形状の第2突起部13を設ける。そして、リング形状を成す第1突起部12の半径を、リング形状を成す第2突起部13の半径よりも大きくすると共に、第2突起部13の上面を通る平面を上記基準平面14している。
さらに、上記第1突起部12と第2突起部13との間隔Bを調整レンズホルダー11と筐体3とのクリアランスAよりも小さくすると共に、調整レンズホルダー11側の第1突起部12の高さを、筐体3側の第2突起部13の高さよりも低くしている。こうすることによって、クリアランスAの最小値を「A−B」にすると共に、クリアランスAに隣接している第1突起部12と筐体3との間に隙間を設けることができる。したがって、調整レンズホルダー11を筐体3に固定する際に、クリアランスAから接着剤が溢れ出ることを防止すると共に、調整レンズホルダー11と筐体3とが互いに対向している領域に、クリアランスAに塗布された接着剤を充填することが可能になる。
すなわち、本実施の形態によれば、上記調整レンズホルダー11に対する微調整を行った後に、調整レンズホルダー11と筐体3との接着・固定を強固にすることでき、落下衝撃によって光学性能が変化しないカメラモジュール1を得ることができるのである。
尚、上記実施の形態においては、上記調整レンズホルダー11に設けた第1突起部12の断面形状は、図2および図5に示すように、矩形としているが、その外周面あるいは内周面に傾斜を設けるなど、必要に応じて断面形状を変更しても差し支えない。そして、第1突起部12の断面形状を変更したり、表面を粗くしたりすることによって、調整レンズホルダー11と筐体3との接着剤による固定がより強固にすることができれば、落下衝撃にさらに強いカメラモジュール1を得ることが可能になる。
また、上記実施の形態においては、上記調整レンズ7を調整レンズホルダー11で保持する場合について説明したが、調整レンズホルダー11を用いない場合について同様である。すなわち、モールドレンズあるいはレンズ表面に樹脂層を形成したハイブリッドレンズにおいては、レンズ表面に突起部を設けることが可能である。したがって、調整レンズ7をモールドレンズあるいはハイブリッドレンズで構成した場合には、調整レンズ7に直接第1突起部12を設けることができる。したがって、第1突起部12を設けた調整レンズホルダー11を用いる場合と同様の効果を奏することができるのである。
この発明のカメラモジュールにおける全体の構成を示す断面図である。 図1における調整レンズ,調整レンズホルダーおよび筐体の概略構成を示す図である。 従来のカメラモジュールにおける調整レンズ,調整レンズホルダーおよび筐体の概略構成を示す図である。 基準平面と光軸とを互いに直交させる方法の説明図である。 光学系の光軸を撮像素子の中心に一致させる方法の説明図である。
符号の説明
1…カメラモジュール、
2…光学系、
3…筐体、
4…撮像素子、
5…可動レンズ、
6…固定レンズ、
7…調整レンズ、
8…可動レンズホルダー、
9…光軸、
10…シャフト、
11…調整レンズホルダー、
12…第1突起部、
13…第2突起部、
14…基準平面、
17…反射平面、
18…反射平面からの反射光、
19…接着剤。

Claims (6)

  1. 撮像素子と、
    被写体からの光を上記撮像素子上に導く光学系と、
    上記光学系を保持する筐体と
    を備え、
    上記光学系は、調整レンズと上記調整レンズを保持する調整レンズホルダーとを含み、
    上記筐体における上記調整レンズホルダーを保持する箇所には、上記調整レンズからの光を透過させる穴が穿たれ、
    上記調整レンズホルダーにおける外周部は、上記筐体における上記穴の周囲部に対して積層され、
    上記調整レンズホルダーにおける外周縁に、対向する上記筐体に向かって突出すると共に、リング形状を有する第1突起部を設け、
    上記筐体における上記穴の周囲部には、対向する上記調整レンズホルダーに向かって突出すると共に、リング形状を有する第2突起部を設けた
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  2. 請求項1に記載のカメラモジュールにおいて、
    上記第1突起部は、上記第2突起部よりも外側に配置されている
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  3. 請求項1に記載のカメラモジュールにおいて、
    上記第2突起部は、上記調整レンズホルダーにおける上記外周部に接触している
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  4. 請求項1に記載のカメラモジュールにおいて、
    上記第2突起部における外周面および内周面の少なくとも一方に傾斜を設けている
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  5. 請求項1に記載のカメラモジュールにおいて、
    上記調整レンズホルダーは、上記筐体における上記撮像素子と対向する箇所で保持されている
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  6. 請求項1に記載のカメラモジュールにおいて、
    上記光学系は、少なくとも一つの可動レンズと上記可動レンズを保持する可動レンズホルダーとを含み、
    上記可動レンズホルダーを上記光学系の光軸方向に移動させる移動機構を設けて、
    上記光学系に変倍機能を持たせた
    ことを特徴とするカメラモジュール。
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