JP2007256514A - レーザビーム走査ユニットの製造方法、レーザビーム走査ユニット、画像形成装置及びレーザビーム走査ユニットの調整方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステップ125で算出されたビームピッチPと予め設定されたビームピッチP0(=25.4/D×(1−Δθ×M×N/(4×π)):ここで、副走査方向の解像度(dpi)D、隣接するレーザビームがなす角Δθ(rad)、ポリゴンミラーの面数M、光源の個数N)との差の絶対値が閾値ΔP(例えば、1μm)以下であるか否かの判定が行われる(S127)。閾値ΔP以下ではない(=閾値ΔP超である)と判定された場合(S127でNO)には、ウェッジプリズムをビームピッチPがビームピッチP0に近づく方向に回転され(S129)、処理がステップ123に戻され、ステップS123以降の処理が繰り返し行われる。閾値ΔP以下であると判定された場合(S127でYES)には、処理が終了される。
【選択図】図6
Description
P=25.4/D×(1−Δθ×M×N/(4×π))
ここで、
D:副走査方向の解像度(dpi)
Δθ:隣接するレーザビームがなす角(rad)
M:ポリゴンミラーの面数
N:光源の個数
を満たすべく前記反射光の副走査方向の位置を調整することを特徴としている。
P=25.4/D×(1−Δθ×M×N/(4×π))
ここで、
D:副走査方向の解像度(dpi)
Δθ:隣接するレーザビームがなす角(rad)
M:ポリゴンミラーの面数
N:光源の個数
を満たすべく反射光の副走査方向の位置が調整されるため、予め算出されるビームピッチPに合わせるべく反射光の副走査方向の位置を調整すればよいので、容易に、且つ、正確に調整することができる。
L=f×Δθ (1)
Lv=25.4/D (2)
すなわち、像面上において、(2)式で与えられるビームピッチに合わせることで所望の解像度を得ることができるのである。
R=Vp×D×60/(25.4×M×N) (3)
y=f×θ (4)
そこで、(4)式を時間微分することにより、像面上のレーザビームの主走査方向の速度Vs(mm/sec)は、次の(5)式で与えられる。
Vs=dy/dt=f×dθ/dt (5)
dφ/dt=2πR/60 (6)
また、走査角θとポリゴンミラー27の回転角度φ(rad)との間には、次の(7)式の関係がある。
θ=2×φ (7)
従って、レーザビームの主走査方向の速度Vs(mm/sec)は、(5)式に(6)式及び(7)式を代入することにより、次の(8)式で与えられる。
Vs=4πfR/60 (8)
更に、(8)式に(3)式を代入することにより、次の(9)式が得られる。
Vs=4π×f×Vp×D/(25.4×M×N) (9)
ΔT=L/Vs=25.4×L×M×N/(4π×f×D×Vp) (10)
そこで、副走査方向のビームピッチのズレ量ΔLv(mm)は、(10)式より、次の(11)式で与えられる。
ΔLv=ΔT×Vp=25.4×L×M×N/(4π×f×D) (11)
更に、(11)式に(1)式を代入することにより、副走査方向のビームピッチのズレ量ΔLv(mm)は、次の(12)式で与えられることになる。
ΔLv=25.4×Δθ×M×N/(4π×D) (12)
P0=25.4/D×(1−Δθ×M×N/(4×π)) (13)
P=25.4/D×(1−Δθ×M×N/(4×π)) (14)
ここで、
D:副走査方向の解像度(dpi)
Δθ:隣接するレーザビームがなす角(rad)
M:ポリゴンミラーの面数
N:光源の個数
を満たすべく反射光の副走査方向の位置が調整されるため、予め算出されるビームピッチPに合わせるべく反射光の副走査方向の位置を調整すればよいので、容易に、且つ、正確に調整することができる。
(A)本実施形態では、本発明に係るレーザビーム走査ユニット2の調整を手動にて行う場合について説明したが、一部(又は全部)を、制御部11が行う形態でもよい。この場合には、調整がより正確に且つ容易に行われる。
11 制御部
111 CPU
112 RAM
14 印刷処理部
141 現像ユニット
142 感光ユニット
142a 感光ドラム
2 レーザビーム走査ユニット
211、212 第1光源、第2光源
241、242 ウェッジプリズム
25 プリズム
26 シリンダレンズ
27 ポリゴンレンズ
LB1、LB2 レーザビーム
3 位置検出器(CCD)
Claims (11)
- 複数の光源から射出されたレーザビームを、隣接するレーザビームが主走査方向に互いに所定角度Δθをなすべくポリゴンミラーに照射させ、このポリゴンミラーでの各レーザビームの反射光を感光ドラムに照射させるマルチビーム方式のレーザビーム走査ユニットの製造方法であって、
前記所定角度Δθに基づいて、前記感光ドラムに照射される各レーザビームの反射光の副走査方向の位置を、前記感光ドラム上に画像を形成する際のビームピッチを等間隔とするべく調整する位置調整工程を有することを特徴とするレーザビーム走査ユニットの製造方法。 - 前記位置調整工程において、副走査方向の解像度D、前記ポリゴンミラーの面数M、及び、前記複数の光源の個数Nの少なくともいずれか1つに基づいて、前記反射光の副走査方向の位置を調整することを特徴とする請求項1に記載のレーザビーム走査ユニットの製造方法。
- 前記位置調整工程において、前記感光ドラム上の副走査方向のビームピッチP(mm)が
P=25.4/D×(1−Δθ×M×N/(4×π))
ここで、
D:副走査方向の解像度(dpi)
Δθ:隣接するレーザビームがなす角(rad)
M:ポリゴンミラーの面数
N:光源の個数
を満たすべく前記反射光の副走査方向の位置を調整することを特徴とする請求項2に記載のレーザビーム走査ユニットの製造方法。 - 前記位置調整工程において、前記複数の光源と前記ポリゴンミラーとの間に配設されたウェッジプリズムを回転させることにより、前記反射光の副走査方向の位置を調整することを特徴とする請求項3に記載のレーザビーム走査ユニットの製造方法。
- 前記位置調整工程は、
前記反射光の主走査方向及び副走査方向の位置を検出する位置検出器を像面上に配設する検出準備工程と、
前記ポリゴンミラーを所定の位置に固定して、前記複数の光源の内、1の光源を発光させて、前記位置検出器により、主走査方向及び副走査方向の位置を検出する第1検出工程と、
前記複数の光源の内、前記1の光源と隣接する他の光源を発光させて、前記位置検出器により、主走査方向の位置を検出する第2検出工程と、
前記第2検出工程で得られた前記他の光源に対応する主走査方向の位置を、前記第1検出工程で得られた前記1の光源に対応する主走査方向の位置と一致させるべく前記ポリゴンミラーを回転させるミラー回転工程と、
前記ミラー回転工程の後に、前記他の光源を発光させて、前記位置検出器により、副走査方向の位置を検出する第3検出工程と、
前記第3検出工程で得られた前記他の光源に対応する副走査方向の位置と、前記第1検出工程で得られた前記1の光源に対応する副走査方向の位置との間隔を、前記ビームピッチPとするべく前記他の光源とポリゴンミラーとの間に配設された前記ウェッジプリズムを回転させる調整工程と
を有することを特徴とする請求項4に記載のレーザビーム走査ユニットの製造方法。 - 前記位置検出器は、CCD(Charge Coupled Devices)を有することを特徴とする請求項5に記載のレーザビーム走査ユニットの製造方法。
- 前記所定の位置は、前記反射光の主走査方向の位置を、主走査方向の走査範囲の略中央とする位置であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のレーザビーム走査ユニットの製造方法。
- 複数の光源から射出されたレーザビームを、隣接するレーザビームが主走査方向に互いに所定角度Δθをなすべくポリゴンミラーに照射させ、このポリゴンミラーでの各レーザビームの反射光を感光ドラムに照射させるマルチビーム方式のレーザビーム走査ユニットであって、
請求項1〜7のいずれかの製造方法により製造されたことを特徴とするレーザビーム走査ユニット。 - 請求項8に記載のレーザビーム走査ユニットと、
前記レーザビーム走査ユニットからのレーザビームが照射されて、画像が形成される感光ドラムと
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 複数の光源から射出されたレーザビームを、隣接するレーザビームが主走査方向に互いに所定角度Δθをなすべくポリゴンミラーに照射させ、このポリゴンミラーでの各レーザビームの反射光を感光ドラムに照射させるマルチビーム方式のレーザビーム走査ユニットであって、
前記感光ドラム上に画像を形成する際のビームピッチが略等間隔であることを特徴とするレーザビーム走査ユニット。 - 複数の光源から射出されたレーザビームを、隣接するレーザビームが主走査方向に互いに所定角度Δθをなすべくポリゴンミラーに照射させ、このポリゴンミラーでの各レーザビームの反射光を感光ドラムに照射させるマルチビーム方式のレーザビーム走査ユニットの調整方法であって、
前記所定角度Δθに基づいて、前記感光ドラムに照射される各レーザビームの反射光の副走査方向の位置を、前記感光ドラム上に画像を形成する際のビームピッチを等間隔とするべく調整することを特徴とするレーザビーム走査ユニットの調整方法。
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JP2006079453A JP4632981B2 (ja) | 2006-03-22 | 2006-03-22 | レーザビーム走査ユニットの製造方法、レーザビーム走査ユニット、画像形成装置及びレーザビーム走査ユニットの調整方法 |
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JP2007298701A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
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